JP2001344013A - 車両用装置の故障診断方法 - Google Patents
車両用装置の故障診断方法Info
- Publication number
- JP2001344013A JP2001344013A JP2000167012A JP2000167012A JP2001344013A JP 2001344013 A JP2001344013 A JP 2001344013A JP 2000167012 A JP2000167012 A JP 2000167012A JP 2000167012 A JP2000167012 A JP 2000167012A JP 2001344013 A JP2001344013 A JP 2001344013A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- self
- unit
- communication line
- diagnosis
- failure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
- Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 モジュール化された複数のユニット間におい
て通信線を介して行われるデータ通信障害の発生を速や
かに検出する。 【解決手段】 コントロールパネルユニット12からエ
アコンコントロールユニット13に自己診断要求信号を
通信線14Cを介して送信し、エアコンコントロールユ
ニット13は自己診断要求信号の受信に応答してエアコ
ンコントロールユニット13が自己診断モードとなって
いることを示す状態信号を通信線14Bを介してコント
ロールパネルユニット12に送信する。自己診断要求信
号の送信後所定時間経過したときにコントロールパネル
ユニット12において状態信号が受信されたか否かをチ
ェックすることにより通信線14Bが正常か否かを判別
するようにした。
て通信線を介して行われるデータ通信障害の発生を速や
かに検出する。 【解決手段】 コントロールパネルユニット12からエ
アコンコントロールユニット13に自己診断要求信号を
通信線14Cを介して送信し、エアコンコントロールユ
ニット13は自己診断要求信号の受信に応答してエアコ
ンコントロールユニット13が自己診断モードとなって
いることを示す状態信号を通信線14Bを介してコント
ロールパネルユニット12に送信する。自己診断要求信
号の送信後所定時間経過したときにコントロールパネル
ユニット12において状態信号が受信されたか否かをチ
ェックすることにより通信線14Bが正常か否かを判別
するようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用装置の複数
のユニット間の通信線に故障が生じたか否かを診断する
ための車両用装置の故障診断方法に関するものである。
のユニット間の通信線に故障が生じたか否かを診断する
ための車両用装置の故障診断方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、車両に搭載される空調装置、オー
ディオ装置等の各種装置において各部品のモジュール化
が進んでいる。例えば、オートエアコンのパネルとオー
ディオ装置のパネルとを一体化して各種の操作スイッチ
及び表示器を含むようにした表示側ユニットを用意して
おき、オーディオ用制御ユニット及びオートエアコン用
制御ユニットをこの一体化された表示側パネルと通信線
で接続し、スイッチ操作情報や表示データ等をこの通信
線を介して表示側パネルと各制御ユニットとの間でやり
とりする構成のシステムが公知である。
ディオ装置等の各種装置において各部品のモジュール化
が進んでいる。例えば、オートエアコンのパネルとオー
ディオ装置のパネルとを一体化して各種の操作スイッチ
及び表示器を含むようにした表示側ユニットを用意して
おき、オーディオ用制御ユニット及びオートエアコン用
制御ユニットをこの一体化された表示側パネルと通信線
で接続し、スイッチ操作情報や表示データ等をこの通信
線を介して表示側パネルと各制御ユニットとの間でやり
とりする構成のシステムが公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように各
部品をモジュール化し、モジュール化されたユニットの
間において通信線を介して必要な情報やデータのやりと
りを行うシステム構成にあっては、通信線がオープン又
はショートとなることによって通信障害が発生した場
合、各ユニットに設けられている自己診断機能によって
はこれを的確に診断することができず、故障修復に時間
がかかってしまうという問題点を有している。
