JP5347812B2 - 剥離紙付きラベル、ラベルプリンタ及びラベルの印刷方法 - Google Patents

剥離紙付きラベル、ラベルプリンタ及びラベルの印刷方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5347812B2
JP5347812B2 JP2009179876A JP2009179876A JP5347812B2 JP 5347812 B2 JP5347812 B2 JP 5347812B2 JP 2009179876 A JP2009179876 A JP 2009179876A JP 2009179876 A JP2009179876 A JP 2009179876A JP 5347812 B2 JP5347812 B2 JP 5347812B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
label
release paper
printable area
reference position
individual
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009179876A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011033822A (ja
Inventor
尚也 堀越
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Max Co Ltd
Original Assignee
Max Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Max Co Ltd filed Critical Max Co Ltd
Priority to JP2009179876A priority Critical patent/JP5347812B2/ja
Priority to CN2010102438120A priority patent/CN101987533A/zh
Publication of JP2011033822A publication Critical patent/JP2011033822A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5347812B2 publication Critical patent/JP5347812B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Handling Of Sheets (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)
  • Labeling Devices (AREA)

Description

本発明は、剥離紙付きラベル、剥離紙付きラベルのラベル個体への印刷を行うラベルプリンタ及びラベルの印刷方法に関する。
各種商品のラベルを始めとしてスーパーマーケット等の食品売り場における商品のラベル、出荷票、現品票、製品メーカなどでの部品ラベルなど、あらゆる産業分野において、ラベルプリンタと称される、ラベルに印刷処理を行うプリンタが活躍している。
このようなラベルプリンタに使用されるラベルとしては通常、剥離紙付きのラベルが使用される。剥離紙付きラベルは、帯状をなす剥離紙の表面に、一列に所定の間隔を以て複数枚のラベル個体が等間隔で貼着されたものである。
ラベル個体に所定の情報を印刷する場合、ラベル個体の先端位置を検知する必要がある。ラベル個体の先端位置を検知する技術として、剥離紙の裏面にラベル個体の先端位置に合わせて基準マークを形成し、この基準マークを読み取ることで、ラベル個体の先端位置を検知する技術が知られている。
また、ラベル個体と剥離紙との透過率の違いからラベル個体の先端縁を検知する第1の検知手段と、剥離紙の裏面に形成された基準マークを検知する第2の検知手段を備えて、2つの検知手段の出力の組み合わせから、ラベル個体の先端位置を検知できるようにした技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−178303号公報
しかし、従来の剥離紙付きラベルでは、ラベル個体において印刷を開始する位置は基準マークで検知できるが、印刷を終了する位置は検知できない。このため、従来のラベルプリンタでは、特に印刷終了位置の位置決めが容易に行なえず、印刷可能領域を有効に使うことができない。
また、ラベル個体の間の部分を検知するための透過型の光学センサと基準マークを検知するための反射型の光学センサが必要で、構成が複雑でありコストも高いものとなる。更に、ラベル個体の間に間隔が無い形態の剥離紙付きラベルでは、透過型の光学センサでラベル個体の間の部分を検知することができず、印刷開始位置の検知ができない。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、ラベル個体における印刷可能領域の開始位置と終了位置が検知可能な剥離紙付きラベル、簡単な構成で剥離紙付きラベルの印刷可能領域の開始位置と終了位置を検知可能として、印刷可能領域に印刷を行えるようにしたラベルプリンタ及びラベルの印刷方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明は、剥離紙の一の面に貼着された複数のラベル個体と、ラベル個体に設定された印刷可能領域の一方の端部に対応した開始基準位置から他方の端部に対応した終了基準位置の間に亘って、剥離紙の他の面に剥離紙とは光の透過率または反射率が異なる色で形成された印刷可能領域マークとを備え、印刷可能領域マークの開始基準位置を、ラベル個体の先端位置より所定量内側に位置させると共に、印刷可能領域マークの終了基準位置を、ラベル個体の後端位置より所定量内側に位置させた剥離紙付きラベルである。
