JPH10146216A - 化粧用塗布具 - Google Patents

化粧用塗布具

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Publication number
JPH10146216A
JPH10146216A JP30638796A JP30638796A JPH10146216A JP H10146216 A JPH10146216 A JP H10146216A JP 30638796 A JP30638796 A JP 30638796A JP 30638796 A JP30638796 A JP 30638796A JP H10146216 A JPH10146216 A JP H10146216A
Authority
JP
Japan
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cosmetic
applicator
paper
main body
body paper
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP30638796A
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English (en)
Inventor
Naomi Shimamura
直美 嶋村
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Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1つの塗布具で複数の化粧作業を行う事を可
能とし、小型で携帯性に優れた塗布具を得る事を可能と
する。また、化粧用塗布具に化粧料を付着して形成する
事により、外出先への化粧料の携帯を不要とする。廉価
で手軽に使い捨て可能な塗布具を形成し、塗布具の手入
れの面倒や肌のトラブルを防止する。 【解決手段】 油取り機能を備えた化粧用の本体紙1の
片面に、静電植毛を施して、植毛部2を形成する。ま
た、化粧用の本体紙1の片面に、植毛部2を形成し、こ
の本体紙1の植毛部2及びまたは植毛部2とは反対側の
面に、化粧料を付着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粉白粉、頬紅、口紅、
ファンデーション、アイシャドー、アイブロー、化粧
水、乳液、クリーム、その他の化粧料を塗布するための
化粧用塗布具に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、スポンジ等の塗布具の表面に、静
電植毛を施したものが存在する。そして、この植毛部に
粉白粉、頬紅、口紅、ファンデーション、アイシャド
ー、アイブロー、化粧水、乳液、クリーム、その他の化
粧料を化粧作業時に付着して、これらを使用者の肌に塗
布したり、洗顔料等を含浸して洗浄作業をするものが存
在する。
【0003】このように静電植毛を施す事により、塗布
具の表面積が増大するとともに、静電気力や物理吸着力
等が働くから、スポンジには化粧料や洗浄料を充分に付
着させる事ができる。また、静電植毛により、スポンジ
には緻密な植毛部を形成できるから、使用者の凹凸の多
い顔面や皺の隙間等の細部まで、ムラなく化粧料を塗布
したり、汚れを除去したりする事が可能となる。また、
肌触りも柔軟で滑らかであるから、使用者に良好な使用
感を与えるものとなる。
【0004】そして、上記で使用する化粧料や洗浄料
は、コンパクト容器、ビン型容器、チューブ型容器等の
適宜の容器に収納されている。また、塗布具は、これら
の容器に設けられた塗布具の収納部に収納したり、別個
の専用容器に収納したりしている。そして、外出時等は
口紅、アイシャドー、ファンデーション等、何点もの化
粧料容器と、それぞれの塗布具とを持ち歩く必要があ
り、重くかさばるものとなっていた。
【0005】また、塗布具を繰り返し使用しているうち
に、塗布具に皮脂や化粧料が付着して汚れたり、この汚
れが原因で細菌が繁殖して、塗布具が不潔なものとなる
事があった。そのため、化粧の際に使用者の肌に塗布具
の汚れが付着して、化粧の仕上がりが悪くなったり、に
きび、かぶれ等の肌荒れが発生する事があった。また、
このようなトラブルを防ぐためには、使用後は塗布具を
まめに洗浄、乾燥する必要があり、手間のかかるもので
あった。
【0006】また、他の従来例では、実用新案登録第3
011576号、第3010721号公報記載の如き考
案が存在する。これらの従来例は、プラスチックシート
に静電植毛を施すとともに、この植毛部には、製造時に
口紅、粉白粉等の化粧料や、石鹸等の洗浄料を含浸し
