JP5348040B2 - 車両通信システム及び電子制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両に搭載された複数の電子制御装置がネットワークを介してデータ通信可能に接続される車両通信システムに関する。
従来、車両に搭載された電子制御装置(ECU)において、車両に搭載されたバッテリから給電されることでデータが維持される揮発性メモリに異常が発生したか否かをミラーチェック等により判断し、揮発性メモリに異常が発生したと判断した場合には、この揮発性メモリに記憶されているデータを初期化するとともに、揮発性メモリを初期化したことを示す情報(以下、メモリ初期化コードともいう)を記憶するように構成されたものが知られている(例えば、特許文献1を参照)。
これにより、上記揮発性メモリに記憶されたデータの信頼性を、メモリ初期化コードが記憶されているか否かにより判断することができる。すなわち、メモリ初期化コードが記憶されている場合には、過去に異常が発生した揮発性メモリに記憶されたデータであるので、この記憶データの信頼性に疑問があるという判断をすることができる一方、メモリ初期化コードが記憶されていない場合には、過去に異常が発生していない揮発性メモリに記憶されたデータであるので、この記憶データは信頼性があるという判断をすることができる。
このため、例えば、車両の診断情報を上記揮発性メモリに記憶する場合に、メモリ初期化コードが記憶されているか否かにより、記憶された車両診断情報の信頼性を判断することができる。これにより、例えば、信頼性の低い車両診断情報に基づいて、実際には正常な車両部品を異常と判断して、その車両部品の交換を行ってしまうという状況の発生を抑制することができる。
特開平7−20007号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術では、IG電源のオンで起動する電子制御装置(ECU)において、上記揮発性メモリに異常が発生したか否かをミラーチェックにより判断する場合には、IG電源のオフの間に車両搭載のバッテリが脱着されたときにも、IG電源のオン後に、上記揮発性メモリに異常が発生したと判断して、上記揮発性メモリを初期化し、メモリ初期化コードを記憶する。このため、メモリ初期化コードが記憶されていても、上記揮発性メモリの初期化の原因が、メモリ異常によるものであるのか、車両搭載バッテリの脱着によるものであるのかを判別することができない。なお、車両搭載バッテリの脱着が原因で初期化された場合には、初期化の原因がメモリ異常ではないので、この揮発性メモリに記憶されたデータは信頼性があると判断することができる。
これにより、車両搭載バッテリの脱着が原因で揮発性メモリが初期化された場合であっても、メモリ初期化コードが記憶されているときには、メモリ異常の発生の可能性を考慮する必要があり、揮発性メモリに記憶されたデータの信頼性を判断することができないという問題があった。
本発明は、こうした問題に鑑みてなされたものであり、車両に搭載された複数の電子制御装置がネットワークを介してデータ通信可能に接続される車両通信システムにおいて、揮発性メモリに記憶されたデータの信頼性を適切に判断することができる技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1に記載の車両通信システムは、車両に搭載された複数の電子制御装置がネットワークを介してデータ通信可能に接続されており、複数の電子制御装置のうち主となる1つの電子制御装置であるマスタ装置が、複数の電子制御装置において共通に利用される情報である車両共通情報を、複数の電子制御装置のうちマスタ装置以外の電子制御装置であるスレーブ装置へ、予め設定された共通情報配信条件が成立する毎に、ネットワークを介して配信する。
またスレーブ装置において、マスタ装置から配信された車両共通情報を記憶する記憶媒体である共通情報記憶媒体を備え、記憶異常判断手段が、共通情報記憶媒体に異常が発生したか否かを判断し、初期化手段が、共通情報記憶媒体に異常が発生したと記憶異常判断手段が判断した場合に、共通情報記憶媒体を初期化する。またスレーブ側車両共通情報送信手段が、当該スレーブ装置が備える共通情報記憶媒体に記憶された車両共通情報を、マスタ装置へ送信する。
