JPH02191870A - エンジンの点火時期調整装置 - Google Patents

エンジンの点火時期調整装置

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JPH02191870A
JPH02191870A JP1284689A JP1284689A JPH02191870A JP H02191870 A JPH02191870 A JP H02191870A JP 1284689 A JP1284689 A JP 1284689A JP 1284689 A JP1284689 A JP 1284689A JP H02191870 A JPH02191870 A JP H02191870A
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JP
Japan
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ignition timing
data
adjustment data
ignition
adjustment
Prior art date
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Application number
JP1284689A
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English (en)
Inventor
Masanori Sakamoto
正則 坂本
Shoji Kubota
昌治 久保田
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Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、外部より調整用データを与え、点火時11の
調整を可能としたエンジンの点火時期調整装置に関する
[従来の技術と発明が解決しようとする課題1近年、エ
ンジンの点火時期制御は、半導体技術の進歩に伴い、点
火コイル1次電流断続の無接点化、マイクロコンピュー
タによる最適RII III化、さらには、上記点火コ
イルの2次電圧をデストリピユータを介さずに点火プラ
グに直接配電する電子配電システムなどが採用され、極
めて精@な制御が可能となった。
反面、上記マイクロコンピュータによるIIIIIIは
、ストアドブログラム方式による命令の実行を基本とし
ており、ROMに格納された制御プログラム及び制御用
データに従って、クランク角センサ、水温センサなどか
らの信号を取込んで演算処理し、点火時期を決定してい
るため、市場での個々の車輌に搭載されたエンジンの状
態、使用条件に応じて点火時期を変更することは、極め
て困難なものとなった。
すなわち、点火時期を変更するには、上記ROM1.:
@込まれたデータを書換える必要があり、個々のエンジ
ンに対してそれぞれの点火時期を変更することは実際上
の問題として実現困難である。
さらに、上記電子配電システムの如くデストリピユータ
を介さずに点火プラグに直接配電するシステムでは、上
記デストリピユータによる点火時期の調整ももはや不可
能となっている。
このような制御プログラムあるい(よ制御用データの変
更、調整に係わる技術は、例えば特開昭58−2323
7号公報に開示されているが、この先行例においては、
マイクロコンピュータなどに異常が発生したとき、切換
スイッチを切換えて予め別に設けである信号変換器の出
)〕信号でυI御を行うようにしており、通常の2.I
J御においで、制御プログラムあるいは制御用データの
変更、調整を行うには至っていない。
また、上記先行例の如く、異なったハードロジックの切
換えによる制御の切換えでは、点火時期を個々に変更す
ることは困難であり、コストの上品を招くばかりである
[発明の目的] 本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、個々のエ
ンジンの負荷状態を考慮して点火時期を調整することか
でき、しかも安価に構成することのできるエンジンの点
火時期調整装置を提供することを目的としている。
[!!題を解決するための手段及び作用]本発明による
