JP2002253442A - 洗浄用具 - Google Patents

洗浄用具

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JP2002253442A
JP2002253442A JP2001059506A JP2001059506A JP2002253442A JP 2002253442 A JP2002253442 A JP 2002253442A JP 2001059506 A JP2001059506 A JP 2001059506A JP 2001059506 A JP2001059506 A JP 2001059506A JP 2002253442 A JP2002253442 A JP 2002253442A
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JP
Japan
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soft porous
porous body
cleaning tool
sponge
foam
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Application number
JP2001059506A
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English (en)
Inventor
Junichi Kitagawa
純一 北川
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SHINKO SILK KK
Original Assignee
SHINKO SILK KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、石鹸等を簡便にかつ充分に泡立てた
のち、そのまま、例えば直接皮膚を擦って洗浄すること
のできる洗浄用具を提供することを目的とする。 【解決手段】本発明の洗浄用具は、第1の軟質多孔体
と、第1の軟質多孔体よりも目の細かい孔が形成され、
第1の軟質多孔体の外周面を覆う第2の軟質多孔体と、
第2の軟質多孔体の外側に設けられ、第1の軟質多孔体
と第2の軟質多孔体とを一体に包み込む柔軟性を有する
布地体とを備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として洗顔を目
的とする洗浄用具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、洗顔パフに代表される洗浄用具
は、非常に目の細かいスポンジの周囲を柔軟な布地体で
覆ったものであり、洗顔には適しているものの、内部の
スポンジの目が細かすぎて泡が立ちにくく、洗顔用石鹸
等の洗顔料の泡立てには適していない。そこで、近年、
洗顔料を十分に泡立てるための泡立て具として、直径1
mm〜2mm程度の連続気泡が形成されたポリウレタン
フォームを、直径4cmほどの球状に形成した泡立て具
が開発されている。この泡立て具は、必要量の洗顔料を
含ませて、両方の手のひら内で転がしながらもみ、洗顔
料を泡立てるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
泡立て具は、表面の凹凸が激しく、尖った部分もあり、
直接顔を擦ると皮膚を傷つける危険性がある。そのた
め、洗顔する際には、泡立て具により泡立てた泡を、わ
ざわざ別個に用意した洗顔パフなどの洗浄用具に移し替
えるという大変煩わしい作業を必要としている。
【0004】本発明は上記問題点に鑑みて提案されたも
のであって、石鹸等を簡便にかつ充分に泡立てたのち、
そのまま、例えば直接皮膚を擦って洗浄することのでき
る洗浄用具を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、本発明の洗浄用具は、第1の軟質多孔体と、第1
の軟質多孔体よりも目の細かい孔が形成され、第1の軟
質多孔体の外周面を覆う第2の軟質多孔体と、第2の軟
質多孔体の外側に設けられ、第1の軟質多孔体と第2の
軟質多孔体とを一体に包み込む柔軟性を有する布地体と
を備えたものである。また、布地体は、絹繊維を主原料
としていてもよい。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の洗浄用具の一実
施形態として、洗顔用の洗浄用具について詳細に説明す
る。
【0007】本実施の形態の洗浄用具1は、図1に示す
ように、片方の手のひら内に収まるように、長さ約90
mm、幅約70mmの舌片状に形成され、周縁部から中
央部にむかって、緩やかな膨らみを有したものであり、
軟質多孔体としての連続気泡発泡体であるポリウレタン
フォームからなるスポンジ体2の周囲を、絹繊維の不織
布からなる布地体3により覆ったものである。
【0008】図2は、図1におけるA−A線断面図であ
る。図2に示すように、スポンジ体2は、洗浄用具1の
中心部に設けられる第1の軟質多孔体としての第1スポ
ンジ体21と、第1スポンジ体21の外周面を覆うよう
に設けられる第2の軟質多孔体としての第2スポンジ体
22により構成されている。
【0009】なお、第1スポンジ体21は、例えば、水
道水を蛇口から流下させた際に、水が速やかに内部を通
過できる程度、具体的には、直径1mm〜2mmほどの
大きさの連続気泡が形成されたものが好ましい。一方、
第2スポンジ体22は、上記と同様に水道水を流下させ
た際に、水が内部を通過できないほど、きめの細かい連
続気泡が形成されたものが好ましい。
【0010】図3は、図1、図2に示す洗浄用具1の製
造方法を説明する説明図である。まず、厚さ約5mmに
形成された第2スポンジ体22の表面に、布地体3を熱
溶着して一体化してなるシート状素材を形成する。次
に、このシート状素材を、完成される洗浄用具1よりも
一回り大きな舌片状のシート片tに切断する。そして、
図3に示すように、布地体3同士が対向するように、2
枚のシート片t、tを重ね合わせ、開口部4を残してそ
の周縁部を縫着し、袋状に形成する。そして、布地体3
が外側となるように、内側面と外側面とをひっくり返
し、厚さ約20mm、長さ約80mm、幅約60mmの
