JP2006107388A - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 複数バージョンのアプリケーションにおいて共通で使用される共通ファイルに障害が発生した場合でも、全てのバージョンのアプリケーションが正常に動作するファイルに自動的に修復可能とする。
【解決手段】 クライアント端末コンピュータ2000は、複数バージョンのアプリケーションで共通に使用される共通ファイルに係る情報である第1のファイル情報に基づいて共通ファイルの種類毎に最新の共通ファイルを判別し、最新の共通ファイルに対応する第1のファイル情報を共通ファイルの種類毎に保持する。また、クライアント端末コンピュータ2000は、上記第1のファイル情報と、内部に記憶される共通ファイルに係る情報である第2のファイル情報とを共通ファイルの種類毎に比較し、その比較結果、双方が一致しなかった場合、当該第2のファイル情報に対応する共通ファイルを当該第1のファイルに対応する共通ファイルに置き換える。
【選択図】 図1
【解決手段】 クライアント端末コンピュータ2000は、複数バージョンのアプリケーションで共通に使用される共通ファイルに係る情報である第1のファイル情報に基づいて共通ファイルの種類毎に最新の共通ファイルを判別し、最新の共通ファイルに対応する第1のファイル情報を共通ファイルの種類毎に保持する。また、クライアント端末コンピュータ2000は、上記第1のファイル情報と、内部に記憶される共通ファイルに係る情報である第2のファイル情報とを共通ファイルの種類毎に比較し、その比較結果、双方が一致しなかった場合、当該第2のファイル情報に対応する共通ファイルを当該第1のファイルに対応する共通ファイルに置き換える。
【選択図】 図1
Description
本発明は、同時に保持される複数バージョンのアプリケーションの共通ファイルに障害が発生した場合に、全てのバージョンのアプリケーションが正常に動作できるようなファイル修復を自動的に行うことを可能とする情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
近年、プリンタドライバをインストールする環境も複雑化し、異なるバージョンのプリンタドライバが複数インストールされることも増加してきている。異なるバージョンのプリンタドライバが複数インストールされている環境において、プリンタドライバを構成するファイルが、ユーザの誤ったファイル操作を行ったり、古いバージョンのプリンタドライバが上書きインストールされる等の何らかの理由により、破損及び削除、またはファイルがバージョンダウンするなどの事象が発生するとプリンタドライバが正常に動作せず、プリンタでの印刷が行われなくなってしまう事象が発生していた。
特許文献1には、アプリケーションを構成するファイルの修復方法として、ファイル障害が発生した場合に、ファイル障害が発生する以前の状態にファイルの修復を行うシステムが開示されている。特許文献1に開示されるシステムでは、補助記憶装置内にある各ファイルそれぞれのレコード情報を基に修復が行われる。
しかしながら、特許文献1に開示されるアプリケーション構成ファイル修復システムにおいては、単一バージョンのアプリケーションでのみで構成されるシステムにおいては正常なファイル修復が可能であるが、複数バージョンのアプリケーションが混在するシステムにおいては、そのファイル障害が発覚したバージョンのアプリケーションのファイル情報を基に修復してしまうために、複数バージョンのアプリケーションが混在するシステムにて、他のバージョンのアプリケーションを起動した際に、そのアプリケーションが正常に動作しなくなる問題がある。
例えば、複数バージョンのアプリケーション(例えば、プリンタドライバ)が存在している環境において、古いバージョンのアプリケーションを使用している際に、古いバージョンのアプリケーションに含まれる、複数バージョンのアプリケーションにて共通で使用するファイルでファイル障害が発生した場合、特許文献1に開示されたシステムでは古いバージョンの共通ファイル情報で修復してしまう。従って、新しいバージョンのアプリケーションをその後起動した場合、新しいバージョンのアプリケーションでは修復されたファイルを使用できないために、再度ファイル障害が発覚して、印刷が実行できなくなる。このように、特許文献1に開示された発明では、特にプリンタドライバのように異なるバージョンで共通で使用しているファイルが存在する場合の対処に欠けている。
そこで、本発明の目的は、複数バージョンのアプリケーションにおいて共通で使用される共通ファイルに障害が発生した場合でも、全てのバージョンのアプリケーションが正常に動作するファイルに自動的に修復可能とすることにある。
本発明の情報処理装置は、複数バージョンのアプリケーションを同時に保持する情報処理装置であって、前記複数バージョンのアプリケーションで共通に使用される共通ファイルに係る情報である第1のファイル情報を外部装置から取得する第1の取得手段と、前記第1のファイル情報に基づいて共通ファイルの種類毎に最新の共通ファイルを判別する判別手段と、前記判別手段により判別された前記最新の共通ファイルに対応する前記第1のファイル情報を、共通ファイルの種類毎に保持する保持手段と、当該情報処理装置内に記憶される共通ファイルに係る情報である第2のファイル情報を取得する第2の取得手段と、前記第1のファイル情報と前記第2のファイル情報とを共通ファイルの種類毎に比較する比較手段と、前記第1のファイル情報と前記第2のファイル情報との比較結果、双方が一致しなかった場合、前記第2のファイル情報に対応する共通ファイルを前記第1のファイルに対応する共通ファイルに置き換える置換手段とを有することを特徴とする。
本発明の情報処理方法は、複数バージョンのアプリケーションを同時に保持する情報処理装置による情報処理方法であって、前記複数バージョンのアプリケーションで共通に使用される共通ファイルに係る情報である第1のファイル情報を外部装置から取得する第1の取得ステップと、前記第1のファイル情報に基づいて共通ファイルの種類毎に最新の共通ファイルを判別する判別ステップと、当該情報処理装置内に記憶される共通ファイルに係る情報である第2のファイル情報を取得する第2の取得ステップと、前記判別ステップにより判別された前記最新の共通ファイルに対応する前記第1のファイル情報と前記第2のファイル情報とを共通ファイルの種類毎に比較する比較ステップと、前記第1のファイル情報と前記第2のファイル情報との比較結果、双方が一致しなかった場合、前記第2のファイル情報に対応する共通ファイルを前記第1のファイルに対応する共通ファイルに置き換える置換ステップとを含むことを特徴とする。
本発明のコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、前記情報処理方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、情報処理装置内に同時に保持される複数バージョンのアプリケーションの共通ファイルの種類毎に最新の共通ファイルを判別し、当該最新の共通ファイルに係る第1のファイル情報を保持し、当該情報処理装置に記録される共通ファイルに係る第2のファイル情報と前記第1のファイル情報との比較結果に応じて、当該第2のファイル情報に対応する共通ファイルを当該第1のファイル情報に対応する共通ファイルに置換するように構成したので、複数バージョンのアプリケーションにおいて共通で使用される共通ファイルに障害が発生した場合でも、全てのバージョンのアプリケーションが正常に動作するファイルに自動的に修復することが可能となる。
