JP2007038816A - ネットワークシステム及びその管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ネットワークバスを介して相互に接続された各コントローラが、異常検出時に異常履歴として異常発生時間を適切に記憶することができるようにする。
【解決手段】ネットワークバス10に接続される複数のECU11,12,13,14,15のうち、ネットワークバス10を用いた伝送経路における両端部に接続された第1ECU11及び第5ECU15に、その他の第2ECU12、第3ECU13、第4のECU14に対して標準時間を送信する機能を持たせる。各ECU11,12,13,14,15は、自己診断によって異常を検出したときに、標準時間をもとにした異常発生時間の情報を異常履歴として記憶する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数のコントローラがネットワークバスを介して相互に接続され、これら複数のコントローラ間でデータ通信が行われるネットワークシステム及びその管理方法に関し、特に、各コントローラが異常検出時に異常発生時間を異常履歴として記憶する技術に関する。
車両に搭載される各種車載電装品は、各種センサによって検出される車両の状態やドライバからの操作入力等に応じて、ECU(Electronic Control Unit)と呼ばれるコントローラによって電気的に動作制御されている。また、近年では、複数のECUをネットワークバスにより相互に接続し、これら複数のECU間でデータ通信を行って情報を共有する車内ネットワークシステムも提案され、実用化されている。
このような車内ネットワークシステムにおいて、各ECUは、一般に、自己の制御機能の状態や他のECUとの間でのデータ通信の状態を自己診断し、異常を検出した場合にはその異常を表すコード情報や異常発生時間の情報などを異常履歴として記憶する機能を有している。このECUが記憶する異常履歴は、後に、ネットワーク上に生じた故障を解析するための診断機が接続されたときに当該診断機によって読み出され、故障原因の究明などに用いられる。
ところで、車内ネットワークシステムを構成する各ECUが異常検出時に異常履歴として記憶する異常発生時間の情報は、従来、各ECUにそれぞれ設けられたカウンタ機能でカウントされた値を用いることが一般的であった。このため、各ECUのカウンタ機能によるカウント誤差などによって、同時に発生した異常であっても、各コントローラが異常履歴として記憶している異常発生時間の情報にズレが生じ、このことが正確な故障原因の究明を行う上での障害となるといった問題が指摘されていた。
このような問題に鑑み、近年では、車内ネットワークシステムを構成する複数のECUのうちの何れかをマスタコントローラとし、このマスタコントローラから他のECUに対して標準時間を送信して、他のECUが異常を検出したときには、このマスタコントローラから受信した標準時間を用いて異常発生時間を求め、その情報を異常履歴として記憶するという手法が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平8−320955号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載された技術では、例えば、ネットワークバスの断線などによってマスタコントローラとなるECUが他のECUから分断された場合や、マスタコントローラ自体に障害が発生して標準時間を送信できなくなった場合には、他のECUはマスタコントローラとの間の通信異常を検出してもその異常発生時間を求めることができず、異常履歴として異常発生時間の情報を記憶することができないという問題があった。
本発明は、以上のような従来の実情に鑑みて創案されたものであって、各コントローラが異常検出時に異常履歴として異常発生時間を適切に記憶することができるネットワークシステム及びその管理方法を提供することを目的としている。
本発明は、前記目的を達成するために、ネットワークシステムを構成する複数のコントローラのうちの少なくとも2つのコントローラに、他のコントローラに対して標準時間を送信する機能を持たせるようにし、ネットワークシステムを構成する複数のコントローラのそれぞれに、他のコントローラとの間での通信異常を検出したときに、前記標準時間をもとにした異常発生時間の情報を異常履歴として記憶する機能を持たせるようにした。
