JP4345860B2 - 車両用記憶管理装置 - Google Patents
車両用記憶管理装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4345860B2 JP4345860B2 JP2007239552A JP2007239552A JP4345860B2 JP 4345860 B2 JP4345860 B2 JP 4345860B2 JP 2007239552 A JP2007239552 A JP 2007239552A JP 2007239552 A JP2007239552 A JP 2007239552A JP 4345860 B2 JP4345860 B2 JP 4345860B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- area
- information
- code
- storage
- mirror
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 135
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 claims description 37
- 238000011084 recovery Methods 0.000 claims description 31
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 25
- 238000003795 desorption Methods 0.000 claims 1
- VSWDORGPIHIGNW-UHFFFAOYSA-N Pyrrolidine dithiocarbamic acid Chemical compound SC(=S)N1CCCC1 VSWDORGPIHIGNW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 124
- 238000007726 management method Methods 0.000 description 31
- 238000003745 diagnosis Methods 0.000 description 13
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000012217 deletion Methods 0.000 description 4
- 230000037430 deletion Effects 0.000 description 4
- 238000013500 data storage Methods 0.000 description 2
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F11/00—Error detection; Error correction; Monitoring
- G06F11/07—Responding to the occurrence of a fault, e.g. fault tolerance
- G06F11/14—Error detection or correction of the data by redundancy in operation
- G06F11/1402—Saving, restoring, recovering or retrying
- G06F11/1446—Point-in-time backing up or restoration of persistent data
Description
特許文献1では、揮発性メモリは、保存対象のデータを記憶する第1の記憶領域と、その保存対象のデータと同じデータを記憶する第2の記憶領域を備え、不揮発性メモリは、保存対象のデータと同じデータを記憶する第3の記憶領域を備えている。そして、ECUは、第1の記憶領域のデータと第2の記憶領域のデータと第3の記憶領域のデータとを比較し、2箇所以上で一致したデータを正しいデータとして採用する。これにより、信頼性が確保される。
請求項2の車両用記憶管理装置は、請求項1の車両用記憶管理装置において、復旧手段は、更新情報に基づき、ミラー領域及び故障コード記憶領域の両方の情報が更新されたと判断した場合には、そのミラー領域内の情報をバックアップ領域に複製する第1処理を復旧処理として実行し、更新情報に基づき、ミラー領域及び故障コード記憶領域の両方又は一方の情報が更新されていないと判断した場合には、バックアップ領域内の情報をミラー領域に複製する第2処理を復旧処理として実行するようになっている。
請求項3の車両用記憶管理装置は、請求項2の車両用記憶管理装置において、復旧手段は、更新情報に基づき、ミラー領域及び故障コード記憶領域の両方又は一方の情報が更新されていないと判断すると、そのミラー領域及び故障コード記憶領域の情報に基づき、そのミラー領域及び故障コード記憶領域の何れか一方において記憶時期の最も新しい故障コードが、他方にも記憶されているか否かを判定し、記憶されていると判定すると、第2処理に代えて、第1処理を、復旧処理として実行するようになっている。