以下、本発明を適用した好適な実施形態を、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
以下に説明する本発明の実施形態は、プリンタドライバ格納サーバコンピュータと、クライアント端末コンピュータとがネットワークを介して相互に接続されて構成されるシステムに関し、特に、クライアント端末コンピュータにインストールされるプリンタドライバを修復するシステムに関するものである。
図1は、本発明の一実施形態に係るシステム構成を示すとももに、当該システムを構成するプリンタドライバ格納サーバコンピュータとクライアント端末コンピュータとのハードウェア構成を示す図である。
図1において、1000はプリンタドライバ格納サーバコンピュータであり、外部メモリ1002に、複数バージョンのプリンタドライバメディア(以下、プリンタドライバと略す)が記憶されている。この外部メモリ1002に記憶されているプリンタドライバを格納するフォルダは、CPU1004を制御するプログラムであるオペレーティングシステムプログラム(以下、OSと称す)の機能の一つであるファイル/フォルダの共有設定が行われており、クライアント端末コンピュータ2000からの外部参照が可能な構成となっている。
クライアント端末コンピュータ2000とプリンタドライバ格納サーバコンピュータ1000とは、クライアント端末コンピュータ2000側の通信I/Fコントローラ2003とプリンタドライバ格納サーバコンピュータ1000側の通信I/Fコントローラ1003において、TCP/IPケーブルにて接続されたネットワーク3000を介して、コンピュータ同士の通信が可能となっている。
また、プリンタドライバ格納サーバコンピュータ1000において、CPU1004は、RAM1005やROM1006に格納されているプログラムやデータを用いて、プリンタドライバ格納サーバコンピュータ1000全体の制御を行う。
1005は、RAMであり、外部メモリ1002からロードされたプログラムやデータを一時的に記憶するためのエリアを有するとともに、CPU1004が各種処理を行う為に使用するワークエリアを備える。1006は、ROMであり、BIOS等を記憶している。
1002は、HDDやFDD等の外部メモリであり、プリンタドライバ格納サーバコンピュータ1000が行う処理をCPU1004に実行させるためのプログラムやデータ等を保存しており、これらは必要に応じてCPU1004の制御によりRAM1005に読み出され実行されることになる。1001は、メモリコントローラであり、外部メモリ1002に対するデータの書き込み、及び、外部メモリ1002からのデータの読み出しを制御する。
1003は、通信I/Fコントローラであり、プリンタドライバ格納サーバコンピュータ1000をTCP/IPネットワーク3000に接続するためのものである。この通信I/Fコントローラ1003を介して外部のコンピュータ等とデータ通信を行うことが可能である。
1008は、キーボードであり、各種の指示をCPU1004に対して入力することができる。1007は、入力コントローラであり、キーボード1008からの入力情報をCPU1004に対して送信する。
1010は、ディスプレイ装置であるCRTである。1009は、表示させる画像情報や文字情報等をCRT1010に対して送信したり、CRT1010上における情報の表示制御を行う。
クライアント端末コンピュータ2000のハードウェア構成については、基本的な構成はプリンタドライバ格納サーバコンピュータ1000の構成と同様であるため説明は省略するが、クライアント端末コンピュータ2000の外部メモリ2002には、例えば図8〜図15に示す処理をCPU2004に実行させるプログラムやデータ等が格納され、これらは必要に応じてCPU2004の制御によりRAM2005に読み出され、実行されることとなる。
図2は、本発明の実施形態に係るシステム構成を示す図である。図2では、プリンタドライバ格納サーバコンピュータ1000、クライアント端末コンピュータ2000及びプリンタ4000によって構成可能なシステム構成の一例を示しているが、本発明の用途や目的に応じて様々なシステム構成を採り得ることは勿論である。
図2に示すネットワークシステムは、プリンタドライバ格納サーバコンピュータ1000、クライアント端末コンピュータ2000及びプリンタ4000をTCP/IPケーブル3000にて接続されることにより構成される。
各クライアント端末コンピュータ2000及びプリンタドライバ格納サーバコンピュータ1000は、TCP/IPケーブル3000を介してプリンタ4000へ印刷ジョブを送信する。
各クライアント端末コンピュータ2000は、TCP/IPケーブル3000を介してプリンタドライバ格納サーバコンピュータ1000及びその他のクライアント端末コンピュータ2000と相互に通信可能である。
次に、ファミリドライバ(統合ドライバ)を例に挙げ、本発明の実施形態の説明を行う。先ず、ファミリドライバの定義について説明する。一般的に、プリンタドライバでは1つの機種(プリンタモデル)につき1つのプリンタドライバを用意する場合が主である。よって、複数機種が存在している場合においても、共通で使用されるファイルは存在しない。但し、複数機種で一つのドライバを使用する場合(ファイミリドライバ)においては、図3に示すように、基本機能については全ての機種で共通に対応するために、基本機能モジュールを提供するファイルは全ての機種において同一である(以下、このように基本機能モジュールを提供するファイルが複数機種において同一のものを共通ファイルと称す)。また、各機種に特化した機能については、機種固有の拡張モジュールを提供する機種依存ファイルを使用することにより実現する。
尚、本実施形態で説明するプリンタドライバにおいては、カラー出力を制御するモジュールを提供するファイルをカラープロファイル、双方向通信対応のプリンタからプリントステータスデータを受信するプリントマネージャを制御するモジュールを提供するファイルをランゲージモニタファイルと称する。
図3は、プリンタドライバ(アプリケーション)構成モジュールがクライアント端末コンピュータ2000の外部メモリ2002上に、どのような構成で展開されているかを示すイメージ図である。
5001は、各バージョンのプリンタドライバが共通で使用するカラープロファイルである。5002は、各バージョンのプリンタドライバが共通で使用するランゲージモニタファイルである。5003は、各バージョンのプリンタドライバが共通で使用するファイルであって、且つカラープロファイル又はランゲージモニタファイルでないファイル(以下、その他の共通ファイルと称す)である。5004は、各バージョンのプリンタドライバが固有で使用する機種依存ファイルである。
図4は、プリンタドライバのINFファイルの構成を示すイメージ図である。INFファイルは、各プリンタドライバを構成するファイル構成情報(図3の5001〜5004)のファイル名称及びインストール先のディレクトリ情報(パス情報)を記載したファイルであり、プリンタドライバをインストールするためのファイルである。各ファイル構成情報を分類するキー情報とファイル名称の情報が記載されている。6000〜6006がキー情報である。
図5は、初期定義ファイルの構成を示すイメージ図である。初期定義ファイルは、クライアント端末コンピュータ2000の外部メモリ2002に記憶されており、本初期定義ファイルには、プリンタドライバ格納サーバコンピュータ1000の外部メモリ1002に格納されている、各プリンタドライババージョンのプリンタドライバメディアセットフォルダのパス情報が記載されている。この初期定義ファイルは、プリンタドライバ格納サーバコンピュータ1000内においてプリンタドライバメディアセットが追加又は削除される度に更新される。