部品をモジュール化し、モジュール化されたユニットの
間において通信線を介して必要な情報やデータのやりと
りを行うシステム構成にあっては、通信線がオープン又
はショートとなることによって通信障害が発生した場
合、各ユニットに設けられている自己診断機能によって
はこれを的確に診断することができず、故障修復に時間
がかかってしまうという問題点を有している。
【0004】本発明の目的は、従来技術における上述の
問題点を解決することができる車両用装置の故障診断方
法を提供することにある。
問題点を解決することができる車両用装置の故障診断方
法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明によれば、それぞれがCPUを備えている車
載装置用の複数のユニット間で複数の通信線を介して信
号のやりとりを行うように構成された車両用装置におけ
る前記通信線の故障を診断するための方法であって、所
定のスイッチ部材の所定の操作に応答して表示機能を有
する第1のユニットから第2のユニットに自己診断要求
信号を第1の通信線を介して送信し、前記第2のユニッ
トは前記自己診断要求信号に応答して所定の自己診断モ
ード状態となっていることを示す状態信号を第2の通信
線を介して前記第1のユニットに送信し、前記第1のユ
ニットにおいて前記自己診断要求信号の送信後所定時間
経過後に前記第2のユニットから送られてくる信号をチ
ェックし、このチェック結果に基づいて前記第1の通信
線に障害が発生しているか否かについての表示を前記第
1のユニットにおいて行うようにしたことを特徴とする
車両用装置の故障診断方法が提案される。
め、本発明によれば、それぞれがCPUを備えている車
載装置用の複数のユニット間で複数の通信線を介して信
号のやりとりを行うように構成された車両用装置におけ
る前記通信線の故障を診断するための方法であって、所
定のスイッチ部材の所定の操作に応答して表示機能を有
する第1のユニットから第2のユニットに自己診断要求
信号を第1の通信線を介して送信し、前記第2のユニッ
トは前記自己診断要求信号に応答して所定の自己診断モ
ード状態となっていることを示す状態信号を第2の通信
線を介して前記第1のユニットに送信し、前記第1のユ
ニットにおいて前記自己診断要求信号の送信後所定時間
経過後に前記第2のユニットから送られてくる信号をチ
ェックし、このチェック結果に基づいて前記第1の通信
線に障害が発生しているか否かについての表示を前記第
1のユニットにおいて行うようにしたことを特徴とする
車両用装置の故障診断方法が提案される。
【0006】チェックすべき通信データは、クロック信
号等の如き第2の制御ユニットから第1の制御ユニット
に送られることになっている各種のデータ信号及び前記
状態信号とすることができる。
号等の如き第2の制御ユニットから第1の制御ユニット
に送られることになっている各種のデータ信号及び前記
状態信号とすることができる。
【0007】自己診断モードを要求する自己診断要求信
号を表示機能を有する第1のユニットから第2のユニッ
トに第1の通信線を介して送信し、この結果第2のユニ
ットから第1のユニットに送られる信号をチェックして
第1の通信線の故障を診断するようにしたので、第1の
通信線に障害が発生した場合にはこれを速やかに検出す
ることが可能となる。
号を表示機能を有する第1のユニットから第2のユニッ
トに第1の通信線を介して送信し、この結果第2のユニ
ットから第1のユニットに送られる信号をチェックして
第1の通信線の故障を診断するようにしたので、第1の
通信線に障害が発生した場合にはこれを速やかに検出す
ることが可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態の一例につき詳細に説明する。
施の形態の一例につき詳細に説明する。
【0009】図1は、本発明の方法により、モジュール
化された複数のユニット間を接続する通信線の故障診断
を行うようにした車両用空調装置の制御システムの実施
の形態の一例を示すシステム概略構成図である。制御シ
ステム11は、CPU12A、各種の操作スイッチ12
B、及び表示器12Cを備えて成り表示機能を有するコ
ントロールパネルユニット12と、図示しないエアコン
本体の動作を制御するためCPU13Aを備えて構成さ
れているエアコンコントロールユニット13と、コント
ロールパネルユニット12とエアコンコントロールユニ
ット13との間を接続する通信線であるワイヤーハーネ
ス14とを備えている。
化された複数のユニット間を接続する通信線の故障診断
を行うようにした車両用空調装置の制御システムの実施
の形態の一例を示すシステム概略構成図である。制御シ
ステム11は、CPU12A、各種の操作スイッチ12