さらにマスタ装置において、スレーブ装置のうち、車両に搭載されたバッテリから給電されることでデータが維持される揮発性の共通情報記憶媒体を備えたスレーブ装置を揮発性記憶媒体付スレーブ装置とし、バッテリ記憶媒体異常判断手段が、複数の電子制御装置のうち予め設定された複数の揮発性記憶媒体付スレーブ装置の全てから車両共通情報を受信すると、複数の揮発性記憶媒体付スレーブ装置から受信した車両共通情報のうち、初期化手段により初期化された時の値である初期化初期値になっているものがあり、且つ、揮発性記憶媒体付スレーブ装置から受信した車両共通情報の全てが初期化初期値になっているのではない場合に、車両共通情報が初期化初期値になっている揮発性記憶媒体付スレーブ装置の共通情報記憶媒体において、車両のバッテリが脱着されたことに起因する異常であるバッテリ脱着異常とは別の異常が発生したと判断する。
なお、車両のバッテリが車両から外されると、バッテリからの給電がなくなるため、車両のバッテリの脱着が行われることにより、車両に搭載された複数の電子制御装置のうち、バッテリから給電されることでデータが維持される揮発性の共通情報記憶媒体を備えたスレーブ装置(揮発性記憶媒体付スレーブ装置)の全てにおいて、記憶異常判断手段が共通情報記憶媒体に異常が発生したと判断し、初期化手段が、共通情報記憶媒体を初期化する。このため、揮発性記憶媒体付スレーブ装置の全てにおいて、車両共通情報が初期化初期値になる。換言すると、揮発性記憶媒体付スレーブ装置の全てで車両共通情報が初期化初期値になっているのではない場合に、車両共通情報が初期化初期値になっているスレーブ装置があるときには、そのスレーブ装置の共通情報記憶媒体において、バッテリ脱着異常とは別の異常が発生したと判断することができる。
従って、このように構成された車両通信システムによれば、車両共通情報が初期化初期値になった揮発性記憶媒体付スレーブ装置があるときに、バッテリ脱着異常と区別して、バッテリ脱着異常とは別の異常(以下、メモリ異常ともいう)が発生した揮発性記憶媒体付スレーブ装置を特定することができる。
これにより、車両共通情報が初期化初期値になった後に共通情報記憶媒体に記憶されたデータの信頼性を適切に判断することができる。具体的には、バッテリ脱着異常と判断された場合には、この共通情報記憶媒体に記憶されたデータは信頼性があると判断し、バッテリ脱着異常とは別の異常(メモリ異常)が発生したと判断された場合には、この共通情報記憶媒体に記憶されたデータは信頼性がないと判断することができる。
なお、上記の初期化初期値は、通常の車両の使用では現れ難い値とすることが望ましい。
また、請求項1に記載の車両通信システムでは、請求項2に記載のように、スレーブ装置のうち、不揮発性の共通情報記憶媒体を備えたスレーブ装置を不揮発性記憶媒体付スレーブ装置とし、マスタ装置において、交換判断手段が、不揮発性記憶媒体付スレーブ装置から車両共通情報を受信すると、受信した車両共通情報の値が、不揮発性の共通情報記憶媒体の出荷時の値として初期化初期値と異なるように予め設定された交換初期値である場合に、不揮発性記憶媒体付スレーブ装置が交換されたと判断するようにしてもよい。
このように構成された車両通信システムによれば、スレーブ装置に記憶された車両共通情報を利用して、スレーブ装置が交換されたか否かを判断することができる。
また、請求項1または請求項2に記載の車両通信システムでは、請求項3に記載のように、マスタ装置において、異常履歴記憶手段が、バッテリ脱着異常とは別の異常が発生したとバッテリ記憶媒体異常判断手段が判断した場合に、その旨を、別の異常の発生に対応した時刻を示す情報とともに記憶するようにしてもよい。
このように構成された車両通信システムによれば、バッテリ脱着異常とは別の異常(メモリ異常)の発生の時刻を特定することが可能になり、例えば、アフターサービスにおいて、複数のスレーブ装置でメモリ異常が発生した場合に、複数のスレーブ装置について時系列でメモリ異常の発生を把握することができるため、故障解析に有効である。
また、請求項4に記載のマスタ装置および請求項5に記載のスレーブ装置は、これらを組み合わせることにより、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の車両通信システムを構成することができるものであり、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の車両通信システムと同様の効果を得ることができる。
