JP3042256U

JP3042256U - 清拭具

Info

Publication number: JP3042256U
Application number: JP1997002563U
Authority: JP
Inventors: 常弘高木
Original assignee: 株式会社ナチハマ
Priority date: 1997-04-07
Filing date: 1997-04-07
Publication date: 1997-10-14
Anticipated expiration: 2003-04-07

Abstract

(57)【要約】【課題】洗浄用の水や洗浄剤を使わずとも、また、清
拭作業にそれほど労力をかけなくても、器物の洗浄や、
顔や身体の洗浄が可能な清拭具を提供する。【解決手段】ポリ酢酸ビニルエマルジョンと汎用ゴム
ラテックスとを含む清拭剤を、含浸、乾燥させた布地
３、４を、芯材としてのスポンジ２の表面に設けた清拭
具１である。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、清拭剤を含浸させた清拭具に関し、特に、食器、調理器、洗面所、流し台、風呂場等の清拭、あるいは顔または身体等の清拭に使用する清拭具に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

周知の通り、一般に器物や身体等の洗浄には、器物や身体等の洗浄対象物や、汚れや付着物等の除去対象物に対応して種々の洗剤、石鹸等の化学洗浄剤が多用されている。また、これらの洗浄には、比較的大量の洗浄水も合わせて使用される。そして、これら化学洗浄剤には、洗浄対象物に対して無害であることと除去対象物に対して洗浄乃至除去効果を有することが求められている。また、更には、使用者の人体や皮膚に対して無害であることや、自然環境を害さないことが求められている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかし、これら化学洗浄剤に対する要求特性のうち、特に、使用者の身体や皮膚に対して無害であることや自然環境を害さないことと、除去対象物に対して洗浄乃至除去効果を有することは、相矛盾する技術的課題である。この矛盾は、特に、除去対象物が脂汚れや、器物に強固に付着した汚れなど、所謂落ちにくい汚れになればなるほど大きくなる。

【０００４】また、もともと自然界には存在しない、人工の化学洗浄剤の排出や、化学洗浄剤を含む洗浄水の排出、更には除去した汚れの排出自体が、基本的には河川の水質等の自然環境保護上問題となる。従って、自然環境保護上は、これら化学洗浄剤の排出量自体を抑制する、そして可能であれば化学洗浄剤自体を排出しないことが望ましい。

【０００５】更に、生活環境上からも、化学洗浄剤や洗浄水の使用や排出が制約される場合がある。即ち、夏の渇水期や災害時における給水制限や断水時、あるいは、キャンプや野外活動など水道や排水設備の乏しい、もしくは化学洗剤などの使用が禁止されている自然環境下での生活などである。

【０００６】このように、日常の生活あるいは屋外での生活や活動などにおいても、化学洗浄剤や洗浄水の排出量自体を規制する乃至すべき方向にあり、また、化学洗浄剤や洗浄水自体が使えない制約も現に存在する中で、脂汚れや、器物に強固に付着した汚れなど、所謂落ちにくい汚れを除去できる手段が求められている。

【０００７】しかしながら、洗浄すべき調理器や食器などの器物の汚れは、落ちにくい脂汚れもあり、また、陶器や金属あるいはプラスティック製等の湯舟、洗面台、流し台等の器物に強固に付着した汚れや付着物は、中々完全には除去できず、実際には、酸やアルカリ等の洗浄力が強力で、かつ自然環境保護上は問題がある洗浄剤が多用されているのが実情である。

【０００８】また、一方、顔や身体の化粧落としなどの場合でも、最近は益々落ちにくくなっている化粧剤落としのため、クレンジングクリームなどを使用して、これをティッシュやガーゼ等で拭き取ったのち、洗顔や入浴により洗浄するのが通例であり、この手間が煩雑となっている。このため、最近では、クレンジングクリームの代わりとなり、化粧落としと洗浄とを同時にできる洗顔料も販売されてはいるが、これらは、基本的にアルコール系溶剤などの有機溶剤を用いるものであり、この薬液の使用自体が、基本的に身体や肌そのものにとっても好ましくない。