B、及び表示器12Cを備えて成り表示機能を有するコ
ントロールパネルユニット12と、図示しないエアコン
本体の動作を制御するためCPU13Aを備えて構成さ
れているエアコンコントロールユニット13と、コント
ロールパネルユニット12とエアコンコントロールユニ
ット13との間を接続する通信線であるワイヤーハーネ
ス14とを備えている。
【0010】ワイヤーハーネス14は、エアコンコント
ロールユニット13内で発生したクロック信号CLKを
コントロールパネルユニット12に送るための通信線1
4Aと、コントロールパネルユニット12からエアコン
コントロールユニット13へ下りデータ信号D1を送る
ための通信線14Cと、エアコンコントロールユニット
13からコントロールパネルユニット12へ上りデータ
信号D2を送るための通信線14Bとから成っている。
CPU12A、13Aはいずれも通信機能を備えてお
り、CPU12A、13A間でワイヤーハーネス14を
介して所要のデータ通信が行われる。
ロールユニット13内で発生したクロック信号CLKを
コントロールパネルユニット12に送るための通信線1
4Aと、コントロールパネルユニット12からエアコン
コントロールユニット13へ下りデータ信号D1を送る
ための通信線14Cと、エアコンコントロールユニット
13からコントロールパネルユニット12へ上りデータ
信号D2を送るための通信線14Bとから成っている。
CPU12A、13Aはいずれも通信機能を備えてお
り、CPU12A、13A間でワイヤーハーネス14を
介して所要のデータ通信が行われる。
【0011】なお、コントロールパネルユニット12は
車載用オーディオ装置のコントロールパネルを兼用して
おり、キースイッチ(図示せず)をオフからオンにした
ときにコントロールパネルユニット12からエアコンコ
ントロールユニット13へ自己診断要求信号を送信し、
これによりエアコンコントロールユニット13が所定の
自己診断モードとなると、エアコンコントロールユニッ
ト13が自己診断モード状態となっていることを示す状
態信号がエアコンコントロールユニット13からコント
ロールパネルユニット12に送信される構成となってい
る。
車載用オーディオ装置のコントロールパネルを兼用して
おり、キースイッチ(図示せず)をオフからオンにした
ときにコントロールパネルユニット12からエアコンコ
ントロールユニット13へ自己診断要求信号を送信し、
これによりエアコンコントロールユニット13が所定の
自己診断モードとなると、エアコンコントロールユニッ
ト13が自己診断モード状態となっていることを示す状
態信号がエアコンコントロールユニット13からコント
ロールパネルユニット12に送信される構成となってい
る。
【0012】ワイヤーハーネス14を構成する通信線1
4A、14B、14Cのオープン、ショートによる通信
線障害が発生したか否かを自己診断するため、コントロ
ールパネルユニット12は自己診断モードを要求する自
己診断要求信号をエアコンコントロールユニット13に
送信する機能を有しており、一方、エアコンコントロー
ルユニット13は自己診断要求信号を受信して自己診断
モードとなっていることを示す状態信号をコントロール
パネルユニット12に送信する機能を有している。そし
て、コントロールパネルユニット12は、自己診断要求
信号をエアコンコントロールユニット13に送信した後
所定時間経過後にエアコンコントロールユニット13か
らの信号をチェックし、その結果に基づきワイヤーハー
ネス14の各通信線14A、14B、14Cに障害が生
じているか否かについての表示を行う構成となってい
る。
4A、14B、14Cのオープン、ショートによる通信
線障害が発生したか否かを自己診断するため、コントロ
ールパネルユニット12は自己診断モードを要求する自
己診断要求信号をエアコンコントロールユニット13に
送信する機能を有しており、一方、エアコンコントロー
ルユニット13は自己診断要求信号を受信して自己診断
モードとなっていることを示す状態信号をコントロール
パネルユニット12に送信する機能を有している。そし
て、コントロールパネルユニット12は、自己診断要求
信号をエアコンコントロールユニット13に送信した後
所定時間経過後にエアコンコントロールユニット13か
らの信号をチェックし、その結果に基づきワイヤーハー
ネス14の各通信線14A、14B、14Cに障害が生
じているか否かについての表示を行う構成となってい
る。
【0013】図2には、コントロールパネルユニット1
2側の制御プログラムAUDIOのフローチャートが示
されており、図3にはエアコンコントロールユニット1
3側の制御プログラムA/Cのフローチャートが示され
ている。これらの制御プログラムAUDIO及びA/C
の実行により上述したワイヤーハーネス14の障害チェ