て、化粧用シートを形成したものである。この化粧用シ
ートで化粧作業や洗浄作業を行い、作業が終わったらこ
れを使い捨てる事ができる。
【0007】そして、薄くて丈夫なプラスチックシート
を使用する事により、コンパクトで携帯し易い塗布具を
廉価に得る事ができる。また、プラスチックシートは、
静電植毛を施し易い素材であるし、柔軟であるから、製
造時や化粧作業時も扱い易いものとなる。そして、静電
植毛により、塗布具は化粧料の吸着力が良好となり、肌
に接触する植毛部も緻密であるから、顔面の凹凸部分や
皺の隙間等の細部まで、満遍なく化粧料を塗布したり、
汚れを洗浄したりする事が可能であった。
【0008】また、パフやスポンジ等の塗布具の場合
は、塗布具を化粧作業時に化粧料や洗浄料に接触させ
て、これらを転写した後、塗布・洗浄作業を行っていた
が、この化粧用シートは、製造時に化粧料や石鹸を含浸
してあるから、使用時には化粧料や洗浄料を付着させる
手間を省き、手軽に化粧作業を行う事が可能となる。更
に、外出先にこの塗布具を携帯すれば、化粧料や洗浄料
を携帯する必要がないものとなる。
【0009】また、使い捨てが可能であるから、前記の
スポンジの如く繰り返し使用する塗布具に比べ、清潔で
あり、肌の汚れや肌荒れ等のトラブルを防ぐ事が可能と
なるとともに、使用後の塗布具の処理の手間も省けるも
のとなる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
化粧用シートは、製造時に植毛部に付着した化粧料を使
用して一つの作業を行うものである。即ち、化粧料を付
着していれば、この化粧料の塗布作業しか行えないし、
石鹸を付着していれば、洗浄作業しか行えないものであ
る。また、塗布作業や洗浄作業を行うのは、植毛部分の
みである。従って、プラスチックシートの両面に静電植
毛を施した場合は、両面を使用して化粧作業や洗浄作業
を行うことができるが、両面に植毛を施すと、塗布具が
コスト高なものとなってしまう。また、片面のみに植毛
した場合は、植毛していないプラスチックシート面は、
化粧作業や洗浄作業には関与しないものとなっていた。
【0011】本発明は上述の如き課題を解決しようとす
るものであって、化粧用の本体紙の片面に、静電植毛を
施して化粧用塗布具を形成する事により、本体紙の持つ
本来の機能を生かしながら、植毛部分で化粧作業時に化
粧料の塗布作業を行ったり、ふき取り作業を行う等の複
数の機能を化粧用塗布具に持たせようとするものであ
る。また、静電植毛により、化粧料の吸着力を高め、塗
布具を肌触りが柔軟で滑らかな、使い心地の良いものと
するものである。
【0012】このように、化粧用塗布具に複数の機能を
持たせる事により、外出先等に沢山の化粧用具を携帯す
る必要がないものとなる。また、小型で廉価な化粧用塗
布具を形成する事により、携帯に便利で気軽に使い捨て
可能とするものである。そして、使い捨てる事により、
常に新しくて清潔な塗布具を使用して、肌の汚れや肌荒
れ等のトラブルを防止するとともに、塗布具の手入れの
手間を省く事が可能となる。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の如き課題
を解決するため、油取り機能を備えた化粧用の本体紙の
片面に、静電植毛を施して成るものである。
【0014】また、第2の発明は、化粧用の本体紙の片
面に、静電植毛を施すとともに、植毛部とは反対側の面
に化粧料を付着して成るものである。
【0015】また、第3の発明は、化粧用の本体紙の片
面に、静電植毛を施すとともに、植毛部に化粧料を付着
して成るものである。
【0016】また、第4の発明は、化粧用の本体紙の片
面に、静電植毛を施すとともに、本体紙の両面に化粧料
を付着して成るものである。
【0017】また、本体紙は、油取り紙であっても良
い。
【0018】また、本体紙は、不織布であっても良い。
【0019】また、化粧料は、粉末化粧料であっても良
い。
【0020】また、化粧料は、液体化粧料であっても良
い。
【0021】また、化粧料は、クリーム状化粧料であっ
ても良い。
【0022】
【作用】本発明は上述の如く構成したもので、化粧用の
本体紙に静電植毛をするには、まず本体紙の片面の、植
毛を行う部位に接着剤を塗布する。そして、木綿や合成
繊維等を切断して形成した、長さ0.4mm〜1.5m
m、太さ1.0デニール〜2.0デニールのフロック
を、この接着剤部分に高密度で散布する。このフロック
の散布は、本体紙を電界内に配置して、静電気力を利用
して行う事により、フロックが互いに接触する事なく、
一本一本が直立するように配列させる事ができる。その
後、接着剤を乾燥させると、本体紙の表面には、均一で
緻密度が高く、肌触りや使用操作性に優れた植毛が施さ
れる。
