JP3103032U - スリッパ型たわし - Google Patents

Abstract

【課題】長期間使用しても手の挿入口がへたらず、洗浄中に付いた水分が飛び散らず、左手、右手どちらにも装着出来、使い勝手の良いたわしを提供する。【解決手段】ミトンの形を有し手の平部は扁平で平形である。さらに手に密着するように、手首側５を丸くカットした。手の甲部２は空洞で山形に縫合又は接着し、手首に掛からないように７の位置までとした。さらに親指と人差し指の間に襠は縫い代をずらして重ね縫いにし、表裏同じ条件にした。ゆえに中表にひっくり返す事が出来るので左手、右手どちらにも装着出来、装着感も同じである。さらにスリッパのように挿入口がへたらず常に開いているように手の平部２の重層の間に芯３を付け強化した。
【選択図】図２

Description

洗浄用たわし

従来より使用されているたわしは、たわしを握って使用するので握るという力量と擦るという力量が二分している。このたわしを手に装着することにより擦る力量のみでよく楽に洗うことが出来る。形態も簡素化することにより着脱が簡単で忙しい作業中も次の作業に移りやすくした。

長期間使用しても手の挿入口がへたらず、洗浄中のたわしに付いた水分が飛び散らず、昨今のように左利きの人が多い時代、左手、右手どちらにも装着出来、使い勝手の良いものである事を課題とする。

ミトンの形を有したたわしであるが、手の平部１は扁平で平形である。さらに手に密着するように、手首側５を丸くカットした。手の甲部２は空洞で山形に縫合又は接着し、手首に掛からないように７の位置までとした。さらに親指と人差し指の間に襠４を付け、手の平部１の縫い代の部分を二層にし、手の甲部２の縫い代を間に挿み縫合又は接着した。襠は縫い代をずらして重ね縫い図５にし、表裏同じ条件にした。ゆえに中表にひっくり返す事が出来るので左手、右手どちらにも装着出来、装着感も同じである。さらにスリッパのように挿入口がへたらず常に開いているように手の平部２の重層の間に芯３を付け強化した。

たわしを握るという作業が無い為、手に装着するだけで手に馴染み装着感も良く、指を自由に洗浄作業に使う事が出来る。更に両手に装着しても掴む事も洗う事も楽に出来、作業能率を上げる事が出来る。

考案を実施する為の最良の形態

材質は洗浄効率の良い化学繊維や合成繊維を使用し、厚層又は重層にし適度な強度、厚さ、柔軟さがあり、水切れが良く衛生的で、濡れている時も乾いている時も常に挿入口が開いているスリッパ型である。

手に装着出来る為、細部、狭部に洗いやすく手の平全体をたわし面として使用出来るので、一度に広範囲を洗う事が出来、器の縁を洗う場合は人差し指と親指の間で洗え、深い器の内側は手を握って指の甲側でも洗う事が出来る。

形を簡素化している為、安価で大量生産が可能であり、軟らかいものから堅いものなど材質を変える事により、家庭用の台所、風呂、ボディ用をはじめ、あらゆる分野に於いても便利に活用されるものと思われる。一家庭に於いても数個の使用が見込まれる。

平面図底部より見た手の平部１である。 平面図上部より見た手の甲部２の図である。３は芯、４は襠、５は手に沿って丸くカットした図であり、７は２の縫い止まり位置を示す。 正面図で手の平部１に空洞で山形に２、３を縫合、接着させ、さらに手の平部１を二層にし、手の甲部２、３の縫い代を間に挿んだ図である。 親指側と小指側より見た側面図であり、手の挿入口８を示した。 手の平部２の親指と人差し指の間に襠４を付けた縫い方を示した。 二層に分けた手の平部１の片側に手の甲部２の縫い代を挿み縫合し、残りの片方を合わせる前の図である。

符号の説明

１ 手の平部
２ 手の甲部
３ 芯
４ 襠
５ 手に沿って丸くカットした
６ 二層に分けた間に縫い代を挿んだ所
７ 手の甲部の縫い止まり
８ 手の挿入口

Claims (3)

1. ミトンの形を有したたわしであり、ての平部は手に密着するよう手首の所を丸くカットした扁平で平型で手の甲部は空洞で山形にし手首に掛からないように、手の平部と縫合又は接着したので片手でも簡単に着脱出来るたわし．
2. 親指と人差し指の間に襠を付け、手の平部の縫い代の部分を二層に分け手の甲部の縫い代を間に挿み縫合又は接着したのが特徴で、従って中表にひっくり返す事が出来るので、右手、左手どちらにも装着出来装着感も同じ請求項１に記載のたわし．
3. 手の挿入口はスリッパのように常に開いている状態にする為、濡れても変型しないよう手の平部の重層の間に芯を入れ強化した請求項１と２に記載のたわし．

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