JPH10154121A - 通信システム - Google Patents

通信システム

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JPH10154121A
JPH10154121A JP8313838A JP31383896A JPH10154121A JP H10154121 A JPH10154121 A JP H10154121A JP 8313838 A JP8313838 A JP 8313838A JP 31383896 A JP31383896 A JP 31383896A JP H10154121 A JPH10154121 A JP H10154121A
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JP
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computer
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JP8313838A
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Hideki Kobayashi
秀樹 小林
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンピュータ端末におけるコンピュータ周辺
装置の制御用ソフトウェア等の装置情報のインストール
時の不都合を解消できるようにする。 【解決手段】 コンピュータ周辺装置(周辺装置)Bの
固有情報保持手段Cにその周辺装置Bの制御用ソフトウ
ェアの固有部分等の固有情報を保持しておくことによ
り、コンピュータ端末(端末)Aは周辺装置Bに固有情
報を要求してその周辺装置Bから固有情報を受け取り、
固有情報保存手段Fに保存することができる。また、周
辺装置Bにその制御用ソフトウェアのバージョンを要求
してその周辺装置Bから制御用ソフトウェアのバージョ
ンを受け取り、固有情報保存手段F内の固有情報のうち
の制御用ソフトウェアのバージョンと比較し、両バージ
ョンが一致しない時にのみ周辺装置Bに固有情報を要求
してその周辺装置Bから固有情報を受け取り、固有情報
保存手段F内の固有情報を更新することもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンピュータ端
末とコンピュータ周辺装置とをネットワークによって通
信可能に接続した通信システム、及びコンピュータ端末
とコンピュータ周辺装置とファイルサーバとをネットワ
ークによって通信可能に接続した通信システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】上記のような通信システムにおいて、例
えばコンピュータ端末で作成した情報をネットワーク上
のプリンタ(コンピュータ周辺装置)を用いて印刷する
場合、コンピュータ端末ではそのプリンタの制御用ソフ
トウェアであるプリンタドライバ(デバイスドライバ)
のインストール(初期設定も含む)が行なわれていなけ
ればならない。
【0003】プリンタドライバのインストールは、一般
に次のようにして行なわれる。まず、使用者が上記プリ
ンタドライバが記憶されている外部記憶装置(フロッピ
ディスクや光ディスク等)を用意してコンピュータ端末
に挿着した後、コンピュータ端末上で所定のキー操作を
行なう。それによって、コンピュータ端末は外部記憶装
置から上記プリンタドライバをインストールする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、使用者
はコンピュータ端末に所望のプリンタドライバのインス
トールを行なわせたくても、そのプリンタドライバが記
憶されている外部記憶装置をすぐに用意できなかった
り、あるいは機種の異なるプリンタ制御用のプリンタド
ライバが記憶されている外部記憶装置をコンピュータ端
末に誤って挿着してしまうことがあり、所望のプリンタ
を直ちに使用できない場合がある。
【0005】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、コンピュータ端末におけるデバイスドライバ等
の装置情報のインストール時の不都合を解消できるよう
にすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1〜3の発明は、
コンピュータ端末とコンピュータ周辺装置とをネットワ
ークによって通信可能に接続した通信システムにおい
て、上記の目的を達成するため、以下の手段を設けたこ
とを特徴とする。
【0007】請求項1の発明は、図1の機能ブロック図
に示すように、コンピュータ周辺装置Bに、自機の取り
扱い説明情報や制御用ソフトウェアの固有部分等の固有
情報を保持する固有情報保持手段Cと、コンピュータ端
末Aから固有情報の要求がなされた時に、固有情報保持
手段Cに保持されている固有情報をコンピュータ端末A
に転送する固有情報転送手段Dとを設け、コンピュータ
端末Aに、コンピュータ周辺装置Bに固有情報を要求す
る固有情報要求手段Eと、コンピュータ周辺装置Bから
転送されてくる固有情報を受け取って保存する固有情報
保存手段Fとを設けたものである。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の通信システ
ムにおいて、コンピュータ端末Aに、コンピュータ周辺
装置Bに該装置の制御用ソフトウェアのバージョンを要
求するバージョン要求手段と、コンピュータ周辺装置B
から転送されてくる該装置の制御用ソフトウェアのバー
ジョンを受け取り、固有情報保存手段Fに保存されてい
る固有情報のうちのコンピュータ周辺装置Bの制御ソフ
トウェアのバージョンと比較して両バージョンが一致す
るか否かを判定するバージョンチェック手段と、該手段
によって一致しないと判定された時にのみ、前記固有情
報要求手段Eを作動させ、前記コンピュータ周辺装置B