車両制御システム1の構成を示すブロック図である。 マスタ側初期化記憶処理を示すフローチャートである。 スレーブ側異常検出処理を示すフローチャートである。 初期化履歴記憶領域25bの構成を示す図である。 車両制御システム1において行われる処理の流れを示すシーケンス図である。 メモリ異常が発生したときの動作を示すタイミングチャートである。 バッテリの脱着が行われたときの動作を示すタイミングチャートである。 スレーブECUが交換されたときの動作を示すタイミングチャートである。
以下に本発明の実施形態を図面とともに説明する。
図1は、本実施形態の車両制御システム1の構成を示すブロック図である。
車両制御システム1は、車両に搭載されており、図1に示すように、マスタ電子制御装置(以下、マスタECUという)2と、第1スレーブ電子制御装置(以下、第1スレーブECUという)3と、第2スレーブ電子制御装置(以下、第2スレーブECUという)4と、第3スレーブ電子制御装置(以下、第3スレーブECUという)5と、外部接続装置6と、車内LAN7とから構成される。
まずマスタECU2は、所定の処理プログラムに基づいて処理を実行するCPU21と、種々の処理プログラムが格納されたROM22と、種々のデータを格納するRAM23と、CPU21を車内LAN7と接続する通信インターフェース(以下、通信I/Fという)24と、電力が供給されない状態でも記憶されたデータを保持可能なEEPROM25とから構成される。
また第1スレーブECU3は、CPU31とROM32とRAM33と通信I/F34と、車両のバッテリ(不図示)から常時電圧が供給されるように構成された揮発性メモリであるSRAM35とから構成される。
また第2スレーブECU4は、CPU41とROM42とRAM43と通信I/F44とEEPROM45とから構成される。
また第3スレーブECU5は、CPU51とROM52とRAM53と通信I/F54とSRAM55とから構成される。
また外部接続装置6は、車内LAN7に接続され、車両用の故障診断装置(いわゆるダイアグテスタ)11を、車内LAN7を介してECU2〜5とデータ通信可能に接続する。
そして、EEPROM25、SRAM35、EEPROM45、及びSRAM55にはそれぞれ、トリップカウンタ25a,35a,45a,55aが設けられている。なお、当該車両のイグニションスイッチのオンからオフまで、或いはオンから次のオンまでの期間をトリップ期間といい、トリップカウンタは、イグニションスイッチがオンされる毎にインクリメントするカウンタである。
またEEPROM25には、初期化履歴を記憶するための初期化履歴記憶領域25bが設けられている。さらにSRAM35、EEPROM45、及びSRAM55にはそれぞれ、車両診断情報(ダイアグコード)を記憶するための診断情報記憶領域35b,45b,55bが設けられている。
このように構成された車両制御システム1において、マスタECU2は、スレーブECU3,4,5のメモリが初期化された場合にその原因を判断して判断結果を記憶するマスタ側初期化記憶処理を実行する。
またスレーブECU3,4,5はそれぞれ、SRAM35、EEPROM45、及びSRAM55の異常を検出するスレーブ側異常検出処理を実行する。
まず、マスタECU2のCPU21が実行するマスタ側初期化記憶処理の手順を、図2を用いて説明する。図2はマスタ側初期化記憶処理を示すフローチャートである。このマスタ側初期化記憶処理は、イグニションスイッチのオンでCPU21が起動した直後に1回のみ実行される処理である。
このマスタ側初期化記憶処理が実行されると、CPU21は、まずS10にて、後述のS250の処理でスレーブECU3,4,5から送信されるトリップカウンタ35a,45a,55aの値(以下、トリップカウンタ値ともいう)を受信する。そしてS20にて、トリップカウンタ値を受信していないスレーブECUがあるか否かを判断する。
ここで、トリップカウンタ値を受信していないスレーブECUがある場合には(S20:YES)、S10に戻って上述の処理を繰り返す。一方、スレーブECU3,4,5の全てからトリップカウンタ値を受信した場合には(S20:NO)、S30にて、スレーブECU3,4,5の中でトリップカウンタ値が0となっているスレーブECUがあるか否かを判断する。トリップカウンタ値が0となっているスレーブECUがない場合には(S30:NO)、S50に移行する。