本発明によれば、少なくとも2つのコントローラから他のコントローラに対して標準時間が送信されるので、他のコントローラは、これら標準時間を送信するコントローラの何れか一方からの標準時間の送信が何らかの要因で途絶えたとしても、他方からの標準時間を受信して、この標準時間をもとにした異常発生時間の情報を異常履歴として適切に記憶することができる。
以下、本発明の具体的な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、ここでは車両に搭載される各種車載電装品の動作を制御する複数のECUがネットワークバスを介して相互に接続されて構成された車内ネットワークシステムに本発明を適用した例について説明するが、本発明は、ここで説明する車内ネットワークシステムに限らず、複数のコントローラがネットワークバスを介して相互に接続され、これら複数のコントローラ間でデータ通信が行われるネットワークシステムに対して広く適用可能である。
本発明を適用した車内ネットワークシステムは、図1に示すように、複数のECU(図1の例では、第1乃至第5の5つのECU)11,12,13,14,15がネットワークバス10によって相互に接続され、これらのECU11,12,13,14,15間でデータ通信が行われるものである。そして、特に、本発明を適用した車内ネットワークシステムでは、これら複数のECU11,12,13,14,15のうち、ネットワークバス10を用いた伝送経路における両端部に接続された第1ECU11及び第5ECU15に、他のECU(第2ECU12、第3ECU13、第4のECU14)に対して標準時間を送信する機能を持たせている。以下、説明の便宜上、この標準時間を送信する機能を有する第1ECU11及び第5ECU15を時間管理ECUと呼称し、この時間管理ECUから送信された標準時間を受信する第2ECU12、第3ECU13、第4ECU14を一般ECUと呼称する。
時間管理ECU(第1ECU11及び第5ECU15)は、図2に示すように、ネットワークインターフェース部21と、時間カウント部22と、異常履歴記憶部23と、実制御部24とを備えている。そして、実制御部24の機能として、制御機能実行手段31と、自己診断手段32と、標準時間送受信手段33と、標準時間修正手段34とを有している。
ネットワークインターフェース部21は、時間管理ECUがネットワークバス10経由で行うデータ通信を制御するものである。具体的には、このネットワークインターフェース部21は、例えばCAN(Controller Area Network)等の所定のネットワークプロトコルに従って、当該時間管理ECUにおけるデータ通信を制御する。
時間カウント部22は、実制御部24における自己診断手段32によって異常が検出されたときにその異常発生時間を求めるための標準時間をカウントするものである。具体的には、この時間カウント部22は、例えば図3に示すように、車両のイグニッションスイッチがオフからオンに切り替えられた回数をカウントし、そのカウント値を実制御部24に出力する。
ここで、本発明を適用した車内ネットワークシステムにおいて、時間管理ECUとして構成される第1ECU11と第5ECU15とでは、この時間カウント部22での標準時間のカウントの手法を統一することが望ましい。すなわち、車両のイグニッションスイッチがオフからオンに切り替えられた回数をカウントする手法としては、実際にイグニッション信号をモニタリングして、イグニッション信号がオフからオンに切り替えられたタイミングでカウントアップする手法や、イグニッションスイッチがオフからオンに切り替えられることに伴って生じる電源電圧の上昇をモニタリングして、電源電圧が所定値以上にまで上昇したタイミングでカウントアップする手法などがあるが、このカウントの仕方が第1ECU11と第5ECU15とで異なっていると、例えばイグニッションスイッチのオン/オフを短時間で繰り返し行った場合に、第1ECU11の時間カウント部22と第5ECU15の時間カウント部22とで異なるカウント値を出力して、第1ECU11と第5ECU15とが標準時間として異なる値を他のECU12,13,14に送信してしまう場合がある。そこで、本発明を適用した車内ネットワークシステムでは、時間管理ECUとして構成される第1ECU11と第5ECU15とで、時間カウント部22での標準時間のカウントの手法を統一することで、これら第1ECU11から送信される標準時間と第5ECU15から送信される標準時間との間の不整合を低減させることが望ましい。