から転送されてくる固有情報を受け取り、固有情報保存
手段Fに保存される固有情報を今回受け取った最新の固
有情報に更新する固有情報更新手段とを設け、コンピュ
ータ周辺装置Bに、コンピュータ端末Aから自機の制御
用ソフトウェアのバージョンの要求がなされた時に、固
有情報保持手段Cに保持されている固有情報のうちの自
機の制御用ソフトウェアのバージョンをコンピュータ端
末Aに転送するバージョン転送手段を設けたものであ
る。
【0009】請求項3の発明は、図2の機能ブロック図
に示すように、コンピュータ周辺装置Bに、自機の取り
扱い説明情報や制御用ソフトウェア等の装置情報を保持
する装置情報保持手段Gと、コンピュータ端末Aから装
置情報の要求がなされた時に、装置情報保持手段Gに保
持されている装置情報をコンピュータ端末Aに転送する
装置情報転送手段Hとを設け、コンピュータ端末Aに、
コンピュータ周辺装置Bに装置情報を要求する装置情報
要求手段Iと、コンピュータ周辺装置Bから転送されて
くる装置情報を受け取って保存する装置情報保存手段J
とを設けたものである。
【0010】請求項4,5の発明は、コンピュータ端末
とコンピュータ周辺装置とファイルサーバとをネットワ
ークによって通信可能に接続した通信システムにおい
て、上記の目的を達成するため、以下の手段を設けたこ
とを特徴とする。
【0011】請求項4の発明は、図3の機能ブロック図
に示すように、ファイルサーバKに、コンピュータ周辺
装置の取り扱い説明情報や制御用ソフトウェアの固有部
分等の固有情報を保持する固有情報保持手段Lと、コン
ピュータ端末Aから固有情報の要求がなされた時に、固
有情報保持手段Lに保持されている固有情報をコンピュ
ータ端末Aに転送する固有情報転送手段Mとを設け、コ
ンピュータ端末Aに、ファイルサーバKに固有情報を要
求する固有情報要求手段Nと、ファイルサーバKから転
送されてくる固有情報を受け取って保存する固有情報保
存手段Oとを設けたものである。
【0012】請求項5の発明は、図4の機能ブロック図
に示すように、ファイルサーバKに、コンピュータ周辺
装置の取り扱い説明情報や制御用ソフトウェア等の装置
情報を保持する装置情報保持手段Pと、コンピュータ端
末Aから装置情報の要求がなされた時に、装置情報保持
手段Pに保持されている装置情報をコンピュータ端末A
に転送する装置情報転送手段Qとを設け、コンピュータ
端末Aに、ファイルサーバKに装置情報を要求する装置
情報要求手段Rと、ファイルサーバKから転送されてく
る装置情報を受け取って保存する装置情報保存手段Sと
を設けたものである。
【0013】請求項1,2の発明による通信システムに
よれば、図1に示したコンピュータ周辺装置Bの固有情
報保持手段Cにそのコンピュータ周辺装置Bの取り扱い
説明情報や制御用ソフトウェア(デバイスドライバ)の
固有部分等の固有情報を保持しておくことにより、コン
ピュータ端末Aが、コンピュータ周辺装置Bに固有情報
を要求してそのコンピュータ周辺装置Bから上記固有情
報を受け取って固有情報保存手段Fに保存することがで
きる。
【0014】したがって、コンピュータ端末Aに各種の
コンピュータ周辺装置のプリンタドライバの共通部分の
みを保持しておけば、コンピュータ周辺装置Bのデバイ
スドライバ等の装置情報が記憶されている外部記憶装置
をわざわざ用意しなくても、コンピュータ端末Aがコン
ピュータ周辺装置Bから上記デバイスドライバの固有部
分等の固有情報を受け取ることにより、デバイスドライ
バのインストールを迅速且つ確実に行なうことができ
る。
【0015】また、コンピュータ周辺装置Bから受け取
るデバイスドライバはその固有部分だけなので、CPU
やネットワークにかかる負担を抑えることもできる。さ
らに、コンピュータ周辺装置Bの固有情報保持手段Cに
は常に最新のデバイスドライバの固有部分を保持してお
くことにより、コンピュータ端末Aはその時点での最新
のデバイスドライバを入手して使用することができる。
【0016】請求項2の発明による通信システムによれ
ば、さらにコンピュータ端末Aが、コンピュータ周辺装
置Bにそのデバイスドライバのバージョンを要求してそ
のコンピュータ周辺装置Bから上記デバイスドライバの
バージョンを受け取り、固有情報保存手段Fに保存され
ている固有情報のうちのデバイスドライバのバージョン
と比較して両バージョンが一致するか否かを判定し、一
致しない時にのみコンピュータ周辺装置Bに固有情報を
要求してそのコンピュータ周辺装置Bから固有情報を受
け取り、固有情報保存手段Fに保存される固有情報を今
回受け取った最新の固有情報に更新することもできる。
【0017】したがって、例えばコンピュータ端末Aで
作成した情報をコンピュータ周辺装置B(プリンタ)を
用いて印刷する場合に、そのコンピュータ端末Aがコン
ピュータ周辺装置Bに上記バージョン要求をすることに
より、コンピュータ端末Aにインストロールされている
デバイスドライバが古くなった(コンピュータ周辺装置
Bの固有情報保持手段Cに保持されている固有情報のう
ちのデバイスドライバとバージョンが一致しない)ため
に最適な印刷を行なえなくなるという不都合の発生を確
実に防止することができる。
【0018】請求項3の発明による通信システムによれ
ば、図2に示したコンピュータ周辺装置Bの装置情報保
持手段Gにそのコンピュータ周辺装置Bの取り扱い説明
情報や制御用ソフトウェア等の装置情報を保持しておく
ことにより、コンピュータ端末Aが、コンピュータ周辺
装置Bに装置情報を要求してそのコンピュータ周辺装置
Bから上記装置情報を受け取って装置情報保存手段Jに
保存することができる。
【0019】したがって、例えばコンピュータ周辺装置
Bのデバイスドライバ等の装置情報が記憶されている外
部記憶装置をわざわざ用意しなくても、コンピュータ端
末Aがコンピュータ周辺装置Bから上記デバイスドライ
バを受け取ることにより、デバイスドライバのインスト
ールを迅速且つ確実に行なうことができる。
【0020】また、コンピュータ周辺装置Bの装置情報
保持手段Gには常に最新のデバイスドライバを保持して
