JP2001199577A - プリンタ及びプリンタシステム - Google Patents
プリンタ及びプリンタシステムInfo
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- JP2001199577A JP2001199577A JP2000009632A JP2000009632A JP2001199577A JP 2001199577 A JP2001199577 A JP 2001199577A JP 2000009632 A JP2000009632 A JP 2000009632A JP 2000009632 A JP2000009632 A JP 2000009632A JP 2001199577 A JP2001199577 A JP 2001199577A
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Abstract
サイズ及び/又は用紙種類の指定に対応してトレイを選
択する機能を備えたプリンタにおいて、ユーザの意に反
し、印刷待ちの状態でプリンタが停止する問題点を回避
する。 【解決手段】 印刷データ処理回路11にて解析された
印刷ジョブに指定された用紙サイズ及び/又は用紙種類
に応じたトレイ選択条件に従って、トレイ属性制御回路
15にて給紙トレイが選択される。用紙種類の指定がな
い印刷ジョブに対しトレイの指定を可能とするために、
予め優先度を設定し、優先度に従い用紙種類の指定を行
うようにする。指定した用紙種類の記録紙がなくなった
場合でも、代替用紙種類のトレイへ切り替えを行い、印
刷処理の続行を行うことを可能とする。
Description
より詳細には、入力された(例えば、ホストコンピュー
タ等から送り込まれる)印刷ジョブに指定されている用
紙(記録紙)サイズ・用紙種類により、該当する用紙が
セットされた給紙トレイを選択し、選択したトレイから
の給紙により印刷をするようにしたプリンタ及び該プリ
ントを備えたプリンタシステムに関する。
等から印刷データとともに送られてくる印刷ジョブのジ
ョブ情報に指定された用紙サイズ・用紙種類に従い、印
刷実行時に指定の用紙を用いて印刷を行うものがすでに
製品化されている。例えば、コピー・プリンタ複合機、
或いは高速プリンタでは、多数の給紙トレイがあって、
同一サイズの給紙トレイに異なる種類(例えば、普通
紙、再生紙、OHP等)の用紙を入れて運用するときが
あるが、各トレイの用紙種類を予め設定データとして保
持しておき、ジョブ情報に用紙サイズ・用紙種類が指定
される場合、指定の用紙サイズ・用紙種類に対応する給
紙トレイを指示することにより給紙トレイを選択する機
能を備え、選択したトレイからの給紙により目的の用紙
への印刷を可能としている。また、ネットワークプリン
タやコピー・プリンタ複合機では、複数のユーザが機械
を共有するため、多くの用紙サイズ、用紙の種類を使用
する可能性があるので、この点からも多数の給紙トレイ
を装備している。また、機械に装備できる給紙トレイの
数には制限があるため、1つの給紙トレイにいろいろな
用紙をセットできるようにし、これを運用することによ
りさらに多くの用紙サイズ、用紙の種類に対応できるよ
うにしている。
レイを指示することにより給紙トレイを選択する機能に
より指定の用紙サイズ・用紙種類への印刷を行う場合、
トレイ選択の条件が厳しくなることで、ユーザの意志に
反して、印刷待ちの状態でプリンタが停止する可能性が
ある。また、上記したように、限られた数の給紙トレイ
で多くの用紙サイズ、用紙の種類を使用するために、1
つの給紙トレイにいろいろな用紙をセット可能とすると
いう条件が加わる場合、指定と異なる用紙サイズ・用紙
種類で印刷される(例えば、給紙トレイの用紙を変更し
たユーザとは別のユーザが用紙の変更を知らずにこの給
紙トレイを使用してしまった場合)などの弊害が発生す
る可能性がある。
てなされたものであって、その目的は、給紙トレイ毎に
用紙種類をセット可能とし、用紙サイズ及び/又は用紙
種類の指定に対応して給紙トレイを選択する機能を備え
ることにより指定の用紙サイズ及び/又は用紙種類の印
