JP3048155U - 洗剤入りパフ - Google Patents

洗剤入りパフ

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JP3048155U
JP3048155U JP1997008796U JP879697U JP3048155U JP 3048155 U JP3048155 U JP 3048155U JP 1997008796 U JP1997008796 U JP 1997008796U JP 879697 U JP879697 U JP 879697U JP 3048155 U JP3048155 U JP 3048155U
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bag
cloth
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JP1997008796U
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昭行 南部
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株式会社アスカ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用により布袋内の粉洗剤が減少しても、
所定の大きさ、形状が保持されて、使い勝手が良い洗剤
入りパフを提供する。 【解決手段】 粉洗剤12が収納された洗剤入りパフ1
0を手に取り、これを水などに湿らせてよく泡立てる。
その後このパフ10を顔に当てて洗顔する。このパフ1
0内の粉洗剤12は、使用により徐々に目減りするが、
布袋11には保形用の円板形状をした天然スポンジ13
が入っているので、このように粉洗剤12が目減りして
も、使用時に、布袋内に収納された付形用の部材が硬い
などの不快感もなく、かつ常時、布袋11は所定の大き
さが保たれる。この結果、洗剤入りパフ10は、常に良
好な使い勝手が維持される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は洗剤入りパフ、詳しくは、洗顔用またはボディー洗浄用の粉洗剤が 入ったパフであって、しかも使用により布袋内の粉洗剤が減少しても、所定の大 きさが保持されて、使い勝手が良い洗剤入りパフに関する。
【0002】
【従来の技術】
女性は、例えば睡眠中の肌を休めるために就寝前に洗顔をしている。この洗顔 時には、石けんや洗顔フォームを掌にとって、そのまま掌で顔をこすることで汚 れを落としている。 しかしながら、泡を付けた掌で顔をこすっても、顔のへこみ部分の汚れや古く なった角質などは十分に除去できず、またニキビの原因となる毛穴に入った汚れ は掌が直接触れないので取れにくかった。 そこで、洗顔時に布製のパフを使うことが行われている。このパフは、使用に 際して、石けんや洗顔フォームを塗りつけ、この塗布面を皮膚にこすって洗顔し ている。パフによれば、布の織目の細かな凹凸や、布の繊維自体の不規則性によ り肌との接触面積が増加し、また肌のへこみ部分や毛穴なども直接こすられるの で、比較的良好に汚れが落ちる。
【0003】 しかし、このパフ洗顔においては、その使用に際して、固い石けんを水で濡ら してその表面がゼリー状に柔らかくなるまでしばらく待ち、その後、このゼリー 部分を別の手で握ったパフの表面にこすりつけなければならない。また、洗顔フ ォームを使う際には、チューブ容器のキャップを開閉する手間がかかる。しかも 、片手に持ったチューブ容器から、別の手に握ったパフの表面へ洗顔フォームを 押し出さなければならず、面倒であった。 また、これ以外にも、パフの表面に洗顔パウダーを振りかけるものもあるが、 この場合には、洗顔パウダーがこぼれたり、振りかけ過ぎて不経済になるおそれ があった。
