JP5327473B2 - ワーク昇降支持装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車組立てラインにおいて、自動車ボディーを区間ごとに高さを変えながら搬送する台車式搬送装置に活用できるワーク昇降支持装置に関するものである。
自動車組立てラインにおいて自動車ボディーを搬送する場合、トリムラインやファイナルラインと称される作業区間では自動車ボディーを走行台車表面に接近する最低高さで支持させなければならない。又、シャーシーラインと称される作業区間では、自動車ボディーの下側に作業者が入り込めるだけの十分に高いレベルで自動車ボディーを支持しなければならない。このような状況において走行台車上に設置して利用できるワーク昇降支持装置としては、特許文献1に記載されるように、ワーク支持台をパンタグラフ機構により垂直昇降自在に支持させたものや、特許文献を開示していないが、走行台車上に立設された支柱に沿って昇降する昇降体の側部や垂直に伸縮自在な昇降体の真上にワーク支持台を支持させる構成のものが知られている。
特開昭62−218305号公報
特許文献1に記載されるパンタグラフ機構利用のワーク昇降支持装置では、自動車ボディーなどのワークと台車との間の空間内にワークを昇降自在に支持する手段、即ち、パンタグラフ機構を配設することができるが、最大揚程が低く、シャーシーラインでのワーク搬送装置として活用することは難しい。又、支柱使用のリフターによりワーク昇降支持装置を構成するときは、ワークの外側に支柱を配置しなければならず、支持するワークの周囲の作業空間を狭めることになる。更に、垂直に伸縮自在な昇降体使用のリフターによりワーク昇降支持装置を構成する場合、最大揚程を大きくしようとすると、ワーク昇降支持装置の縮小状態での高さが比較的大きくなり、ワーク昇降支持装置の全体をワーク(自動車ボディー)の下側空間内に納めようとすると、走行台車の下側にワーク昇降支持装置を突出させなければならず、低床の走行台車を利用することができない。
本発明は、上記のような従来の問題点を解消することのできるワーク昇降支持装置を提案するものであって、請求項1に記載の本発明に係るワーク昇降支持装置は、後述する実施例の説明において使用した参照符号を括弧付きで付して示すと、基台(8)上に左右一対の中折れ二連リンク機構(3A,3B)が並設され、各中折れ二連リンク機構(3A,3B)は、中間リンク部材(9)と基台(8)との間に介装された下側平行リンク(10)と、前記中間リンク部材(9)と上側リンク部材(11)との間に介装された上側平行リンク(12)とから構成され、各中折れ二連リンク機構(3A,3B)の上側リンク部材(11)に、ワーク(W)の左右両側部を支持する前後方向に長い左右一対のワーク支持台(4A,4B)の長さ方向中間位置が支持され、これらワーク支持台(4A,4B)を所定高さまで垂直に上昇させたときの展開起立姿勢にある各中折れ二連リンク機構(3A,3B)を、その展開起立姿勢に保持するロック手段(15)が併設され
前記基台(8)の外側にはリフターが配設され、このリフターは、各中折れ二連リンク機構(3A,3B)の前後両側で左右一対の前記ワーク支持台(4A,4B)を支持して垂直に昇降する前後一対、左右二組のフォーク(F)を備え、これらフォーク(F)の垂直昇降により、支持する前記ワーク支持台(4A,4B)が、各中折れ二連リンク機構(3A,3B)が折り畳み倒伏姿勢にあるときの最低位置と、各中折れ二連リンク機構(3A,3B)が前記ロック手段(15)で保持される展開起立姿勢にあるときの最高位置との間で、垂直に平行昇降運動するように構成され、
前記ロック手段(15)で保持された展開起立姿勢にある各中折れ二連リンク機構(3A,3B)が、前記フォーク(F)で支持されていないワーク支持台(4A,4B)を前記最高位置で支持する構成となっている。
上記本発明を実施する場合、具体的には請求項2に記載のように、各ワーク支持台(4A,4B)は、展開起立姿勢にある各中折れ二連リンク機構(3A,3B)から相手側の中折れ二連リンク機構(3A,3B)のある側に向かって内向きに突設し、各中折れ二連リンク機構(3A,3B)は、展開起立姿勢から相手側の中折れ二連リンク機構(3A,3B)のある側に向かって内向きに折り畳まれるように構成することができる。
ロック手段(15)は、請求項3に記載のように、中折れ二連リンク機構(3A,3B)の下側平行リンク(10)と上側平行リンク(12)との間の角度を規制する第一係止手段(13)と、中折れ二連リンク機構(3A,3B)の下側平行リンク(10)と基台(8)との間の角度を規制する第二係止手段(14)とから構成することができる。又、ロック手段(15)は、請求項4に記載のように、2つの並列する展開起立姿勢の中折れ二連リンク機構(3A,3B)が、中間リンク部材(9)の位置が外側に張り出す中膨らみ対称くの字形となる状態でロックするように構成することができるし、逆に、請求項5に記載のように、2つの並列する展開起立姿勢の中折れ二連リンク機構(3A,3B)が、中間リンク部材(9)の位置が内側に張り出す中凹み対称くの字形となる状態でロックするように構成することができる。
又、請求項6に記載のように、各中折れ二連リンク機構(3A,3B)の上側リンク部材(11)を連結部材(28)により連結一体化することができる。更に、請求項7に記載のように、各中折れ二連リンク機構(3A,3B)は、折り畳み倒伏姿勢にあるときに下側平行リンク(10)と上側平行リンク(12)の各支軸が同一水平面上に位置するように構成することができる。
本発明のワーク昇降支持装置を一定走行経路上で走行する台車(2)上に設置して利用するときは、請求項8に記載のように、前記基台(8)は一定走行経路上を走行する台車(2)により構成し、この台車(2)の走行経路中のワーク支持高さ切換え地点の経路脇に前記リフターを配設すれば良い。この場合、請求項9に記載のように、その台車(2)に、各中折れ二連リンク機構(3A,3B)を展開起立姿勢よりも低い中間展開起立姿勢と折り畳み倒伏姿勢との間で起伏運動させる昇降体(34)を設け、この昇降体(34)を台車(2)の走行に伴って昇降操作するカムレール(35a,35b)を台車走行経路側に敷設することができる。
請求項10に記載の第二の発明に係るワーク昇降支持装置は、基台(8)上に左右一対の中折れ二連リンク機構(48A,48B)が並設され、各中折れ二連リンク機構(48A,48B)は、下端が基台(8)上に軸支された下側リンク(49)と、この下側リンク(49)に下端が軸支された上側リンク(50)とから構成され、各中折れ二連リンク機構(48A,48B)の上側リンク(50)の上端に、ワーク(W)の左右両側部を支持する前後方向に長い左右一対のワーク支持台(4A,4B)の長さ方向中間位置が上下揺動自在に軸支され、これらワーク支持台(4A,4B)を所定高さまで垂直に上昇させたときの展開起立姿勢にある各中折れ二連リンク機構(48A,48B)をその展開起立姿勢に保持するロック手段(51)と、展開起立姿勢にある各中折れ二連リンク機構(48A,48B)に対してワーク支持台(4A,4B)を水平姿勢に保持するワーク支持台係止手段(52)が併設され
前記基台(8)の外側にはリフターが配設され、このリフターは、各中折れ二連リンク機構(48A,48B)の前後両側で左右一対の前記ワーク支持台(4A,4B)を支持して垂直に昇降する前後一対、左右二組のフォーク(F)を備え、これらフォーク(F)の垂直昇降により、支持する前記ワーク支持台(4A,4B)が、各中折れ二連リンク機構(48A,48B)が折り畳み倒伏姿勢にあるときの最低位置と、各中折れ二連リンク機構(48A,48B)が前記ロック手段(51)で保持される展開起立姿勢にあるときの最高位置との間で、垂直に平行昇降運動するように構成され、
前記ロック手段(51)で保持された展開起立姿勢にある各中折れ二連リンク機構(48A,48B)が、前記フォーク(F)で支持されていないワーク支持台(4A,4B)を前記最高位置で支持する構成となっている。
又、請求項11に記載の第三の発明に係るワーク昇降支持装置は、基台(8)上に左右一対の中折れ二連リンク機構(48A,48B)が並設され、各中折れ二連リンク機構(48A,48B)は、下端が基台(8)上に軸支された下側リンク(49)と、この下側リンク(49)に下端が軸支された上側リンク(50)とから構成され、各中折れ二連リンク機構(48A,48B)の上側リンク(50)の上端に、ワーク(W)の左右両側部を支持する1つのワーク支持台(78)の左右両側部の長さ方向中間位置が軸支されて、両中折れ二連リンク機構(48A,48B)の上側リンクの上端どうしが前記1つのワーク支持台(78)により連結され、このワーク支持台(78)を所定高さまで垂直に上昇させたときの展開起立姿勢にある各中折れ二連リンク機構(48A,48B)をその展開起立姿勢に保持するロック手段が併設され
前記基台(8)の外側にはリフターが配設され、このリフターは、各中折れ二連リンク機構の前後両側で前記ワーク支持台の左右両側部を支持して垂直に昇降する前後一対、左右二組のフォーク(F)を備え、これらフォーク(F)の垂直昇降により、支持する前記ワーク支持台(78)が、各中折れ二連リンク機構が折り畳み倒伏姿勢にあるときの最低位置と、各中折れ二連リンク機構(48A,48B)が前記ロック手段(15)で保持される展開起立姿勢にあるときの最高位置との間で、垂直に平行昇降運動するように構成され、
前記ロック手段(15)で保持された展開起立姿勢にある両中折れ二連リンク機構(48A,48B)が、前記フォーク(F)で支持されていないワーク支持台(78)を前記最高位置で支持する構成となっている。