また、本発明は、剥離紙の一の面に複数のラベル個体が貼着され、ラベル個体に設定された印刷可能領域の一方の端部に対応した開始基準位置から他方の端部に対応した終了基準位置の間に亘って、剥離紙の他の面に剥離紙とは光の透過率または反射率が異なる色で形成され、開始基準位置をラベル個体の先端位置より所定量内側に位置させると共に、終了基準位置をラベル個体の後端位置より所定量内側に位置させた印刷可能領域マークを有した剥離紙付きラベルが用いられ、剥離紙付きラベルを搬送する搬送手段と、ラベル個体に印刷を行う印刷手段と、印刷可能領域マークを読み取る光学的読み取り手段と、搬送手段で搬送される剥離紙付きラベルの印刷可能領域マークを光学的読み取り手段で読み取り、印刷可能領域マークで検知される開始基準位置と終了基準位置で規定されるラベル個体の印刷可能領域に、印刷手段で印刷を行う制御手段とを備えたラベルプリンタである。
更に、本発明は、剥離紙の一の面に複数のラベル個体が貼着され、ラベル個体に設定された印刷可能領域の一方の端部に対応した開始基準位置から他方の端部に対応した終了基準位置の間に亘って、剥離紙の他の面に剥離紙とは光の透過率または反射率が異なる色で形成され、開始基準位置をラベル個体の先端位置より所定量内側に位置させると共に、終了基準位置をラベル個体の後端位置より所定量内側に位置させた印刷可能領域マークを有した剥離紙付きラベルが用いられ、搬送される剥離紙付きラベルの印刷可能領域マークを読み取り、印刷可能領域マークの開始基準位置を検知する工程と、印刷可能領域マークの終了基準位置を検知する工程と、印刷可能領域マークで検知される開始基準位置と終了基準位置で規定されるラベル個体の印刷可能領域に印刷を行う工程とを実行するラベルの印刷方法である。
本発明の剥離紙付きラベルでは、ラベル個体において印刷が可能な領域である印刷可能領域が、印刷可能領域マークで設定される。このような本発明の剥離紙付きラベルが用いられる本発明のラベルプリンタ及びラベルの印刷方法では、印刷可能領域マークを読み取ることで開始基準位置と終了基準位置が検知され、開始基準位置と終了基準位置で規定されるラベル個体の印刷可能領域に収まるように印刷制御が実行される。
本発明の剥離紙付きラベルによれば、ラベル個体の形状や間隔によらず、印刷可能領域マークにより印刷可能領域を設定することが可能となる。
これにより、本発明の剥離紙付きラベルが用いられる本発明のラベルプリンタ及びラベルの印刷方法によれば、印刷可能領域マークを読み取ることで印刷の開始基準位置と終了基準位置が検知され、開始基準位置と終了基準位置で規定されるラベル個体の印刷可能領域に印刷を行うことができる。
従って、ラベル個体の間隔の有無、ラベル個体の形状等によらず、印刷開始位置と印刷終了位置の位置決めが容易に行なうことができ、印刷可能領域を有効に活用して、様々な種類のラベルに確実に対応可能となる。また、ラベル個体にプレ印刷情報がある場合に、プレ印刷部分を避けた印刷位置の位置決めが容易に行なえる。
更に、反射型の光学センサのみで印刷の開始基準位置と終了基準位置が検知することが可能で、ラベルプリンタの構成を簡単にできると共に、コストを低減することができる。
第1の実施の形態の剥離紙付きラベルの一例を示す平面図である。 本実施の形態のラベルプリンタの一例を示す機能ブロック図である。 第2の実施の形態の剥離紙付きラベルの一例を示す平面図である。 第2の実施の形態の剥離紙付きのラベル変形例を示す平面図である。 第3の実施の形態の剥離紙付きラベルの一例を示す平面図である。 第4の実施の形態の剥離紙付きラベルの一例を示す平面図である。 第5の実施の形態の剥離紙付きラベルの一例を示す平面図である。 第6の実施の形態の剥離紙付きラベルの一例を示す平面図である。 印刷可能領域信号の一例を示す説明図である。 本実施の形態のラベルプリンタにおける印刷処理の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の剥離紙付きラベル、この剥離紙付きラベルが用いられる本発明のラベルプリンタ及びラベルの印刷方法の実施の形態について説明する。
<本発明の剥離紙付きラベル及びラベルプリンタの概要例>
図1は、第1の実施の形態の剥離紙付きラベルの一例を示す平面図で、図1(a)は、第1の実施の形態の剥離紙付きラベル1Aの表面側の平面図、図1(b)は、第1の実施の形態の剥離紙付きラベル1Aの裏面側の平面図である。また、図2は、本実施の形態のラベルプリンタの一例を示す機能ブロック図である。
第1の実施の形態の剥離紙付きラベル1Aは、図1に示すように、剥離紙11と、剥離紙11の一の面である表面に貼着された複数のラベル個体12Aと、剥離紙11の他の面である裏面に形成された印刷可能領域マーク13Aを備える。
剥離紙付きラベル1Aは、図2に示すラベルプリンタ10にセットされ、印刷ヘッド21に対向して設けられたプラテンローラ22により矢印F方向に搬送される。
ラベルプリンタ10は、剥離紙付きラベル1Aに形成された印刷可能領域マーク13Aを光学センサ23で読み取って、ラベル個体12Aに設定されている印刷可能領域E1を検知し、ラベル個体12Aの印刷可能領域E1に印刷ヘッド21で各種情報を印刷する制御を実行する。
<第1の実施の形態の剥離紙付きラベルの構成例>
次に、第1の実施の形態の剥離紙付きラベル1Aの詳細について説明する。剥離紙11は、帯状の台紙であって、本例では白色系のフィルムで構成される。ラベル個体12Aは、第1の実施の形態では四角形の感熱紙で構成される。ここで、ラベル個体12Aにおける四角形とは、4つの角部が直角な形態だけでなく、4つの角部の一部または全部を円弧状としてRを付けた形態や、4つの角部の一部または全部を斜めに切り欠いた形態等を含む。
剥離紙付きラベル1Aは、同じ大きさの複数枚のラベル個体12Aが、帯状に延びる剥離紙11の長手方向に沿って間隔を設けずに一列に並ぶ形態で、剥離紙11に対して剥離可能に貼着されている。このように、ラベル個体12Aの間に間隔を設けないことで、同じ長さの剥離紙11であれば、ラベル個体12Aの枚数を増やすことができる。
印刷可能領域マーク13Aは、ラベル個体12Aにおいて、図2に示すラベルプリンタ10で各種情報が印刷される領域である印刷可能領域E1を特定する情報である。印刷可能領域マーク13Aは、光学センサで検知できるようにするため、各ラベル個体12Aが貼着されている部位に対応した剥離紙11の裏面において、印刷可能領域E1に応じた所定の範囲を、剥離紙11とは光の反射率または光の透過率を異ならせて構成される。印刷可能領域マーク13Aは、例えば、剥離紙11が白色系である場合、剥離紙11の白色系に対して光の反射率が低い黒色の印刷により構成される。
