JP2002342173A - 電子機器装置および装置制御情報設定方法 - Google Patents
電子機器装置および装置制御情報設定方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 プリンタ装置など、機構的な調整が必要な電
子機器装置では、装置調整情報を不揮発性メモリに記憶
させて装置の制御を行っている。また、不揮発性メモリ
の一部の素子不良で装置調整情報が読めないという故障
に備え、不揮発性メモリを複数の領域に分割し、複数の
装置調整情報を設けている。しかし、不揮発性メモリへ
のアクセスができないという故障が発生した場合は、装
置制御情報が読み取れずに、不揮発性メモリを交換する
まで装置の使用ができないという問題点があった。 【解決手段】 装置調整情報、ユーザ設定情報などの装
置制御情報を記憶する第1の不揮発性メモリと、装置を
制御するための制御プログラムを記憶する第2の不揮発
性メモリとを備える電子機器装置において、第1の不揮
発性メモリ情報のコピーを第2の不揮発性メモリに設
け、第1の不揮発性メモリが故障した時、第2の不揮発
性メモリにコピーした情報により装置制御を行なう。
子機器装置では、装置調整情報を不揮発性メモリに記憶
させて装置の制御を行っている。また、不揮発性メモリ
の一部の素子不良で装置調整情報が読めないという故障
に備え、不揮発性メモリを複数の領域に分割し、複数の
装置調整情報を設けている。しかし、不揮発性メモリへ
のアクセスができないという故障が発生した場合は、装
置制御情報が読み取れずに、不揮発性メモリを交換する
まで装置の使用ができないという問題点があった。 【解決手段】 装置調整情報、ユーザ設定情報などの装
置制御情報を記憶する第1の不揮発性メモリと、装置を
制御するための制御プログラムを記憶する第2の不揮発
性メモリとを備える電子機器装置において、第1の不揮
発性メモリ情報のコピーを第2の不揮発性メモリに設
け、第1の不揮発性メモリが故障した時、第2の不揮発
性メモリにコピーした情報により装置制御を行なう。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、装置調整情報、
ユーザ設定情報などの装置制御情報を記憶する第1の不
揮発性メモリと、装置を制御するための制御プログラム
を記憶する第2の不揮発性メモリとを備える電子機器装
置に関するものであり、特に、第1の不揮発性メモリ情
報のコピーを第2の不揮発性メモリに設け、第1の不揮
発性メモリが故障した時、第2の不揮発性メモリにコピ
ーした情報により装置制御を行なう。
ユーザ設定情報などの装置制御情報を記憶する第1の不
揮発性メモリと、装置を制御するための制御プログラム
を記憶する第2の不揮発性メモリとを備える電子機器装
置に関するものであり、特に、第1の不揮発性メモリ情
報のコピーを第2の不揮発性メモリに設け、第1の不揮
発性メモリが故障した時、第2の不揮発性メモリにコピ
ーした情報により装置制御を行なう。
【0002】
【従来の技術】プリンタ装置など、印字ずれ、余白など
の機構的な調整が必要な装置においては、それらの調整
値を装置調整情報として不揮発性メモリに格納してお
き、必要に応じて不揮発性メモリから読み出して装置の
制御を行うのが一般的である。また、不揮発性メモリに
は、高複写、文字書体などのユーザ設定情報が格納され
ている。
の機構的な調整が必要な装置においては、それらの調整
値を装置調整情報として不揮発性メモリに格納してお
き、必要に応じて不揮発性メモリから読み出して装置の
制御を行うのが一般的である。また、不揮発性メモリに
は、高複写、文字書体などのユーザ設定情報が格納され
ている。
【0003】また、このような装置制御情報(装置調整
情報およびユーザ設定情報)を不揮発性メモリに記憶す
る装置においては、ノイズの発生により誤った書き込み
が行われ、装置調整情報およびユーザ設定情報が壊れ
る、または不揮発性メモリの一部の素子不良により装置
調整情報が読めないなどの故障が発生する場合があり、
これに備えて、不揮発性メモリを複数の領域に分割して
複数の装置調整情報を設けるようにしている。
情報およびユーザ設定情報)を不揮発性メモリに記憶す
る装置においては、ノイズの発生により誤った書き込み
が行われ、装置調整情報およびユーザ設定情報が壊れ
る、または不揮発性メモリの一部の素子不良により装置
調整情報が読めないなどの故障が発生する場合があり、
これに備えて、不揮発性メモリを複数の領域に分割して