【０００９】このような従来技術の問題点に鑑み、本考案は、自然環境などの破壊を防止して、自然を保護するために、洗浄用の水や洗浄剤が充分使えない状況でも、あるいは洗浄用の水や洗浄剤を使わずとも、陶器や金属あるいはプラスティック製等の器物の洗浄可能であり、また、有機溶剤や化学洗剤などを使わずとも、化粧落としなどの顔や身体の洗浄が可能で、しかも洗浄作業にそれほど労力をかけなくても、脂汚れや強固に付着した汚れを、比較的簡便に除去できる清拭具を提供することを目的とする。

【００１０】

【課題を解決するための手段】

上記の目的を達成するために、本考案では、清拭具を、ポリ酢酸ビニルエマルジョンと汎用ゴムラテックスとを含む清拭剤を含浸、乾燥させた布地を、芯材としてのスポンジ表面に設けたものとする。

【００１１】本考案では、清拭剤と、清拭剤を含浸させた布地と、更に芯材としてのスポンジとの相乗効果により、優れた清拭機能を発揮する。まず、清拭剤は、ポリ酢酸ビニルエマルジョンと汎用ゴムラテックスを含むものとすることによって、洗剤や洗浄水を要することなく、また、それ自体から有害な物質を出さず、環境を汚したり、使用者の人体や皮膚、肌を害したり、悪影響を与えたりすることなく清拭作業が可能となる。また清拭される器物や身体を擦る力をかけずとも、水や湯に濡らして使用するだけで、脂汚れや強固に付着した汚れなど、単に紙や布による清拭では落ちにくい器物の汚れを確実に除去することができる。

【００１２】これは、清拭剤中の汎用ゴムラテックスの、ゴムとしての性質である吸油力と摩擦力により、言い換えると消しゴムのような要領で、器物の脂汚れや強固に付着した汚れが、効率良く除去できることによる。但し、消しゴムとの相違は、本考案の清拭剤の機能を発揮させるためには、消しゴムのような乾いた環境下での使用ではなく、清拭具を水や湯などに濡らし、清拭剤を湿潤状態で使用する必要がある点である。

【００１３】この機能を発揮し、器物の汚れをより確実に除去するためには、ポリ酢酸ビニルエマルジョンと汎用ゴムラテックスとの好ましい混合割合を、固形分換算でポリ酢酸ビニルエマルジョンを30〜70重量％、汎用ゴムラテックスを70〜30重量％とすることが好ましい。

【００１４】ポリ酢酸ビニルエマルジョンを多く含有させていくと、硬さが増し腰が強くでき、清拭具としての全体形状が保持できる反面、汎用ゴムラテックスの含有量が少なくなり、清拭機能が少しずつ低くなる。しかし、前記混合割合の範囲であれば、確実に腰ができ、清拭具としての全体形状が保持できるとともに、洗剤が不要な程度の清拭機能を合わせ持たせることができる。更に好ましくは、ポリ酢酸ビニルエマルジョンと汎用ゴムラテックスとの両者の混合割合は半々に近い割合がよい。勿論、この混合割合は、前記した好ましい量的範囲の中で、除去対象の汚れや、用いる身体の部分に合わせて適宜選択される。

【００１５】また必要に応じて、前記清拭剤に、界面活性剤、溶剤あるいはベントナイト、綿粉等の無機又は有機物質の粉末、シリコンオイル、ポリビニルアルコール(PVA ) 等の水溶性樹脂等を加えることができる。

【００１６】本考案では、清拭剤を布地に予め含浸、乾燥させているので、清拭剤を均一に含浸させることができ、布地の生地全体に腰ができる。そのため、この腰のある布地を、軟質で弾力性を有する芯材のスポンジ表面に設けることにより、清拭対象物の表面に、しかもその表面形状にフィットする形で、一定の弾力をもって適合しやすくなる。したがって、清拭具自体の清拭力が向上し、清拭剤の清拭力と相まって、清拭対象物に擦る力をかけずとも、清拭対象物の清拭作業が効率的に行える。そしてこのことが、表面が硬い器物の洗浄だけではなく、軟らかく傷つきやすい身体の肌の洗浄用に使えるという効用を生み出す。