剥離紙付きラベル1Aでは、矢印Fで示す搬送方向に沿ったラベル個体12Aの長さ方向における印刷可能領域E1が、印刷可能領域マーク13Aを読み取ることで検知される。すなわち、剥離紙付きラベル1Aでは、印刷可能領域マーク13Aにおいて、矢印Fで示す搬送方向の先端側となる剥離紙11との境界が開始基準位置14Sとなり、矢印Fで示す搬送方向の後端側となる剥離紙11との境界が終了基準位置14Eとなる。
印刷可能領域マーク13Aは、開始基準位置14Sと終了基準位置14Eの間が、本例では黒色の印刷で塗りつぶされた四角形のマークである。印刷可能領域E1は、ラベル個体12Aの幅方向においては、図2に示すラベルプリンタ10の印刷ヘッド21の制御により規定されるものであって、印刷可能領域マーク13Aでは規定されない。
このため、印刷可能領域マーク13Aは、剥離紙11の幅方向においては、ラベルプリンタ10の光学センサ23で検知可能な位置に形成されていれば良く、光学センサ23で検知可能な任意の幅で良い。
例えば、光学センサ23が剥離紙付きラベル1Aの幅方向の中央付近を検知可能な構成では、剥離紙11の幅方向の中央付近に印刷可能領域マーク13Aが形成される。
また、光学センサ23が剥離紙付きラベル1Aの幅方向の端部付近を検知可能な構成では、剥離紙11の幅方向の左右のいずれかの端部付近に印刷可能領域マーク13Aが形成される。
更に、剥離紙11の幅方向の全面に印刷可能領域マーク13Aを形成することとすれば、光学センサ23が剥離紙付きラベル1Aの幅方向の中央付近を検知可能な構成のラベルプリンタ、及び、光学センサ23が剥離紙付きラベル1Aの幅方向の端部付近を検知可能な構成のラベルプリンタの何れであっても対応可能である。
なお、印刷可能領域マーク13Aは、光学センサ23で検知できるようにするため、一列に並べて形成されるが、光学センサ23で検知できれば、一列に配置されていなくても良い。
一方、ラベル個体12Aの長さ方向における印刷可能領域E1は、ラベル個体12Aの形状や、プレ印刷情報の印刷位置及び大きさ等に基づいて、ラベル個体12Aのほぼ全面または所定の一部に設定される。図1に示すように、四角形のラベル個体12Aのほぼ全面が印刷可能領域E1に設定される場合は、剥離紙付きラベル1Aの矢印Fで示す搬送方向に対するラベル個体12Aの先端位置に応じて、印刷可能領域マーク13Aの開始基準位置14Sが設定される。また、ラベル個体12Aの後端位置に応じて、印刷可能領域マーク13Aの終了基準位置14Eが設定される。
ここで、ラベル個体12Aのほぼ全面を印刷可能領域E1に設定する場合に、剥離紙付きラベル1Aの矢印Fで示す搬送方向に対するラベル個体12Aと印刷可能領域マーク13Aの長さを等しくすると、剥離紙付きラベル1Aの製造工程で、ラベル個体12Aと印刷可能領域マーク13Aとの位置精度を高める必要がある。
すなわち、剥離紙付きラベル1Aの矢印Fで示す搬送方向に対して、ラベル個体12Aと印刷可能領域マーク13Aとの位置がずれると、ラベル個体12Aの先端位置と印刷可能領域マーク13Aの開始基準位置14S、及びラベル個体12Aの後端位置と印刷可能領域マーク13Aの終了基準位置14Eがずれる。
このため、ラベルプリンタ10での印刷時に、印刷可能領域マーク13Aに基づき検知される印刷可能領域E1がラベル個体12Aに対して位置ずれし、印刷可能領域E1に印刷される各種情報が、印刷対象のラベル個体12Aに収まらない可能性がある。
また、図1に示すように、ラベル個体12Aの間に間隔を設けていない構成では、ラベル個体12Aの先端位置に印刷可能領域マーク13Aの開始基準位置14Sが合い、ラベル個体12Aの後端位置に印刷可能領域マーク13Aの終了基準位置14Eが合っていると、印刷可能領域マーク13Aが繋がってしまい、開始基準位置14Sと終了基準位置14Eが判別できなくなる。
そこで、ラベル個体12Aのほぼ全面を印刷可能領域E1に設定する場合であっても、ラベル個体12Aより印刷可能領域マーク13Aの長さを短く設定する。また、印刷可能領域マーク13Aの開始基準位置14Sを、ラベル個体12Aの先端位置より所定量内側に位置させると共に、印刷可能領域マーク13Aの終了基準位置14Eを、ラベル個体12Aの後端位置より所定量内側に位置させる。
これにより、剥離紙付きラベル1Aの製造工程で、ラベル個体12Aと印刷可能領域マーク13Aとの位置精度を緩和しても、ラベル個体12Aの先端位置と後端位置との間に、確実に印刷可能領域マーク13Aが入るようにして、印刷可能領域マーク13Aに基づき検知される印刷可能領域E1が、ラベル個体12Aに対して位置ずれしないように構成される。
また、印刷可能領域マーク13Aの間に、所定の間隔が形成されるようにして、先行する印刷可能領域マーク13Aの終了基準位置14Eと、後続する印刷可能領域マーク13Aの開始基準位置14Sが判別できるように構成される。
<剥離紙付きラベルの変形例>
図3は、第2の実施の形態の剥離紙付きのラベル一例を示す平面図で、図3(a)は、第2の実施の形態の剥離紙付きラベル1Bの表面側の平面図、図3(b)は、第2の実施の形態の剥離紙付きラベル1Bの裏面側の平面図である。
第2の実施の形態の剥離紙付きラベル1Bは、剥離紙11に貼着された複数のラベル個体12Bに、プレ印刷情報Bが設けられ、プレ印刷情報Bに対応した印刷禁止領域E2に印刷が行われないように、印刷可能領域マーク13Bが設定されたものである。
第2の実施の形態の剥離紙付きラベル1Bでは、ラベル個体12Bに印刷可能領域E1と印刷禁止領域E2が設定される。印刷可能領域E1は、印刷禁止領域E2を避けてラベル個体12Bの一部に設定される。印刷禁止領域E2には、プレ印刷情報Bとして、例えば広告等が予め印刷されているものとする。
印刷可能領域マーク13Bは、各ラベル個体12Bが貼着されている部位に対応した剥離紙11の裏面において、印刷可能領域E1に応じた所定の範囲を、剥離紙11とは光の反射率または光の透過率が異なるように、例えば、黒色の印刷で塗りつぶされた四角形のマークとして構成される。