おくことにより、コンピュータ端末Aはその時点での最
新のデバイスドライバを入手して使用することができ
る。さらに、コンピュータ端末Aはコンピュータ周辺装
置Bからデバイスドライバ全体を入手できるため、デバ
イスドライバの共通部分と固有部分とのバージョン不整
合によってデバイスドライバが使用不能になる恐れがな
くなる。
【0021】請求項4の発明による通信システムによれ
ば、図3に示したファイルサーバKの固有情報保持手段
Lにコンピュータ周辺装置の取り扱い説明情報や制御用
ソフトウェアの固有部分等の固有情報を保持しておくこ
とにより、コンピュータ端末Aが、ファイルサーバKに
固有情報を要求してそのファイルサーバKから上記固有
情報を受け取って固有情報保存手段Oに保存することが
できる。
【0022】したがって、例えばコンピュータ端末Aに
各種のコンピュータ周辺装置のプリンタドライバの共通
部分のみを保持しておけば、コンピュータ周辺装置のデ
バイスドライバ等の装置情報が記憶されている外部記憶
装置をわざわざ用意しなくても、コンピュータ端末Aが
ファイルサーバKから上記デバイスドライバの固有部分
を受け取ることにより、デバイスドライバのインストー
ルを迅速且つ確実に行なうことができる。
【0023】また、ファイルサーバKから受け取るデバ
イスドライバはその固有部分だけなので、CPUやネッ
トワークにかかる負担を抑えることもできる。さらに、
ファイルサーバKの固有情報保持手段Lには常に最新の
デバイスドライバの固有部分を保持しておくことによ
り、コンピュータ端末Aはその時点での最新のデバイス
ドライバを入手して使用することができる。
【0024】さらにまた、ネットワークに多数のコンピ
ュータ周辺装置が接続されている場合でも、ファイルサ
ーバKにその各コンピュータ周辺装置の固有情報をまと
めて保持させることによって集中的に管理することがで
きるため、使用者がその各コンピュータ周辺装置の設置
場所までわざわざ移動してその各装置の固有情報を保持
させるための作業等を行なわずに済み、管理コストが低
下する。
【0025】請求項5の発明による通信システムによれ
ば、図4に示したファイルサーバKの装置情報保持手段
Pにコンピュータ周辺装置の取り扱い説明情報やコンピ
ュータ周辺装置の制御用ソフトウェア等の装置情報を保
持しておくことにより、コンピュータ端末Aが、ファイ
ルサーバKに装置情報を要求してそのファイルサーバK
から上記装置情報を受け取って装置情報保存手段Sに保
存することができる。
【0026】したがって、例えば所望のコンピュータ周
辺装置のデバイスドライバが記憶されている外部記憶装
置をわざわざ用意しなくても、コンピュータ端末Aがフ
ァイルサーバKから上記デバイスドライバを受け取るこ
とにより、デバイスドライバのインストールを迅速且つ
確実に行なうことができる。
【0027】また、ファイルサーバKの装置情報保持手
段Pには常に最新のデバイスドライバを保持しておくこ
とにより、コンピュータ端末Aはその時点での最新のデ
バイスドライバを入手して使用することができる。さら
に、コンピュータ端末AはファイルサーバKからデバイ
スドライバ全体を入手できるため、デバイスドライバの
共通部分と固有部分とのバージョン不整合によってデバ
イスドライバが使用不能になる恐れがなくなる。
【0028】さらにまた、ネットワークに多数のコンピ
ュータ周辺装置が接続されている場合でも、ファイルサ
ーバKにその各コンピュータ周辺装置の装置情報をまと
めて保持させることによって集中的に管理することがで
きるため、使用者がその各コンピュータ周辺装置の設置
場所までわざわざ移動してその各装置の装置情報を保持
させるための作業等を行なわずに済み、管理コストが低
下する。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
に基づいて具体的に説明する。図5は、この発明の第1
実施形態である通信システムにおけるコンピュータ端末
とコンピュータ周辺装置とのネットワークによる接続例
を示す図である。この通信システムでは、コンピュータ
端末であるパーソナルコンピュータ1(以下「パソコ
ン」と略称する)とコンピュータ周辺装置である複数の
プリンタ2とをネットワーク3によって通信可能に接続
している。
【0030】図6はパソコン1の構成例を示すブロック
図であり、CPU11,記憶装置12,ネットワークイ
ンタフェース(以下「インタフェース」を「I/F」と
いう)13,入力装置14,及び表示装置15等からな
る。CPU11は、このパソコン1全体を統括的に制御
するマイクロコンピュータであり、ネットワークI/F
13と共に図1に示した請求項1の固有情報要求手段E
としての機能を果たすことができる。
【0031】記憶装置12は、例えば図7に示すような
アプリケーションプログラム,オペレーティングシステ
ム(OS),プリンタドライバ(デバイスドライバ)等
のソフトウェアや、印刷データなどの各種データを保存
するものであり、図1に示した請求項1の固有情報保存
手段Fとしての機能を果たすことができる。
【0032】ネットワークI/F13は、図5に示した
ネットワーク3を介して各プリンタ2と通信を行なう通
信手段である。入力装置14は、各種の情報を入力する
ためのキーボードやマウス等の入力手段である。表示装
置15は、各種の情報を表示するCRTディスプレイ等
の表示手段である。
【0033】ここで、プリンタドライバは、プリンタの
機種に係わらない共通部(コード)と、プリンタの機種
毎に異なる固有部(コードあるいはデータ)と、プリン
タドライバあるいはプリンタ本体の使用方法(取り扱
い)等を説明するための個々のプリンタで固有な情報
(データ)であるヘルプ情報とによって構成されてい
る。そのヘルプ情報の種類として、文字情報(文書情
報)とビットイメージ情報(グラフィック情報)があ
る。
【0034】ここでは、プリンタドライバ(デバイスド
ライバ)にヘルプ情報を含めて記述したが、実際にはプ
リンタドライバの本体(プリンタの制御用ソフトウェア