【００１７】また、本考案における清拭剤は、前記した通り、水やお湯に湿潤して用いることを必須とするが、芯材のスポンジが多孔質であるため、水やお湯等の水分を保持する保水効果が高い。このため、スポンジが軟質で弾力性を有することと相まって、使用者が清拭具を、例えば片手で挟持して使用した場合、挟持する手の加圧力の加減によって、スポンジが伸縮し、スポンジに保持されている水分が、スポンジ表面の布地に含浸された清拭剤に、適度な量供給可能とされることにより、前記清拭剤の清拭効果が持続的となる効果も有する。

【００１８】したがって、本考案清拭具は、この効果を発揮する点や、使用者が扱いやすい点からも、清拭具の大きさは、片手で挟持できる程度の大きさが好ましい。

【００１９】

【考案の実施の形態】

本考案の布の生地としては、綿、ポリエステル等の化繊、毛糸等の単独あるいはこれらを組み合わせた編物、織物、不織布、タオル地などが適宜選択される。また、清拭具に含ませる水を切る場合には、清拭具自体を強く握って体積を縮小させるが、この水切れを良くするために、あるいは布地表面を粗くして清拭効果を上げたい等の場合には、布地全体または一部を、織り目間の空隙を大きくしたメッシュ地（網目状の生地）とすることが好ましい。

【００２０】また、本考案の芯材のスポンジとしては、軟質で弾力性を有するものであれば、そして多孔性で含水性に優れたものであれば、公知乃至汎用されているウレタンやＥＶＡスポンジ等が適宜使用できる。

【００２１】以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。図１〜３は、各々本考案に係る清拭具の斜視図である。図１（ａ）の清拭具１ａは、陶器や金属あるいはプラスティック製等の湯舟、洗面台、流し台等の器物の清拭に適したものである。このため、直方体の角部を円弧状に角取りし、片手で挟持できる大きさと形状を有している。そして、ポリエステルの不織布であって、前記ポリ酢酸ビニルエマルジョン50重量％と汎用ゴムラテックス50重量％とを含む清拭剤を含浸、乾燥させた布３、４を、ウレタンフォームのスポンジからなる芯材２の両平面に接着剤で張り合わせた構造からなる。清拭具１ａは以上の構成であるので、酸やアルカリなどの強力な洗浄剤を用いずとも、また洗浄水を多量に使わずとも、本清拭具を水やお湯に浸して用いるだけで、前記器物の特に落ちにくい汚れを効率的に除去することが可能である。

【００２２】図１（ｂ）の清拭具１ｂは、食器や調理器具の清拭に適したものである。このため、綿製の縦糸と横糸とを直角に組み合わせた平織りで、かつ糸同士の間隔を開け、糸間の間隙を多く設け、水切りを良くしたメッシュタイプの織布から、直方体状の袋体５を形成し、この袋体５に、前記ポリ酢酸ビニルエマルジョンと汎用ゴムラテックスとを含む清拭剤を含浸、乾燥させるとともに、該袋体５内の空間にウレタンフォームのスポンジからなる直方体の芯材２を綴じ込んだ構造を有する。なお、６は清拭具１ｂの使用後の保管乃至乾燥を行う際に、ハンガーなどに清拭具を係止するリング状のひもであり、袋体５の一端に縫い付けられる等して設けられている。清拭具１ｂは以上の構成であるので、食器洗剤等を用いずとも、また洗浄水を多量に使わずとも、本清拭具を水やお湯に浸して用いるだけで、食器や調理器具の特に落ちにくい油汚れなどを効率的に除去することが可能である。