上記第二又は第三の発明を実施する場合、請求項12に記載のように、ワーク支持台(4A,4B,78)は、展開起立姿勢にある各中折れ二連リンク機構(48A,48B)から相手側の中折れ二連リンク機構(48A,48B)のある側に向かって内向きに突出させ、各中折れ二連リンク機構(48A,48B)は、展開起立姿勢から相手側の中折れ二連リンク機構(48A,48B)のある側に向かって内向きに折り畳まれるように構成することができるし、請求項13に記載のように、ロック手段(15)は、中折れ二連リンク機構(48A,48B)の下側リンク(49)と上側リンク(50)との間の角度を規制する第一係止手段(58)と、中折れ二連リンク機構(48A,48B)の下側リンク(49)と基台(8)との間の角度を規制する第二係止手段(59)とから構成することができる。更に、請求項14に記載のように、中折れ二連リンク機構(48A,48B)は、折り畳み倒伏姿勢にあるときに下側リンク(49)と上側リンク(50)の各支軸が同一水平面上に位置するように構成することができる。
上記第二又は第三の発明に係るワーク昇降支持装置を一定走行経路上で走行する台車(2)上に設置して利用するときは、請求項15に記載のように、前記基台(8)は一定走行経路上を走行する台車(2)により構成し、この台車(2)の走行経路中のワーク支持高さ切換え地点の経路脇に前記リフターを配設すれば良い。この場合、請求項16に記載のように、その台車(2)に、中折れ二連リンク機構(48A,48B)が展開起立姿勢よりも低い中間展開起立姿勢にあるときの中間高さと、中折れ二連リンク機構(48A,48B)が折り畳み倒伏姿勢にあるときの下降位置との間でワーク支持台(4A,4B,78)を昇降運動させる昇降体(71)を設け、この昇降体(71)を台車(2)の走行に伴って昇降操作するカムレール(76a,76b)を台車走行経路側に敷設することができる。
請求項1に記載の本発明の構成によれば、折り畳み倒伏姿勢にある2つの中折れ二連リンク機構で支持された状態の2つのワーク支持台上で自動車ボディーなどのワークを支持させることにより、2つのワーク支持台(各中折れ二連リンク機構の上側リンク部材)がワークを介して一体に連結された状態になる。従って、リフターの前後一対、左右二組のフォークにより2つのワーク支持台(各中折れ二連リンク機構の上側リンク部材)を垂直に持ち上げることにより、2つの中折れ二連リンク機構の展開起立運動を伴って、ワーク支持台上で支持されたワークを垂直に平行上昇させることができる。ワークが所定高さまで上昇したならば、ロック手段を作用させて、2つの中折れ二連リンク機構を所定角度の展開起立姿勢に保持させることにより、前記リフターのフォークを退出させても、この展開起立姿勢に保持されている2つの中折れ二連リンク機構によりワークを所定高さに保持させることができる。
即ち、中折れ二連リンク機構が折り畳み倒伏姿勢にあるときはワークが最低位置で支持され、中折れ二連リンク機構が展開起立姿勢にあるときはワークが最高位置で支持されることになるので、外部のリフターにより中折れ二連リンク機構を折り畳み倒伏姿勢と展開起立姿勢とに切り換えることにより、支持するワークの高さを最低位置と最高位置との間で切り換えることができる。しかも、中折れ二連リンク機構が展開起立姿勢となったときは、下側平行リンクと上側平行リンクとが略垂直一直線状に展開した状態であるから、中折れ二連リンク機構が折り畳み倒伏姿勢にあるときのワーク支持台の最低位置に対して、非常に高い位置でワーク支持台を支持させることができる。又、ワークを最高位置で支持させたとき、このワークを支持している左右一対のワーク支持台の前後長さ方向の中間位置の下側に略垂直一直線状に展開した中折れ二連リンク機構が直立しているだけであって、ワークの下側に広い作業空間を確保することができる。
従って、本発明のワーク昇降支持装置を自動車組立てラインにおける自動車ボディー搬送用の走行台車上に設置して使用することにより、自動車ボディーを走行台車表面に接近する最低高さで支持させなければならないトリムラインやファイナルラインと称される作業区間では、中折れ二連リンク機構を折り畳み倒伏姿勢としておき、自動車ボディーの下側に作業者が入り込めるだけの十分に高いレベルで自動車ボディーを支持しなければならないシャーシーラインと称される作業区間では、中折れ二連リンク機構を展開起立姿勢に切り換えることにより、それぞれの作業区間に適した高さに自動車ボディーを支持させることができる。しかも、最高位置で支持される自動車ボディーの下側には広い作業空間を確保することができ、作業性を低下させることもない。又、支柱使用のリフターや垂直に伸縮自在な昇降体使用のリフターによりワーク昇降支持装置を構成する場合に生じるような問題点も全て解消できる。
特に、請求項2や請求項12に記載の構成によれば、最低位置で支持されるワークと基台(走行台車)表面との間に折り畳み倒伏姿勢にある中折れ二連リンク機構を収容できるので、ワークの外側に支持手段が大きく張り出すような場合と比較して、ワーク周囲に広い作業空間を確保することができ、作業性を改善できる。
又、請求項3や請求項13に記載の構成によれば、中折れ二連リンク機構を展開起立姿勢に保持させるためのロック手段の構成が簡単になり、容易に実施できる。又、中折れ二連リンク機構を基台に対して完全に垂直な一直線状に起立する展開起立姿勢で保持させることもできるが、請求項4又は5に記載の構成によれば、当該展開起立姿勢の中折れ二連リンク機構を容易且つ安定的に保持させることができるし、ロック手段に係る負担も軽減できる。又、請求項6に記載の構成によれば、ワークを最高位置で支持する状態でのワーク昇降支持装置全体の安定性が増し、ロック手段に係る負担も軽減できる。
又、請求項7や請求項14に記載の構成によれば、最低位置でワークを支持する折り畳み倒伏姿勢の中折れ二連リンク機構の嵩を非常に低くすることができ、最低位置で支持するワークの基台上の高さを十分に低くすることができる。
更に、請求項9や請求項16に記載の構成によれば、折り畳み倒伏姿勢の中折れ二連リンク機構で支持される最低位置と展開起立姿勢の中折れ二連リンク機構で支持される最高位置との間の中間高さ位置でワークを支持させることが可能になり、しかもこの中間高さ位置と最低位置との間でワークを昇降させるために台車側に特別な動力源が不要であり、容易且つ安価に実施することができる。
第一発明の実施例であって、A図はワークが最低位置で支持される状態を示す正面図、B図はワークが最高位置で支持される状態を示す正面図である。 図1Bの左側面図である。 図1Bの状態のワーク昇降支持装置の上端部の平面図である。 図1Bの状態のワーク昇降支持装置の下半部を示す横断平面図である。 A図は片側の中折れ二連リンク機構を示す背面図、B図は同中折れ二連リンク機構の側面図である。 A図は中折れ二連リンク機構の構成部品の一部を示す分解正面図、B図はA図の一部品の変形例を示す正面図、C図は中折れ二連リンク機構の構成部品の全体を示す分解側面図である。 折り畳み倒伏姿勢にある片側の中折れ二連リンク機構を示す平面図である。 図1Aに示す状態から図1Bに示す状態に至る中間第一段階を示す正面図である。 同上中間第二段階を示す正面図である。 同上中間第三段階を示す正面図である。 第一発明の実施例の第一変形例を示す正面図である。 第一発明の実施例の第二変形例を示す図であって、A図は右半分がワーク支持台を中間高さ位置まで押し上げた状態を示し、左半分がワーク支持台を最低位置まで下げた状態を示す正面図、B図は要部の拡大図である。 第一発明の実施例の第三変形例を示すもので、A図はワークが最高位置で支持されるときの状態を示す正面図とその一部分の拡大図、B図はワークが最高位置で支持される直前の状態を示す片側の中折れ二連リンク機構の正面図とその一部分の拡大図である。 第一発明の実施例の第四変形例を示すもので、A図は片側の中折れ二連リンク機構を示す側面図、B図は同中折れ二連リンク機構の正面図である。 同上中折れ二連リンク機構の上端側を省いた平面図である。 第二発明の実施例において、ワークが最高位置で支持される状態を示す一部切欠き正面図である。 同上の側面図とその一部分の拡大図である。 同上の実施例において、A図は中折れ二連リンク機構が折り畳み倒伏姿勢にある状態を示す一部切欠き正面図、B図は同要部の平面図である。 図18Aに示す状態から図16に示す状態に至る中間第一段階を示す一部切欠き正面図である。 同上中間第二段階を示す一部切欠き正面図である。 第二発明の実施例の第一変形例を示す図であって、右半分がワーク支持台を中間高さ位置まで押し上げた状態を示し、左半分がワーク支持台を最低位置まで下げた状態を示す一部切欠き正面図である。 第三発明の実施例を示す要部の正面図である。 第一発明の実施例の第五変形例を示す片側の中折れ二連リンク機構の背面図である。
先ず、第一発明の実施例を、図1〜図10に基づいて説明すると、この実施例では本発明のワーク昇降支持装置が、ガイドレール1上に支持されて走行する走行台車2上に設置されている。この走行台車2上のワーク昇降支持装置は、走行台車2の走行方向を前後方向として、左右一対の中折れ二連リンク機構3A,3Bと、これら各中折れ二連リンク機構3A,3Bに支持された左右一対のワーク支持台4A,4Bから構成されている。各ワーク支持台4A,4Bは、左右対称形のものであって、前後方向に長い長尺の棒状部材5、この棒状部材5の前後両端から内側に突設されたアーム6a,6b、及び各アーム6a,6bの先端上側に設けられたワーク支持具7から構成され、棒状部材5の長さ方向の略中央部が中折れ二連リンク機構3A,3Bによって支持されている。尚、左右一対の中折れ二連リンク機構3A,3Bは、左右一対のワーク支持台4A,4Bで左右両側辺の前後2箇所が支持される自動車ボディーなどのワークWの左右両側辺の長さ方向の中間真下位置に設けられている。
各中折れ二連リンク機構3A,3Bは、左右対称形のものであって、走行台車2の台車本体である基台8と中間リンク部材9との間に介装された下側平行リンク対10と、中間リンク部材9と上側リンク部材11との間に介装された上側平行リンク対12とから構成されている。そして各中折れ二連リンク機構3A,3Bには、下側平行リンク対10と上側平行リンク対12との間の角度を規制する第一係止手段13と、下側平行リンク対10と基台8との間の角度を規制する第二係止手段14とから構成されたロック手段15が併設されている。