図2に示すラベルプリンタ10では、第2の実施の形態の剥離紙付きラベル1Bが用いられることで、印刷可能領域マーク13Bで検知される印刷可能領域E1に印刷が行われ、プレ印刷情報Bが印刷されている領域に印刷が行われることが無い。また、ラベル個体12Bの後端位置を越えて印刷が行われることを防ぐことができる。
図4は、第2の実施の形態の剥離紙付きのラベル変形例を示す平面図である。印刷可能領域マーク13Bは、図2に示すラベルプリンタ10の光学センサ23で検知可能な位置に形成される必要がある。
このため、光学センサ23が剥離紙付きラベル1Bの幅方向の中央付近を検知可能な構成では、図4(a)に示すように、剥離紙11の幅方向の中央付近に印刷可能領域マーク13Bが形成される。
これに対して、光学センサ23が剥離紙付きラベル1Bの幅方向の端部付近を検知可能な構成では、光学センサ23の配置に応じて、図4(b)に示すように、剥離紙11の幅方向の左右のいずれかの端部付近に印刷可能領域マーク13Bが形成される。
更に、図4(c)に示すように、剥離紙11の幅方向の全面に印刷可能領域マーク13Bを形成することとすれば、光学センサ23が剥離紙付きラベル1Bの幅方向の中央付近を検知可能な構成のラベルプリンタ、及び、光学センサ23が剥離紙付きラベル1Bの幅方向の端部付近を検知可能な構成のラベルプリンタの何れであっても対応可能である。
図5は、第3の実施の形態の剥離紙付きのラベル一例を示す平面図で、図5(a)は、第3の実施の形態の剥離紙付きラベル1Cの表面側の平面図、図5(b)は、第3の実施の形態の剥離紙付きラベル1Cの裏面側の平面図である。また、図6は、第4の実施の形態の剥離紙付きのラベル一例を示す平面図で、図6(a)は、第4の実施の形態の剥離紙付きラベル1Dの表面側の平面図、図6(b)は、第4の実施の形態の剥離紙付きラベル1Dの裏面側の平面図である。
第3の実施の形態の剥離紙付きラベル1Cは、剥離紙11に貼着された複数のラベル個体12Cの間に、所定の間隔Gを設けた構成である。印刷可能領域マーク13Cは、間隔Gが設けられた各ラベル個体12Cが貼着されている部位に対応した剥離紙11の裏面において、印刷可能領域E1に応じた所定の範囲を、剥離紙11とは光の反射率または光の透過率が異なるように、例えば、黒色の印刷で塗りつぶされた四角形のマークとして構成される。
第4の実施の形態の剥離紙付きラベル1Dは、図6に示すように、間隔Gを設けて剥離紙11に貼着された複数のラベル個体12Dに、プレ印刷情報Bが設けられている構成で、プレ印刷情報Bに対応した印刷禁止領域E2に印刷が行われないように、印刷可能領域E1に対応して印刷可能領域マーク13Dが設定される。
図2に示すラベルプリンタ10では、第3の実施の形態の剥離紙付きラベル1Cが用いられることで、印刷可能領域マーク13Cで検知される印刷可能領域E1に印刷が行われ、ラベル個体12Cの間に間隔Gが設けられた形態であっても、ラベル個体12Cの先端位置の手前及びラベル個体12Cの後端位置を越えて印刷が行われることを防ぐことができる。
また、第4の実施の形態の剥離紙付きラベル1Dが用いられることで、印刷可能領域マーク13Dで検知される印刷可能領域E1に印刷が行われ、プレ印刷情報Bが印刷されている領域に印刷が行われることが無い。
図7は、第5の実施の形態の剥離紙付きのラベル一例を示す平面図で、図7(a)は、第5の実施の形態の剥離紙付きラベル1Eの表面側の平面図、図7(b)は、第5の実施の形態の剥離紙付きラベル1Eの裏面側の平面図である。また、図8は、第6の実施の形態の剥離紙付きのラベル一例を示す平面図で、図8(a)は、第6の実施の形態の剥離紙付きラベル1Fの表面側の平面図、図8(b)は、第6の実施の形態の剥離紙付きラベル1Fの裏面側の平面図である。
第5の実施の形態の剥離紙付きラベル1Eは、剥離紙11に貼着された複数のラベル個体12Eを、四角形以外の異形状とした構成である。印刷可能領域マーク13Eは、各ラベル個体12Eが貼着されている部位に対応した剥離紙11の裏面において、異形状のラベル個体12Eに収まる印刷可能領域E1に応じた所定の範囲を、剥離紙11とは光の反射率または光の透過率が異なるように、例えば、黒色の印刷で塗りつぶされた四角形のマークとして構成される。
ラベル個体12Eの形状としては、図7では円形としたが、四角形以外の多角形、楕円形や星型、平行四辺形やひし形等の変形した四角形等、様々な形状であっても良い。
第6の実施の形態の剥離紙付きラベル1Fは、図8に示すように、剥離紙11に貼着された複数の異形状のラベル個体12Fに、プレ印刷情報Bが設けられている構成で、プレ印刷情報Bに対応した印刷禁止領域E2に印刷が行われないように、印刷可能領域E1に対応して印刷可能領域マーク13Fが設定される。
図2に示すラベルプリンタ10では、第5の実施の形態の剥離紙付きラベル1Eが用いられることで、印刷可能領域マーク13Eで検知される印刷可能領域E1に印刷が行われ、ラベル個体12Eが四角形以外の異形状であっても、ラベル個体12Eに収まるように印刷を行うことができる。
また、第6の実施の形態の剥離紙付きラベル1Fが用いられることで、印刷可能領域マーク13Fで検知される印刷可能領域E1に印刷が行われ、プレ印刷情報Bが印刷されている領域に印刷が行われることが無い。
<本実施の形態のラベルプリンタの構成例>
次に、本実施の形態のラベルプリンタ10の詳細について、図2等を参照して説明する。なお、図2では、剥離紙付きラベルの一例として、図1で説明した第1の実施の形態の剥離紙付きラベル1Aを図示しているが、他の実施の形態の剥離紙付きラベルでも良い。
ラベルプリンタ10は、モータ、この例ではステッピングモータ24によって搬送手段であるプラテンローラ22が駆動され、プラテンローラ22に圧接された剥離紙付きラベル1Aに対して所定の搬送方向に所定速度で搬送力が付与される。剥離紙付きラベル1Aは、ステッピングモータ24によって所定の1ピッチずつ順次搬送される。
プラテンローラ22には、剥離紙付きラベル1Aを介して印刷手段である印刷ヘッド21が圧接され、印刷ヘッド21に印字データを供給することによって、印字データがラベル個体12Aに印刷される。本例では、剥離紙付きラベルのラベル個体として感熱紙が用いられるので、印刷ヘッド21はサーマルヘッドが用いられる。