異常履歴記憶部23は、実制御部24における自己診断手段32によって検出された異常に関する情報を異常履歴として記憶するものである。具体的には、この異常履歴記憶部23は、当該時間管理ECUに対する電源供給が遮断された状態でも記憶した情報が保持される不揮発性メモリよりなり、自己診断手段32によって当該時間管理ECUの制御機能の異常または他のECUとの間での通信異常が検出される度に、例えば、その異常の内容を表すコード情報や標準時間をもとに求めた異常発生時間などの情報が、異常履歴として随時書き込まれる。この異常履歴記憶部23が記憶する異常履歴の情報は、後に、ネットワーク上に生じた故障を解析するための所定の診断機が接続されたときに当該診断機によって読み出され、故障原因の究明などに用いられる。
実制御部24は、CPUやROM、RAMなどを備えたマイクロコンピュータで構成され、CPUがRAMをワークエリアとして利用してROMに格納された制御プログラムを実行することによって、上述した制御機能実効手段31、自己診断手段32、標準時間送受信手段33、標準時間修正手段34の各機能を実現する。
制御機能実行手段31は、当該時間管理ECUが制御対象とする車載電装品の動作制御を実行するものである。すなわち、この制御機能実行手段31は、他のECUからネットワークバス10経由で送信されてネットワークインターフェース部21を介して受信された情報や各種センサやスイッチ類からの入力等に応じて各種演算処理を行い、アクチュエータに動作指令を出力することによって、車載電装品の動作制御を実行する。
自己診断手段32は、制御機能実行手段31による制御機能の状態や、ネットワークインターフェース部21を介した他のECUとの間でのデータ通信の状態を自己診断して、異常を検出した場合にはその異常を表すコード情報や異常発生時間の情報などを異常履歴として異常履歴記憶部23に書き込むものである。ここで、自己診断手段32が異常履歴として異常履歴記憶部23に書き込む異常発生時間の情報は、標準時間としてのカウンタ値である。すなわち、当該時間管理ECUの自己診断手段32は、異常を検出したときに時間カウント部22でカウントした標準時間のカウント値、或いは時間カウント部22のカウント値を標準時間修正手段34で修正したカウント値を、異常発生時間として異常履歴記憶部23に書き込む。
標準時間送受信手段33は、時間カウント部22でカウントした標準時間のカウント値、或いは時間カウント部22のカウント値を標準時間修正手段34で修正したカウント値を、ネットワークインターフェース部21を介してネットワークバス10経由で他のECUに送信するとともに、他の時間管理ECU(当該時間管理ECUが第1ECU11であれば第5ECU15、当該時間管理ECUが第5ECU15であれば第1ECU11)からネットワークバス10経由で送信された標準時間のカウント値を、ネットワークインターフェース部21を介して受信するものである。
標準時間修正手段34は、時間カウント部22のカウント値と、標準時間送受信手段33により受信された他の時間管理ECUからの標準時間のカウント値とを比較して、これらに差があるときに、例えば値が高い方のカウント値を正しいカウント値とみなすといった手法で、その差を修正するものである。時間管理ECUとして構成される第1ECU11と第5ECU15とでは、上述したように、時間カウント部22によるカウントの手法を統一することで、これら第1ECU11から送信される標準時間と第5ECU15から送信される標準時間との間の不整合を低減できるが、何れかのECUにおける時間カウント部22の動作が不安定な状態となった場合には、やはり、標準時間の不整合が生じうる。そこで、本発明を適用した車内ネットワークシステムにおいては、時間管理ECUの実制御部24に標準時間修正手段34としての機能を持たせることで、このような標準時間の不整合を確実になくすようにしている。なお、時間管理ECUでは、この標準時間修正手段34によって時間カウント部22のカウント値が修正された場合には、それ以降は、この標準時間修正手段34によって修正されたカウント値を標準時間のカウント値として、標準時間送受信手段33から他のECUに送信し、また、自己診断手段32による異常検出時に異常発生時間として異常履歴記憶部23に書き込む。