複数の装置調整情報を設けるようにしている。
【0004】図4に、従来のプリンタ装置の一実施例の
構成ブロック図を示す。なお、この図のプリンタ装置の
構成は、本発明に関係する主要なブロックのみを記載し
ている。
構成ブロック図を示す。なお、この図のプリンタ装置の
構成は、本発明に関係する主要なブロックのみを記載し
ている。
【0005】図中、41はホスト装置、42はホスト装
置に接続されたプリンタ装置である。また、プリンタ装
置42は、ホスト装置41との接続を行うインタフェー
ス制御部421と、プリンタ装置42の装置全体の制御
を行なうMPU(マイクロプロセッサ)422と、操作
パネルの制御を行なう操作パネル制御部423と、稼動
状態の表示および装置制御情報などの設定を行う操作パ
ネル424と、装置を制御するための一時的な作業情報
を記憶するRAM425と、装置調整情報、ユーザ設定
情報などの装置制御情報4261を記憶する不揮発性メ
モリ426と、装置を制御するための制御プログラム4
271を記憶するフラッシュROM427とが設けられ
ている。
置に接続されたプリンタ装置である。また、プリンタ装
置42は、ホスト装置41との接続を行うインタフェー
ス制御部421と、プリンタ装置42の装置全体の制御
を行なうMPU(マイクロプロセッサ)422と、操作
パネルの制御を行なう操作パネル制御部423と、稼動
状態の表示および装置制御情報などの設定を行う操作パ
ネル424と、装置を制御するための一時的な作業情報
を記憶するRAM425と、装置調整情報、ユーザ設定
情報などの装置制御情報4261を記憶する不揮発性メ
モリ426と、装置を制御するための制御プログラム4
271を記憶するフラッシュROM427とが設けられ
ている。
【0006】また、制御プログラム4271には、電源
投入時、不揮発性メモリ426に記憶された装置制御情
報をRAM425に展開する不揮発性メモリ情報展開部
4272が設けられている。
投入時、不揮発性メモリ426に記憶された装置制御情
報をRAM425に展開する不揮発性メモリ情報展開部
4272が設けられている。
【0007】図5に、装置制御情報の一実施例の構成図
を示す。装置制御情報4261は装置調整情報1、ユー
ザ設定情報、装置調整情報2で構成され、装置調整情報
1と装置調整情報2には同じ装置調整情報が格納され
る。また装置調整情報1は装置調整情報を参照するとき
の主となる領域であり、装置調整情報2は装置調整情報
1の読み出しが異常となったとき、つまり不揮発性メモ
リの装置調整情報1の領域が故障になったときに参照す
るための領域である。
を示す。装置制御情報4261は装置調整情報1、ユー
ザ設定情報、装置調整情報2で構成され、装置調整情報
1と装置調整情報2には同じ装置調整情報が格納され
る。また装置調整情報1は装置調整情報を参照するとき
の主となる領域であり、装置調整情報2は装置調整情報
1の読み出しが異常となったとき、つまり不揮発性メモ
リの装置調整情報1の領域が故障になったときに参照す
るための領域である。
【0008】図6に、従来の不揮発性メモリ情報展開部
の一実施例の処理フローチャートを示す。以下、このフ
ローにしたがって動作を説明する。
の一実施例の処理フローチャートを示す。以下、このフ
ローにしたがって動作を説明する。
【0009】ステップS601:不揮発性メモリの装置
制御情報をRAMに複写する。
制御情報をRAMに複写する。
【0010】ステップS602:正しく複写されたかを
判定する。正しく複写されたならばステップS603に
進み、正しく複写されていないならばステップS605
に進む。
判定する。正しく複写されたならばステップS603に
進み、正しく複写されていないならばステップS605
に進む。
【0011】ステップS603:プリンタ装置を制御す
るためのその他の処理を実行する。
るためのその他の処理を実行する。
【0012】ステップS604:電源ボタンによる電源
切断指示(終了指示)が行われたかを判定する。終了指
示が行われたならば処理を終了し、終了指示が行われな
いならばステップS603に戻る。
切断指示(終了指示)が行われたかを判定する。終了指
示が行われたならば処理を終了し、終了指示が行われな
いならばステップS603に戻る。
【0013】ステップS605:不揮発性メモリから装
置制御情報が読み出せないことのエラー表示を操作パネ
ルに表示する。そして、処理を終了する。
置制御情報が読み出せないことのエラー表示を操作パネ