エンジンの点火時期調整装置は、点火時期の制御パラメ
ータを変更するだめの調整用データを記憶1゛る調整用
データ記憶手段と、上記調整用データの書換え要求とと
もに新たな調整用データを外部より受信したとき、デー
タ書換え手段に上記調整用データの書換えを指示する通
信手段と、上記通信手段からの指示により、上記調整用
データ記憶手段に記憶されている調整用データを、外部
より受信した新たな調整用データに書換えるデータ書換
え手段とを備えたものである。
りなわら、エンジンの点火時期を調整する場合、上記点
火時期調整装置にデータを送信するための通信装置など
を接続し、点火時期の制御パラメータを変更するための
調整用データの書換え要求とともに新たな調整用データ
を外部より送信する。
すると、上記通信手段にてその書換え要求及び調整用デ
ータが受信され、上記データ書換え手段に書換えが指示
される。その結果、上記データ書換え手段により、上記
調整用データ記憶手段に記憶されている調整用データが
外部より受信した新たな調整用データに書換えられ、点
火時期−JIIlにおける制御パラメータが変更されて
点火時期が調整される。
[発明の実施例] 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は本発明の点火
時期調整装置に係わる機能ブロック図、第2図はエンジ
ン制御系の概略図、第3図はクランクロータの正面図、
第4図はカムロータの正面図、第5図は電子制御系の回
路ブロック図、第6図は車輌及びシリアルモニタの外観
図、第7図はシリアルモニタの通信手順を示すフローチ
ャート、第8図は調整用データの書換え手順を示ずフロ
ーチャートである。
(エンジン制御系の構成) 図中の符@1はエンジン本体で、図においては水平対向
4気筒型エンジンを示り。また、このエンジン本体1の
シリンダヘッド2に形成された吸気ボート2a1排気ボ
ート2bにインテークマニホルド3、エキゾーストマニ
ホルド4が各々連設されでおり、ざらに、上記シリンダ
ヘッド2には、その発火部を燃焼室1aに露呈する点火
プラグ5、および、この点火プラグ5に直接取り何1ノ
られた点火コイル5aが、各気筒毎に装着されている。
上記インテークマニホルド3の上流側にはエアチャンバ
6を介してスロットルチャンバ7が連通され、このスロ
ットルチャンバ7の上流側が吸入管8を介してエアクリ
ーナ9に連通されている。
また、上記吸入管8の上記エアクリーナ9の直下流に吸
入空気量センナ(図においては、ホットフィルム式エア
フローメータ)10が介装され、上記スロットルチャン
バ7に設けられたスロットルバルブ7aにスロットルポ
ジションセンサ11および上記スロットルバルブ7aの
全開位置を検出するアイドルスイッチIlaが連設され
ている。
さらに、上記吸入管8には、上記スロットルバルブ7a
をバイパスし、上流側から下流側へアイドルエアを導く
バイパス通路8aが設けられ、このバイパス通路8aに
アイドルスピードコントロールバルブ(ISCV)12
が介装されている。
また、上記インテークマニホルド3の各気筒の燃焼室1
aに連通Jる各吸入ボート2aの直上流側に、インジェ
クタ13が配設されており、さらに、このインテークマ
ニホルド3に形成された冷7J]水通路(図示せず)に
水温センサ14が臨まされている。
さらに、上記エキゾーストマニホルド4に連通りるυ1
気管15には02センサ16が臨まされている。尚、符
号17は触媒コンバータである。
一方、上記エンジン本体1のクランクシャフト1bにク
ランクロータ18が軸着固定され、カムシ11フト1C
に気筒判別用カムロータ19が軸着されている。
第3図に示すように、上記クランクロータ18の外周に
は、各気筒(図においては4気筒)の圧縮上死点前(B
TDC)θ1、θ2 (例えば、θ1 =112、θ2
=80” )の位置に突起状の被検出部18a。
18bが形成されている。尚、上記各被検出部18a、
18bは切込みであってもよい。
ざらに、第4図に示り゛ように、上記気筒判別用カムロ
ータ19の外周に、突起状の被検出部19aが形成され
ている。このカムロータ19の回転数は上記クランクロ
ータ18の172であり、4気筒の圧縮上死点(TDC
)が90°ごとに存在する。
上記カムロータ19の各気筒に対応して形成された被検
