JP4584731B2 - プリンタ装置 - Google Patents

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Description

この発明は、各種の印刷処理を行うプリンタ装置に関する。
従来から、印刷ページ数をホストコンピュータで管理して大量に印刷を行う作業が行われている。この作業において、ジャム等のエラーでプリンタ装置が停止した場合の対処は、装置の電源を切らずにエラーを解除して印刷処理を再開する方法と、電源を切って後続の印刷ページを消す方法とがある。しかし、いずれの方法においても、どのページから印刷処理を開始するべきか特定できないという問題があった。そこで、従来は、前記いずれの方法でも正しいページから印刷処理を再開するために、印刷完了したページ数をホストコンピュータにフィードバックして、ジョブをキャンセルすることが行われていた(たとえば、特許文献1〜11を参照。)。
特許第3376256号公報 特許第3547001号公報 特開2004−86282号公報 特開2004−130784号公報 特開2003−305928号公報 特開2003−320736号公報 特開2003−341157号公報 特開2002−103732号公報 特開2001−159964号公報 特開2000−62292号公報 特開平11−216930号公報
しかしながら、上記従来技術では、ジャム等のエラーが発生した時には、特定の業務のジョブだけではなくすべてのジョブがキャンセルされてしまうため、すべてのジョブの印刷処理を再実行する必要があり、印刷処理の効率が低下し、ユーザーの作業負荷となっているという問題があった。また、処理の途中でジョブがキャンセルされると、一部分しか印字されていない用紙が現れ、資源の無駄使いになるという問題もある。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、特定の業務のジョブとそれ以外のジョブとを識別し、エラーの発生時には特定の業務のジョブのみをキャンセルすることで印刷処理の効率を向上させることができるプリンタ装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1に記載の発明にかかるプリンタ装置は、所定のデータ及び前記データの印刷に関するジョブを受信するデータ受信手段と、前記データ受信手段が受信した前記データ及び前記ジョブに基づいて画像を作成する画像作成手段と、前記画像作成手段が作成した画像を用紙に印刷する印刷手段と、ユーザが設定するユーザコードごとに前記ジョブを識別するジョブ識別情報に対応して、エラーが発生した場合に前記ジョブをキャンセルするか否かを記憶する記憶手段と、前記印刷手段によるジョブの印刷処理中のエラーによる印刷処理の停止後、エラー解除された場合に、当該ジョブの印刷処理を再開しないで保留状態にするジョブ保留手段と、前記ジョブ保留手段で保留されている前記ジョブのジョブ識別情報に基づいて、前記記憶手段から前記ジョブのキャンセルするか否かを判定する判定手段と、前記判定手段で前記ジョブをキャンセルすると判定された場合には、前記ジョブの実行をキャンセルし、前記判定手段で前記ジョブをキャンセルしないと判定された場合には、前記ジョブ実行をキャンセルしないことを特徴とする。


この請求項1に記載の発明によれば、特定の業務のジョブの場合にのみ、ジョブキャンセルすることが可能になる。
また、請求項2にかかるプリンタ装置は、請求項1に記載の発明において、前記ジョブ保留手段により保留された状態のジョブの名称を表示する表示手段と、ユーザー操作によってジョブを選択して印刷処理を再開する印刷処理再開手段と、を備えたことを特徴とする。
この請求項2に記載の発明によれば、保留状態のジョブの名称を表示し、ユーザーの操作によって、ジョブを選択して印刷の再開を行うことが可能になる。
また、請求項3にかかるプリンタ装置は、請求項1に記載の発明において、前記ジョブ保留手段により保留された状態のジョブの名称を表示する表示手段と、ユーザー操作によってジョブを選択して削除するジョブ削除手段と、を備えたことを特徴とする。
この請求項3に記載の発明によれば、保留状態のジョブの名称を表示し、ユーザーの操作によって、ジョブを選択して印刷の削除を行うことが可能になる。
また、請求項4にかかるプリンタ装置は、請求項2に記載の発明において、前記ジョブ保留手段により保留された状態のジョブと新たに受信したジョブとのジョブ識別情報を比較する第1のジョブ識別情報比較手段と、前記第1のジョブ識別情報比較手段による識別の結果、前記ジョブ識別情報が同一であれば、前記ジョブ保留手段により保留されている状態のジョブを削除する保留ジョブ削除手段と、を備えたことを特徴とする。
