JP2006141915A - 洗顔用布 - Google Patents
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Abstract
【課題】一枚の洗顔用布で、石けんの泡立てと毛穴の汚れ取りまで出来、更にその後の顔に付いている石けんを非常に心地よく、肌を傷めずに効果的にすすぎ洗う事が出来て、しかも最後の顔の拭きあげまで出来るという全ての機能が揃った洗顔用布。
【解決手段】洗顔の最後に顔を拭きあげる為のタオル生地(2)の裏面に、同一の大きさの化学繊維や天然繊維等で密度の細やかに織られた、肌への滑りの良い、柔らかくて薄手の織布(1)を縫合や接着等によって重ね合わせ、顔に付いている石けんをすすぎ洗う為の専用の用布とする。更にこの用布の何れかのコーナー部に、石けんを泡立てるための泡立てネット(5)と、毛穴の汚れ取りが出来る超極細繊維等で織られた織布(3)を取り付けてある洗顔用布。
【選択図】 図1
【解決手段】洗顔の最後に顔を拭きあげる為のタオル生地(2)の裏面に、同一の大きさの化学繊維や天然繊維等で密度の細やかに織られた、肌への滑りの良い、柔らかくて薄手の織布(1)を縫合や接着等によって重ね合わせ、顔に付いている石けんをすすぎ洗う為の専用の用布とする。更にこの用布の何れかのコーナー部に、石けんを泡立てるための泡立てネット(5)と、毛穴の汚れ取りが出来る超極細繊維等で織られた織布(3)を取り付けてある洗顔用布。
【選択図】 図1
Description
本発明は、顔を洗うのに用いる、洗顔用布に関するものである。
最も効果的な洗顔方法として、まず石けんをよく泡立て、その泡で顔を優しく洗い、更に毛穴の中の汚れなどもよく洗い落とし、その後ていねいに顔についている石けんを隅々までよくすすぎ洗うことが肝心とされており、そして最後に顔の水分を拭きあげて洗顔の終わりとされている。
このような洗顔を行うために、これまで泡立てネットや超極細繊維でできた毛穴洗浄用の布を別個に買い求めて用いたりしているが、一番肝心とされている顔のすすぎ洗いは、主に手のひらで行われている。しかし手のひらだけでは水をたっぷりとすくって洗うことは出来ないし、顔の隅々まで、例えば額の髪の生え際や顎の下、耳たぶなどに付いた泡をよく洗い流すのは大変である。又女性の長い爪の場合は、爪で肌を傷つける恐れもあり、細やかでていねいなすすぎ洗いをするのは、とても難しい状態と言える。
更に洗顔の度に、石けんや泡立てネット、毛穴洗浄用の布、又拭きあげのタオルなどをそれぞれ用意したり、片付けたりしなければならないので、面倒でもあり、又それぞれの保管場所も多く取り非常に不便である。
上述のような効果的な洗顔を行う為に、石けんをよく泡立てて顔を洗い、毛穴の汚れもよく落とし、顔についた石けん分を肌を傷めることなく隅々まで、ていねいにすすぎ洗う事が必要であるが、それらを全て手のひらだけで行うのはなかなか難しいと言える。泡立てネットや毛穴洗浄用の布をそれぞれ買い求めたとしても、肝心のすすぎ洗いは主に手のひらだけで洗っているのが現状であり、しかも手のひらですくえる水の量はわずかなので、何度も何度も水をすくって顔をすすがなければならず、時間もかかり、そのうえ顔の隅々までしっかりと石けん分を洗い流すことはなかなか難しい事と言える。
そのうえ、狭い洗面所に泡立てネットや、毛穴の洗浄用布、それに顔を拭くタオルなどと色々しまい込んで置くのは、場所も取り煩雑にもなる。又洗顔の度に、それらを準備したり片付けたりするのも面倒な事でもあり、又出かける時など洗面用具が多くなるという問題も生じる。
本発明はこれらの問題点を改善するために成されたもので、顔を洗った後に用いる拭きタオルの裏面に、顔をすすぎ洗う専用の布を目的として、密度の細やかに織られた、肌への滑りのよい柔らかな布地を、重ね合わせものである。この織布だけだと薄手になるので、水に濡らすとしわくちゃによれてしまい扱いにくくなるが、このように厚手のタオル生地と重ね合わせる事により、水で濡らした時にもしわくちゃにならずに安定して一層顔を洗い易くなり、又肌へのソフト感も増し加わると言う利点がある。
更にこの洗顔用布に泡立てネットと、毛穴の汚れを取る為の超極細繊維等で織った織布を取り付けたものである。
このような洗顔用布を用いるなら、洗顔の時この用布一つで、泡立てネットによる石けんの泡立てと、毛穴の汚れ落としの織布によって毛穴などもきれいに洗うことが出来、しかも顔についている泡のすすぎ洗いも、すすぎ洗い専用の布面を用いて洗う事が出来、最後にタオル面で顔をふきあげる事も出来る。
又すすぎ洗い専用の布面は、織り目の密度が細やかなので、水の通過性を抑えられ、手のひらで水をすくうのよりもタップリと水をすくう事が出来るので、すすぎがしっかりと出来る。又肌への滑りのよい柔らかな布地を用いているので、素手で顔をこするときよりも摩擦が少なく、肌を傷めることなく、また裏面のタオル地と重ね合わせることによって、よりソフト感が増し、肌を滑らかにすべらせるような感覚で、髪の生え際や耳、あごの下など顔の隅々まで、素手で洗う時よりも非常に心地よく、細やかにきれいに洗い上げる事も出来る。
洗顔が終わった後の片付けも、この洗顔用布一つをフックなどに吊して置くだけなので、簡単で場所も取らずに済み、更に旅行や温泉など出かけるときも、この洗顔用布一つ用意するだけで、色々な働きができるので数多く持ち運ばなくて済み非常に便利である。
以下、本発明の形態を図面に基づき詳細に説明する。
図1〜図3は本発明の第1の実施の形態に係わり、図1はその外観斜視図、図2はその縦断面図、図3は毛穴洗浄用布の使用方法を示す外観斜視図、図4は泡立てネットのその他の取り付け方法を示す外観斜視図である。
図1、図2に示すように、顔のすすぎ洗い用の織布(1)には肌に対する摩擦を極力抑え、水の通過性も抑える為に、織り目の密度の細やかで凹凸が無く、肌滑りの良い柔らかくて薄手のものを用いる。この点様々な試作をした結果、ベンベルグ(商標登録)の裏地で撚糸のかかったものなどが、素材として最適のように思われる。