ルに表示する。そして、処理を終了する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、装置制
御情報を不揮発性メモリに記憶する従来の装置は、不揮
発性メモリの不良が部分的なものならば問題はないが、
不揮発性メモリの読み書きができないなどの故障が発生
した場合、装置制御情報を読み取ることができず、不揮
発性メモリを交換するまでの間、装置を使用することが
できないという問題点があった。
御情報を不揮発性メモリに記憶する従来の装置は、不揮
発性メモリの不良が部分的なものならば問題はないが、
不揮発性メモリの読み書きができないなどの故障が発生
した場合、装置制御情報を読み取ることができず、不揮
発性メモリを交換するまでの間、装置を使用することが
できないという問題点があった。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明は上記のような
問題点を考慮してなされたもので、装置調整情報、ユー
ザ設定情報などの装置制御情報を記憶する第1の不揮発
性メモリと、装置を制御するための制御プログラムを記
憶する第2の不揮発性メモリとを備える電子機器装置に
おいて、第1の不揮発性メモリ情報のコピーを第2の不
揮発性メモリに設け、第1の不揮発性メモリが故障した
時、第2の不揮発性メモリにコピーした情報により装置
制御を行なうことにより、第1の不揮発性メモリが故障
した時も、装置の稼動を停止することがない信頼性の高
い装置を提供することが可能となる。
問題点を考慮してなされたもので、装置調整情報、ユー
ザ設定情報などの装置制御情報を記憶する第1の不揮発
性メモリと、装置を制御するための制御プログラムを記
憶する第2の不揮発性メモリとを備える電子機器装置に
おいて、第1の不揮発性メモリ情報のコピーを第2の不
揮発性メモリに設け、第1の不揮発性メモリが故障した
時、第2の不揮発性メモリにコピーした情報により装置
制御を行なうことにより、第1の不揮発性メモリが故障
した時も、装置の稼動を停止することがない信頼性の高
い装置を提供することが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】(1)装置調整情報、ユーザ設定
情報を含む装置制御情報を記憶する第1の不揮発性メモ
リと、装置を制御するための制御プログラムを記憶する
第2の不揮発性メモリとを備える電子機器装置におい
て、第1の不揮発性メモリの情報のコピーを第2の不揮
発性メモリに設け、第1の不揮発性メモリが故障した
時、第2の不揮発性メモリにコピーした情報により装置
制御情報を設定する不揮発性メモリ情報展開部を備える
ことにより、第1の不揮発性メモリが故障した時も、装
置の稼動を停止することがない信頼性の高い装置を提供
することができる。
情報を含む装置制御情報を記憶する第1の不揮発性メモ
リと、装置を制御するための制御プログラムを記憶する
第2の不揮発性メモリとを備える電子機器装置におい
て、第1の不揮発性メモリの情報のコピーを第2の不揮
発性メモリに設け、第1の不揮発性メモリが故障した
時、第2の不揮発性メモリにコピーした情報により装置
制御情報を設定する不揮発性メモリ情報展開部を備える
ことにより、第1の不揮発性メモリが故障した時も、装
置の稼動を停止することがない信頼性の高い装置を提供
することができる。
【0017】(2)(1)記載の電子機器装置におい
て、一定時間毎に第1の不揮発性メモリの情報を第2の
不揮発性メモリに複写することにより、第2の不揮発性
メモリに格納された第1の不揮発性メモリの情報を最新
の情報に保つことができ、第1の不揮発性メモリが故障
した時、最新の装置制御情報により装置を稼動すること
ができる。
て、一定時間毎に第1の不揮発性メモリの情報を第2の
不揮発性メモリに複写することにより、第2の不揮発性
メモリに格納された第1の不揮発性メモリの情報を最新
の情報に保つことができ、第1の不揮発性メモリが故障
した時、最新の装置制御情報により装置を稼動すること
ができる。
【0018】(3)(1)記載の電子機器装置におい
て、第1の不揮発性メモリの情報がユーザにより書き換
えられているかを確認し、不揮発性メモリの情報が書き
換えられているならば第1の不揮発性メモリの情報を第
2の不揮発性メモリに複写することにより、第2の不揮
発性メモリに格納された第1の不揮発性メモリの情報を
最新の情報に保つことができ、第1の不揮発性メモリが
故障した時、最新の装置制御情報により装置を稼動する
ことができる。
て、第1の不揮発性メモリの情報がユーザにより書き換