舌片状に形成された第1スポンジ体21を開口部4から
内部に押し込んだ後、開口部4を縫合する。このとき、
吊持用の朱子テープ5を共に縫い込んでおく。
【0011】本実施の形態の洗浄用具1を使用する際に
は、まず、洗浄用具1に水を含ませて軽く絞った後、洗
浄用具1に洗顔料を塗布し、片方の手のひら内で洗浄用
具1を数回もむ。すると、洗浄用具1に塗布された洗顔
料は、洗浄用具1の中心部の第1スポンジ体21内で素
早く泡立てられ、さらに、その泡は第1スポンジ体21
よりもきめの細かい第2スポンジ体22の内部を通過す
る際に細分化されて、きめの細かいホイップクリーム状
のふんわりとした泡となって、洗浄用具1の表面に表れ
る。以上のように、洗浄用具1の表面に充分な泡を得た
後、洗浄用具1の表面の布地体3を皮膚に当接させて、
軽く皮膚を擦って洗顔する。
【0012】ところで、第1スポンジ体21は、素早く
充分な量の泡を泡立てることができるが、スポンジ体2
を第1スポンジ体21だけから形成すると、泡のきめが
粗く、洗顔に適したきめの細かいホイップクリーム状の
泡を作ることはできない。また、第2スポンジ体22
は、きめの細かい泡を泡立てることができるが、スポン
ジ体2を第2スポンジ体22だけから形成すると、泡立
ちが悪く、充分な泡の量を得ることはできない。そこ
で、本実施の形態の洗浄用具1は、スポンジ体2を素早
く充分な量の泡を泡立てることができる第1スポンジ体
21の外側をきめの細かい泡を泡立てることができる第
2スポンジ体22により覆った構成とすることにより、
洗浄に適したきめの細かい質の良い充分な量の泡を誰で
も簡単に素早く作ることを可能とした。
【0013】また、本実施の形態の洗浄用具1は、表面
を布地体3で覆った構造となっており、泡立て具として
の機能と洗浄用具としての機能とを併せ持つので、泡立
て具を別個に用意する必要がないし、また、手のひら内
で泡立てて、そのまま洗顔することができるため、利便
性に富む。
【0014】さらに、洗浄用具1の表面は、極めて細い
繊維である絹繊維の不織布である布地体3により覆われ
ているため、皮膚表面の微細な凹部に入り込んだ汚れを
除去することができる。しかも、絹繊維は、天然のタン
パク質繊維であるため、皮膚に対する刺激も少なく、肌
にやさしいという利点もある。
【0015】また、布地体3が、第2スポンジ体22の
表面に熱溶着により一体化されているので、第2スポン
ジ体22と布地体3とを同時に裁断、縫着等することが
できるため、製造が容易となる。また、使用時におい
て、引っ張り方向への強度が向上し、破れにくい。
【0016】なお、スポンジ体2は、連続気泡発泡体で
あるポリウレタンフォームに限定されるものではなく、
連続気泡を無数に有する軟質多孔体であればよい。した
がって、例えば、軟質体に無数の連通孔を穿設したもの
でもよいし、ヘチマや海綿等の天然素材でもよい。
【0017】また、布地体3の原料は、絹繊維に限定さ
れるものではなく、柔軟性に富む肌に刺激の少ない極細
の繊維であればよい。さらに、布地体3は、不織布に限
定されるものではなく、織布でも編布でもよいが、立体
形状を形成した際にシワにならないように、伸縮性を備
えていることが好ましい。具体的には、絹繊維の織布で
ある羽二重などが挙げられる。
【0018】さらに、洗浄用具1の一部に朱子テープ5
を縫着したので、すすぎ後に吊持することができ、乾き
が早くなり清潔である。
【0019】なお、本実施の形態では、洗浄用具1を具
体例として示したが、洗浄用具1に限定されるものでは
なく、身体洗浄用の洗浄用具であってもよいし、キズの
つきやすい漆器などの食器を洗浄する食器用洗浄用具で
あってもよい。
【0020】
【発明の効果】本発明の洗浄用具は、第1の軟質多孔体
と、第1の軟質多孔体よりも目の細かい孔が形成され、
第1の軟質多孔体の外周面を覆う第2の軟質多孔体と、
第2の軟質多孔体の外側に設けられ、第1の軟質多孔体
と第2の軟質多孔体とを一体に包み込む柔軟性を有する
布地体とを備えているので、第1の軟質多孔体の内部で
素早く泡立てられた泡は、第1の軟質多孔体の外周面を
覆う第2の軟質多孔体の内部を通過する際に細分化され
るため、洗浄に適したきめが細かく質の良い充分な量の
泡を、誰でも簡単に素早く作ることができる。また、泡
立て具としての機能と洗浄用具としての機能を併せ持つ
ため、泡立て具を別個に用意する必要がなく、利便性に
富む。また、請求項2記載の発明によれば、布地体が、
絹繊維を主原料としているので、極めて細い繊維である
絹繊維が、皮膚表面の微細な凹部に入り込んだ汚れを除
去することができ、しかも、天然のタンパク質繊維であ
るため、皮膚に対する刺激も少なく、肌にやさしいとい
う利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる一実施形態の洗浄用具の斜視
【図2】 図1におけるA−A線断面図
【図3】 本実施形態の洗浄用具の製造方法を説明する
説明図
【符号の説明】
1 洗浄用具 21 第1スポンジ体(第1の軟質多孔体) 22 第2スポンジ体(第2の軟質多孔体) 3 布地体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の軟質多孔体と、第1の軟質多孔体よ
    りも目の細かい孔が形成され、第1の軟質多孔体の外周
    面を覆う第2の軟質多孔体と、第2の軟質多孔体の外側
    に設けられ、第1の軟質多孔体と第2の軟質多孔体とを
    一体に包み込む柔軟性を有する布地体とを備えたことを
    特徴とする洗浄用具。
  2. 【請求項2】布地体が、絹繊維を主原料としていること
    を特徴とする請求項1記載の洗浄用具。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006102236A (ja) * 2004-10-06 2006-04-20 Inoac Corp 洗浄用泡立て具及びその製造方法
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CN104688141A (zh) * 2015-03-30 2015-06-10 苏州先蚕丝绸有限公司 一种抗菌抹布

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