JP5318805B2 - 洗髪補助部材 - Google Patents

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Description

本発明は髪を洗う時に使う洗髪補助部材に関し、さらに詳しくは、頭に着用した状態で毛髪を洗浄するようにし、毛髪と洗髪補助部材の間に持続的に泡が維持されるようにして毛髪及び頭皮を容易に洗浄することができる洗髪補助部材に関する。
一般的に毛髪の洗浄は、毛髪を水に濡らし、シャンプー液を手につけて毛髪に塗った後、泡が発生するように数回擦ってから水で洗う過程を繰り返す。
ところで毛髪を洗浄する間には、シャンプーによる泡が四方に飛ぶから周辺が汚なくなる。また、シャンプーによる泡が耳につくとか目に入って苦痛を与えたりする。
また、毛髪を洗浄する時に大きい力を加えるようになれば、指及び爪によって頭皮が引っ掻かれたり毛根が損傷される。特に、女性の場合には爪の長い場合が多く、毛根がたくさん損傷される。これを防止するために小さい力で洗浄をすれば毛髪がよく洗浄されない。
一方、毛髪洗浄の時、丸い櫛の歯が形成されたゴム素材のブラシを使ったりする。前記の毛髪洗浄用ブラシは、毛髪のシャンプー中、頭皮や毛根の損傷を防止するために使われる。
しかし、前記毛髪洗浄用ブラシは、短い毛髪の場合には使用が容易であるが、長い毛髪の場合には櫛の歯に毛髪が縺れ、擦るのが不便であり、毛髪がたくさん抜けるようになる問題点がある。
また、前記毛髪洗浄用ブラシは、長い毛髪のシャンプー時、発生された泡をとり除く結果をもたらしてシャンプー効果を阻害する問題点がある。
また、家庭ではない美容院で他人の毛髪をシャンプーする場合には、マッサージの強度を調節しにくくてお客さんに不便を与える問題点がある。
このような問題を解消するために、毛髪を自動にシャンプーする自動毛髪洗浄装置を使う場合もある。
しかし、前記自動毛髪洗浄装置は、価格が高価であり空間をたくさん必要とするから、一般家庭では使いにくい問題点がある。
そこで、本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、頭に着した状態で毛髪を洗浄することができ、毛髪洗浄の時、泡が持続的に維持されるようにすることで毛髪を容易に洗浄することにある。
本発明の他の目的は、毛髪の洗浄の時、泡が外部に飛ぶことを防止し、長い髪も容易に洗浄できるようにすることにある。
さらに本発明のまた他の目的は、毛髪洗浄の時、毛髪と頭皮を柔らかくマッサージするようにして、毛髪の損傷を防止することにある。
前記課題を解決するために、本発明に係る洗髪補助部材は、シャンプー液や石鹸をつけて擦れば泡が発生する織物紙、シャワータオル、エムボスが形成された垢タオル、一定大きさの穴が形成された織物紙またはスポンジの内の何れか1つからなる頭を覆う覆い部と、前記覆い部に、一定深さで前記頭を前記覆い部に挿入するように形成された入口部と、前記入口部に形成され、前記覆い部を前記頭に固定する固定部と、前記覆い部の内部に備えられ、髪を縛ることができる縛りリングを含み、前記頭に着した状態で毛髪と頭皮を洗浄するようにすることを特徴とする。
また前記固定部は、弾性力を利用して前記頭に容易に固定できるように、前記固定部のまわりに形成される第1の引っ張り部材を備えることを特徴とする。
また、前記覆い部は、耳が露出できるようにするイヤリング部を備えることを特徴とする。
また、前記覆い部は、前髪を容易に入れることができ、頭の大きさによって伸びるようにする可変部を備えることを特徴とする。
また、前記覆い部は、前記固定部に接続される第2の引っ張り部材を有し、該第2の引っ張り部材によって前記毛髪を収容することができるように形成されるポケット部を含むことを特徴とする。
また、前記覆い部は、前記固定部の上部に動かないように接続される2つの固定紐と、前記固定紐の各端に接続される2つのゴム紐を含むことを特徴とする。
また、前記固定部は、頭に密着がし易いように前記洗髪補助部材の後方両側端に形成される引っ張り部材8eを含むことを特徴とする。