ック機能が実現される構成となっている。
2側の制御プログラムAUDIOのフローチャートが示
されており、図3にはエアコンコントロールユニット1
3側の制御プログラムA/Cのフローチャートが示され
ている。これらの制御プログラムAUDIO及びA/C
の実行により上述したワイヤーハーネス14の障害チェ
ック機能が実現される構成となっている。
【0014】先ず、図2に示す制御プログラムAUDI
Oのフローチャートについて説明する。
Oのフローチャートについて説明する。
【0015】制御プログラムAUDIOの実行が開始さ
れると、ステップ101でイグニッションスイッチ(I
G)のオン操作が初回であるか否かが判別される。オン
操作が初回であるとステップ101の判別結果がYES
となりステップ102に入って初期設定を行い、ステッ
プ103でワイヤーハーネス14の診断を行うか否かが
判別される。この判別はコントロールパネルユニット1
2に設けられている所定のスイッチがオンとなっている
か否かに基づいて行われる。ステップ103の判別結果
がNO、すなわちワイヤーハーネス14の診断を行わな
い場合にはステップ104に入る。
れると、ステップ101でイグニッションスイッチ(I
G)のオン操作が初回であるか否かが判別される。オン
操作が初回であるとステップ101の判別結果がYES
となりステップ102に入って初期設定を行い、ステッ
プ103でワイヤーハーネス14の診断を行うか否かが
判別される。この判別はコントロールパネルユニット1
2に設けられている所定のスイッチがオンとなっている
か否かに基づいて行われる。ステップ103の判別結果
がNO、すなわちワイヤーハーネス14の診断を行わな
い場合にはステップ104に入る。
【0016】なお、ステップ101の判別結果がNOの
場合には、ステップ102、103は実行されず、ステ
ップ104にジャンプする。
場合には、ステップ102、103は実行されず、ステ
ップ104にジャンプする。
【0017】ステップ104では自己診断解除操作が実
行されたか否かが判別され、自己診断解除操作が実行さ
れた場合にはステップ104での判別結果がYESとな
ってステップ105に入り自己診断解除信号を送信し、
次のステップ106において通常制御が実行された後、
ステップ104に戻り自己診断解除操作が実行されたか
否かが再び判別される。
行されたか否かが判別され、自己診断解除操作が実行さ
れた場合にはステップ104での判別結果がYESとな
ってステップ105に入り自己診断解除信号を送信し、
次のステップ106において通常制御が実行された後、
ステップ104に戻り自己診断解除操作が実行されたか
否かが再び判別される。
【0018】ステップ104の判別結果がNOの場合に
は、ステップ105に基づく自己診断解除信号の送信は
実行されず、ステップ106にジャンプする。
は、ステップ105に基づく自己診断解除信号の送信は
実行されず、ステップ106にジャンプする。
【0019】ステップ103での判別結果がYESの場
合にはステップ107に入り、自己診断解除操作が実行
されたか否かが判別される。自己診断解除操作が実行さ
れていないとステップ107の判別結果はNOとなり、
ステップ108に入る。ステップ108では自己診断モ
ードを要求する自己診断要求信号の送信が行われ、次の
ステップ109でステップ108の実行後所定時間が経
過したか否かが判別される。所定時間が経過していない
場合にはステップ109の判別結果はNOとなり、ステ
ップ109が再び実行される。所定時間が経過するとス
テップ109の判別結果はYESとなり、ステップ11
0に進む。
合にはステップ107に入り、自己診断解除操作が実行
されたか否かが判別される。自己診断解除操作が実行さ
れていないとステップ107の判別結果はNOとなり、
ステップ108に入る。ステップ108では自己診断モ
ードを要求する自己診断要求信号の送信が行われ、次の
ステップ109でステップ108の実行後所定時間が経
過したか否かが判別される。所定時間が経過していない
場合にはステップ109の判別結果はNOとなり、ステ
ップ109が再び実行される。所定時間が経過するとス
テップ109の判別結果はYESとなり、ステップ11
0に進む。
【0020】ステップ110では通信線14Aを介して
エアコンコントロールユニット13から送られてくるク
ロック信号CLKが受信されたか否かが判別される。ク
ロック信号CLKが受信されるとステップ110の判別
結果はYESとなり、ステップ112に入ることとな
る。しかし、クロック信号CLKが受信されずステップ
110の判別結果がNOの場合には、ステップ111で
通信線14Aが故障である旨の表示及び故障FLAG=
1のセットが行われた後、ステップ112に入る。
