JPH04240997A - 車載電子装置の制御方法 - Google Patents

車載電子装置の制御方法

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JPH04240997A
JPH04240997A JP775491A JP775491A JPH04240997A JP H04240997 A JPH04240997 A JP H04240997A JP 775491 A JP775491 A JP 775491A JP 775491 A JP775491 A JP 775491A JP H04240997 A JPH04240997 A JP H04240997A
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JP
Japan
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communication
data
control
electronic device
count
Prior art date
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Pending
Application number
JP775491A
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English (en)
Inventor
Sanehiro Toda
修弘 遠田
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Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信機能を備え、制御
情報を交換する車載電子装置の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車などの車輌においては、マ
イクロコンピュータなどからなる複数の電子装置を搭載
し、エンジン、トランスミッションなどの制御を各電子
装置で分担するものが多く、例えば、特開昭61−49
154号公報には、第1,第2のマイクロコンピュータ
を備え、複数種類の制御項目を分担処理させる技術が開
示されている。
【0003】この場合、各電子装置はシリアルチャンネ
ルを介して結合され、互いに必要とするデータを直列伝
送して制御情報を交換するものが多く、受信したデータ
に基づいて各電子装置における制御が実行される。従っ
て、通常、各電子装置では、通信が正常か否かをチェッ
クし、通信が異常の場合、これに対処する機能が備えら
れており、例えば、特開昭61−102350号公報に
は、主コントロールユニットに従コントロールユニット
を接続し、送受信の信号線が断線しても主コントロール
ユニットと従コントロールユニットとの間でデータ交換
を継続して行うことのできる技術が開示されている。
【0004】さらに、特開昭63−26451号公報に
は、エンジン制御手段と自動変速機制御手段とを連絡す
る各種通信線の故障を、この各種通信線が使われる制御
の非実行領域の所定周期に各種通信線のON−OFFを
繰返すことにより検出し、故障が検出されたとき、警告
を発生する技術が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来、
通信異常が発生した場合には、受信側の電子装置は正し
い制御情報が送信されてくるまで待機することになり、
この間、適切な制御が困難となり、システムの誤動作を
招くおそれがある。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
、電子装置間の通信に異常が発生した場合においても、
正しい制御情報を得られないことによる誤動作を防止し
、システム全体の信頼性を向上することのできる車載電
子装置の制御方法を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による車載電子装
置の制御方法は、データ通信における通信間隔を予め設
定した時間と比較して通信異常を判別し、通信が正常の
とき、他の電子装置から受信した制御情報を使用する制
御を実行し、通信が異常のとき、他の電子装置からの制
御情報に依存しない制御を実行することを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明の車載電子装置の制御方法では、電子装
置間のデータ通信において、通信間隔が予め設定した時
間と比較されて通信が異常か否かが判別される。そして
、通信が正常のときには、他の電子装置から受信した制
御情報を使用する制御が実行され、一方、通信が異常の
ときには、他の電子装置からの制御情報に依存しない制
御が実行される。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図面は本発明の一実施例を示し、図1は通信正常