図6は、外部メモリ2002内の初期定義ファイルからRAM2005に読み込まれる、既存プリンタのプリンタドライバのバージョン情報及びプリンタドライバメディアセットフォルダのパス情報のイメージ図である。
図7は、エラー情報テーブルのイメージ図であり、印刷処理時におけるエラー発生時にクライアント端末コンピュータ2000は内部に格納するこのエラー情報テーブルを参照する。本実施形態では、印刷指示を行うアプリケーション(例えば、Microsoft社製品のWord、Excel等)の内部リソースにエラー情報テーブルに保持するように構成しているが、プリンタドライバリソースもしくは、外部メモリ2002上に定義ファイル等として持つことも可能である。
図8は、複数バージョンのプリンタドライバがクライアント端末コンピュータ2000内に複数存在する環境で、共通使用されるファイルを全てのバージョンのプリンタドライバで正常使用可能な状態に修復する際に使用される最適なファイルリストを作成する処理の一部を示すフローチャートである。尚、ファイルリストは、クライアント端末コンピュータ2000のRAM2005内に作成される。また、本フローチャートに示される処理は印刷処理が行われる前に実行してもよいし、OSの起動時に実行されるようにしてもよい。
ステップS101では、CPU2004は、クライアント端末コンピュータ2000上にプリンタオブジェクトが存在するかチェックを行う。一つ以上のプリンタオブジェクトが存在する場合、次のステップS102へ進む。一方、プリンタオブジェクトが一つも存在しない場合は、本処理を終了する。尚、他の実施形態として、プリンタオブジェクトが存在しない場合は、プリンタオブジェクトが生成されるまで監視するような待機状態とするように構成しても良い。
ステップS102では、CPU2004は、クライアント端末コンピュータ2000上の既存プリンタオブジェクトのプリンタドライバモデル名称、プリンタドライババージョン情報を獲得し、RAM2005にその情報を保存する。
クライアント端末コンピュータ2000上の外部メモリ2002に格納されている初期定義ファイル(図5)には、プリンタドライバ格納サーバコンピュータ1000に格納されている全てのプリンタドライババージョンのプリンタドライバメディアセットのパス情報が記載されている。ステップS103では、CPU2004は、クライアント端末コンピュータ2000上にある全プリンタオブジェクトに対応するプリンタドライバのバージョン毎に、初期定義ファイルに記載されているプリンタドライバメディアセットのパス情報を取得する。次に、CPU2004は、RAM2005に取得したパス情報をバージョン情報と対応付けて保存する(図6)。
ここで、クライアント端末コンピュータ2000上において"1.00"と"1.30"の複数バージョンのプリンタドライバがインストールされている場合、図5の初期定義ファイルからはバージョン"1.00"、"1.30"に対応するパス情報が読み出され、図6に示すように各バージョン"1.00"、"1.30"に対応付けてパス情報が保存される。
ステップS104では、CPU2004は、ステップS103でRAM2005上に保存したパス情報で示されるプリンタドライバメディアセットパスにプリンタドライバメディアセットが実在するかどうかのチェックを行う。このプリンタドライバメディアセットが実在するか否かのチェックは、CPU2004がTCP/IPネットワーク3000を介して図6のリスト内のパス情報に基づきプリンタドライバ格納サーバコンピュータ1000の外部メモリ1002を参照してもよいし、該当するパスにプリンタドライバメディアセットが存在するか否かをプリンタドライバ格納サーバコンピュータ1000に対して問い合わせるようにしてもよい。
プリンタドライバ格納サーバコンピュータ1000内において、上記全てのプリンタドライバメディアセットパスに夫々プリンタドライバメディアセットが存在する場合、ステップS105へ進む。上記全てのプリンタドライバメディアセットパスの何れか一つにでもプリンタドライバメディアセットが存在しない場合には、本処理を終了する。
ステップS105では、CPU2004は、図6のリスト内から一つのバージョン情報を選択し、選択したバージョン情報に対応するINFファイルをTCP/IPネットワーク3000を介してプリンタドライバ格納サーバコンピュータ1000から取得し、RAM2005に保存する。ここで、クライアント端末コンピュータ2000上に、同一バージョンのプリンタドライバが複数存在する場合は、当該複数のプリンタドライバにつき一つのINFファイルを取得し、RAM2005に保存する。
ステップS106では、CPU2004は、後述する定義済み処理(図9)として、INFファイルに記載されているキー情報を基に、プリンタドライバメディアセットに含まれるファイル構成情報に関する情報を格納するリストを切り分ける。
例えば、クライアント端末コンピュータ2000にドライバモデル名称"LBP-AAAA"のプリンタドライバがインストールされている場合は、上記のステップS102ではドライバモデル名称"LBP-AAAA"が取得されることとなり、当該ドライバモデル名称が図4の6001に記載されているかが判断され、当該ドライバモデル名称が図4の6001に記載されている場合は、キー情報(図4の6002、6004〜6006)に基づいて各ファイル構成情報に関する情報を該当するリストに切り分けて記憶する。
ステップS107では、CPU2004は、図6において未だINFファイルの取得が行われていないバージョン情報が図6のリスト上に存在するか否かをチェックし、未だ処理対象となっていないバージョン情報が存在する場合はステップS105へ進む。存在しない場合は、本処理を終了する。つまり、クライアント端末コンピュータ2000に存在するプリンタドライバのバージョン数分だけステップS105、ステップS106の処理が繰り返される。
図9は、図8のステップS106の詳細フローである。図9のフローチャートでは、CPU2004は、ステップS105において読み込んだINFファイルのキー情報に基づいて、当該INFファイル内にファイル名称が記載される各ファイル構成情報の種類を判別し、ファイル構成情報が機種依存ファイル情報であった場合には、当該ファイル構成情報に関する情報を機種依存ファイルリスト内に保存し、ファイル構成情報がカラープロファイル情報、ランゲージモニタファイル情報、又はその他の共通ファイル情報であれば、そのファイル構成情報に関する情報を夫々対応するリスト内に保存する処理を示している。
ステップS201では、CPU2004が現在参照しているファイル名称のキー情報が機種依存ファイルを示す場合、処理はステップS202へ移行する。当該キー情報がその他の情報を示す場合は、処理はステップS203へ移行する。
ステップS202では、CPU2004は、当該ファイル名称と当該ファイル名称のファイル構成情報のファイルパス情報とをINFファイルから取得し、RAM2005内の機種依存ファイルリストに保存する。このとき、本機種依存ファイルが使用されるプリンタドライバのプリンタドライバモデル名称情報及びプリンタドライババージョン情報が併せて保存される。
ステップS203では、CPU2004が現在参照しているファイル名称のキー情報がカラープロファイルを示す場合、処理はステップS204へ移行する。当該キー情報がその他の情報を示す場合は、処理はステップS205へ移行する。
ステップS204では、図10に示す定義済み処理として、CPU2004は、当該ファイル名称や当該ファイル名称のファイル構成情報のパス情報等をRAM2005内のカラープロファイルリストに格納する。図16にカラープロファイルリストのイメージ構成を示す。