であり、この部分が本来のプリンタドライバである)と
ヘルプ情報とは別々のファイル構成となっている(図7
参照)。
【0035】このプリンタドライバは、CPU11に次
の処理を行なわせることができる。すなわち、プリンタ
の構成情報やプリンタドライバの使用方法(ヘルプ情
報)や等の生情報をわかりやすい形式に変換して表示装
置15の画面に表示(例えばグラフィカルに表示)す
る。また、プリンタの機種別の固有情報をネットワーク
3を介してプリンタ2に要求し、それを受け取る。
【0036】図8は各プリンタ2の構成例を示すブロッ
ク図であり、プリンタコントローラ20とエンジン30
とからなる。プリンタコントローラ20は、CPU2
1,記憶装置22,ネットワークI/F23,表示操作
部24,及びエンジンI/F25等からなる。
【0037】CPU21は、このプリンタコントローラ
20全体を統括的に制御するマイクロコンピュータであ
り、ネットワークI/F23と共に図1に示した請求項
1の固有情報転送手段Dとしての機能を果たすことがで
きる。記憶装置22は、プリンタ固有の設定情報やヘル
プ情報やプリンタドライバ(固有部分)等の固有情報を
保持したり、印刷データをビットマップ状に展開したり
するための記憶手段であり、図1に示した請求項1の固
有情報保持手段Cとしての機能を果たすことができる。
【0038】ネットワークI/F23は、図5に示した
ネットワーク3を介してパソコン1と通信を行なう通信
手段である。表示操作部24は、各種の情報を入力する
ための入力部と各種の情報を表示する表示部とからな
る。エンジンI/F25は、エンジン30と通信を行な
う通信手段である。エンジン30は、プリンタコントロ
ーラ20からの印刷データに基づいて用紙上に印刷を行
なうものである。
【0039】図9は、この第1実施形態の通信システム
におけるデバイスドライバ初期設定処理の一例を示すフ
ローチャートである。パソコン1のCPU11は、使用
者による所定のキー操作に応じて、その使用者が希望す
るプリンタ2を使用するために必要なプリンタドライバ
(上記プリンタ2のプリンタドライバ)のインストール
(デバイスドライバ初期設定処理)を行なう。
【0040】この場合、まずパソコン1のCPU11が
上記プリンタ2に固有情報を要求する。上記プリンタ2
のCPU21は、パソコン1から固有情報の要求がなさ
れた時に、その要求を受け付け、記憶装置22に保持さ
れている固有情報(プリンタドライバの固有部及びヘル
プ情報)を取り出し、それをパソコン1に転送する。
【0041】パソコン1のCPU11は、固有情報要求
先のプリンタ2から転送されてくる固有情報を受け取
り、それを記憶装置12に記憶して保存する。このと
き、記憶装置12に保存した固有情報を共通情報(プリ
ンタドライバの共通部)と共に見やすい形でヘルプ情報
として表示装置15の画面に表示する。そして、所望の
設定が完了した後、インストロールされたプリンタドラ
イバを用いて印刷処理(プリント処理)を行なうことが
可能になる。
【0042】図10は、パソコン1のCPU11による
プリント処理の一例を示すフローチャートである。パソ
コン1のCPU11は、使用者によるキー操作に応じ
て、プリンタ2の選択を含むプリンタドライバの共通部
による処理(プリンタ共通処理),選択されたプリンタ
2に対応する固有部による処理(プリンタ固有処理),
ポートドライバによる処理(プリンタポート出力処理)
を行ない、表示装置15の画面に表示中の情報(印刷デ
ータ)を選択されたプリンタ2(記憶装置12に保存さ
れているプリンタドライバにより制御可能なプリンタ)
に出力して印刷を行なわせる。
【0043】このように、第1実施形態の通信システム
によれば、各プリンタ(コンピュータ周辺装置)2の記
憶装置22にその各プリンタ2の取り扱い説明情報や制
御用ソフトウェアであるプリンタドライバの固有部分等
の固有情報を保持しておくことにより、パソコン(コン
ピュータ端末)1が、所望のプリンタ2に固有情報を要
求してそのプリンタ2から記憶装置22に保持されてい
る固有情報を受け取って記憶装置12に保存することが
できる。
【0044】したがって、パソコン1に各プリンタ2の
プリンタドライバの共通部分のみを保持しておけば、所
望のプリンタ2のプリンタドライバ等の装置情報が記憶
されている外部記憶装置をわざわざ用意しなくても、パ
ソコン1は上記プリンタ2から上記プリンタドライバの
固有部分等の固有情報を受け取ることにより、プリンタ
ドライバのインストールを迅速且つ確実に行なうことが
できる。
【0045】また、プリンタ2から受け取るプリンタド
ライバはその固有部分だけなので、CPU11やネット
ワーク3にかかる負担を抑えることもできる。さらに、
プリンタ2の記憶装置22には常に最新のプリンタドラ
イバの固有部分を保持しておくことにより、パソコン1
はその時点での最新のプリンタドライバを入手して使用
することができる。
【0046】次に、この発明の第2実施形態について説
明する。なお、この第2実施形態は第1実施形態とハー
ド構成は同じであるが、ソフト構成が若干異なる。この
第2実施形態では、パソコン1のCPU11及びネット
ワークI/F13が、請求項2のバージョン要求手段,
バージョンチェック手段,及び固有情報更新手段として
の機能も果たす。また、プリンタ2のCPU21が、ネ
ットワークI/F23と共にバージョン転送手段として
の機能も果たす。
【0047】図11は、第2実施形態の通信システムに
おけるプリント処理の一例を示すフローチャートであ
る。パソコン1のCPU11は、まず使用者のキー操作
に応じてプリンタ2の選択を含むプリンタ共通処理を行
ない、続いてその選択されたプリンタ2にプリンタドラ
イバのバージョンを要求する。
【0048】上記プリンタ2のCPU21は、プリンタ
ドライバのバージョンの要求がなされた時に、その要求
を受け付け、記憶装置に保持されている固有情報のうち
のプリンタドライバのバージョンを取り出し、それをパ
ソコン1に転送する。パソコン1のCPU11は、上記