一方、トリップカウンタ値が0となっているスレーブECUがある場合には(S30:YES)、S40にて、トリップカウンタ値が0となっているスレーブECUは交換された旨を示す情報(以下、ECU交換情報という)を、現時点の時刻を示す情報(以下、現時刻情報という)とともに初期化履歴記憶領域25bに記憶して(図4の行G3を参照)、S50に移行する。
そしてS50に移行すると、トリップカウンタ値が初期値(例えば、0xFF)となっているスレーブECUがあるか否かを判断する。なお、初期値とは、スレーブECUのメモリ(すなわち、SRAM35,EEPROM45,SRAM55)が初期化されるときに設定される値である。ここで、トリップカウンタ値が初期値となっているスレーブECUがない場合には(S50:NO)、S90に移行する。一方、トリップカウンタ値が初期値となっているスレーブECUがある場合には(S50:YES)、S60にて、SRAMを内蔵しているスレーブECU(すなわち、スレーブECU3,5)の全てにおいてトリップカウンタ値が初期値となっているか否かを判断する。
ここで、SRAMを内蔵しているスレーブECUの全てにおいてトリップカウンタ値が初期値となっている場合には(S60:YES)、S70にて、バッテリの脱着が行われた旨を示す情報(以下、バッテリ脱着情報という)を、現時点の時刻を示す情報(現時刻情報)とともに初期化履歴記憶領域25bに記憶して(図4の行G2を参照)、S90に移行する。
一方、SRAMを内蔵しているスレーブECUの中でトリップカウンタ値が初期値でないものがある場合には(S60:NO)、S80にて、トリップカウンタ値が初期値となっているスレーブECUにおいてメモリ異常が発生した旨を示す情報(以下、メモリ異常情報という)を、現時点の時刻を示す情報(現時刻情報)とともに初期化履歴記憶領域25bに記憶して(図4の行G1を参照)、S90に移行する。
そしてS90に移行すると、トリップカウンタ25aをインクリメントし、さらにS100にて、トリップカウンタ25aのトリップカウンタ値を車内LAN7を介してスレーブECU3,4,5へ送信し、マスタ側初期化記憶処理を終了する。
次に、スレーブECU3,4,5のCPU31,41,51が実行するスレーブ側異常検出処理の手順を、図3を用いて説明する。図3はスレーブ側異常検出処理を示すフローチャートである。このスレーブ側異常検出処理は、イグニションスイッチのオンでCPU31,41,51が起動した直後に1回のみ実行される処理である。
このスレーブ側異常検出処理が実行されると、CPU31(41,51)は、まずS210にて、SRAM35(EEPROM45,SRAM55)のミラーチェックを行う。このミラーチェックは、正規のデータと、正規のデータの各ビット値を論理反転させたデータ(ミラーデータ)とを記憶し、正規のデータとミラーデータが互いに論理反転の状態を保持しているか否かにより、記憶されたデータの信頼性を確認する方法である。
その後S220にて、ミラーチェックによりSRAM35(EEPROM45,SRAM55)が異常であるか否かを判断する。ここで、ミラーチェックによりSRAM35(EEPROM45,SRAM55)が異常でない場合には(S220:NO)、S240に移行する。一方、ミラーチェックによりSRAM35(EEPROM45,SRAM55)が異常である場合には(S220:YES)、S230にて、SRAM35(EEPROM45,SRAM55)を初期化し、S240に移行する。なお、この初期化において、トリップカウンタ35a(45a,55a)も初期化される。
そしてS240に移行すると、SRAM35(EEPROM45,SRAM55)からトリップカウンタ35a(45a,55a)の値を読み出し、S250にて、このトリップカウンタ値をマスタECU2へ送信する。その後S260にて、予め設定されている所定待機時間(例えば、1秒)待機する。
そしてS270にて、マスタECU2からトリップカウンタ値を受信したか否かを判断する。ここで、マスタECU2からトリップカウンタ値を受信した場合には(S270:YES)、S280にて、トリップカウンタ35a(45a,55a)の値を、受信したトリップカウンタ値に置き換え、スレーブ側異常検出処理を終了する。一方、マスタECU2からトリップカウンタ値を受信しなかった場合には(S270:NO)、S290にて、トリップカウンタ35a(45a,55a)をインクリメントして、スレーブ側異常検出処理を終了する。