【0023】上記の如く形成する事により、本体紙の本
来の機能を生かした上で、植毛部に化粧料を塗布して化
粧作業を行う等の機能を追加して、小型で多機能型な化
粧用塗布具を得る事ができる。そのため、化粧作業時に
は、1つの塗布具で複数の作業を行うことが可能となる
し、携帯性に優れたものとなり、外出先等でも手軽にか
つ丁寧に化粧作業を行う事ができる。
【0024】そして、植毛部は、静電気力や物理吸着力
により、製造時または使用時に化粧料を充分に付着する
事ができるし、緻密であるから、ムラのない仕上がりで
化粧作業を行う事ができる。また、植毛部は肌触りも柔
軟で滑らかであるし、植毛によって、本体紙自体も紙の
持つカサカサ感がなくなり、柔軟なものとなるから、本
体紙の両面共に使用感の良好な製品を得る事ができる。
そして、薄くて柔軟であるから、使用者の肌の凹凸に合
わせて自在に変形可能なものとなる。
【0025】また、化粧用塗布具を気軽に使い捨てでき
るから、常に新しくて清潔な塗布具を使用する事が可能
となり、肌の汚れや肌荒れ等のトラブルを防ぐ事ができ
るとともに、塗布具を洗浄する等の手間がないものとな
る。
【0026】そして、第1の発明では、油取り機能を備
えた化粧用の本体紙の片面に、静電植毛を施して化粧用
塗布具を形成している。この塗布具を使用して化粧作業
を行う場合、まず使用者の顔面の汗や皮脂を、植毛して
ない本体紙側の面で押さえて吸収する。そして、顔面の
油分を除去したら、植毛部に粉白粉等の化粧料を、コン
パクト容器等から充分に転写して、ムラなく顔面に塗布
する事ができる。このように、1つの塗布具で、肌の油
取りと化粧料塗布の2つの作業を行う事ができるから、
外出時に携帯する化粧道具も減るし、小型でかさばらな
いものとなる。
【0027】また、第2の発明では、化粧用の本体紙の
片面に、静電植毛を施すとともに、植毛部とは反対側の
面に、化粧料を付着して化粧用塗布具を形成している。
この塗布具を使用する場合は、本体紙の植毛していない
側で顔面を押さえて、本体紙に予め付着してある粉白粉
等の化粧料を顔面に塗布する。そして、植毛部に、粉白
粉とは異なる化粧料であるファンデーションや口紅等の
化粧料を、コンパクト容器等から転写して、頬や唇に塗
布する事ができる。従って、本体紙の両面で2種類の化
粧料の塗布作業を行う事が可能となる。また、植毛部に
は予め化粧料を付着していないから、使用時に適宜の化
粧料を選択して化粧作業を行う事ができる。
【0028】または、植毛部で顔面の汗や皮脂等の汚れ
や、よれた化粧料をふき取った後、裏面に付着した化粧
料を顔面に塗布する事により、手軽に化粧直しを行う事
が可能となる。植毛部は緻密で表面積が広いから、顔面
の毛穴の奥や皺の隙間等の細部まで、きれいに汚れを除
去する事が可能である。何れの場合でも、外出先には本
体紙に予め付着している化粧料を携帯する必要がないも
のとなる。
【0029】また、第3の発明では、化粧用の本体紙の
片面に、静電植毛を施すとともに、植毛部に化粧料を付
着して化粧用塗布具を形成している。そして、化粧用の
本体紙には油取り紙を使用し、植毛部にファンデーショ
ンや粉白粉等の粉末化粧料を付着して形成すれば、油取
り紙側の面で顔面の汗や皮脂等を吸収した後、植毛部に
付着した化粧料を顔面に塗布する事ができる。この植毛
部は緻密で表面積が広いから、顔面の毛穴の奥や皺の隙
間等の細部まで、ムラなく化粧料を塗布する事ができ
る。そして、植毛部に予め化粧料を付着しているから、
外出先にこの化粧料を携帯する必要がないものとなる。
【0030】また、第4の発明では、化粧用の本体紙の
片面に、静電植毛を施し、本体紙の両面に化粧料を付着
して化粧用塗布具を形成している。そして、製造時に植
毛部にはファンデーションを、植毛してない面には粉白
粉を付着して、異なる種類の化粧料を塗布すれば、1つ
の塗布具で2つの化粧料を塗布可能で、しかも携帯に便
利な塗布具を得る事ができる。この塗布具を使用する場
合は、植毛部のファンデーションを肌にムラなく塗布し
た後、裏面の粉白粉を顔面に塗布する事により、ファン
デーションのてかりを抑えて美しい仕上がりで化粧作業
を行う事ができる。そして、外出先にこの塗布具を携帯
すれば、2種類の化粧料を持ち歩く必要がないものとな
り、携帯性が更に向上する。
【0031】また、本体紙は、油取り紙で形成すれば、
肌に付着したファンデーション等は除去せずに、汗や皮
脂のみを確実に除去する事が可能となる。従って、植毛
部で行う化粧作業を、よりムラのない美しい仕上がりで
行う事が可能となる。
【0032】また、本体紙は、不織布で形成すれば、こ
の不織布の表面の凹凸部分で、汗や皮脂等の汚れや、よ
れた化粧料等をきれいにふき取る事ができる。また、コ
ットン等のように毛羽立ち等が起こりにくいから、肌に