プリンタ2から転送されてくるプリンタドライバのバー
ジョンを受け取り、記憶装置12に保存されている上記
プリンタの固有情報のうちのプリンタドライバ(固有
部)のバージョンと比較して両バージョンが一致する
(同じ)か否かを判定する。
【0049】そして、両バージョンが一致した場合は、
直ちにプリンタ固有処理及びプリンタポート出力処理を
それぞれ行ない、表示装置15の画面に表示中の情報を
選択されたプリンタ2に出力して印刷を行なわせるが、
一致しなければ(記憶装置12に保存されている方のプ
リンタドライバが古い場合は)上記プリンタ2に固有情
報を要求する。
【0050】上記プリンタ2のCPU21は、パソコン
1から固有情報の要求がなされた時に、その要求を受け
付け、記憶装置22に保持されている固有情報(プリン
タドライバの固有部及びヘルプ情報)を取り出し、それ
をパソコン1に転送する。
【0051】パソコン1のCPU11は、上記プリンタ
2から転送されてくる固有情報を受け取り、それを記憶
装置12に記憶して保存(記憶装置12に保存されてい
る上記プリンタの固有情報を今回受け取った最新の固有
情報に更新)した後、プリンタ固有処理及びプリンタポ
ート出力処理をそれぞれ行ない、表示装置15の画面に
表示中の情報を選択されたプリンタ2に出力して印刷を
行なわせる。
【0052】このように、第2実施形態の通信システム
によれば、パソコン1が、所望のプリンタ2にプリンタ
ドライバのバージョンを要求してそのプリンタ2から記
憶装置22に保持されているプリンタドライバのバージ
ョンを受け取り、記憶装置12に保存されている固有情
報のうちのプリンタドライバのバージョンと比較して両
バージョンが一致するか否かを判定し、一致しない時に
のみ上記プリンタ2に固有情報を要求してそのプリンタ
2から固有情報を受け取り、記憶装置12に保存される
固有情報を今回受け取った最新の固有情報に更新するこ
ともできる。
【0053】したがって、パソコン1で作成した情報を
所望のプリンタ2に出力して印刷させる場合に、パソコ
ン1がそのプリンタ2に上記バージョン要求をすること
により、パソコン1にインストロールされているプリン
タドライバが古くなった(上記プリンタ2の記憶装置2
2に保持されている固有情報のうちのプリンタドライバ
とバージョンが一致しない)ために最適な印刷を行なえ
なくなるという不都合の発生を確実に防止することがで
きる。
【0054】次に、この発明の第3実施形態について説
明する。なお、この第3実施形態は第1実施形態とハー
ド構成は同じであるが、ソフト構成が若干異なる。この
第3実施形態では、パソコン1のCPU11及びネット
ワークI/F13が図2に示した請求項3の装置情報要
求手段Iとしての機能を、記憶装置12が装置情報保存
手段Jとしての機能をそれぞれ果たすことができる。
【0055】また、プリンタ2のCPU21及びネット
ワークI/F23が装置情報転送手段Hとしての機能
を、記憶装置22が装置情報保持手段Gとしての機能を
それぞれ果たすことができる。したがって、各プリンタ
2の記憶装置22にはその各プリンタ2の取り扱い情報
を含むヘルプ情報及びプリンタドライバ(固有部と共通
部の両方)等の装置情報を保持する。それに伴って、パ
ソコン1の記憶装置12にはプリンタ2の装置情報を保
存する。
【0056】図12は、第3実施形態の通信システムに
おけるデバイスドライバ初期設定処理の一例を示すフロ
ーチャートである。パソコン1のCPU11は、使用者
によるキー操作に応じて、その使用者が希望するプリン
タ2に装置情報を要求する。上記プリンタ2のCPU2
1は、パソコン1から装置情報の要求がなされた時に、
その要求を受け付け、記憶装置22に保持されている装
置情報を取り出し、それをパソコン1に転送する。
【0057】パソコン1のCPU11は、装置情報要求
先のプリンタ2から転送されてくる装置情報を受け取
り、それを記憶装置12に記憶して保存する。このと
き、記憶装置12に保存した装置情報を見やすい形でヘ
ルプ情報として表示装置15の画面に表示する。そし
て、所望の設定が完了した後、インストロールされたプ
リンタドライバを用いて図10と同様に印刷処理(プリ
ント処理)を行なうことができる。
【0058】このように、第3実施形態の通信システム
によれば、各プリンタ2の記憶装置22にそのプリンタ
2の取り扱い説明情報や制御用ソフトウェアであるプリ
ンタドライバ等の装置情報を保持しておくことにより、
パソコン1が、所望のプリンタ2に装置情報を要求して
そのプリンタ2から記憶装置22に保持されている装置
情報を受け取って記憶装置12に保存することができ
る。
【0059】したがって、各プリンタ2のプリンタドラ
イバ等の装置情報が記憶されている外部記憶装置をわざ
わざ用意しなくても、パソコン1は所望のプリンタ2か
ら上記プリンタドライバ等の装置情報を受け取ることに
より、プリンタドライバのインストールを迅速且つ確実
に行なうことができる。
【0060】また、プリンタ2の記憶装置22には常に
最新のプリンタドライバを保持しておくことにより、パ
ソコン1はその時点での最新のプリンタドライバを入手
して使用することができる。さらに、プリンタ2は所望
のプリンタ2からプリンタドライバ全体を入手できるた
め、プリンタドライバの共通部分と固有部分とのバージ
ョン不整合によってプリンタドライバが使用不能になる
恐れがなくなる。
【0061】以上、この発明をプリンタとパソコンとを
ネットワークによって通信可能に接続した通信システム
に適用した実施形態について説明したが、この発明はこ
れに限らず、各種のコンピュータ端末とコンピュータ周
辺装置とをネットワークによって通信可能に接続した通
信システムに適用し得るものである。
【0062】図13は、この発明の第4実施形態である
通信システムにおけるコンピュータ端末とコンピュータ
周辺装置とファイルサーバとのネットワークによる接続
例を示す図である。この通信システムでは、コンピュー
タ端末であるパソコン1とファイルサーバ40とコンピ