この請求項4に記載の発明によれば、保留状態のジョブ識別情報と、新たにホストコンピュータから送られたジョブ識別情報を比較して、同一のジョブ識別情報であれば、保留状態のジョブを削除することができる。
また、請求項5に記載の発明にかかるプリンタ装置は、請求項2に記載の発明において前記ジョブ保留手段により保留された状態のジョブを前記印刷処理再開手段が処理再開した場合に、当該ジョブのジョブ識別情報を記憶する保留ジョブ記憶手段と、前記保留ジョブ記憶手段により記憶された前記ジョブ識別情報と、新たに受信したジョブの前記ジョブ識別情報を比較する第2のジョブ識別情報比較手段と、前記第2のジョブ識別情報比較手段による識別の結果、当該ジョブ識別情報が同一であれば、新たに受信したジョブをキャンセルする第2のジョブキャンセル手段と、を備えたことを特徴とする

この請求項5に記載の発明によれば、印刷処理が再開されたジョブ(保留状態にあったジョブ)のジョブ識別情報と、新たにホストコンピュータから送られたジョブのジョブ識別情報とを比較して、同一のジョブ識別情報であれば、新たに送られたジョブをキャンセルすることができる。
以上説明したように、請求項1に記載の発明によれば、ホストコンピュータからのデータを受信するデータ受信手段と、前記データ受信手段が受信したデータを用いて画像を作成する画像作成手段と、前記画像作成手段が作成した画像を用紙に印刷する印刷手段と、前記印刷手段によるジョブの印刷処理中のエラーによる印刷処理の停止後、エラー解除された場合に、当該ジョブの印刷処理を再開しないで保留状態にするジョブ保留手段と、あらかじめ設定されたジョブ識別情報によって、当該ジョブを識別するジョブ識別手段と、前記ジョブ識別手段によって識別されたジョブをキャンセルする第1のジョブキャンセル手段と、を備えたので、特定の業務のジョブの場合にのみ、ジョブキャンセルすることが可能になるという効果を奏する。
また、請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明において、前記ジョブ保留手段により保留された状態のジョブの名称を表示する表示手段と、ユーザー操作によってジョブを選択して印刷処理を再開する印刷処理再開手段と、を備えたので、保留状態のジョブの名称を表示し、ユーザーの操作によって、ジョブを選択して印刷の再開を行うことが可能になるという効果を奏する。
また、請求項3に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明において、前記ジョブ保留手段により保留された状態のジョブの名称を表示する表示手段と、ユーザー操作によってジョブを選択して削除するジョブ削除手段と、を備えたので、保留状態のジョブの名称を表示し、ユーザーの操作によって、ジョブを選択して印刷の削除を行うことが可能になるという効果を奏する。
また、請求項4に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明において、前記ジョブ保留手段により保留された状態のジョブと新たに受信したジョブとのジョブ識別情報を比較する第1のジョブ識別情報比較手段と、前記第1のジョブ識別情報比較手段による識別の結果、前記ジョブ識別情報が同一であれば、前記ジョブ保留手段により保留されている状態のジョブを削除する保留ジョブ削除手段と、を備えたので、保留状態のジョブ識別情報と、新たにホストコンピュータから送られたジョブのジョブ識別情報を比較して、同一のジョブ識別情報であれば、保留状態のジョブを削除することができるという効果を奏する。
また、請求項5に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明において、前記ジョブ保留手段により保留された状態のジョブを前記印刷処理再開手段が処理再開した場合に、当該ジョブのジョブ識別情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段により記憶された前記ジョブ識別情報と、新たに受信したジョブの前記ジョブ識別情報を比較する第2のジョブ識別情報比較手段と、前記第2のジョブ識別情報比較手段による識別の結果、前記ジョブ識別情報が同一であれば、新たに受信したジョブをキャンセルする第2のジョブキャンセル手段と、を備えたので、印刷処理が再開されたジョブ(保留状態にあったジョブ)のジョブ識別情報と、新たにホストコンピュータから送られたジョブのジョブ識別情報とを比較して、同一のジョブ識別情報であれば、新たに送られたジョブをキャンセルすることができるという効果を奏する。
以下、添付図面を参照して、この発明にかかるプリンタ装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。
図1は、この発明の実施の形態にかかるプリンタ装置の構成を示すブロック図である。このプリンタ装置100は、ネットワーク101を介して印刷指示や印刷データの作成を行うホストコンピュータ102と接続されている。