光学センサ23は光学的読み取り手段の一例で、印刷ヘッド21及びプラテンローラ22に対して、剥離紙付きラベル1Aの矢印Fで示す搬送方向の上流側で、剥離紙付きラベル1Aの剥離紙11の裏面に形成された印刷可能領域マーク13Aが通過する経路に対向する位置に設けられる。
光学センサ23は、剥離紙付きラベル1Aの印刷可能領域マーク13Aが通過する経路に光を照射する図示しない発光素子と、剥離紙付きラベル1Aでの反射光が入射する受光素子が同一側に配置され、剥離紙付きラベル1Aの裏面を照射した光の反射光の強度に応じた電気信号が出力される。
ラベルプリンタ10は、剥離紙付きラベル1Aに対する印刷処理が、制御手段である情報処理部25の制御により行われる。情報処理部25はコンピュータが使用され、ラベルプリンタ10の全体の制御を司るCPU25aと、ラベルの印刷方法を実行するために必要な制御プログラムが格納された記憶手段であるROM25bと、ワーキング用の記憶手段であるRAM25c等で構成される。
情報処理部25では、I−V変換部26で電流電圧変換された光学センサ23の出力を取得して二値化処理等が行われ、印字可能領域信号が生成される。
図9は、印刷可能領域信号の一例を示す説明図である。図9(a)に示すような剥離紙付きラベル1Aにおいて、剥離紙11が白色系、印刷可能領域マーク13Aが黒色である構成では、光学センサ23の出力Vは、図9(b)に示すように、印刷可能領域マーク13Aがある部分では低下する。
このため、光学センサ23の出力が、所定の閾値を越えると、例えば「1(high)」、閾値以下では「0(low)」となる信号を生成することで、図9(c)に示すように、印刷可能領域マーク13Aの開始基準位置14Sで「1」から「0」に立ち下がり、終了基準位置14Eで「0」から「1」に立ち上がる印刷可能領域信号S1が生成される。
情報処理部25は、印刷可能領域信号S1の立ち下がりを印刷開始基準信号SSとして、剥離紙付きラベル1Aにおける開始基準位置14Sと認識し、開始基準位置14S、または、開始基準位置14Sを基準として所定量過ぎた位置を印刷開始位置とする。
また、情報処理部25は、印刷可能領域信号S1の立ち上がりを印刷終了基準信号SEとして、剥離紙付きラベル1Aにおける終了基準位置14Eと認識し、終了基準位置14E、または、終了基準位置14Eを基準として所定量過ぎた位置を印刷終了位置とする。
ラベルプリンタ10では、情報処理部25で生成された印字データが印字データ出力部27を介して印刷ヘッド21に供給される。また、情報処理部25ではステッピングモータ24に対する駆動信号が生成され、駆動信号に同期してプラテンローラ22が回転駆動されて、印刷可能領域マーク13Aを読み取ることで検知した印刷可能領域E1における印刷開始位置と印刷終了位置の間で1ラインずつ印刷処理が行われる。
ラベルプリンタ10は、印刷データ等を入力するためのキーボード等の入力部28と、印刷データ等を表示する液晶ディスプレイ(LCD)等の表示部29と、印刷データが保存されるメモリ30と、ユーザにラベル切れ等の各種報知を行うランプやブザー等の報知部31が設けられ、情報処理部25により制御される。メモリ30は、例えば、メモリカード等の着脱できるリムーバブルメモリが利用される。なお、メモリ30は、ラベルプリンタ10に実装される内蔵メモリであっても良い。更に、ラベルプリンタ10は、USB端子等の外部I/F32が設けられ、印刷データを作成する外部のコンピュータ等の端末装置33との間で情報の授受が行われる。
<本実施の形態のラベルプリンタの動作例>
図10は、本実施の形態のラベルプリンタにおける印刷処理の一例を示すフローチャートで、次に、各図を参照して、本発明のラベルの印刷方法の実施の形態の一例として、本実施の形態のラベルプリンタ10の動作例について説明する。なお、以下の説明では、剥離紙付きラベルの一例として、図1で説明した第1の実施の形態の剥離紙付きラベル1Aを用いているが、他の実施の形態の剥離紙付きラベルでも良い。
長尺状の剥離紙付きラベル1Aは、ロール状に巻かれた形態で供給される。ラベルプリンタ10に剥離紙付きラベル1Aがセットされ、入力部28が操作されて印刷開始の指示が出されると、ラベルプリンタ10の情報処理部25は、図10のステップSA1で、剥離紙付きラベル1Aの搬送を開始する。
剥離紙付きラベル1Aの搬送を開始すると、情報処理部25は、図10のステップSA2で、光学センサ23の出力を監視する。剥離紙付きラベル1Aが搬送されて、剥離紙11の裏面に形成された印刷可能領域マーク13Aの開始基準位置14Sが、光学センサ23の検知位置に到達すると、図9に示す印刷開始基準信号SSが生成される。
情報処理部25は、図10のステップSA3で、印刷開始基準信号SSにより印刷可能領域マーク13Aの開始基準位置14Sを検知すると、ステップSA4で、開始基準位置14S、または、開始基準位置14Sを基準として所定量過ぎた位置を印刷開始位置として、印刷開始位置が印刷ヘッド21に対向する位置まで剥離紙付きラベル1Aを搬送する。
図10のステップSA5で、印刷可能領域マーク13Aを読み取ることで検知された印刷開始位置が印刷ヘッド21に対向する位置まで剥離紙付きラベル1Aが搬送されると、情報処理部25は、ステップSA6で、印刷ヘッド21とプラテンローラ22を制御して、ラベル個体12Aに印刷データの印刷を開始する。
情報処理部25は、図10のステップSA3で、印刷開始基準信号SSにより印刷可能領域マーク13Aの開始基準位置14Sを検知した後、光学センサ23の出力の監視を継続する。
剥離紙付きラベル1Aが搬送されて、印刷可能領域マーク13Aの終了基準位置14Eが、光学センサ23の検知位置に到達すると、図9に示す印刷終了基準信号SEが生成される。
情報処理部25は、図10のステップSA7で、印刷終了基準信号SEにより印刷可能領域マーク13Aの終了基準位置14Eを検知すると、終了基準位置14E、または、終了基準位置14Eを基準として所定量過ぎた位置を印刷終了位置とする。
