JP4013592B2 - 車両通信システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両内ネットワーク上の複数の電子制御ユニット(以下ECUという)と外部ツールとの間の通信を好適に行うための車両通信システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の従来技術として、車両内ネットワークに接続された複数のECUに対して外部ツールから要求メッセージを発行し、その要求メッセージに従い各ECUが保有する車両情報や故障診断コード等を当該外部ツールに返信する技術が知られている。この場合特に、多数のECUのうち、特定の一ECU(特定ECU)に外部ツールを接続してその特定ECUをホストとし、この特定ECUを経由して要求メッセージの送信並びに他ECUの応答データの受信を行うようにしている。そして、特定ECUが、他ECUの応答の結果を外部ツールに返信するようにしている。
【0003】
上記システムにおいて、外部ツールでは、発行した要求メッセージに対し、特定ECUからの応答が規定時間内にあるかどうかを判定し、規定時間内に当該特定ECUからの応答が無いとタイムアウトと判定する。また、特定ECUでは、他ECUに送信した要求に対して応答が規定時間内に無いとこれもタイムアウトと判定する。
【0004】
ところで、近年の法規制動向に伴い、例えばソフトウエア照合用番号としてのCVN(Calibration Verification Number )等の対応が要求されている。CVNコードはプログラムコードのチェックサム値よりなり、所定のメモリ領域について随時演算される。この場合、外部ツールからのCVN要求後、60秒以内に各ECUの応答が有れば良しとする方向で規格の整備が進められている。なお、CVN要求は、例えば55〜5000ms間隔で外部ツールから繰り返し発行される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、外部ツール及び特定ECU間ではタイムアウト時間の計測にずれが生じ、それに起因して種々の不都合が生じる。それを図6を用いて説明する。
【0006】
図6のタイミングt21以降、外部ツールからのCVN要求が定期的(55〜5000ms毎)に発行される。特定ECUは、最初のCVN要求を受信した後、タイミングt22で自身のCVNコードを外部ツールに返信(応答)すると共に、他ECUへCVN要求を送信(転送)する。その要求送信後、特定ECUでタイムアウトカウンタが起動され、他ECUからの応答待ちの状態となる。仮に60秒間他ECUからの応答が無いと、タイミングt24でタイムアウト(応答異常)が判定される。これに対し、外部ツールでは、特定ECUからの応答無しの時間が計測され、具体的にはタイミングt23以降、60秒が経過したタイミングt25でタイムアウト(応答異常)が判定される。この場合、外部ツールと特定ECUとでタイムアウトのタイミングのずれが生じてしまう(t24,t25)。
【0007】
図示の如く外部ツールでのタイムアウトの方が遅れる場合、タイミングt24〜t25の間に外部ツールのCVN要求が入ると、特定ECUは自身のCVNコードを再度外部ツールに送信する(図のC1,C2)。つまり、特定ECUでのタイムアウト時間(60秒)の経過前であれば、特定ECUは他ECUからの応答待ちの状態となり、外部ツールからのCVN要求を無視するが、タイムアウト後(60秒経過後)はCVNコードを誤って外部ツールに送信してしまう。
【0008】
また逆に、外部ツールが先にタイムアウトすると、本来のタイムアウト時間が残っているのも関わらず応答待ちが打ち切られてしまう。従って、タイムアウト直前に応答を返す場合に、その応答が外部ツールで受け取られないという不都合が生じる。
【0009】
本発明は、上記問題に着目してなされたものであって、その目的とするところは、車両内ネットワークと外部ツールとの間の通信を適切に行うことができる車両通信システムを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の車両通信システムでは、車両内LANのバスを介して主通信装置と他通信装置との通信が行われる。このとき、主通信装置は、外部ツールより受信した要求メッセージを前記他通信装置に送信して該他通信装置にメモリ領域のチェックサム値よりなるCVNコードを演算させて該CVNコードを照合用データとして発信させると共に受信した他通信装置からの照合用データを外部ツールに返信し、前記外部ツールは、発行した要求メッセージに対する前記主通信装置からの応答が規定時間内にあるかどうかを判定し、同規定時間内に前記主通信装置からの応答がないとタイムアウトと判定する。また特に、主通信装置は、外部ツールから要求されると事前に分かっている項目についての照合用データの発信要求を外部ツールからの要求に関係なく前記他通信装置に送信し、この発信要求に対して前記他通信装置から規定時間内に応答があればその受信した照合用データを保存し、該保存した照合用データをその後受信した外部ツールからの要求メッセージに対して返信する。一方、前記発信要求に対して前記他通信装置から規定時間内に応答がないときは所定値を保存するタイムアウト処理を実施し、該所定値が保存されているときにはその後受信した外部ツールからの要求メッセージに対して規定時間内に返信せずそのまま待機することによってタイムアウトさせる