ュータ周辺装置である複数のプリンタ2とをネットワー
ク3によって通信可能に接続している。
【0063】なお、この第4実施形態は第1実施形態と
ハード構成は同じであるが、ソフト構成が若干異なる。
この第4実施形態では、パソコン1のCPU11及びネ
ットワークI/F13が図3に示した請求項4の固有情
報要求手段Nとしての機能を、記憶装置12が固有情報
保存手段Oとしての機能をそれぞれ果たすことができ
る。
【0064】また、ファイルサーバ40の図示しないC
PU及びネットワークI/Fが固有情報転送手段Mを、
図示しない記憶装置が固有情報保持手段Lとしての機能
をそれぞれ果たすことができる。したがって、ファイル
サーバ40の記憶装置には各プリンタ2の取り扱い情報
を含むヘルプ情報及びプリンタドライバの固有部等の固
有情報を保持する。それに伴って、パソコン1の記憶装
置12にはプリンタ2の固有情報を保存する。
【0065】図14は、第4実施形態の通信システムに
おけるデバイスドライバ初期設定処理の一例を示すフロ
ーチャートである。パソコン1のCPU11は、使用者
によるキー操作に応じて、ファイルサーバ40にその使
用者が希望するプリンタ2の固有情報を要求する。この
とき、そのプリンタの識別情報(ID情報)をファイル
サーバ40に送る。
【0066】ファイルサーバ40は、パソコン1から固
有情報の要求がなされた時に、その要求(上記ID情報
も含む)を受け付け、記憶装置に保持されている各プリ
ンタ2の固有情報のうちの上記ID情報に対応する上記
プリンタ2の固有情報を取り出し、それをパソコン1に
転送する。パソコン1のCPU11は、ファイルサーバ
40から転送されてくる固有情報を受け取り、それを記
憶装置12に記憶して保存する。
【0067】このとき、記憶装置12に保存した固有情
報を共通情報と共に見やすい形でヘルプ情報として表示
装置15の画面に表示する。そして、所望の設定が完了
した後、インストロールされたプリンタドライバを用い
て図15と同様に印刷処理を行なうことができる。
【0068】図15は、第4実施形態の通信システムに
おけるプリント処理の一例を示すフローチャートであ
る。パソコン1のCPU11は、まず使用者のキー操作
に応じてプリンタ2の選択を含むプリンタ共通処理を行
ない、続いてファイルサーバ40にその選択されたプリ
ンタ2のプリンタドライバのバージョンを要求する。こ
のとき、そのプリンタ2のID情報をファイルサーバ4
0に送る。
【0069】ファイルサーバ40は、プリンタドライバ
のバージョンの要求がなされた時に、その要求(上記I
D情報も含む)を受け付け、記憶装置に保持されている
固有情報のうちの上記ID情報に対応する上記プリンタ
のプリンタドライバのバージョンを取り出し、それをパ
ソコン1に転送する。パソコン1のCPU11は、ファ
イルサーバ40から転送されてくるプリンタドライバの
バージョンを受け取り、記憶装置12に保存されている
上記プリンタ2の固有情報のうちのプリンタドライバ
(固有部)のバージョンと比較して両バージョンが一致
するか否かを判定する。
【0070】そして、両バージョンが一致した場合は、
直ちにプリンタ固有処理及びプリンタポート出力処理を
それぞれ行ない、表示装置15の画面に表示中の情報を
選択されたプリンタ2に出力して印刷を行なわせるが、
一致しなければ(記憶装置12に保存されている上記プ
リンタ2のプリンタドライバが古い場合は)ファイルサ
ーバ40に上記プリンタ2の固有情報を要求する。
【0071】ファイルサーバ40は、パソコン1から上
記プリンタの固有情報の要求がなされた時に、その要求
を受け付け、記憶装置22に保持されている上記プリン
タの固有情報(プリンタドライバの固有部及びヘルプ情
報)を取り出し、それをパソコン1に転送する。
【0072】パソコン1のCPU11は、ファイルサー
バ40から転送されてくる固有情報を受け取り、それを
記憶装置12に記憶して保存(記憶装置12に保存され
ている上記プリンタの固有情報を今回受け取った最新の
固有情報に更新)した後、プリンタ固有処理及びプリン
タポート出力処理をそれぞれ行ない、表示装置15の画
面に表示中の情報を上記プリンタ2に出力して印刷を行
なわせる。
【0073】このように、第4実施形態の通信システム
によれば、ファイルサーバ40の記憶装置に各プリンタ
2の取り扱い説明情報や制御用ソフトウェアであるプリ
ンタドライバの固有部分等の固有情報を保持しておくこ
とにより、パソコン1が、ファイルサーバ40に所望の
プリンタ2の固有情報を要求してそのファイルサーバ4
0からその固有情報を受け取って記憶装置12に保存す
ることができる。
【0074】したがって、パソコン1に各プリンタ2の
プリンタドライバの共通部分のみを保持しておけば、所
望のプリンタ2のプリンタドライバ等の装置情報が記憶
されている外部記憶装置をわざわざ用意しなくても、パ
ソコン1は上記プリンタ2から上記プリンタドライバ等
の固有情報を受け取ることにより、プリンタドライバの
インストールを迅速且つ確実に行なうことができる。
【0075】また、ファイルサーバ40から受け取るプ
リンタドライバはその固有部分だけなので、CPU11
やネットワーク3にかかる負担を抑えることもできる。
さらに、ファイルサーバ40には常に最新のプリンタド
ライバを保持しておくことにより、パソコン1はその時
点での最新のプリンタドライバを入手して使用すること
ができる。
【0076】さらにまた、ネットワーク3に多数のプリ
ンタ2が接続されている場合でも、ファイルサーバ40
にその各プリンタ2の固有情報をまとめて保持させるこ
とによって集中的に管理することができるため、使用者
がその各プリンタ2の設置場所までわざわざ移動してそ
の各プリンタ2の固有情報を保持させるための作業等を
行なわずに済み、管理コストが低下する。
【0077】また、この第4実施形態の通信システムで
は、パソコン1が、ファイルサーバ40に所望のプリン
タ2のプリンタドライバのバージョンを要求してそのフ
ァイルサーバ40からそのバージョンを受け取り、記憶