情報処理部25は、印刷可能領域マーク13Aの開始基準位置14Sと終了基準位置14Eを検知すると、図10のステップSA8で、印刷可能領域マーク13Aで規定される印刷可能領域E1の長さを認識する。
情報処理部25は、図10のステップSA9で、印刷可能領域E1の長さが印字データより長いか否かを判断する。情報処理部25は、印刷可能領域E1の長さが印字データより長いと判断すると、ステップSA10で、ラベル個体12Aへの印字データの印刷を続行し、ラベル個体12Aへの印刷データの印刷が終了すると、ステップSA11で、継続して次のラベル個体12Aに印刷を行うか判断する。継続して次のラベル個体12Aに印刷を行う場合は、ステップSA1に戻り、次のラベル個体12Aに対する印刷可能領域マーク13Aの読み取り及び印刷処理を行う。
これに対して、情報処理部25は、図10のステップSA9で、印刷可能領域E1の長さが印字データより短いと判断すると、ステップSA12で、印刷終了位置まで印刷データの印刷を行った後、印刷処理を中断する。これにより、印刷可能領域E1を超えて、印刷データが印刷されることを防ぐことができる。そして、情報処理部25は、ステップSA13で、印字データが印刷可能領域E1を超えている旨の情報を、報知部31で出力する。
ラベルプリンタ10において、剥離紙付きラベルとして、図3で説明した剥離紙付きラベル1Bが用いられる場合は、上述した印刷処理を行うことで、プレ印刷情報Bが印刷されている領域に印刷が行われることを防ぐことができる。
また、剥離紙付きラベルとして、図5で説明した剥離紙付きラベル1Cあるいは図6で説明した剥離紙付きラベル1Dが用いられる場合は、ラベル個体の間に間隔が設けられていても、反射型の光学センサ23を用いて、印刷可能領域マークを読み取ることができ、ラベルの種類に応じて透過型の光学センサを備える必要が無い。
更に、剥離紙付きラベルとして、図7で説明した剥離紙付きラベル1Eあるいは図8で説明した剥離紙付きラベル1Fが用いられる場合は、異形状のラベル個体の外側に、印刷データが印刷されることを防ぐことができる。
<本実施の形態のラベルプリンタの動作の変形例>
ラベルプリンタ10において、印刷ヘッド21と光学センサ23との間の距離は一定である。一方、剥離紙付きラベル1A〜1Fにおいては、ラベル個体12A〜12Fの長さ、及び印刷可能領域E1の長さは様々である。
このため、ラベルプリンタ10にセットされる剥離紙付きラベル1A〜1Fの種類に応じて、印刷可能領域マーク13A〜13Fの長さが、印刷ヘッド21と光学センサ23との間の距離より短い場合と長い場合がある。
印刷可能領域マーク13A〜13Fの長さが、印刷ヘッド21と光学センサ23との間の距離より短い場合、開始基準位置14Sが光学センサ23で検知されてから、開始基準位置14Sで規定される印刷開始位置が印刷ヘッド21に到達する前に、終了基準位置14Eが光学センサ23で検知される。
そこで、印刷データの印刷を開始するより前に、印刷可能領域E1の長さが印字データより長いか否かを判断し、印刷可能領域E1の長さが印字データより短いと判断すると、印刷データの印刷を開始せずに報知する制御を行うことが可能である。
また、剥離紙付きラベルがラベルプリンタ10にセットされると、印刷可能領域マークを読み取って印刷可能領域E1を認識する処理を行って、印刷可能領域E1の長さを示す情報を保存してから、印刷処理を実行するようにしても良い。
<本実施の形態の剥離紙付きラベル、ラベルプリンタ及びラベルの印刷方法の効果例>
本実施の形態の剥離紙付きラベル1A〜1Fでは、ラベル個体の形状や間隔によらず、印刷可能領域マーク13A〜13Fにより印刷可能領域E1を設定することが可能となる。
これにより、本実施の形態の剥離紙付きラベル1A〜1Fが用いられるラベルプリンタ10及びラベルプリンタ10で実行されるラベルの印刷方法では、印刷可能領域マーク13A〜13Fを読み取り、印刷可能領域E1を検知することができる。
印刷可能領域E1を検知することで、印刷の開始基準位置だけでなく、印刷の終了基準位置を認識できることから、ラベル個体の間隔の有無、ラベル個体の形状等によらず、印刷開始位置と印刷終了位置の位置決めが容易に行なうことができ、様々な種類のラベルに確実に対応可能となる。また、ラベル個体にプレ印刷情報がある場合に、プレ印刷部分を避けた印刷位置の位置決めが容易に行なえる。
更に、印刷可能領域E1の長さに対して印刷データが大きい場合は、印刷を中断してユーザに報知することが可能であり、印刷を継続するか否かの確認を促すことで、印刷の無駄を低減することができる。
本実施の形態では、信号の立ち下がりで印刷開始位置を検知し、信号の立ち上がりで印刷終了位置を検知できるので、印刷可能領域マーク13A〜13Fの1つで、印刷開始位置と印刷終了位置、更には、プレ印刷部分を検知できる。これにより、印刷開始位置及び印刷終了位置と、プレ印刷部分を、印刷可能領域マークの有無を検知することで判断できるので、誤検知を大幅に低減することができる。なお、信号の立ち上がりで印刷開始位置を検知し、信号の立ち下がりで印刷終了位置を検知する構成でも良い。
ラベル個体の間隔が無い剥離紙付きラベルは、透過型の光学センサでは印刷可能領域マークの検知が困難である。このため、本実施の形態の剥離紙付きラベル1A〜1Fが用いられるラベルプリンタ10では、反射型の光学センサ23を備えて印刷可能領域マーク13A〜13Fを読み取る構成とした。
これにより、ラベル個体の間隔の有無、ラベル個体の形状等によらず、反射型の光学センサ23で印刷可能領域マーク13A〜13Fを読み取り、印刷可能領域E1を検知することができる。従って、透過型の光学センサと反射型の光学センサの両方を1つの装置に備える必要がなく、ラベルプリンタの構成を簡単にできる。また、ラベルプリンタの装置コストを低減することができる。
本発明は、物流業界、製品メーカ、スーパーマーケット等で使用されているラベル及びラベルプリンタに適用できる。
1A〜1F・・・剥離紙付きラベル、11・・・剥離紙、12A〜12F・・・ラベル個体、13A〜13F・・・印刷可能領域マーク、14S・・・開始基準位置、14E・・・終了基準位置、E1・・・印刷可能領域、E2・・・印刷禁止領域、10・・・ラベルプリンタ、21・・・印刷ヘッド、23・・・光学センサ、25・・・情報処理部