時ルーチンを示すフローチャート、図2は通信異常時ル
ーチンを示すフローチャート、図3は車載電子装置のシ
ステム構成図である。
【0010】図3において、符号1,21は、自動車な
どの車輌に搭載され、マイクロコンピュータなどから構
成される電子装置としての電子制御ユニット(ECU)
であり、例えば、ECU1はエンジン制御ユニット、E
CU21はA/T(オートマチックトランスミッション
)制御ユニットである。
【0011】上記ECU1は、例えば8ビットのメイン
CPU2、ROM3、RAM4、入出力I/F(入出力
インターフェイス)5、及び、通信I/F(通信インタ
ーフェイス)6がバスライン7を介して接続され、また
、同様に、上記ECU21は、例えば8ビットのCPU
22、ROM23、RAM24、入出力I/F25、及
び、通信I/F26がバスライン27を介して接続され
ている。
【0012】そして、上記ECU1の入出力I/F5の
入力ポートに、エンジン回転数センサ8、スロットル開
度センサ9、車速センサ10、冷却水温センサ11、吸
入空気量センサ12、アイドルスイッチ13、及び、イ
ンヒビタスイッチ14などが接続されるとともに、バッ
テリ15が接続されてバッテリ電圧がモニタされる。さ
らに、上記入出力I/F5の出力ポートには、点火装置
16が接続されるとともに、駆動回路17を介して、イ
ンジェクタ18、データ通信異常を警告するための表示
装置19などが接続されている。
【0013】一方、上記ECU21の入出力I/F25
の入力ポートには、A/T油温センサ28、ブレーキス
イッチ29などが接続され、さらに、上記入出力I/F
25の出力ポートには、駆動回路30を介して、A/T
アクチュエータ31、データ通信異常を警告するための
表示装置32などが接続されている。
【0014】上記通信I/F6,26は、互いにシリア
ル通信ラインで接続され、クロック同期式あるいは調歩
同期式にて、ECU1とECU21との間のデータ通信
が行われる。本実施例においては、上記通信I/F6,
26は、データ通信をハードウエア的に制御する専用の
通信制御用LSIにて構成され、各CPU2,22から
各通信制御用LSIに送信データがセットされると、こ
の通信制御用LSIが予め設定された通信プロトコルに
従ってデータの送受信を制御し、CRCチェック、パリ
ティチェックなどのデータ誤り検出を行なう。
【0015】上記ECU1のROM3には、燃料噴射制
御、点火時期制御などのエンジン制御プログラム、デー
タ通信のための処理プログラム、及び、制御用固定デー
タ類がストアされており、さらに、異常発生時に対処す
るため、バックアップ用制御プログラムおよびバックア
ップ用固定データ類がストアされている。また、上記E
CU21のROM23には、A/T制御の制御プログラ
ム、データ通信のための処理プログラムなどがストアさ
れており、さらに、同様に、異常発生時に対処するため
のバックアップ用制御プログラム及びバックアップ用固
定データ類がストアされている。
【0016】上記ECU1では、上記各センサ・スイッ
チ類からのエンジン運転状態パラメータに基づいて点火
時期、燃料噴射パルス幅などを演算し、点火装置16、
インジェクタ18に出力するとともに、通信I/F6を
介して上記ECU21へ、車速、エンジン回転数などの
制御情報を送信する。上記ECU21では、上記ECU
1からの制御情報を通信I/F26を介して受信し、A
/Tアクチュエータ31に動作信号を出力して変速制御
を行なうとともに、ブレーキスイッチ29のスイッチ信
号、変速段位置などの制御情報をECU1に返信する。
【0017】次に、各ECU1,21間のデータ通信に
よる制御手順について説明する。図1は通信正常時ルー
チンであり、例えば、ECU1からECU21へ、該当
データの種類を示すコード、データの内容、及び、CR
Cチェックなどのエラーチェックデータの順に、通信I
/F6からECU21へ通信データが送信されると、E
CU21では、ステップS101で通信データが送られ
てきたか否かの通信チェックを行なっており、データが
送られてきた場合、ステップS102へ進んで通信デー
タが正しいか否かをチェックする。
【0018】この通信データのエラーチェックは、CR
Cチェック、パリティチェックなどの通信I/F26に
よるハードウエア的なチェックに加え、制御アルゴリズ
ム及びシステムの物理構成上、論理的に正常か否かがチ
ェックされる。例えば、車速データが、車輌の限界性能
をはるかに越えた値である場合、あるいは、前回の通信
における車速データと著しく異なる値のデータが送信さ
れてきた場合などには、ノイズの混入などによるデータ
化けとみなして、このデータを無視して採用せず、後述
する異常時制御を行なう。
【0019】そして、この通信データのエラーチェック
結果、データが正しいと判別すると、上記ステップS1
02からステップS103へ進み、ECU21で受信デ
ータをRAM24の所定アドレスにストアする。次いで
、ステップS104へ進み、通信間隔、すなわち、前の