このように構成された車両制御システム1の動作を図5を用いて説明する。図5は車両制御システム1において行われる処理の流れを示すシーケンス図である。
図5に示すように、スレーブECU3,4,5は、イグニションスイッチのオンでCPU31,41,51が起動すると、トリップカウンタ35a,45a,55aの値を読み出し(P1)、このトリップカウンタ値をマスタECU2へ送信する(P2)。
そして、マスタECU2は、スレーブECU3,4,5から受信したトリップカウンタ値に基づいて、スレーブECU3,4,5が初期化されたか否かを判断するとともに、初期化された場合に初期化の要因を判断し(P3)、さらに、その初期化の要因を記憶する(P4)。また、トリップカウンタ25aをインクリメントして(P5)、そのトリップカウンタ値をスレーブECU3,4,5へ配信する(P6)。
そして、スレーブECU3,4,5は、マスタECU2からトリップカウンタ値を受信すると、トリップカウンタ35a,45a,55aの値を、受信したトリップカウンタ値に置き換えて記憶する(P7)。
次に、スレーブECUにおいてメモリ異常が発生したときの車両制御システム1の動作を図6を用いて説明する。図6は、スレーブECUにおいてメモリ異常が発生したときの動作を示すタイミングチャートである。
図6に示すように、トリップカウンタ25a,35a,45a,55aは、イグニションスイッチのオン毎にインクリメントされている。なお図6では、図示の簡略化のために、時刻の経過に比例してトリップカウンタ25a,35a,45a,55aがインクリメントされるように記載している。
そして、第3スレーブECU5のSRAM55においてメモリ異常が発生すると、ミラーチェックにより異常が検出され、SRAM55が初期化される(図6の時刻t1を参照)。これにより、トリップカウンタ55aの値が初期値(図6では、0xFF)となる(図6の時刻t1を参照)。
その後、マスタECU2がトリップカウンタ値をスレーブECU3,4,5から受信すると、第3スレーブECU5のトリップカウンタ55aのみが初期値であるので、第3スレーブECU5にてメモリ異常が発生したと判断して、その旨を示すメモリ異常情報を初期化履歴記憶領域25bに記憶する(図6の時刻t2を参照)。さらに、第3スレーブECU5がマスタECU2からトリップカウンタ値を受信すると、トリップカウンタ55aの値を、受信したトリップカウンタ値に置き換える(図6の時刻t2を参照)。
また、第3スレーブECU5が、第3スレーブECU5に接続されている或るセンサの異常を検知すると、その旨を示すダイアグコードをSRAM55に記憶する(図6の時刻t3を参照)。そして、故障診断装置11から車内LAN7を介してECU2,3,4,5に対してダイアグコードの送信要求があると、ECU2,3,4,5は、車内LAN7を介して故障診断装置11へダイアグコードを送信する(図6の時刻t4を参照)。このため、故障診断装置11は、マスタECU2のメモリ異常情報と、第3スレーブECU5のダイアグコードを取得する。
これにより、故障診断装置11を介して、マスタECU2のメモリ異常情報と第3スレーブECU5のダイアグコードを確認した作業者は、第3スレーブECU5でメモリ異常が発生したことを知ることができ、第3スレーブECU5に記憶されたダイアグコードは信頼できないと判断することができる。
次に、バッテリの脱着が行われたときの車両制御システム1の動作を図7を用いて説明する。図7は、バッテリの脱着が行われたときの動作を示すタイミングチャートである。
図7に示すように、トリップカウンタ25a,35a,45a,55aは、イグニションスイッチのオン毎にインクリメントされている。なお図7では、図示の簡略化のために、時刻の経過に比例してトリップカウンタ25a,35a,45a,55aがインクリメントされるように記載している。
そして、バッテリの脱着が行われると、第1,3スレーブECU3,5のミラーチェックにより異常が検出され、SRAM35,55が初期化される(図7の時刻t11を参照)。これにより、トリップカウンタ35a,55aの値が初期値(図7では、0xFF)となる(図7の時刻t11を参照)。