出部19aは、上記各クランクロータ18に形成されて
いる被検出部18a、18bに重ならない範囲に設定さ
れており、図においては第一気筒の圧縮上死点後(AT
DC)に3個、第三気筒および第四気筒の圧縮上死点後
(ATDC)に1個、そして、第二気筒の圧縮上死点後
(ATDC)に2個形成されている。
また、上記クランクロータ18の外周に、上記各被検出
部18a、18bを検出するクランク角センサ20が対
設されており、さらに、上記カムロータ19の外周には
、上記検出部19aを検出づるカム角センサ21が対設
されている。
また、符号30はコンピュータユニット(ECU)であ
り、入力端に上記各センサio、i1゜14.16,2
0,21、及び、上記アイドルスイッチ11a、エアコ
ンスイッチ22が接続されると共に、出力端には上記イ
ンジェクタ13、トランジスタからなるイグナイタ23
が接続されている。上記イグナイタ23には各気筒に配
設された上記点火コイル5aが接続されており、ディス
トリビュータを介さずに直接合気筒の点火コイル5aに
配電して点火プラグ5をスパークさせる。
尚、符号24はキースイッチ、符@25はバッテリであ
る。
(電子制御系の回路構成) 上記ECU3Oは、CPLJ (中央演算処理装置)3
1、ROM32、RAM33.バックアップRAM34
、入力インターフェース35、及び、出力インターフェ
ース36がパスライン37を介して互いに接続されてお
り、上記入力インターフェイス35には上記各センサ1
0,11.14.16.20,21.及び、上記各スイ
ッチ11a。
22が接続されている。一方、上記出力インターフェイ
ス36には、駆動回路38を介して上記インジェクタ1
3及びl5CV12が接続されると共に、上記イグナイ
タ23が接続されている。
上記ROM32には制御プログラム及び点火時期マツプ
M P IGなどの固定データが記憶されており、また
、上記RAM33には各センサ、スイッチからの出力信
号を演算処理した後の各種運転状態パラメータが格納さ
れている。また、上記バックアップRAM34は、後述
する点火時期変更のための調整用データ、及び、システ
ム異常が発生したときの故障箇所、故障内容を示すトラ
ブルコードなどが所定アドレスに格納されており、バッ
テリ25から常に電源が供給されてキースイッチ24が
OF Fの場合にもデータが保存されるようになってい
る。
上記CPU31では上記ROM32に記憶されている制
御プログラムに従い、上記RAM33に記憶されている
各種運転状態パラメータに基づき燃料噴射量および点火
時期を演算する。
一方、第6図に示1ように、自動車などの車輌40に搭
載された上記ECLI30には、外部接続コネクタ30
aが設けられ、点火時期を調整する場合などに、上記外
部接続コネクタ30aにシリアルモニタ50の入出力コ
ネクタ50bをアダプタハーネス45を介して接続する
上記シリアルモニタ50はディーラのサービスステーシ
ョンなどに備えであるもので、上記ECLJ30など車
輌に搭載された電子装置に接続づることにより、例えば
シリアル伝送などによる双方向通信を可能とし、上記E
C4J30に点火時期変更のための調整用データを送信
して点火時期の調整を行い、また上記ECLI30のバ
ックアップRAM34に格納されたトラブルコードを読
み出して故障診断などを行う。
また、上記シリアルモニタ50は、内部に制御部51を
有し、シリアルモニタ本体50a外部にはインジケータ
部52、デイスプレィ53、キーボード54などが設け
られている。
上記制御部51は、互いにパスライン55を介して接続
するCPU56、RAM57、周波数カウンタなどから
なるタイマ58、入出力(Ilo)インターフェイス5
9、さらに接続コネクタ60を介して外部接続自在なメ
モリカートリッジ61から構成されている。
上記メモリカートリッジ61は、車種ごとに異なる上記
ECU3Oの制御プログラムに対し、シリアルモニタ本
体50a自体が互換性を右づるように、接続コネクタ6
0を介して選択的に接続できるようにしたものであり、
内部に、通信プログラム及び固定データなどを記憶する
ROM62が設けられている。
上記I10インタフェース59は、上記入出力コネクタ
50b1アダプタハーネス45、及び、外部接続コネク