一般ECU(第2ECU12、第3ECU13、第4ECU14)は、図4に示すように、基本的な構成を時間管理ECU(第1ECU11及び第5ECU15)と同様とし、ネットワークインターフェース部21と、時間カウント部22と、異常履歴記憶部23と、実制御部24とを備えて構成される。ただし、この一般ECUでは、時間カウント部22のカウント値は、時間管理ECUから送信された標準時間のカウント値が正常に受信されている限り破棄され、時間管理ECUからの標準時間のカウント値を受信できなくなった場合にのみ利用される。なお、本発明を適用した車内ネットワークシステムでは、ネットワークバス10を用いた伝送経路における両端部に接続された第1ECU11及び第5ECU15の双方を時間管理ECUとして構成し、これら第1ECU11と第5ECU15との双方から一般ECU(第2ECU12、第3ECU13、第4ECU14)に対して標準時間のカウント値を送信するようにしているので、一般ECUが時間管理ECUからの標準時間のカウント値を受信できなくなるシーンは、ごく稀である。
また、一般ECUの実制御部24には、時間管理ECUにおける標準時間送受信部23の代わりに、時間管理ECUから送信された標準時間の受信のみを行う標準時間受信部41としての機能が設けられている。また、一般ECUの実制御部24では、時間管理ECUにおける標準時間修正手段34としての機能は不要とされている。一般ECUの実制御部24における制御機能実行手段31や自己診断手段32は、時間管理ECUと同様である。ただし、一般ECUの実制御部24における自己診断手段32が異常検出時に異常履歴として異常履歴記憶部23に書き込む異常発生時間の情報は、基本的には、時間管理ECUから送信されて標準時間受信手段41によって受信された標準時間のカウント値であり、時間管理ECUからの標準時間のカウント値を受信できなくなった場合にのみ、時間カウント部22によるカウント値で代用する。
以上のような時間管理ECUと一般ECUとがネットワークバス10を介して相互に接続された車内ネットワークシステムにおいては、ネットワークバス10に何ら障害が発生しておらず、各ECU11,12,13,14,15間で相互にデータ通信可能な状態であれば、一般ECUである第2ECU12、第3ECU13、第4ECU14は、時間管理ECUである第1ECU11と第5ECU15との双方から、標準時間のカウント値を受信可能である。この場合、一般ECUである第2ECU12、第3ECU13、第4ECU14は、予め定めた一方の時間管理ECU、例えば第1ECU11から送信された標準時間のカウント値を受信して、異常検出時にはこの第1ECU11から受信した標準時間のカウント値をもとにした異常発生時間を異常履歴として記憶する。また、時間管理ECUである第1ECU11と第5ECU15は、相互に標準時間のカウント値を送受信して、自身が送信した標準時間のカウント値と他方の時間管理ECUから受信した標準時間のカウント値とに差があれば、その差を修正する。そして、異常検出時には、基本的には自身でカウントした標準時間のカウント値をもとにした異常発生時間を異常履歴として記憶し、自身のカウント値を修正した場合にはこの修正したカウント値をもとにした異常発生時間を異常履歴として記憶する。
ここで、例えば図5に示すように、ネットワークバス10における第2ECU12の接続位置と第3ECU13の接続位置との間の幹線に断線等が生じた場合、第2ECU12は第1ECU11からの標準時間のカウント値を受信できるが、第3ECU13と第4ECU14は第1ECU11からの標準時間のカウント値を受信できない。この場合には、第3ECU13と第4ECU14は、第5ECU15からの標準時間のカウント値を受信して、第1ECU11及び第2ECU12との間での通信異常について、第5ECU15から受信した標準時間のカウント値をもとにした異常発生時間を異常履歴として記憶する。また、第5ECU15は、第1ECU11及び第2ECU12との間での通信異常について、自身でカウントした標準時間のカウント値をもとにした異常発生時間を異常履歴として記憶する。また、第2ECU12は、第3ECU13、第4ECU14、第5ECU15との間での通信異常について、第1ECU15から受信した標準時間のカウント値をもとにした異常発生時間を異常履歴として記憶し、第1ECU11は、第3ECU13、第4ECU14、第5ECU15との間での通信異常について、自身でカウントした標準時間のカウント値をもとにした異常発生時間を異常履歴として記憶する。