通信が実行されてから次の通信が実行されるまでの経過
時間を計時するカウンタの計数値COUNT をクリア
する(COUNT ←0)。
【0020】その後、ステップS104からステップS
105へ進み、受信したデータ、例えば、ECU1から
の車速データに基づいてECU21からA/Tアクチュ
エータ31に駆動信号を出力し、車速に見合った変速段
へ制御するなどの正常時制御を実行して、ステップS1
01へ戻り、次の通信データを待つ。尚、このとき、E
CU1側では、ECU21からの変速段位置変更の返信
データを受信し、エンジン回転数を制御することにより
変速ショックを軽減する。
【0021】一方、上記ステップS101での通信チェ
ック結果、通信データが送られてこない場合、あるいは
、上記ステップS102での通信データのエラーチェッ
ク結果、データが正しくないと判別した場合には、各ス
テップからステップS106へ分岐し、通信間隔を計時
するカウンタの計数値COUNT と設定値COUNT
SETとを比較する。
【0022】上記ステップS106では、 COUNT
<COUNTSETのとき、前述のステップS105を
経て次のデータを待ち、 COUNT≧COUNTSE
Tのときには、例えば、通信ラインの断線などにより設
定時間(設定値COUNTSETに相当する時間)内に
データがECU1からECU21に送信されない、ある
いは、ノイズの混入などによるデータエラーが発生し、
設定時間内に回復しないなどの理由により、通信異常と
判別し、ステップS107へ進んで通信異常時ルーチン
を起動する。尚、通信間隔を計時するカウンタは、計数
値COUNT をクリアすると自動的に“0“から計数
がスタートし、上記ステップS106で比較する計数値
COUNT は、通信が正常に実行されて正しいデータ
が受取られたときからの経過時間となる。
【0023】図2の通信異常ルーチンでは、ステップS
201で、同様に、通信データが送られてきたか否かの
通信チェックを行ない、通信データが送られてこない場
合には、ステップS203へジャンプして直ちに異常時
制御に移行する。この異常時制御では、ECU21のC
PU22は、ROM23のバックアップ用制御プログラ
ムを起動し、バックアップ用固定データ類及びECU2
1に直接入力されるセンサ類からの信号のみによる、E
CU1からの制御情報に依存しない単独制御、例えば、
自動変速機を3速位置に固定してロックアップを禁止す
るなどの制御を行なうとともに、表示装置32に異常時
制御中であることを表示して運転者に警告を発し、フェ
イルセーフを行なう。
【0024】一方、上記ステップS201でデータを受
信すると、ステップS202で受信データが正しいか否
かをチェックし、データエラーと判別された場合には、
ステップS203で、前述の異常時制御を行ない、デー
タが正しいと判別された場合には、ステップS202か
らステップS204へ分岐して前述の通信正常時ルーチ
ンへ復帰し、通信異常状態を解除する。
【0025】すなわち、ノイズの混入などにより正しい
データを設定時間内に通信できず、通信異常時ルーチン
が起動された場合には、いずれ、ノイズの影響がなくな
り正しいデータを通信可能となるため、ステップS20
2でデータのエラーチェックを行ない、通信異常状態を
解除するようにしているのである。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、電
子装置間の通信に異常が発生した場合においても、この
通信異常を認知した適切な制御に迅速に切換えるため、
正しい制御情報を得られないことによる誤動作を防止す
ることができ、システム全体のの信頼性を向上すること
ができるなど優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】通信正常時ルーチンを示すフローチャート。
【図2】通信異常時ルーチンを示すフローチャート。
【図3】車載電子装置のシステム構成図。
【符号の説明】
1    電子装置 21  電子装置 6    通信インターフェース 26  通信インターフェース

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  通信機能を備えた車載電子装置におい
    て、データ通信における通信間隔を予め設定した時間と
    比較して通信異常を判別し、通信が正常のとき、他の電
    子装置から受信した制御情報を使用する制御を実行し、
    通信が異常のとき、他の電子装置からの制御情報に依存
    しない制御を実行することを特徴とする車載電子装置の
    制御方法。
JP775491A 1991-01-25 1991-01-25 車載電子装置の制御方法 Pending JPH04240997A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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