タ30aを介して、上記ECU3Oの入力インターフェ
イス35及び出力インターフェイス36に接続され、送
信信号TXを上記ECU3Oへ送信すると共に受信信号
RXを上記ECU3Oから受信する。
また、上記I10インタフェース59の入カボトには上
記キーボード54が接続されており、さらに、出力ボー
トに上記インジケータ部52及び上記デイスプレィ53
が接続きれている。
上記構成により、上記シリアルモニタ50は、上記EC
U3Oの出力インターフェース36から送信される各種
制御信号、各種センサ類及び各種スイッチ類の出力信号
を上記I10インターフェイス59を介して受信し、上
記デイスプレィ53にそのデータを表示すると共に、上
記ECU3Oの各秤スイッチに対応するインジケータ部
52の発光ダイオード(LED)Dl、02・・・01
0を点灯(あるいは点滅)させ、各種スイッチ類の作動
確認が行えるよう構成されている。
(ffl子制御系の機能構成) 次に、上記ECtJ30における点火時期RIJ t2
Il。
及び、シリアルモニタ50の制御部51の機能構成を第
1図に従って説明する。
上記E CU 30 ニiJ3 ケル点火時期aIIl
 ’n cs、クランクパルス判別手段70、気筒判別
手段71、角速度算出手段72、エンジン回転数詐出手
段73、吸入空気徂算出手段74、負荷データ痒出手段
75、点火時期検索手段76、点火時期設定手段77、
タイマ手段78、点火選択手段79、点火時期調整手段
80から構成され、ざらに、上記点火時期調整手段80
は、調整用データ記憶手段80a1データ店換え手段8
0b1通信手段80cから構成されている。
また、上記シリアルモニタ50の制御部51は、キーボ
ード解釈手段81、通信手段82、演算子。
段83、記憶手段84、表示駆動手段85などから構成
されている。
上記構成により、上記ECU3Oにおける点火時期制御
は、クランクパルス判別手段71で、クランク角センサ
20.カム角センサ21の出力信号を入力し、クランク
角センサ20の出力信号が、クランクロータ18の突起
18aを検出した信号か突起18bを検出した信号かを
判別する。
づなわら、上記クランク角センサ20からのクランクロ
ータ18の被検出部18aを検出する信号(θ1パルス
)の前にカムロータ19の被検出部198を検出した信
号(カムパルス)が、上記カム角センサ21人力される
ので、このカムパルスを識別し、次に、上記クランク角
センナ19から最初に入力される信号を上記クランクロ
ータ18の突起18aを検出するθ1信号(θ1パルス
;回転角を計測りる際の基準信号)と判別する。
一方、上記クランク角センサ20から次に入力される信
号は上記クランクロータ18の突起18bを検出するθ
2信号(θ2パルス:基準クランク角を検出する信号)
と判別することができ、上記θ2信号が検出された場合
、上記タイマ手段76ヘトリガ信号を出力1゛る。
気筒判別手段71は、クランク角センサ20からの出力
信号(クランクパルス)およびカム角センサ21からの
出力信号を入力し、次に点火すべき気筒を判別する。ず
なわち、クランクパルス(θ2パルス)が入力されてか
ら次のクランクパルス(θ1パルス)が入力されるまで
の間にカム角センサ21から入力されるカムパルス数を
カウントし、今回カウントしたカムパルス数と前回カウ
ントしたカムパルス数とから気筒判別を行う。
例えば、前回カウントしたカムパルス数が“1”で今回
カウントしたカムパルス数が3″の場合、次に点火すべ
き気筒を#3気筒と判別し、前回カウントしたカムパル
ス数が113 IT で今回カウントしたカムパルス数
が“1”の場合、次に点火すべき気筒を#2気筒と判別
し、前回カウントしたカムパルス数が“1″で今回カウ
ントしたカムパルス数が2”の場合、次に点火Jべき気
筒を#4気筒と判別し、前回カウントしたカムパルス数
が2″で今回カウントしたカムパルス数がIN I I
Tの場合、次に点火すべき気筒を#1気筒と判別する。
そして、上記気筒判別手段71は、気筒判別結果を点火
選択手段79へ出力する。
角速度算出手段72では、上記クランクパルス判別手段
70で判別したθ1信号を検出したときから、次のθ2
信号を検出するまでの時刻Tθを求め、クランクシャフ
ト1bの角速度ωを求める。
エンジン回転数算出手段73では、上記角速度算出手段