ステップS205では、CPU2004が現在参照しているファイル名称のキー情報がランゲージモニタファイルを示す場合は、処理はステップS206へ移行する。当該キー情報がその他の情報を示す場合は、処理はステップS207へ移行する。
ステップS206では、図11に示す定義済み処理として、CPU2004は、当該ファイル名称や当該ファイル名称のファイル構成情報のパス情報等をRAM2005内のランゲージモニタファイルリストに格納する。図17にランゲージモニタファイルリストのイメージ構成を示す。
ステップS207では、CPU2004が現在参照しているファイル名称のキー情報がその他の共通ファイルを示す場合は、処理はステップS208へ移行する。当該キー情報が上記その他の共通ファイルを示していない場合は、処理はステップS209へ移行する。
ステップS208では、図12に示す定義済み処理として、当該ファイル名称や当該ファイル名称のファイル構成情報のパス情報等をRAM2005内の共通ファイルリストに格納する。図18に共通ファイルリストのイメージ構成を示す。
ステップS209では、CPU2004は、未だ参照されていないファイル名称がINFファイル上に存在するかをチェックする。未だ参照されていないファイル名称が他に存在する場合は、処理はステップS201へ移行し、存在しない場合は本処理を終了する。つまり、INFファイル上に記載されたファイル名称の分だけステップS201からステップS209までの処理を繰り返すこととなる。
図10は、図9のステップS204の詳細フローである。図10のフローチャートでは、上記ステップS203において現在参照しているファイル名称のキー情報がカラープロファイルを示していると判断された場合に、当該ファイル名称のファイル構成情報のファイルパス情報、ファイルバージョン情報、ファイルの更新日付情報等を、RAM2005内のカラープロファイルリストに格納するための処理を示している。
ステップS301では、CPU2004は、INFファイルから当該ファイル名称に対応するパス情報を読み込み、そのパス情報に基づいて、当該ファイル名称のファイル構成情報のファイルバージョン情報及びファイル更新日付情報をTCP/IPネットワーク3000を介してプリンタドライバ格納サーバコンピュータ1000から取得する。
続くステップS302では、CPU2004は、RAM2005に保存されているカラープロファイルリスト(図16)に、当該ファイル名称が既に格納されているか否かをチェックする。当該ファイル名称と同じファイル名称が既に格納されている場合、処理はステップS302へ移行する。一方、当該ファイル名称と同じファイル名称が格納されていない場合、処理はステップS303へ移行する。
ステップS303では、CPU2004は、カラープロファイルリストにおいて当該ファイル名称と同じファイル名称に対応付けて格納される、ファイルバージョン情報又はファイル更新日付と、ステップS301で取得したファイルバージョン情報又はファイル更新日付とを比較する。この比較の結果、カラープロファイルリストにおいて既に各種情報が登録されたカラープロファイルより、ステップS301においてファイルバージョン情報やファイル更新日付情報を取得したカラープロファイルの方が新しいと判断された場合は、ステップS304へ移行する。
例えば、ステップS301において各種情報を取得したカラープロファイルの方が新しいかどうかは、先ず、カラープロファイルリストにおいて当該ファイル名称と同じファイル名称に対応付けて格納されるファイルバージョン情報と、ステップS301にて取得したファイルバージョン情報とを比較して判断する。当該ファイル名称と同じファイル名称に対応付けて格納されるファイルバージョン情報より、ステップS301にて取得されたファイルバージョン情報の方が新しいバージョンを示している場合は、当該カラープロファイルの方が新しいと判断され、反対に、当該ファイル名称と同じファイル名称に対応付けて格納されるファイルバージョン情報より、ステップS301にて取得されたファイルバージョン情報の方が古いバージョンを示している場合は、当該カラープロファイルの方が古いと判断される。
ここで、双方のファイルバージョン情報が同じバージョンを示す場合は、カラープロファイルリストにおいて当該ファイル名称と同じファイル名称に対応付けて格納されるファイルの更新日付と、ステップS301にて取得されたファイルの更新日付とを比較して判断する。当該ファイル名称と同じファイル名称に対応付けて格納されるファイルの更新日付より、ステップS301にて取得されたファイルの更新日付の方が後の日付であれば、当該カラープロファイルの方が新しいと判断され、反対に、当該ファイル名称と同じファイル名称に対応付けて格納されるファイルの更新日付より、ステップS301にて取得されたファイルの更新日付の方が前の日付であれば、当該カラープロファイルの方が古いと判断される。また、当該ファイル名称と同じファイル名称に対応付けて格納されるファイルの更新日付と、ステップS301にて取得されたファイルの更新日付とが同じ日付であれば、当該カラープロファイルに関する情報は既にカラープロファイルリストに格納されていると判断される。当該カラープロファイルの方が古い、又は、当該カラープロファイルに関する情報は既にカラープロファイルリストに格納されていると判断された場合は、本処理を終了する。一方、当該カラープロファイルの方が新しいカラープロファイルであると判断された場合は、処理はステップS304に移行する。
ステップS304では、CPU2004は、当該カラープロファイルのファイルパス情報、ファイルバージョン情報及びファイル更新日付情報を当該ファイル名称に対応付けてRAM2005内のカラープロファイルリスト(図16)に保存する。尚、当該カラープロファイルのファイルバージョン情報及びファイル更新日付情報は上述したステップS301で取得した情報である。このカラープロファイルリストへの保存処理の際には、図16では図示していないが、上記の保存情報とともに、当該カラープロファイルが使用されるプリンタドライバのプリンタドライバモデル名称及びプリンタドライババージョン情報が併せて保存され、本処理が終了する。
図11は、図9のステップS206の詳細フローである。図11のフローチャートでは、上記ステップS205において現在参照しているファイル名称のキー情報がランゲージモニタファイルを示していると判断された場合に、当該ファイル名称のファイル構成情報のファイルパス情報、ファイルバージョン情報、ファイルの更新日付情報等を、RAM2005内のランゲージモニタファイルリストに格納するための処理を示している。
ステップS401では、CPU2004は、INFファイルから当該ファイル名称に対応するパス情報を読み込み、そのパス情報に基づいて、当該ファイル名称のファイル構成情報のファイルバージョン情報とファイル更新日付情報をTCP/IPネットワーク3000を介してプリンタドライバ格納サーバコンピュータ1000から取得する。
続くステップS402では、CPU2004は、RAM2005に保存されているランゲージモニタファイルリストに、当該ファイル名称が既に格納されている否かをチェックする。当該ファイル名称と同じファイル名称が既に格納されている場合は、処理はステップS403へ移行する。一方、当該ファイル名称と同じファイル名称が格納されていない場合は、処理はステップS404へ移行する。
