JPH0685514B2 - 多重伝送制御装置 - Google Patents

多重伝送制御装置

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JPH0685514B2
JPH0685514B2 JP60251526A JP25152685A JPH0685514B2 JP H0685514 B2 JPH0685514 B2 JP H0685514B2 JP 60251526 A JP60251526 A JP 60251526A JP 25152685 A JP25152685 A JP 25152685A JP H0685514 B2 JPH0685514 B2 JP H0685514B2
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control device
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control
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孝夫 斎藤
和夫 平野
敏宏 戸田
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Toyota Motor Corp
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Toyota Motor Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、自動車に搭載された電子制御装置の自己診
断を容易にもたらす多重伝送制御装置に関する。
[発明の背景] 近年のエレクトロニクスの発展に伴って、自動車におい
ても各種の制御装置が電子化されてきている。このよう
な電子化された制御装置を設けることにより、従来の機
械式の制御装置を用いた場合よりも精度良く自動車のた
とえばエンジン動作制御を行なうことができるようにな
ってきている。また、従来行なうことのできなかった機
能をも自動車に新しく付加できるようになってきてい
る。
しかし、このように各種制御装置が電子化されるに従っ
て、たとえばセンサ,制御器その他の電子部品の相互接
続および電源への接続に使用されるワイヤハーネスは複
雑化し、かつ肥大化し、配線コストの上昇および取付性
の悪化等の問題点が発生してきている。
このような問題点を解消するために、データ伝送を多重
化して行なう多重化伝送システム、特に電磁妨害を受け
ない光ファイバを用いた光多重伝送システムが開発され
ている。
しかし、データ伝送を多重化して行なった場合、故障箇
所や異常内容を特定することが困難となるため、故障箇
所や異常内容等を自動車に設けられた制御装置が検出す
るいわゆるダイアグノーシス機能が必要不可欠となって
きている。
それゆえ、この発明の目的は、自動車に搭載された制御
装置が正常に動作しているか否かを容易に診断すること
のできる多重伝送制御装置を提供することである。
[問題点を解決するための手段] 送信および受信の双方向の多重伝送路と、多重伝送路と
異なる経路で信号を出力するための出力インターフェイ
ス回路と、この出力インターフェイス回路に接続されて
いる入力インターフェイス回路とを有する第1の制御装
置に対し、第1の制御装置と多重伝送路を介して多重伝
送を行なう相手側の第2の制御装置から特定のパターン
を有する診断情報を第1の制御装置へ伝送し、この診断
情報が第1の制御装置の多重伝送受信部→出力インター
フェイス回路→入力インターフェイス回路→多重伝送送
信部の経路で第2の制御装置へ情報が送り返されてくる
ようにし、この送り返された診断情報を最初に伝送した
診断情報と比較することにより第1の制御装置が正常に
動作しているか否かを判別するようにしたものである。
好ましくは第1の制御装置は、多重伝送システムにおけ
る多重信号の仲介点となる多重ターミナルであり、信号
の出力インターフェイス回路および入力インターフェイ
ス回路は、エンジン制御ユニットの自己診断(エンジン
制御ユニット自身で正常に動作しているか否かを診断す
る)するための信号を与えるテスト端子に接続されてい
る。
[作用] 相手方の第2の制御装置において、最初に送信する診断
情報を上述の経路を経て第1の制御装置から送り返され
た診断情報と比較することにより第1の制御装置が正常
に動作しているか否かを第2の制御装置において診断す
ることが可能となり、新たに付加回路を設ける必要もな
い。
[発明の実施例] まずこの発明の一実施例について説明する前に、この発
明が適用される多重伝送システムについて説明する。
第1図はこの発明が適用される多重伝送システムの構成
の一例を示す図である。
第1図において、多重伝送システムは、信号を多重化し
て伝送受するための第1の制御装置(好ましくは多重タ
ーミナル)1と、第1の制御装置1と双方向の多重伝送
路(好ましくは光ファイバ)5を介して接続される第2
の制御装置2と、第1の制御装置1のI/Oポート12を介
