JP5388207B2 - 洗浄用具 - Google Patents

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Description

本発明は、手指の挿入可能な手袋タイプの洗浄用具に関する。
また、本発明は、洗浄用具が、パッド状に成形された洗浄用具に関する。
本発明は、手や指に装着して使用できる洗浄用具であって、身体や顔面等の皮膚に接触して皮膚を洗浄する洗浄用具に関する。
従来、不織布等の繊維基材に洗浄剤を乾燥状態で保持し、使用時に水を洗浄剤に湿潤させるシートタイプの洗浄用具は公知であり、入浴時の身体洗浄用又は洗顔用として使用されてきている。
例えば、米国特許公報第6267975号(特許文献1)には、繊維部材を少なくとも二層積層した基材の表面上又は層間部に、クレンジング剤を配置した使い捨てタイプのシート状皮膚洗浄用具が開示されている。また、米国特許公開公報US2002/0142027号(特許文献2)には、2枚の繊維部材の間に、洗浄成分を水溶性高分子基剤中に配合した組成物を接着性成分として配置した構造の皮膚洗浄用具について開示されている。さらに、国際公開公報WO2006/124043号(特許文献3)には、2枚の繊維部材の間にセルロース繊維層を配置した積層基材に、クレンジング組成物を含浸し、乾燥した皮膚洗浄用具が開示されている。
米国特許公報第6267975号 米国特許公開公報US2002/0142027号 国際公開公報WO2006/124043号
上記従来技術の米国特許公報第6267975号では、基材の第1繊維部材と第2繊維部材に使用するシートの嵩高性と柔軟性が互いに相異なるように設計され、具体的態様では、第1繊維部材及び/又は第2繊維部材の外側表面にスキンケア成分を配合した洗浄剤を塗布又は含浸して乾燥させたものであるが、製造時に乾燥工程が必要で、煩雑な上に、物品としても有効洗浄剤量が少なく、使用時に泡立ちが持続せず、使用面に問題があった。
また、第1繊維部材と第2繊維部材の間に洗浄剤粉末を挿入した構造のものでも、粉末は飛散し易く工程ロスがあり、粉末の故に面上に均一に配置することが難しく、シート間に挿入したときに製品の輸送時に粉が偏在化したり、繊維シート間隙から漏出しやすい等の問題点を有していた。
次に、米国特許公開公報US2002/0142027号では、洗浄剤がポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン等の水溶性高分子中に配合され、水で濡らして使用すると、高分子の溶解とともに洗浄剤が徐徐に溶出するものであるが、洗浄剤が高分子との相互作用で泡立ち不良となりやすく、溶解後の高分子が皮膚面に粘着し、除去が困難となり、使用時にも高分子が溶解すると、シート全体にコシがなくなり、洗浄し難いという問題があった。
また、国際公開公報WO2006/124043号は、水湿潤型の積層タイプの洗浄用具であるが、中間層のセルロース繊維層は、湿潤時に圧縮されると復元性がなくなって洗浄剤が溶出しても泡立ちが悪く、コシがなくなり、洗浄効果に限界があった。
このように、従来技術の水湿潤タイプの洗浄用具では、保管性、輸送性、使用時の泡立ち、泡立ちの持続性又はシートのコシの持続性等に問題があった。
また、このような洗浄用具の製造面でも煩雑な工程を要し、製品のコストアップの要因となっていた。
本発明はかかる技術課題を解決するべく鋭意研究の結果、製造性に優れ、安価で、使用性に優れ、持続的に高い洗浄効果を有する洗浄用具を見出した。
本発明は、上記課題を解決するために、以下の構成を基本とするものである。
(1)洗浄部を有する洗浄用具であって、該洗浄部は、第1繊維部材、石鹸シート及び第2繊維部材を備えており、
上記第1繊維部材が通水性繊維部材であり、