エアコンコントロールユニット13から送られてくるク
ロック信号CLKが受信されたか否かが判別される。ク
ロック信号CLKが受信されるとステップ110の判別
結果はYESとなり、ステップ112に入ることとな
る。しかし、クロック信号CLKが受信されずステップ
110の判別結果がNOの場合には、ステップ111で
通信線14Aが故障である旨の表示及び故障FLAG=
1のセットが行われた後、ステップ112に入る。
【0021】ステップ112では上りデータ信号D2が
受信されたか否かが判別され、上りデータ信号D2が受
信された場合にその判別結果がYESとなり、ステップ
114に入ることとなる。しかし、上りデータ信号D2
が受信できない場合にはステップ112の判別結果はN
Oとなり、ステップ113に入り、通信線14Bが故障
である旨の表示及び故障FLAG=1のセットが行われ
た後、ステップ114に入る。
受信されたか否かが判別され、上りデータ信号D2が受
信された場合にその判別結果がYESとなり、ステップ
114に入ることとなる。しかし、上りデータ信号D2
が受信できない場合にはステップ112の判別結果はN
Oとなり、ステップ113に入り、通信線14Bが故障
である旨の表示及び故障FLAG=1のセットが行われ
た後、ステップ114に入る。
【0022】ステップ114では状態信号が受信された
か否かが判別され、受信された場合にはステップ114
の判別結果がYESとなり、ステップ116に進む。し
かし、状態信号が受信されなかった場合にはステップ1
14の判別結果がNOとなり、ステップ115に入り、
通信線14Cが故障である旨の表示が行われた後、ステ
ップ118に進む。
か否かが判別され、受信された場合にはステップ114
の判別結果がYESとなり、ステップ116に進む。し
かし、状態信号が受信されなかった場合にはステップ1
14の判別結果がNOとなり、ステップ115に入り、
通信線14Cが故障である旨の表示が行われた後、ステ
ップ118に進む。
【0023】すなわち、コントロールパネルユニット1
2のCPU12Aから自己診断要求信号をエアコンコン
トロールユニット13に向かって送信すれば、自己診断
要求信号は下りデータ信号D1としてワイヤーハーネス
14の通信線14Cを通ってエアコンコントロールユニ
ット13に送られるので、エアコンコントロールユニッ
ト13からコントロールパネルユニット12に対して状
態信号が送られたことが確認されれば、通信線14Cに
障害が生じていないと判断できる。この場合には、ステ
ップ114の判別信号がYESとなって、ステップ11
6に入る。一方、自己診断要求信号をエアコンコントロ
ールユニット13に向かって送信したにも拘らず状態信
号が受信できない場合には通信線14Cに障害が生じて
いるものと判断されるので、ステップ115で通信線1
4Cが故障している旨の表示を行う。
2のCPU12Aから自己診断要求信号をエアコンコン
トロールユニット13に向かって送信すれば、自己診断
要求信号は下りデータ信号D1としてワイヤーハーネス
14の通信線14Cを通ってエアコンコントロールユニ
ット13に送られるので、エアコンコントロールユニッ
ト13からコントロールパネルユニット12に対して状
態信号が送られたことが確認されれば、通信線14Cに
障害が生じていないと判断できる。この場合には、ステ
ップ114の判別信号がYESとなって、ステップ11
6に入る。一方、自己診断要求信号をエアコンコントロ
ールユニット13に向かって送信したにも拘らず状態信
号が受信できない場合には通信線14Cに障害が生じて
いるものと判断されるので、ステップ115で通信線1
4Cが故障している旨の表示を行う。
【0024】ステップ116では故障FLAGが1か否
かが判断され、故障FLAGが1の場合に、その判別結
果がYESとなり、ステップ118に進む。しかし、故
障FLAGが1でない場合には判別結果がNOとなり、
ステップ117に入り通信ラインの正常表示が行われた
後、ステップ118に進む。
かが判断され、故障FLAGが1の場合に、その判別結
果がYESとなり、ステップ118に進む。しかし、故
障FLAGが1でない場合には判別結果がNOとなり、
ステップ117に入り通信ラインの正常表示が行われた
後、ステップ118に進む。
【0025】ステップ118 では故障FLAGを0にセ
ットした後、ステップ107に戻る。
ットした後、ステップ107に戻る。
【0026】一方、ステップ107で自己診断解除操作
が行われたと判別された場合にはその判別結果はYES
となり、ステップ105に入り自己診断解除信号の送信
を行う。
が行われたと判別された場合にはその判別結果はYES
となり、ステップ105に入り自己診断解除信号の送信
を行う。