装置12に保存されている固有情報のうちのプリンタド
ライバのバージョンと比較して両バージョンが一致する
か否かを判定し、一致しない時にのみファイルサーバ4
0に上記プリンタ2の固有情報を要求してそのファイル
サーバ40からその固有情報を受け取り、記憶装置12
に保存される固有情報を今回受け取った最新の固有情報
に更新することもできる。
【0078】したがって、パソコン1で作成した情報を
上記プリンタ2に出力して印刷させる場合に、パソコン
1がファイルサーバ40にそのプリンタ2用のプリンタ
ドライバのバージョンを要求することにより、パソコン
1にインストロールされているプリンタドライバが古く
なった(ファイルサーバ40の記憶装置に保持されてい
る固有情報のうちの上記プリンタ2のプリンタドライバ
とバージョンが一致しない)ために最適な印刷を行なえ
なくなるという不都合の発生を確実に防止することがで
きる。
【0079】次に、この発明の第5実施形態について説
明する。なお、この第5実施形態は第4実施形態とハー
ド構成は同じであるが、ソフト構成が若干異なる。この
第5実施形態では、パソコン1のCPU11及びネット
ワークI/F13が図4に示した請求項5の装置情報要
求手段Rとしての機能を、記憶装置12が装置情報保存
手段Sとしての機能をそれぞれ果たすことができる。
【0080】また、ファイルサーバ40のCPU及びネ
ットワークI/Fが装置情報転送手段Qとしての機能
を、記憶装置が装置情報保持手段Pとしての機能をそれ
ぞれ果たすことができる。したがって、ファイルサーバ
40の記憶装置には各プリンタ2の取り扱い情報を含む
ヘルプ情報及びプリンタドライバ(固有部と共通部の両
方)等の装置情報を保持する。それに伴って、パソコン
1の記憶装置12にはプリンタ2の装置情報を保存す
る。
【0081】図16は、第5実施形態の通信システムに
おけるデバイスドライバ初期設定処理の一例を示すフロ
ーチャートである。パソコン1のCPU11は、使用者
によるキー操作に応じて、ファイルサーバ40にその使
用者が希望するプリンタ2の装置情報を要求する。この
とき、そのプリンタのID情報をファイルサーバ40に
送る。
【0082】ファイルサーバ40は、パソコン1から装
置情報の要求がなされた時に、その要求(上記ID情報
も含む)を受け付け、記憶装置に保持されている各プリ
ンタ2別の装置情報のうちの上記ID情報に対応するプ
リンタの装置情報を取り出し、それをパソコン1に転送
する。パソコン1のCPU11は、ファイルサーバ40
から転送されてくる装置情報を受け取り、それを記憶装
置12に記憶して保存する。
【0083】このとき、記憶装置12に保存した装置情
報を見やすい形でヘルプ情報として表示装置15の画面
に表示する。そして、所望の設定が完了した後、インス
トロールされたプリンタドライバを用いて図10と同様
に印刷処理を行なうことができる。
【0084】このように、第5実施形態の通信システム
によれば、ファイルサーバ40の記憶装置に各プリンタ
2の取り扱い説明情報や制御用ソフトウェアであるプリ
ンタドライバ等の装置情報を保持しておくことにより、
パソコン1が、ファイルサーバ40に所望のプリンタ2
の装置情報を要求してそのファイルサーバ40からその
装置情報を受け取って記憶装置12に保存することがで
きる。
【0085】したがって、所望のプリンタ2のプリンタ
ドライバ等の装置情報が記憶されている外部記憶装置を
わざわざ用意しなくても、パソコン1は上記プリンタ2
から上記プリンタドライバ等の装置情報を受け取ること
により、プリンタドライバのインストールを迅速且つ確
実に行なうことができる。
【0086】また、ファイルサーバ40には常に最新の
プリンタドライバを保持しておくことにより、パソコン
1はその時点での最新のプリンタドライバを入手して使
用することができる。さらに、パソコン1はファイルサ
ーバ40からプリンタドライバ全体を入手できるため、
プリンタドライバの共通部分と固有部分とのバージョン
不整合によってプリンタドライバが使用不能になる恐れ
がなくなる。
【0087】さらにまた、ネットワーク3に多数のプリ
ンタ2が接続されている場合でも、ファイルサーバ40
にその各プリンタ2の装置情報をまとめて保持させるこ
とによって集中的に管理することができるため、使用者
がその各プリンタ2の設置場所までわざわざ移動してそ
の各プリンタ2の装置情報を保持させるための作業等を
行なわずに済み、管理コストが低下する。
【0088】以上、この発明をプリンタとパソコンとフ
ァイルサーバとをネットワークによって通信可能に接続
した通信システムに適用した実施形態について説明した
が、この発明は各種のコンピュータ端末とコンピュータ
周辺装置とファイルサーバとをネットワークによって通
信可能に接続した通信システムに適用し得るものであ
る。
【0089】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明の通
信システムによれば、コンピュータ端末におけるデバイ
スドライバ等の装置情報のインストール時の不都合を解
消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1,2の発明の基本構成を示す機能ブロ
ック図である。
【図2】請求項3の発明の基本構成を示す機能ブロック
図である。
【図3】請求項4の発明の基本構成を示す機能ブロック
図である。
【図4】請求項5の発明の基本構成を示す機能ブロック
図である。
【図5】この発明の第1実施形態である通信システムに
おけるコンピュータ端末とコンピュータ周辺装置とのネ
ットワークによる接続例を示す図である。
【図6】図5に示したパソコン1の構成例を示すブロッ
ク図である。
【図7】図6の記憶装置12に保存されるソフトウェア
の構成例を示すメモリマップ図である。
【図8】図6に示した各プリンタ2の構成例を示すブロ
ック図である。
【図9】図5に示した通信システムにおけるデバイスド
ライバ初期設定処理の一例を示すフロー図である。