このプリンタ装置100は、プリンタコントローラ103、操作パネル104、およびプリンタエンジン105により構成される。プリンタコントローラ103は、印刷画像データを生成する。操作パネル104は、ユーザーからの処理命令が入力される。また、この操作パネル104には、各種情報を表示するための表示部が備えられている。プリンタエンジン105は、用紙に対して画像の印刷を実行する。
また、プリンタコントローラ103は、CPU111、ホストインタフェース112、メモリ113、操作パネルインタフェース(パネルインタフェース)114、およびエンジンインタフェース115を含み構成される。そして、上記各構成部は、内部バス116により接続されている。
CPU111は、このプリンタ装置100の全体を制御する。また、ホストコンピュータ102から送られた印刷データを画像データに変換して、プリンタエンジン105へ渡す。ホストインタフェース112は、ネットワーク101を介してホストコンピュータ102と接続する。メモリ113は、CPU111が使用する記憶装置であり、このプリンタ装置100が動作するプログラムが記憶されている。また、CPU111で作成された画像データを保存する。また、ホストインタフェース112が受信した印刷データを保存する受信バッファを備えている。また、ホストコンピュータ102上のプリンタドライバなどがジョブを識別するために自動的に付加したジョブ識別情報(トラックID)を記憶する。操作パネルインタフェース114は、プリンタコントローラ103と操作パネル104とを接続する。エンジンインタフェース115は、プリンタコントローラ103とプリンタエンジン105とを接続する。
次に、このプリンタ装置100で用いるジョブの識別設定について説明する。図2は、このジョブ識別設定の一例を示す表である。201は、識別情報(ジョブ識別情報)をユーザーコード(ユーザーがプリンタドライバなどで設定する値)に設定して、設定ありの場合はジョブキャンセルする設定である。202は、ジョブ識別情報をユーザー名(ホストコンピュータ102上で識別されるユーザーの名称)に設定して、設定ありの場合はジョブキャンセルしない設定である。203は、ジョブ識別情報を文書名(ホストコンピュータ102上で管理される文書(ファイル)の名称)に設定して、設定ありの場合はジョブキャンセルしない設定である。204は、ジョブ識別情報をホスト名(ホストコンピュータ102の名称)に設定して、設定ありの場合はジョブキャンセルする設定である。205は、IPアドレス範囲の設定をして、範囲外のIPアドレスの場合はジョブキャンセルしない設定である。
次に、メモリ113に記憶されるジョブ識別情報の状態を説明する。図3は、メモリ113に記憶されるジョブ識別情報の状態を示す図である。メモリ113には、1番目に取得されたジョブ識別情報、2番目に取得されたジョブ識別情報、・・・、n(nは自然数)番目に取得されたジョブ識別情報の順に記憶される。そして、n+1番目に取得されたジョブ識別情報は、1番目に取得されたジョブ識別情報に上書きされる。すわわち、古い記憶されたジョブ識別情報から順に上書き消去される。
以下、このプリンタ装置100による処理について説明する。以下の処理は、CPU111がメモリ113に記憶されているプログラムを実行することにより可能になる。
まず、ジョブキャンセルを行う場合の処理について説明する。図4は、このジョブキャンセルの処理手順を示すフローチャートである。図4に示すフローチャートにおいて、まず、印刷処理中にジャム等のエラーで印刷が停止した場合、エラーを解除する(ステップS401)。次に、ジョブ状態を保留状態に変更する(ステップS402)。CPU111は、あらかじめ設定されたジョブ識別設定(図2参照)から、該当するジョブ識別情報の識別を実行する(ステップS403)。ステップS403において識別された結果により、ジョブキャンセルするか否かを判断する(ステップS404)。ここで、ジョブキャンセルする場合(ステップS404:Yes)は、ジョブキャンセルを実行した後(ステップS405)、処理を終了する。一方、ジョブキャンセルしない場合(ステップS404:No)は、直ちに処理を終了する。
以上のような手順を経ることにより、このプリンタ装置100は、新たにジョブの保留状態を設けて、印刷を再開しないジョブの状態を管理し、あらかじめ設定されたジョブ識別情報によって、保留状態のジョブを識別(例えば、ユーザーコードデータの有無など)し、特定の業務でのジョブか、それ以外の業務でのジョブかを識別することが可能となる。この結果、特定の業務の場合にのみ、ジョブキャンセルすることができるようになる。また、無駄な印刷が行われなくなるため、用紙が無駄に消費されることもない。