その後、マスタECU2がトリップカウンタ値をスレーブECU3,4,5から受信すると、SRAMを内蔵しているスレーブECUの全てにおいてトリップカウンタ値が初期値となっているので、バッテリの脱着が行われたと判断して、その旨を示すバッテリ脱着情報を初期化履歴記憶領域25bに記憶する(図7の時刻t12を参照)。さらに、第1,3スレーブECU3,5がマスタECU2からトリップカウンタ値を受信すると、トリップカウンタ35a,55aの値を、受信したトリップカウンタ値に置き換える(図7の時刻t12を参照)。
また、第3スレーブECU5が、第3スレーブECU5に接続されている或るセンサの異常を検知すると、その旨を示すダイアグコードをSRAM55に記憶する(図7の時刻t13を参照)。そして、故障診断装置11から車内LAN7を介してECU2,3,4,5に対してダイアグコードの送信要求があると、ECU2,3,4,5は、車内LAN7を介して故障診断装置11へダイアグコードを送信する(図7の時刻t14を参照)。このため、故障診断装置11は、マスタECU2のバッテリ脱着情報と、第3スレーブECU5のダイアグコードを取得する。
これにより、故障診断装置11を介して、マスタECU2のバッテリ脱着情報と第3スレーブECU5のダイアグコードを確認した作業者は、第3スレーブECU5でメモリ異常が発生していないことを知ることができ、第3スレーブECU5に記憶されたダイアグコードは信頼できると判断することができる。
次に、第2スレーブECU4が交換されたときの車両制御システム1の動作を図8を用いて説明する。図8は、第2スレーブECU4が交換されたときの動作を示すタイミングチャートである。
図8に示すように、トリップカウンタ25a,45a,55aは、イグニションスイッチのオン毎にインクリメントされている。なお図8では、図示の簡略化のために、時刻の経過に比例してトリップカウンタ25a,45a,55aがインクリメントされるように記載している。
まず、第2スレーブECU4が、第2スレーブECU4に接続されている或るセンサの異常を検知すると、その旨を示すダイアグコードをEEPROM45に記憶する(図8の時刻t21を参照)。さらに、第2スレーブECU4に接続されている上記センサの異常に伴い、第3スレーブECU5に接続されている或るセンサに異常が発生すると、第3スレーブECU5は、その旨を示すダイアグコードをSRAM55に記憶する(図8の時刻t22を参照)。
その後、第2スレーブECU4が交換されると、トリップカウンタ45aの値が0となる(図8の時刻t23を参照)。また、EEPROM45に記憶されているデータは初期値となる(図8の時刻t23を参照)。
そして、マスタECU2がトリップカウンタ値をスレーブECU3,4,5から受信すると、第2スレーブECU4のトリップカウンタ45aの値が0であるので、第2スレーブECU4が交換されたと判断して、その旨を示すECU交換情報を初期化履歴記憶領域25bに記憶する(図8の時刻t24を参照)。さらに、第2スレーブECU4がマスタECU2からトリップカウンタ値を受信すると、トリップカウンタ45aの値を、受信したトリップカウンタ値に置き換える(図6の時刻t24を参照)。
そして、故障診断装置11から車内LAN7を介してECU2,3,4,5に対してダイアグコードの送信要求があると、ECU2,3,4,5は、車内LAN7を介して故障診断装置11へダイアグコードを送信する(図8の時刻t25を参照)。このため、故障診断装置11は、マスタECU2のECU交換情報と、第3スレーブECU5のダイアグコードを取得する。
これにより、第3スレーブECU5の誤交換の発生を抑制することができる。すなわち、第3スレーブECU5に接続されている上記センサの異常は、第2スレーブECU4に接続されている上記センサの異常に起因するものであるため、第2スレーブECU4に接続されている上記センサの異常を解消する必要がある。しかし、第2スレーブECU4は交換されているため、第2スレーブECU4に接続されている上記センサの異常を示すダイアグコードは第2スレーブECU4に記憶されていない。このため、第2スレーブECU4側ではなく第3スレーブECU5側に問題があると判断されて、第3スレーブECU5が交換されてしまう可能性がある。しかし、車両制御システム1では、第2スレーブECU4が交換された旨をECU交換情報により知ることができるため、第3スレーブECU5側の異常が第2スレーブECU4側の異常に起因する可能性を考慮することができる。