繊維が残る事なく、化粧作業をした際に美しい仕上がり
が可能となる。
【0033】また、本体紙に付着する化粧料は、白粉、
頬紅、口紅、ファンデーション、アイシャドー、アイブ
ロー、化粧水、乳液、クリーム、その他の化粧料を使用
目的に応じて適宜選択する事が可能である。また、これ
らの化粧料の状態も粉末化粧料、液体化粧料、クリーム
状化粧料等、使用目的に応じて適宜の状態の化粧料を選
択する事ができる。
【0034】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に於いて説明す
れば、(1)は化粧用の本体紙で、油取り紙、不織布等、
適宜の機能を持った素材を使用する。そして、本体紙
(1)の片面には、静電植毛を施して植毛部(2)を形成し
ている。この静電植毛をするには、まず本体紙(1)の片
面の、植毛を行いたい部位に接着剤を塗布する。そし
て、この接着剤部分に、木綿や合成繊維等を切断して形
成したフロックを高密度で散布する。このフロックは、
繊維の長さを0.4mm〜1.5mm、太さを1.0デ
ニール〜2.0デニールの範囲で形成する。そして、こ
の本体紙(1)へのフロックの散布は、本体紙(1)を電界
内に配置して、静電気力を利用して行う事により、フロ
ックが互いに接触する事がなく一本一本が直立するよう
に植毛を行う事ができる。その後、接着剤を乾燥させる
と、本体紙(1)の表面に、均一で緻密度が高く、肌触り
や使用操作性に優れた植毛部(2)を形成する事が可能と
なる。
【0035】上記の如く形成する事により、本体紙(1)
の本来の機能を生かすとともに、この機能の他に、植毛
部(2)にも化粧作業の機能を持たせ、多機能な化粧用塗
布具(3)を小型に形成する事が可能となる。また、使用
する材料も廉価であるし、植毛も片面にのみ行っている
から、コストパフォーマンスの良い化粧用塗布具(3)を
形成する事ができる。また、本体紙(1)の材質によって
は、カサカサしたり、折り目が硬くなって肌が刺激され
る事があるが、植毛を施す事により、本体紙(1)自体も
柔軟なものとなり、このような不快感を解消するものと
なる。そして、植毛部(2)は柔軟で肌触りが滑らかであ
るから、本体紙(1)の両面とも肌触りの良好なものとな
る。また、塗布具(3)を小型に形成できるから、外出先
に携帯するにも便利で手軽なものとなる。
【0036】また、手軽に使い捨てできるから、常に新
しくて清潔な塗布具(3)を使用可能となり、塗布具(3)
の汚れが肌に付着したり、肌荒れが起きたりするような
トラブルを防ぐ事ができるし、塗布具(3)を洗浄する等
の手間がかからないものとなる。
【0037】そして、第1の発明は、図1に示す如く、
油取り機能を備えた本体紙(1)の片面に、静電植毛を施
して、植毛部(2)を形成する事により化粧用塗布具(3)
を形成している。この化粧用塗布具(3)を使用するに
は、まず使用者の顔面の汗や皮脂等の油分を、本体紙
(1)の植毛してない面で押さえて吸収する。この塗布具
(3)は薄くて柔軟であるから、顔面の凹凸に合わせて自
在に変形して、小鼻の周辺等の隅々まで容易に汚れを除
去する事ができる。
【0038】そして、顔面の油分を除去したら、コンパ
クト容器等からファンデーション、粉白粉、頬紅等の適
宜の化粧料を植毛部(2)に転写して、顔面に塗布する事
ができる。そして、静電植毛する事で表面積が増大する
とともに、物理吸着力や静電気的吸着力が働くから、植
毛部(2)に化粧料を充分に付着して作業を行う事が可能
となる。また、植毛部(2)は緻密で均一なものだから、
顔面の凹凸部や皺の隙間等の細部まで、ムラなく化粧料
を塗布する事が可能となる。また、植毛部(2)には化粧
料を予め付着して形成していないから、使用時に自由に
化粧料を選択して転写する事ができる。このように、肌
の油分の除去と化粧塗布の作業の2つの機能を持つ塗布
具(3)を得る事ができ、外出先等にもこの塗布具(3)を
携帯する事により、かさばるスポンジ等を携帯する必要
がないものとなり、携帯性が良好なものとなる。
【0039】また、上記の如く形成した本体紙(1)を一
枚ずつ個装して塗布具(3)を形成しても良いが、使用目
的に応じて以下に示す如き形態で塗布具(3)を形成すれ
ば、より経済的で使い易いものとなり、外出先等にも携
帯し易いものとなる。
【0040】個装タイプとは異なる第2実施例では、図
5に示す如く、プルポップタイプの化粧用塗布具(3)を
形成している。これは、植毛を施した複数枚の本体紙
(1)を折り畳んで互い違いに重ね合わせた後、取出口
(4)を設けたプルポップボックス(5)の内部に収納した
ものである。化粧作業時は、ボックスティッシュの如
く、取出口(4)から一枚の本体紙(1)を保持して取り出