【0011】
上記構成によれば、外部ツールからの要求以前に主通信装置で他通信装置の応答の結果を確保することが可能となる。従って、外部ツールからの要求時には、他通信装置の応答を素早く返すことができる。この場合、外部ツールからの要求時において、主通信装置が他通信装置の応答待ちの状態となることはなく、タイムアウトの判定も不要となる。それ故に、タイムアウト時間の計測ずれに関する諸問題が生じることはなく、車両内ネットワークと外部ツールとの間の通信を適切に行うことができる。
【0013】
特に、照合用データ(チェックサム値)は演算に時間がかかるが、事前に演算され保存されることで要求時の演算時間を考慮しなくて済む
【0014】
請求項に記載の発明では、前記主通信装置は、電源投入後、所定時間経過の時点で前記他通信装置に対して要求メッセージを送信する。この場合、電源投入直後に他通信装置に対して要求が出されることとなるため、他通信装置の応答を早期に確保することが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】
本実施の形態では、複数のECUが車両内ネットワークにて接続されてなる車両制御システムに本発明を適用し、当該システムにおいて故障診断ツール等の外部ツールとの通信を好適に実施するための構成について説明する。
【0016】
図1は、本車両制御システムの概略図である。図1において、車両内に配線された車両内LANのバス10には多数のECU、すなわちECU1,ECU2,ECU3,・・・が接続されており、各ECU間は相互に通信可能となっている。なおここで、ECU1が「主通信装置」に相当し、ECU2,ECU3,・・・が「他通信装置」に相当する。
【0017】
多数のECUのうち、特定のECU1には「外部ツール」としての故障診断ツール20が接続される。この場合、故障診断ツール20からECU1に対して要求メッセージが送信され(図の丸数字1)、ECU1は受信した要求メッセージをECU1要求として他のECU2,3等に送信(転送)する(図の丸数字2)。各ECU2,3等ではECU1要求に対する応答データを演算し、それをECU1に返信する(図の丸数字3)。更に、ECU1は、各ECU2,3等の応答データを故障診断ツール20に送信する。
【0018】
故障診断ツール20からECU1に送信される要求メッセージは、各ECUからのデータの送信を要求するもの、或いは各ECUのコード情報等のクリアを要求するものなどであり、次にその具体例を列挙する。つまり、
・CVNコード(ソフトウエア照合番号)の送信要求、
・DTCコード(故障診断コード)の送信要求、
・VINコード(車両認証番号)の送信要求、
・CIDコード(ソフトウエア版数)の送信要求、
・各メッセージの数の送信要求、
等々である。これら各要求事項は、故障診断ツール20から要求されると事前に分かっている項目である。
【0019】
ここで、CVNコードは、メモリの全領域或いは特定領域についてのチェックサム値(照合用データ)として各ECUで算出されるデータである。ソフトウエアの不正書き換え防止のため、このCVNコードは通常IGSW(イグニッションスイッチ)のON毎に計算し直される。また、DTCコードは「車両の故障診断情報」に該当し、その他VINコード、CIDコード等は「車両固有情報」に該当する。
【0020】
次に、故障診断ツール20からの要求発行時における各ECUの応答の概要を説明する。便宜上以下の説明では、故障診断ツール20よりCVN送信要求が出される事例について記載する。また、故障診断ツール20の要求発行時には、ECU1と他のECU2,3等との間で要求及び応答のやり取りが行われるが、ECU1とECU2との間の要求及び応答のやり取りに限定して説明する。
【0021】
図2は、ECU1からECU2への送信要求処理を示すフローチャートである。この処理は、所定時間周期(本実施の形態では8ms周期)でECU1により実施される8ms処理である。
【0022】
図2において、先ずステップ101では、IGSWのON後、所定時間が経過したか否かを判別し、YESである場合のみ後続の処理に進む。ここで、所定時間とは他ECUの起動待ちの時間であり、例えば数秒程度の時間経過後であれば、全てのECUが起動したとみなし後続の処理に進む。
【0023】
続くステップ102では、要求発行フラグxreqを判別し、当該フラグがECU2へのCVN要求メッセージの発行済みであることを示す状態(xreq=1)であるか否かを判別する。当初はステップ102がNOとなりステップ103に進む。ステップ103では、ECU2に対してCVN要求メッセージを発行し、要求発行フラグxreqに1をセットする。またこのとき、ECU2からのCVN受信(応答)が未完了である故、応答履歴フラグxcvn1を0にクリアすると共に、タイムアウトカウンタを0にクリアする。
【0024】