Claims (9)

  1. 剥離紙の一の面に貼着された複数のラベル個体と、
    前記ラベル個体に設定された印刷可能領域の一方の端部に対応した開始基準位置から他方の端部に対応した終了基準位置の間に亘って、前記剥離紙の他の面に前記剥離紙とは光の透過率または反射率が異なる色で形成された印刷可能領域マークとを備え
    前記印刷可能領域マークの開始基準位置を、前記ラベル個体の先端位置より所定量内側に位置させると共に、前記印刷可能領域マークの終了基準位置を、前記ラベル個体の後端位置より所定量内側に位置させ
    ことを特徴とする剥離紙付きラベル。
  2. 前記ラベル個体は、間隔を設けずに一列に並列される
    ことを特徴とする請求項1記載の剥離紙付きラベル。
  3. 前記ラベル個体は、所定の間隔を設けて等間隔に並列される
    ことを特徴とする請求項記載の剥離紙付きラベル。
  4. 前記ラベル個体に印刷可能領域と印刷禁止領域が設定され、前記印刷可能領域マークは、前記印刷可能領域に対応した開始基準位置から終了基準位置の間に亘って形成される
    ことを特徴とする請求項1、2または3記載の剥離紙付きラベル。
  5. 前記ラベル個体は、四角形または四角形以外の異形状で構成される
    ことを特徴とする請求項1、2,3または4記載の剥離紙付きラベル。
  6. 剥離紙の一の面に複数のラベル個体が貼着され、前記ラベル個体に設定された印刷可能領域の一方の端部に対応した開始基準位置から他方の端部に対応した終了基準位置の間に亘って、前記剥離紙の他の面に前記剥離紙とは光の透過率または反射率が異なる色で形成され、開始基準位置を前記ラベル個体の先端位置より所定量内側に位置させると共に、終了基準位置を前記ラベル個体の後端位置より所定量内側に位置させた印刷可能領域マークを有した剥離紙付きラベルが用いられ、
    前記剥離紙付きラベルを搬送する搬送手段と、
    前記ラベル個体に印刷を行う印刷手段と、
    前記印刷可能領域マークを読み取る光学的読み取り手段と、
    前記搬送手段で搬送される前記剥離紙付きラベルの前記印刷可能領域マークを前記光学的読み取り手段で読み取り、前記印刷可能領域マークで検知される開始基準位置と終了基準位置で規定される前記ラベル個体の印刷可能領域に、前記印刷手段で印刷を行う制御手段と
    を備えたことを特徴とするラベルプリンタ。
  7. 前記剥離紙付きラベルは、前記ラベル個体に印刷可能領域と印刷禁止領域が設定され、
    前記制御手段は、前記印刷可能領域に対応した前記印刷可能領域マークを前記光学的読み取り手段で読み取り、前記印刷可能領域マークで検知される開始基準位置と終了基準位置で規定される前記ラベル個体の印刷可能領域に、前記印刷手段で印刷を行う
    ことを特徴とする請求項6記載のラベルプリンタ。
  8. 前記光学的読み取り手段は、前記剥離紙の他の面で反射した光を検知する反射型の光学センサが用いられる
    ことを特徴とする請求項6または7記載のラベルプリンタ。
  9. 剥離紙の一の面に複数のラベル個体が貼着され、前記ラベル個体に設定された印刷可能領域の一方の端部に対応した開始基準位置から他方の端部に対応した終了基準位置の間に亘って、前記剥離紙の他の面に前記剥離紙とは光の透過率または反射率が異なる色で形成され、開始基準位置を前記ラベル個体の先端位置より所定量内側に位置させると共に、終了基準位置を前記ラベル個体の後端位置より所定量内側に位置させた印刷可能領域マークを有した剥離紙付きラベルが用いられ、
    搬送される前記剥離紙付きラベルの前記印刷可能領域マークを読み取り、前記印刷可能領域マークの開始基準位置を検知する工程と、
    前記印刷可能領域マークの終了基準位置を検知する工程と、
    前記印刷可能領域マークで検知される開始基準位置と終了基準位置で規定される前記ラベル個体の印刷可能領域に印刷を行う工程と
    を実行することを特徴とするラベルの印刷方法。
JP2009179876A 2009-07-31 2009-07-31 剥離紙付きラベル、ラベルプリンタ及びラベルの印刷方法 Active JP5347812B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009179876A JP5347812B2 (ja) 2009-07-31 2009-07-31 剥離紙付きラベル、ラベルプリンタ及びラベルの印刷方法
CN2010102438120A CN101987533A (zh) 2009-07-31 2010-08-02 标签组件、标签打印机和在标签薄片上打印信息的方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009179876A JP5347812B2 (ja) 2009-07-31 2009-07-31 剥離紙付きラベル、ラベルプリンタ及びラベルの印刷方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011033822A JP2011033822A (ja) 2011-02-17
JP5347812B2 true JP5347812B2 (ja) 2013-11-20