72で算出した角速度ωからエンジン回転数Nを算出す
る。
吸入空気m算出手段74では、吸入空気量センサ10の
出力信号から吸入空気mQを算出する。
負荷データ算出手段75では、上記吸入空気量ね出手段
74で算出した吸入空気ff1Qと上記エンジン回転数
篩用手段73で算出したエンジン回転数Nとから、基本
燃料噴射mTp  (=KxQ/N:には定数)を算出
し、この基本燃料噴射It)Tpを負荷データLとする
点火時期検索手段76では、上記負荷データ算出手段7
5で算出した負荷データLと上記エンジン回転数算出手
段73で算出したエンジン回転数Nとをパラメータとし
て、点火時期マツプMPIGのアドレスを検索し、この
検索したアドレスに記憶されている点火角度θspkを
読み取る。
また、点火時期設定手段77では、上記角速度算出手段
72で算出した角速度ωと上記点火時期検索手段76で
検索した点火角度θspkとに基づき、点火時刻Tsg
koをTspkO−θspk /ωで求め、この点火時
刻T 5pkoに、アイドルスイッチ11a1水瀉セン
サ14からの信号、および、上記エンジン回転数算出手
段73で算出したエンジン回転数Nに基づいて、アイド
ル補正、水温補正などの各種補正を加え、点火時刻Ts
pにを設定し、タイマ手段78へ出力する。
上記点火時刻T spkは、上記クランクパルス判別手
段70から出力されるθ2パルス(クランクロータ18
の基準クランク角、例えばBTDC80’を示す突起1
8bを検出した信号)を基準に設定される。
また、タイマ手段78では、上記クランクパルス判別手
段70から出力さ゛れたθ2パルスをトリガ信号として
上記点火時期設定手段77で設定された点火時刻T s
pkの計時を開始し、点火信号[)spkを点火選択手
段79を介してイグナイタ23に出力し、上記気筒判別
手段71にて気筒判別された対応気筒の点火プラグ5を
スパークさせる。
この場合、点火時期ADVSは、点火時期調整手段80
からの調整用データDTADJによってそのυj御パラ
メータが変更され調整される。すなわち、点火時期AD
VSの制御パラメータ、例えば、上記点火時期設定手段
77で設定された点火時刻Tspにに、上記点火時期調
整手段80の調整用データ記憶手段80aから出力され
る点火時刻調整データT ADJなどの調整データが加
算あるいは減nされ、上記タイマ手段78へ出力される
上記調整用データ記憶手段80aは、バックアップRA
M34の所定アドレス領域から構成され、その所定アド
レスに記憶されている調整用データDT^DJによって
点火時期へ〇VSの値が調整される。
尚、上記調整用データ記憶手段80aからの調整用デー
タDTADJは、上記点火時期検索手段76で検索され
た点火角度θspkに点火角度調整ブタθADJとして
加算あるいは滅詐しても良く、ざらには、上記調整用デ
ータ記憶手段80aに記憶された調整用データD T 
ADJは、υ1allパラメータに直接変更を加える調
整データ(上述の点火時刻調整データTADJ、あるい
は点火角度調整ブタθADJ )そのものでなくとも良
く、例えば、上記点火時刻調整データT 八OJを予め
ROM32に格納しておき、その格納アドレスを調整用
データD T^OJとして上記調整用データ記憶手段8
0aに記憶しておき、上記点火時期設定手段77で、そ
の格納アドレスを参照して上記点火時刻調整データT 
ADJを点火時刻TS+)にに加算あるいは減算するよ
うにしても良い。
ここで、上記点火時期ADVSの変更は、シリアルモニ
タ50から送信された調整用データ内換え要求及び新た
な調整用データを通信手段80cで受信し、吉換え手段
80bに書換え指示を出力することによって行われる。
すなわち、上記通信手段80cでは、上記シリアルモニ
タ50から送信された調整用データ書換え要求を解釈し
、上記書換え手段80bに書換え指示を出力すると共に
、上記シリアルモニタ50から続けて送信される新たな
調整用データDTADJ1を出力する。すると、上記書
換え手段80bは、上記調整用データ記憶手段80aに
記憶されている制帽用データDTADJを新たな調整用
データDTADJIで書換え、この新たな調整用データ
で点火II、? Jlll A DVS l/) !I
制御パラメータが変更されて新たな点火哨期へ〇VS1