【0004】 そこで、これを解消する従来手段として、例えば特開平9−135784号公 報の「パフ」のような、絹生地の布袋の内部に粉状の洗剤を収納したものが知ら れている。 このパフは、水やお湯で湿らせ、その後、これを揉みほぐすことにより袋内の 洗剤を泡立てる。それから、絹生地のパフ表面を直接顔に接触させながら洗顔す る。これにより、その肌に付着した汚れだけでなく、古い角質や毛穴にもぐり込 んだ微量の汚れまでも良好に洗浄できる。このように、布袋内に粉洗剤を入れた ので石けん分の泡立ちがよく、使用時にはとりあつかいが容易となって、しかも パフの表面が肌になじみやすく、織目が小さい絹生地であるために、洗顔時の肌 ざわりが良いとともに、肌の細部の汚れもきれいに除去することができる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、この従来技術によれば、このように布袋に粉洗剤を入れただけ なので、使用により粉洗剤が目減りすると、粉洗剤の内容量の割にはこれを収め る布袋が大きくなり過ぎてしまい、パフを水やお湯で湿らせて粉洗剤を泡立てる 際や、このパフを使って顔を洗う際に、使い勝手が悪いという問題点があった。
【0006】 そこで、この考案者は、鋭意研究の結果、布袋の内部にこの袋を保形するため の弾性変形部材を入れておけば、使用時に、布袋内に収納された付形用の部材が 硬いなどの不快感もなく、かつ粉洗剤が目減りしてもパフの外形は使用開始時と さほど変わらないことを見出し、この考案を完成するに至った。
【0007】
【考案の目的】
そこで、この考案は、使用により布袋内の粉洗剤が減少しても、所定の大きさ が保持されて、使い勝手が良い洗剤入りパフを提供することを、その目的として いる。また、この考案は、使い心地や泡立ちが良く、しかも弾性変形部材の低コ スト化も図れる洗剤入りパフを提供することを、その目的としている。さらに、 この考案は、きめ細かな肌触りの洗剤入りパフを提供することを、その目的とし ている。さらにまた、この考案は、握ったときの手のなじみ具合や使用感が良好 な大きさと硬さとを兼ね備えた洗剤入りパフを提供することを、その目的として いる。そして、この考案は、握り具合や使用感を良好にするような、外形寸法、 硬さおよび粉洗剤の充填による膨れ具合と、使用時のきめの細かな布袋の肌触り と、製造しやすさとを兼ね備えた洗剤入りパフを提供することを、その目的とし ている。さらに、この考案は、粉洗剤の成分的に、泡立ちが良く、滑らかな感触 で、老角質を十分に除去でき、しかも肌の潤いも保てる洗剤入りパフを提供する ことを、その目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の考案は、粉洗剤が収納された布袋と、この布袋内に収納され 、粉洗剤および布袋を保形する弾性変形部材とを備えた洗剤入りパフである。 この洗剤入りパフの用途は、例えば洗顔やボディー洗浄など限定されない。 また、布袋の素材としては、例えば絹、木綿、麻などの天然繊維糸の他、ナイ ロン(米国du Pont 社の商品名)、テトロン、レーヨンなどの合成繊維 糸からなる織布、不織布、編布といった布帛が挙げられる。また、布袋の形状や 大きさなども限定されない。 粉洗剤としては、例えば石けん素地だけを粉末化したものでもよいし、この石 けん素地に各種の有効成分を添加したものでもよい。 また、弾性変形部材としては、例えば請求項2のスポンジの他、指などで押し 曲げてもその力を取り去ってしまえば、すぐに元の形に戻ってしまう部材であれ ば限定されない。例えば各種の金属板やプラスチック板などでもよい。弾性変形 部材の大きさや厚さは、例えば布袋の大きさや形状などに合わせ任意に決定する ことができる。
【0009】 請求項2に記載の考案は、上記弾性変形部材がスポンジである請求項1に記載 の洗剤入りパフである。 ここでいうスポンジとは、繊維状の骨格を有する海綿などの天然スポンジや、 単独気泡性または連続気泡性の合成樹脂製品をいう。スポンジにすれば、使用時 の泡立ちも良くなる。
【0010】 請求項3に記載の考案は、上記布袋の生地が絹糸からなる織布である請求項1 または請求項2に記載の洗剤入りパフである。
【0011】 請求項4に記載の考案は、上記布袋は直径70〜90mmの円形袋であり、上 記弾性変形部材は、厚さ4〜6mm、直径40〜80mmの円板状のスポンジで ある請求項1〜請求項3の内、いずれか1項に記載の洗剤入りパフである。 布袋の好ましい直径は80mm前後である。この布袋の直径が70mm未満で は、布袋が小さくなりすぎてパフの使い勝手が悪くなり、90mmを超えても布 袋が大きくなりすぎてパフの使い勝手が悪い。 さらに、弾性変形部材の好ましい厚さは5mm前後で、また弾性変形部材の好 ましい直径は80mm前後である。厚さが4mm未満では布袋の保形性が悪くな り、6mmを超えると布袋に充填される粉洗剤の充填量が少なくなるとともに、 使用時にパフが硬く感じることがある。また、弾性変形部材の直径が40mm未 満では、布袋の保形性が悪くなる。一方、弾性変形部材の直径が80mmを超え ると布袋が張りすぎて、パフの使用感が悪くなる。
