JP3040094U - 手袋型擦り具 - Google Patents

手袋型擦り具

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JP3040094U
JP3040094U JP1997000377U JP37797U JP3040094U JP 3040094 U JP3040094 U JP 3040094U JP 1997000377 U JP1997000377 U JP 1997000377U JP 37797 U JP37797 U JP 37797U JP 3040094 U JP3040094 U JP 3040094U
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JP
Japan
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cloth
rubbing tool
glove
rubbing
finger
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Application number
JP1997000377U
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English (en)
Inventor
照美 若林
Original Assignee
ニッテン株式会社
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  • Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 種々の用途に供する擦り具 【解決する手段】 布を縫合して形成され手を挿入する
開口10を有し示指62から小指65までを1つの空間12に収
容する手袋型の擦り具において、掌側の布1と甲側の布
2との間に仕切布3が縫合され内部が掌と甲側の2つの
空間11、12に仕切られている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する分野】
本考案は、台所用、浴室用、身体洗い用、洗車ワックス掛け用、家具磨き用、 靴磨き用等、広い用途に使用できる手袋型擦り具に関する。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】
身体洗い、靴磨き等に使用する擦り具として、手に嵌めて使用する手袋型擦り 具が種々提案されている。 しかし、身体洗い用の擦り具は、擦り具に石鹸を擦りつけても擦り具自体の面 積がタオルに比べて小さいため、洗い途中で、擦り具に何度が石鹸を擦りつけて 補充する必要があり面倒である。 又、靴磨き用の擦り具は、靴墨をつけたとき、靴墨が擦り具の内面に染み込ん で手を汚す問題がある。 本考案は上記問題を解決できる手袋型の擦り具を明らかにするものである。
【0003】
【課題を解決する手段】
本考案の擦り具は、布を縫合して形成され手を挿入する開口(10)を有し示指(6 2)から小指(65)までを1つの空間に収容する手袋型の擦り具において、掌側の布 (1)と甲側の布(2)との間に仕切布(3)が縫合され内部が掌と甲側の2つの空間 (11)(12)に仕切られている。 指側外周部にフリル(4)を設けてもよい。 親指(61)を外部に露出させるための孔(5)を1又は左右対称位置に2つ設けて もよい。
【0004】
【作用及び効果】
身体洗い用として使用するときは、擦り具内の1つの空間(12)に示指(62)から 小指(65)までの4本の指を含む手先部分を挿入し、他方の空間(11)に固形石鹸を 挿入し、擦り具全体を濡らして身体を擦る。 石鹸の表面が溶けて手袋の外側に染み出して泡立ち、身体を綺麗に洗うことが できる。 擦り具に何度も石鹸を擦りつけて補充する手間が省ける。
【0005】 固形石鹸を収容する部分に、固形石鹸に代えて粉末或いはペースト状の磨き粉 を収容し、手袋を少し濡らして食器磨き等の磨き作業に使用すれば、手袋の生地 を通して磨き粉が外部に浸透して、食器等を美しく磨くことができ、又、手袋の 外側に磨き粉を付着させた場合の様に、磨き粉が無駄に零れ落ちることを防止で きる。 擦り具で靴を磨くには、掌が仕切布(3)に接する様に擦り具に手を挿入して使 用すればよい。 擦り具の表面に付着した靴墨が内面に染み込んで、仕切布(3)によって掌が汚 れることを防止できる。 仕切布を防水性とすれば、一層効果的に掌が靴墨で汚れることを防止できる。