ステップS403では、CPU2004は、ランゲージモニタファイルリストにおいて当該ファイル名称と同じファイル名称に対応付けて格納される、ファイルバージョン情報又はファイル更新日付と、ステップS401で取得したファイルバージョン情報又はファイル更新日付とを比較する。この比較の結果、ランゲージモニタファイルリストにおいて既に各種情報が登録されたランゲージモニタファイルより、ステップS401においてファイルバージョン情報やファイル更新日付情報を取得したランゲージモニタファイルの方が新しいと判断された場合は、ステップS403へ移行する。ステップS401で各種情報を取得した当該ランゲージモニタファイルの方が新しいかどうかの判断手法は、上述したカラープロファイルに対する判断手法と同様であるため、説明は省略する。尚、当該ランゲージモニタファイルの方が古い、又は、当該ランゲージモニタファイルに関する情報が既にランゲージモニタファイルリストに格納されていると判断された場合は、本処理を終了する。
ステップS404では、CPU2004は、当該ランゲージモニタファイルのファイルパス情報、ファイルバージョン情報及びファイル更新日付情報を当該ファイル名称に対応付けてRAM2005内のランゲージモニタファイルリスト(図17)に保存する。尚、当該ランゲージモニタファイルのファイルバージョン情報及びファイル更新日付情報は上述したステップS401で取得した情報である。このランゲージモニタファイルリストへの保存処理の際には、図17では図示していないが、上記の保存情報とともに、当該ランゲージモニタファイルが使用されるプリンタドライバモデル名称及びプリンタドライババージョン情報が併せて保存され、本処理が終了する。
図12は、図9のステップS208の詳細フローである。図12のフローチャートでは、上記ステップS207において現在参照しているファイル名称のキー情報がその他の共通ファイル情報を示していると判断された場合に、当該ファイル名称のファイル構成情報のファイルパス情報、ファイルバージョン情報、ファイルの更新日付情報等を、RAM2005内の共通ファイルリストに格納するための処理を示している。
ステップS501では、CPU2004は、INFファイルから当該ファイル名称に対応するパス情報を読み込み、そのパス情報に基づいて、当該ファイル名称のファイル構成情報のファイルバージョン情報とファイル構成日付情報をTCP/IPネットワーク3000を介してプリンタドライバ格納サーバコンピュータ1000から取得する。
続くステップS502では、CPU2004は、RAM2005に保存されている共通ファイルリストに、当該ファイル名称が既に格納されているか否かをチェックする。当該ファイル名称と同じファイル名称が既に格納されている場合は、処理はステップS503へ移行する。一方、当該ファイル名称と同じファイル名称が格納されていない場合は、処理はステップS504へ移行する。
ステップS503では、CPU2004は、共通ファイルリストにおいて当該ファイル名称と同じファイル名称に対応付けて格納される、ファイルバージョン情報又はファイル更新日付と、ステップS501で取得したファイルバージョン情報又はファイル更新日付とを比較する。この比較の結果、共通ファイルリストにおいて既に各種情報が登録されたその他の共通ファイルより、ステップS501においてファイルバージョン情報やファイル更新日付情報を取得したその他の共通ファイルの方が新しいと判断された場合は、ステップS503へ移行する。ステップS501で各種情報を取得した当該その他の共通ファイルの方が新しいかどうかの判断手法は、上述したカラープロファイルに対する判断手法と同様であるため、説明は省略する。尚、当該その他の共通ファイルの方が古い、又は、当該その他の共通ファイルに関する情報が既に共通ファイルリストに格納されていると判断された場合は、本処理を終了する。
ステップS504では、CPU2004は、当該その他の共通ファイルのファイルパス情報、ファイルバージョン情報及びファイル更新日付情報を当該ファイル名称に対応付けてRAM2005内の共通ファイルリスト(図18)に保存する。尚、当該その他の共通ファイルのファイルバージョン情報及びファイル更新日付情報は上述したステップS501で取得した情報である。この共通ファイルリストへの保存処理の際には、図18では、図示していないが、上記の保存情報とともに、当該その他の共通ファイルが使用されるプリンタドライバ名称及びプリンタドライババージョン情報が併せて保存され、本処理が終了する。
上記実施形態では、図8のステップS105において任意のバージョン情報を取得するように構成しているが、他の実施形態として新しいバージョン情報から取得するようにしてもよい。このようにすることで図10のステップS301、図11のステップS401、図12のステップS501で取得されるバージョン情報、ファイル更新日付情報は概ね新しいものとなり、図10〜図12におけるリスト切り分け処理の処理効率を上げることが可能となる。
図13は、印刷ジョブが発行された場合においてカラープロファイルのファイル構成の不正が原因で印刷出力に不具合が生じてしまう事象を未然に防ぐ処理、及び、プリンタドライバにおいてエラーイベントが発生した場合、何が原因でエラーが発生したのかを解析して原因となるファイル構成をチェックし、不正があった場合にファイルを置き換える処理を示すフローチャートである。
ステップS601では、CPU2004は、その他のアプリケーション(例えば、Microsoft社製品のWord、Excel等)により印刷指示があるかチェックを行う。印刷指示がある場合、処理はステップS602に移行し、印刷指示がない場合は、本処理を終了する。
ステップS602では、CPU2004は、外部メモリ2002に存在するカラープロファイルのファイル名称のうちの何れか一つを取得する。
ステップS603では、CPU2004は、ステップS602にて取得したファイル名称に基づきカラープロファイルのファイルバージョン情報、ファイル更新日付情報を外部メモリ2002から取得する。
ステップS604では、CPU2004は、ステップS603にて取得した当該カラープロファイルのファイルバージョン情報、ファイル更新日付情報を、RAM2005内のカラープロファイルリストに格納されているファイルバージョン情報、ファイル更新日付情報と照合する。
ステップS605では、CPU2004は、ステップS604のリストとの照合処理にて、当該カラープロファイルのファイル構成に異常があるかのチェックを行う。当該カラープロファイルのファイル構成に異常がある場合、処理はステップS606へ進み、当該カラープロファイルのファイル構成に異常がない場合、処理はステップS608へ進む。
当該カラープロファイルのファイル構成に異常があるか否かのチェックは、当該カラープロファイルのカラープロファイル名称、ファイルバージョン及びファイル更新日付の全てが一致する情報を格納したレコードがカラープロファイルリスト内に存在するか否かによって行われる。即ち、当該カラープロファイルのカラープロファイル名称、ファイルバージョン及びファイル更新日付の全てが一致するレコードがカラープロファイルリスト内に存在する場合、当該カラープロファイルのファイル構成は正常であると判断され、一方、当該カラープロファイルのカラープロファイル名称、ファイルバージョン及びファイル更新日付の全てが一致する情報を格納したレコードがカラープロファイルリスト内に存在しない場合、当該カラープロファイルのファイル構成は異常であると判断される。
ステップS606では、CPU2004は、カラープロファイルリスト内において当該カラープロファイルのファイル名称と同じファイル名称に対応付けて格納されるファイルパス情報を参照し、TCP/IPネットワーク3000を介してプリンタドライバ格納サーバコンピュータ1000の外部メモリ1002よりカラープロファイルを取得する。次に、CPU2004は、外部メモリ2002にインストールされている当該カラープロファイルを削除し、プリンタドライバ格納サーバコンピュータ1000から取得したカラープロファイルに置き換える。