第2繊維部材が厚み方向の圧縮回復性と水平方向の伸長回復性を有する三次元網目構造の繊維部材であって、疎水性繊維を50重量%以上含有しており、
上記洗浄用具が、少なくとも一面に洗浄部を有する袋タイプの洗浄用具であって、肌に触れる側から第1繊維部材、石鹸シート及び第2繊維部材よりなる洗浄部並びに手指挿入空所部を備えることを特徴とする洗浄用具。
(2)上記石鹸シートが、水溶性であり、該シートが洗浄剤と、保湿剤、皮膚保護剤、ビタミン類、栄養剤、抗酸化剤、角質剥離剤、タンニング剤、サンスクリーン剤、ヘアケア剤、抗菌剤、抗アクネ剤から選ばれる1種又は2種以上の成分を含有することを特徴とする(1)に記載の洗浄用具。
(3)上記洗浄用具が、洗浄部、手指挿入空所部及び支持シートによりなることを特徴とする(1)又は(2)に記載の洗浄用具。
(4)上記洗浄用具が、洗浄部、手指挿入空所部及び他の洗浄部よりなることを特徴とする(1)〜(3)のいずれか1項に記載の洗浄用具。
(5)上記洗浄用具が、手指挿入空所部を除いて積層構造であることを特徴とする(1)〜(4)のいずれか1項に記載の洗浄用具。
(6)上記洗浄用具が、シース状、ミトン状またはグローブ状に成形されてなることを特徴とする(1)〜(5)のいずれか1項に記載の洗浄用具。
(7)手指の挿入空所部に、手指の移動防止壁を設けたことを特徴とする上記(1)〜(6)のいずれか1項に記載の洗浄用具。
(8)指を袋の一部より抜き出す開口部を設けることによって洗浄時に該洗浄用具の移動を防止する構造であることを特徴とする(1)〜(7)のいずれか1項に記載の洗浄用具。
(9)上記洗浄部の内側(手指接触面側)に、さらに繊維部材及び/又は非通水フィルムが配置されてなることを特徴とする(1)〜(8)のいずれか1項に記載の洗浄用具。
(10)前記洗浄部が、キルティング状又は点状にシールされてなることを特徴とする(1)〜(9)のいずれか1項に記載の洗浄用具。
本発明の洗浄用具は、積層構造のもので、取り扱いに便利で、携帯可能である。
本発明の洗浄用具は、洗浄剤成分を含む石鹸シートが直接的に外面に露出していない積層構造であるので、使用(湿潤)前には洗浄剤成分が外部に漏れ出したり、偏在がないので、保管性、輸送性に優れる。
また、洗浄剤成分として、石鹸シートを用いているので、粉末石鹸と違って、取り扱いが容易で、柔軟性、フレキシビリテイを有しており、積層構造とすることが可能で、製品としては柔軟な洗浄用具を得ることができる。
本発明の洗浄用具は、外側面に繊維部材を配置しているので、使用時に外層の繊維部材側から水を湿潤させると、石鹸シートは水への溶解性に優れるために直ぐに使用可能状態となる上に、石鹸が一気に溶解して系外へ流出することなく、少しずつ溶解し、洗浄作用の持続性に優れる。
また、石鹸シートは、外側(皮膚接触面)の第1繊維部材の内側に配置するので、第1繊維部材を通過した水に溶解した洗浄成分は第1繊維部材を通過して外側方向へ移動する。また、石鹸シートの内側(手指の接触面側)には、三次元網目構造を有し、厚み方向ならびに水平方向への変形に対する復元性を有する第2繊維部材を配置しているので、網目内に存在する空気が、繊維部材の変形・回復の繰り返しによる協働的ポンピング効果により、泡立ち又はフォーミングを促進し、生じた泡も長時間安定に存在する。
本発明の洗浄用具の積層構造は、例えば、手指を挿入可能な袋状に成形した場合では、石鹸シートを含む洗浄部を片側に有するタイプ(以下、「片側タイプ」という)と、両側に有するタイプ(以下、「両側タイプ」という)とがあるが、片側タイプでは、第1繊維部材、石鹸シート及び第2繊維部材又は適宜の保護部材並びに裏側支持部材が積層され、両側タイプでは、2つの洗浄部が手指挿入空所部を挟んで対称的に配置され、第2繊維部材又は適宜の保護部材同士が内側で相対する積層体となっていて、積層体の形成時に外層の第1繊維部材をキルティング加工等により凹凸部分を設けることにより、皮膚面に当てたときに第1繊維素材の表面凹凸によって皮膚の古い角質を落とし、落ちにくい皮脂汚れ等でも簡単に洗浄することができる。