また、前記固定部は、横方向(洗髪補助部材の前後方向)に長さが伸縮される引っ張り部材8fを含むことを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、頭に着した状態で毛髪を洗浄することができるので、毛髪の洗浄の時、シャンプー液及び石鹸による泡が周辺に飛ばない効果がある。
また、毛髪を洗浄する間、覆い部内に泡が継続維持されることで毛髪の洗浄力が向上して、覆い部内の泡が顔に下がらなく毛髪の洗浄が容易になる効果がある。
また、毛髪が長い場合にも、毛髪を外部に垂らさないで覆い部内でいっぺんに洗い出すことができて、長い毛髪の洗浄時間を短縮することができる効果がある。
また、覆い部内の泡が頭皮及び毛髪によく染みこんで洗浄力の向上の効果がある。
また、頭に簡単に着しシャンプーをすれば良いから、使用が非常に便利であり、使った後には折って収納ボックスに入れて置くことができて、保管し易い効果がある。
さらにまた、毛髪の洗浄の時、毛髪及び頭皮をマッサージすることができるので、毛髪の柔らかさを向上する効果がある。
本発明の1つの実施の形態に係る洗髪補助部材を示す斜視図である。 本発明の他の実施の形態に係る洗髪補助部材を示す斜視図である。 本発明のまた他の実施の形態に係る洗髪補助部材を示す斜視図である。 本発明のまた他の実施の形態に係る洗髪補助部材を示す斜視図である。 図4に示す洗髪補助部材を示す左側面図である。 図4に示す洗髪補助部材を示す正面図である。 図4に示す洗髪補助部材を示す背面図である。 図4に示す端部の付着の前の状態を示す図である。 図4に示す洗髪補助部材の使用状態を示す図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
本発明に係る洗髪補助部材2は、図1に示すように、シャンプー液や石鹸をつけて擦れば泡が発生する原因である泡発生部材で構成され、頭を覆うことができる大きさに形成される覆い部4を備える。前記覆い部4の一側には、一定深さで頭を挿入させることができるように入口部5が形成される。
前記の泡発生部材は、織物紙、シャワータオル、エムボスが形成された垢タオル、一定大きさの穴が形成された織物紙またはスポンジ素材が使われることができる。
また、前記覆い部4を頭に一定深さで着するように形成される入口部5には、図2に示すように、覆い部4を頭に固定できるようにする固定部6が備える。
前記の固定部6には、毛髪が覆い部4の外に出ないようにしながら、頭に固定されるようにする引っ張り部材(第1の引っ張り部材)8aが備えられる。前記引っ張り部材8は、ゴム紐に形成されることができる。
また、前記固定部6には、図3に示すように、毛髪が覆い部4の外に出ないようにするために、その端に一定幅の織物紙が附着する。すなわち、前記固定部6は、紐に形成され縛ることができるようにする端部18を備える。
また、前記洗髪補助部材2は、覆い部4及び固定部6の他の実施形態を示す図4ないし図9に示すように、前記覆い部4に耳が露出できるようにするイヤリング部10を備える。
前記のイヤリング部10は、着用の時、使用者の耳がかかるようにすることで、毛髪洗浄中の息苦しさを解消して、覆い部4の姿勢を保ってくれる役目をする。前記イヤリング部10は三角形態で形成するのが望ましい。
また、前記覆い部4には、図9に示すように、長い毛髪を縛ることができるようにする縛りリング12が内部後方に備えられている。前記縛りリング12は毛髪洗浄の時毛髪を縛ることができるので、毛髪が長い場合にも容易に毛髪を洗浄することができる。前記の縛りリング12は、毛髪を簡単に縛ることができるようにゴム紐で形成するのが望ましい。
前記の覆い部4は、図3及び図4に示すように、前髪を入れることができ、頭の大きさによって拡張または収縮される可変部14を備える。
前記の可変部14には、その下端を広げることや収縮することができるように、引っ張り部材8bが備えられている。前記の引っ張り部材8bは、一定幅及び長さに形成されるゴム紐またはゴムバンドで形成されることができる。