して使用する。すると、取り出した本体紙(1)と重なり
合った別の本体紙(1)が取出口(4)から露出し、次回は
この露出した本体紙(1)を保持して引っ張る事により、
取り出して使用する。
【0041】このように、一枚の本体紙(1)を取り出す
度に、この本体紙(1)と重なり合った本体紙(1)が取出
口(4)から露出するから、本体紙(1)を取り出し易いも
のとなる。また、本体紙(1)とプルポップボックス(5)
をボックスティッシュ大に形成すれば、塗布具が大型な
ものなり、このたっぷりとした塗布具(3)で、油取りや
化粧落としを効率良く行えるし、化粧台等に手軽に載置
して使用できる。また、ポケットティッシュの如く小型
に形成すれば、パッグにコンパクトに収納でき、外出先
に携帯するのに便利なものとなり、複数枚の本体紙(1)
が収納されているから、何度も手軽に化粧直し等をする
事ができる。また、プルポップボックス(5)は、厚紙や
樹脂等で廉価に形成できるし、使用後にも破棄し易いも
のとなる。そして、樹脂で形成した場合は、洗面所等で
使用しても本体紙(1)を湿気や水分から保護する事が可
能となる。
【0042】また、第3実施例では、図6に示す如く、
ブックタイプの化粧用塗布具(3)を形成している。これ
は、植毛を施した複数枚の本体紙(1)を積層して、断面
コ字型の表紙(6)に挟んで形成したものである。そし
て、表紙(6)の背部分の内側には、接着剤を塗布する事
により接着部(7)を形成し、表紙(6)に本体紙(1)を接
着している。この接着は、通常は本体紙(1)が表紙(6)
から脱落しないようにし、使用時には接着部(7)から本
体紙(1)を容易に剥がせる程度に行う。そして、化粧作
業時は、一枚ずつ本体紙(1)を保持して、接着部(7)か
ら引き剥がす事により使用する。
【0043】従って、上記の塗布具(3)を小型に形成す
れば、携帯に便利なものとなり、外出先でも手軽に使用
した後使い捨てる事が可能となる。また、表紙(6)は、
厚紙や樹脂等で廉価に形成できるし、接着剤で接着する
だけで簡単に形成できるから、難しい工作技術を必要と
しないで塗布具(3)を形成できる。
【0044】また、第4実施例では、図7に示す如く、
ソフトケース収納タイプの化粧用塗布具(3)を形成して
いる。これは、植毛を施した複数枚の本体紙(1)を積層
し、樹脂や布地等で形成したソフトケース(8)に収納し
たものである。そして、化粧作業時は、ソフトケース
(8)の内部から本体紙(1)を一枚ずつ取り出して使用す
る。この塗布具(3)も、携帯に便利で手軽に使用できる
ものとなるし、ソフトケース(8)に収納された本体紙
(1)を使用し終えたら、このソフトケース(8)の内部に
本体紙(1)を追加して、再び使用する事ができ、経済的
なものとなる。
【0045】また、第5実施例では、図8に示す如く、
トイレットペーパータイプの化粧用塗布具(3)を形成し
ている。これは、植毛を施した本体紙(1)を、長尺に形
成し、これを巻いてロール状にして、中心に軸芯(10)
を挿入し、壁面に取り付けたペーパーホルダー(11)
に、この軸芯(10)を取り付けたものである。ペーパー
ホルダー(11)の上面には、本体紙(1)を切り取るため
のペーパーカッター(12)を設けている。そして、ペー
パーホルダー(11)の背面には、マグネット、両面テー
プ、または吸盤等で止着部(13)を形成し、この止着部
(13)を壁面、洗面台、冷蔵庫、鏡台、キャビネット等
に止着する事により、塗布具(3)を洗面所、台所、寝室
等あらゆる場所で手軽に使用できる。
【0046】そして、化粧作業時には、適宜の長さに本
体紙(1)を引き出し、ペーパーカッター(12)で切り取
って使用する。また、本体紙(1)は、一定の間隔でミシ
ン目を設けて形成すれば、切り取り易いものとなるし、
一回分の本体紙(1)の長さを決める目安となり、使い過
ぎる事がないものとなる。
【0047】また、第6実施例では、図9に示す如く、
植毛を施した本体紙(1)を大型に形成して、シートタイ
プの化粧用塗布具(3)を形成している。この形状の塗布
具(3)を形成すれば、上述の実施例の如く製造時に一回
分ずつカットしたり、ロール状に巻き取ったりする必要
がないし、箱やケース等の入れ物を必要としないものと
なる。そのため、製造工程を簡略化して廉価な化粧用塗
布具(3)を得る事ができる。
【0048】そして、化粧作業時には、適宜の大きさに
ハサミ(14)で切り取って使用する。また、自宅で使用
する際には、大型にカットしたり、携帯用には小型にカ
ットして使用できるものとなる。更に、ファンデーショ
ン塗布用には丸型にカットしたり、目尻のふき取り用に
は三角形にカットしたりと、好みの形状に切り取る事が
可能となる。このように、使用目的に応じて大きさや形