以下、詳細に説明すると、図5及び図6に示すように、下側平行リンク対10は2本のリンク10a,10bから成り、両リンク10a,10bの一端は、それぞれ基台8上に前後方向と左右方向とに位置をずらして固定された軸受け16a,16bに前後水平方向の支軸17a,17bにより左右揺動自在に軸支されている。上側平行リンク対12は、中間リンク部材9を挟むように配置された2本のリンク12a,12bから成り、一方のリンク12aの一端と、下側平行リンク対10の一方のリンク10aの遊端と、左右方向水平に配置された中間リンク部材9の一端とが、共通の前後水平方向の支軸18aにより揺動自在に軸支連結されると共に、他方のリンク12bの一端と、下側平行リンク対10の他方のリンク10bの遊端と、左右方向水平に配置された中間リンク部材9の他端とが、共通の前後水平方向の支軸18bにより揺動自在に軸支連結されている。中折れ二連リンク機構3A,3Bの上側リンク部材11は、ワーク支持台4A,4Bの棒状部材5の長さ方向の略中央部に固着され、その棒状部材5の下側で当該棒状部材5に対して左右対称位置に軸受け部11a,11bを備えている。而して、上側平行リンク対12の両リンク12a,12bの他端は、前記上側リンク部材11の軸受け部11a,11bにそれぞれ前後水平方向の支軸19a,19bにより揺動自在に軸支連結されている。
上記構成により、各中折れ二連リンク機構3A,3Bは、正面視においては、基台8側の左右一対の支軸17a,17bと中間リンク部材9側の左右一対の支軸18a,18bとが平行四辺形の各頂点に位置すると共に、中間リンク部材9側の左右一対の支軸18a,18bとワーク支持台4A,4B側の左右一対の支軸19a,19bとが平行四辺形の各頂点に位置することになる。そして側面視では、中間リンク部材9の両外側に隣接して上側平行リンク対12のリンク12a,12bが並列し、更に当該リンク12a,12bの両外側に隣接して下側平行リンク対10のリンク10a,10bが並列する状態となっている。
各中折れ二連リンク機構3A,3Bに併設されたロック手段15について説明すると、このロック手段15を構成する第一係止手段13は、被係止部材20と、この被係止部材20の先端から切り込み形成された凹部20aに対して係脱自在な係止片21とから構成されたもので、被係止部材20は、下側平行リンク対10のリンク10aの中間リンク部材9側の端部から当該リンク10aの延長方向に固着突設された帯状板から成り、係止片21は、上側平行リンク対12のリンク12aに、このリンク12aの長さ方向に対して直交し且つ被係止部材20の板面と平行な支軸22により軸支されている。又、ロック手段15を構成する第二係止手段14は、下側平行リンク対10のリンク10aの下端近傍位置に前後水平方向に貫通するように設けられた被係止孔23と、基台8上に取り付けられた支持部材24に被係止孔23に対して嵌合離脱自在に支持された係止ピン25とから構成されている。
更に、各中折れ二連リンク機構3A,3Bには、下側平行リンク対10に対する上側平行リンク対12の展開角度を制限するストッパー26,27が併設されている。ストッパー26は、リンク10aの側面に固着されたストッパー部材26aと、リンク12aの中間リンク部材9側の端部周面に固着されたストッパー部材26bとから構成されて、両ストッパー部材26a,26bの当接により、下側平行リンク対10のリンク10aと上側平行リンク対12のリンク12aとの間の展開角度を制限する。又、ストッパー27は、リンク10bの側面に固着されたストッパー部材27aと、リンク12bの中間リンク部材9側の端部周面に固着されたストッパー部材27bとから構成されて、両ストッパー部材27a,27bの当接により、下側平行リンク対10のリンク10bと上側平行リンク対12のリンク12bとの間の展開角度を制限する。勿論、両ストッパー26,27が制限するリンク10a,12a間の展開制限角度とリンク10b,12b間の展開制限角度とは同一である。又、ストッパー26,27の内、何れか一方のストッパーのみを採用しても良い。
上記構成のワーク昇降支持装置において、両中折れ二連リンク機構3A,3Bは、図1A及び図7に示すように、互いに接近する内側に向かって折り畳むことができる。即ち、下側平行リンク対10を支軸17a,17bの周りで内向きに回動させると共に、上側平行リンク対12を支軸18a,18bの周りで逆の外向きに回動させることにより、下側平行リンク対10の両リンク10a,10b間に上側平行リンク対12の両リンク12a,12bが嵌まり込み、これら各リンク10a,10b,12a,12b、中間リンク部材9、及び上側リンク部材11の軸受け部11a,11bの全てが左右水平向きになって基台8の表面上に倒伏支持される。即ち、各リンク10a,10b,12a,12b、中間リンク部材9、及び上側リンク部材11の軸受け部11a,11bの全てが同一高さにおいて前後方向に重なり、全ての支軸17a〜19bが同一水平面上に位置し、上側リンク部材11に固着されたワーク支持台4A,4Bの棒状部材5のみが、この折り畳み倒伏姿勢になった中折れ二連リンク機構3A,3Bの上側に重なる状態となる。尚、下側平行リンク対10のリンク10a,10bの両端軸間距離と上側平行リンク対12のリンク12a,12bの両端軸間距離とは等しいので、中折れ二連リンク機構3A,3Bが折り畳み倒伏姿勢になったとき、図7に示すように、支軸17a,19aが同心状に直列すると共に、支軸17b,19bが同心状に直列することになる。
上記のように両中折れ二連リンク機構3A,3Bが折り畳み倒伏姿勢になったとき、その内端部、即ち、下側平行リンク対10と上側平行リンク対12との間の折曲部が、基台8の左右幅方向の略中央位置で互いに隣り合う状態になる。勿論、上記のように両中折れ二連リンク機構3A,3Bを折り畳み倒伏姿勢にするとき、ロック手段15の第一係止手段13における係止片21は、リンク12bと平行になる向きに回動させて、被係止部材20の凹部20aから離脱させると共に、中折れ二連リンク機構3A,3Bの折り畳み動作の邪魔にならない非係止姿勢に切り換えておく。又、ロック手段15の第二係止手段14における係止ピン25は、リンク10a側の被係止孔23から離脱した非係止位置に切り換えておく。
両中折れ二連リンク機構3A,3Bが折り畳み倒伏姿勢にあるとき、ワーク支持台4A,4Bは基台8上に最接近した最低位置にあるので、このワーク支持台4A,4B上に適当な手段でワークWを移載し、ワークWの左右両側辺の前後2箇所をワーク支持台4A,4Bのワーク支持具7で支持させる。このあと、最低位置にあるワーク支持台4A,4Bの棒状部材5と基台8との間に、好ましくは中折れ二連リンク機構3A,3Bの前後両側で、リフターのフォークFを基台8の左右両側から水平に差し込む。所定深さまでフォークFを差し込んだならば、これらフォークFを上昇駆動させて、フォークFにより左右一対のワーク支持台4A,4Bを、棒状部材5を介して垂直上方に持ち上げる。このときのワーク支持台4A,4Bの垂直平行上昇に伴って、図8に示すように、両中折れ二連リンク機構3A,3Bの下側平行リンク対10が支軸17a,17bの周りで外向きに起立回動すると同時に、上側平行リンク対12が支軸18a,18bの周りで内向きに起立回動し、両中折れ二連リンク機構3A,3Bが折り畳み倒伏姿勢から展開起立運動することになる。
図9に示すように、両中折れ二連リンク機構3A,3Bが垂直に一直線状になる直前の、中間リンク部材9の位置が内側に若干突出する中凹み対称くの字形となった時点で、フォークFによるワーク支持台4A,4Bの持ち上げを停止し、例えばフォークFを備えたリフターに設けられたプッシャー(引き寄せ具)により両中折れ二連リンク機構3A,3Bの上下両端間の適当位置を外向きに押圧する。この結果、両中折れ二連リンク機構3A,3Bは、図10に示す垂直一直線状になる完全起立姿勢を経由して、中間リンク部材9の位置が外側に若干突出する中膨らみ対称くの字形になって、再び両ワーク支持台4A,4Bの棒状部材5がフォークFに支持されることになる。このとき、若しくはこの後のフォークFの若干の降下により、両中折れ二連リンク機構3A,3Bが図1Bに示す所期の最終展開起立姿勢となり、それ以上の中折れ二連リンク機構3A,3Bの外側への屈曲運動が、ストッパー26,27のストッパー部材26a,26bどうし及びストッパー部材27a,27bどうしの当接により阻止される。
尚、フォークFの昇降操作を精度良く行えるのであれば、若しくは中折れ二連リンク機構3A,3Bが図10に示す垂直一直線状の完全起立姿勢にある状態でフォークFがワーク支持台4A,4Bに上向きの持ち上げ力を作用させても、その力を吸収する機構を組み合わせる場合、例えば、軸受け16a,16bの軸孔を上下方向の長孔にして、両中折れ二連リンク機構3A,3Bを少し上方に引き上げ可能に構成する場合には、図9に示す状態でフォークFによるワーク支持台4A,4Bの持ち上げを停止しないで、中折れ二連リンク機構3A,3Bが図10に示す垂直一直線状の完全起立姿勢になるまで、フォークFによりワーク支持台4A,4Bを持ち上げてから停止させ、この後、上記のようにプッシャー(引き寄せ具)により両中折れ二連リンク機構3A,3Bの上下両端間の適当位置を外向きに押圧しながらフォークFを降下させ、両中折れ二連リンク機構3A,3Bを図1Bに示す所期の最終展開起立姿勢に到達させることができる。