この織布(1)に同一の大きさのタオル生地(2)を重ね合わせ、その外周縁(9)を縫合あるいは接着等をする。更に洗顔の時に、(1)と(2)の生地が大きくずれてしまわないように、布面の広さに応じて縫製や接着によって0〜数カ所固定する。例えば図1のように、約20〜30cm四方程度の布の場合は中央に1カ所固定(7)すると十分のように思える。
この織布(1)に同一の大きさのタオル生地(2)を重ね合わせ、その外周縁(9)を縫合あるいは接着等をする。更に洗顔の時に、(1)と(2)の生地が大きくずれてしまわないように、布面の広さに応じて縫製や接着によって0〜数カ所固定する。例えば図1のように、約20〜30cm四方程度の布の場合は中央に1カ所固定(7)すると十分のように思える。
上記の用布の一部コーナーに泡立てネット(5)と毛穴洗浄用の布(3)を取り付けるが、その取り付方は図1に示されている第1の形状として、図2のようにタオル生地(2)の一部コーナーに泡立てネット(5)のヒモ部分(6)を乗せ、その上にすすぎ洗い用布(1)を重ね、更にその上に超極細繊維などで織られている毛穴洗浄用の織布(3)を重ねて、最後にその布全体の外周縁(9)をぐるりと縫製又は接着する。
このように縫製あるいは接着することにより、毛穴洗浄用の織布(3)の外周縁に面さない所に縫合されていない開口部(4)ができ、毛穴を洗浄する時には図3のように、開口部(4)より指を差し入れて洗う事が出来る。又泡立てネットのヒモ(6)を二本にしておくと輪型になるので、そこをフックに掛けて吊して置けるので収納に便利である。
泡立てネットのその他の取り付け方の例として、図4のように洗顔用布の一角に泡立てネットのヒモが通る程度の穴(8)を開けておき、その穴にネットのヒモ(6)をくぐらせ、洗顔用布と一体にならせてフックに吊して置いたり、又取り外して洗顔用布と泡立てネットをそれぞれ別個に用いられるようにする事も出来る。
1,すすぎ洗い用の織布 6,泡立てネットのヒモ
2,タオル生地 7,固定箇所
3,毛穴洗浄用の織布 8,ヒモを通す穴
4,開口部 9,外周縁
5,泡立てネット
2,タオル生地 7,固定箇所
3,毛穴洗浄用の織布 8,ヒモを通す穴
4,開口部 9,外周縁
5,泡立てネット
Claims (3)
- ベンベルグ(登録商標)、あるいはキュプラ、ポリエステル、レーヨン、ナイロン、アセテート、絹、綿・・等の化学繊維や天然繊維等で密度の細やかに織られた、肌への滑りが良い、柔らかな織布の裏面に、同一の大きさのタオル生地等の織布を重ねて、その外周縁を綴じ合わせ、更にその布面に0〜数カ所の固定箇所を設けていることを特徴とする洗顔用布。
- 上記洗顔用布の何れかのコーナー部に、超極細繊維等で織られた毛穴の洗浄等が出来る織布を、取り付けている事を特徴とする、請求項1記載の洗顔用布。
- 上記何れかのコーナー部に、泡立てネットを取り付けている事を特徴とする、請求項1又は2に記載の洗顔用布。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004360585A JP2006141915A (ja) | 2004-11-15 | 2004-11-15 | 洗顔用布 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004360585A JP2006141915A (ja) | 2004-11-15 | 2004-11-15 | 洗顔用布 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006141915A true JP2006141915A (ja) | 2006-06-08 |
Family
ID=36622237
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004360585A Pending JP2006141915A (ja) | 2004-11-15 | 2004-11-15 | 洗顔用布 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006141915A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101845679B1 (ko) * | 2017-12-28 | 2018-04-04 | 성 엽 이 | 마스크 절취형 일회용 수건 |
KR101845680B1 (ko) * | 2017-12-28 | 2018-04-04 | 성 엽 이 | 생리대 절취형 일회용 수건 |
KR20180002188U (ko) * | 2018-07-06 | 2018-07-17 | 성 엽 이 | 턱받이 절취형 일회용 수건 |
-
2004
- 2004-11-15 JP JP2004360585A patent/JP2006141915A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101845679B1 (ko) * | 2017-12-28 | 2018-04-04 | 성 엽 이 | 마스크 절취형 일회용 수건 |
KR101845680B1 (ko) * | 2017-12-28 | 2018-04-04 | 성 엽 이 | 생리대 절취형 일회용 수건 |
KR20180002188U (ko) * | 2018-07-06 | 2018-07-17 | 성 엽 이 | 턱받이 절취형 일회용 수건 |
KR200487118Y1 (ko) * | 2018-07-06 | 2018-08-06 | 성 엽 이 | 턱받이 절취형 일회용 수건 |
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