【0027】次に、図3を参照してエアコンコントロー
ルユニット13側の制御プログラムA/Cのフローチャ
ートについて説明する。
ルユニット13側の制御プログラムA/Cのフローチャ
ートについて説明する。
【0028】制御プログラムA/Cの実行が開始される
と、ステップ201でイグニッションスイッチ(IG)
のオン操作が初回であるか否かが判別され、オン操作が
初回であるとその判別結果がYESとなってステップ2
02に入り初期設定を行い、ステップ203で通信デー
タの受信が行われステップ204に入る。
と、ステップ201でイグニッションスイッチ(IG)
のオン操作が初回であるか否かが判別され、オン操作が
初回であるとその判別結果がYESとなってステップ2
02に入り初期設定を行い、ステップ203で通信デー
タの受信が行われステップ204に入る。
【0029】ステップ201での判別結果がNOの場合
には、ステップ202を実行することなくステップ20
3に入る。
には、ステップ202を実行することなくステップ20
3に入る。
【0030】ステップ204ではコントロールパネルユ
ニット12からの自己診断要求信号が受信されたか否か
が判別され、受信されない場合にはその判別結果がNO
となり、ステップ205に入り通常制御が行われた後ス
テップ203に戻る。
ニット12からの自己診断要求信号が受信されたか否か
が判別され、受信されない場合にはその判別結果がNO
となり、ステップ205に入り通常制御が行われた後ス
テップ203に戻る。
【0031】自己診断要求信号が受信された場合にはス
テップ204での判別結果がYESとなってステップ2
06に入り、自己診断解除信号が受信されたか否かが判
別される。自己診断解除信号が受信されていない場合に
は判別結果はNOとなり、ステップ207で自己診断状
態であることを示す状態信号が送信され通信線14Bを
介してコントロールパネルユニット12に送られる。次
いで、ステップ208で自己診断動作が実行されその後
ステップ206に戻る。
テップ204での判別結果がYESとなってステップ2
06に入り、自己診断解除信号が受信されたか否かが判
別される。自己診断解除信号が受信されていない場合に
は判別結果はNOとなり、ステップ207で自己診断状
態であることを示す状態信号が送信され通信線14Bを
介してコントロールパネルユニット12に送られる。次
いで、ステップ208で自己診断動作が実行されその後
ステップ206に戻る。
【0032】ステップ206の判別結果がYESの場合
にはステップ205に入り、ここで通常制御が行われ
る。
にはステップ205に入り、ここで通常制御が行われ
る。
【0033】上述の如く、制御システム11においては
コントロールパネルユニット12からエアコンコントロ
ールユニット13に自己診断要求信号が送信されたこと
に応答してエアコンコントロールユニット13が自己診
断モードとなっていることを示す状態信号をコントロー
ルパネルユニット12に送信するように構成されている
ので、自己診断要求信号が送信されてから所定時間経過
後にコントロールパネルユニット12において状態信号
が受信されたか否かをチェックすることにより通信線1
4Cが正常か否かを判別できる。また、このとき、クロ
ック信号CLKが受信されたか否かにより通信線14A
が正常か否かをも判別できる。さらに、上りデータ信号
D2が受信されたか否かにより通信線14Bが正常か否
かをも判別できる。
コントロールパネルユニット12からエアコンコントロ
ールユニット13に自己診断要求信号が送信されたこと
に応答してエアコンコントロールユニット13が自己診
断モードとなっていることを示す状態信号をコントロー
ルパネルユニット12に送信するように構成されている
ので、自己診断要求信号が送信されてから所定時間経過
後にコントロールパネルユニット12において状態信号
が受信されたか否かをチェックすることにより通信線1
4Cが正常か否かを判別できる。また、このとき、クロ
ック信号CLKが受信されたか否かにより通信線14A
が正常か否かをも判別できる。さらに、上りデータ信号
D2が受信されたか否かにより通信線14Bが正常か否
かをも判別できる。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、上述の如く、表示機能
を有する第1のユニットから自己診断要求信号を第2の
ユニットに通信線を介して送信し、第2のユニットが自
己診断要求信号に応答して自己診断モードとなっている
ことを示す状態信号を前記通信線を介して第1のユニッ
トに送信するようにしておくことにより、自己診断要求
信号の送信後所定時間が経過した後に状態信号が受信で
きたか否かをチェックするだけで通信路における障害の