ストッパー26,27によって両中折れ二連リンク機構3A,3Bが図1Bに示す所期の展開起立姿勢で制止されたならば、ロック手段15の第一係止手段13におけるリンク12a側の係止片21を、支軸22の周りに下向きに回動させてリンク10a側の被係止部材20の凹部20aに嵌合させると共に、第二係止手段14の係止ピン25を進出移動させて、リンク10a側の被係止孔23に挿入させる。換言すれば、ロック手段15の第一係止手段13及び第二係止手段14は、ストッパー26,27によって両中折れ二連リンク機構3A,3Bが図1Bに示す所期の最終展開起立姿勢で制止されたときのみ、係止片21を被係止部材20の凹部20aに嵌合させることができると共に、係止ピン25を被係止孔23に挿入させることができるように構成されている。
上記のようにロック手段15の第一係止手段13及び第二係止手段14を作用させることにより、中折れ二連リンク機構3A,3Bの下側平行リンク対10と上側平行リンク対12との間の角度が第一係止手段13によって固定されると共に、下側平行リンク対10と基台8との間の角度が第二係止手段14によって固定され、両中折れ二連リンク機構3A,3Bは、図1Bに示すように、中間リンク部材9の位置が外側に若干突出する中膨らみ対称くの字形の所期の最終展開起立姿勢で基台8に固定されることになり、フォークFを降下させて外側に引き抜くことができる。
尚、中折れ二連リンク機構3A,3Bが所期の最終展開起立姿勢にあるとき、それ以上の中折れ二連リンク機構3A,3Bの外側への屈曲運動がストッパー26,27によって阻止されているので、第一係止手段13は、中折れ二連リンク機構3A,3Bが図10に示す垂直一直線状になる完全起立姿勢の方に展開するのを阻止すれば良く、従って、第一係止手段13の被係止部材20には、図6Bに示すように、係止片21の側面に当接して、中折れ二連リンク機構3A,3Bが図10に示す垂直一直線状になる完全起立姿勢の方に展開するのを阻止する当接面20bがあれば良い。即ち、ロック手段15の第一係止手段13の一部分をストッパー26,27によって構成することができる。
尚、第一係止手段13の係止片21は、被係止部材20側の凹部20a(又は当接面20b)に係合する係止姿勢と当該凹部20a(又は当接面20b)から離脱した非係止姿勢とにバネ力に抗して択一的に切換え自在に構成し、フォークFを備えたリフター側の切換え手段により係止片21を係止姿勢と非係止姿勢との間で切換え操作できるように構成することができるが、係止片21を係止姿勢と非係止姿勢との間で切換えるためのソレノイド、モーター、シリンダーなどの適当なアクチュエーターを第一係止手段13に組み込んでおくことも可能である。同様に、第二係止手段14の係止ピン25も、リンク10a側の被係止孔23に嵌合する係止位置と被係止孔23から離脱した非係止位置とにバネ力に抗して択一的に切換え自在に構成し、フォークFを備えたリフター側の切換え手段により係止ピン25を係止位置と非係止位置との間で切換え操作できるように構成することができるが、係止ピン25を係止姿勢と非係止姿勢との間で切換えるためのソレノイド、モーター、シリンダーなどの適当なアクチュエーターを第二係止手段14に組み込んでおくことも可能である。
両中折れ二連リンク機構3A,3Bで支持されたワーク支持台4A,4Bが支持するワークWによって互いに同一レベルで完全に連結されるか、若しくは後述するように連結部材で互いに連結一体化されている状態であれば、フォークFで両中折れ二連リンク機構3A,3Bが最終の展開起立姿勢になったとき、第二係止手段14で両中折れ二連リンク機構3A,3Bの下側平行リンク対10を基台8に対して固定状態にすれば、両中折れ二連リンク機構3A,3Bを最終の展開起立姿勢に保持することができる。従って、このように構成して、ロック手段15を第二係止手段14のみから構成することも可能である。
最高位置でワークWを支持しているワーク支持台4A,4Bを元の最低位置に下げるときは、最低位置でワークWを支持しているワーク支持台4A,4Bを最高位置まで上げる操作とは逆の操作を行えば良い。即ち、リフターのフォークFをワーク支持台4A,4Bの棒状部材5の下側に差し入れると共に上昇させ、当該フォークFにより棒状部材5を介してワーク支持台4A,4Bを支持している状態で、ロック手段15の第一係止手段13及び第二係止手段14の係止作用を解除させる。即ち、第一係止手段13の係止片21を非係止姿勢に切り換えて被係止部材20の凹部20a(当接面20b)から上方に離脱させると共に、第二係止手段14の係止ピン25を非係止位置に後退させて被係止孔23から離脱させる。この結果、中折れ二連リンク機構3A,3Bは屈曲運動自由な状態になるので、中折れ二連リンク機構3A,3Bの上下両端間の適当位置を、フォークFを備えたリフターに設けられたプッシャーなどにより、外側から内向きに押圧操作し、中折れ二連リンク機構3A,3Bを、図10に示す垂直一直線状になる完全起立姿勢を経由して、図9に示す中間リンク部材9の位置が内側に若干突出する中凹み対称くの字形に切り換え、再び両ワーク支持台4A,4Bの棒状部材5をフォークFに支持させる。この状態でワーク支持台4A,4Bを支持しているフォークFを降下させることにより、中折れ二連リンク機構3A,3Bが中凹み対称くの字形の展開起立姿勢から、図1Aに示すように、基台8の表面で支持される折り畳み倒伏姿勢まで屈曲運動しながら、ワーク支持台4A,4Bが垂直平行に降下し、最低位置に達する。この後、フォークFを両外側へ退出させることにより、ワーク支持台4A,4B(ワークW)を最低位置に下げる操作が完了する。
上記のように、外部のリフターのフォークFにより、支持するワークWを最低位置と最高位置との間で垂直平行に昇降させることができるワーク昇降支持装置を搭載した走行台車2は、自動車組立てラインでの自動車ボディーの搬送手段に利用することにより、当該自動車組立てラインに設定されたトリムラインやファイナルラインでは、ワーク(自動車ボディー)Wを走行台車2の表面近くまで降ろした最低位置で支持させ、シャーシーラインでは、ワーク(自動車ボディー)Wの下側に作業者が入り込める高さ、即ち、最高位置まで支持するワーク(自動車ボディー)Wを上げた状態で支持させることができる。このように本発明のワーク昇降支持装置を搭載した走行台車2を利用する場合、トリムラインからシャーシーラインへの切換え地点やシャーシーラインからファイナルラインへの切換え地点の経路脇に、フォークFやプッシャー、及びロック手段15の操作手段などを備えたリフターが併設される。
尚、中折れ二連リンク機構3A,3Bを最終展開起立姿勢に保持するロック手段15の構成は、上記実施例のものに限定されない。上記実施例において、第一係止手段13を動作させた状態では、中折れ二連リンク機構3A,3Bが中折れできないそれぞれ1つの平行リンクに相当する状態になるだけであるから、両中折れ二連リンク機構3A,3Bで支持されたワーク支持台4A,4BがワークWによって、若しくは後述するように連結部材で互いに連結一体化されている状態でも、最終展開起立姿勢でワークWを支持した左右一対の中折れ二連リンク機構3A,3Bが基台8に対して左右に平行揺動運動することになり、ワークWを所定位置で支持することができない。従って、左右一対の中折れ二連リンク機構3A,3Bの内の少なくとも一方の下側平行リンク対10(リンク10a,10bの少なくとも一方)を第二係止手段14により基台8に対して一定角度に固定するように構成したのであるが、ワークWを支持した最終展開起立姿勢の中折れ二連リンク機構3A,3Bの屈曲運動と基台8に対する揺動運動とを阻止できるロック手段であれば良いので、下側平行リンク対10に対して上側平行リンク対12の平行揺動運動を阻止する第一係止手段13と、下側平行リンク対10と上側平行リンク対12の内の少なくとも一方の平行揺動運動を阻止する係止手段、例えばリンク10a,10b,12a,12bの内の少なくとも1つのリンクと中間リンク部材9又は上側リンク部材11とを結合する手段、若しくは並列するリンク10a,10bどうし又はリンク12a,12bどうしを互いに結合する手段とで、ロック手段を構成することもできる。又、上記の第一係止手段13と組み合わせるのではなく、下側平行リンク対10のリンク10a,10bの1つと、上側平行リンク対12のリンク12a,12bの1つとを、中間リンク部材9に結合する手段によって、ロック手段を構成することも可能である。
更に、ロック手段15を構成する第二係止手段14についての具体的な別の実施例を図25に基づいて説明すると、この第二係止手段14は、下側平行リンク対10のリンク10a,10bの基台8側の端部近傍側面に固着した当接部材90a,90bと、これらリンク10a,10bの基台8側に軸支する軸受け16a,16bから固着突設したストッパー部材91a,91bとから構成した第一ストッパー92、中間リンク部材9の一端部上面に固着した当接部材93aと、上側平行リンク対12の一方のリンク12aの中間リンク部材9側の端部近傍側面に固着したストッパー部材93bとから構成した第二ストッパー94、及び上側平行リンク対12のリンク12a,12bの上側リンク部材11側の端部周面から突設した当接部材95a,95bと、上側リンク部材11の軸受け部11a,11bの側面に固着突設したストッパー部材96a,96bとから構成した第三ストッパー97により、第二係止手段14を構成することができる。