また、本発明の袋状の洗浄用具は、シース状、ミトン状、グローブ状等を呈しているので、手や指に装着して使用でき、作業性が良く、顔面等凹凸が存在する部位であってもきめ細かな洗浄が可能となり、入浴中やシャワー時に簡単に手軽に身体洗浄、顔面洗浄等を行うことができる。
さらに、本発明の洗浄用具の製造プロセスでは、石鹸分をシート状として取り扱うので、積層、シールの工程を連続的に行うことができるので、製造法の効率化を図れる。また粉体を扱う場合に比べ、工程ロスを大幅に低減できるメリットがある。
本発明の片側タイプの透視平面図 図1の使用する側からみた平面図 片側タイプの断面図 図3の拡大断面図 両側タイプの透視平面図 図5の断面図 図1の別例 図5の別例 本発明のパッド状タイプの洗浄用具 図9の変形例
符号の説明
1 石鹸シート
2 第1繊維部材
3 第2繊維部材
4 保護部材(適宜)
5 周縁シール部
6 指
7 裏側支持部材
8 移動防止壁
9 親指開口部
11 キルティング凸部
12 キルティング凹部
13 手指挿入空所部
14 キルティング
20 手指挿入開口部
本発明の好ましい実施の形態について、以下に具体的に説明する。
本発明の洗浄用具は、第1繊維部材、石鹸シート及び第2繊維部材を備えた洗浄用具であり、一つの好ましい実施態様では、手や指を挿入するための手指挿入のための空所部を形成するように、洗浄部の周縁部をシールした袋状の洗浄用具であり、シース状、手袋状、あるいはミトン状のものである。また、別の好ましい実施態様では、これらの部材を備え所定の形状に成形したパッド状の洗浄用具である。
また、洗浄部は、少なくとも一面側が洗浄部を有し、この洗浄部は、肌に触れる側から第1繊維部材、石鹸シート及び第2繊維部材よりなり、さらに手指挿入空所部よりなっており、使用時に手や指を空所部に挿入して温水等に湿潤させた後、顔、腕、脚、ボディ全体等の洗浄の必要な個所に当接して擦りながら泡立て洗浄するものである。
また、本発明の洗浄用具の積層構造は、片側タイプでも両側タイプでも石鹸シートを含む洗浄部を皮膚に接触して使用するという点では何ら変わりはない。
本発明の洗浄用具の袋状のタイプを、図面で説明すると、図1は片側タイプの透視平面図、図2は使用面(洗浄部側)からみた平面図、図3は図1のA−Aの断面、図4はその拡大断面図(キルティングは図示せず)、図5は両側タイプの透視平面図、図6は図5のB−Bの断面をそれぞれ示す。また、図7は図1の片側タイプ(別例)の透視平面図、図8は同様に図5の両側タイプ(別例)の透視平面図を示す。
図9は、パッド状の概念断面図、図10はその変形例である。
なお、図9、図10では、理解しやすいようにパッドの端部を捲り上げた状態の斜視図としているが、現実にはシートは全面的に一体化している。
図1〜図4に示す片側タイプは、積層構造の洗浄部10と裏側支持部材7の積層構造からなり、その中間に手指挿入のための空所部13を形成し、この空所部に手や指を挿入して手指を固定して使用する。
両側タイプの場合は、洗浄部10同士を対向して積層してその中間部に空所13を形成しているので、手指を挿入して使用する。
上述するように洗浄部10は石鹸シート1の両側に第1繊維部材2及び第2繊維部材3を配置し、必要に応じて保護部材4から構成されている。手指挿入空所部13を介して裏側支持部材を配置する。図中、5は周縁シール部、6は指、8は、袋の移動抑止壁、20は手指挿入開口部をそれぞれ示す。
また、図5及び図6に示す両側タイプは、洗浄部10を手指挿入空所部13の両側に配置することにより、洗浄用具を装着したままで、容易に所定の部位の表側と裏側の洗浄が効率的に行えるようになる。