請求項4の車両用記憶管理装置は、請求項1〜3の車両用記憶管理装置において、不揮発性メモリは、更新情報を記憶するための記憶領域(以下、更新情報第2記憶領域と言う)を有し、揮発性メモリは、該揮発性メモリ内の所定の情報が消去されると、その所定の情報が消去されたことを表すクリア履歴情報が記憶されるクリア履歴記憶領域を有し、記憶制御手段は、更新情報を、更新情報第2記憶領域に記憶させ、復旧手段は、クリア履歴情報に基づき揮発性メモリ内の所定の情報が消去されたと判断すると、更新情報第2記憶領域に記憶された更新情報に基づき、復旧処理を実行するようになっている。
次に、請求項1〜4の車両用記憶管理装置では、請求項5のようにすると、より信頼性を向上させることができる。
ところで、[背景技術]の欄で説明した特許文献1の技術は、その欄で述べたように、揮発性メモリにおける第1の記憶領域のデータ全てを、その揮発性メモリの第2の記憶領域、及び不揮発性メモリの第3の記憶領域に記憶させることを前提としており、言い換えれば、同一データを複数の領域に順番に書き込む。そして、2箇所以上で一致したデータを正しいデータとして認識し、例えばある1箇所のみデータが異なっていた場合には、その異なっているデータを正しいデータに書き換える。
[第1実施形態]
図1は、本発明が適用された電子制御装置(以下、ECUと記載する)1の構成図である。このECU1は、車両(図示省略)に搭載され、その車両の各部を制御する。
図2に示すように、SRAM12には、DTCを記憶する領域(以下、DTC記憶領域と記載する)と、PDTCのコピー(ミラー)を記憶する領域(以下、ミラー領域と記載する)と、SRAM12の更新状態を表す更新情報を記憶する領域(以下、更新情報記憶領域と記載する)とを有している。
さらに詳しく説明すると、DTC記憶領域は、DTCを1個だけ格納する格納領域を複数(例えば5個以上)有している。PDTC記憶領域は、PDTCを1個だけ格納する格納領域を4つ有している。これは、EEPROM14には、PDTCを4つまで記憶しておけば良いという法規に基づくものである。ミラー領域は、PDTC記憶領域と同じ構成を有している。具体的に、PDTCのミラーを1個だけ格納する格納領域を4つ有している。本実施形態では、詳しくは後述するが、ミラー領域の情報をPDTC記憶領域に複製し、或いはPDTC記憶領域の情報をミラー領域に複製することで、両者の整合を図るようにしている。
この異常検出処理では、まず、S110において、異常検出処理を起動し、所定の検出対象について異常(故障)があるか否かの異常検出を行う。次に、S120に移行し、S110の検出結果に基づき異常が有るか否かを判定し、異常無しと判定した場合には(S120:NO)、そのまま当該処理を終了する。
S130で4未満でないと判定すると(S130:NO)、ミラー領域(及びPDTC記憶領域)に新たにコードを記憶させなくても良いと判断する一方、S170に移行して、今回検出された異常を表すDTCをDTC記憶領域に記憶させる。そしてその後、当該処理を終了する。
そして、S160に進み、DTC記憶領域に、その今回検出した異常を表すDTCを記憶させる。
この処理では、S210で定常処理を起動し、次に、S212に進む。
次に、S216に進み、ミラー領域のミラーのうち、削除対象のPDTCに対応するミラーを削除する。
S250では、ミラー領域の情報及び更新情報が共に初期値であるか否かを判定する。例えば、図示しない車両のバッテリが取り外されると、SRAM12への電源の供給が遮断され、ミラー領域の情報及び更新情報が共に初期値になる。
次に、図5は、マイコン2のCPU4が実行するIG電源オン時処理を表すフローチャートである。IGとは、車両のイグニションスイッチのことである。
S320で、更新情報が更新中でないと判定すると(S320:NO)、更新情報は更新許可、或いは更新無であると判断する。言い換えると、前回IGがオフされる前の更新(ミラー領域及びDTC記憶領域の更新)が正常に終了した、或いは更新がなされていないと判断する。そしてそのまま当該処理を終了する。
次に、図6は、本実施形態の作用を説明するためのタイムチャートである。
リセットが生じた後(初期化処理が終了した後)は、IG電源ON時処理が開始され、この処理で、更新情報は「更新中」でない(より詳しくは、「更新無」である)と判定する(S320:NO)。この場合、IG電源ON時処理はそのまま終了となる。
図6に戻り、更新情報を「更新中」に書き換える処理が終了すると(時刻t2、S140)、ミラー領域に、今回検出した故障を表すDTCである「B」を記憶させる(S150)。
この場合、IG電源ON時処理で、更新情報は「更新中」と判定する(S320:YES)。そして、ミラー領域において最も記憶時期の新しいコード(この場合「A」)がDTC記憶領域に記憶されているか否かの判定処理で、記憶されていると判定して(S330:YES)、更新情報を「更新許可」にする(S340)。
ここで、DTC記憶領域に「B」を記憶させる処理が完了する前に、リセットが生じたとする(パターン3)。つまり、DTC記憶領域に「B」はまだ記憶されていない。
ここで、更新情報を「更新許可」にする処理が完了する前に、リセットが生じたとする(パターン4)。つまり、更新情報は「更新中」のままである。