次に、保留ジョブの印刷再開および削除の処理について説明する。図5は、この保留ジョブの印刷再開および削除の処理手順を示すフローチャートである。図5に示すフローチャートにおいて、まず、ユーザーが操作パネル104から保留ジョブを選択する(ステップS501)。次に、当該保留ジョブの印刷再開が選択されたか否かを判定する(ステップS502)。ここで、当該保留ジョブの印刷再開が選択された場合(ステップS502:Yes)は、印刷処理を再開した後(ステップS503)、当該保留ジョブの選択を終了し(ステップS504)、処理を終了する。一方、当該保留ジョブの印刷再開が選択されていない場合(ステップS502:No)は、続いて、当該保留ジョブの削除が選択されたか否かを判定する(ステップS505)。ここで、当該保留ジョブの削除が選択された場合(ステップS505:Yes)は、当該保留ジョブを削除した後(ステップS506)、当該保留ジョブの選択を終了し(ステップS504)、処理を終了する。一方、当該保留ジョブの削除が選択されていない場合(ステップS505:No)は、当該保留ジョブの選択を終了し(ステップS504)、処理を終了する。
以上のような手順を経ることにより、このプリンタ装置100は、保留状態のジョブを操作パネル104に表示し、ユーザーの操作によって、ジョブを選択して印刷の再開や削除を行うことが可能になる。ここでは、特定の業務とそれ以外の業務の印刷を区別できない場合でも、特定の業務以外の印刷を行うユーザーがジャム等のエラーが発生した場合でも、再印刷する必要がなくなる。また、無駄な印刷が行われなくなるため、用紙を無駄に消費することがない。
次に、保留ジョブの削除処理について説明する。図6は、この保留ジョブの削除処理の手順を示すフローチャートである。図6に示すフローチャートにおいて、まず、ホストコンピュータ102からの印刷データを受信する(ステップS601)。次に、受信したジョブの識別情報と、保留状態ジョブ(メモリ113に記憶されている)のジョブの識別情報との比較を行う(ステップS602)。同一のジョブの識別情報が検出されたか否かを判定する(ステップS603)。ここで、同一のジョブの識別情報が検出された場合(ステップS603:Yes)は、保留状態ジョブの削除を実行し(ステップS604)、処理を終了する。一方、同一のジョブの識別情報が検出されなかった場合(ステップS603:No)は、直ちに処理を終了する。
以上のような手順を経ることにより、このプリンタ装置100は、保留状態ジョブのジョブの識別情報と、新たにホストコンピュータ102から送られたジョブの識別情報とを比較して、同一のジョブの識別情報であれば、保留状態ジョブを削除することができる。この結果、ユーザーが誤って同一ジョブを重複して印刷することがなく、用紙を無駄に消費することを防止できる。
最後に、ホストコンピュータ102から同一内容のジョブの印刷データが新たに送られてきた場合に、保留ジョブの印刷を再開し、新たに送られてきた同一内容のジョブを削除する処理を説明する。図7および図8は、保留ジョブの印刷を再開し、新たに送られてきた同一内容のジョブを削除する処理の手順を示すフローチャートである。
まず、図7に示すフローチャートにおいて、ユーザーが操作パネル104から保留ジョブを選択する(ステップS701)。次に、当該保留ジョブの印刷再開が選択されたか否かを判定する(ステップS702)。ここで、当該保留ジョブの印刷再開が選択された場合(ステップS702:Yes)は、印刷処理を再開した後(ステップS703)、当該ジョブの識別情報をメモリ113に記憶(図3参照)し(ステップS704)、当該保留ジョブの選択を終了して(ステップS705)、処理を終了する。一方、当該保留ジョブの印刷再開が選択されていない場合(ステップS702:No)は、続いて、当該保留ジョブの削除が選択されたか否かを判定する(ステップS706)。ここで、当該保留ジョブの削除が選択された場合(ステップS706:Yes)は、当該保留ジョブを削除した後(ステップS707)、当該保留ジョブの選択を終了し(ステップS705)、処理を終了する。一方、当該保留ジョブの削除が選択されていない場合(ステップS706:No)は、当該保留ジョブの選択を終了し(ステップS705)、処理を終了する。
続いて、図8に示すフローチャートにおいて、ホストコンピュータ102からの印刷データを受信する(ステップS801)。次に、受信したジョブの識別情報(ジョブ識別情報)と、保留状態にあるジョブ(メモリ113に記憶したジョブ)の識別情報との比較を行う(ステップS802)。そして、同一のジョブの識別情報が検出されたか否かを判定する(ステップS803)。ここで、同一のジョブの識別情報が検出された場合(ステップS803:Yes)は、新たに受信したジョブをキャンセルし(ステップS804)、処理を終了する。一方、同一のジョブの識別情報が検出されなかった場合(ステップS803:No)は、直ちに処理を終了する。