図4では、洗浄部を構成する第1繊維部材2、石鹸シート1及び第2繊維部材3からなる積層構造体、適宜の繊維シートや非通水性のフィルム等の保護部材4の構造が示されているが、平面的には、図2に示すように格子模様のキルティングによる凹凸構造とするのが洗浄に効果的である。
なお、11はキルティングで形成した凸部、12はキルティングで形成した凹部である。
パッド状タイプの洗浄シートは図9及び図10に表すが、石鹸シート1と第1繊維部材2及び第2繊維部材3は、キルティング14又は点状(図示せず)に一体化されている。
図1、図3、図5及び図6にある符号8は、手指の移動防止壁であるが、これは本発明の洗浄用具に手指を挿入して皮膚面に接触し、左右・上下に力を入れて摺擦したときに、単なる空間であれば、手指が移動して皮膚面を擦ったときに力がこもらなくなるが、移動防止壁6を設けることによって、力強く擦ることができる。
この壁6は、片側タイプのときは、内側(手指接触面)に配置した第2繊維部材3(場合によっては、保護部材4)と裏側支持部材7との間を連結するために適宜の指の間に設ける。連結は、両側タイプのときは第2繊維部材3(場合によっては、保護部材4)同士をのり代を設けて固定してもよいし、特別の部片を用いることなく手指空所部同士の一部を直接的に固定するようにして設けてもよい。
また、上記移動防止壁と同様に洗浄具の移動を防止して洗浄用具を力強く擦ることのできるように、図7に示すように親指相当部分9を開口して親指を外側に突き出す構造とすることもできる。勿論、上記親指開口部9は単独に設けてもよいし、上記移動防止壁と併存させてもよい。図8は、両面タイプのものであるから、裏返して使用できるように、袋の両側に親指開口部9を設けた例である。親指以外の指を突き出すことができるように開口部を設けることもできる。
次に、本発明の洗浄用具の洗浄部を構成する各素材について説明する。
(石鹸シート)
石鹸シート1は、製造工程を合理化するためと、粉末使用の場合の飛散による工程ロスと散布不均一性を防止するため、粉末状石鹸に代えて、薄いシート状として中間層に配置するものである。
石鹸シートは、製造時において積層、シール加工をやりやすくするために、また使用時においてソフト感を保持するために柔軟性、屈曲性を有することが好ましく、引張試験法(温度20℃、湿度60%RH条件下で、引張間隔(掴み間隔)30mm、引張速度6mm/分)で破断伸度が1%〜10%程度の範囲にあることが好ましい。
特にグリセリン等の多価アルコール類、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコールのようなポリアルキレングリコール類、デキストリン、ソルビトール等の糖類を可塑成分として配合すると、フレキシビリティが発現するので好ましい。
また、柔軟性、屈曲性の点では、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸類、アルギン酸又はその塩、セルロース誘導体のような水溶性高分子を配合することも好ましい。
本発明の洗浄用具の使用時には、通常は温水に浸し、湿潤状態で洗浄に供するが、石鹸シート1は水溶性であり、起泡性、泡の持続性に優れるものであれば、洗浄剤の素材を問うものではない。
好ましい洗浄剤としては、炭素数が12〜18程度、さらに好ましくは炭素数14程度の高級脂肪酸アルカリ金属塩を主成分として配合しておくことにより、泡立ち性と、泡の持続性が良好となり、皮膚刺激性が小さいので好適である。
さらに、該石鹸シートに、任意の保湿剤、皮膚保護剤、各種ビタミン成分、栄養剤、抗酸化剤、クエン酸、酒石酸などα―ヒドロキシ酸系角質剥離剤、タンニング剤、サンスクリーン剤、ヘアケア剤、サリチル酸のような抗アクネ剤、銀ゼオライト、可溶性銀ガラスのような抗菌剤、植物オイルなどの油性成分から選ばれる1種又は2種以上の成分等のスキンケア成分を洗浄成分とともに配合しておくと、皮膚洗浄とともに所望のスキンケアを行うことができる。さらに、香料類、着色成分を加えることもできる。