となる。
一方、上記シリアルモニタ50番ユ、キーボード解釈手
段81でキーボード54より操作入力されるファンクシ
ョン、及び、コマンドを解釈し、上記ECLJ30に対
する各種要求信号を通信手段82から送信する。その結
果上記ECLI30が応答し送信したデータを上記通信
手段82で受信する。
さらに、受信したデータをxi手段83で演算処理し、
記憶手段84に格納すると共に、表示駆動手段85によ
りデイスプレィ53に表示する。
上記記憶手段84は、RAM57の所定アドレス領域を
確保して構成するもので、いわゆるビデオRAMなど上
記デイスプレィ53の表示用RAMである。
(8作) 次に、第7図及び第8図のフローヂャートに基づき、シ
リアルモニタの通信手順、調整用データのへ換え手順に
ついて説明する。
シリアルモニタ50においては、まず、第7図のフロー
チ1/ −トのステップ5101において、キーボード
解釈手段81にてキーボード54からキー人力があるか
否かを判定する。
キー人力がない場合はステップ5101に戻って再びキ
ー人力があるか否かを判定し、キー人力がある場合は、
ステップ8102へ進んでキー人力の内容を解釈づる。
キー人力の内容が点火時期の調整でない他の機能に関す
るファンクションの場合は、ステップ5103へ進んで
そのファンクションを実行し、ステップ5101へ戻る
一方、上記ステップ8103で解釈した内容が点火時期
の調整の場合、ステップ5104へ進み、現在の調整用
データDT^Ojのデータ要求コマンドC0HN01、
及び、調整用データの格納アドレス(上位アドレス及び
下位アドレス) ADDRをそれぞれTXD^T八TX
DへT^1.TXD^■^2に設定し通信手段82に出
力してステップ5105へ進む。
ステップ5105では、上記通信手段82から、上記ス
テップ5104でキーボード解釈手段81から出力すh
 タ各5’ −タTXDATA、 TXDATAI、 
TXDATA2をECU3Oへ順に送信する。
次に、ステップ8106では、上記ECU3Oが応答し
て送信してきたアドレスRXDATA、 RXDATA
l、及び、そのアドレスに格納されているデータRXD
AT^2を受信し、ステップ5107へ進んで演算手段
83で、上記データRXDAT^、 RXD^■^1が
調整用データDT ADJの格納アドレスA D D 
l?と一致するか否かを判定づる。上記ECU3Oから
送信されたデータRXDATA、 1tXDAT^1が
上記調整用データDTADJの格納アドレス八〇ORと
一致しない場合には、ステップ5104へ戻って上述の
手順を繰り返し、上記ECLJ30から送信されたデー
タRXDATA、 RXDATAlが上記調整用データ
D T ADJの格納アドレス八〇DRと一致した場合
は、ステップ8108へ進む。
ステップ3108では、上記ECU3Oから送信されて
ぎたデータRXDAT^2を2進数から10進数へ物理
量変換して、ステップ5109へ進み、上記調整用デー
タDTADJを記憶手段84 (RAM57の所定アド
レス)に格納し、ステップ5110へ進む。
ステップ5110では、上記記憶手段84に格納された
調整用データD T ADJを表示駆動手段85を介し
てデイスプレィ53に出力し、第6図に示すように、例
えば現在の調整用データDTADJIfiAである場合
、への値をファンクション(IGNADJ)及び単位(
’deg)と共に表示する。
次に、ステップ5111へ進んで再びキー人力の有無を
判定し、キー人力があった場合はステップ5112へ進
み、一方、キー人力がない場合にはステップ5111へ
戻ってキー人力を待つ。
上記ステップ5111でキー人力があったと判定される
と、ステップ5112では、入力されたキーが↑キー5
4a(第6図参照)であるか否かを判定する。入力され
たキーが↑キー54aて゛あると判定されると、ステッ
プ5113へ進んで現在の調整用ブタD T ADJに
1を加算してステップ5109へ戻る。
一方、上記ステップ5112で入力されたキーが↑キー
54aでないと判定された場合、ステップ5114へ進
んで、入力されたキーが↓キー54b(第6図参照)で
あるか否かを判定する。そして、入力されたキーが↓キ
ー54bであると判定されると、ステップ5115へ進