【0012】 請求項5に記載の考案は、絹糸からなる2枚の絹織布を、縫着部の一部に長さ 30〜60mmの洗剤充填口を設けて円形袋状に縫着した直径70〜90mmの 布袋と、この布袋の洗剤充填口から袋内へ充填される粉洗剤と、上記布袋に収納 される厚さ4〜6mm,直径40〜80mmの円板状のスポンジ製の弾性変形部 材とを備え、上記洗剤充填口は、上記粉洗剤および弾性変形部材を充填後、縫着 される洗剤入りパフである。 洗剤充填口の好ましい長さは40mm前後で、30mm未満では粉洗剤の布袋 内への充填がしにくいとともに、弾性変形部材の挿入がしにくくなる。また、6 0mmを超えると粉洗剤を十分に充填しにくくなったり、この洗剤充填口の縫着 幅が長くなりすぎて、作製が面倒であるという不都合が生じる。
【0013】 請求項6に記載の考案は、上記粉洗剤の成分中には、石けん素地60〜80重 量%と、タルク5〜20重量%と、それぞれ0.1重量%以下のパパイヤ酵素お よび脱脂粉乳を含んでいる請求項5に記載の洗剤入りパフである。 また、ここでいう石けん素地とは、肌の汚れや余分な脂肪分を除去するもので 、この粉洗剤の主原料である。石けん素地の好ましい配合量は70重量%前後で 、60重量%未満では汚れの除去が不十分になりやすく、80重量%を超えると 泡切れが悪くなるおそれがある。 ここでいうタルクとは、天然の珪酸マグネシウムのことである。タルクの好ま しい配合量は10重量%前後で、5重量%未満では肌に対して滑らか感触が劣っ てしまい、20重量%を超えると不経済となる。
【0014】 さらに、ここでいうパパイヤ酵素とは、パパイヤの果実の乳汁から得られるタ ンパク酵素である。このパパイヤ酵素の好ましい配合量は0.04重量%前後で 、0.1重量%を超えると不経済になる。 そして、脱脂粉乳とは、肌の潤いを保つ保湿作用を促す成分である。この脱脂 粉乳の好ましい配合量は0.01重量%前後で、0.1重量%を超えると不経済 になる。
【0015】
【作用】
この考案の研磨装置によれば、粉洗剤が入った布袋内に、この布袋を保形する 弾性変形部材を収納するので、使用時に、布袋内に収納された付形用の部材が硬 いなどの不快感もなく、かつ使用により布袋内の粉洗剤が徐々に目減りしていっ ても、常時、布袋は所定の大きさが保たれたままになるので、使い勝手が良い。
【0016】 特に、請求項2に記載の考案では、布袋内に弾性変形部材としてのスポンジを 収納するので、多孔質のスポンジが水やお湯に湿らせて泡立てた際の泡立ちを良 くし、このことにより使用時の使い心地も良く、また弾性変形部材の低コスト化 も図れる。
【0017】 また、請求項3に記載の考案では、布袋を絹糸からなる織布を所定寸法に裁断 、そして縫合することにより作製するので、使用時にきめ細かな肌触りが得られ る。
【0018】 請求項4に記載の考案では、布袋を直径70〜90mmの円形袋に縫着し、そ の中に厚さ4〜6mm、直径40〜80mmの円板状のスポンジ製の弾性変形部 材を収納して洗剤入りパフを作製するので、出来上がったパフを握った際の手の なじみ具合が良くなり、しかも使用時には、自分の手に近い感じで使うことがで きる。
【0019】 請求項5に記載の考案では、絹糸からなる2枚の絹織布を、縫着部の一部に長 さ30〜60mmの洗剤充填口を設けて縫着しすることで、直径70〜90mm の円形の布袋を作製し、その後、この洗剤充填口から粉洗剤を充填するとともに 、厚さ4〜6mm,直径40〜80mmの円板状のスポンジ製の弾性変形部材を 挿入し、それからこの洗剤充填口を縫着して洗剤入りパフを作製するので、握り 具合や使用感が良好であり、しかも使用時のきめの細かな布袋の肌触りが得られ ると同時に、製造しやすくもなる。
【0020】 請求項6に記載の考案では、粉洗剤の成分は、石けん素地60〜80重量%、 タルク5〜20重量%、パパイヤ酵素および脱脂粉乳各0.1重量%以下のもの を採用するので、粉洗剤の成分的に、使用時の泡立ちが良く、滑らかな感触で、 老角質を十分に除去でき、しかも肌の潤いも保てる。