この場合、IG電源ON時処理については、パターン4の場合と同様である。また、定常処理についても、パターン4の場合と同様である。
ここで、更新情報を「更新無」にする処理が完了する前に、リセットが生じたとする(パターン6)。つまり、更新情報は「更新許可」のままである。
具体的に、図10,11は、データの記憶態様を表した図であり、図12,図13は、リセットが生じた場合のデータの記憶態様(復旧態様)を表した図である。
図11に進み、時系列12において故障が検出されると、時系列6で説明したのと同様に、情報が記憶・更新される。
次に、図12,13に基づき説明する。図12,13の時系列1〜18は、図10,11の時系列1〜18に対応する。
例えば、SRAM12に電圧を供給するバッテリが取り外されると、SRAM12が記憶する情報が全て消失する(SRAM12が初期化される)。このため、ミラー領域の情報及び更新情報が共に初期値なら、バッテリが取り外された旨を判別できる。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態について説明する。
第2実施形態のECU1では、SRAM12における記憶構成が、図2と異なり、図7に示すようになっている。また、ECU1のCPU4が、図3の異常検出処理に代えて図8の異常検出処理を実行し、図4の定常処理に代えて図9の定常処理を実行する点が異なっている。以下、順に説明する。
まず、S410にて、異常検出処理を起動し、所定の検出対象について異常(故障)があるか否かの異常検出を行う。次に、S420に移行し、S410の検出結果に基づき異常が有るか否かを判定し、異常無しと判定した場合には(S420:NO)、そのまま当該処理を終了する。
S430で4未満でないと判定すると(S430:NO)、ミラー領域(及びPDTC記憶領域)に新たにコードを記憶させなくても良いと判断し、当該処理を終了する。
そして次に、S450に進み、DTC記憶領域にも、今回検出された故障を表すDTCを記憶させる。そしてその後、当該処理を終了する。
S520では、バッテリ脱着履歴が有るか否か、つまり、車両の図示しないバッテリが取り外されたか否かを判定する。尚、SRAM12には、所定のコードが記憶されるようになっている。この所定のコードは、バッテリの脱着によりクリア(または変更)されるものである。つまり、この所定のコードにより、バッテリが取り外されたか否かが分かるようになっている。尚、この所定のコードは、請求項9のバッテリの脱着履歴を表す情報に相当する。
一方、S520でバッテリ脱着履歴がある(バッテリが取り外された)と判定すると(S520:YES)、S530に移行する。
S540では、PDTCを削除するか否かを判定する。尚、この判定処理の内容は、前述の図4のS212と同じである。
一方、S540でPDTCを削除すると判定すると(S540:YES)、S550に移行する。
次にS560に進み、削除対象のPDTCをPDTC記憶領域から削除する。そして次に、S570に進む。
一方、S570でミラー領域に記憶されているコード数が4未満であると判定すると(S570:YES)、S580に移行する。
一方、S580でミラー領域の情報とPDTC記憶領域の情報とが一致しないと判定すると(S580:NO)、S590に移行する。
以上説明したように、本第2実施形態のECU1によれば、最初に更新されるミラー領域のデータが採用(信頼)され、他の2つのDTC記憶領域、及びPDTC記憶領域のデータが、採用されたデータに更新されるようになる。
具体的に、ミラー領域のデータのうちデータ化けした誤ったデータが採用されてしまうことを防止でき、また、データ化けが生じたとしても、正しいデータに復旧されるようになる。このため、DTC記憶領域及びPDTC記憶領域のデータを誤ったデータに更新してしまうことを防止することができる。
尚、本実施形態において、S580〜S620の処理が請求項7の復旧処理に相当し、S520及びS530の処理が請求項9の記憶制御手段の処理に相当している。
例えば、上記実施形態において、更新情報記憶領域をEEPROM14に設けても良い。これは、特許請求の範囲の記載において、不揮発性メモリに更新情報第2記憶領域を設けることに相当する。これによれば、例えばSRAM12の情報が記憶されて更新情報が初期値になった場合でも、EEPROM14に記憶された更新情報を参照することができる。このため、図6で説明したように、その更新情報に基づき、ミラー領域及びPDTC記憶領域の整合を図ることができる。
また、上記実施形態において、SRAM12にミラー領域を複数設け、それぞれ同じ情報を記憶させるようにしても良い。そして例えば、その複数のミラー領域とPDTC記憶領域の情報を比較し、一致しない場合に、異常の旨を検出するようにすると良い。これは、特許請求の範囲の異常検出手段に相当する。これによれば、PDTC記憶領域(及びミラー領域)の情報の信頼性を向上させることができる。
また、上記実施形態のS330において、DTC記憶領域において記憶時期の最も新しいコードがミラー領域に記憶されているか否かを判断しても良い。
2…マイコン
3…状態診断装置
4…CPU
6…I/O
8…ROM