んで現在の調整用データDT^OJから1を減拝してス
テップ5109へ戻り、入力されたキーが↓キー54b
でないと判定された場合、ステップ5116へ進む。
ずなわら、上記調整用データD T ADJを新たな値
に変更する場合、上記↑キー54a、↓キー54bを操
作することにより上記キーボード54から数値を入力す
ることなく、ステップ的にデータの増減が可能となる。
次に、ステップ8116では、ENTキー54c(第6
図参照)が入力されたか否かが判定され、上記ENTキ
ー54cの入力がない場合ステップ5111へ戻ってキ
ー人力持らとなる。上記ENTキー54cの入力があっ
た場合、データ書換えであると判断されて新たな調整用
データQ T ADJIの値を確定しステップ5111
へ進む。
ステップ5117では、データ書換えコマンドCHND
2、格納アドレスへ〇OR,新たな調整用データDT^
DJ1をそれぞれ、TXD^■^、 TXDATAI、
 TXDA丁^2.TXDAT^3に設定して上記通信
手段82に出力しステップ8118へ進む。
ステップ8118へ進むと、カウンタCNTを10にセ
ットし、ステップ5119へ進んで、上記通信手段82
から上記ECU3Oへ送信し、次いでステップ5120
へ進んで上記カウンタCNTの値を1減算する。そして
ステップ5121で上記カウンタCNTの値がOになっ
たか否か、すなわら、所定の回数の送信を終了したか否
かを判定し、Oになった場合、送信が終了したと判定し
てステップ5122へ進む。一方、上記カウンタCNT
の値がOになっていない場合、ステップ5119へ戻っ
て送信を続ける。
ステップ5122では、上記ECU3Oが応答して送信
してぎたアドレスRXD^TA、 RX[lAT^1、
及び、そのアドレスに格納されているデータRXOAT
^2を受信し、上記データRXD^■^、R,X0AT
八1と、書換えを要求した調整用データDTΔDJの格
納アドレスA[lDRとが一致するか否かを判定する。
上記ECU3Oから送信されたデータItXDATA、
 RXOATAlと書換え要求した調整用データDTA
DJの格納アドレスADDRとが一致しない場合には、
ステップ5117へ戻って上述の手順を繰り返し、上記
E CjJ 30から送信されたデータRXD^■^、
 IIXDATAIと書換え要求した調整用データDT
ADJの格納アドレスA D [I Rとが一致した場
合は、ステップ5123へ進む。
ステップ5123では、上記ECU3Oから送信されて
きたデータRXDAT^2を再び2進数から10進数へ
物理量変換して、ステップ5109へ戻り、上述の手順
で、その値をデイスプレィ53に表示させる。これによ
り、新たな調移用データDT^口J1に書換えられたか
否かが確認できる。
次に、第8図のフローチャートに従って、上記シリアル
モニタ50から送信された調整用データのECU3Oに
おける書換え手順について説明する。
ステップ5201で、クランク角センサ20、カム角セ
ンサ21、アイドルスイッチ11a、水温センサ14、
および、吸入空気量センサ10の出力信号などからの入
力情報により、点火時期ADVS、1なわち、点火時期
マツプM P IOの該当アドレスに記憶されている点
火角度θspkに基づく点火時刻Tspkを設定し、ス
テップ5202へ進むと、調整用データ記憶手段80a
 (バックアップRAM34の所定アドレス領域)に記
憶された調整用データDTADJ、すなわち点火時刻調
整データT ADJが、上記点火時刻T spkに加ね
され点火時期^OVSが制御される。
次に、ステップ5203で上記シリアルモニタ50から
通信手段80cにてデータTXDATA、 TXDAT
八I、 へXDATA2.TXDATA3ヲ受信’lる
と、ステップ5204t−、データTXDAT^がデー
タ要求コマンドC0HNDIであるか否かが判定される
。上記データTXDATAがデータ要求コマンドC0H
ND1である場合、ステップ8208ヘジヤンブし、上
記データTXDATAがデータ要求コマンドC0HN旧
でない場合には、ステップ5205へ進む。
ステップ5205では、上記ステップ5203で受信し
たデータTXD^■へがデータ書換えコマンドC0HN
D2であるか否かが判定され、上記データTXDATA
がデータ19換えコマンドC0HND2である場合はス