刷を行うようにしたプリンタ及びプリンタシステムにお
いて、ユーザの意志に反して、印刷待ちの状態でプリン
タが停止する従来の問題点を回避し、特定のユーザがセ
ットした給紙トレイを他のユーザが誤使用することを防
ぐようにしたプリンタ及びプリンタシステムを提供する
ことにある。
の給紙トレイの各々にセットされた用紙のサイズ、用紙
種類等の用紙情報を管理し、該用紙情報によって給紙ト
レイを選択し、選択したトレイから給紙を行う機能を備
えたプリンタにおいて、用紙種類別に選択の優先度を予
め設定し、印刷ジョブのコマンドにより指定された用紙
サイズに対し複数の用紙種別の給紙トレイがある場合、
設定した優先度の順に給紙トレイを選択するようにした
ことを特徴とするプリンタである。
プリンタにおいて、印刷ジョブのコマンドに用紙種類が
指定されている場合には、指定された用紙種類に適合す
る用紙がセットされた給紙トレイのみを選択するように
したことを特徴とするものである。
々にセットされた用紙のサイズ、用紙種類等の用紙情報
を管理し、該用紙情報によって給紙トレイを選択し、選
択したトレイから給紙を行う機能を備えたプリンタにお
いて、用紙種類別に代替可能な用紙種類を予め設定して
おき、印刷ジョブのコマンドにより指定された用紙種類
に適合する用紙がセットされた給紙トレイの用紙がなく
なった場合、指定された用紙種類に代替可能な用紙種類
の用紙がセットされた給紙トレイを選択し直すようにし
たことを特徴とするプリンタである。
々にセットされた用紙のサイズ、用紙種類等の用紙情報
を管理し、該用紙情報によって給紙トレイを選択し、選
択したトレイから給紙を行う機能を備えたプリンタにお
いて、特定の給紙トレイに前記用紙情報による選択の対
象外とする予約トレイの設定を可能とし、印刷ジョブの
コマンドにより予約トレイの使用が指定され、該印刷ジ
ョブの指示に適合した用紙の給紙トレイへのセットの確
認操作をした場合に、予約トレイを使用した給紙を行う
ようにしたことを特徴とするプリンタである。
リンタにおいて、予約トレイを使用する場合に、印刷ジ
ョブのコマンドにより指定された用紙種類に、トレイに
セットされる用紙の設定用紙種類データを変更すること
を特徴とするものである。
プリンタにおいて、予約トレイを使用する場合に、印刷
ジョブのコマンドにより指定された用紙サイズに、トレ
イにセットされる用紙の設定用紙サイズデータを変更す
ることを特徴とするものである。
れかに記載されたプリンタに通信手段を介して印刷ジョ
ブのコマンドを送信するホスト装置を接続したことを特
徴とするプリンタシステムである。
す以下の実施例に基づき説明する。図1は、本発明によ
るプリンタ(プリンタシステム)の実施例の機能ブロッ
クを示す図である。本実施例におけるプリンタは、図1
に示すように、印刷データ処理回路11、印刷制御回路
12、システム制御回路13、操作部制御回路14、ト
レイ属性制御回路15から成る機能ブロックを少なくと
もその要素として構成される。通常動作時、ホストコン
ピュータ等の上位装置から送られてくるコマンドは印刷
データ処理回路11にて解析処理され、解析されたデー
タが印刷制御回路12にて画像展開処理され、その展開
画像データを作像に用いて(作像エンジン部については
図示せず)印刷が行われる。操作部の入力操作に従い動
作する操作部制御回路14からの指示で、トレイ属性制
御回路15にて各給紙トレイの用紙サイズや用紙種類の
設定を行う。なお用紙サイズや用紙種類の設定は、ホス
トコンピュータからリモート操作で行う場合や、各給紙
トレイのスイッチにより設定できる場合もある。印刷デ
ータ処理回路11にて解析された印刷ジョブに指定され
た用紙サイズ及び/又は用紙種類に応じたトレイ選択条
件に従って、トレイ属性制御回路15にて給紙トレイが
選択される。
能を実現するプリンタコントローラのハードウェア構成
図を示す。図2に示すプリンタコントローラは、CPU2
1、ROM22、RAM23、操作パネルインターフェイス2
4、ホストインターフェイス25、エンジンインターフ
ェイス26を少なくともその要素として構成される。RO
M22はプログラム領域と、文字データ(フォント)領
域で構成され、RAM23はワーク用メモリとフレームメ