上記各ストッパー92,94,97は、中折れ二連リンク機構3A,3Bが図示の最終展開起立姿勢になって、第一係止手段13により下側平行リンク対10と上側平行リンク対12とが互いに所定角度でロックされた状態において、当接部材90a,90b,93a,95a,95bが相手側のストッパー部材91a,91b,93b,96a,96bにそれぞれ当接するように構成されている。この構成によれば、第一係止手段13により下側平行リンク対10と上側平行リンク対12とが互いに所定角度でロックされた状態の中折れ二連リンク機構3A,3Bの全体が図示の最終展開起立姿勢から外側(両中折れ二連リンク機構3A,3Bが互いに離間する方向)へ平行揺動運動することは、第一ストッパー92によって阻止され、反対の内側へ平行揺動運動することは、第二ストッパー94と第三ストッパー97とで阻止することができる。従って、操作の必要な可動部材(係止ピン25)が不要であり、構造及び制御系を簡単にしてコストダウンを図ることができる。勿論、第一ストッパー92は、リンク10a,10bの内、何れか一方のリンクの外側への揺動を阻止できるように構成すれば良いし、第二ストッパー94と第三ストッパー97も、その内の何れか一方のみを設ければ良い。又、第三ストッパー97を採用する場合も、リンク12a,12bの何れか一方のみを上側リンク部材11に対して揺動を制限できるように構成すれば良い。更に、図示省略したが、第二ストッパー94をリンク12bと中間リンク部材9との間で構成することも可能である。
又、上記構成の左右一対の中折れ二連リンク機構3A,3Bによれば、図3に示すように、左右一対の中折れ二連リンク機構3A,3Bを正面から見たときに外側に位置するリンク10a,12aは、左右一対のワーク支持台4A,4Bが定位置に支持するワーク(自動車ボディー)Wの前寄りの重心位置WPに対し前後方向に距離L1だけ後方に離れた位置にあり、左右一対の中折れ二連リンク機構3A,3Bの内側に位置するリンク10b,12bは、当該重心位置WPに対し前後方向に距離L2(L2>L1)だけ後方に離れた位置にあって、外側のリンク10a,12aよりも重心位置WPから後方に離れている。
これら左右一対の中折れ二連リンク機構3A,3Bが最終展開起立姿勢にあって、ワーク支持台4A,4Bを介してワークWを支持しているときは、外側のリンク10a,12aには引張力が作用し、内側のリンク10b,12bには圧縮力が作用する。従って、引張力が作用する外側のリンク10a,12aをワークWの重心位置WPに近くし、圧縮力が作用する内側のリンク10b,12bをワークWの重心位置WPから遠ざけることにより、これらリンク10a,10b,12a,12bに作用する引張力、圧縮力を軽減させることができる。
尚、図では、ワーク支持台4A,4Bで左右両側辺が支持されるワーク(自動車ボディー)Wの長さ方向(前後方向)に走行台車2が走行するように示しているが、走行台車2は、ワーク支持台4A,4Bで左右両側辺が支持されるワーク(自動車ボディー)Wの左右幅方向に走行するものであっても良い。このような向きに走行台車2を走行させる方がシャーシーラインでの作業に好都合であり、逆にトリムラインやファイナルラインでは、ワーク支持台4A,4Bで左右両側辺が支持されるワーク(自動車ボディー)Wの長さ方向(前後方向)に走行台車2が走行するのが作業に好都合であるから、走行台車2は、前後方向と左右幅方向とに走行方向を切り換えできるものが望ましい。
又、図11に示すように、中折れ二連リンク機構3A,3Bの上側リンク部材11どうしを連結部材28により互いに連結一体化することができる。具体的には、中折れ二連リンク機構3A,3Bの上側リンク部材11にそれぞれ固着された前記棒状部材5の前後両端部どうしを連結部材28により連結して、平面視が矩形枠状の1つのワーク支持台29を構成し、このワーク支持台29の前後左右4箇所にワーク支持具7を突設することができる。
図12に示す実施例では、各中折れ二連リンク機構3A,3Bを展開起立姿勢よりも低い中間展開起立姿勢(図12の右半分で示す)と折り畳み倒伏姿勢(図12の左半分で示す)との間で起伏運動させる昇降体34が設けられ、この昇降体34を走行台車2の走行に伴って昇降操作するカムレール35a,35bが台車走行経路側に敷設されている。尚、昇降体34は、各中折れ二連リンク機構3A,3Bの下側平行リンク対10における内側のリンク10bをそれぞれ各別に突き上げる昇降ロッド36a,36bを使用するものであって、この昇降ロッド36a,36bを昇降のみ自在に案内するための昇降ガイド37a,37bが基台8に設けられ、各昇降ロッド36a,36bの下端には、カムレール35a,35b上を転動するカム従動ローラー38a,38bが軸支されている。
この構成によれば、両中折れ二連リンク機構3A,3Bで支持される左右一対のワーク支持台4A,4Bが、支持するワークWによって互いに同一レベルで完全に連結状態になっているか又は、図11に示した構成により連結一体化されていることが条件になるが、ワーク支持台4A,4Bが最低位置に支持された状態で走行台車2が走行する区間(自動車組立てラインでは、トリムラインやファイナルライン)内でカムレール35a,35bが敷設されている区間を走行台車2が走行するとき、当該カムレール35a,35bによって昇降ロッド36a,36bが押し上げられ、この昇降ロッド36a,36bにより各中折れ二連リンク機構3A,3Bの下側平行リンク対10における内側のリンク10bが同一高さだけ突き上げられて、各中折れ二連リンク機構3A,3Bが最終展開起立姿勢よりも低い中間展開起立姿勢(図12の右半分で示す)まで展開される。従って、カムレール35a,35bが敷設されている区間では、ワーク支持台4A,4Bが支持するワークWを最低位置から中間位置まで上げた状態で搬送することができる。
尚、昇降体34の構成は図12に示す構造に限定されない。例えば、カムレール35a,35bの押し上げ高さより中折れ二連リンク機構3A,3Bに対する突き上げ量を増大させるために、特開2009−51290号公報に記載のように、パンタグラフ機構により支持されて基台8に対し垂直に昇降する昇降台を設け、この昇降台に、各中折れ二連リンク機構3A,3Bの下側平行リンク対10における内側のリンク10bをそれぞれ各別に突き上げる突き上げ部を突設し、前記パンタグラフ機構を構成するクロスリンクの1つに、下端にカム従動ローラーを備えた押し上げ操作部を設けた構成とすることもできる。
図13に示す実施例では、左右一対の中折れ二連リンク機構3A,3Bの最終の展開起立姿勢、即ち、ロック手段15によりロックされるときの左右一対の中折れ二連リンク機構3A,3Bの姿勢が、中間リンク部材9の位置が内側に張り出す中凹み対称くの字形となるように構成している。この構成では、第一係止手段13の被係止部材20には、図6
Bに示すように当接面20bが設けられている。そして、ストッパー26,27は、中折れ二連リンク機構3A,3Bが図13Aに示す最終の展開起立姿勢を超えて、図13Bに示すように、垂直一直線状になる側に少し展開したとき、互いに当接して、それ以上の展開運動を阻止できるように構成されている。
この実施例によれば、折り畳み倒伏姿勢の中折れ二連リンク機構3A,3Bで支持されている最低位置のワーク支持台4A,4BをフォークFで持ち上げるとき、図13Bに示すように、ストッパー26,27が互いに当接して中折れ二連リンク機構3A,3Bのそれ以上の展開運動が阻止される状態まで、ワーク支持台4A,4Bを垂直平行に上昇させる。この状態で、ロック手段15の第一係止手段13における係止片21を係止作用姿勢に切り換えた後、フォークFを降下させると、左右一対のワーク支持台4A,4Bが、支持するワークWによって互いに同一レベルで完全に連結状態になっているか又は、図11に示した構成により連結一体化されていることが条件になるが、荷重により中折れ二連リンク機構3A,3Bが内側へ屈曲しながらワーク支持台4A,4Bが若干平行に降下して、係止片21が被係止部材20の当接面20bに当接し、中折れ二連リンク機構3A,3Bがそれ以上屈曲するのを阻止される。このとき、ロック手段15の第二係止手段14における係止ピン25がリンク10b側の被係止孔23と略同心状に位置するので、当該係止ピン25を係止作用位置に切り換えて被係止孔23に嵌合させ、基台8に対して下側平行リンク対10を固定する。尚、この状態では、図13Aに示すように、ストッパー26,27は働いていない。
上記のように操作して、中折れ二連リンク機構3A,3Bを、図13Aに示す中凹み対称くの字形の最終の展開起立姿勢に切り換えると共に、ロック手段15の第一係止手段13と第二係止手段14とにより、中折れ二連リンク機構3A,3Bを基台8に対して最終の展開起立姿勢に保持させることにより、ワーク支持台4A,4Bで支持されたワークWを所定高さの最高位置に支持させることができる。このワークWを元の最低位置に下ろすときは、フォークFによりワーク支持台4A,4Bを支持した状態で第二係止手段14の係止ピン25を非係止位置に切り換えた後、フォークFによりワーク支持台4A,4Bを少し持ち上げ、ストッパー26,27が互いに当接する、図13Bに示す状態まで中折れ二連リンク機構3A,3Bを展開させ、この状態で第一係止手段13の係止片21を非係止姿勢に切り換える。後は、フォークFによりワーク支持台4A,4Bを垂直平行に降下させれば、中折れ二連リンク機構3A,3Bが折り畳まれて倒伏し、最終の折り畳み倒伏姿勢に達する。
図14及び図15は、中折れ二連リンク機構の別の実施例を示している。この中折れ二連リンク機構39は、ワーク支持台4A,4Bを支持する左右一対の中折れ二連リンク機構が、図1Bに示すように、その中間リンク部材の位置が外側に張り出す中膨らみ対称くの字形になる展開起立姿勢にあるときの片側の中折れ二連リンク機構を示している。而してこの中折れ二連リンク機構39は、走行台車2の台車本体である基台8と中間リンク部材40との間に介装された下側平行リンク群41と、中間リンク部材40と上側リンク部材42との間に介装された上側平行リンク群43とから構成されている。
下側平行リンク群41は4本のリンク41a〜41dから成り、外側2本のリンク41a,41bの一端は、それぞれ基台8上に前後方向に所定間隔を隔てて固定された軸受け44a,44bに互いに同心状の前後水平方向の支軸45a,45bにより左右揺動自在に軸支され、内側2本のリンク41c,41dの一端は、前記軸受け44a,44bに対して左右方向外側へ離れた位置で且つ前後方向に所定間隔を隔てて固定された軸受け44c,44dに互いに同心状の前後水平方向の支軸45c,45dにより左右揺動自在に軸支されている。中間リンク部材40は、2本の水平リンク40a,40bから構成されている。