えられているかを確認し、不揮発性メモリの情報が書き
換えられているならば第1の不揮発性メモリの情報を第
2の不揮発性メモリに複写することにより、第2の不揮
発性メモリに格納された第1の不揮発性メモリの情報を
最新の情報に保つことができ、第1の不揮発性メモリが
故障した時、最新の装置制御情報により装置を稼動する
ことができる。
【0019】(4)(1)記載の電子機器装置におい
て、第1の不揮発性メモリの故障が検出された時、第2
の不揮発性メモリにコピーされた第1の不揮発性メモリ
の情報を第1の不揮発性メモリに複写することにより、
第1の不揮発性メモリの情報を復元することができる。
て、第1の不揮発性メモリの故障が検出された時、第2
の不揮発性メモリにコピーされた第1の不揮発性メモリ
の情報を第1の不揮発性メモリに複写することにより、
第1の不揮発性メモリの情報を復元することができる。
【0020】(5)(1)記載の電子機器装置におい
て、第1の不揮発性メモリの故障が検出された時に、操
作パネル表示器にエラーの内容を表示させると共に、接
続ホストにエラー通知を行い、操作パネルからの指示、
または接続ホストからの指示により第2の不揮発性メモ
リにコピーした情報により装置制御を行なうことによ
り、第1の不揮発性メモリの故障を使用者に確実に通知
することができ、かつ装置の稼動を停止することがない
信頼性の高い装置を提供することができる。
て、第1の不揮発性メモリの故障が検出された時に、操
作パネル表示器にエラーの内容を表示させると共に、接
続ホストにエラー通知を行い、操作パネルからの指示、
または接続ホストからの指示により第2の不揮発性メモ
リにコピーした情報により装置制御を行なうことによ
り、第1の不揮発性メモリの故障を使用者に確実に通知
することができ、かつ装置の稼動を停止することがない
信頼性の高い装置を提供することができる。
【0021】(6)(1)記載の電子機器装置におい
て、第1の不揮発性メモリの故障が検出された時に、操
作パネル表示器にエラーの内容を表示させると共に、接
続ホストにエラー通知を行い、操作パネルからの指示、
または接続ホストからの指示により第2の不揮発性メモ
リにコピーされた第1の不揮発性メモリの情報を第1の
不揮発性メモリに複写することにより、第1の不揮発性
メモリの故障を使用者に確実に通知することができ、か
つ第1の不揮発性メモリの情報を復元することができ
る。
て、第1の不揮発性メモリの故障が検出された時に、操
作パネル表示器にエラーの内容を表示させると共に、接
続ホストにエラー通知を行い、操作パネルからの指示、
または接続ホストからの指示により第2の不揮発性メモ
リにコピーされた第1の不揮発性メモリの情報を第1の
不揮発性メモリに複写することにより、第1の不揮発性
メモリの故障を使用者に確実に通知することができ、か
つ第1の不揮発性メモリの情報を復元することができ
る。
【0022】(7)装置調整情報、ユーザ設定情報を含
む装置制御情報を記憶する第1の不揮発性メモリと、装
置を制御するための制御プログラムを記憶する第2の不
揮発性メモリを備える電子機器装置における装置制御情
報設定方法において、第1の不揮発性メモリに記憶され
る情報のコピーを第2の不揮発性メモリに設け、第1の
不揮発性メモリが故障した時、第2の不揮発性メモリに
コピーした情報をもとに装置制御情報を設定して装置制
御を行なうことにより、第1の不揮発性メモリが故障し
た時も、装置の稼動を停止することがない信頼性の高い
装置を提供することができる。
む装置制御情報を記憶する第1の不揮発性メモリと、装
置を制御するための制御プログラムを記憶する第2の不
揮発性メモリを備える電子機器装置における装置制御情
報設定方法において、第1の不揮発性メモリに記憶され
る情報のコピーを第2の不揮発性メモリに設け、第1の
不揮発性メモリが故障した時、第2の不揮発性メモリに
コピーした情報をもとに装置制御情報を設定して装置制
御を行なうことにより、第1の不揮発性メモリが故障し
た時も、装置の稼動を停止することがない信頼性の高い
装置を提供することができる。
【0023】
【実施例】図1に、本発明の一実施例の構成ブロック図
を示す。なお、この図のプリンタ装置の構成は、本発明
に関係する主要なブロックのみを記載している。
を示す。なお、この図のプリンタ装置の構成は、本発明
に関係する主要なブロックのみを記載している。
【0024】図中、1はホスト装置、2はホスト装置に
接続されたプリンタ装置である。また、プリンタ装置2