状を選択できるから、無駄のない機能的な化粧用塗布具
(3)の使用が可能となる。
【0049】また、第7実施例では、図10に示す如
く、アルミホイルタイプの化粧用塗布具(3)を形成して
いる。これは、植毛を施した本体紙(1)を、長尺に形成
し、この長尺の本体紙(1)をロール状に形成して、蓋
(15)付きのボックス(16)に収納したものである。そ
して、ボックス(16)の口部には、本体紙(1)の切り取
り用の歯(17)を設けてある。また、歯(17)は、ボッ
クス(16)の口部ではなく、蓋(15)の先端に設けても
よく、デザインや本体紙(1)の材質等に合わせて適宜選
択できる。
【0050】そして、化粧作業時は、ボックス(16)の
内部から適宜の長さの本体紙(1)を引っ張り出し、歯
(17)で切り取って使用する。このように、使用目的に
応じて自由に大きさを決定できるから、無駄のない使用
が可能となる。また、ロール状の本体紙(1)は、第5実
施例でも使用しているが、これは壁面等に固定して使用
しているから、使用場所が限定されるものである。しか
し、本実施例の如く形成した塗布具(3)は、未使用時は
抽斗等に収納する事ができる。そして、使用時に抽斗か
ら取り出して、部屋から部屋へ持ち歩いて使用する事が
可能で携帯性が良好なものとなる。また、本体紙(1)を
幅広で大型に形成すれば、表面積が広いから、化粧落と
し等に便利なものとなるし、本体紙(1)を幅狭で小型に
形成すれば、外出先への携帯に便利なものとなる。
【0051】また、第8実施例では、図11に示す如
く、スポンジタイプの化粧用塗布具(3)を形成してい
る。これは、植毛を施した本体紙(1)を、複数枚積層
し、この複数枚の本体紙(1)を一体に型抜き機で型抜き
する事により形成したものである。このように型抜きを
行う事により、複数枚の本体紙(1)が外周部で一体に止
着される。そして、本体紙(1)は植毛しているから嵩高
であり、積層する事により中央部に厚みが生じて、スポ
ンジの如き弾力性のある塗布具(3)を形成できる。ま
た、塗布具(3)には、本体紙(1)の一端を突設し、摘部
(18)を設けている。この摘部(18)部分には植毛を施
さないで、後に本体紙(1)を一枚ずつ容易に引き剥がせ
るようにしている。
【0052】このスポンジタイプの塗布具(3)を使用す
るには、植毛部(2)にファンデーション等を付着する事
により、塗布作業を行う事ができる。すると、この塗布
具(3)はスポンジの如き弾力性と張りを持つから、本体
紙(1)を一枚で使用する場合に比べ、形状保持性が良好
となり、使用安定性の良い塗布具(3)となる。その後、
摘部(18)を摘んで引っ張る事により、使用済みの本体
紙(1)を引き剥がす事ができる。そして、引き剥がした
本体紙(1)は、破棄する前に、植毛を施していない面で
顔面を押さえる事により、ファンデーションの油分を吸
収して、肌に馴染ませる等して、裏面も利用した上で破
棄する事が可能となる。このように形状保持性に優れて
いるから、塗布具(3)を大型に形成しても型くずれしに
くく、使用者の背中や胸、手足等の広い面に化粧料を塗
布し易いものとなる。また、小型に形成すれば、スポン
ジに比べて携帯に便利で手入れの必要がなく、油取り機
能も備えているから、機能的なものとなる。
【0053】また、第1の発明では化粧用塗布具(3)
は、油取り機能を持つ本体紙(1)に静電植毛を施して形
成しているが、第2の発明では、図2に示す如く、化粧
用の本体紙(1)の片面に静電植毛を施し、植毛部(2)と
は反対側の面に、化粧料を付着して化粧用塗布具(3)を
形成している。そして、上記各実施例で示す如き形態の
塗布具(3)を形成しても良い。また、本体紙(1)の素材
及び化粧料の種類は、使用目的に応じて適宜の選択がで
きるが、油取り紙の片面に粉白粉(19)を付着した場合
の使用例を以下に述べる。
【0054】まず、植毛部(2)に使用者のコンパクト容
器等からファンデーションを転写して、顔面に塗布す
る。植毛部(2)は先述の如き効果により、ファンデーシ
ョンを充分に含浸できるし、細部までムラなくファンデ
ーションを塗布する事ができる。その後、本体紙(1)に
製造時に粉白粉(19)を付着した側で顔面を押さえ、粉
白粉(19)を顔面に塗布する事により、ファンデーショ
ンのてかりを抑えながら、肌に馴染ませる事ができる。
【0055】また、他の使用法としては、植毛部(2)で
顔面の汗や皮脂等の汚れや、よれた化粧料をふき取った
後、本体紙(1)の粉白粉(19)を付着した側で、顔面を
押さえて粉白粉(19)を塗布する事により、簡単に化粧
直しを行う事が可能となる。植毛部(2)は緻密で表面積
が広いから、顔面の毛穴の奥や皺の隙間等の細部まで、
きれいに汚れを除去する事が可能である。または、本体