また、例えば図6に示すように、ネットワークバス10における第3ECU13の接続位置と第4ECU14の接続位置との間の幹線に断線等が生じた場合、第2ECU12と第3ECU13は第1ECU11からの標準時間のカウント値を受信できるが、第4ECU14は第1ECU11からの標準時間のカウント値を受信できない。この場合には、第4ECU14は、第5ECU15からの標準時間のカウント値を受信して、第1ECU11、第2ECU12、第3ECU13との間での通信異常について、第5ECU15から受信した標準時間のカウント値をもとにした異常発生時間を異常履歴として記憶する。また、第5ECU15は、第1ECU11、第2ECU12、第3ECU13との間での通信異常について、自身でカウントした標準時間のカウント値をもとにした異常発生時間を異常履歴として記憶する。また、第2ECU12と第3ECU13は、第4ECU14及び第5ECU15との間での通信異常について、第1ECU15から受信した標準時間のカウント値をもとにした異常発生時間を異常履歴として記憶し、第1ECU11は、第4ECU14及び第5ECU15との間での通信異常について、自身でカウントした標準時間のカウント値をもとにした異常発生時間を異常履歴として記憶する。
図7は、一般ECUである第2ECU12、第3ECU13、第4ECU14における処理の流れを示すフローチャートである。この図7に示すように、第2ECU12、第3ECU13、第4ECU14の各ECUは、まず、ステップS1において、第1ECU11との間でのデータ通信が正常な状態であるか否かを確認し、第1ECU11との間でのデータ通信が正常な状態にあれば、次のステップS2において、第1ECU11から送信された標準時間のカウント値を受信する。一方、第1ECU11からの標準時間のカウント値を受信できない状態であれば、ステップS3において、第5ECU15との間でのデータ通信が正常な状態であるか否かを確認する。そして、第5ECU15との間でのデータ通信が正常な状態にあれば、次のステップS4において、第5ECU15から送信された標準時間のカウント値を受信し、第5ECU15からの標準時間のカウント値も受信できない状態であれば、ステップS5において、自身でカウントしたカウント値を取得する。
そして、第2ECU12、第3ECU13、第4ECU14の各ECUは、自己診断の結果として、自己の制御機能の異常や他のECUとの間での通信異常を検出した場合には(ステップS6で肯定判定)、ステップS7において、ステップS2で第1ECU11から受信した標準時間のカウント値、またはステップS4で第5ECU15から受信した標準時間のカウント値、またはステップS5で取得した自身のカウント値をもとにした異常発生時間の情報を、異常履歴として記憶する。
図8は、時間管理ECUである第1ECU11における処理の流れを示すフローチャートである。この図8に示すように、第1ECU11は、まず、ステップS11において、自身でカウントした標準時間のカウント値を他のECUに対して送信する。次に、ステップS12において、第5ECU15との間でのデータ通信が正常な状態であるか否かを確認し、第5ECU15との間でのデータ通信が正常な状態にあれば、次のステップS13において、第5ECU15から送信された標準時間のカウント値を受信する。そして、ステップS14において、ステップS13で受信した第5ECU15からのカウント値が自身のカウント値と等しくなっているか否かを確認し、等しくない場合には、次のステップS15において、第5ECU15からのカウント値が自身のカウント値よりも大きい値となっているか否かを確認する。その結果、第5ECU15からのカウント値が自身のカウント値よりも大きい値となっている場合には、自身のカウント値に誤差が生じていると判断し、ステップS16において、自身のカウント値を第5ECU15からのカウント値と等しい値に修正する。
そして、第1ECU11は、自己診断の結果として、自己の制御機能の異常や他のECUとの間での通信異常を検出した場合には(ステップS17で肯定判定)、ステップS18において、自身のカウント値をもとにした異常発生時間の情報を、異常履歴として記憶する。
図9は、もう一方の時間管理ECUである第5ECU15における処理の流れを示すフローチャートである。この図9に示すように、第5ECU15は、第1ECU11と同様の処理を行う。すなわち、第5ECU15は、まず、ステップS21において、自身でカウントした標準時間のカウント値を他のECUに対して送信する。次に、ステップS22において、第1ECU11との間でのデータ通信が正常な状態であるか否かを確認し、第1ECU11との間でのデータ通信が正常な状態にあれば、次のステップS23において、第1ECU11から送信された標準時間のカウント値を受信する。そして、ステップS24において、ステップS23で受信した第1ECU11からのカウント値が自身のカウント値と等しくなっているか否かを確認し、等しくない場合には、次のステップS25において、第1ECU11からのカウント値が自身のカウント値よりも大きい値となっているか否かを確認する。その結果、第1ECU11からのカウント値が自身のカウント値よりも大きい値となっている場合には、自身のカウント値に誤差が生じていると判断し、ステップS26において、自身のカウント値を第1ECU11からのカウント値と等しい値に修正する。