このように構成された車両制御システム1では、車両に搭載されたECU2,3,4,5が車内LAN7を介してデータ通信可能に接続されており、マスタECU2が、トリップカウンタ値を、スレーブECU3,4,5へ、イグニションスイッチのオン毎に、車内LAN7を介して配信する。
またスレーブECU3(4,5)において、マスタECU2から配信されたトリップカウンタ値を記憶するSRAM35(EEPROM45,SRAM55)を備え、SRAM35(EEPROM45,SRAM55)に異常が発生したか否かを判断し(S210)、異常が発生したと判断した場合に、SRAM35(EEPROM45,SRAM55)を初期化する(S230)。また、SRAM35(EEPROM45,SRAM55)に記憶されたトリップカウンタ値を、マスタECU2へ送信する(S250)。
さらにマスタECU2において、SRAMを備えたスレーブECU3,5の全てからトリップカウンタ値を受信すると、スレーブECU3,5から受信したトリップカウンタ値のうち、初期値になっているものがあり(S50:YES)、且つ、スレーブECU3,5から受信したトリップカウンタ値の全てが初期値になっているのではない場合に(S60:NO)、トリップカウンタ値が初期値になっているスレーブECUのSRAMにおいて、メモリ異常が発生したと判断する(S80)。
一方、スレーブECU3,5から受信したトリップカウンタ値のうち、初期値になっているものがあり(S50:YES)、且つ、スレーブECU3,5から受信したトリップカウンタ値の全てが初期値になっている場合に(S60:YES)、バッテリの脱着が行われたと判断する(S70)。
このように構成された車両通信システムによれば、トリップカウンタ値が初期値になったスレーブECUがあるときに、バッテリ脱着異常と区別して、メモリ異常が発生したスレーブECUを特定することができる。
これにより、トリップカウンタ値が初期値になった後にSRAMに記憶されたデータの信頼性を適切に判断することができる。具体的には、バッテリ脱着異常と判断された場合には、このSRAMに記憶されたデータは信頼性があると判断し、メモリ異常が発生したと判断された場合には、このSRAMに記憶されたデータは信頼性がないと判断することができる。
また、マスタECU2において、EEPROM45を備えたスレーブECU4からトリップカウンタ値を受信すると、受信したトリップカウンタ値が0である場合に(S30:YES)、スレーブECUが交換されたと判断する(S40)。
これにより、スレーブECUに記憶されたトリップカウンタ値を利用して、スレーブECUが交換されたか否かを判断することができる。
また、メモリ異常が発生したと判断した場合に、メモリ異常情報を現時刻情報とともに記憶する(S80)。
これにより、メモリ異常の発生の時刻を特定することが可能になり、例えば、アフターサービスにおいて、複数のスレーブECUでメモリ異常が発生した場合に、複数のスレーブECUについて時系列でメモリ異常の発生を把握することができるため、故障解析に有効である。
以上説明した実施形態において、車両制御システム1は本発明における車両通信システム、SRAM35,EEPROM45,SRAM55は本発明における共通情報記憶媒体、S210の処理は本発明における記憶異常判断手段、S220の処理は本発明における初期化手段、S250の処理は本発明におけるスレーブ側車両共通情報送信手段、S50〜S80の処理は本発明におけるバッテリ記憶媒体異常判断手段、S30〜S40の処理は本発明における交換判断手段、S80は本発明における異常履歴記憶手段、スレーブECU3,5は本発明における揮発性記憶媒体付スレーブ装置、スレーブECU4は本発明における不揮発性記憶媒体付スレーブ装置である。
また、トリップカウンタ値は本発明における車両共通情報、イグニションスイッチのオンは本発明における共通情報配信条件、S50,S60の処理の判断条件に用いられている初期値は本発明における初期化初期値、S30の処理の判断条件に用いられている値(本実施形態では0)は本発明における交換初期値である。
以上、本発明の一実施例について説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採ることができる。