紙(1)に付着した粉白粉(19)を肌に塗布した後、植毛
部(2)でこの顔面の粉白粉(19)を押さえて肌になじま
せたり、余分な粉白粉(19)を除去したりする事が可能
となる。また、本体紙(1)を油取り紙で形成すれば、粉
白粉(19)を肌に塗布する際に、同時に顔面の汗や皮脂
等の汚れを吸収する事が可能となる。このような多機能
を持つ塗布具(3)を外出先等に携帯すれば、化粧作業が
手軽なものとなるし、粉白粉や油取り紙を携帯する必要
がないものとなる。
【0056】また、第3の発明では、化粧用の本体紙
(1)の片面に静電植毛を施し、植毛部(2)に化粧料を付
着して化粧用塗布具(3)を形成している。そして、一例
として、図3に示す如く、油取り紙で形成した本体紙
(1)の片面に、静電植毛を施すとともに、植毛部(2)に
口紅(21)を付着して塗布具(3)を形成している。この
塗布具(3)を使用するには、まず植毛部(2)を唇に接触
させて、この植毛部(2)に製造時に付着した口紅(21)
を塗布する。その後、反対側の油取り紙側で、口紅(2
1)の油分を吸い取る事により、口紅(21)を唇に馴染
ませる事ができる。
【0057】また、他の使用例としては、植毛部(2)に
クリーム状ファンデーションを付着して塗布具(3)を形
成すれば、植毛していない油取り紙側で顔面の油分を吸
収して除去した後、植毛部(2)に製造時に付着したファ
ンデーションを顔面に塗布する事が可能となる。また
は、植毛部(2)に付着したファンデーションを顔面に塗
布後、油取り紙側で顔面を押さえ、ファンデーションを
馴染ませる事もできる。従って、この塗布具(3)を携帯
すれば、口紅やファンデーション、油取り紙を携帯する
必要がないものとなる。
【0058】また、第4の発明では、化粧用の本体紙
(1)の片面に、静電植毛を施し、この本体紙(1)の植毛
部(2)及び植毛していない面に、各々化粧料を付着して
化粧用塗布具(3)を形成している。そして、一例とし
て、図4に示す如く、油取り紙で形成した本体紙(1)の
片面に静電植毛を施し、この植毛部(2)にファンデーシ
ョン(22)を付着し、植毛をしていない油取り紙側には
粉白粉(19)を付着している。
【0059】そして、上記の如き塗布具(3)で化粧作業
を行うには、植毛部(2)を顔面に接触させて、この植毛
部(2)に予め付着したファンデーション(22)を塗布す
る。その後、油取り紙側で、予め付着した粉白粉(19)
を塗布する事で、ファンデーションのてかりを抑え、肌
に馴染ませる事ができる。従って、このような塗布具
(3)を外出先に携帯すれば、ファンデーションと粉白粉
を携帯する必要がなくなり、携帯性が更に向上する。
【0060】また、この第4発明及び先の第3発明の塗
布具(3)に於いて、植毛部(2)に多量の化粧料を付着し
て形成した場合、図4に示す如く、植毛部(2)を透明フ
ィルム(23)等で被覆すれば、化粧料を付着した植毛部
(2)を保護するとともに、使用時や携帯時に、手やバッ
グ等が化粧料で不用意に汚れるのを防ぐ事ができる。そ
して、使用時にはこの透明フィルム(23)を剥離して、
化粧料の塗布作業を行う。そして、これらの発明の如
く、本体紙(1)に化粧料を付着した塗布具(3)を試供品
として形成すれば、廉価なものとする事ができるし、別
個に塗布具を必要としないので、試し易い製品となる。
【0061】また、本体紙(1)は上記各実施例の如く、
油取り紙を使用して塗布具(3)を形成すれば、肌に付着
したファンデーション等は肌に残したまま、汗や皮脂の
みを吸収する事ができる。
【0062】また、本体紙(1)は不織布を使用して塗布
具(3)を形成しても良い。不織布の凹凸面で顔面をこす
ると、汗や皮脂等の汚れや、化粧料等をきれいにふき取
る事が可能である。そして、肌触りも良好で肌を傷つけ
にくい素材である。また、使用時にも、コットンパフ等
のような毛羽立ちが起こりにくいから、ふき取り後も肌
に繊維が残る事がなく、その後化粧作業を行っても、美
しい仕上がりが可能となる。
【0063】また、上記各実施例では、本体紙(1)の植
毛部(2)や植毛していない側に製造時に付着する化粧料
は、白粉、頬紅、口紅、ファンデーションを使用してい
るが、アイシャドー、アイブロー、化粧水、乳液、クリ
ーム、その他の化粧料から適宜選択する事が可能であ
る。そして、選択した化粧料により、使い易い形態で塗
布具(3)を形成する事により、更に使い易いものとな
る。
【0064】また、上記に示す化粧料は、粉末化粧料、
液体化粧料、クリーム状化粧料等、適宜の状態の化粧料
を選択する事ができる。そして、粉末化粧料なら本体紙
(1)の植毛部(2)や植毛していない側に、予め付着させ
易いものとなる。特に、植毛してない本体紙(1)側の面
に化粧料を付着する場合は、本体紙(1)が紙である性質