して接続される第3の制御装置(好ましくはエンジン制
御ユニット)とから構成される。第3の制御装置3に接
続されるI/Oポート12の入力および出力インターフェイ
ス回路は接続されるとともに、テスト端子4を介して接
地される。
第1の制御装置1は、信号の多重化および多重化された
信号の伝送受の制御を行なうCPU11と、CPU11と第2の制
御装置2との多重化された信号の伝送受を行なうための
多重通信用I/Oポート13と、多重通信用I/Oポート13と第
2の制御装置2との間で伝送受される信号を光−電気変
換および電気−光変換を行なう光電変換部14とを含む。
第1の制御装置1と第2の制御装置2との信号の伝送受
は周辺からの電磁妨害を避けるため好ましくは光信号を
用いて行なわれる。第2の制御装置2および第3の制御
装置3はそれぞれが受け持つ制御動作を行なうためのCP
U21,31をそれぞれ備える。テスト端子4は、第3の制御
装置に含まれるCPU31が正常に機能しているか否かをCPU
31自身が判定する自己診断を指令する信号を発生するた
めの端子スイッチである。次に動作について説明する。
テスト端子4が接地電位に接続されると、CPU31へ診断
指令信号が入力端子32を介して与えられる。CPU31はこ
の診断指令信号に応答して、自己が正常に動作している
か否かの診断を行なってその診断情報を出力端子33より
出力する。この診断情報は図示しないがたとえば表示装
置上に表示される。
一方、この診断指令信号はI/Oポート12の入力インター
フェイス回路を介して第1の制御装置1のCPU11へも与
えられる。CPU11は、この診断指令信号に応答して第3
の制御装置3が自己診断動作中であるという信号(以
下、テスト端子情報と記す)を発生する。このテスト端
子情報は、多重通信用I/Oポート13,光電変換部14および
多重伝送路5を介して第2の制御装置2のCPU21へ与え
られる。CPU21はこのテスト端子情報に応答して第3の
制御装置3が自己診断動作中であるという情報を発生し
て、図示しないがたとえば表示装置上に表示する。以上
の動作はテスト端子4を接地電位に接続した場合の動作
である。また一方においては、第2の制御装置2が第3
の制御装置3に自己診断を指令する場合がある。次にこ
の場合の動作について説明する。
第2の制御装置2が、第3の制御装置3の自己診断を指
令する信号を発生して多重伝送路5を介して第1の制御
装置1へ与える。第1の制御装置1のCPU11はこの自己
診断指令信号を光電変換部14,多重通信用I/Oポート13を
介して受けてその診断指令信号をI/Oポート12の出力部
(出力インターフェイス回路)より出力する。このI/O
ポート12の出力インターフェイス回路からの診断指令信
号はテスト端子4が接地電位に接続されたと同じ状態の
信号であればよい。一方、この診断指令信号はI/Oポー
ト12の出力部と入力部とが相互接続されているので、I/
Oポート12の入力部(入力インターフェイス回路)を介
してCPU11へ再び与えられる。CPU11はこの診断指令信号
に応答して第3の制御装置3が自己診断動作中であると
いう信号を発生する。この後の動作は上述のテスト端子
4が接地電位に接続された場合と全く同様である。以上
の構成および動作により、第3の制御装置3の自己診断
を第1の制御装置1を介して第2の制御装置2を用いて
指令して行なわせるいわゆる遠隔診断を行なうことが可
能となる。
しかし、この構成においては、第1の制御装置のCPU11
専用のテスト端子が設けられていないので、第1の制御
装置1が正常に動作しているか否かの判定を行なうのに
は新たに付加回路を設けなくてはならない。
そこで、本願発明は新たな付加回路を設けることなく多
重ターミナル(第1の制御装置)1が正常に動作してい
る否かを容易に判断できる多重伝送制御装置を提供す
る。
この発明の多重伝送制御装置においては、第1の制御装
置1の診断指令信号入出力部分が接続されているので、
この経路を利用する。すなわち、第1の制御装置1に多
重伝送路5を介して接続される第2の制御装置2から、
たとえば外部から与えられる診断モード指令信号に応答
して特定の1/Oパターンを有する診断情報を発生させ、
この診断情報を多重伝送路5を介して第1の制御装置1
へ伝送する。第1の制御装置1のCPU11はこの診断情報
を受けると予め定められた演算処理を施した後I/Oポー
ト12の出力部から出力し、次にI/Oポート12の入力部に
この診断信号を再び受ける。CPU11はI/Oポート12の入力
部より与えられた診断信号を受けると、予め定められた
演算処理を施した後再び多重通信用I/Oポート13,光電変
換部14および多重伝送路5を介して第2の制御装置2へ
伝送する。第2の制御装置2のCPU21は送り返された診
断情報を最初に伝送した診断情報と比較し、第1の制御
装置1が正常に動作しているか否かを判定する。この判
定結果はたとえば表示装置上に表示される。この一連の
動作により、第1の制御装置1の遠隔診断が可能とな
る。
