JPH067594U - 石鹸・シャンプー等の洗浄物質を含んだ繊維部材 - Google Patents

石鹸・シャンプー等の洗浄物質を含んだ繊維部材

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JPH067594U
JPH067594U JP5292092U JP5292092U JPH067594U JP H067594 U JPH067594 U JP H067594U JP 5292092 U JP5292092 U JP 5292092U JP 5292092 U JP5292092 U JP 5292092U JP H067594 U JPH067594 U JP H067594U
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JP
Japan
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soap
fiber sheet
shampoo
cleaning substance
main body
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Application number
JP5292092U
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English (en)
Inventor
友宏 米谷
Original Assignee
株式会社ウイングス
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 本考案は、石鹸・シャンプー等の洗浄物質を
含んだ入浴用繊維部材に係わり、特に、ホテルや温泉旅
館等に常備されるタオルに最適な石鹸・シャンプー等の
洗浄物質を含んだ繊維部材を提供することを目的とす
る。 【構成】 本考案は、石鹸3・シャンプー等の洗浄物質
を繊維シート本体2の表面に形成し、洗浄物質が形成さ
れた繊維シート本体2の表面が内側になる様に、結合部
4が、繊維シート本体の両端を閉じ合わせる様になって
いる。また本考案は繊維シート本体を、紙又はレイヨン
不織布から採用し、繊維シート本体の表面には、石鹸・
シャンプー等の洗浄物質を、エンボス加工と同時にプレ
スして形成することもできる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、石鹸・シャンプー等の洗浄物質を含んだ入浴用繊維部材に係わり、 特に、ホテルや温泉旅館等に常備されるタオルに最適な石鹸・シャンプー等の洗 浄物質を含んだ繊維部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来からホテルや温泉旅館等では、手拭い、タオル等のサービスを行っていた 。これらの手拭い、タオル等には、ホテルの名前や建物の図柄が印刷されている だけであった。
【0003】 更に、紙タオルや繊維製品に石鹸、ボディーシャンプー等を含ませたシート等 が存在していた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来のホテルや温泉旅館等で使用される手拭い、タオルは、 表面に印刷されているホテル名や図柄が異なるだけであり、ホテル毎に特色を出 すことができず、付加価値も低いという問題点があった。
【0005】 更に単に紙タオルや繊維製品に石鹸、ボディーシャンプー等を含ませたシート も存在しているが、水に濡らしたり、周囲の湿気等により石鹸が溶け出してしま い、必要な場合のみ、石鹸が溶け出させることができないという問題点があった 。
【0006】 従って、必要な場合にタオル等から石鹸が溶け出し、使用後には簡単に焼却す ることができ、衛生的で高付加価値なタオル等の出現が強く望まれていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】 本考案は上記課題に鑑み案出されたもので、繊維シート本体と、繊維シート本 体の表面に形成された石鹸・シャンプー等の洗浄物質と、この洗浄物質が形成さ れた繊維シート本体の表面が内側になる様に、前記繊維シート本体の両端を閉じ 合わせるための結合部とから構成されている。
【0008】 更に本考案は、紙又はレイヨン不織布から繊維シート本体を構成することもで き、繊維シート本体の表面に、エンボス加工と同時にプレスされて形成された石 鹸・シャンプー等の洗浄物質を採用することもできる。
【0009】
【作用】
以上の様に構成された本考案は、石鹸・シャンプー等の洗浄物質を繊維シート 本体の表面に形成し、洗浄物質が形成された繊維シート本体の表面が内側になる 様に、結合部が、繊維シート本体の両端を閉じ合わせる様になっている。
【0010】 更に本考案は繊維シート本体を、紙又はレイヨン不織布から採用し、繊維シー ト本体の表面には、石鹸・シャンプー等の洗浄物質を、エンボス加工と同時にプ レスして形成することもできる。
【0011】
【実施例】
本考案の実施例である石鹸を含んだタオル1を図面に基づいて説明する。図1 (a)、(b)に示す様に、繊維シート本体2と、この繊維シート本体2の表面 に形成された石鹸3と、石鹸3が形成された繊維シート本体2の表面が内側にな る様に、繊維シート本体2の両端を閉じ合わせるための結合部4とから構成され ている。
【0012】 タオル1は、石鹸・シャンプー等の洗浄物質を含んだ繊維部材に該当するもの で、ホテルや温泉旅館等に常備されるタオルや、一般家庭用のタオル、手拭い等 が含まれるものである。
【0013】 繊維シート本体2は、紙又はレイヨン不織布から構成されているが、その他の 繊維素材を採用してもよい。
【0014】 石鹸3は、石鹸・シャンプー等の洗浄物質に該当するものであり、ボディーシ ャンプーや石鹸等が採用される。ボディーシャンプーは、ラウリルエーテル、硫 酸ナトリウム、オレインエーテル、ミリスチルエーテル硫酸ナトリウム等を適宜 混合したものでもよく、石鹸は、化粧用石鹸粉末や化粧用石鹸フィルム等を採用 することができる。