モリで構成される。ホストインターフェイス25は、ホ
ストコンピュータ等上位装置から送られてくる印刷デー
タの受け取りを行う。エンジンインターフェイス26
は、本コントローラで展開した画像データを実際に作像
エンジンにより印刷出力するためのインターフェイスで
ある。操作パネルインターフェイス24は、操作部(図
示せず)への表示や、キー操作の受付処理を行う。CPU
21は、本コントローラの全体の制御を司る汎用CPUに
より構成しうる制御プロセッサで、蓄積データやデータ
フローの管理、蓄積ジョブの管理等も行う。
示す動作においては、前提として、同一サイズの用紙が
セットできる複数の給紙トレイにそれぞれ異なる種類の
用紙をセットすることが条件となる。つまり、図3に例
示される設定におけるように、トレイ1〜3には、同一
サイズ(ここでは、A4サイズ)の用紙で、それぞれの
トレイ1、2,3に普通紙、再生紙、OHPという順に
セットされる。なお、各給紙トレイの用紙種類データの
設定は、トレイ属性制御回路15にて行われる。本発明
では、同一サイズの複数の給紙トレイに異なる種類の用
紙がセットされる場合に、用紙種類の指定がない印刷ジ
ョブに対して給紙トレイの指定を可能とするために、予
め優先度を設定し、優先度に従い用紙種類の指定を行う
ようにする。下記に用紙種類の優先度設定例を示す。こ
の例では再生紙のトレイが最優先で選択される。 〈用紙種類の優先度設定例〉 ・ 再生紙 ↑(優先度高い) ・ 普通紙 ・ 高品質紙 ↓(優先度低い)
を例に説明すると、先ず、印刷要求ジョブに用紙サイズ
と用紙種類が、それぞれA4サイズ、普通紙と指定され
ている場合には、優先度の設定にかかわらずに、即ち優
先度の高い再生紙は選択せず、指定された普通紙のトレ
イ1を選択する。印刷要求ジョブに用紙種類の指定がな
い場合には、設定された優先度に従いトレイを選択し、
優先度の高い種類の用紙から印刷に用いるようにする。
上の例では、再生紙が最優先であるから、トレイ2を選
択する。この時に、もし再生紙がない場合には、次の順
位の普通紙のトレイ1を選択し動作させる。このよう
に、本発明によれば、用紙サイズの指定はあるが、用紙
種類の指定がない印刷ジョブに対して、優先度の順に次
々に給紙トレイを選択して給紙することができる。従っ
て、このような場合に、例えば、一定のトレイを指定し
てそこから給紙するといった動作をさせる従来法による
と、指定トレイの紙切れにより、印刷が停止してしまう
ことになるが、本発明によれば、優先度の順に次々に給
紙トレイを選択して給紙することができ、従来における
ような停止を回避することができる。
イズと用紙種類に応じて給紙トレイを選択する他の発明
の実施例を説明する。本発明においては、ある用紙種類
に対して、代替可能な用紙種類を設定することで、指定
した用紙種類の記録紙がなくなった場合でも、代替用紙
種類のトレイへ切り替えを行い、印刷処理の続行を行う
ことを可能とする機能を備えたものである。なお、代替
用紙種類への切り替えを行うために、用紙種類毎に予め
代替用紙種類を設定しておく必要がある。下記に代替用
紙種類設定例を示す。この例では、OHPと高品質紙に代
替用紙を用いないという設定である。 〈代替用紙種類設定例〉 (指定用紙種類) : (代替用紙種類) 普通紙 : 高品質紙 再生紙 : 普通紙 OHP : 代替用紙なし 高品質紙 : 代替用紙なし
ある。図4にもとづいて実施例の動作フローを以下に説
明する。なお、ここでは、上記の代替用紙種類設定例に
従うものとする。印刷ジョブには、用紙サイズと用紙種
類が指定されているので、このフローでは、先ず、指定
された用紙サイズのトレイがあるか否かをチェックし
(S41)、あれば、さらに指定された用紙種類のトレ
イがあるか否かをチェックする(S42)。サイズ、種
類、例えばA4サイズ、普通紙のいずれも満足するトレ
イがあれば、該当するトレイを選択し、選択されたトレ
イから給紙されるA4普通紙により印刷処理を実行する
(S47)。
ない旨のメッセージを操作部に表示し処理を停止する
(S45)。ここで、ユーザによる処理続行の指示(強
制印刷実行)があるか否かをチェックし(S46)、あ