上側平行リンク群43は3本のリンク43a〜43cから構成され、外側2本のリンク43a,43cの内、一方のリンク43aの一端は、下側平行リンク群41の外側の一方のリンク41aの遊端とその内側に位置する中間リンク部材40の水平リンク40aの一端との間に位置すると共に、これらを前後水平方向に貫通する支軸46aによって相対揺動自在に軸支連結され、他方のリンク43bの一端は、下側平行リンク群41の外側の他方のリンク41bの遊端とその内側に位置する中間リンク部材40の水平リンク40bの一端との間に位置すると共に、これらを前後水平方向に貫通する支軸46bによって相対揺動自在に軸支連結されている。下側平行リンク群41の内側2本のリンク41c,41dの遊端は、上側平行リンク群43の中央のリンク43cの一端を両側から挟む状態で、中間リンク部材40の2本の水平リンク40a,40bの遊端間に位置し、これら5本のリンクを前後水平方向に貫通する1本の支軸46cによって相対揺動自在に軸支連結されている。
上側リンク部材42は、ワーク支持台4A,4Bの棒状部材5の中央領域に固着されて斜め下方に延出する3つの軸受け部材42a〜42cから構成され、外側2つの軸受け部材42a,42bには、上側平行リンク群43の外側2本のリンク43a,43bの遊端が、互いに同心状で前後水平方向の支軸47a,47bによって揺動自在に軸支され、中央の軸受け部材42cには、上側平行リンク群43の中央のリンク43cの遊端が前後水平方向の支軸47cによって揺動自在に軸支されている。
上記構成の中折れ二連リンク機構39は、正面視において、基台8側の左右2列の支軸45a(45b),45c(45d)と中間リンク部材40側の左右2列の支軸46a(46b),46cとが平行四辺形の各頂点に位置すると共に、中間リンク部材40側の左右2列の支軸46a(46b),46cとワーク支持台4A,4B側の左右2列の支軸47a(47b),47cとが平行四辺形の各頂点に位置することになる。そして側面視では、下側平行リンク群41を構成する4本のリンク41a〜41dが略等間隔に並列し、上側平行リンク群43を構成する3本のリンク43a〜43cが、下側平行リンク群41の各リンク41a〜41d間に位置する状態で略等間隔に並列することになる。尚、図では、先の実施例のものと同一構造のロック手段15の第一係止手段13が、下側平行リンク群41の内側2本のリンクの内の一方のリンク41cと、上側平行リンク群43の中央のリンク43cとの間に配設されている。又、ストッパー26,27は、下側平行リンク群41の外側2本のリンク41a,41bと、上側平行リンク群43の外側2本のリンク43a,43bとの間に配設している。ロック手段15の第二係止手段14は省略している。
上記構成の中折れ二連リンク機構39の作用は、先の実施例で示した中折れ二連リンク機構3A,3Bの作用と全く同一であるから、その説明は省略する。
次に第二発明に係る実施例を、図16〜図20に基づいて説明する。この実施例では、走行台車2上に設置される左右一対の中折れ二連リンク機構48A,48Bが、下端が基台8上に軸支された下側リンク対49と、この下側リンク対49に下端が軸支された上側リンク50とから構成され、上側リンク50の上端には、当該上側リンク50から内側へ片持ち状に突出するようにワーク支持台4A,4Bが上下揺動自在に軸支され、ワーク支持台4A,4Bを所定高さまで垂直に上昇させたときの展開起立姿勢にある中折れ二連リンク機構48A,48Bをその展開起立姿勢に保持するロック手段51と、展開起立姿勢にある中折れ二連リンク機構48A,48Bに対してワーク支持台4A,4Bを水平姿勢に保持するワーク支持台係止手段52が併設された構造となっている。
更に詳述すると、下側リンク対49は、前後方向に並列する2本のリンク49a,49bから成り、これらリンク49a,49bの下端が基台8上に固着された軸受け53a,53bに、互いに同心状の前後水平方向の支軸54a,54bにより左右揺動自在に軸支されている。上側リンク50は、下側リンク対49のリンク49a,49b間に位置するもので、その一端が、当該リンク49a,49bの長さ方向中間位置に前後水平方向の支軸50aにより左右揺動自在に軸支連結されている。上側リンク50の遊端は、ワーク支持台4A,4Bの棒状部材5に固着された一対の軸支部材55間に前後水平方向の支軸56により軸支されており、この支軸56の周りでワーク支持台4A,4Bが上側リンク50に対して上下揺動自在となっている。尚、ワーク支持台4A,4Bには、棒状部材5と平行にアーム6a,6b間に支持用補助部材57が架設され、この支持用補助部材57と棒状部材5とフォークFにより支持させることにより、ワーク支持台4A,4BをフォークFにより水平に支持して垂直平行に昇降移動させることができるように構成されている。勿論、このような支持用補助部材57を設けないで、アーム6a,6bをフォークFにより支持させるようにしても良いし、棒状部材5のフォークFで支持される箇所に水平の被支持面を有する部材を固着しても良い。
ロック手段51は、下側リンク対49に対して上側リンク50を、当該下側リンク対49の延長姿勢で係止する第一係止手段58と、基台8に対して下側リンク対49を垂直起立姿勢に固定する第二係止手段59とから構成されている。第一係止手段58は、下側リンク対49の2本のリンク49a,49bの内側遊端部間に固着架設された受け板58aと、下側リンク対49の2本のリンク49a,49bの外側遊端部にそれぞれ、当該リンク49a,49bの長さ方向に対して直角向きで且つ支軸56に対して直角向きの支軸58b,58cにより回転自在に軸支された一対の係止片58d,58eと、上側リンク50の外側面で、当該上側リンク50が下側リンク対49の延長姿勢になったときに前記一対の係止片58d,58eの間に位置する箇所に、一対の係止片58d,58eのある両側に向かって張り出すように固着された被係止板58fから構成されている。前記一対の係止片58d,58eは、図17に示すように、リンク49a,49bと平行な向きの非係止姿勢と、リンク49a,49bに対して直角向きの係止姿勢とに択一的に姿勢切換え時材に構成されている。
第二係止手段59は、下側リンク対49の各リンク49a,49bが基台8に対する垂直起立姿勢から外側へ揺動するのを阻止するように、軸受け53a,53bに組み込まれたストッパー60と、2本の係止用アーム61a,61b、及びこれら係止用アーム61a,61bと係合するように下側リンク対49の各リンク49a,49bから外向きに突設された被係止ピン62a,62bから構成されている。2本の係止用アーム61a,61bは、下側リンク対49の各リンク49a,49bの外側に隣接するもので、各リンク49a,49bの軸受け53a,53bに対して側面視で内側に離れて位置するように基台8上に固着された軸受け63a,63bに前後水平方向の支軸64a,64bにより上下揺動自在に軸支され、前記被係止ピン62a,62bがスライド可能に貫通するガイド用長孔65が、中間適当位置から遊端部にわたって連続するように形成されている。このガイド用長孔65の先端には、下側リンク対49の各リンク49a,49bが基台8に対する垂直起立姿勢になったとき、係止用アーム61a,61bが重力で下方に傾動することにより前記被係止ピン62a,62bが嵌入して、各リンク49a,49bが内側へ傾倒するのを阻止する折曲係止凹部65aが形成されている。
ワーク支持台係止手段52は、上側リンク50と軸支部材55との間に架設された左右一対の中折れ二連リンク66,67と、前記第一係止手段58の受け板58aとで構成されている。中折れ二連リンク66,67は、2本のリンク68a,68bを前後水平方向の支軸68cで軸支連結したもので、内側のリンク68aの遊端は、上側リンク50の両側面に前後水平方向の支軸68dで揺動自在に軸支され、外側のリンク68bの遊端は、軸支部材55の内側両側面に前後水平方向の支軸68eで揺動自在に軸支されている。而して、図16に示すように、中折れ二連リンク機構48A,48Bが展開起立姿勢にあって且つワーク支持台4A,4Bが上側リンク50に対して直角水平向きにあるとき、上側リンク50とワーク支持台4A,4B側の軸支部材55との間の内側入隅部において、前記中折れ二連リンク66,67が略45度の傾斜で直線状に展開し、若しくは中間支軸68cが両端支軸68d,68eを結ぶ直線より僅かに下側に位置する状態に展開し、同時に上側リンク50側のリンク68aの下側辺が、前記第一係止手段58の受け板58aの上側辺で支持され、中折れ二連リンク66,67が下向きに屈曲するのを阻止するように構成されている。
尚、下側リンク対49のリンク49a,49bを軸支する基台8側の軸受け53a,53bの支軸54a,54bが支承される軸孔69と、第二係止手段59の係止用アーム61a,61bを軸支する基台8側の軸受け63a,63bの支軸64a,64bが支承される軸孔70とは、リンク49a,49b及び係止用アーム61a,61bが上方に引き上げられるのを許すように上下方向に長い長孔となっている。
上記構成においては、第二係止手段59の被係止ピン62a,62bが係止用アーム61a,61bのガイド用長孔65内をスライドできる状態において、下側リンク対49を支軸54a,54bの周りにストッパー60から離れる内側へ回動させると共に、この下側リンク対49に対して上側リンク50を支軸50aの周りで外側へ回動させることにより、ワーク支持台係止手段52の中折れ二連リンク66,67が重力(バネ力を併用しても良い)で中央支軸68cが上側リンク50の上端の支軸56から離れる方向に折り畳まれながら軸支部材55が支軸56の周りに下向きに回動しながら、図18に示すように、下側リンク対49、上側リンク50、及び軸支部材55がジグザグ状に折り畳まれて基台8上に倒伏することになる。このとき、下側リンク対49の両側の係止用アーム61a,61bは支軸64a,64bの周りで下側リンク対49と同一方向に回動し、上側リンク50は下側リンク対49のリンク49a,49bの間で逆向きに倒伏し、中折れ二連リンク66,67は、上側リンク50の両側で折り畳まれ、それぞれが、下側リンク対49と同一レベルで平行状態になる。又、軸支部材55は、中折れ二連リンク66,67の外側で下側リンク対49のリンク49a,49b間において、水平姿勢で支持される。