そして、第5ECU15は、自己診断の結果として、自己の制御機能の異常や他のECUとの間での通信異常を検出した場合には(ステップS27で肯定判定)、ステップS28において、自身のカウント値をもとにした異常発生時間の情報を、異常履歴として記憶する。
本発明を適用した車内ネットワークシステムにおいて、第1乃至第5の各ECU11,12,13,14,15毎に記憶された自己診断の結果としての異常履歴の情報は、上述したように、所定の診断機が接続されたときに当該診断機によって読み出される。そして、診断機では、各ECU11,12,13,14,15から読み出した異常履歴の情報を集約することによって、例えば図10乃至図13に示すような、ネットワーク上の通信異常に関する相関マップを作成することが可能となる。なお、これら図10乃至図13に示す相関マップにおいて、「○」は通信が正常な状態であることを表し、「×」は通信異常が生じていることを表している。また、これら相関マップに記載されている数値は、過去に生じた通信異常についての異常発生時間を表すカウンタ値である。
診断機を操作するオペレータは、この診断機で作成された相関マップを参照することによって、車内ネットワークシステムにおいて発生した通信異常について、その異常発生箇所の特定や異常の関連性の検証などを正確に行うことが可能となる。
すなわち、図10に示した相関マップからは、第1ECU11及び第2ECU12が、カウンタ値が2のときに第3ECU13、第4ECU14、第5ECU15との間での通信異常を検出し、現在においてもその通信異常が継続していることが分かる。また、同様に、第3ECU13、第4ECU14、第5ECU15が、カウンタ値が2のときに第1ECU11及び第2ECU12との間での通信異常を検出し、現在においてもその通信異常が継続していることが分かる。したがって、診断機で図10に示した相関マップが作成された場合には、診断機を操作するオペレータは、この相関マップを参照することで、カウンタ値が2のときに、ネットワークバス10における第2ECU12の接続位置と第3ECU13の接続位置との間の幹線、すなわち図5に示した位置に断線等が生じて、その断線等の故障が未だに復旧していない状態であることを把握することができる。
また、図11に示した相関マップからは、第1ECU11及び第2ECU12が、カウンタ値が2のときに第3ECU13、第4ECU14、第5ECU15との間での通信異常を検出し、現在はその通信異常が解消されていることが分かる。また、同様に、第3ECU13、第4ECU14、第5ECU15が、カウンタ値が2のときに第1ECU11及び第2ECU12との間での通信異常を検出し、現在はその通信異常が解消されていることが分かる。したがって、診断機で図11に示した相関マップが作成された場合には、診断機を操作するオペレータは、この相関マップを参照することで、カウンタ値が2のときに、ネットワークバス10における第2ECU12の接続位置と第3ECU13の接続位置との間の幹線、すなわち図5に示した位置に断線等が生じたが、現在ではその断線等の故障が復旧していることを把握することができる。
また、図12に示した相関マップからは、第1ECU11及び第2ECU12が、カウンタ値が2のときに第3ECU13との間での通信異常を検出し、現在はその通信異常が解消されているが、その後、カウンタ値が4のときに第4ECU14及び第5ECU15との間での通信異常を検出し、現在においてもその通信異常が継続していることが分かる。また、第3ECU13は、カウンタ値2のときに第1ECU11及び第2ECU12との間での通信異常を検出し、現在はその通信異常が解消されているが、その後、カウンタ値が4のときに第4ECU14及び第5ECU15との間での通信異常を検出し、現在においてもその通信異常が継続していることが分かる。また、第4ECU14及び第5ECU15は、カウンタ値が4のときに第1ECU11、第2ECU12、第3ECU13との間での通信異常を検出し、現在においてもその通信異常が継続していることが分かる。したがって、診断機で図12に示した相関マップが作成された場合には、診断機を操作するオペレータは、この相関マップを参照することで、カウンタ値が2のときに、ネットワークバス10における第2ECU12の接続位置と第3ECU13の接続位置との間の幹線、すなわち図5に示した位置に断線等が生じてその後復旧したが、カウンタ値が4のときに、ネットワークバス10における第3ECU13の接続位置と第4ECU14の接続位置との間の幹線、すなわち図6に示した位置に断線等が生じて、その断線等の故障が未だに復旧していない状態であることを把握することができる。