ステップS607では、CPU2004は、ステップS606で置き換えたカラープロファイルを、置換え前のカラープロファイルが関連付けられていたプリンタドライバに関して関連付けを行う。つまり、ステップS606で置き換えたカラープロファイルを使用する他のプリンタドライバに関して関連付けを行う。他のプリンタドライバが置き換えたカラープロファイルを使用するかどうかの判断は、Windows(登録商標)の機能の一つであるレジストリの値「Files」を参照して行う。参照するレジストリキー名の一例として、「HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Print\Printers\XXX\LBP-AAAA \CopyFiles\ICM」などのキーが考えられる。関連付けの方法としては、例えば、Windows(登録商標)APIの「AssociateColorProfileWithDevice」を使用することが挙げられる。
ステップS608では、CPU2004は、外部メモリ2002にインストールされているカラープロファイルがまだ存在するかをチェックする。まだ処理対象とされていないカラープロファイルが存在する場合、処理はステップS602へ進み、処理対象とされていないカラープロファイルが存在しない場合、処理はステップS609へ進む。
ステップS609では、CPU2004は、印刷指示を受けたプリンタドライバにてエラーイベントが発生したかをチェックする。何らかのエラーイベントが発生した場合、処理はステップS610へ進み、エラーイベントが発生していない場合は、本処理を終了する。本処理の終了すると、印刷指示通りの印刷処理が行われる。
ステップS610では、CPU2004は、当該アプリケーションのリソースに保持されるエラー情報テーブル(図7)と、発生したエラーイベント情報とを照合する。尚、本実施形態では、エラー情報テーブルをアプリケーション内部リソースに備えるように構成しているが、プリンタドライバリソース又は外部メモリ2002上に定義ファイル等として備えることも可能である。
ステップS611では、CPU2004は、ステップS610でのエラー情報テーブルとの照合処理に基づいて、ランゲージモニタファイルのファイル構成の不正が原因で発生したエラーイベント(ランゲージモニタエラー)かのチェックを行う。ランゲージモニタファイルのファイル構成の不正が原因であると判断された場合は、処理はステップS612へ進む。一方、ランゲージモニタファイルのファイル構成の不正が原因でない場合、処理はステップS613へ進む。
ステップS612では、CPU2004は、図14に示す定義済み処理を実行することにより、当該ランゲージモニタファイルのファイル構成をチェックし、当該ランゲージモニタファイルのファイル構成が不正であれば当該ランゲージモニタファイルを置き換える。尚、ステップS612終了後、本処理が終了する。
ステップS613では、CPU2004は、ステップS614でのエラー情報テーブルとの照合処理に基づいて、その他の共通ファイルのファイル構成の不正が原因で発生したエラーイベント(共通ファイルエラー)かのチェックを行う。その他の共通ファイルのファイル構成の不正が原因であると判断された場合は、処理はステップS614へ進む。一方、その他の共通ファイルのファイル構成の不正が原因でない場合、処理はステップS615へ進む。
ステップS614では、CPU2004は、図15に示す定義済み処理を実行することにより、当該その他の共通ファイルのファイル構成をチェックし、当該その他の共通ファイルのファイル構成が不正であれば当該その他の共通ファイルを置き換える。尚、ステップS614終了後、本処理を終了する。
ステップS615では、CPU2004は、ステップS614でのエラー情報テーブルとの照合処理に基づいて、機種依存ファイルのファイル構成の不正が原因で発生したエラーイベント(機種依存ファイルエラー)かのチェックを行う。機種依存ファイルのファイル構成の不正が原因であると判断された場合は、処理はステップS616へ進む。一方、機種依存ファイルのファイル構成の不正が原因でない場合、処理はステップS617へ進む。
ステップS616では、CPU2004は、不図示の機種依存ファイルリスト内において当該機種依存ファイルのファイル名称と対応付けて登録されるファイルパス情報を参照し、TCP/IPネットワーク3000を介してプリンタドライバ格納サーバコンピュータ1000の外部メモリ1002より機種依存ファイルを取得する。次に、CPU2004は、外部メモリ2002にインストールされている不正が検知された当該機種依存ファイルを削除し、プリンタドライバ格納サーバコンピュータ1000から取得した機種依存ファイルに置き換える。尚、ステップS617終了後、本処理を終了する。
ステップS617では、CPU2004は原因不明のエラーであると判断して、今回印刷指示を受けたプリンタドライバのファイルパス情報を図6のリストから参照し、TCP/IPネットワーク3000を介してプリンタドライバ格納サーバコンピュータ1000の外部メモリ1002よりプリンタドライバを取得する。その後、CPU2004は全てのプリンタオブジェクト、プリンタドライバ、プリンタ情報を削除した後、再インストールして本処理を終了する。
カラープロファイルの場合、ユーザが印刷物の色味を確認して初めてカラープロファイルに不整合が生じていることを認識できるため、カラープロファイルについては印刷後にカラープロファイルを再度入換える処理が必要であったが、本実施形態のように、印刷前にカラープロファイルに不整合が生じているかどうかを判断し、不整合が生じている際には自動で入換えを行えるため煩雑な処理を省くことができる効果がある。
また、その他のファイルの不整合時の入換え処理をカラープロファイルの不整合時の入換えと同じタイミングではなくエラーイベントが発生した時に処理することは、無駄な処理を省くことができ効率の良い入換え処理が行える。
特に、ファミリドライバでは、現在印刷処理を行っているドライバではエラーが出ても、別のバージョンのドライバで印刷する際にはエラーが出ずに正常に印刷できるといったことがあるため、カラープロファイルと同じタイミングで不整合があるかどうかを判断し、入換えを行ってしまうと無駄な処理を行うことになり逆に非効率となってしまう。その点においても、本処理は効果がある。
尚、本実施形態においてカラープロファイルの構成チェック(ステップS605)はクライアントコンピュータにある全てのカラープロファイルをチェックするように構成しているが、印刷指示があったドライバで使用するカラープロファイルのみをチェックする(ステップS605)ようにしてもよい。
その際には、ステップS602において、今回印刷指示を受けたプリンタドライバで使用されるカラープロファイルのファイル名称のみを取得し、ステップS603〜ステップS608の処理を同様に行うように構成すればよい。この場合、カラープロファイルの構成が正しいと判断されているので印刷結果の色味が変わってしまうということがなく正常に印刷される。つまり、他のプリンタドライバとは不整合であるが、印刷指示のあったプリンタドライバで正常に印刷されるのであれば、他のプリンタドライバにおいてはカラープロファイルを置き換える必要がないためさらに無駄な処理を省くことができるという効果がある。
図14は、図13のステップS612の詳細フローであり、ステップS611にてランゲージモニタファイルのファイル構成の不正が原因と判断された場合、ランゲージモニタファイルを置き換える処理を示すフローチャートである。
ステップS701では、CPU2004は、外部メモリ2002に存在するランゲージモニタファイルのファイル名称のうちの何れか一つを外部メモリ2002から取得する。