例えば、洗浄成分と抗アクネ剤を配合した石鹸シートを内蔵した洗浄用具を顔面に使用すると顔面の皮脂、老廃物を洗浄できるのと同時に、ニキビや吹き出もののケアをすることができる。このように洗浄成分と任意のスキンケア成分の1種又は2種以上を組み合わせることで、高い洗浄効果とスキンケア効果とを同時に発現せしめることが可能となる。
石鹸シートの厚みは、取り扱い性、洗浄持続性を考慮して0.1mm〜3mm程度のものであればよい。
(第1繊維部材)
第1繊維部材2は、石鹸シート1を保護するためと、石鹸シートを直接肌に接触させることを避け、湿潤時に水を内部に誘導することによって石鹸分を水に溶解し、溶解した石鹸分が一気に外部に流出しないように流出性を制御するために設けている。このような機能を有するものであれば、素材は限定されるものではなく、公知の織物、編物、不織布を使用することができる。材料の入手性とコスト的に不織布が好ましい。
第1繊維部材2の目付(単位面積当たりのシート重量)は、30g/m2〜120g/m2、さらに好ましくは50g/m2〜100g/m2程度が適当である。繊維素材シートを構成する素材としては、ポリエステル、ポリアミド、ポリオレフィン、アクリル類等の合成繊維の他、レーヨン、コットン、麻、絹等の親水性素材を使用することもできる。
また、ポリ乳酸のような生分解性ポリマーから形成される繊維あるいはその混合物の不織布が好ましい。
使用時に洗浄部の表面となる第1繊維部材に、エンボス等の手法で粗面を形成するようにしておくと、角質、皮脂汚れ等の除去効果が高くなるので好ましい。また、汚れ成分をトラップできるように開孔部を設けておくと一層好ましい。上記のようにキルティング状にシールすることでも凹凸と溝部分が形成されるので洗浄効果を高めることができる。
(第2繊維部材)
第2繊維部材3は、洗浄用具を湿潤状態で使用するときに洗浄中の擦過動作時の泡立ちを促進するためと、皮膚面へのクッション性、肌当て感を良くするために設ける。
洗浄時の擦過動作中においては、洗浄面に平行な面内のせん断応力と、これに垂直な方向での圧縮応力とが加わる。
前者のせん断応力は、単純な直線的往復モードのみならず、使用者の洗浄の仕方によって円状、楕円状、スパイラル状、あるいはリサージュ図形等の運動モードに伴う応力も発生する。洗浄効果を高めるためには泡立ちを良くすることが必要であり、石鹸が溶解した液に気泡を供給し、洗浄時に気泡を供給し続けるために上記応力に対する復元力が必要となるが、シート構造体内部に気泡の発生源となる十分な空隙部を有し、厚み方向とこれに垂直な水平面内での応力変形に対する回復性、あるいは三次元的な変形に対する追随性と、該変形に対する弾性回復性を具備するシートであれば、格別、限定されるものではない。例えば、厚み方向の圧縮弾性については、JIS−L1018に準拠した試験法で測定した圧縮弾性率が、80%以上、より好ましくは85%以上、さらに好ましくは、90%以上であると泡立ち性の点で都合が良い。
このような特性を有するシート構造体として、好ましくは、厚み方向の圧縮回復性と水平方向への伸長回復性を有する三次元網目構造の繊維部材が適当である。このような繊維部材を使用すると、顔面の目鼻周りのように凹凸の激しい部位であっても、凹凸形状への追従性もよく、デッドスペースとなりやすい部位でも洗浄効果を一層高めることができる。
また、このような繊維部材を用いることにより、洗浄用具を構成する各部材間のシール強度を高めることができ、使用時に層間剥離が起こる虞を低減することができ、湿潤状態での実用強度を高めることができる。