【0006】 擦り具の指側外周部にフリル(4)を設けた場合、これをレンジの煮零れ汚れ落 としに使用すれば、レンジを擦っている最中に、勢いよく相手部材に衝突するこ とがあっても、手指の先のフリル(4)がクッションの役割をなし、手指の負傷を 防止できる。 又、コップ洗いに使用すれば、擦り具先端のフリル(4)が変形してコップ底と 内周面との隅部へ強く当るため、洗い難いコップ底の隅まで綺麗に洗うことがで きる。 孔(5)から親指を露出させれば、食器洗いの際、親指で食器の滑りを防止でき 使い易い。 図1の2鎖線で示す様に、親指が露出する孔(5)の対称位置に、同じく親指の 露出する孔(5)をもう1つ設ければ、左右何れの手も嵌めることができ便利であ る。
【0007】
【考案の実施の形態】 擦り具は、手の甲に被さる布(2)と掌に被さる布(1)とをミトン型に縫合して 形成され、手の挿入開口(10)を有している。但し、実施例の擦り具は親指に被さ る部分はなく、親指を外部に露出させる孔(5)が設けられている。該孔(5)は、 掌側の布(1)と甲側の布(2)を部分的に縫合しないことによって形成されている 。
【0008】 上記2枚の布(1)(2)は、アクリルフィラメントを丸編み機で編成したパイル 編地であり、ループ状パイルを外側に表出している。 ループ状パイルは、外見ではループ状パイルとは判別し難いほど生地面に対し て略垂直に起立して密生している。 ループ状パイルの先端を刈り取って、二股状パイルを密生した状態としてもよ い。 上記掌側の布(1)と甲側の布(2)との間に、該布と同素材からなる仕切布(3) が介装され、仕切布(3)の指先側は、掌側の布(1)と甲側の布(2)と一緒に縫合 されて、該仕切シート(3)によって擦り具内は2つの空間(11)(12)に仕切られて いる。
【0009】 擦り具の指側外周部は、外周縁から1.5〜2cm内側が手指の先を繋ぐ仮想線 に沿う様に縫合(41)され、外周縁は縁かがり縫い(42)され、内側の縫合線と縁か がりとの間がフリル(4)となっている。 縁かがり縫いの糸は、実施例ではナイロンウーリー糸を用い、布(1)(2)(3) を縁方向に引っ張りながら密なるピッチで縁かがりが施されており、縁かがり部 分は引き延された儘で縮み難くなり、このためフリル(4)は波状に撓んでいる。
【0010】 然して、身体洗い用として使用するときは、擦り具内の1つの空間(12)に示指 (62)から小指(65)までの4本の指(62)(63)(64)(65)を含む手先部分を挿入し、孔 (5)から親指(61)を露出させ、他方の空間(11)に固形石鹸を挿入し、擦り具全体 を濡らして身体を擦る。 石鹸の表面が溶けて手袋の外側に染み出して泡立ち、身体を綺麗に洗うことが できる。 擦り具に何度も石鹸を擦りつける手間が省ける。
【0011】 固形石鹸を収容する部分に、固形石鹸に代えて粉末或いはペースト状の磨き粉 を収容し、手袋を少し濡らして食器磨き等の磨き作業に使用すれば、手袋の生地 を通して磨き粉が外部に浸透し、食器等を美しく磨くことができ、又、手袋の外 側に磨き粉を付着させた場合の様に、磨き粉が無駄に零れ落ちることを防止でき る。 食器洗いの際、孔(5)から露出した親指で、食器の滑りを防止でき使い易い。
【0012】 擦り具で靴を磨くには、掌が仕切布(3)に接する様に擦り具に手を挿入して使 用すればよい。 擦り具の表面に付着した靴墨が内面に染み込んで、仕切布(3)によって掌が汚 れることを防止できる。 仕切布を防水性とすれば、掌が靴墨で汚れることを一層効果的に防止できる。
【0013】 擦り具の指側外周部にフリル(4)を設けた場合、レンジの煮零れ汚れを落とす ために使用すれば、レンジを擦っている最中に、勢いよく相手部材に衝突するこ とがあっても、手指の先のフリル(4)がクッションの役割をなし、手指の負傷を 防止できる。 又、コップ洗いに使用すれば、擦り具先端のフリル(4)が変形してコップ底と 内周面との隅部へ強く当り、洗い難いコップ底の隅まで綺麗に洗うことができる 。