は、ホスト装置1との接続を行うインタフェース制御部
21と、プリンタ装置2の装置全体の制御を行なうMP
U(マイクロプロセッサ)22と、操作パネルの制御を
行なう操作パネル制御部23と、稼動状態の表示および
装置制御情報などの設定を行う操作パネル24と、装置
を制御するための一時的な作業情報を記憶するRAM2
5と、装置調整情報、ユーザ設定情報などの装置制御情
報261を記憶する不揮発性メモリ26と、装置を制御
するための制御プログラム271と装置調整情報、ユー
ザ設定情報などの装置制御情報273とを記憶するフラ
ッシュROM27とが設けられている。
接続されたプリンタ装置である。また、プリンタ装置2
は、ホスト装置1との接続を行うインタフェース制御部
21と、プリンタ装置2の装置全体の制御を行なうMP
U(マイクロプロセッサ)22と、操作パネルの制御を
行なう操作パネル制御部23と、稼動状態の表示および
装置制御情報などの設定を行う操作パネル24と、装置
を制御するための一時的な作業情報を記憶するRAM2
5と、装置調整情報、ユーザ設定情報などの装置制御情
報261を記憶する不揮発性メモリ26と、装置を制御
するための制御プログラム271と装置調整情報、ユー
ザ設定情報などの装置制御情報273とを記憶するフラ
ッシュROM27とが設けられている。
【0025】なお、不揮発性メモリ26に記憶された装
置制御情報261とフラッシュROMに記憶された装置
制御情報273とは同じデータが記憶されている。
置制御情報261とフラッシュROMに記憶された装置
制御情報273とは同じデータが記憶されている。
【0026】また、装置制御情報261、273の構成
は図5で示される従来の装置制御情報の構成と同じであ
る。
は図5で示される従来の装置制御情報の構成と同じであ
る。
【0027】また、制御プログラム271には、電源投
入時、不揮発性メモリ26に記憶された装置制御情報2
61またはフラッシュROMに記憶された装置制御情報
273をRAM25に展開する不揮発性メモリ情報展開
部272が設けられている。
入時、不揮発性メモリ26に記憶された装置制御情報2
61またはフラッシュROMに記憶された装置制御情報
273をRAM25に展開する不揮発性メモリ情報展開
部272が設けられている。
【0028】図2に、本発明の不揮発性メモリ情報展開
部の一実施例の処理フローチャートを示す。なお、この
処理はプリンタ装置の電源投入時に実行されるものであ
る。以下、このフローにしたがって動作を説明する。
部の一実施例の処理フローチャートを示す。なお、この
処理はプリンタ装置の電源投入時に実行されるものであ
る。以下、このフローにしたがって動作を説明する。
【0029】ステップS201:不揮発性メモリの装置
制御情報をRAMに複写する。
制御情報をRAMに複写する。
【0030】ステップS202:正しく複写されたかを
判定する。正しく複写されたならばステップS205に
進み、正しく複写されていないならばステップS203
に進む。
判定する。正しく複写されたならばステップS205に
進み、正しく複写されていないならばステップS203
に進む。
【0031】ステップS203:フラッシュROMの装
置制御情報をRAMに複写する。
置制御情報をRAMに複写する。
【0032】ステップS204:正しく複写されたかを
判定する。正しく複写されたならばステップS207に
進み、正しく複写されていないならばステップS213
に進む。
判定する。正しく複写されたならばステップS207に
進み、正しく複写されていないならばステップS213
に進む。
【0033】ステップS205:不揮発性メモリに記憶
されている装置制御情報とフラッシュROMに記憶され
ている装置制御情報を比較し、不揮発性メモリの装置制
御情報が変更されているかを判定する。変更されている
ならばステップS206に進み、変更されていないなら
ばステップS207に進む。
されている装置制御情報とフラッシュROMに記憶され
ている装置制御情報を比較し、不揮発性メモリの装置制
御情報が変更されているかを判定する。変更されている
ならばステップS206に進み、変更されていないなら
ばステップS207に進む。
【0034】ステップS206:不揮発性メモリの装置
制御情報をフラッシュROMに複写する。
制御情報をフラッシュROMに複写する。
【0035】ステップS207:タイマを起動する。
【0036】ステップS208:プリンタ装置を制御す
るためのその他の処理を実行する。
るためのその他の処理を実行する。