【0021】
【考案の実施の形態】
以下、この考案の実施例を図面を参照して説明する。 図1はこの考案の一実施例に係る洗剤入りパフの斜視図である。図2は同断面 図である。図3は同使用状態の斜視図である。図4は他の実施形態に係る洗剤入 りパフの斜視図である。
【0022】 図1,図2において、10はこの考案の一実施例に係る洗剤入りパフであり、 この洗剤入りパフ10は、布袋11と、この布袋11に収納される粉洗剤12と 、布袋11を保形する弾性変形部材の一例である天然スポンジ13とを備えてい る。 布袋11は、絹糸からなる2枚の絹織布14を、縫着部の一部に長さ40mm の洗剤充填口15を設けて縫着することにより作製された直径80mmの円形の 袋体である。
【0023】 この布袋11の内部には、縫着される前の洗剤充填口15から35gの粉洗剤 12と、厚さ4.5mm,直径65mmの円板状の天然スポンジ13が収納され ている。この洗剤充填口15は、これらの粉洗剤12と天然スポンジ13とを袋 内へ充填したり押し込んだりしてから縫着される。なお、この天然スポンジとし ては、このようなサイズのもの以外にも、例えば図4に示すように、厚さ4.5 mm,直径51mmの比較的小径な天然スポンジ13Aなども使用できる。 粉洗剤12の成分には、石けん素地70重量%と、天然の珪酸マグネシウムで あるタルク10重量%と、パパイヤ酵素0.04重量%と、脱脂粉乳0.01重 量%とを含んでいる。
【0024】 次に、この洗剤入りパフ10を用いての洗顔方法を説明する。 図3に示すように、粉洗剤12が収納された洗剤入りパフ10を手に取り、こ れを水やぬるま湯で湿らせて、中の粉体がゼリー状になるまで十分に揉みほぐす ことにより、よく泡立てる。その後、この洗剤入りパフ10を顔に直接接触させ て、布袋11の表面に付着した泡で洗顔する。この際、このパフ10を押し当て ながら軽く数回マッサージすればより効果的に洗顔ができる。その後、水やぬる ま湯で泡をきれいに洗い流す。使用後の洗剤入りパフ10は、布袋11を軽くゆ すいで例えばソープケースなどに入れて保管する。
【0025】 ところで、この洗剤入りパフ10の布袋11内に充填された粉洗剤12は、 使用により徐々に目減りする。しかしながら、粉洗剤12が入った布袋11の内 部には、この布袋11を保形する円板状の天然スポンジ13が収納されているの で、使用時に、布袋内に収納された付形用の部材が硬いなどの不快感もなく、か つ使用により粉洗剤12が目減りしていっても、常時、布袋11は所定の大きさ が保持される。この結果、洗剤入りパフ10は、常に良好な使い勝手が維持され る。
【0026】 また、この例では、布袋11内に収納される弾性変形部材として、天然スポン ジ13を採用しているので、使用時の使い心地や泡立ちが良く、しかも弾性変形 部材の低コスト化が図れる。 そして、布袋11を絹糸を用いた織布より作製したので、使用時にきめ細かな 肌触りが得られる。 さらに、布袋11を直径80mmの円形袋に縫着し、その中に厚さ4.5mm 、直径65mmの円板状の天然スポンジ13を収納して洗剤入りパフ10を作製 したので、出来上がったパフ10を握ったとき、手のなじみ具合が良いとともに 、使用時には自分の手に近い感覚で扱うことができる。
【0027】 そして、この例では、布袋11の縫着部の一部に長さ40mmの洗剤充填口1 5を設け、この洗剤充填口15から、粉洗剤12と天然スポンジ13とを充填ま たは押し込む入れるようにしたので、この洗剤入りパフ10が製造しやすい。 さらに、粉洗剤12の成分として、石けん素地60〜80重量%、タルク5〜 20重量%、パパイヤ酵素および脱脂粉乳各0.1重量%以下のものを採用した ので、粉洗剤12はその成分的に、使用時の泡立ちが良くなり、しかも滑らかな 感触が得られるとともに、老角質を十分に除去でき、さらに肌の潤いも保てる。
【0028】
【考案の効果】
この考案の洗剤入りパフによれば、粉洗剤を入れた布袋の中に、この布袋を保 形する弾性変形部材を収納したので、使用時に、布袋内に収納された付形用の部 材が硬いなどの不快感もなく、かつ使用中、布袋内の粉洗剤が徐々に目減りして も、布袋は常時所定の大きさを保ち、この結果、使い勝手が良い。