有無を判別でき、これを第1のユニットにおいて表示す
ることがきでる。このため、適宜のタイミングで通信路
に障害があるか否かを簡単に判別できるようになるの
で、通信路に障害が生じた場合これを確実に把握し、迅
速に適切な処置をとることができる。
を有する第1のユニットから自己診断要求信号を第2の
ユニットに通信線を介して送信し、第2のユニットが自
己診断要求信号に応答して自己診断モードとなっている
ことを示す状態信号を前記通信線を介して第1のユニッ
トに送信するようにしておくことにより、自己診断要求
信号の送信後所定時間が経過した後に状態信号が受信で
きたか否かをチェックするだけで通信路における障害の
有無を判別でき、これを第1のユニットにおいて表示す
ることがきでる。このため、適宜のタイミングで通信路
に障害があるか否かを簡単に判別できるようになるの
で、通信路に障害が生じた場合これを確実に把握し、迅
速に適切な処置をとることができる。
【図1】本発明の方法により2つのCPUを接続する通
信路のチェックを行うようにした場合の実施の形態の一
例を示す概略システム構成図。
信路のチェックを行うようにした場合の実施の形態の一
例を示す概略システム構成図。
【図2】図1のコントロールパネルユニット側の制御プ
ログラムを示すフローチャート。
ログラムを示すフローチャート。
【図3】図2のエアコンコントロールユニット側の制御
プログラムを示すフローチャート。
プログラムを示すフローチャート。
11 制御システム 12 コントロールパネルユニット 12B 操作スイッチ 12C 表示器 12A、13A CPU 13 エアコンコントロールユニット 14 ワイヤーハーネス 14A、14B、14C 通信線 CLK クロック信号 D1 下りデータ信号 D2 上りデータ信号
フロントページの続き Fターム(参考) 5H223 AA10 CC08 DD03 EE11 FF08 5K033 AA06 BA06 CB04 DA01 DB14 DB20 EA02 EA03 EA04 EA06 EA07 5K035 AA03 AA07 BB01 CC05 CC08 DD03 EE01 GG01 GG13 MM03
Claims (1)
- 【請求項1】 それぞれがCPUを備えている車載装置
用の複数のユニット間で複数の通信線を介して信号のや
りとりを行うように構成された車両用装置における前記
通信線の故障を診断するための方法であって、 所定のスイッチ部材の所定の操作に応答して表示機能を
有する第1のユニットから第2のユニットに自己診断要
求信号を第1の通信線を介して送信し、前記第2のユニ
ットは前記自己診断要求信号に応答して所定の自己診断
モード状態となっていることを示す状態信号を第2の通
信線を介して前記第1のユニットに送信し、前記第1の
ユニットにおいて前記自己診断要求信号の送信後所定時
間経過後に前記第2のユニットから送られてくる信号を
チェックし、このチェック結果に基づいて前記第1の通
信線に障害が発生しているか否かについての表示を前記
第1のユニットにおいて行うようにしたことを特徴とす
る車両用装置の故障診断方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000167012A JP2001344013A (ja) | 2000-06-05 | 2000-06-05 | 車両用装置の故障診断方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000167012A JP2001344013A (ja) | 2000-06-05 | 2000-06-05 | 車両用装置の故障診断方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001344013A true JP2001344013A (ja) | 2001-12-14 |
Family
ID=18670231
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000167012A Pending JP2001344013A (ja) | 2000-06-05 | 2000-06-05 | 車両用装置の故障診断方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001344013A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101847008A (zh) * | 2010-05-24 | 2010-09-29 | 哈尔滨工业大学 | 一种柔性航天器地面控制试验平台及试验方法 |
CN104516349A (zh) * | 2014-12-30 | 2015-04-15 | 马鞍山仪达空调有限公司 | 一种汽车空调控制器检测装置及方法 |