【0037】ステップS209:所定時間が経ったかを
判定する。所定時間が経っているならばステップS21
0に進み、所定時間が経っていないならばステップS2
08に戻る。
判定する。所定時間が経っているならばステップS21
0に進み、所定時間が経っていないならばステップS2
08に戻る。
【0038】ステップS210:不揮発性メモリの装置
制御情報をフラッシュROMに複写する。
制御情報をフラッシュROMに複写する。
【0039】ステップS211:電源ボタンによる電源
切断指示(終了指示)が行われたかを判定する。終了指
示が行われたならばステップS212に進み、終了指示
が行われないならばステップS207に戻る。
切断指示(終了指示)が行われたかを判定する。終了指
示が行われたならばステップS212に進み、終了指示
が行われないならばステップS207に戻る。
【0040】ステップS212:不揮発性メモリの装置
制御情報をフラッシュROMに複写する。そして、処理
を終了する。
制御情報をフラッシュROMに複写する。そして、処理
を終了する。
【0041】ステップS213:不揮発性メモリおよび
フラッシュROMの装置制御情報をRAMに複写でき
ず、装置を稼動することができないことの異常メッセー
ジを操作パネルに表示する。そして、処理を終了する。
フラッシュROMの装置制御情報をRAMに複写でき
ず、装置を稼動することができないことの異常メッセー
ジを操作パネルに表示する。そして、処理を終了する。
【0042】図3に、不揮発性メモリ情報の復旧処理の
一実施例の処理フローチャートを示す。この処理は、図
2のステップS203、ステップS204、ステップS
213の処理で行われている不揮発性メモリ情報の復旧
処理の他の一実施例である。なお、図3のA、B、Cの
接続記号は図2のA、B、Cに対応している。
一実施例の処理フローチャートを示す。この処理は、図
2のステップS203、ステップS204、ステップS
213の処理で行われている不揮発性メモリ情報の復旧
処理の他の一実施例である。なお、図3のA、B、Cの
接続記号は図2のA、B、Cに対応している。
【0043】以下、このフローにしたがって動作を説明
する。
する。
【0044】ステップS301:不揮発性メモリから装
置制御情報が読み出せないことの異常メッセージを操作
パネルに表示する。
置制御情報が読み出せないことの異常メッセージを操作
パネルに表示する。
【0045】ステップS302:操作パネルから続行指
示がされたかを判定する。続行指示がされたならばステ
ップS303に進み、続行指示がされていなければ処理
を終了する。
示がされたかを判定する。続行指示がされたならばステ
ップS303に進み、続行指示がされていなければ処理
を終了する。
【0046】ステップS303:フラッシュROMに記
憶された装置制御情報をRAMに複写する。
憶された装置制御情報をRAMに複写する。
【0047】ステップS304:正しく複写されたかを
判定する。正しく複写されたならばステップS305に
進み、正しく複写されていないならばステップS308
に進む。
判定する。正しく複写されたならばステップS305に
進み、正しく複写されていないならばステップS308
に進む。
【0048】ステップS305:フラッシュROMに記
憶された装置制御情報を不揮発性メモリに複写する。
憶された装置制御情報を不揮発性メモリに複写する。
【0049】ステップS306:正しく複写されたかを
判定する。正しく複写されたならばステップS207に
進み、正しく複写されていないならばステップS307
に進む。
判定する。正しく複写されたならばステップS207に
進み、正しく複写されていないならばステップS307
に進む。
【0050】ステップS307:フラッシュROMの装
置制御情報を不揮発性メモリに複写できないことの警告
メッセージを操作パネルに表示する。そして、ステップ
S207に進む。
置制御情報を不揮発性メモリに複写できないことの警告
メッセージを操作パネルに表示する。そして、ステップ
S207に進む。
【0051】ステップS308:不揮発性メモリおよび
フラッシュROMの装置制御情報をRAMに複写でき
ず、装置を稼動状態にできないことの異常メッセージを
操作パネルに表示する。そして、処理を終了する。
フラッシュROMの装置制御情報をRAMに複写でき
ず、装置を稼動状態にできないことの異常メッセージを
操作パネルに表示する。そして、処理を終了する。
【0052】なお、この例ではステップS301、ステ