ステップS702では、CPU2004は、ステップS701にて取得したファイル名称に基づいて、ランゲージモニタファイルのファイルバージョン情報、ファイル更新日付情報を外部メモリ2002から取得する。
ステップS703では、CPU2004は、ステップS702にて取得した当該ランゲージモニタファイルのファイルバージョン情報、ファイル更新日付情報を、RAM2005内のランゲージモニタファイルリストに格納されているファイルバージョン情報、ファイル更新日付情報と照合する。
ステップS704では、CPU2004は、ステップS703のリストとの照合処理にて、当該ランゲージモニタファイルのファイル構成に異常があるかのチェックを行う。当該ランゲージモニタファイルのファイル構成に異常がある場合、処理はステップS705へ進み、当該ランゲージモニタファイルのファイル構成に異常がない場合、処理はステップS708へ進む。尚、当該ランゲージモニタファイル構成に異常があるか否かのチェック方法は、上述したカラープロファイルに対するチェック方法と同様であるため、説明を省略する。
ステップS705では、CPU2004は、OSの機能の一つであるスプーラサービスの起動を停止させる。
ステップS706では、CPU2004は、ランゲージモニタファイルリスト内において当該ランゲージモニタファイルのファイル名称と同じファイル名称に対応付けて格納されるファイルパス情報を参照し、TCP/IPネットワーク3000を介してプリンタドライバ格納サーバコンピュータ1000の外部メモリ1002よりランゲージモニタファイルを取得する。次に、CPU2004は、外部メモリ2002にインストールされている当該ランゲージモニタファイルを削除し、プリンタドライバ格納サーバコンピュータ1000から取得したランゲージモニタファイルに置き換える。
ステップS707では、CPU2004は、前述のスプーラサービスの起動を再度開始させる。
ステップS708では、CPU2004は、外部メモリ2002にインストールされているランゲージモニタファイルがまだ存在するかチェックする。まだ処理対象とされていないランゲージモニタファイルが存在する場合、処理はステップS701へ進み、処理対象とされていないランゲージモニタファイルが存在しない場合は、処理はステップS709へ進む。
ステップS709では、CPU2004は、外部メモリ2002にインストールされているランゲージモニタファイルを一つ以上置き換えたかチェックする。一つ以上のランゲージモニタファイルの置き換えが行われた場合は、本処理を終了する。一方、ランゲージモニタファイルが一つも置き換えられなかった場合、処理はステップS710へ進む。
ステップS710では、CPU2004は原因不明のエラーであると判断して、今回印刷指示を受けたプリンタドライバのファイルパス情報を図6のリストから参照し、TCP/IPネットワーク3000を介してプリンタドライバ格納サーバコンピュータ1000の外部メモリ1002よりプリンタドライバを取得する。その後、CPU2004は全てのプリンタオブジェクト、プリンタドライバ、プリンタ情報を削除した後、取得したプリンタドライバを再インストールし、本処理を終了する。
図15は、図13のステップS616の詳細フローであり、ステップS613にてその他の共通ファイルのファイル構成の不正が原因と判断された場合、当該その他の共通ファイルを置き換える処理を示すフローチャートである。
ステップS801では、CPU2004は、外部メモリ2002に存在するその他の共通ファイルのファイル名称のうちの何れか一つを外部メモリ2002から取得する。
ステップS802では、CPU2004は、ステップS801にて取得したファイル名称に基づいて、その他の共通ファイルのファイルバージョン情報、ファイル更新日付情報を外部メモリ2002から取得する。
ステップS803では、CPU2004は、ステップS802にて取得した当該その他の共通ファイルのファイルバージョン情報、ファイル更新日付情報を、RAM2005内の共通ファイルリストに格納されているファイルバージョン情報、ファイル更新日付情報と照合する。
ステップS804では、CPU2004は、ステップS803のリストとの照合処理にて、当該その他の共通ファイルのファイル構成に異常があるかのチェックを行う。当該その他の共通ファイルのファイル構成に異常がある場合、処理はステップS805へ進み、当該その他の共通ファイルのファイル構成に異常がない場合、処理はステップS806へ進む。尚、当該その他の共通ファイル構成に異常があるか否かのチェック方法は、上述したカラープロファイルに対するチェック方法と同様であるため、説明を省略する。
ステップS805では、CPU2004は、共通ファイルリスト内において当該その他の共通ファイルのファイル名称と同じファイル名称に対応付けて格納されるファイルパス情報を参照し、TCP/IPネットワーク3000を介してプリンタドライバ格納サーバコンピュータ1000の外部メモリ1002より共通ファイルを取得する。次に、CPU2004は、外部メモリ2002にインストールされている当該共通ファイルを削除し、プリンタドライバ格納サーバコンピュータ1000から取得した共通ファイルに置き換える。
ステップS806では、CPU2004は、外部メモリ2002にインストールされているその他の共通ファイルがまだ存在するかチェックする。まだ処理対象とされていないその他の共通ファイルが存在する場合、処理はステップS801へ進み、処理対象とされていないその他の共通ファイルが存在しない場合は、処理はステップS807へ進む。
ステップS807では、CPU2004は、外部メモリ2002にインストールされているその他の共通ファイルを一つ以上置き換えたかチェックする。一つ以上のその他の共通ファイルの置き換えが行われた場合は、本処理を終了する。一方、その他の共通ファイルが一つも置き換えられなかった場合、処理はステップS801へ進む。
ステップS808では、CPU2004は原因不明のエラーであると判断して、今回印刷指示を受けたプリンタドライバのファイルパス情報を図6のリストから参照し、TCP/IPネットワーク3000を介してプリンタドライバ格納サーバコンピュータ1000の外部メモリ1002よりプリンタドライバを取得する。その後、CPU2004は全てのプリンタオブジェクト、プリンタドライバ、プリンタ情報を削除した後、取得したプリンタドライバを再インストールし、本処理を終了する。
次に、本発明の他の実施形態について説明する。
上記実施形態では、共通ファイルを全てのバージョンのアプリケーション(プリンタドライバ)で正常使用可能な状態に修復する際に使用される最適な各種ファイルリスト(図16〜図18)を作成する処理(図8)を初めに行うように構成したが、他の実施形態として、印刷指示があった後に行うように構成しても良い。この場合、図13のステップS601の後に図8に示す処理を行うようにすればよい。
上記実施形態では、共通ファイルを全てのバージョンのアプリケーション(プリンタドライバ)で正常使用可能な状態に修復する際に使用される最適な各種ファイルリスト(図16〜図18)を作成する処理(図8)を初めに行うように構成したが、他の実施形態として、印刷指示があった後に行うように構成しても良い。この場合、図13のステップS601の後に図8に示す処理を行うようにすればよい。
また、新たにプリンタオブジェクトが作成される(新しいドライバがインストールされる)度に各種ファイルリストの作成処理(図8)を行うように制御することも可能である。この場合、図8に示す処理を実行する前に、新しいプリンタオブジェクトがあるかどうかをチェックするステップ、又は、新しいドライバがインストールされたかどうかをチェックするステップを行うこととなる。