要求発行フラグxreqがセットされた後(CVN要求メッセージの発行後)はステップ104に進み、応答履歴フラグxcvn1が0か否かを判別する。xcvn1=0であれば、ステップ105でECU2からの応答の有無を判別する。応答有りの場合、ステップ106でECU2から受信したCVNコードを保存する。このとき、正常にCVNコードを受信した履歴を残すべく、応答履歴フラグxcvn1を「55」とする。またこのとき、タイムアウトカウンタcntをクリアする。
【0025】
また、ステップ105で応答無しの場合、ステップ107でタイムアウトカウンタcntを1カウントアップする。その後、ECU2からの応答が無いままcnt>60secになると(ステップ108がYES)、応答異常とみなし、ステップ109でタイムアウト処理を実施する。すなわち、正常にCVNコードを受信できなかった履歴を残すべく、応答履歴フラグxcvn1を「AA」とする。また、タイムアウトカウンタcntをクリアする。
【0026】
なお、ECU2からECU1に対する応答完了後若しくはタイムアウト後はステップ102がYES、ステップ104がNOとなる。従って、同一の要求(この場合はCVN要求)がECU2に対して繰り返し発行されることはない。
【0027】
また、図3は、ツールからの要求時の処理を示すフローチャートである。この処理は、所定時間周期(本実施の形態では8ms周期)でECU1により実施される8ms処理である。
【0028】
図3において、先ずステップ201では、故障診断ツール20からの要求の有無を判別し、続くステップ202では、その要求がCVN要求メッセージであるか否かを判別する。ステップ201,202が共にYESの場合、ステップ203で応答送信フラグxcvn2が1であるか否かを判別する。故障診断ツール20に対してECU1がCVN未送信である場合、xcvn2=0である。xcvn2=0の場合、ステップ204でCVNコードの計算完了であることを条件に、ステップ205でECU1のCVNコードを故障診断ツール20に対して送信する。このとき、応答送信フラグxcvn2に1をセットする。なお、ECU1のCVNコードは、図示しない別処理にて起動直後に演算済みである。
【0029】
応答送信フラグxcvn2がセットされた後(ECU1の応答完了後)はステップ206に進み、応答履歴フラグxcvn1の値に基づきECU2からECU1に対してCVNコードが正常に受信されたか否かを判別する。前述の通り応答履歴フラグxcvn1はCVNコード受信の履歴であり、当該フラグが正常応答を表す「55」であればステップ207に進み、ECU1に保存されているECU2のCVNコードを故障診断ツール20に送信する。すなわち、ここで送信されるCVNコードは、前記図2の処理により事前に受信し保存したECU2のCVNコードである。このとき、応答送信フラグxcvn2をクリアする。
【0030】
また、応答履歴フラグxcvn1が異常応答を表す「AA」であればステップ208に進む。そして、タイムアウトカウンタcntのカウントアップ動作及び時間判定を行い、cnt>60secとなった時点で応答送信フラグxcvn2及びタイムアウトカウンタcntをクリアする。
【0031】
次に、図4及び図5のタイムチャートを用い、上記図2及び図3の処理をより具体的に説明する。ここで、図4は、ECU2が正常応答する場合の動作を示し、図5は、ECU2が異常応答する場合の動作を示す。
【0032】
さて図4において、IGSWのON後、所定時間が経過したタイミングt1では、ECU1からECU2に対してCVN要求メッセージが発行され(図のA1)、要求発行フラグxreqに1がセットされる。その後、8ms処理(図2の処理)毎にタイムアウトカウンタcntがカウントアップされる。これにより、ECU2からの応答待ちの状態となる。
【0033】
タイミングt1以降、ECU2ではECU1からの要求メッセージに従いCVNコードが演算され、その演算終了時にECU2からECU1へCVNコードが返信される(タイミングt2のA2)。このECU2からの応答に伴い、ECU1での次の8ms処理でECU2の応答有りが確認され、当該応答によるCVNコードがECU1で保存される。このとき、ECU2が正常応答することで、応答履歴フラグxcvn1に「55」がセットされる。
【0034】
その後、タイミングt3で故障診断ツール20からECU1に対してCVN要求メッセージが発行されると、ECU1での次の8ms処理(図3の処理)でECU1のCVNコードが故障診断ツール20に対して返信される(図のA3,A4)。更にタイミングt4では、再度故障診断ツール20からECU1に対してCVN要求メッセージが発行される(図のA5)。すると、応答履歴フラグxcvn1が正常値「55」であることから、ECU1での次の8ms処理(図3の処理)でECU2のCVNコードが故障診断ツール20に対して返信される(図のA6)。
【0035】
因みに、t3〜t4間は予め規定された要求発行周期であり、例えば55〜5000msである。このt3〜t4間では、8ms処理(図3の処理)が繰り返し実施されるが、かかる場合には故障診断ツール20からの要求が確認されないため応答処理は実施されない。
【0036】