前記の可変部14は、引っ張り部材8bをちょっと持ち上げて前髪を容易にあげて入れることができるようにしたのである。前記可変部14は拡張及び収縮が容易であるから、洗髪補助部材2は使用者の頭の大きさに合うように着用されることができる。
また、前記覆い部4は、図4ないし図9に示すように、その後部を外部から引くように固定部6に接続される引っ張り部材(第2の引っ張り部材)8cを備える。前記引っ張り部材8cで引かれる覆い部4は、後方にポケット部16を形成するようになる。前記ポケット部16は、縛りリング12で縛った長い毛髪が備えられる部分である。
前記縛りリング12によって毛髪が継続して縛られていれば、毛髪洗浄が不便であるから、洗髪補助部材2を頭に着けた後には前記縛りリング12を解いて毛髪を容易に洗浄するようにする。例えば、引っ張り部材8cを引っ張って、縛りリング12を解くことができる。
また、洗髪補助部材2は、図4ないし図9に示すように、覆い部4がイヤリング部10を覆うことや、洗髪補助部材2の両側に垂れないようにするために、引っ張り部材8dを備える。このような引っ張り部材8dは、覆い部4の左右両側に位置されることができるように前後固定部6にそれぞれ接続される。
前記引っ張り部材8dは、覆い部4の上部に動かないように接続される2つの固定紐d1と、前記固定紐d1の各端と固定部6の正面とを接続する2つのゴム紐d2とからなる。
前記引っ張り部材8dは、伸縮性がない固定紐d1がゴム紐d2を引っ張るように構成されている。これによって前記引っ張り部材8dは、毛髪及び頭皮のマッサージの時、固定部6の端部18部分が目の近くに下がらないようにしてくれる役目をする。
そして、前記固定紐d1は覆い部4が洗髪補助部材2の両側に偏らないようにしてくれる役目もする。
また、洗髪補助部材2の固定部6には、図4ないし図9に示すように、その端部18にベルクロファスナー20が附着することができる。前記端部18は、ベルクロファスナー20の重なる程度によって、絞り程度を調整することができる。
また前記端部18には、ベルクロファスナー20以外に、堅固に接続を維持することができるホックまたはボタンが附着することもできる。
前記の固定部6は、図4ないし図9に示すように、頭に密着し易いように、後方側端に間隔を置いて形成される引っ張り部材8eを備える。前記の引っ張り部材8eは、頭の後方部分で固定部6を引っ張って、頭の後方の毛髪を支持し毛髪が集められるようにする。
また、前記の固定部6は、図4ないし図9に示すように、弾性力が発揮されるようにする引っ張り部材8fを備える。前記の引っ張り部材8fは、固定部6を頭に固定する時、張力が発生されて締めることが容易であるようにする役目をする。前記固定部6に形成される引っ張り部材8fは、少なくとも1ヶ所以上附着するのが望ましい。本実施形態では、引っ張り部材8fは、図6に示すように、固定部6に2か所形成されている。
以下、前記のように成る本発明の作用を説明する。
先ず、毛髪を洗浄するために洗髪補助部材2を頭に着けて、毛髪が濡れることができるように覆い部4に水を供給する。
それから、シャンプーまたは石鹸を覆い部4に擦って泡を出す。前記覆い部4には、幾多の穴が形成されていて、多くの量の泡を早く形成することができる。
前記覆い部4を擦る時発生する泡は、毛髪及び頭皮に等しく拡散して接触するようになる。このような泡は、前記覆い部4と毛髪の間で持続的に維持されるから、容易に除去されない。また、泡が毛髪上の覆い部4にだけ止まっていて下がらない(洗髪補助部材2の下に垂れない)から、目に入るなどの不便なく毛髪を洗浄することができる。
前記固定部6に備えた引っ張り部材8はゴム紐で形成されていて、使用者は洗髪補助部材2の覆い部4を容易に頭に着けて使うことができる。
前記の洗髪補助部材2は、覆い部4の活用性を高めるためのさまざまな機能を備えている。以下、このような機能に対して説明する。