テップ8206へ進み、一方、上記データTXD^TA
がデータ書換えコマンドC0HND2でない場合はステ
ップ5201へ戻る。
ステップ5206では、上記ステップ5203で受信し
たデータ丁XD^TA1. TX[lへTA2が上記バ
ックアップRAM34の点火時刻調整データT ADJ
の格納アドレス八〇ORと一致するか否かを判定し、上
記データTXDAT^1.TXD^■^2が上記格納ア
ドレス八〇ORと一致1J°る場合、ステップ5201
へ進み、上記データTXD^■^I TXDAT^2が
上記格納アドレス^0011と一致しない場合には、ス
テップ5201へ戻る。
ステップ5207では、上記バックアップRAM34の
アドレス八〇ORに格納されている点火時刻調整データ
T ADJを上記ステップ5203で受信したデータT
XD^TA3で書換え、ステップ3208へ進む。
ステップ8208では、上記バックアップRAM34の
格納アドレス^00R1ずなわら、データTXDATA
1、TXDATA2 、及び、上記ステップ5207で
書換えられた点火時刻調整データT ADJをそれぞれ
RXDATARXD^■^1.RX[1^■^2に設定
し、ステップ5209へ進む。
ステップ5209では、上記ステップ8208で設定し
たチー ’) RXOAT^、 RXOATAl、 R
XDAT^2を上記シIJ 7 )Ltモニタ50へ順
に送信し、送信が終了するとステップ5201へ戻り、
ルーチンを繰り返り′。
尚、本実施例では時間制御式の点火時期制御を例にとっ
て説明したが、角度制御式の点火時期制御にも本発明を
採用できることはいうまでもない。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、点火時期の制御パ
ラメータを変更するための調整用データの出換え要求と
ともに新たな調整用データを外部より送信し、調整用デ
ータ記憶手段に記憶されている調整用データを新たな調
整用データに出換えることにより、点火時期制御におけ
る1、II tIllパラメータが変更されて点火時期
が調整されるので、安価な構成で市場における個々のエ
ンジンの負荷状態を考慮して点火時期を調整することが
でき、迅速な、しかも決め細かな対応が可能になるなど
優れた効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は本発明の点火
時期調整装置に係わる機能ブロック図、第2図tよエン
ジン制御系の概略図、第3図はクランクロータの正面図
、第4図はカムロータの正面図、第5図は電子制御系の
回路ブロック図、第6図は車輌及びシリアルモニタの外
観図、第7図はシリアルモニタの通信手順を示すフロー
チャート、第8図は調整用のデータ書換え手順を示すフ
ローチャ−トである。 1・・・エンジン本体、 80a・・・調整用データ記憶手段、 80b・・・データ書換え手段、 80c・・・通信手段、 ADVS・・・点火時期、 Tspk、θspk・・・制御パラメータ、DTADJ
・・・調整用データ。 第3図 第4図 より、C#2

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 点火時期の制御パラメータを変更するための調整用デー
    タを記憶する調整用データ記憶手段と、上記調整用デー
    タの変更要求とともに新たな調整用データを外部より受
    信したとき、データ書換え手段に上記調整用データの書
    換えを指示する通信手段と、 上記通信手段からの指示により、上記調整用データ記憶
    手段に記憶されている調整用データを、外部より受信し
    た新たな調整用データに書換えるデータ書換え手段とを
    備えたことを特徴とするエンジンの点火時期調整装置。
JP1284689A 1989-01-20 1989-01-20 エンジンの点火時期調整装置 Pending JPH02191870A (ja)

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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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