一方、図5において、前記図4同様タイミングt11では、ECU1からECU2に対してCVN要求メッセージが発行され(メッセージ発行の図示は略す)、要求発行フラグxreqに1がセットされる。その後、8ms処理(図2の処理)毎にタイムアウトカウンタcntがカウントアップされる。これにより、ECU2からの応答待ちの状態となる。
【0037】
図5の場合には、タイミングt11以降ECU2から応答が無く、タイミングt12でタイムアウトされる。このとき、ECU2が異常応答となることで、応答履歴フラグxcvn1に「AA」がセットされる。
【0038】
その後、タイミングt13で故障診断ツール20からECU1に対してCVN要求メッセージが発行されると、前記図4と同様に、ECU1での次の8ms処理(図3の処理)でECU1のCVNコードが故障診断ツール20に対して返信される(図のB1,B2)。
【0039】
タイミングt13以降、予め規定した要求発行周期(例えば55〜5000ms周期)で故障診断ツール20からECU1に対してCVN要求メッセージが繰り返し発行されるが、応答履歴フラグxcvn1が異常値「AA」であることから、ECU1は故障診断ツール20に応答を返さずそのまま待機する。つまり、ECU2のCVNコードが故障診断ツール20に対して返信されることはなく、60秒経過したタイミングt14でタイムアウトされる。
【0040】
以上詳述した本実施の形態によれば、以下に示す効果が得られる。
故障診断ツール20からの要求に関係なく要求メッセージがECU1からECU2等(ECU2,ECU3,・・・)に送信され、その応答の結果が保存されるため、故障診断ツール20からの要求以前にECU1でECU2等の応答の結果を確保することが可能となる。従って、故障診断ツール20からの要求時にはECU2等の応答を素早く返すことができる。この場合、故障診断ツール20からの要求時において、ECU1がECU2等の応答待ちの状態となることはなく、タイムアウトの判定も不要となる。故障診断ツール20側とECU1側との同期処理も不要である。それ故に、タイムアウト時間の計測ずれに関する諸問題が生じることはなく、車両内ネットワークと故障診断ツール20との間の通信を適切に行うことができる。
【0041】
ECU1は、故障診断ツール20より要求メッセージを受信した際、事前に設定した応答履歴フラグxcvn1(履歴情報)に基づいて故障診断ツール20に対する応答を行うため、要求に対する応答の正常/異常の判断をいち早く行うことが可能となる。
【0042】
電源投入後、所定時間経過の時点でECU2等に対して要求メッセージを送信するため、ECU2等の応答を早期に確保することができ、その後、故障診断ツール20が接続され要求メッセージが到達する際には当該応答の結果が確実に故障診断ツール20に対して返信できる。
【0043】
上記実施の形態では、故障診断ツール20からCVNコードの送信要求が出される場合について説明したが、DTCコード、VINコード、CIDコード、各メッセージの数など、他の情報の送信要求が出される場合も同様である。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施の形態における車両制御システムの概要を示す構成図。
【図2】ECU2への要求送信処理を示すフローチャート。
【図3】ツール要求に対する応答処理を示すフローチャート。
【図4】ECU2が正常応答する場合の動作を示すタイムチャート。
【図5】ECU2が異常応答する場合の動作を示すタイムチャート。
【図6】従来技術の問題点を説明するためのタイムチャート。
【符号の説明】
1〜3…ECU、10…バス、20…故障診断ツール。

Claims (2)

  1. 車両内に配線された車両内LANのバスを介して該バスに接続された他通信装置との通信を行う主通信装置を備え、主通信装置は、外部ツールより受信した要求メッセージを前記他通信装置に送信して該他通信装置にメモリ領域のチェックサム値よりなるCVNコードを演算させて該CVNコードを照合用データとして発信させると共に受信した他通信装置からの照合用データを外部ツールに返信し、前記外部ツールは、発行した要求メッセージに対する前記主通信装置からの応答が規定時間内にあるかどうかを判定し、同規定時間内に前記主通信装置からの応答がないとタイムアウトと判定する車両通信システムにおいて、
    前記主通信装置は、外部ツールから要求されると事前に分かっている項目についての前記照合用データの発信要求を外部ツールからの要求に関係なく前記他通信装置に送信し、この発信要求に対して前記他通信装置から規定時間内に応答があればその受信した照合用データを保存し、該保存した照合用データをその後受信した外部ツールからの要求メッセージに対して返信する一方、前記発信要求に対して前記他通信装置から規定時間内に応答がないときは所定値を保存するタイムアウト処理を実施し、該所定値が保存されているときにはその後受信した外部ツールからの要求メッセージに対して規定時間内に返信せずそのまま待機することによってタイムアウトさせることを特徴とする車両通信システム。
  2. 前記主通信装置は、電源投入後、所定時間経過の時点で前記他通信装置に対して要求メッセージを送信する請求項1記載の車両通信システム。
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