れば、現在使用可能なトレイより給紙し印刷を行う(S
47)。S46で、キャンセルの指示があれば印刷を中
止し、このフローの動作を終了する。一方、A4サイズ
のトレイがあるが、S42のチェックで用紙種類が一致
しない、即ち普通紙のトレイが無い場合には、普通紙に
代替用紙種類が登録されているかを調べ、この例では登
録されている高品質紙のトレイがあるかをチェックし
(S43)、ある場合にはそのトレイを選択し(S4
4)、高品質紙による印刷を行う(S47)。S43
で、代替用紙種類が登録されてない場合には、指定サイ
ズの用紙が無い場合に行った、先に述べたS45以降と
同じ処理を行う。
明のプリンタ(プリンタシステム)の実施例を説明す
る。給紙トレイの予約機能は、特定のトレイに予約の設
定をすることにより、そのトレイを通常の操作で選択さ
れるトレイの対象外とし、ユーザが予約設定に対応した
所定操作を行う場合にのみ、その予約トレイからの給紙
を行わせるようにする機能である。図5は、本発明のプ
リンタ(プリンタシステム)の実施例の機能ブロックを
示す図である。本実施例におけるプリンタは、図5に示
すように、印刷データ処理回路51、印刷制御回路5
2、システム制御回路53、操作部制御回路54、トレ
イ属性制御回路55から成る機能ブロックを少なくとも
その要素として構成される。ホストコンピュータ等の上
位装置から送られてくるコマンドは通常、印刷データ処
理回路51にて解析処理され、解析されたデータが印刷
制御回路52にて画像展開処理され、その展開画像デー
タを作像に用いて(作像エンジン部については図示せ
ず)印刷が行われる。
等、或いは操作部の入力操作に従い動作する操作部制御
回路54からの指示で、トレイ属性制御回路55にて各
給紙トレイの用紙サイズや用紙種類の設定を行う。なお
用紙サイズや用紙種類の設定は、ホストコンピュータか
らリモート操作で行う場合もある。用紙種類の設定デー
タにより、必要に応じて現像、定着、搬送の制御を行
う。操作部制御回路54はメッセージの表示やユーザの
指示を受け付けを行い、システム制御回路53にてシス
テムの各構成部分にその指示を送る。印刷データ処理回
路51にて解析された、各印刷ジョブで指定された用紙
サイズ及び/又は用紙種類の指定に応じたトレイ選択条
件に従って、トレイ属性制御回路55にて給紙トレイが
選択される。
するプリンタコントローラのハードウェア構成図は図2
に示される。なお、図2に示すプリンタコントローラ
は、先に示した図1の機能ブロックにて示した機能を実
現するハードウェア構成図と特に違いがないので、ここ
では重複した説明をせず、先の図2に関する記述を参照
することとする。
においては、特定の給紙トレイに予約の設定をする必要
がある。そのために、いろいろなサイズの用紙がセット
できる給紙トレイの設定手段の1部に予約トレイの設定
手段を装備させることが考えられる。図6は、給紙トレ
イの用紙サイズ設定手段としての設定ダイアルの例を示
す。同図に示すように、設定しうるサイズを記したダイ
アルを図示の矢印の方向に回してサイズ確認窓に表示し
たサイズ値が、そのトレイのサイズとして設定されるよ
うになされている。本実施例では、サイズダイアルの選
択肢の1つとして「予約」サイズを設けておき、ダイア
ルの設定により、予約トレイの設定が可能となる。
可能なトレイとした場合、装備される複数のトレイは、
図7に例示される設定におけるように、トレイ1を予約
トレイとし、トレイ2、4には、同一サイズ(ここで
は、A4サイズ)の用紙で、それぞれに普通紙、再生紙
をセットし、トレイ3には、他のサイズ(ここでは、B
4サイズ)の普通紙というセットができる。なお、各給
紙トレイの用紙サイズや用紙種類の設定データは、トレ
イ属性制御回路15にて管理され給紙トレイの選択の判
断に使用される。予約設定したトレイ1及び通常設定の
給紙トレイ2〜4を含む各トレイの用紙サイズや用紙種
類データの設定は、上記設定ダイアルを含む操作部等の
入力により行われる。
れたトレイの用紙サイズ及び用紙種類データの設定につ
いては、上記した設定ダイアルを含む操作部等の入力操
作以外に、印刷ジョブに指定された用紙サイズ及び用紙