また、図13に示した相関マップからは、第1ECU11及び第2ECU12が、カウンタ値が2のときに第3ECU13との間での通信異常を検出し、現在はその通信異常が解消されているが、その後、カウンタ値が4のときに第4ECU14及び第5ECU15との間での通信異常を検出し、現在はその通信異常も解消されていることが分かる。また、第3ECU13は、カウンタ値2のときに第1ECU11及び第2ECU12との間での通信異常を検出し、現在はその通信異常が解消されているが、その後、カウンタ値が4のときに第4ECU14及び第5ECU15との間での通信異常を検出し、現在はその通信異常も解消されていることが分かる。また、第4ECU14及び第5ECU15は、カウンタ値が4のときに第1ECU11、第2ECU12、第3ECU13との間での通信異常を検出し、現在はその通信異常が解消されていることが分かる。したがって、診断機で図13に示した相関マップが作成された場合には、診断機を操作するオペレータは、この相関マップを参照することで、カウンタ値が2のときに、ネットワークバス10における第2ECU12の接続位置と第3ECU13の接続位置との間の幹線、すなわち図5に示した位置に断線等が生じてその後復旧したが、カウンタ値が4のときに、ネットワークバス10における第3ECU13の接続位置と第4ECU14の接続位置との間の幹線、すなわち図6に示した位置に断線等が生じて、現在ではその断線等の故障も復旧していることを把握することができる。
以上、具体的な例を挙げながら詳細に説明したように、本発明を適用した車内ネットワークシステムにおいては、ネットワークバス10に接続される複数のECU11,12,13,14,15のうち、ネットワークバス10を用いた伝送経路における両端部に接続された第1ECU11及び第5ECU15に、その他の第2ECU12、第3ECU13、第4のECU14に対して標準時間を送信する機能を持たせるようにしているので、第1ECU11と第5ECU15との何れか一方からの標準時間の送信が何らかの要因で途絶えたとしても、第2ECU12、第3ECU13、第4のECU14は、他方からの標準時間を受信して、この標準時間をもとにした異常発生時間の情報を異常履歴として適切に記憶することができる。したがって、各ECU11,12,13,14,15に各々記憶された異常履歴の情報を診断機で読み出して、これらの異常履歴の情報を統合的に解析することで、当該車内ネットワークシステムにおける異常発生箇所の特定や異常の関連性の検証などを正確に行うことが可能となる。
また、本発明を適用した車内ネットワークシステムにおいては、ネットワークバス10を用いた伝送経路における両端部に接続された第1ECU11及び第5ECU15に標準時間の送信機能を持たせる、換言すると、標準時間の送信機能を有するECUのネットワークバス10上における接続位置を、他のECUの接続位置を間に挟んで互いに離間した位置としているので、他のECUが標準時間の送信機能を有するECUから送信された標準時間を何れも受信できなくなるといった状況を極力生じさせないようにすることができる。
また、本発明を適用した車内ネットワークシステムにおいては、標準時間の送信機能を有する第1ECU11と第5ECU15とが、相互に標準時間のカウント値を送受信して、自身が送信した標準時間のカウント値と他方のECUから受信した標準時間のカウント値とに差があれば、その差を修正するようにしているので、これら第1ECU11が送信する標準時間のカウンタ値と第5ECU15が送信する標準時間のカウンタ値との間に不整合を生じさせないようにすることができる。
なお、以上説明した車内ネットワークシステムは、本発明の一適用例を例示したものであり、本発明の技術的範囲は、以上の実施形態の説明で開示した内容に限定されるものではなく、これらの開示から容易に導き得る様々な代替技術も含まれることは勿論である。
例えば、上述した車内ネットワークシステムでは、車両のイグニッションスイッチがオフからオンに切り替えられた回数のカウント値を標準時間として用いるようにしているが、標準時間としては、タイマ回路で計時した実時間など、時間的な流れを把握しうるあらゆるものが採用可能である。また、上述した車内ネットワークシステムでは、第1ECU11と第5ECU15との2つのECUに標準時間の送信機能を持たせるようにしているが、3つ以上のECUに標準時間の送信機能を持たせるようにしてもよく、また、ネットワークバス10に接続されるECUの総数も任意の数とすることができる。