このように、印刷指示があった場合に各種ファイルリストを更新可能としたり、新たにプリンタオブジェクトが作成される度に各種ファイルリストの作成処理を行うように構成したことにより、より正確にファイル構成情報の不正を検知することができ、印刷処理の不具合発生を更に防ぐことが可能となる。
以上、本発明の実施形態を説明してきたが、本発明はこれらに限られることなく、例えば、プリンタドライバ格納サーバコンピュータ1000でクライアント端末コンピュータ2000のドライバ構成(ドライバのインストール状況等)を取得し、図8の処理をプリンタドライバ格納サーバコンピュータ1000で行うように構成してもよい。その際には、プリンタドライバ格納サーバコンピュータ1000側の図8の処理で作成された各種ファイルリストをクライアント端末コンピュータ2000に送信し、そのリストに基づいて図13のフローが行われるように構成される。これにより、処理を分散させることができ、クライアント端末コンピュータ2000の負荷を軽減させることができるという効果を奏する。
上記実施形態によれば、異なるバージョンのアプリケーションが複数存在するシステムにて、共通で使用されるファイルにおいて、ファイル障害が発生しても全てのバージョンのアプリケーションが正常に動作するファイルを自動で選択して、ファイル修復を実行することが可能となる。特に、印刷処理を行った際に、プログラムが自動でファイル構成の判断を行い、ファイル障害が発覚する以前にファイルの修復が可能になるので、ユーザが特に意識することなく、いつでも正常に印刷処理を行える環境を提供することができる。
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、プログラムコード自体及びそのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(基本システム或いはオペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
1000:プリンタドライバ格納サーバコンピュータ
1001:メモリコントローラ
1002:外部メモリ
1003:通信I/Fコントローラ
1004:CPU
1005:RAM
1006:ROM
1007:入力コントローラ
1008:KB(キーボード)
1009:ビデオコントローラ
1010:CRT
2000:クライアント端末コンピュータ
2001:メモリコントローラ
2002:外部メモリ
2003:通信I/Fコントローラ
2004:CPU
2005:RAM
2006:ROM
2007:入力コントローラ
2008:KB(キーボード)
2009:ビデオコントローラ
2010:CRT
3000:TCP/IPネットワーク
4000:プリンタ
5001:カラープロファイル
5002:ランゲージモニタファイル
5003:その他の共通使用ファイル
5004:機種依存ファイル
1001:メモリコントローラ
1002:外部メモリ
1003:通信I/Fコントローラ
1004:CPU
1005:RAM
1006:ROM
1007:入力コントローラ
1008:KB(キーボード)
1009:ビデオコントローラ
1010:CRT
2000:クライアント端末コンピュータ
2001:メモリコントローラ
2002:外部メモリ
2003:通信I/Fコントローラ
2004:CPU
2005:RAM
2006:ROM
2007:入力コントローラ
2008:KB(キーボード)
2009:ビデオコントローラ
2010:CRT
3000:TCP/IPネットワーク
4000:プリンタ
5001:カラープロファイル
5002:ランゲージモニタファイル
5003:その他の共通使用ファイル
5004:機種依存ファイル
Claims (8)
- 複数バージョンのアプリケーションを同時に保持する情報処理装置であって、
前記複数バージョンのアプリケーションで共通に使用される共通ファイルに係る情報である第1のファイル情報を外部装置から取得する第1の取得手段と、
前記第1のファイル情報に基づいて共通ファイルの種類毎に最新の共通ファイルを判別する判別手段と、
前記判別手段により判別された前記最新の共通ファイルに対応する前記第1のファイル情報を、共通ファイルの種類毎に保持する保持手段と、
当該情報処理装置内に記憶される共通ファイルに係る情報である第2のファイル情報を取得する第2の取得手段と、
前記第1のファイル情報と前記第2のファイル情報とを共通ファイルの種類毎に比較する比較手段と、
前記第1のファイル情報と前記第2のファイル情報との比較結果、双方が一致しなかった場合、前記第2のファイル情報に対応する共通ファイルを前記第1のファイルに対応する共通ファイルに置き換える置換手段とを有することを特徴とする情報処理装置。 - 前記複数バージョンのアプリケーションのファイル構成を示すファイル構成情報を前記外部装置から取得する第3の取得手段と、
前記ファイル構成情報に基づいて、前記複数バージョンのアプリケーションに含まれる共通ファイルを識別する識別手段とを更に有し、
前記第1の取得手段は、前記識別手段による識別結果に基づいて、前記第1のファイル情報を前記外部装置から取得することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記第2の取得手段、前記比較手段及び前記置換手段は、印刷指示に応じて処理を実行することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
- 前記第2の取得手段、前記比較手段及び前記置換手段は、印刷処理におけるエラー発生に応じて処理を実行することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の情報処理装置。
- 発生したエラーの原因となったファイルの属性を判定するエラー判定手段を更に有し、
前記第2の取得手段、前記比較手段及び前記置換手段は、前記エラー判定手段により判定されたファイルの属性に該当する共通ファイルについて処理を実行することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。 - 前記第2の取得手段、前記比較手段及び前記置換手段は、印刷指示を受けたアプリケーションに含まれる共通ファイルについてのみ処理を実行することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の情報処理装置。
- 複数バージョンのアプリケーションを同時に保持する情報処理装置による情報処理方法であって、
前記複数バージョンのアプリケーションで共通に使用される共通ファイルに係る情報である第1のファイル情報を外部装置から取得する第1の取得ステップと、
前記第1のファイル情報に基づいて共通ファイルの種類毎に最新の共通ファイルを判別する判別ステップと、
当該情報処理装置内に記憶される共通ファイルに係る情報である第2のファイル情報を取得する第2の取得ステップと、
前記判別ステップにより判別された前記最新の共通ファイルに対応する前記第1のファイル情報と前記第2のファイル情報とを共通ファイルの種類毎に比較する比較ステップと、
前記第1のファイル情報と前記第2のファイル情報との比較結果、双方が一致しなかった場合、前記第2のファイル情報に対応する共通ファイルを前記第1のファイルに対応する共通ファイルに置き換える置換ステップとを含むことを特徴とする情報処理方法。 - 請求項7に記載の情報処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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