【図10】同じくプリント処理の一例を示すフロー図で
ある。
【図11】この発明の第2実施形態の通信システムにお
けるプリント処理の一例を示すフロー図である。
【図12】この発明の第3実施形態の通信システムにお
けるデバイスドライバ初期設定処理の一例を示すフロー
図である。
【図13】この発明の第4実施形態である通信システム
におけるコンピュータ端末とコンピュータ周辺装置とフ
ァイルサーバとのネットワークによる接続例を示す図で
ある。
【図14】図13に示した通信システムにおけるデバイ
スドライバ初期設定処理の一例を示すフロー図である。
【図15】同じくプリント処理の一例を示すフロー図で
ある。
【図16】この発明の第5実施形態の通信システムにお
けるデバイスドライバ初期設定処理の一例を示すフロー
図である。
【符号の説明】
1:パソコン 2:プリンタ 3:ネットワーク 11,21:CPU 12,22:記憶装置 13,23:ネットワークI/F 14:入力装置 15:表示装置 20:プリンタコントローラ 24:表示操作部 25:エンジンI/F 30:エンジン 40:ファイルサーバ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータ端末とコンピュータ周辺装
    置とをネットワークによって通信可能に接続した通信シ
    ステムにおいて、 前記コンピュータ周辺装置が、自機の取り扱い説明情報
    や制御用ソフトウェアの固有部分等の固有情報を保持す
    る固有情報保持手段と、前記コンピュータ端末から固有
    情報の要求がなされた時に、前記固有情報保持手段に保
    持されている固有情報を前記コンピュータ端末に転送す
    る固有情報転送手段とを設け、 前記コンピュータ端末が、前記コンピュータ周辺装置に
    固有情報を要求する固有情報要求手段と、前記コンピュ
    ータ周辺装置から転送されてくる固有情報を受け取って
    保存する固有情報保存手段とを設けたことを特徴とする
    通信システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の通信システムにおいて、 前記コンピュータ端末が、前記コンピュータ周辺装置に
    該装置の制御用ソフトウェアのバージョンを要求するバ
    ージョン要求手段と、前記コンピュータ周辺装置から転
    送されてくる該装置の制御用ソフトウェアのバージョン
    を受け取り、前記固有情報保存手段に保存されている固
    有情報のうちの前記コンピュータ周辺装置の制御ソフト
    ウェアのバージョンと比較して両バージョンが一致する
    か否かを判定するバージョンチェック手段と、該手段に
    よって一致しないと判定された時にのみ、前記固有情報
    要求手段を作動させ、前記コンピュータ周辺装置から転
    送されてくる固有情報を受け取り、前記固有情報保存手
    段に保存される固有情報を今回受け取った最新の固有情
    報に更新する固有情報更新手段とを設け、 前記コンピュータ周辺装置が、前記コンピュータ端末か
    ら自機の制御用ソフトウェアのバージョンの要求がなさ
    れた時に、前記固有情報保持手段に保持されている固有
    情報のうちの自機の制御用ソフトウェアのバージョンを
    前記コンピュータ端末に転送するバージョン転送手段を
    設けたことを特徴とする通信システム。
  3. 【請求項3】 コンピュータ端末とコンピュータ周辺装
    置とをネットワークによって通信可能に接続した通信シ
    ステムにおいて、 前記コンピュータ周辺装置が、自機の取り扱い説明情報
    や制御用ソフトウェア等の装置情報を保持する装置情報
    保持手段と、前記コンピュータ端末から装置情報の要求
    がなされた時に、前記装置情報保持手段に保持されてい
    る装置情報を前記コンピュータ端末に転送する装置情報
    転送手段とを設け、 前記コンピュータ端末が、前記コンピュータ周辺装置に
    装置情報を要求する装置情報要求手段と、前記コンピュ
    ータ周辺装置から転送されてくる装置情報を受け取って
    保存する装置情報保存手段とを設けたことを特徴とする
    通信システム。
  4. 【請求項4】 コンピュータ端末とコンピュータ周辺装
    置とファイルサーバとをネットワークによって通信可能
    に接続した通信システムにおいて、 前記ファイルサーバが、前記コンピュータ周辺装置の取
    り扱い説明情報や制御用ソフトウェアの固有部分等の固
    有情報を保持する固有情報保持手段と、前記コンピュー
    タ端末から固有情報の要求がなされた時に、前記固有情
    報保持手段に保持されている固有情報を前記コンピュー
    タ端末に転送する固有情報転送手段とを設け、 前記コンピュータ端末が、前記ファイルサーバに固有情
    報を要求する固有情報要求手段と、前記ファイルサーバ
    から転送されてくる固有情報を受け取って保存する固有
    情報保存手段とを設けたことを特徴とする通信システ
    ム。
  5. 【請求項5】 コンピュータ端末とコンピュータ周辺装
    置とファイルサーバとをネットワークによって通信可能
    に接続した通信システムにおいて、 前記ファイルサーバが、前記コンピュータ周辺装置の取
    り扱い説明情報や制御用ソフトウェア等の装置情報を保
    持する装置情報保持手段と、前記コンピュータ端末から
    装置情報の要求がなされた時に、前記装置情報保持手段
    に保持されている装置情報を前記コンピュータ端末に転
    送する装置情報転送手段とを設け、 前記コンピュータ端末が、前記ファイルサーバに装置情
    報を要求する装置情報要求手段と、前記ファイルサーバ
    から転送されてくる装置情報を受け取って保存する装置
    情報保存手段とを設けたことを特徴とする通信システ
    ム。
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