本発明を適用した車内ネットワークシステムの概要を説明する図である。 標準時間の送信機能を有する時間管理ECUの内部構成を示すブロック図である。 車両のイグニッションスイッチがオフからオンに切り替えられた回数をカウントして標準時間のカウント値とする例を説明する図である。 時間管理ECU以外の一般ECUの内部構成を示すブロック図である。 ネットワークバスにおける第2ECUの接続位置と第3ECUの接続位置との間の幹線に断線等の障害が発生している様子を示す図である。 ネットワークバスにおける第3ECUの接続位置と第4ECUの接続位置との間の幹線に断線等の障害が発生している様子を示す図である。 一般ECUである第2ECU、第3ECU、第4ECUにおける処理の流れを示すフローチャートである。 時間管理ECUである第1ECUにおける処理の流れを示すフローチャートである。 時間管理ECUである第5ECUにおける処理の流れを示すフローチャートである。 各ECUから読み出した異常履歴の情報を集約することによって作成されるネットワーク上の通信異常に関する相関マップの一例を示す図である。 各ECUから読み出した異常履歴の情報を集約することによって作成されるネットワーク上の通信異常に関する相関マップの他の例を示す図である。 各ECUから読み出した異常履歴の情報を集約することによって作成されるネットワーク上の通信異常に関する相関マップの更に他の例を示す図である。 各ECUから読み出した異常履歴の情報を集約することによって作成されるネットワーク上の通信異常に関する相関マップの更に他の例を示す図である。
符号の説明
10 ネットワークバス
11 第1ECU
12 第2ECU
13 第3ECU
14 第4ECU
15 第5ECU
22 時間カウント部
23 異常履歴記憶部
24 実制御部
32 自己診断手段
33 標準時間送受信手段
34 標準時間修正手段
41 標準時間受信手段

Claims (5)

  1. 複数のコントローラがネットワークバスを介して相互に接続され、これら複数のコントローラ間でデータ通信が行われるネットワークシステムにおいて、
    前記複数のコントローラのうちの少なくとも2つのコントローラが、他のコントローラに対して標準時間を送信する機能を有し、
    前記複数のコントローラのそれぞれが、自己の制御機能の異常または他のコントローラとの間での通信異常を検出したときに、前記標準時間をもとにした異常発生時間の情報を異常履歴として記憶する機能を有することを特徴とするネットワークシステム。
  2. 前記標準時間を他のコントローラに対して送信する機能を有する少なくとも2つのコントローラの前記ネットワークバス上における接続位置が、前記他のコントローラの接続位置を間に挟んで互いに離間した位置とされていることを特徴とする請求項1に記載のネットワークシステム。
  3. 前記標準時間を他のコントローラに対して送信する機能を有する少なくとも2つのコントローラは、互いに標準時間を送受信して、送信した標準時間と受信した標準時間との間に差があるときは、その差を修正する機能を有することを特徴とする請求項1に記載のネットワークシステム。
  4. 車両に搭載されるネットワークシステムであって、
    前記標準時間を他のコントローラに対して送信する機能を有する少なくとも2つのコントローラは、前記車両のイグニッションスイッチがオフからオンに切り替えられた回数を互いに同一の手法でカウントする機能を有し、カウントした値を前記標準時間として他のコントローラに対して送信することを特徴とする請求項1に記載のネットワークシステム。
  5. ネットワークバスを介して相互に接続された複数のコントローラ間でデータ通信を行うとともに、各コントローラが自己の制御機能の異常または他のコントローラとの間での通信異常に関する異常履歴を記憶するネットワークシステムの管理方法であって、
    前記複数のコントローラのうちの少なくとも2つのコントローラに、他のコントローラに対して標準時間を送信する機能を持たせ、
    前記複数のコントローラのそれぞれに、自己の制御機能の異常または他のコントローラとの間での通信異常を検出したときに、前記標準時間をもとにした異常発生時間の情報を前記異常履歴として記憶する機能を持たせたことを特徴とするネットワークシステムの管理方法。
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