【0014】 実施例の擦り具は、表面にアクリルフィラメントで編み上げたパイルを密に表 出しており、このパイル地表面の各パイル先端が、食器等洗う相手物体を傷つけ ることなく磨く様に美しく洗うことができる。 ガラスコップに施されたカット模様の細溝にもパイルが立った状態で食い込ん で、溝底の汚れを掻き出す様に作用するため、従来のスポンジタワシでは望めな い、汚れ落とし効果を発揮する。
【0015】 又、コップ内に擦り具を押し込んで洗うと、擦り具のコップ底側のフリル(4) が変形してコップ底と内周面との隅部へ当り、意識せずとも該隅部も洗うことが きる。フリル(4)は、弾力性に優れたパイル編地で形成され、しかも襞を設けて いるため布に適当な腰があり、コップの隅に押し付けられる様に接するためコッ プとの摩擦が大きくなり、洗浄効果が一層高まる。
【0016】 特に、実施例ではフリル(4)の外周縁は、ナイロンウーリー糸により密なるピ ッチで縁かがり縫いされており、縁の全周がかがり糸によって補強され、他の部 分よりも硬く腰があるため、この部分がコップ底の隅にこびりついた茶渋も綺麗 に擦り落とすことができる。この様に洗い難くいコップ底の隅まで綺麗に洗うこ とができる。 又、鍋蓋の周溝、樹脂製密封容器のシール溝等、細溝内を洗う際、フリル(4) の縁かがり部を細溝内に押し込んで擦ることにより、溝内に付着した汚れを掻き 出す様にして綺麗に洗浄できる。 本考案の擦り具は、自動車の洗車用、ワックス掛け、家具や床の空拭きにも塗 装を傷つけず好適である。
【0017】 パイル地を形成しているアクリル繊維は、堅牢で、酸、アルカリ、溶剤に侵さ れ難いので、アルカリ性洗剤を併用して、酸性調味料の付着した食器を洗うこと の多い台所用タワシの代用として好適である。 又、アクリル繊維は、発色性に優れ退色し難いため、美しく目立つ色合の擦り 具を作ることができる。 アクリル繊維は、耐湿、耐熱性が良好であり、湯に浸けたままでも強度の低下 が少ない。 又、実施例の様にアクリル繊維は、乾き易いので衛生的である。 本考案の実施に際し、図1の2鎖線で示す様に、親指が露出する孔(5)の対称 位置に、同じく親指の露出する孔(5a)をもう1つ設ければ、左右何れの手も嵌め ることができ便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】擦り具の正面図である。
【図2】図1A−A線に沿う断面図である。
【図3】図1B−B線に沿う断面図である。
【符号の説明】
(1) 掌側の布 (2) 甲側の布 (3) 仕切布 (4) フリル (5) 孔

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 布を縫合して形成され手を挿入する開口
    (10)を有し示指(62)から小指(65)までを1つの空間(12)
    に収容する手袋型の擦り具において、掌側の布(1)と甲
    側の布(2)との間に仕切布(3)が縫合され内部が掌と甲
    側の2つの空間(11)(12)に仕切られている手袋型擦り
    具。
  2. 【請求項2】 指側外周部にフリル(4)を有し、親指(6
    1)を外部に露出させるための孔(5)が開設されている請
    求項1に記載の手袋型擦り具。
  3. 【請求項3】 親指(61)を外部に露出させるための孔
    (5)(5a)が左右対称位置に2つ設けられている請求項1
    又は2に記載の手袋型擦り具。
JP1997000377U 1997-01-31 1997-01-31 手袋型擦り具 Expired - Lifetime JP3040094U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009022615A1 (ja) * 2007-08-10 2009-02-19 Taiki Corp., Ltd. 洗浄用具

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009022615A1 (ja) * 2007-08-10 2009-02-19 Taiki Corp., Ltd. 洗浄用具
JP5388207B2 (ja) * 2007-08-10 2014-01-15 株式会社タイキ 洗浄用具

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