種類のデータを自動的に取り込んで設定値を変更する方
式を採用する。予約トレイの使用例としては、トレイ1
のサイズダイアル(図6)を「予約」にセットする。こ
れにより、このトレイの用紙が別のユーザに誤って使用
されることがなくなる(予約設定時の所定操作を行う場
合にのみ、このトレイからの給紙を行わせることによ
り、予約トレイとして機能させる)。ユーザは、このト
レイに必要な用紙をセットし、ホストコンピュータより
印刷の指示を行うが、この時、用紙サイズと用紙種類は
ホストコンピュータより送られた値をトレイの値として
設定する。通常はホストコンピュータより送られた用紙
のサイズ、種類のデータはトレイの選択条件として使用
されるが、予約トレイに対してはトレイの設定をホスト
コンピュータより送られた値に自動的の変更すること
で、利便性を向上させている。この後、ユーザは、操作
部の表示で所望の用紙が設定されていることを確認し
て、Enterキーを押すことで印刷を開始する。
ある。図8にもとづいて実施例の動作フローを以下に説
明する。なお、ここでは、図7の用紙設定例に従うもの
とする。印刷ジョブには、用紙サイズと用紙種類が指定
されているので、このフローでは、先ず、トレイの選択
条件(図7によるとA4の普通紙か再生紙、或いは、B
4普通紙)の中に、指定された用紙サイズ及び用紙種類
に一致するものがあるか否かをチェックし(S81)、
あれば、該当するトレイからの給紙により印刷を行う
(S88)。S81で該当する用紙がない場合には、印
刷ジョブに予約トレイ使用の指示があるか否かをチェッ
クし(S82)、あれば、予約トレイを選択し予約トレ
イの用紙サイズの設定値を印刷ジョブに指定されている
値に変更し(S83)、さらに予約トレイの用紙種類の
設定データを印刷ジョブに指定されているデータに変更
する(S84)。この後、操作部の表示画面に、例えば
指定がA5の普通紙である場合、「A5普通紙の用紙を
セットして、Enterキーを押してください」といったメ
ッセージを表示し(S85)、ユーザがこのメッセージ
に従い所定の用紙をセットしEnterキーを押すことによ
り、予約トレイを用いた動作であることが確認されるの
で、この設定で予約トレイからの給紙により印刷を行う
(S88)。S82で印刷ジョブに予約トレイ使用の指
示がない場合、ユーザによる処理続行の指示(強制印刷
実行)があるか否かをチェックし(S87)、あれば、
現在使用可能な適当なトレイより給紙し印刷を行う(S
88)。S87で、キャンセルの指示があれば印刷を中
止し、このフローの動作を終了する。
し、印刷ジョブのコマンドにより指定された用紙サイズ
に対し複数の用紙種別の給紙トレイがある場合、設定し
た優先度の順に給紙トレイを選択するようにしたことに
より、目的の用紙種類の給紙トレイがない場合でも、ま
ったく異なったサイズ記録紙に印刷されたり、紙なしで
装置が停止してしまうことを防ぐことができる。 (2) 請求項2の発明に対応する効果 上記(1)の効果に加えて、印刷ジョブのコマンドに用
紙種類が指定されている場合には、指定された用紙種類
に適合する用紙がセットされた給紙トレイのみを選択す
るようにしたことにより、ユーザの意に反した用紙に印
刷されることがない。 (3) 請求項3の発明に対応する効果 本発明によれば、用紙種類別に代替可能な用紙種類を予
め設定しておき、印刷ジョブのコマンドにより指定され
た用紙種類に適合する用紙がセットされた給紙トレイの
用紙がなくなった場合、代替可能な用紙種類の用紙がセ
ットされた給紙トレイを選択し直すようにしたことによ
り、目的の用紙種類の給紙トレイがない場合でも、まっ
たく異なったサイズ記録紙に印刷されたり、紙なしで装
置が停止してしまうことを防ぐことができる。
択の対象外とする予約トレイの設定を可能とし、印刷ジ
ョブのコマンドにより予約トレイの使用が指定され、該
印刷ジョブに適合した用紙の給紙トレイへのセットの確
認操作をした場合に、予約トレイを使用した給紙を行う
ようにしたことにより、ネットワークプリンタやコピー
・プリンタ複合機のように、複数のユーザが機械を共有
する場合、特定のユーザがセットした用紙を、誤って別
のユーザが使用してしまう従来の問題点の発生を防止す