【0029】 特に、請求項2に記載の考案では、弾性変形部材としてスポンジを採用したの で、使い心地や泡立ちが良く、しかも弾性変形部材の低コスト化が図れる。
【0030】 また、請求項3に記載の考案では、布袋を絹糸からなる織布で作製するように したので、使用時にきめ細かな肌触りとなる。
【0031】 請求項4に記載の考案では、布袋を直径70〜90mmの円形袋に作り、その 中に厚さ4〜6mm、直径40〜80mmの円板状のスポンジ製の弾性変形部材 を収めて洗剤入りパフを作製したので、握ったときの手のなじみ具合が良くなり 、しかも使用時に自分の手に近い感じで使用できる。
【0032】 請求項5に記載の考案では、絹糸からなる2枚の絹織布を、縫着部の一部に長 さ30〜60mmの洗剤充填口を設けて袋状にした直径70〜90mmの布袋と 、粉洗剤と、厚さ4〜6mm,直径40〜80mmの円板状のスポンジ製の弾性 変形部材とを用いて洗剤入りパフを作製するようにしたので、握り具合や使用感 が良好であり、しかも使用時のきめの細かな布袋の肌触りが得られると同時に、 製造しやすくもなる。
【0033】 請求項6に記載の考案では、粉洗剤の成分として、石けん素地60〜80重量 %、タルク5〜20重量%、パパイヤ酵素および脱脂粉乳各0.1重量%以下か らなるものを採用したので、粉洗剤の成分的に、使用時の泡立ちが良く、滑らか な感触で、老角質を十分に除去でき、しかも肌の潤いも保てる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例に係る洗剤入りパフの斜視
図である。
【図2】この考案の一実施例に係る洗剤入りパフの断面
図である。
【図3】この考案の一実施例に係る洗剤入りパフの使用
状態の斜視図である。
【図4】この考案の他の実施形態に係る洗剤入りパフの
斜視図である。
【符号の説明】
10 洗剤入りパフ、 11 布袋、 12 粉洗剤、 13 天然スポンジ(弾性変形部材)、 14 絹織布(織布)、 15 洗剤充填口。

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉洗剤が収納された布袋と、この布袋内
    に収納され、粉洗剤および布袋を保形する弾性変形部材
    とを備えた洗剤入りパフ。
  2. 【請求項2】 上記弾性変形部材がスポンジである請求
    項1に記載の洗剤入りパフ。
  3. 【請求項3】 上記布袋の生地が絹糸からなる織布であ
    る請求項1または請求項2に記載の洗剤入りパフ。
  4. 【請求項4】 上記布袋は直径70〜90mmの円形袋
    であり、上記弾性変形部材は、厚さ4〜6mm、直径4
    0〜80mmの円板状のスポンジである請求項1〜請求
    項3の内、いずれか1項に記載の洗剤入りパフ。
  5. 【請求項5】 絹糸からなる2枚の絹織布を、縫着部の
    一部に長さ30〜60mmの洗剤充填口を設けて円形袋
    状に縫着した直径70〜90mmの布袋と、 この布袋の洗剤充填口から袋内へ充填される粉洗剤と、 上記布袋に収納される厚さ4〜6mm,直径40〜80
    mmの円板状のスポンジ製の弾性変形部材とを備え、上
    記洗剤充填口は、上記粉洗剤および弾性変形部材を充填
    後、縫着される洗剤入りパフ。
  6. 【請求項6】 上記粉洗剤の成分中には、石けん素地6
    0〜80重量%と、タルク5〜20重量%と、それぞれ
    0.1重量%以下のパパイヤ酵素および脱脂粉乳を含ん
    でいる請求項5に記載の洗剤入りパフ。
JP1997008796U 1997-09-16 1997-09-16 洗剤入りパフ Expired - Lifetime JP3048155U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006095912A1 (ja) 2006-03-15 2006-09-14 Shiseido Co., Ltd. 美容用具
JP2010046129A (ja) * 2008-08-19 2010-03-04 P & P F:Kk シート状皮膚洗浄用具

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