【0015】 結合部4は、石鹸3が形成された繊維シート本体2の表面が内側になる様に閉 じ合わせるためのものであり、繊維シート本体2の両端部を接着又は縫い合わせ ることにより、繊維シート本体2を両端が開放された筒状に形成させることがで きる。
【0016】 以上の様に構成された本実施例のタオル1の製造を詳細に説明する。
【0017】 まず、レイヨン不織布から構成された繊維シート本体2の片面の表面に、石鹸 3を印捺する。この印捺は、石鹸3に適宜の糊剤を混合し、この混合剤を印捺す ることで実現することができる。糊剤は例えば、カルボキシメチルセルロース系 又はアルギン酸ナトリウム系糊剤を使用することができる。
【0018】 なおエンボス加工と同時に、石鹸3をプレスすることにより、タオル1を製造 することも可能である。即ち繊維シート本体2を150℃程度に加熱し、これに 圧接ロールとエンボスロールとを使用して強圧縮し、亀甲模様、ピンポイント模 様、多角形模様等にエンボス模様を形成させることができる。この際、化粧用石 鹸フィルムを重ね合わせ、高温下でエンボス加工しながらプレスすることにより 、繊維シート本体2に石鹸3を形成させることができる。
【0019】 次に、石鹸3が形成された繊維シート本体2を、石鹸3が形成された繊維シー ト本体2の表面が内側になる様に丸めて、両端部を閉じ合わせることにより、結 合部4を形成することができる。
【0020】 以上の様に構成に構成されたタオル1は、小量の水を表面に付着させただけで は、石鹸3は溶解することがなく、タオル1の内側まで水が進入した場合には、 石鹸3が溶解して、石鹸付きタオルとして使用することができる。
【0021】 そして本実施例のタオル1の開口部から、適宜の棒部材を挿入することもでき 、この棒部材を使用して背中等を洗うことができる。
【0022】
【効果】
以上の様に構成された本考案は、繊維シート本体と、繊維シート本体の表面に 形成された石鹸・シャンプー等の洗浄物質と、この洗浄物質が形成された繊維シ ート本体の表面が内側になる様に、前記繊維シート本体の両端を閉じ合わせるた めの結合部とから構成されているので、小量の水を濡らしたり、周囲の湿気等に より石鹸等が溶け出すことがなく、繊維シート本体の内側まで水が進入した場合 のみ石鹸3が溶け出すので、風呂等で使用する場合のみ、石鹸が含まれたタオル 等として使用することができるという効果がある。
【0023】 更に本考案は、紙又はレイヨン不織布から繊維シート本体を構成することもで きるので、使用後には簡単に焼却することができ、極めて衛生的であるという効 果がある。
【0024】 そして本考案は、繊維シート本体の表面に、エンボス加工と同時にプレスされ て形成された石鹸・シャンプー等の洗浄物質を採用することもできるので、製造 が容易であるだけでなく、エンボス部分が「垢擦り」の機能を果たすという効果 がある。
【0025】 以上の様に構成された本考案は、従来のホテルや温泉旅館でサービスされるタ オルに比較して、極めて斬新であり、他のホテル等の提供のタオル等と差別化を 図ることができ、宿泊客等に高付加価値なタオル等を提供することができるとい う卓越した効果がある。
【0026】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の構成を示す斜視図及び断面図
である。
【符号の説明】
1 タオル 2 繊維シート本体 3 石鹸 4 結合部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 繊維シート本体と、繊維シート本体の表
    面に形成された石鹸・シャンプー等の洗浄物質と、この
    洗浄物質が形成された繊維シート本体の表面が内側にな
    る様に、前記繊維シート本体の両端を閉じ合わせるため
    の結合部とから構成されていることを特徴とする石鹸・
    シャンプー等の洗浄物質を含んだ繊維部材。
  2. 【請求項2】 紙又はレイヨン不織布からなる繊維シー
    ト本体と、繊維シート本体の表面に形成された石鹸・シ
    ャンプー等の洗浄物質と、この洗浄物質が形成された繊
    維シート本体の表面が内側になる様に、前記繊維シート
    本体の両端を閉じ合わせるための結合部とから構成され
    ていることを特徴とする石鹸・シャンプー等の洗浄物質
    を含んだ繊維部材。
  3. 【請求項3】 紙又はレイヨン不織布からなる繊維シー
    ト本体と、繊維シート本体の表面に、エンボス加工と同
    時にプレスされて形成された石鹸・シャンプー等の洗浄
    物質と、この洗浄物質が形成された繊維シート本体の表
    面が内側になる様に、前記繊維シート本体の両端を閉じ
    合わせるための結合部とから構成されていることを特徴
    とする石鹸・シャンプー等の洗浄物質を含んだ繊維部
    材。
JP5292092U 1992-07-02 1992-07-02 石鹸・シャンプー等の洗浄物質を含んだ繊維部材 Pending JPH067594U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009022615A1 (ja) * 2007-08-10 2009-02-19 Taiki Corp., Ltd. 洗浄用具

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009022615A1 (ja) * 2007-08-10 2009-02-19 Taiki Corp., Ltd. 洗浄用具
JP5388207B2 (ja) * 2007-08-10 2014-01-15 株式会社タイキ 洗浄用具

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