上記のように両中折れ二連リンク機構48A,48Bを折り畳み倒伏姿勢にすることにより、軸支部材55に棒状部材5を介して固定支持されている左右一対のワーク支持台4A,4Bが最低位置で安定しているので、この状態のワーク支持台4A,4B上にワークWを載置支持させることができる。このワークWを最高位置まで上げるときは、先の実施例と同様に、中折れ二連リンク機構48A,48Bの両側で棒状部材5と支持用補助部材57との下側に差し入れて上昇させることにより、両ワーク支持台4A,4BをフォークFにより水平姿勢を保って垂直に上昇させる。この両ワーク支持台4A,4Bの垂直平行上昇移動に伴って、図19及び図20に示すように、下側リンク対49が支軸54a,54bの周りに外向きに回動起立運動すると共に、この下側リンク対49に対して上側リンク50が支軸50aの周りに内向きに回動起立運動を行い、この上側リンク50と軸支部材55との間の入隅部の挟み角度が大きくなるのに伴って、中折れ二連リンク66,67のリンク68a,68bが中央支軸68cの周りに展開方向に回動する。又、係止用アーム61a,61bは、下側リンク対49側の被係止ピン62a,62bによりガイド用長孔65を介して引き上げられ、支軸64a,64bの周りに下側リンク対49と連動して回動起立運動を行なう。
図16に示すように、ワーク支持台4A,4Bが、下側リンク対49と上側リンク50とが基台8に対して垂直で一直線状になるまで上げられると、下側リンク対49のリンク49a,49bが軸受け53a,53bに併設のストッパー60に当接して、それ以上の外側への回動が阻止される。このとき、下側リンク対49側の被係止ピン62a,62bは、係止用アーム61a,61bのガイド用長孔65の先端に到達し、当該係止用アーム61a,61bの重力(バネ力を併用しても良い)による下方への若干の回動を伴って、当該ガイド用長孔65の折曲係止凹部65aに嵌入し、下側リンク対49が元の倒伏姿勢に復帰する方向への回動を阻止するので、下側リンク対49は自動的に垂直起立姿勢に保持される。一方、上側リンク50は、下側リンク対49側の受け板58aに当接して、それ以上の内側への回動が阻止されるので、この状態で第一係止手段58の係止片58d,58eを、リンク49a,49bと平行な非係止姿勢から90度回転させて係止姿勢に切り換え、当該係止片58d,58eの端部を上側リンク50側の被係止板58fの両側辺の外側に重ね、以て、上側リンク50を受け板58aと係止片58d,58eの端部との間に挟み込んで、下側リンク対49に対する支軸50aの周りの回動を不能にする。更に、上側リンク50に対して軸支部材55(ワーク支持台4A,4B)が直角内向き水平姿勢になることにより、上側リンク50と軸支部材55との間の中折れ二連リンク66,67が斜め45度に傾斜する一直線状に展開し、同時に上側リンク50側の受け板58aの上側辺で下側のリンク68aが受け止められ、当該中折れ二連リンク66,67が、上側リンク50に対して軸支部材55(ワーク支持台4A,4B)を直角内向き水平姿勢で支持する筋交いとして機能することになる。
上記の作用から明らかなように、ワーク支持台4A,4Bが、下側リンク対49と上側リンク50とが基台8に対して垂直で一直線状になるまで上げられたとき、そのときの基台8に対する中折れ二連リンク機構48A,48Bの姿勢、即ち、展開起立姿勢に、第一係止手段58と第二係止手段59とから成るロック手段51により自動的にロックされると共に、この展開起立姿勢の中折れ二連リンク機構48A,48Bに対してワーク支持台4A,4Bも、上側リンク50から内側へ水平に張り出すワーク支持姿勢にワーク支持台係止手段52により自動的にロックされることになる。従って、この状態でフォークFを降下させて外側へ引き抜くことにより、ワークWを最高位置に上げる操作が完了する。
最高位置で支持されているワークWを元の最低位置まで下げるときは、フォークFを前記のようにワーク支持台4A,4Bの下側に差し入れると共に上昇させて、当該フォークFによりワーク支持台4A,4Bを支持させるのであるが、このとき、最高位置で安定しているワーク支持台4A,4BをフォークFにより更に持ち上げるように作用させる。この結果、下側リンク対49の基台8側の支軸54a,54bと係止用アーム61a,61bの基台8側の支軸64a,64bとが、それぞれの軸受け53a,53b,63a,63bの軸孔(長孔)69,70内で上動し、当該軸孔(長孔)69,70内での支軸54a,54b,64a,64bの上下方向の遊びの範囲内で、中折れ二連リンク機構48A,48B全体が基台8上から浮き上がることになる。この状態では、第一係止手段58の係止片58d,58eや第二係止手段59の係止用アーム61a,61bには負荷が掛かっていないので、この状態において、第一係止手段58の係止片58d,58eを、上側リンク50側の被係止板58fから離脱する非係止姿勢に切り換えると共に、第二係止手段59の係止用アーム61a,61bを内側へ揺動させて、下側リンク対49側の被係止ピン62a,62bを係止用アーム61a,61bのガイド用長孔65における折曲係止凹部65aから離脱させる。
上記操作の後、必要に応じて、中折れ二連リンク機構48A,48Bの下側リンク対49の下端と上側リンク50の上端までの適当箇所に内向きに屈曲させる方向の操作力を作用させている状態で、ワーク支持台4A,4Bを支持しているフォークFを垂直に降下させ、以て、下側リンク対49及び係止用アーム61a,61bの内側への回動動作と、上側リンク50の外側への回動動作、及び中折れ二連リンク66,67の折曲折り畳み動作を伴わせて、ワーク支持台4A,4Bを垂直平行に降下させ、支持しているワークWを元の最低位置まで下ろすことができる。
尚、先の実施例と同様に、第一係止手段58の係止片58d,58eを係止姿勢と非係止姿勢との間で切り換える切換え手段(アクチュエーター)や、係止用アーム61a,61bをワーク下ろし操作時にのみ内側へ付勢するための付勢手段を、この走行台車2上のワーク昇降支持装置に設けておくこともできるし、フォークFを備えたリフター側にこれら手段を併設しておくこともできる。
上記図16〜図20に示す実施例においても、図12に示すカムレール利用の昇降駆動装置を組み合わせることができる。即ち、図21に示すように、走行台車2の基台8に対して昇降自在な昇降体を台車走行経路に沿って敷設したカムレールで昇降させ、以て、ワーク支持台4A,4Bを最低位置と中間高さ位置との間で昇降させるのであるが、この実施例におけるワーク支持台4A,4Bは、中折れ二連リンク機構48A,48B(上側リンク50)に対して支軸56の周りで上下揺動自在であって、中折れ二連リンク機構48A,48Bが展開起立姿勢にあるときのみワーク支持台係止手段52により水平姿勢に保持されるものであるから、図12に示す実施例のように、昇降体34(昇降ロッド36a,36b)で下側リンク対49や上側リンク50を突き上げる構成は採用できない。従って、図21に示すように、昇降体71を、両ワーク支持台4A,4Bを両端部で支持して昇降できる昇降支持台72と、この昇降支持台72を左右両側2箇所で支持する昇降ロッド73a,73bとで構成し、これら昇降ロッド73a,73bを基台8に設けた昇降ガイド74a,74bを介して基台8に対し昇降自在に貫通させ、各昇降ロッド73a,73bの下端に軸支したカム従動ローラー75a,75bがカムレール76a,76b上を転動するように構成している。
尚、図では1つの昇降支持台72で両ワーク支持台4A,4Bを昇降させているように示しているが、中折れ二連リンク機構48A,48Bの両側でワーク支持台4A,4Bを支持できるように前後一対の昇降支持台72を設け、この両昇降支持台72を各別に同期させて昇降させるように、昇降支持台ごとに、図示のカム従動ローラー75a,75bを備えた昇降ロッド73a,73b、昇降ガイド74a,74b、及びカムレール76a,76bを敷設することができる。
図22に示す実施例では、図16〜図20に示した実施例の左右一対の中折れ二連リンク機構48A,48Bの上側リンク50の上端に支軸56により揺動自在に連結した軸支部材77a,77bに前後方向の棒状部材77c,77dの中央部を固着し、両棒状部材77c,77dの前後両端部どうしを連結部材77eにより連結一体化することにより、矩形枠状のワーク支持台78を構成し、ワーク支持具7は、例えば前後両連結部材77e上に突設することができる。この構成によれば、中折れ二連リンク機構48A,48Bが展開起立姿勢になってロック手段51の第一係止手段58と第二係止手段59とでロックされると、ワーク支持台78の姿勢が規制されるので、ワーク支持台係止手段52が不要になる。又、図21に示すカムレール利用の昇降駆動装置を組み合わせる場合も、昇降ロッドで前後両連結部材77を直接突き上げるように構成することができ、昇降支持台72を不要とすることができる。勿論、フォークFでワーク支持台78を持ち上げるときも、単に棒状部材5を支持するだけで良く、両ワーク支持台4A,4Bを各別に水平に支持するように構成する必要がなくなる。
以上の各実施例における左右一対の中折れ二連リンク機構3A,3B,39,48A,48Bは、何れも内側へ倒伏した折り畳み倒伏姿勢にあるとき、走行台車2の基台8の上面で支持される。即ち、走行台車2の基台8の中に収容されるようには構成していない。この構成によれば、走行台車2の基台8の左右両側から折り畳み倒伏姿勢にある中折れ二連リンク機構の一部が外側に突出しないばかりでなく、平盤状の基台8で走行台車2を構成することができ、走行台車2(基台8)の左右両側辺を摩擦駆動面として、これに走行経路脇に配設した摩擦駆動輪を圧接して走行台車2を走行駆動する摩擦駆動タイプの走行台車とする場合に好適である。