ップS307およびステップS308で警告メッセージ
や異常メッセージを操作パネルに表示するようにした
が、プリンタ装置を接続するホスト装置に通知する、ま
たは操作パネルに表示し、かつプリンタ装置を接続する
ホスト装置にも通知するようにしてもよい。
ップS307およびステップS308で警告メッセージ
や異常メッセージを操作パネルに表示するようにした
が、プリンタ装置を接続するホスト装置に通知する、ま
たは操作パネルに表示し、かつプリンタ装置を接続する
ホスト装置にも通知するようにしてもよい。
【0053】また、ステップS302では操作パネルか
ら続行指示を受けるようにしているが、プリンタ装置を
接続するホスト装置から続行指示を受けるようにしても
よい。
ら続行指示を受けるようにしているが、プリンタ装置を
接続するホスト装置から続行指示を受けるようにしても
よい。
【0054】
【発明の効果】この発明は、上記に説明したような形態
で実施され、以下の効果がある。
で実施され、以下の効果がある。
【0055】装置制御情報などを記憶する第1の不揮発
性メモリの内容を、制御プログラムなどを記憶する第2
の不揮発性メモリに設け、第1の不揮発性メモリが故障
した時、第2の不揮発性メモリの情報をもとに装置を制
御することにより、第1の不揮発性メモリが故障した時
も、装置の稼動を停止することがない信頼性の高い装置
を提供することが可能となる。
性メモリの内容を、制御プログラムなどを記憶する第2
の不揮発性メモリに設け、第1の不揮発性メモリが故障
した時、第2の不揮発性メモリの情報をもとに装置を制
御することにより、第1の不揮発性メモリが故障した時
も、装置の稼動を停止することがない信頼性の高い装置
を提供することが可能となる。
【図1】 本発明の一実施例の構成ブロック図である。
【図2】 本発明の不揮発性メモリ情報展開部の一実施
例の処理フローチャートである。
例の処理フローチャートである。
【図3】 不揮発性メモリ情報の復旧処理の一実施例の
処理フローチャートである。
処理フローチャートである。
【図4】 従来のプリンタ装置の一実施例の構成ブロッ
ク図である。
ク図である。
【図5】 装置制御情報の一実施例の構成図である。
【図6】 従来の不揮発性メモリ情報展開部の一実施例
の処理フローチャートである。
の処理フローチャートである。
1 ホスト装置 2 プリンタ装置 21 インタフェース制御部 22 MPU 23 操作パネル制御部 24 操作パネル 25 RAM 26 不揮発性メモリ 27 フラッシュROM 261 装置制御情報 271 制御プログラム 272 不揮発性メモリ情報展開部 273 装置制御情報
Claims (7)
- 【請求項1】 装置調整情報、ユーザ設定情報を含む装
置制御情報を記憶する第1の不揮発性メモリと、装置を
制御するための制御プログラムを記憶する第2の不揮発
性メモリを備える電子機器装置において、 第1の不揮発性メモリの情報のコピーを第2の不揮発性
メモリに設け、 第1の不揮発性メモリが故障した時、第2の不揮発性メ
モリにコピーした情報により装置制御情報を設定する不
揮発性メモリ情報展開部(272)を備えることを特徴
とする電子機器装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の電子機器装置において、 一定時間毎に第1の不揮発性メモリの情報を第2の不揮
発性メモリに複写することを特徴とする電子機器装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の電子機器装置において、 第1の不揮発性メモリの情報がユーザにより書き換えら
れているかを確認し、不揮発性メモリの情報が書き換え
られているならば第1の不揮発性メモリの情報を第2の
不揮発性メモリに複写することを特徴とする電子機器装
置。 - 【請求項4】 請求項1記載の電子機器装置において、 第1の不揮発性メモリの故障が検出された時、第2の不
揮発性メモリにコピーされた第1の不揮発性メモリの情
報を第1の不揮発性メモリに複写することを特徴とする
電子機器装置。 - 【請求項5】 請求項1記載の電子機器装置において、 第1の不揮発性メモリの故障が検出された時に、操作パ
ネル表示器にエラーの内容を表示させると共に、接続ホ
ストにエラー通知を行い、操作パネルからの指示、また
は接続ホストからの指示により第2の不揮発性メモリに
コピーした情報により装置制御を行なうことを特徴とす