【００２３】図２（ａ）の清拭具１ｃは、顔面の毛穴の汚れや化粧を落とすのに適したフェイスクリア用である。このため、肌触りの良い、綿製の縦糸と横糸とを直角に組み合わせた平織り織布から円盤状の袋体７を形成し、この袋体７に、前記ポリ酢酸ビニルエマルジョンと汎用ゴムラテックスとを含む清拭剤を含浸、乾燥させるとともに、該袋体７内の空間にウレタンフォームのスポンジからなる円盤状の芯材２を、袋体７の端部７ａで綴じ込んだ構造を有する。なお、６は、前記と同様、清拭具１ｃの使用後の保管乃至乾燥を行う際に、ハンガーなどに清拭具を係止するリング状のひもであり、袋体７の一端に縫い付けられる等して設けられている。清拭具１ｃは以上の構成であるので、クレンジングクリーム等の洗浄剤を用いずとも、また洗浄水を多量に使わずとも、本清拭具を水やお湯に浸して用いるだけで、顔面の特に落ちにくい毛穴の汚れや化粧を効率的に除去することが可能である。

【００２４】図２（ｂ）の清拭具１ｄは、入浴時、身体の汚れや化粧を落とすのに適したボディークリア用である。このため、肌触りの良い、綿製のタオル地により大判状の袋体８を形成し、この袋体８に、前記ポリ酢酸ビニルエマルジョンと汎用ゴムラテックスとを含む清拭剤を含浸、乾燥させるとともに、該袋体８内の空間にＥＶＡスポンジからなる大判状の芯材２を、袋体８の端部９で綴じ込んだ構造を有する。なお、６は、前記と同様のリング状のひもであり、袋体８の一端に縫い付けられる等して設けられている。清拭具１ｄは以上の構成であるので、石鹸やシャンプー等の洗浄剤を用いずとも、また洗浄水を多量に使わずとも、本清拭具を水やお湯に浸して用いるだけで、身体の特に落ちにくい汚れや化粧を効率的に除去することが可能である。

【００２５】図２（ｃ）の清拭具１ｅは、入浴時、特に背中などの身体の汚れを落とすのに適したボディークリア用である。このため、前記清拭具１ｄと同じく、肌触りの良い、綿製のタオル地により棒状の袋体１０を形成し、この袋体１０に、前記ポリ酢酸ビニルエマルジョンと汎用ゴムラテックスとを含む清拭剤を含浸、乾燥させるとともに、該袋体１０内の空間にウレタンフォームのスポンジからなる棒状の芯材２を、綴じ込んだ構造を有する。なお、芯材２は、袋体１０の両端部の開口部分から挿入され、綴じ込みひもであり、清拭時は手をかけて清拭具を摺動させる握りにもなるひも１１、１２により袋体１０の端部１０ａ、１０ｂで綴じ込まれる。清拭具１ｅは以上の構成であるので、石鹸やシャンプー等の洗浄剤を用いずとも、また洗浄水を多量に使わずとも、本清拭具を水やお湯に浸して用いるだけで、背中などの身体の特に落ちにくい汚れを除去することが可能で、しかも洗いにくい背中などを余計な労力や無理な姿勢なしで効率的に除去することが可能である。

【００２６】図３（ａ）の清拭具１ｆは、前記清拭具１ｄや１ｅと同じく、入浴時に身体の前面の汚れを落とすのに適したボディークリア用である。このため、肌触りの良い、綿製の縦糸と横糸とを直角に組み合わせた平織り織布から円盤状の袋体１２を形成し、この袋体１２に、前記ポリ酢酸ビニルエマルジョンと汎用ゴムラテックスとを含む清拭剤を含浸、乾燥させるとともに、該袋体１２内の空間にウレタンフォームのスポンジからなる円盤状の芯材２を、綴じ込んだ構造を有する。また、清拭具１ｆは、片手で身体の清拭作業が効率良く行われるよう、片手が袋体１２の端部１４側から、挿入できる空間を形成するため、手の挿入部１３を有するメッシュ状の第２の袋体１５を設け、全体を手袋状、特にミトン状に形成している。清拭具１ｆは以上の構成であるので、片手を清拭具に挿入して清拭することができ、持ちやすく、また、石鹸やシャンプー等の洗浄剤を用いずとも、洗浄水を多量に使わずとも、本清拭具を水やお湯に浸して用いるだけで、身体の特に落ちにくい汚れを除去することが可能で、しかも余計な労力や無理な姿勢なしで効率的に除去することが可能である。