先ず、図3に示すように、固定部6に形成された端部18を堅たく縛れば、覆い部4は頭上に安定的に固定される。このような固定部6は、毛髪洗浄の時、毛髪及び頭皮をマッサージする時、覆い部4が動かないようにする役目をする。
そして覆い部4の可変部14は、図3及び図4に示すように、毛髪量及び頭の大きさによって容易に広がるか縮まることができる。
また、前記の可変部14は、引っ張り部材8bをちょっと持ち上げて前髪をあげて入れることができるので、前髪を容易に整理することができる。
また、前記可変部14は、拡張及び収縮力が優れており、使用者の頭に合うようにその大きさを容易に調整することができる。
また、図4に示すように、ベルクロファスナー20が附着した固定部6の端部18は半永久的に使うことができ、端部18どうし互いに付着させれば頭に堅たく固定することもできる。
また、覆い部4の両側に形成されたイヤリング部10は、毛髪洗浄の時、耳を露出させて耳に泡が入らないようにすると同時に、覆い部4が深かすぎて洗髪補助部材2を着用した時に、覆い部4で耳が覆われることを防止する。
以下、長い毛髪を洗浄する場合に対して説明する。
先ず、図4に示すように、覆い部4の内部にある縛りリング12を引っ張って長い毛髪を縛った後に、洗髪補助部材2を後から着する。この時、縛りリング12で縛った毛髪は、ポケット部16に自然につまんで入れられる。
頭の後から洗髪補助部材2を着した後には、前方の引っ張り部材8bを引っ張って可変部14内側に前髪をかきあげて入れる。このようにすれば、前記の前髪頭が可変部14によって覆われるようになることで、毛髪洗浄の時、毛髪が洗髪補助部材2の外に出る事がない。
次いで、固定部6の端部18を引っ張った後、ベルクロファスナー20を利用して堅固に固定する。前記の過程を経て洗髪補助部材2の着用が完了すれば、縛りリング12を毛髪から分離させる。
以後、縛りリング12を分離した毛髪を洗髪補助部材2の裏部分に形成されているポケット部16に集めた後、洗浄をすればよい。
前記の毛髪が集まるようになるポケット部16は、引っ張り部材8cによって引かれていて、毛髪洗浄の時、洗髪補助部材2が前に偏らないようにする役目をする。
したがって、長い髪の場合にも容易に洗浄することができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、洗髪補助部材を頭に着した状態で毛髪を洗浄するようにしたことで美容産業分野に広く利用されることができる。
2: 洗髪補助部材 4: 覆い部
5:入口部
6: 固定部 8a〜8f: 引っ張り部材
10: イヤリング部 12: 縛りリング
14: 可変部 16: ポケット(Pocket)部
18: 端部 20: ベルクロファスナー(velcro Fastener)
d1:固定紐 d2:ゴム紐

Claims (4)

  1. シャンプー液や石鹸をつけて擦れば泡が発生する織物紙、シャワータオル、エムボスが形成された垢タオル、一定大きさの穴が形成された織物紙またはスポンジの内の何れか1つからなる頭を覆う覆い部と、
    前記覆い部に、一定深さで前記頭を前記覆い部に挿入するように形成された入口部と、
    前記入口部に形成され、前記覆い部を前記頭に固定する固定部と、
    前記覆い部の内部に備えられ、髪を縛ることができる縛りリングとを含み、
    前記頭に着した状態で毛髪と頭皮を洗浄できるようにすることを特徴とする洗髪補助部材。
  2. 前記固定部は、弾性力を利用して前記頭に容易に固定できるように、前記固定部のまわりに形成される第1の引っ張り部材を備えることを特徴とする、請求項1記載の洗髪補助部材。
  3. 前記覆い部は、耳が露出できるようにするイヤリング部を備えることを特徴とする、請求項1記載の洗髪補助部材。
  4. 前記覆い部は、前記固定部に接続される第2の引っ張り部材を有し、該第2の引っ張り部材によって、前記毛髪を収容することができるように形成されるポケット部を含むことを特徴とする、請求項1記載の洗髪補助部材。
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