第2繊維部材3は、三次元網目状不織布を好ましく使用でき、泡の形成(フォーミング)と持続効果の点で、通常の不織布を使用する場合より優れた特長を発揮するものであればよい。このような三次元状網目構造を付与するために不織布ウエブを構成する繊維を部分的に接合し、結節点を設けるようにするとよい。結節点の形成には熱的ポイント接着等の手法を好ましく採用できる。また、不織布の他、上記のような構造を有すれば、織物、編物を繊維部材として使用することもできる。
さらに、上記繊維部材の変形性と回復性を増長せしめるために、構成繊維が直線状であるよりも、ケン縮構造、ジグザグ構造、波型構造等の二次元的、あるいは三次元的形状を有する繊維から形成されるシートであることがさらに好ましい。このようなシートはバルキー性も有するものであり、石鹸液からのフォーミング効果とフォームの持続性に顕著な効果を奏する。また、この目的で伸縮性を有する繊維を使用することも好ましい。
第2繊維部材3の目付は、30g/m2〜300g/m2、さらに好ましくは40g/m2〜250g/m2程度が適当である。また、部材の厚みは、2mm〜10mm、好ましくは3mm〜8mm位が好適である。
第2繊維部材を構成する素材は、ポリエステル、ポリウレタン、ポリアミド、ポリオレフィン、アクリル類等の疎水性合成繊維の他、レーヨン、コットン、麻、絹等の親水性素材を併用することもできる。
上記の第2繊維部材は、湿潤時でも"ヘタリ"を生じないように、好ましくは疎水性繊維を50重量%以上配合しておくのが好ましい。
また、環境への配慮としてポリ乳酸のような生分解性ポリマーから形成される繊維も好ましく使用できる。
上述するように第2繊維部材3を石鹸シートの内側(手指接触面側)に設けることで、溶解した石鹸分を泡立て、形成されたフォームをポンピング作用により外側へ効率よく移動させることが可能となる。
このように、石鹸シート1と、第2繊維部材3との相乗作用によって、さらに泡立ち性と、泡立ちの長期持続性が一層高められ、洗浄効果の増進に著しい効果を発揮するものである。また、種々のスキンケア成分を石鹸シートに配合したとき、効率的に皮膚表面を洗浄できるし、さらにはマッサージ効果によって効率よく経皮吸収させることができる。
本発明で使用する石鹸シートは、第1繊維部材、第2繊維部材と同じサイズ、形状とすることもできるし、これより小さいサイズとすることもできる。例えば、シース状の洗浄用具を形成する場合、シース状に形成した第1繊維部材、第2繊維部材より小さく、帯状に成形した石鹸シートを使用することもできる。
さらに、上記積層構造の洗浄部の内側(手指接触面側)に、装着感を良くするために、適宜、保護部材4,例えば、繊維部材及び/又は非通水フィルム層を追加的に積層することができる。
ここで使用する繊維部材は、何ら素材、構造的に限定されるものではない。
特に非通水フィルム層を内側(手指接触面側)に設けることで、洗浄作業中にも手や指に石鹸分が付着してヌルヌルする不快感や、洗浄作業中に洗浄用具が手や指から脱離する可能性を低減することができる。
好ましい保護部材としては、不織布に遮水フィルムをラミネートした積層シートを使用することもできる。この場合、遮水フィルム層が最も内側となるように配置する。
このような内側層を設ける場合、上記の第1繊維部材2、石鹸シート1、第2繊維部材3とともに積層し、その周縁部をシールする。
上述の第1繊維部材2、石鹸シート1、第2繊維部材3をキルティングシールされた部位は厚みが小さくなり、凹部12を形成する。格子状のキルティング模様以外に、点状シールなど任意の幾何学的形状にシールすることもできるし、手指挿入空所部を残して外周縁部のみをシールすることもできる。逆にキルティングによってシールされなかった部分は凸部11を形成する。このようなシール部は、縫製、熱シール、超音波シールなど公知の方法で設けることができる。