ることができる。 (4) 請求項5,6の発明に対応する効果 上記(3)の効果に加えて、予約トレイを使用する場合
に、印刷ジョブのコマンドにより指定された用紙サイズ
或いは用紙種類に、トレイにセットされる用紙の設定用
紙サイズデータ或いは設定用紙種類データを変更するこ
とにより、給紙トレイの数には制限があり、1つの給紙
トレイにいろいろな用紙をセットして運用する場合、そ
の都度用紙サイズや用紙種類を、操作パネル等で設定す
る手間を省くことができる。 (5) 請求項7の発明に対応する効果 請求項1乃至6のいずれかに記載されたプリンタに通信
手段を介してホスト装置を接続して構成されるプリンタ
システムにおいて、上記(1)〜(4)の効果を実現す
ることにより、システムの性能を向上させることができ
る。
クを示す図である。
プリンタコントローラのハードウェアの構成を示す。
トした場合の設定例を示す。
の給紙トレイの選択動作のフローを示す。
クを示す図である。
イアルの1例で、その1部を予約設定用としたものを示
す。
トし一部を予約トレイとした場合の設定例を示す。
択動作のフローを示す。
制御回路、13,53…システム制御回路、 14,
54…操作部制御回路、15,55…トレイ属性制御回
路、 21…CPU、22…ROM、
23…RAM、24…操作パネル、
25…ホストインターフェイス、26…エンジンイン
ターフェイス。
Claims (7)
- 【請求項1】 複数の給紙トレイの各々にセットされた
用紙のサイズ、用紙種類等の用紙情報を管理し、該用紙
情報によって給紙トレイを選択し、選択したトレイから
給紙を行う機能を備えたプリンタにおいて、用紙種類別
に選択の優先度を予め設定し、印刷ジョブのコマンドに
より指定された用紙サイズに対し複数の用紙種別の給紙
トレイがある場合、設定した優先度の順に給紙トレイを
選択するようにしたことを特徴とするプリンタ。 - 【請求項2】 請求項1に記載されたプリンタにおい
て、印刷ジョブのコマンドに用紙種類が指定されている
場合には、指定された用紙種類に適合する用紙がセット
された給紙トレイのみを選択するようにしたことを特徴
とするプリンタ。 - 【請求項3】 複数の給紙トレイの各々にセットされた
用紙のサイズ、用紙種類等の用紙情報を管理し、該用紙
情報によって給紙トレイを選択し、選択したトレイから
給紙を行う機能を備えたプリンタにおいて、用紙種類別
に代替可能な用紙種類を予め設定しておき、印刷ジョブ
のコマンドにより指定された用紙種類に適合する用紙が
セットされた給紙トレイの用紙がなくなった場合、指定
された用紙種類に代替可能な用紙種類の用紙がセットさ
れた給紙トレイを選択し直すようにしたことを特徴とす
るプリンタ。 - 【請求項4】 複数の給紙トレイの各々にセットされた
用紙のサイズ、用紙種類等の用紙情報を管理し、該用紙
情報によって給紙トレイを選択し、選択したトレイから
給紙を行う機能を備えたプリンタにおいて、特定の給紙
トレイに前記用紙情報による選択の対象外とする予約ト
レイの設定を可能とし、印刷ジョブのコマンドにより予
約トレイの使用が指定され、該印刷ジョブの指示に適合
した用紙の給紙トレイへのセットの確認操作をした場合
に、予約トレイを使用した給紙を行うようにしたことを
特徴とするプリンタ。 - 【請求項5】 請求項4に記載されたプリンタにおい
て、予約トレイを使用する場合に、印刷ジョブのコマン
ドにより指定された用紙種類に、トレイにセットされる
用紙の設定用紙種類データを変更することを特徴とする
プリンタ。 - 【請求項6】 請求項4に記載されたプリンタにおい
て、予約トレイを使用する場合に、印刷ジョブのコマン
ドにより指定された用紙サイズに、トレイにセットされ
る用紙の設定用紙サイズデータを変更することを特徴と
するプリンタ。 - 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれかに記載された
プリンタに通信手段を介して印刷ジョブのコマンドを送
信するホスト装置を接続したことを特徴とするプリンタ
システム。
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