以上、複数の実施例について説明したが、各実施例の構成は、その実施例に限定されるものではなく、互いに組み合わせて別の実施例を構成することも可能である。又、本発明のワーク昇降支持装置は、走行台車上に搭載して活用することができるものであるが、基台を床面上に据え付けて、据え付け式のワーク昇降支持装置としても利用できる。
本発明に係るワーク昇降支持装置は、自動車組立てラインにおいて、自動車ボディーを搬送する走行台車上に搭載して、区間ごとに自動車ボディーの高さを変えながら搬送する台車式搬送装置として活用できる。
1 ガイドレール
2 走行台車
3A,3B,39,48A,48B,66,67,80a〜80d 中折れ二連リンク機構
4A,4B,29,78,79a〜79d ワーク支持台
5,77c,77d 棒状部材
7 ワーク支持具
8 基台
9,40 中間リンク部材
10 下側平行リンク対
11,42 上側リンク部材
12 上側平行リンク対
13,58 第一係止手段
14,59 第二係止手段
15 ロック手段
20 被係止部材
21 係止片
23 被係止孔
24 係止ピン
26,27,60 ストッパー
28,77e,81a,81b 連結部材
30 駆動手段
32 シリンダーユニット
34,71 昇降体
35a,35b,76a,76b カムレール
36a,36b,73a,73b 昇降ロッド
41 下側平行リンク群
43 上側平行リンク群
49 下側リンク対
50 上側リンク
51 ロック手段
52 ワーク支持台係止手段
55,77a,77b 軸支部材
57 支持用補助部材
58a 受け板
58d,58e 係止片
58f 被係止板
61a,61b 係止用アーム
62a,62b 被係止ピン
65 ガイド用長孔
65a 折曲係止凹部
72 昇降支持台
90a,90b,93a,95a,95b 当接部材
91a,91b,93b,96a,96b ストッパー部材
92,94,97 ストッパー

Claims (16)

  1. 基台上に左右一対の中折れ二連リンク機構が並設され、各中折れ二連リンク機構は、中間リンク部材と基台との間に介装された下側平行リンクと、前記中間リンク部材と上側リンク部材との間に介装された上側平行リンクとから構成され、各中折れ二連リンク機構の上側リンク部材に、ワークの左右両側部を支持する前後方向に長い左右一対のワーク支持台の長さ方向中間位置が支持され、これらワーク支持台を所定高さまで垂直に上昇させたときの展開起立姿勢にある各中折れ二連リンク機構を、その展開起立姿勢に保持するロック手段が併設され
    前記基台の外側にはリフターが配設され、このリフターは、各中折れ二連リンク機構の前後両側で左右一対の前記ワーク支持台を支持して垂直に昇降する前後一対、左右二組のフォークを備え、これらフォークの垂直昇降により、支持する前記ワーク支持台が、各中折れ二連リンク機構が折り畳み倒伏姿勢にあるときの最低位置と、各中折れ二連リンク機構が前記ロック手段で保持される展開起立姿勢にあるときの最高位置との間で、垂直に平行昇降運動するように構成され、
    前記ロック手段で保持された展開起立姿勢にある各中折れ二連リンク機構が、前記フォークで支持されていないワーク支持台を前記最高位置で支持するように構成された
    ワーク昇降支持装置。
  2. 各ワーク支持台は、展開起立姿勢にある各中折れ二連リンク機構から相手側の中折れ二連リンク機構のある側に向かって内向きに突設され、各中折れ二連リンク機構は、展開起立姿勢から相手側の中折れ二連リンク機構のある側に向かって内向きに折り畳まれるように構成された、請求項1に記載のワーク昇降支持装置。
  3. ロック手段は、中折れ二連リンク機構の下側平行リンクと上側平行リンクとの間の角度を規制する第一係止手段と、中折れ二連リンク機構の下側平行リンクと基台との間の角度を規制する第二係止手段とから構成されている、請求項1又は2に記載のワーク昇降支持装置。
  4. ロック手段は、2つの並列する展開起立姿勢の中折れ二連リンク機構が、中間リンク部材の位置が外側に張り出す中膨らみ対称くの字形となる状態でロックするように構成された、請求項1〜3の何れか1項に記載のワーク昇降支持装置。
  5. ロック手段は、2つの並列する展開起立姿勢の中折れ二連リンク機構が、中間リンク部材の位置が内側に張り出す中凹み対称くの字形となる状態でロックするように構成された、請求項1〜3の何れか1項に記載のワーク昇降支持装置。
  6. 各中折れ二連リンク機構の上側リンク部材が連結部材により連結一体化されている、請求項1〜5の何れか1項に記載のワーク昇降支持装置。
  7. 各中折れ二連リンク機構は、折り畳み倒伏姿勢にあるときに下側平行リンクと上側平行リンクの各支軸が同一水平面上に位置するように構成されている、請求項1〜6の何れか1項に記載のワーク昇降支持装置。
  8. 前記基台は一定走行経路上を走行する台車により構成され、この台車の走行経路中のワーク支持高さ切換え地点の経路脇に前記リフターが配設されている、請求項1〜7の何れか1項に記載のワーク昇降支持装置。
  9. 前記台車に、各中折れ二連リンク機構を展開起立姿勢よりも低い中間展開起立姿勢と折り畳み倒伏姿勢との間で起伏運動させる昇降体が設けられ、この昇降体を台車の走行に伴って昇降操作するカムレールが台車走行経路側に敷設されている、請求項8に記載のワーク昇降支持装置。
  10. 基台上に左右一対の中折れ二連リンク機構が並設され、各中折れ二連リンク機構は、下端が基台上に軸支された下側リンクと、この下側リンクに下端が軸支された上側リンクとから構成され、各中折れ二連リンク機構の上側リンクの上端に、ワークの左右両側部を支持する前後方向に長い左右一対のワーク支持台の長さ方向中間位置が上下揺動自在に軸支され、これらワーク支持台を所定高さまで垂直に上昇させたときの展開起立姿勢にある各中折れ二連リンク機構をその展開起立姿勢に保持するロック手段と、展開起立姿勢にある各中折れ二連リンク機構に対してワーク支持台を水平姿勢に保持するワーク支持台係止手段が併設され
    前記基台の外側にはリフターが配設され、このリフターは、各中折れ二連リンク機構の前後両側で左右一対の前記ワーク支持台を支持して垂直に昇降する前後一対、左右二組のフォークを備え、これらフォークの垂直昇降により、支持する前記ワーク支持台が、各中折れ二連リンク機構が折り畳み倒伏姿勢にあるときの最低位置と、各中折れ二連リンク機構が前記ロック手段で保持される展開起立姿勢にあるときの最高位置との間で、垂直に平行昇降運動するように構成され、
    前記ロック手段で保持された展開起立姿勢にある各中折れ二連リンク機構が、前記フォークで支持されていないワーク支持台を前記最高位置で支持するように構成された
    ワーク昇降支持装置。
  11. 基台上に左右一対の中折れ二連リンク機構が並設され、各中折れ二連リンク機構は、下端が基台上に軸支された下側リンクと、この下側リンクに下端が軸支された上側リンクとから構成され、各中折れ二連リンク機構の上側リンクの上端に、ワークの左右両側部を支持する1つのワーク支持台の左右両側部の長さ方向中間位置が軸支されて、両中折れ二連リンク機構の上側リンクの上端どうしが前記1つのワーク支持台によって連結され、このワーク支持台を所定高さまで垂直に上昇させたときの展開起立姿勢にある各中折れ二連リンク機構をその展開起立姿勢に保持するロック手段が併設され
    前記基台の外側にはリフターが配設され、このリフターは、各中折れ二連リンク機構の前後両側で前記ワーク支持台の左右両側部を支持して垂直に昇降する前後一対、左右二組のフォークを備え、これらフォークの垂直昇降により、支持する前記ワーク支持台が、各中折れ二連リンク機構が折り畳み倒伏姿勢にあるときの最低位置と、各中折れ二連リンク機構が前記ロック手段で保持される展開起立姿勢にあるときの最高位置との間で、垂直に平行昇降運動するように構成され、
    前記ロック手段で保持された展開起立姿勢にある両中折れ二連リンク機構が、前記フォークで支持されていないワーク支持台を前記最高位置で支持するように構成された
    ワーク昇降支持装置。
  12. 中折れ二連リンク機構は、展開起立姿勢から相手側の中折れ二連リンク機構のある側に向かって内向きに折り畳まれるように構成された、請求項10又は11に記載のワーク昇降支持装置。
  13. ロック手段は、中折れ二連リンク機構の下側リンクと上側リンクとの間の角度を規制する第一係止手段と、中折れ二連リンク機構の下側リンクと基台との間の角度を規制する第二係止手段とから構成されている、請求項10〜12の何れか1項に記載の昇降支持装置。
  14. 各中折れ二連リンク機構は、折り畳み倒伏姿勢にあるときに下側リンクと上側リンクの各支軸が同一水平面上に位置するように構成されている、請求項10〜13の何れか1項に記載のワーク昇降支持装置。
  15. 前記基台は一定走行経路上を走行する台車により構成され、この台車の走行経路中のワーク支持高さ切換え地点の経路脇に前記リフターが配設されている、請求項10〜14の何れか1項に記載のワーク昇降支持装置。
  16. 前記台車に、中折れ二連リンク機構が展開起立姿勢よりも低い中間展開起立姿勢にあるときの中間高さと、中折れ二連リンク機構が折り畳み倒伏姿勢にあるときの下降位置との間でワーク支持台を昇降運動させる昇降体が設けられ、この昇降体を台車の走行に伴って昇降操作するカムレールが台車走行経路側に敷設されている、請求項15に記載のワーク昇降支持装置。
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