10…RAM
12…SRAM
14…EEPROM
16…バス
Claims (9)
- 常時電源供給され、故障コードを記憶保持するための故障コード記憶領域を有する揮発性メモリと、
前記故障コードと同じコードを記憶するためのバックアップ領域を有する不揮発性メモリと、
車両における所定の検出対象について故障が検出されると、その検出された故障を表す前記故障コード(以下、確定故障コードと言う)を前記故障コード記憶領域に記憶させると共に、その確定故障コードのうち、前記バックアップ領域に記憶すべき確定故障コード(以下、永久故障コードと言う)を前記バックアップ領域に記憶させる記憶制御手段とを備え、前記車両に搭載される車両用記憶管理装置において、
前記揮発性メモリは、さらに、前記バックアップ領域内の情報と同じ情報を記憶するためのミラー領域と、当該揮発性メモリ内のデータ更新状態を表す更新情報を記憶する更新情報記憶領域とを備え、
前記記憶制御手段は、さらに、前記永久故障コードと同じコードを、前記ミラー領域に記憶させると共に、前記更新情報を前記更新情報記憶領域に記憶させ、
前記更新情報記憶領域に記憶された前記更新情報に基づき、前記ミラー領域及び前記バックアップ領域の情報が互いに一致するように、そのミラー領域、或いはバックアップ領域の情報を所定の復旧処理で更新する復旧手段を備えていることを特徴とする車両用記憶管理装置。 - 請求項1に記載の車両用記憶管理装置において、
前記復旧手段は、前記更新情報に基づき、前記ミラー領域及び前記故障コード記憶領域の両方の情報が更新されたと判断した場合には、そのミラー領域内の情報を前記バックアップ領域に複製する第1処理を前記復旧処理として実行し、前記更新情報に基づき、前記ミラー領域及び前記故障コード記憶領域の両方又は一方の情報が更新されていないと判断した場合には、前記バックアップ領域内の情報を前記ミラー領域に複製する第2処理を前記復旧処理として実行することを特徴とする車両用記憶管理装置。 - 請求項2に記載の車両用記憶管理装置において、
前記復旧手段は、前記更新情報に基づき、前記ミラー領域及び前記故障コード記憶領域の両方又は一方の情報が更新されていないと判断すると、そのミラー領域及び故障コード記憶領域の情報に基づき、そのミラー領域及び故障コード記憶領域の何れか一方において記憶時期の最も新しい故障コードが、他方にも記憶されているか否かを判定し、記憶されていると判定すると、前記第2処理に代えて、前記第1処理を、前記復旧処理として実行するようになっていることを特徴とする車両用記憶管理装置。 - 請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の車両用記憶管理装置において、
前記不揮発性メモリは、前記更新情報を記憶するための記憶領域(以下、更新情報第2記憶領域と言う)を有し、
前記揮発性メモリは、該揮発性メモリ内の所定の情報が消去されると、その所定の情報が消去されたことを表すクリア履歴情報が記憶されるクリア履歴記憶領域を有し、
前記記憶制御手段は、前記更新情報を、前記更新情報第2記憶領域に記憶させ、
前記復旧手段は、前記クリア履歴情報に基づき前記揮発性メモリ内の所定の情報が消去されたと判断すると、前記更新情報第2記憶領域に記憶された更新情報に基づき、前記復旧処理を実行するようになっていることを特徴とする車両用記憶管理装置。 - 請求項1ないし請求項4の何れか1項に記載の車両用記憶管理装置において、
前記揮発性メモリは、前記ミラー領域を複数備え、
前記記憶制御手段は、前記複数のミラー領域のそれぞれに、前記永久故障コードと同じコードを記憶させるようになっており、
前記複数のミラー領域及び前記バックアップ領域の情報を比較し、その比較した情報が一致しない場合に異常を検出する異常検出手段を備えていることを特徴とする車両用記憶管理装置。 - 請求項1ないし請求項5の何れか1項に記載の車両用記憶管理装置において、
前記不揮発性メモリは、前記バックアップ領域を複数備え、
前記記憶制御手段は、前記複数のバックアップ領域のそれぞれに、前記永久故障コードを記憶させるようになっており、
前記ミラー領域及び前記複数のバックアップ領域の情報を比較し、その比較した情報が一致しない場合に異常を検出する記憶異常検出手段を備えていることを特徴とする車両用記憶管理装置。 - 常時電源供給され、故障コードを記憶保持するための故障コード記憶領域を有する揮発性メモリと、
前記故障コードと同じコードを記憶するためのバックアップ領域を有する不揮発性メモリと、
車両における所定の検出対象について故障が検出されると、その検出された故障を表す前記故障コード(以下、確定故障コードと言う)を前記故障コード記憶領域に記憶させると共に、その確定故障コードのうち、前記バックアップ領域に記憶すべき確定故障コード(以下、永久故障コードと言う)を前記バックアップ領域に記憶させる記憶制御手段とを備え、前記車両に搭載される車両用記憶管理装置において、
前記揮発性メモリは、さらに、前記バックアップ領域内の情報と同じ情報を記憶するためのミラー領域を備え、