以上のような手順を経ることにより、このプリンタ装置100は、印刷処理が再開されたジョブ(保留状態にあったジョブ)のジョブ識別情報と、新たにホストコンピュータ102から送られたジョブのジョブ識別情報とを比較して、同一のジョブ識別情報であれば、新たに送られたジョブをキャンセルすることができる。この結果、ユーザーが誤って印刷を再開した場合でも、同一ジョブを重複して印刷することがなく、用紙を無駄に消費することを防止できる。
以上説明したように、この発明の実施の形態にかかるプリンタ装置によれば、特定の業務のジョブとそれ以外のジョブとを識別し、エラーの発生時には特定の業務のジョブのみをキャンセルすることで印刷処理の効率を向上させることができる。
以上のように、この発明にかかるプリンタ装置は、印刷処理の効率を向上させることに有用であり、特に、同一ジョブの重複印刷の回避に適している。
この発明の実施の形態にかかるプリンタ装置の構成を示すブロック図である。 ジョブ識別設定の一例を示す図表である。 メモリに記憶されるジョブのジョブ識別情報の状態を示す図である。 ジョブキャンセルの処理手順を示すフローチャートである。 保留ジョブの印刷再開および削除の処理手順を示すフローチャートである。 保留ジョブの削除処理の手順を示すフローチャートである。 保留ジョブの印刷を再開し、新たに送られてきた同一内容のジョブを削除する処理の手順を示すフローチャート(その1)である。 保留ジョブの印刷を再開し、新たに送られてきた同一内容のジョブを削除する処理の手順を示すフローチャート(その2)である。
符号の説明
100 プリンタ装置
101 ネットワーク
102 ホストコンピュータ
103 プリンタコントローラ
104 操作パネル
105 プリンタエンジン
111 CPU
112 ホストインタフェース
113 メモリ
114 操作パネルインタフェース
115 エンジンインタフェース
116 内部バス

Claims (5)

  1. 所定のデータ及び前記データの印刷に関するジョブを受信するデータ受信手段と、
    前記データ受信手段が受信した前記データ及び前記ジョブに基づいて画像を作成する画像作成手段と、
    前記画像作成手段が作成した画像を用紙に印刷する印刷手段と、
    ユーザが設定するユーザコードごとに前記ジョブを識別するジョブ識別情報に対応して、エラーが発生した場合に前記ジョブをキャンセルするか否かを記憶する記憶手段と、
    前記印刷手段によるジョブの印刷処理中のエラーによる印刷処理の停止後、エラー解除された場合に、当該ジョブの印刷処理を再開しないで保留状態にするジョブ保留手段と、
    前記ジョブ保留手段で保留されている前記ジョブのジョブ識別情報に基づいて、前記記憶手段から前記ジョブをキャンセルするか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段で前記ジョブをキャンセルすると判定された場合には、前記ジョブの実行をキャンセルし、前記判定手段で前記ジョブをキャンセルしないと判定された場合には、前記ジョブ実行をキャンセルしない第1のジョブキャンセル手段と、
    を有することを特徴とするプリンタ装置。
  2. 前記ジョブ保留手段により保留された状態のジョブの名称を表示する表示手段と、ユーザ操作によってジョブを選択して印刷処理を再開する印刷処理再開手段と、を備えたことを特徴とする請求項1に記載のプリンタ装置。
  3. 前記ジョブ保留手段により保留された状態のジョブの名称を表示する表示手段と、ユーザ操作によってジョブを選択して削除するジョブ削除手段と、を備えたことを特徴とする請求項1に記載のプリンタ装置。
  4. 前記ジョブ保留手段により保留された状態のジョブと新たに受信したジョブとのジョブ識別情報を比較する第1のジョブ識別情報比較手段と、前記第1のジョブ識別情報比較手段による識別の結果、前記ジョブ識別情報が同一であれば、前記ジョブ保留手段により保留されている状態のジョブを削除する保留ジョブ削除手段と、を備えたことを特徴とする請求項2に記載のプリンタ装置。
  5. 前記ジョブ保留手段により保留された状態のジョブを前記印刷処理再開手段が処理再開した場合に、当該ジョブのジョブ識別情報を記憶する保留ジョブ記憶手段と、前記保留ジョブ記憶手段により記憶された前記ジョブ識別情報と、新たに受信したジョブの前記ジョブ識別情報を比較する第2のジョブ識別情報比較手段と、前記第2のジョブ識別情報比較手段による識別の結果、当該ジョブ識別情報が同一であれば、新たに受信したジョブをキャンセルする第2のジョブキャンセル手段と、を備えたことを特徴とする請求項2に記載のプリンタ装置。
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