次に、別の好ましい実施態様であるパッド状の洗浄用具について、図9、10を例にとって説明する。
この実施態様では、平面視が円形状又は楕円形状のパッド状洗浄用具である。皮膚に接触せしめる側から第1繊維部材、石鹸シート、第2繊維部材の順に三層に積層され、キルティング状となるように略格子状に全ての層がシールされている。この図のように第1繊維部材と第2繊維部材との間に、石鹸シートを挿入した三層構造のものを使用することもできるが、第2繊維部材の外側にさらに別の繊維部材(支持シート)を積層することもできる。シールのやり方は、キルティング状又はドット状以外に、円周の周縁部のみをシールすることもできる。
平面状は、円形に限定されるものではなく、楕円形、長方形、正方形など任意の幾何学的形状とすることができる。
この実施態様で使用する各部材は、上記で説明したシート材から選定すればよい。さらに、パッド状の洗浄用具を手指で持ちやすくするために、適宜の持ち手を設けることもできる。

Claims (10)

  1. 洗浄部を有する洗浄用具であって、該洗浄部は、第1繊維部材、石鹸シート及び第2繊維部材を備えており、
    上記第1繊維部材が通水性繊維部材であり、
    第2繊維部材が厚み方向の圧縮回復性と水平方向の伸長回復性を有する三次元網目構造の繊維部材であって、疎水性繊維を50重量%以上含有しており、
    上記洗浄用具が、少なくとも一面に洗浄部を有する袋タイプの洗浄用具であって、肌に触れる側から第1繊維部材、石鹸シート及び第2繊維部材よりなる洗浄部並びに手指挿入空所部を備えることを特徴とする洗浄用具。
  2. 上記石鹸シートが、水溶性であり、該シートが洗浄剤と、保湿剤、皮膚保護剤、ビタミン類、栄養剤、抗酸化剤、角質剥離剤、タンニング剤、サンスクリーン剤、ヘアケア剤、抗菌剤、抗アクネ剤から選ばれる1種又は2種以上の成分を含有することを特徴とする請求項に記載の洗浄用具。
  3. 上記洗浄用具が、洗浄部、手指挿入空所部及び支持シートによりなることを特徴とする請求項1又は2に記載の洗浄用具。
  4. 上記洗浄用具が、洗浄部、手指挿入空所部及び他の洗浄部よりなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の洗浄用具。
  5. 上記洗浄用具が、手指挿入空所部を除いて積層構造であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の洗浄用具。
  6. 上記洗浄用具が、シース状、ミトン状又はグローブ状に成形されてなることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の洗浄用具。
  7. 手指の挿入空所部に、手指の移動防止壁を設けたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の洗浄用具。
  8. 指を袋の一部より抜き出す開口部を設けることによって洗浄時に該洗浄用具の移動を防止する構造であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の洗浄用具。
  9. 上記洗浄部の内側(手指接触面側)に、さらに繊維部材及び/又は非通水性フィルムが配置されてなることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の洗浄用具。
  10. 前記洗浄部が、キルティング状又は点状にシールされてなることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の洗浄用具。
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