る電子機器装置。 - 【請求項6】 請求項1記載の電子機器装置において、 第1の不揮発性メモリの故障が検出された時に、操作パ
ネル表示器にエラーの内容を表示させると共に、接続ホ
ストにエラー通知を行い、操作パネルからの指示、また
は接続ホストからの指示により第2の不揮発性メモリに
コピーされた第1の不揮発性メモリの情報を第1の不揮
発性メモリに複写することを特徴とする電子機器装置。 - 【請求項7】 装置調整情報、ユーザ設定情報を含む装
置制御情報を記憶する第1の不揮発性メモリと、装置を
制御するための制御プログラムを記憶する第2の不揮発
性メモリを備える電子機器装置における装置制御情報設
定方法において、 第1の不揮発性メモリに記憶される情報のコピーを第2
の不揮発性メモリに設け、 第1の不揮発性メモリが故障した時、第2の不揮発性メ
モリにコピーした情報をもとに装置制御情報を設定して
装置制御を行なうことを特徴とする装置制御情報設定方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001149161A JP2002342173A (ja) | 2001-05-18 | 2001-05-18 | 電子機器装置および装置制御情報設定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001149161A JP2002342173A (ja) | 2001-05-18 | 2001-05-18 | 電子機器装置および装置制御情報設定方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002342173A true JP2002342173A (ja) | 2002-11-29 |
Family
ID=18994363
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001149161A Pending JP2002342173A (ja) | 2001-05-18 | 2001-05-18 | 電子機器装置および装置制御情報設定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002342173A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007072695A (ja) * | 2005-09-06 | 2007-03-22 | Of Networks:Kk | フラッシュメモリへの冗長保存方法及びプログラム |
JP2011048755A (ja) * | 2009-08-28 | 2011-03-10 | Toshiba Corp | メモリシステム |
US8280579B2 (en) | 2007-09-14 | 2012-10-02 | Denso Corporation | Memory management apparatus |
-
2001
- 2001-05-18 JP JP2001149161A patent/JP2002342173A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007072695A (ja) * | 2005-09-06 | 2007-03-22 | Of Networks:Kk | フラッシュメモリへの冗長保存方法及びプログラム |
US8280579B2 (en) | 2007-09-14 | 2012-10-02 | Denso Corporation | Memory management apparatus |
JP2011048755A (ja) * | 2009-08-28 | 2011-03-10 | Toshiba Corp | メモリシステム |
US8650373B2 (en) | 2009-08-28 | 2014-02-11 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Memory system, controller, and data transfer method |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060524 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060620 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061031 |