前記記憶制御手段は、故障が検出されると、その検出された故障を表す前記確定故障コードを前記ミラー領域に記憶し、その後、当該確定故障コードを前記故障コード記憶領域に記憶させ、その後、当該確定故障コードを前記永久故障コードとして前記バックアップ領域に記憶させ、さらに、復旧処理として、前記ミラー領域、前記故障コード記憶領域、及び前記バックアップ領域の情報に基づき、前記ミラー領域の情報と前記バックアップ領域の情報とが不一致、且つ、前記ミラー領域内の確定故障コードのうち記憶時期の最も新しい確定故障コード(以下、最新コードと言う)が前記故障コード記憶領域に記憶されていると判断すると、当該最新コードを前記バックアップ領域に記憶させ、前記ミラー領域の情報と前記バックアップ領域の情報とが不一致、且つ、前記ミラー領域内における前記最新コードが前記故障コード記憶領域に記憶されていないと判断すると、当該最新コードを前記故障コード記憶領域及び前記バックアップ領域の両方に記憶させる処理を行う
ことを特徴とする車両用記憶管理装置。 - 請求項7に記載の車両用記憶管理装置において、
前記ミラー領域は、記憶対象のコード毎に、そのコードと同じコードを記憶するための複数の記憶領域を有し、
前記記憶制御手段は、記憶対象の前記確定故障コード毎に、前記ミラー領域における前記複数の記憶領域のそれぞれにその確定故障コードを記憶させると共に、そのミラー領域における複数の記憶領域のうち過半数の記憶領域で一致したコードを正規の確定故障コードと認識して前記復旧処理を実行し、さらに、その正規の確定故障コードとは異なるコードが記憶されている記憶領域のそのコードを、その正規の確定故障コードに書き換えることを特徴とする車両用記憶管理装置。 - 請求項7又は請求項8に記載の車両用記憶管理装置において、
少なくとも前記揮発性メモリには、前記車両におけるバッテリの脱着履歴を表す情報が記憶されるようになっており、
前記記憶制御手段は、前記脱着履歴を表す情報に基づき前記バッテリが取り外されたと判断すると、前記復旧処理に代えて、前記バックアップ領域内の情報を前記ミラー領域に複製することを特徴とする車両用記憶管理装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007239552A JP4345860B2 (ja) | 2007-09-14 | 2007-09-14 | 車両用記憶管理装置 |
EP08015958.5A EP2040166B1 (en) | 2007-09-14 | 2008-09-10 | Memory management apparatus |
US12/207,873 US8280579B2 (en) | 2007-09-14 | 2008-09-10 | Memory management apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007239552A JP4345860B2 (ja) | 2007-09-14 | 2007-09-14 | 車両用記憶管理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009067298A JP2009067298A (ja) | 2009-04-02 |
JP4345860B2 true JP4345860B2 (ja) | 2009-10-14 |
Family
ID=40039877
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007239552A Expired - Fee Related JP4345860B2 (ja) | 2007-09-14 | 2007-09-14 | 車両用記憶管理装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8280579B2 (ja) |
EP (1) | EP2040166B1 (ja) |
JP (1) | JP4345860B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011203082A (ja) * | 2010-03-25 | 2011-10-13 | Denso Corp | 車両通信システム及び電子制御装置 |
Families Citing this family (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4506868B2 (ja) * | 2008-04-23 | 2010-07-21 | 株式会社デンソー | 電子制御装置 |
JP5272507B2 (ja) * | 2008-05-12 | 2013-08-28 | 株式会社デンソー | 電子制御装置 |
JP5176728B2 (ja) * | 2008-07-04 | 2013-04-03 | 株式会社デンソー | 車両用電子制御装置 |
JP5305239B2 (ja) * | 2009-05-13 | 2013-10-02 | スズキ株式会社 | 車両用通信制御装置 |
US9045098B2 (en) * | 2009-12-01 | 2015-06-02 | Honda Motor Co., Ltd. | Vocabulary dictionary recompile for in-vehicle audio system |