【００２７】なお、本実施例では、手袋形状として各手の指の挿入部が統一乃至単一のミトン状のものを例示したが、手を挿入するためには、綿製の袋体の全体形状を図示はしないが、各指の挿入部が分割された通常の軍手タイプ、親指装入部のみが分割され、他の指の装入部が合わさった形状のミトンタイプなどが適宜選択されて良い。

【００２８】図３（ｂ）の清拭具１ｇは、入浴時、特にかかとなど足裏などの垢すりに適したボディークリア用である。このため、前記清拭具とは違い、肌触りの良い、綿製の糸と、剛性のある麻製の糸とを例えば綿７０％、麻３０％の割合で混紡した平織り織布から袋体１６を形成し、この袋体１６に、前記ポリ酢酸ビニルエマルジョンと汎用ゴムラテックスとを含む清拭剤を含浸、乾燥させるとともに、該袋体１６内の空間にＥＶＡスポンジからなる芯材２を、綴じ込んだ構造を有する。なお、芯材２は、袋体１６の一端の開口部分１６ａから挿入され、綴じ込みひも１７により、袋体１６の一端の開口部分１６ａを絞り込んで綴じ込まれる。清拭具１ｇは以上の構成であるので、軽石などを用いずとも、本清拭具を水やお湯に浸して用いるだけで、足裏などの垢すりを行うことが可能で、しかも余計な労力や無理な姿勢なしで効率的に除去することが可能である。

【００２９】

【考案の効果】

以上説明したように、本考案に係る清拭具は、自然環境を保護するために、洗浄用の水や洗浄剤が充分使えない状況でも、あるいは洗浄用の水や洗浄剤を使わずとも器物等が洗浄可能であり、また、有機溶剤や化学洗剤などを使わずとも、顔や身体の洗浄が可能で、しかも洗浄作業にそれほど労力をかけなくても、脂汚れや強固に付着した汚れを、比較的簡便に除去できる。また、清拭具自体をコンパクト化して運搬や取り扱いができるなどの優れた効果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案に係る清拭具の一実施例を示す斜視図で
ある。

【図２】本考案に係る清拭具の他の実施例を示す斜視図
である。

【図３】本考案に係る清拭具の他の実施例を示す斜視図
である。

【符号の説明】

１ａ〜１ｇ：清拭具３、４：不
織布５、７、８、１０、１２、１６：袋体６、１１、
１２：ひも９：袋体端部１３：袋体
開口端部１４：袋体端部１５：袋体

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】ポリ酢酸ビニルエマルジョンと汎用ゴム
ラテックスとを含む清拭剤を含浸、乾燥させた布地を、
芯材としてのスポンジ表面に設けたことを特徴とする清
拭具。
【請求項２】前記清拭剤が固形分換算でポリ酢酸ビニ
ルエマルジョンを30〜70重量％、汎用ゴムラテックスを
70〜30重量％含む請求項１に記載の清拭具。
【請求項３】前記布地を、芯材の表面に接着剤で張り
合わせた構造からなる請求項１または２に記載の清拭
具。
【請求項４】前記布地により袋体を形成し、該袋体内
に前記芯材を綴じ込んだ構造からなる請求項１乃至３の
いずれか１項に記載の清拭具。
【請求項５】前記清拭具がミトン形状を有する請求項
１乃至４のいずれか１項に記載の清拭具。
【請求項６】前記布地の、全体または一部がメッシュ
地である請求項１乃至５のいずれか１項に記載の清拭
具。
【請求項７】前記布地がポリエステルである１乃至５
のいずれか１項に記載の清拭具。
【請求項８】前記布地が綿である請求項１乃至５のい
ずれか１項に記載の清拭具。
【請求項９】前記布地が綿と麻との混紡である１乃至
５のいずれか１項に記載の清拭具。
【請求項１０】用途が顔または身体清拭用である請求
項１乃至８のいずれか１項に記載の清拭具。