上、粉末状のものが好ましい。
【0065】また、液体化粧料を含浸する場合、不織布
に液体化粧料である、ふき取り用化粧水を含浸した製品
が従来品として存在する。この不織布の片面に植毛を施
せば、従来の如く不織布側の面で顔面等の化粧料をふき
取る機能の他に、植毛部(2)でも化粧料をふき取る事が
できる。植毛部(2)にもふき取り化粧水が含浸している
し、植毛効果により、従来品に比べて毛穴の奥や皺の隙
間等の細部まで、きれいに化粧料をふき取る事が可能と
なる。
【0066】また、クリーム状ファンデーションや乳液
等のクリーム状化粧料を製造時に植毛部(3)に付着する
場合、本体紙(1)の裏側の面まで水分や油分が染みてこ
ない化粧料を選択するのが好ましい。また、図4の如
く、透明フィルム(23)で植毛部(2)を被覆すると、化
粧料を保護するとともに、手やバッグ等が化粧料で汚れ
たり、複数枚の本体紙(1)を積層した場合に、植毛して
いない面に化粧料が付着してしまうのを防ぐ事ができ
る。
【0067】また、図5乃至図11に示す実施例は、上
記の第1乃至第4発明を適用して実施する事が可能であ
る。本体紙(1)に使用する素材の性質や、家庭や外出先
等の使用場所や使用目的に応じて、適宜の形状で塗布具
(3)を形成する。また、製造時に本体紙(1)に化粧料を
付着するかしないかによって、または製造時に付着する
この化粧料の種類や性質に応じて、適宜の形状で塗布具
(3)を形成する。
【0068】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成したものである
から、化粧用塗布具が小型で軽量なものとなるし、1つ
の塗布具で複数の化粧作業を行う事ができ、機能的な塗
布具を得る事が可能となる。更に、化粧用塗布具に化粧
料を付着して形成する事により、外出先に化粧料を携帯
する必要がなくなり、外出先等への化粧道具の携帯性が
良好なものとなり、外出先でも手軽に化粧作業を行う事
ができる。
【0069】また、化粧用塗布具を廉価に形成し、これ
を使い捨てにする事により、使用後の塗布具の手入れの
手間を省く事が可能となる。そして、常に新しく清潔な
化粧用具を使用可能となるから、塗布具の汚れが肌に付
着したり、この汚れによる肌荒れ等のトラブルを防ぐ事
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】油取り機能を持つ本体紙に静電植毛を施した第
1発明の第1実施例の断面図。
【図2】本体紙の植毛していない面に化粧料と塗布した
第2発明の一実施例の断面図。
【図3】本体紙の植毛部に化粧料を付着した第3発明の
一実施例の断面図。
【図4】本体紙の植毛していない側及び植毛部に、各々
化粧料を付着した第4発明の一実施例の断面図。
【図5】プルトップタイプの化粧用塗布具の断面図。
【図6】ブックタイプの化粧用塗布具の断面図。
【図7】ソフトケースタイプの化粧用塗布具の断面図。
【図8】トイレットペーパータイプの化粧用塗布具の断
面図。
【図9】シートタイプの化粧用塗布具の断面図。
【図10】アルミホイルタイプの化粧用塗布具の断面
図。
【図11】スポンジタイプの化粧用塗布具の断面図。
【符号の説明】
1 本体紙 2 植毛部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油取り機能を備えた化粧用の本体紙の片
    面に、静電植毛を施した事を特徴とする化粧用塗布具。
  2. 【請求項2】 化粧用の本体紙の片面に、静電植毛を施
    すとともに、植毛部とは反対側の面に化粧料を付着した
    事を特徴とする化粧用塗布具。
  3. 【請求項3】 化粧用の本体紙の片面に、静電植毛を施
    すとともに、植毛部に化粧料を付着した事を特徴とする
    化粧用塗布具。
  4. 【請求項4】 化粧用の本体紙の片面に、静電植毛を施
    すとともに、本体紙の両面に化粧料を付着した事を特徴
    とする化粧用塗布具。
  5. 【請求項5】 本体紙は、油取り紙である事を特徴とす
    る請求項2、3又は4の化粧用塗布具。
  6. 【請求項6】 本体紙は、不織布である事を特徴とする
    請求項2、3又は4の化粧用塗布具。
  7. 【請求項7】 化粧料は、粉末化粧料である事を特徴と
    する請求項2、3または4の化粧用塗布具。
  8. 【請求項8】 化粧料は、液体化粧料である事を特徴と
    する請求項2、3または4の化粧用塗布具。
  9. 【請求項9】 化粧料は、クリーム状化粧料である事を
    特徴とする請求項2、3または4の化粧用塗布具。
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