US8692663B2 (en) * | 2010-08-10 | 2014-04-08 | General Motors Llc. | Wireless monitoring of battery for lifecycle management |
JP5360123B2 (ja) * | 2011-04-22 | 2013-12-04 | 株式会社デンソー | 車載電子制御装置、診断ツールおよび診断システム |
US8589019B2 (en) | 2011-05-13 | 2013-11-19 | Qualcomm Incorporated | Systems and methods for vehicle monitoring with processing interruption tolerance |
CN103092720B (zh) * | 2011-10-31 | 2016-06-08 | 深圳市众鸿科技股份有限公司 | 用于车载终端的核心处理装置以及恢复方法 |
CN103287357B (zh) * | 2012-02-28 | 2015-12-23 | 富士通天株式会社 | 车辆控制装置、车辆控制系统以及车辆控制方法 |
US9646117B1 (en) | 2012-12-07 | 2017-05-09 | Aspen Technology, Inc. | Activated workflow |
US9929916B1 (en) * | 2013-05-02 | 2018-03-27 | Aspen Technology, Inc. | Achieving stateful application software service behavior in distributed stateless systems |
US9569480B2 (en) | 2013-05-02 | 2017-02-14 | Aspen Technology, Inc. | Method and system for stateful recovery and self-healing |
USD750123S1 (en) | 2014-02-14 | 2016-02-23 | Aspen Technology, Inc. | Display screen with graphical user interface |
US9384081B2 (en) * | 2014-07-01 | 2016-07-05 | Gogo Llc | Delayed disk recovery |
JP6381490B2 (ja) * | 2015-07-06 | 2018-08-29 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 車載電子制御装置 |
CN107105054B (zh) * | 2017-05-17 | 2019-12-24 | 苏州浪潮智能科技有限公司 | 一种面向docker镜像仓库的镜像垃圾清理系统及方法 |
CN112235427B (zh) * | 2020-12-14 | 2021-03-30 | 广东睿江云计算股份有限公司 | 一种镜像文件的合并方法及其系统 |
Family Cites Families (32)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4307455A (en) * | 1978-02-27 | 1981-12-22 | Rockwell International Corporation | Power supply for computing means with data protected shut-down |
US4404639A (en) * | 1980-12-02 | 1983-09-13 | Chevron Research Company | Automotive diagnostic system |
US4823305A (en) * | 1986-07-18 | 1989-04-18 | Chrysler Motors Corporation | Serial data direct memory access system |
JP2625148B2 (ja) * | 1988-04-11 | 1997-07-02 | 富士重工業株式会社 | 車載電子制御装置 |
JP2805970B2 (ja) * | 1990-04-06 | 1998-09-30 | 株式会社デンソー | 車両用電子制御装置 |
DE69315190T2 (de) * | 1992-08-11 | 1998-03-19 | Denso Corp | Selbstdiagnosegerät eines fahrzeugs |
JP3505760B2 (ja) * | 1993-02-18 | 2004-03-15 | 株式会社デンソー | 車両の自己診断装置 |
US5351216A (en) | 1993-03-05 | 1994-09-27 | Microchip Technology Incorporated | Premature termination of microcontroller EEPROM write |