例えば上記実施形態においては、本発明の車両共通情報としてトリップカウンタの値を用いたものを示したが、これに限定されるものではなく、車両の走行距離や時刻などを用いてもよい。
1…車両制御システム、2…マスタECU、3…第1スレーブECU、4…第2スレーブECU、5…第3スレーブECU、6…外部接続装置、7…車内LAN、11…故障診断装置、21,31,41,51…CPU、25,45…EEPROM、35,55…SRAM、25a,35a,45a,55a…トリップカウンタ、25b…初期化履歴記憶領域、35b,45b,55b…診断情報記憶領域

Claims (5)

  1. 車両に搭載された複数の電子制御装置がネットワークを介してデータ通信可能に接続され、前記複数の電子制御装置のうち主となる1つの電子制御装置であるマスタ装置が、前記複数の電子制御装置において共通に利用される情報である車両共通情報を、前記複数の電子制御装置のうち前記マスタ装置以外の電子制御装置であるスレーブ装置へ、予め設定された共通情報配信条件が成立する毎に、前記ネットワークを介して配信するように構成された車両通信システムであって、
    前記スレーブ装置は、
    前記マスタ装置から配信された前記車両共通情報を記憶する記憶媒体である共通情報記憶媒体と、
    前記共通情報記憶媒体に異常が発生したか否かを判断する記憶異常判断手段と、
    前記共通情報記憶媒体に異常が発生したと前記記憶異常判断手段が判断した場合に、前記共通情報記憶媒体を初期化する初期化手段と、
    当該スレーブ装置が備える前記共通情報記憶媒体に記憶された前記車両共通情報を、前記マスタ装置へ送信するスレーブ側車両共通情報送信手段とを備え、
    前記マスタ装置は、
    前記スレーブ装置のうち、前記車両に搭載されたバッテリから給電されることでデータが維持される揮発性の前記共通情報記憶媒体を備えた前記スレーブ装置を揮発性記憶媒体付スレーブ装置とし、
    前記複数の電子制御装置のうち予め設定された複数の前記揮発性記憶媒体付スレーブ装置の全てから前記車両共通情報を受信すると、前記複数の揮発性記憶媒体付スレーブ装置から受信した前記車両共通情報のうち、前記初期化手段により初期化された時の値である初期化初期値になっているものがあり、且つ、前記揮発性記憶媒体付スレーブ装置から受信した前記車両共通情報の全てが前記初期化初期値になっているのではない場合に、前記車両共通情報が前記初期化初期値になっている前記揮発性記憶媒体付スレーブ装置の前記共通情報記憶媒体において、前記車両の前記バッテリが脱着されたことに起因する異常であるバッテリ脱着異常とは別の異常が発生したと判断するバッテリ記憶媒体異常判断手段とを備える
    ことを特徴とする車両通信システム。
  2. 前記スレーブ装置のうち、不揮発性の前記共通情報記憶媒体を備えた前記スレーブ装置を不揮発性記憶媒体付スレーブ装置とし、
    前記マスタ装置は、
    前記不揮発性記憶媒体付スレーブ装置から前記車両共通情報を受信すると、受信した前記車両共通情報の値が、不揮発性の前記共通情報記憶媒体の出荷時の値として前記初期化初期値と異なるように予め設定された交換初期値である場合に、前記不揮発性記憶媒体付スレーブ装置が交換されたと判断する交換判断手段を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両通信システム。
  3. 前記マスタ装置は、
    前記バッテリ脱着異常とは別の異常が発生したと前記バッテリ記憶媒体異常判断手段が判断した場合に、その旨を、前記別の異常の発生に対応した時刻を示す情報とともに記憶する異常履歴記憶手段を備える
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両通信システム。
  4. 請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の車両通信システムにおける前記マスタ装置を構成可能な電子制御装置。
  5. 請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の車両通信システムにおける前記スレーブ装置を構成可能な電子制御装置。
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