Family

ID=43744413

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009179876A Active JP5347812B2 (ja) 2009-07-31 2009-07-31 剥離紙付きラベル、ラベルプリンタ及びラベルの印刷方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5347812B2 (ja)
CN (1) CN101987533A (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5772449B2 (ja) * 2011-09-27 2015-09-02 ブラザー工業株式会社 印刷装置
JP2014119645A (ja) * 2012-12-18 2014-06-30 Toshiba Corp ラベル、および、ラベルプリンタ
JP6699319B2 (ja) * 2016-04-21 2020-05-27 コニカミノルタ株式会社 広告提供システム、プリント制御システム、広告提供方法、およびコンピュータプログラム
CN106904007B (zh) * 2017-03-30 2022-07-19 无锡零零七科技有限公司 传感装置和标签打印机
JP7130374B2 (ja) * 2018-01-09 2022-09-05 小林製薬株式会社 テープセット
CN108256600B (zh) * 2018-01-15 2021-01-01 重庆品胜科技有限公司 标签打印机的rfid标签打印方法、打印方法、装置以及标签打印机
JP7148888B2 (ja) * 2018-09-28 2022-10-06 ブラザー工業株式会社 媒体
US20220115805A1 (en) * 2019-03-05 2022-04-14 Phoenix Contact Gmbh & Co. Kg Labelling profile for marking electrical installations and method for producing labelling strips
DE102019105520A1 (de) 2019-03-05 2020-09-10 Phoenix Contact Gmbh & Co. Kg Beschriftungsprofil zur Kennzeichnung von Elektroinstallationen und Verfahren zum Herstellen eines Beschriftungsprofils
JP7325342B2 (ja) * 2020-01-08 2023-08-14 東芝テック株式会社 サーマルプリンタ、およびプログラム

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05229542A (ja) * 1991-07-09 1993-09-07 Fuji Facom Corp ラベルプリンター装置およびラベルテープ
JP3320860B2 (ja) * 1993-09-24 2002-09-03 株式会社サトー 連続透明ラベル及びその製造方法並びにその貼付方法
JPH09240121A (ja) * 1996-03-13 1997-09-16 Suzuka Fuji Xerox Kk ラベルロールおよびラベル印刷機
JP2000141775A (ja) * 1998-11-04 2000-05-23 Sato Corp ラベル用紙及びラベルプリンタ
CN101593460B (zh) * 2003-06-20 2015-01-07 桑福德有限合伙公司 确定标签料卷中的标签的状态的系统和方法
JP4328194B2 (ja) * 2003-12-24 2009-09-09 株式会社サトー 印刷装置
JP2005254613A (ja) * 2004-03-11 2005-09-22 Fuji Photo Film Co Ltd 画像記録方法及びプリンタ及び記録材料
CN100449589C (zh) * 2005-07-06 2009-01-07 上海寺冈电子有限公司 标签纸
JP5055755B2 (ja) * 2005-11-30 2012-10-24 マックス株式会社 剥離紙付きラベルおよびラベルプリンタ
JP2007233242A (ja) * 2006-03-03 2007-09-13 Toppan Forms Co Ltd 携帯プリンタ用連続ラベル用紙

Also Published As

Publication number Publication date
CN101987533A (zh) 2011-03-23
JP2011033822A (ja) 2011-02-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5347812B2 (ja) 剥離紙付きラベル、ラベルプリンタ及びラベルの印刷方法
JP2007144955A (ja) 剥離紙付きラベルおよびラベルプリンタ
US20090167013A1 (en) Release coated paper-attached label and label printer
JP4732946B2 (ja) ぺージピッチ検出方法及びぺージピッチ検出装置とプリンタ
JP2011011389A (ja) サーマルプリンターおよびそのラベル用紙検出方法
JP2012143986A (ja) バーコードプリンター、バーコードプリンターのバーコード読み取り検証方法
JP5023476B2 (ja) 剥離紙付きラベルおよびラベルプリンタ
JP2010082915A (ja) ラベルプリンタ
JP5712638B2 (ja) 台紙レスラベルプリンタ
JP2012131165A (ja) サーマルプリンタ、サーマルプリンタのラベル用紙検出方法
JP5055755B2 (ja) 剥離紙付きラベルおよびラベルプリンタ
JP5515109B2 (ja) シート材移送装置
JP2007144956A (ja) 剥離紙付きラベルおよびラベルプリンタ
JP5749036B2 (ja) 検証装置
JP4143001B2 (ja) ラベル連続体およびプリンタ
JP2008055604A (ja) 印字装置
JP2010188628A (ja) 純正ラベルおよびラベルプリンタ
JP2011173278A (ja) バーコードプリンター
JP4930557B2 (ja) 剥離紙付きラベルおよびラベルプリンタ
JP5030288B2 (ja) プリンタ
JP5619564B2 (ja) 検証装置
JP5290221B2 (ja) 位置検出装置およびプログラム
JP2899456B2 (ja) ラベルプリンタ
JP2007144954A (ja) 剥離紙付きラベルおよびラベルプリンタ
JP5207292B2 (ja) ラベル製造方法およびラベル製造装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110801

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120927

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121002

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121203

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130723

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130805

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5347812

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150