US5530847A (en) * | 1993-03-22 | 1996-06-25 | Dell Usa, L.P. | System and method for loading compressed embedded diagnostics |
US5671141A (en) * | 1993-04-05 | 1997-09-23 | Ford Global Technologies, Inc. | Computer program architecture for onboard vehicle diagnostic system |
US5541840A (en) * | 1993-06-25 | 1996-07-30 | Chrysler Corporation | Hand held automotive diagnostic service tool |
US5687081A (en) * | 1994-12-30 | 1997-11-11 | Crown Equipment Corporation | Lift truck control system |
US5916286A (en) * | 1995-09-15 | 1999-06-29 | Seashore; Jay E. | Portable automobile diagnostic tool |
JP3897135B2 (ja) * | 1997-03-10 | 2007-03-22 | 本田技研工業株式会社 | 車両診断方法および装置 |
JP3552491B2 (ja) * | 1997-10-03 | 2004-08-11 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用データバックアップシステムおよびそのシステムを構成する車載端末装置 |
JPH11107846A (ja) | 1997-10-07 | 1999-04-20 | Jatco Corp | 車両用制御装置 |
US6141608A (en) * | 1997-10-28 | 2000-10-31 | Snap-On Tools Company | System for dynamic diagnosis of apparatus operating conditions |
JP4241953B2 (ja) * | 1998-01-19 | 2009-03-18 | 株式会社デンソー | 車両用診断装置 |
JP3780697B2 (ja) * | 1998-05-13 | 2006-05-31 | 株式会社デンソー | 車両診断システム |
JP4135220B2 (ja) | 1998-07-01 | 2008-08-20 | 株式会社デンソー | 車両用電子制御装置 |
US20020154646A1 (en) * | 2001-03-21 | 2002-10-24 | Dubois Jean F. | Programmable network services node |
JP2002342173A (ja) | 2001-05-18 | 2002-11-29 | Pfu Ltd | 電子機器装置および装置制御情報設定方法 |
WO2002103316A2 (en) * | 2001-06-15 | 2002-12-27 | Carcheckup, Llc | Auto diagnosis method and device |
JP2004021520A (ja) * | 2002-06-14 | 2004-01-22 | Denso Corp | 車両用電子制御装置 |
US6823243B2 (en) * | 2002-09-27 | 2004-11-23 | Spx Corporation | Open-ended scan analysis with auto-identification of multi-platform gas analyzers |
JP3969278B2 (ja) | 2002-10-21 | 2007-09-05 | 株式会社デンソー | 電子制御装置 |
JP3960212B2 (ja) | 2002-11-25 | 2007-08-15 | 株式会社デンソー | 電子制御装置 |
US20050097288A1 (en) | 2003-10-30 | 2005-05-05 | Richard Holzmann | System and method for monitoring and non-disruptive backup of data in a solid state disk system |
US7085680B2 (en) * | 2004-01-16 | 2006-08-01 | Innova Electronics Corporation | Vehicle diagnostic tool |
US20060184295A1 (en) * | 2005-02-17 | 2006-08-17 | Steve Hawkins | On-board datalogger apparatus and service methods for use with vehicles |