CN108873858A (zh) * | 2018-05-28 | 2018-11-23 | 苏州工业园区职业技术学院 | 一种精密智能汽车空调控制器测试系统 |
CN108983746A (zh) * | 2018-06-20 | 2018-12-11 | 苏州工业园区职业技术学院 | 一种全面汽车空调控制器测试系统 |
CN110687364A (zh) * | 2018-07-06 | 2020-01-14 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 一种变频空调器故障检测工装 |
CN110687428A (zh) * | 2018-07-06 | 2020-01-14 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 一种具有无线功能的变频空调器故障检测工装 |
-
2000
- 2000-06-05 JP JP2000167012A patent/JP2001344013A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101847008A (zh) * | 2010-05-24 | 2010-09-29 | 哈尔滨工业大学 | 一种柔性航天器地面控制试验平台及试验方法 |
CN104516349A (zh) * | 2014-12-30 | 2015-04-15 | 马鞍山仪达空调有限公司 | 一种汽车空调控制器检测装置及方法 |
CN108873858A (zh) * | 2018-05-28 | 2018-11-23 | 苏州工业园区职业技术学院 | 一种精密智能汽车空调控制器测试系统 |
CN108983746A (zh) * | 2018-06-20 | 2018-12-11 | 苏州工业园区职业技术学院 | 一种全面汽车空调控制器测试系统 |
CN110687364A (zh) * | 2018-07-06 | 2020-01-14 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 一种变频空调器故障检测工装 |
CN110687428A (zh) * | 2018-07-06 | 2020-01-14 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 一种具有无线功能的变频空调器故障检测工装 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100233180B1 (ko) | 통신 시스템 | |
JP2002029247A (ja) | 車載用機器の通信システム | |
US20190164461A1 (en) | Image display system for vehicle | |
KR101673776B1 (ko) | 자동차용 헤드유닛 및 카메라 유닛의 고장 진단 방법 | |
JP3082282B2 (ja) | 車載用通信装置 | |
CN104391502B (zh) | 汽车诊断系统及汽车 | |
JPH0769376B2 (ja) | 車両用多重伝送装置 | |
JP2001344013A (ja) | 車両用装置の故障診断方法 | |
JPH11316177A (ja) | 車両用故障診断装置 | |
KR101039926B1 (ko) | 차량용 자기진단 제어 시스템 | |
JP3179037B2 (ja) | 車両通信ネットワークシステム | |
JP2788276B2 (ja) | 車両用故障診断装置及び診断方法 | |
CN113377037B (zh) | 通信控制系统 | |
JP3057539B2 (ja) | 通信エミュレータ装置 | |
WO2023106091A1 (ja) | 車載装置、接続切替方法および接続切替プログラム | |
JP3147213B2 (ja) | 障害監視システム | |
JP2924620B2 (ja) | 車両用故障診断装置 | |
JPH04240997A (ja) | 車載電子装置の制御方法 | |
JPH05201294A (ja) | 車輌の故障診断方法 | |
JP3472891B2 (ja) | 制御通信システム | |
JPH0611168A (ja) | 空気調和装置 | |
JP3383462B2 (ja) | 多重伝送システム | |
JPH11312014A (ja) | 制御装置の故障判定方法及びその装置 | |
JP3896860B2 (ja) | 通信装置および車両用電子制御装置 | |
JPH0685514B2 (ja) | 多重伝送制御装置 |