ここで、I/Oポート12の入出力インターフェイス回路は
第3の制御装置(好ましくはエンジン制御ユニット)3
のテスト端子4に接続されているので、第1の制御装置
(多重ターミナル)1の診断信号がエンジン制御ユニッ
ト3の動作に影響を与えないように、エンジンの停止中
に上述の診断動作を行なうのが好ましい。
なお、上記実施例においては、第1の制御装置として多
重ターミナル、第3の制御装置としてエンジン制御ユニ
ットとし、多重ターミナル1の自己診断にエンジン制御
ユニットのテスト端子の経路を用いているが、この発明
は上述の経路に限定されるものでなく、同様の構成を有
するシステムにすべて適用できるものである。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、I/Oポートの入出力
部分が接続された第1の制御装置において、第1の制御
装置と双方向の多重伝送路を介して接続される第2の制
御装置から診断信号を発生して、第1の制御装置へ与え
て、第1の制御装置の閉ループを用いることにより第1
の制御装置の遠隔診断が可能となるように構成している
ので、第1の制御装置の自己診断用に新たに付加回路を
設ける必要がなく、安価に故障診断用の多重伝送制御装
置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例である多重伝送制御装置の
概略構成を示す図である。 図において、1は第1の制御装置、2は第2の制御装
置、3は第3の制御装置、4はテスト端子、5は双方向
多重伝送路、11,21,31はCPU、12は入力部と出力部が接
続されたI/Oポート、13は多重通信用I/Oポート、14は光
電変換部である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 戸田 敏宏 大阪府大阪市此花区島屋1丁目1番3号 住友電気工業株式会社大阪製作所内 (56)参考文献 特開 昭59−107661(JP,A)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信と受信の双方向を有して多重化されて
    伝送される信号の通路となる多重伝送路を介して接続さ
    れる第1の制御装置と第2の制御装置との間の多重伝送
    を制御するための多重伝送制御装置であって、 前記第1の制御装置は、 前記多重伝送路へ信号を出力するための多重出力インタ
    フェイス回路と、 前記多重伝送路から与えられる信号を受けるための多重
    入力インタフェイス回路と、 前記多重伝送路と異なる経路で第1の制御信号を出力し
    て第3の制御装置へ与えるための出力インタフェイス回
    路と、 前記出力インタフェイス回路の出力を入力するように前
    記出力インタフェイス回路に結合される入力インタフェ
    イス回路と、 前記第2の制御装置から前記多重伝送路を介して与えら
    れる予め定められたパターンを有する第2の制御信号を
    受け、前記第2の制御信号のパターンに対応するパター
    ンを有する第3の制御信号を生成して前記出力インタフ
    ェイス回路を介して出力する第1の制御手段とを備え、
    前記第1の制御手段は前記第2の制御装置からの第1の
    診断モード指令信号に応答して前記第1の制御信号を前
    記出力インタフェイス回路を介して出力する手段を含
    み、 前記第3の制御信号を前記入力インタフェイス回路を介
    して受け、前記第3の制御信号のパターンに対応するパ
    ターンを有する第4の制御信号を生成して前記多重伝送
    路を介して前記第2の制御装置へ出力する第2の制御手
    段をさらに備え、 前記第2の制御装置は、 第2の診断モード指令信号に応答して前記第2の制御信
    号を発生して前記多重伝送路を介して前記第1の制御装
    置へ与える第3の制御手段と、 前記多重伝送路を介して前記第4の制御信号を受けて、
    前記第2の制御信号と前記第4の制御信号とを比較し
    て、前記第1の制御装置が正常であるか否かを判別する
    判別手段とを備える、多重伝送制御装置。
  2. 【請求項2】前記多重伝送制御装置は、前記第3の制御
    装置としてCPUによって制御されるエンジン制御装置を
    有する自動車に用いられており、 前記第1の制御信号は前記CPUの自己診断指令信号であ
    る、特許請求の範囲第1項記載の多重伝送制御装置。
  3. 【請求項3】前記第1の制御装置は多重ターミナルであ
    る、特許請求の範囲第1項または第2項に記載の多重伝
    送制御装置。
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JPH0596976A (ja) * 1991-10-07 1993-04-20 Nissan Motor Co Ltd 自動車用マイクロコンピユータのデータプロテクト装置
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