JP2007102566A (ja) | 2005-10-05 | 2007-04-19 | Fuji Electric Holdings Co Ltd | メモリバックアップシステム |
JP4274186B2 (ja) | 2006-02-02 | 2009-06-03 | トヨタ自動車株式会社 | 故障診断装置および故障情報記録方法 |
-
2007
- 2007-09-14 JP JP2007239552A patent/JP4345860B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2008
- 2008-09-10 US US12/207,873 patent/US8280579B2/en active Active
- 2008-09-10 EP EP08015958.5A patent/EP2040166B1/en active Active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011203082A (ja) * | 2010-03-25 | 2011-10-13 | Denso Corp | 車両通信システム及び電子制御装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009067298A (ja) | 2009-04-02 |
EP2040166B1 (en) | 2015-07-29 |
EP2040166A1 (en) | 2009-03-25 |
US20090076681A1 (en) | 2009-03-19 |
US8280579B2 (en) | 2012-10-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4345860B2 (ja) | 車両用記憶管理装置 | |
JP4475320B2 (ja) | 車両用記憶管理装置 | |
US8166353B2 (en) | Memory management apparatus | |
JP5176728B2 (ja) | 車両用電子制御装置 | |
JP4227149B2 (ja) | 電子制御装置の情報記憶方法 | |
WO2007088605A1 (ja) | 部品情報復元方法、部品情報管理方法及び電子装置 | |
JP4600510B2 (ja) | 制御装置およびプログラム | |
JP3743271B2 (ja) | データ修復装置 | |
JP2002062956A (ja) | 停電処理方法及び停電処理装置 | |
CN112579179A (zh) | 一种嵌入式系统的分区挂载方法 | |
JP2009289049A (ja) | メモリ制御装置 | |
JP4708088B2 (ja) | 障害復旧方法およびマイクロコンピュータ | |
JP4479775B2 (ja) | 車両制御装置およびプログラム | |
JPH09161493A (ja) | 書換え可能な不揮発性メモリの管理方法 | |
JP3960212B2 (ja) | 電子制御装置 | |
CN113176891A (zh) | 一种基于Bootloader带有备份功能的ECU的程序烧写方法 | |
JP5872982B2 (ja) | 車両用制御装置 | |
JP2019045952A (ja) | 車両情報記憶装置 | |
JPH0793006A (ja) | 車両用電子制御装置 | |
JP2004005152A (ja) | 不揮発性メモリの書き換え装置 | |
JP2004021520A (ja) | 車両用電子制御装置 | |
JP2007041798A (ja) | 情報処理装置及び情報処理装置のメモリ書き換え方法 | |
CN110865906A (zh) | 一种电机初始位置角度存储方法、装置、车辆及存储介质 | |
JP3551855B2 (ja) | 車両用制御装置 | |
JP2005275889A (ja) | 電子制御装置及びそのメモリ制御方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090108 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090611 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090623 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090706 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 4345860 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120724 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120724 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130724 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |