JP2009513259A - 清掃用具 - Google Patents

Abstract

本発明は床清掃用具に関する。一実施形態において、床清掃用具は裏材及び柄を含む。裏材は第一表面及び第二表面を含む。柄は裏材装置の第二表面に取り付けられる。裏材は、第一の縁部、第二の縁部、及び第三の縁部を有する一般に三角形の外辺部を有する。第一の縁部の部分は湾曲しており、第二の縁部の部分は湾曲している。第一の縁部及び第二の縁部は先端点で交わる。第三の縁部は凹状である。床清掃用具は雑巾を担持することができる。

Description

本発明は洗浄具に関する。より詳細には、本発明は、雑巾を担持可能な床清掃用具に関する。

床を洗浄するための様々な種類の床清掃用具が消費者によって使用されている。ほうき及びモップはかかる道具の例である。ほうきは、硬い毛が角部コーナーに届いて埃をかき出すことができるのでコーナーの清掃に有効である。しかしながら、ほうき自体は埃やくずをピックアップできず、床に張り付いた埃やくずを除去できない。

モップヘッドから延伸するひも又は糸を有する布地のモップヘッドは、別の種類の床清掃用具である。床清掃用具はスポンジのモップヘッドであってもよい。これらの種類の清掃用具は両方とも水を保持することが可能である。典型的には、ユーザーは、床を清掃するために、水と共に別個の化学洗浄剤を使用しなければならない。別個の洗浄剤の使用は面倒であり得、消費者がきつい化学薬品を家に保管する必要があり、これはペットや子供にとって危険であり得る。

布地及びスポンジのモップヘッドの使用に伴う様々な問題が存在する。布地のモップヘッド及びスポンジのモップヘッド自体が床の埃やくずによって汚れる。したがって、消費者はモップヘッドを清潔にしなければならず、さもなければ汚れを床全域に広げるリスクがある。モップヘッドの洗浄は困難である。布地のモップヘッドでは、モップヘッドの様々な糸に毛髪が絡まって捕捉され得る。食物、埃、又はその他のくずは布地又はスポンジ材料を汚し得、バクテリア及び細菌を運搬する可能性があり、モップヘッドの環境の中でそれらが増殖する可能性がある。したがって、将来において使用中、消費者は清掃プロセス中にバクテリア及び細菌を拡散させる可能性がある。

布地及びスポンジのモップヘッドに伴うこれら多くの問題に対処するために、モップヘッド全体を覆う雑巾（wipe）を用いる清掃用具が開発されてきた。掃除をしやすくするために、多くの場合雑巾は使い捨てである。モップヘッド及び雑巾を床に押し付け、埃及びくずは通常その先端に付着する。典型的には、道具は長方形状であり、埃がコーナーに入り込むと取り除くことは難しい。また、長方形状の道具では、ユーザーが大きな物体を収集及び捕捉することは難しい。これらの対象物は先端の向こう側に押され、前縁の周囲に広がりがちである。必要とされているのは、コーナー及び届きにくい場所に簡単にアクセスすることの可能な、雑巾と共に使用するモップヘッドである。

本発明は床清掃用具に関する。一実施形態では、前記床清掃用具は裏材及び柄を含む。前記裏材は第一表面及び第二表面を含む。前記柄は前記裏材の前記第二表面に取り付けられる。前記裏材は、第一の縁部、第二の縁部、及び第三の縁部を有する一般に三角形の外辺部を有する。前記第一の縁部の部分は湾曲し及び前記第二の縁部の部分は湾曲している。前記第一の縁部と第二の縁部は先端点で交わる。前記第三の縁部は凹状である。前記床清掃用具は雑巾を担持可能である。

別の実施形態において、前記床清掃用具は裏材及び柄を含む。前記裏材は第一表面及び第二表面を含む。前記柄は前記裏材の前記第二表面に取り付けられる。前記裏材は、凸状の第一の縁部、凸状の第二の縁部、及び凹状の第三の縁部を有する一般に三角形の外辺部を有する。前記凸状の第一の縁部は、前記雑巾に取り付けるためのフック延伸部を受け入れる凹状部分を有する。前記凸状の第二の縁部は、前記雑巾に取り付けるためのフック延伸部を受け入れる凹状部分を有する。前記床清掃用具は雑巾を担持可能である。

別の実施形態において、前記床清掃用具は、裏材、柄、及び支持体を含む。前記裏材は、第一表面及び第二表面を含む。前記柄は、前記裏材の前記第二表面に取り付けられる。前記支持体は、前記裏材の前記第一表面に取り付けられる。前記裏材は、第一の縁部、第二の縁部、及び第三の縁部を有する一般に三角形の外辺部を有する。前記第一の縁は凹状部分及び線状部分を有し、前記第二の縁部は凹状部分及び線状部分を有し、及び前記第三の縁部は凹状である。前記床清掃用具は雑巾を担持可能である。

図１は、本発明による清掃用具１００の一実施形態の斜視図である。図２は図１の清掃用具１００の平面図、及び図３は図１の清掃用具１００の側面図である。清掃用具１００は、裏材１１０、ハンドル１３０、支持体（compliant support）１５０、及び雑巾１８０（図４の清掃用具１００に取り付けられて示されている）を含む。

裏材１１０は、金属又はプラスチックのような剛体材料で作成されている。裏材１１０は、第一表面１１２及び第二表面１１４を含む。全体的に見て裏材１１０は、先端点１２４、左側トレーリングコーナー（trailing corner）、及び右側トレーリングコーナーを有する、一般に三角形の外辺部１１６を含む。裏材１１０は一般に、長手軸１１５を中心にして対称である。三角形の外辺部１１６は、第一の縁部１１８、第二の縁部１２０、及び第三の縁部１２２を含む。

第一の縁部１１８及び第二の縁部１２０は交わって先端点１２４を形成する。好ましくは、先端点１２４は、清掃中にコーナーに嵌まるようにほぼ約９０度以下の角度を形成する。典型的には、使用中、消費者は先端点１２４が清掃用具１００を導くように清掃用具１００を押す。しかしながら、清掃用具１００は任意の方向に使用することができ、導く、トレーリング、左、又は右の引用は定義のみを意図しており限定を意図していないことは理解されよう。

第一の縁部１１８及び第二の縁部１２０は湾曲した端部であり、より詳細には凸状に湾曲している。典型的には、凸状に湾曲している第一の縁部１１８及び第二の端部の曲率半径は１５〜２５インチ（３８〜６３．５ｃｍ）、好ましくは１９〜２２インチ（４８〜５６ｃｍ）である。図１〜４に示される実施形態において、曲率半径は約２１インチ（５４ｃｍ）である。第三の縁部１２２もまた湾曲した端部であり、より詳細には凹状に湾曲している。第三の縁部１２２は、典型的には曲率半径が７〜１１インチ（１８〜２８ｃｍ）、好ましくは８〜１０インチ（２０〜２５ｃｍ）である。図１〜４に示される実施形態において、曲率半径は約９インチ（２３ｃｍ）である。

延伸する左側トレーリングコーナー１２５及び右側トレーリングコーナー１２６を有する凹状の第三の縁部１２２により、ユーザーが清掃用具１００を巧みに扱い、コーナー、家具の下、又は幅木に到達し、埃、くず、又はその他の大きな堆積物をすくい上げて凹状の第三縁部１２２の凹部部分に入れることが可能となる。

ハンドル１３０は、裏材１１０の第二表面１１４に取り付けられる。ハンドル１３０は長手方向のシャフト１３２を含んでいる。長手方向のシャフト１３２は、木、金属、又はプラスチックなどの任意の剛体材料で作成されることができる。長手方向のシャフト１３２は変化しない又は伸長可能であってよい。伸長可能なハンドル１３０は、ツイスト・アンド・ロック（twist-and-lock）機能を有していてもよく、又は別個のロック部分を有するはめ込み機能を有していてもよい。ハンドル１３０は、コンツアー（contoured）プラスチックハンドル又は弾性フォームオーバー層（compliant foam over layer）などの任意の把持手段を有していてもよい。

ハンドル１３０から延伸しているのは、回転継ぎ手１３６に取り付けられる二つの脚１３４である。回転継ぎ手は、裏材１１０上のソケット１４０の中に延伸する対向するピン１３８を含む。ピン１３８はソケット１４０の中において可動であり、ハンドル１３０が長手軸１１５の方向に沿って直線的に動くことを可能とする。その他の種類のハンドル取付け機構は当該技術分野において既知であり、ハンドル１３０を裏材１１０に取り付けるために用いることができる。かかる取付け機構は、直線的な動き又は回転運動を可能にさせてもよい。

裏材１１０は、ハンドル１３０の長手方向のシャフト１３２を受け入れるための凹みであるハンドルコンツアー１２８を含む。ハンドルコンツアー１２８は、ユーザーが、ハンドル１３０を床と平行になり及び裏材１１０に支障をきたさないように伸長することを可能とする。ハンドルコンツアー１２８は、長手方向のシャフト１３２でロックされるように作成されてもよい。したがって、清掃用具１００が試用されていない時、ユーザーは長手方向のシャフト１３２をハンドルコンツアー１２８の中にロックして清掃用具１００を保管することができる。

支持体１５０は第一表面１５２及び第二表面１５４を含む。第二表面１５４は裏材１１０の第一表面１１２に取付けされてそこから延伸する。全体にわたって、支持体１５０は周辺部１５６を含む。典型的には、外辺部１５６は、裏材１１０の三角形の外辺部と類似している。この実施形態では、図１及び２から見てとれるように、支持体１５０の外辺部１５６は裏材１１０の外辺部１１６の内側に含まれている。

支持体１５０は雑巾１８０を支持するための表面を提供する（図４を参照のこと）。支持体の第一表面は、平坦又は様々な模様で非平坦化されていてもよい。支持体１５０は、プラスチック、ゴム、発泡体、閉塞気泡発泡体、発泡ポリウレタン、並びにその他の発泡合成材料及び天然材料などであるがこれらに限定されない、任意の弾性材料で作成されることができる。いくつかの実施形態では、支持体１５０は水を保持することが可能である。

図４は、雑巾１８０が取り付けられた図１の清掃用具１００の斜視図である。雑巾１８０は、第一表面１８２及び清掃用具１００に取り付ける第二表面１８４を含む。雑巾１８０は、支持体１５０の第一表面１５２全体をカバーする。典型的には、雑巾１８０は、裏材の外辺部１１６及び支持体１５０の外辺部１５６に一致する外辺部１８６を有している。図４に示される実施形態では、雑巾１８０の外辺部は裏材の外辺部１１６及び支持体１５０の外辺部１５６に一致するが、両外辺部より大きい。したがって、雑巾１８０は、支持体１５０及び裏材１１０の第一の縁部１１８、第二の縁部１２０、及び第三の縁部１２２を包み覆うことが可能である。雑巾１８０は、清掃用具１００から雑巾１８０を取り外しやすくするためのプルタブ１８８を含んでもよい。

雑巾１８０は、任意の編まれた織物又は不織布材料で製造されてもよい。雑巾１８０は、くずをピックアップするための第一表面１８２に接着剤の領域を含んでもよい。雑巾は、例えば、大きな小片が捕捉され得る第三の縁部に沿って、接着剤の多い領域を含んでもよい。雑巾１８０は、隆起部、或いは高い領域と低い領域を作るためのその他の種類の表面テクスチャー又はエンボス加工を含んでもよい。雑巾１８０は、あらかじめ組み込まれた化学物質、界面活性剤、芳香剤又は漂白剤を含んでもよい。雑巾１８０は乾燥していても濡れた状態でもよい。

清掃用具と共に使用するのに好適な雑巾が、次の米国特許出願に開示されており、当該出願の開示は参照することにより本明細書に組み込まれる：米国特許出願番号第１０／０９３７９２号、名称「雑巾（A Wipe）」、２００２年３月８日出願；米国特許出願番号第１１／０４５５８７号、名称「可変ロフト作業面を有する清掃雑巾（Cleaning Wipe with Variable Loft Working Surface）」、２００５年１月２８日出願；米国特許出願番号第１１／１１２６８４号、名称「クリーニングシート及びその製造方法（Cleaning Sheet and Method of Making）」、２００５年５月２２日出願。

図４に示される雑巾１８０は清掃用具に取り付けられる。裏材１１０の第一の縁部１１８上にあるのは、第一のフック延伸部１６４が収容される第一の外辺凹部１６２である。（図１〜３）裏材１１０の第二の縁部１２０上にあるのは、第二のフック延伸部１６８が収容される第一の外辺凹部１６６である。（図１〜３）第三のフック延伸部１７０は第三の縁部１２２の近傍に位置している。第三のフック延伸部１７０は凹部分内にあってもよい。雑巾１８０のかさばる不織布材料は、裏材１１０に固定されるフック延伸部に取り付けるためのループとして機能する。その他の実施形態では、雑巾１８０は、所与の領域でフック延伸部に取り付けられるループ状の材料を有してもよい。

フックが記載されているが、典型的にはフック又は針毛突起の形状の、その他の種類の機械的な締結具を用いてもよい。これらの締結具は雑巾と係合し、分離可能な結合を提供する。さらに、フック延伸部を受け入れる凹部を有する裏材を記載しているが、フック又は針毛突起もまた清掃用具の裏材部分と一体に形成されてもよいことは理解されよう。

雑巾がフック延伸部１６４，１６６に付着する際に、滑らかな第一の縁部１１８及び第二の縁部１２０が、幅木（baseboards）、幅木（mopboards）、及び家具などの清掃隣接面（cleaning adjacent surfaces）に使用可能であるように、第一及び第二のフック延伸部１６４，１６６は凹部内に位置付けられる。図４に示されるように、縁部の部分を包む及び覆う雑巾１８０を有することは、清掃用具１００を床から持ち上げずに隣接面を清掃するのに有利であり得る。

フック及びループで清掃用具１００に取り付けられた雑巾１８０が示されている。しかしながら、接着剤、機械的締結具、及びピンチポイントディプレッション（pinch point depressions）などの任意の既知の取付機構を使用してもよい。取付機構は、裏材の第二表面１１４上、外辺端部（図４に図示）、支持体１５０の第一表面１５２上、これら表面の全部、又はこれらの任意の組み合わせに配置されてもよい。雑巾１８０は裏材１１０を包んでもそうでなくてもよい。例えば、不織布雑巾１８０、即ち、ループ、に取り付けるために、支持体１５０の第一表面１５２上にフックタブを配置してもよい。

本発明の清掃用具１００は、床洗浄装置としての使用に特に適している。一つの実施形態では、図１〜４に示される清掃用具１００の形状は、左側トレーリングコーナー１２５から右側トレーリングコーナー１２６の全長が約１２インチ（３０ｃｍ）、及び長手軸１１５に沿った、先端点１２４から左側トレーリングコーナー１２５又は右側トレーリングコーナー１２６のいずれかまでの全長が約８インチ（２０ｃｍ）である。清掃用具１００の全周は３１インチ（７９ｃｍ）であり、面積は４５平方インチ（２９０ｃｍ^２）になる。

典型的には、清掃用具１００は、清掃用具１００の少なくとも左側トレーリングコーナー１２５及び右側トレーリングコーナー１２６が、家具及びキャビネットの下まで伸びることが可能な全高（図２の側面図によって図示）を有する。一つの実施形態では、左側トレーリングコーナー１２５及び右側トレーリングコーナー１２６の高さは４インチ（１０ｃｍ）未満である。好ましくは、左側トレーリングコーナー１２５及び右側トレーリングコーナー１２６の高さは２インチ（５ｃｍ）未満である。

清掃用具１００を使用するために、ユーザーは支持体１５０の第一表面１５２を雑巾１８０で覆う。次に、取付機構にもよるが、図４に示されるような場合、ユーザーは、フック延伸部１６４，１６８に接触させながら、雑巾１８０で第一の縁端部１１８及び第二の縁端部１２０を包む。雑巾１８０を、凹状の第三の縁部１２２の全体を覆って折り曲げて第三のフック延伸部１９０に取り付ける。

雑巾１８０を一旦清掃用具１００に取り付けると、ユーザーは柄１３０を巧みに扱うことにより清掃用具１００を床に対して押し付ける。雑巾１８０は埃及びくずを収集する。コーナーの中に到達させるため、ユーザーは先端点１２４をコーナーの中に存在させて埃及びくずを集めることができる。あるいは、ユーザーは、左側トレーリングコーナー１２５又は右側トレーリングコーナー１２６のいずれかをコーナーの中に存在させて埃及びくずをすくうことができる。左側トレーリングコーナー１２５又は右側トレーリングコーナー１２６を、ユーザーが簡単に到達することのできない家具又はキャビネットの下をすくうために使用することもできる。凹上の第三の縁部１２２は、大きな小片を除去するために保持することが可能である。

ユーザーが先端点１２４で清掃用具１００を押す及び導く場合は、第一の縁部１１８及び第二の縁部１２０が前縁を形成する。ユーザーが第三の縁部１２２で清掃用具１１０を押す及び導く場合は、第三の縁部１２２が前縁前縁を形成する。典型的には、埃及びくずのほとんどは前縁でピックアップする。本発明は、埃及びごみのピックアップを増やすために拡張された前縁を有する清掃用具１００を含む。

清掃用具は、使用する雑巾の種類によって、乾燥モップ又は湿式モップのいずれかとして使用することができる。乾燥雑巾１８０は、埃及びくずをピックアップしやすくするために接着剤部分を設けてもよい。湿式モップが所望の場合は、ユーザーは提供された乾燥雑巾１８０を濡らすか、又は消費者に予浸した濡れ雑巾１８０が提供される。乾燥雑巾１８０は、濡らした場合、掃除中に洗剤が放出されるように予め洗剤を組み込んでおいてもよい。予浸した濡れ雑巾１８０は洗剤と共に提供されてもよい。

いくつかの実施形態では、支持体１５０は、水を保持することの可能な閉塞気泡発泡体で作成されてもよい。かかる構造は濡れ雑巾１８０を使用する場合に望ましい場合がある。支持体１５０は、掃除のために望ましいレベルの水分を雑巾１８０に保持することが可能である。

図５は、本発明による別の清掃用具２００の底面図である。清掃用具２００は、先端点２２４、左側トレーリングコーナー２２５、及び右側トレーリングコーナー２２６を有する、全体的に一般に三角形の外辺部２１２を有する裏材２１０を含む。外辺部２１２は、第一の縁部２１４、第二の縁部２１８、及び第三の凹状端部２２２を含む。第一の縁部２１４は、直線部分２１５及び凹状の湾曲部分２１６を有する。第二の縁部２１８は、直線部分２１９及び凹状の湾曲部分２２０を有する。直線部分２１５、２１９は交わって先端点２２４を形成する。

清掃用具２００の代表的な一実施形態では、寸法が約１２インチ（３０ｃｍ）×８．５インチ（２２ｃｍ）で、全体の外辺部は約３３インチ（８４ｃｍ）及び面積が４５平方インチ（２９０ｃｍ^２）となる。凹状の第三の縁部２２２は約９インチ（２３ｃｍ）の曲率半径を有し、各凹状湾曲部２１６、２２０の曲率半径は約９インチ（２３ｃｍ）である。先端点２２４は角度が約７７度である。

図６は、本発明による別の清掃用具３００の底面図である。清掃用具３００は、先端点３２４、左側トレーリングコーナー３２５、及び右側トレーリングコーナー３２６を有する、全体的に一般に三角形の外辺部３１２を有する裏材３１０を含む。外辺部３１２は、第一の縁部３１４、第二の縁部３１８、及び凹状の第三の端部３２２を含む。第一の縁部３１４は、先端直線部分３１５、トレーリング直線部分３１７、及び先端直線部分３１５とトレーリング直線部分３１７との間の凹状の湾曲部分３１６を有する。第二の縁部３１８は、先端直線部分３１９、トレーリング直線部分３２１、及び先端直線部分３１９とトレーリング直線部分３２１との間の凹状の湾曲部分３２０を有する。直線部分３１５、３１９は交わって先端点３２４を形成する。

清掃用具３００の代表的な一実施形態では、寸法が約１２インチ（３０ｃｍ）×８．５インチ（２２ｃｍ）で、外辺部は約３４インチ（８６ｃｍ）及び面積が４２平方インチ（２７１ｃｍ^２）となる。

図７は、本発明による別の清掃用具４００の底面図である。清掃用具４００は、先端点４２４、左側トレーリングコーナー４２５、及び右側トレーリングコーナー４２６を有する、全体的に一般に三角形の外辺部４１２を有する裏材４１０を含む。外辺部４１２は、第一の縁部４１４、第二の縁部４１８、及び凹状の第三の端部４２２を含む。第一の縁部４１４は、先端直線部分４１５、トレーリング直線部分４１７、及び先端直線部分４１５とトレーリング直線部分４１７との間の凹状の湾曲部分４１６を有する。第二の縁部４１８は、先端直線部分４１９、トレーリング直線部分４２１、及び先端直線部分４１９とトレーリング直線部分４２１との間の凹状の湾曲部分３２０を有する。直線部分４１５、４１９は交わって先端点４２４を形成する。

清掃用具４００の代表的な一実施形態では、寸法が約１２インチ（３０ｃｍ）×９インチ（２３ｃｍ）で、外辺部全体は約３４インチ（８６ｃｍ）及び面積が４２平方インチ（２７１ｃｍ^２）となる。凹状の第三の縁部４２２は約９インチ（２３ｃｍ）の曲率半径を有し、各凹状湾曲部４１６、４２０の曲率半径は約９インチ（２３ｃｍ）である。先端点４２４は角度が約６９度である。

図８は、本発明による別の清掃用具５００の底面図である。清掃用具５００は、先端点５２４、左側トレーリングコーナー５２５、及び右側トレーリングコーナー５２６を有する一般に全体的に三角形の外辺部５１２を有する裏材５１０を含む。外辺部５１２は、第一の縁部５１４、第二の縁部５１８、及び凹状の第三の端部５２２を含む。第一の縁部５１４は、凸状湾曲部５１５及び凹状湾曲部５１６を有する。第二の縁部５１８は、凸状湾曲部５１９及び凹状湾曲部５２０を有する。凸状湾曲部５１５、５１９は交わって先端点５２４を形成する。

清掃用具５００の代表的な一実施形態では、寸法が約１２インチ（３０ｃｍ）×９インチ（２３ｃｍ）で、外辺部全体は約３４インチ（８６ｃｍ）及び面積が４７平方インチ（３０３ｃｍ^２）となる。凹状の第三の縁部５２２は約９インチ（２３ｃｍ）の曲率半径を有し、各凹状湾曲部５１６，５２０の曲率半径は約１６インチ（４１ｍ）である。各凸状湾曲部５１５、５１９は、約４．５インチ（１１ｃｍ）の曲率半径を有している。

図５、６、７及び８のそれぞれが、本発明の清掃用具において使用する代表的な裏材の底面図を示していることは理解されよう。これら各裏材は、支持体、裏材に枢動可能に取り付けられる柄、及び前述したように清掃用具に取り付けるための雑巾を含んでもよい。

図５、６、及び７に示されるように、第一の縁部及び第二の縁部上の直線部分は、清掃用具１００を、例えば、幅木又はキャビネットなどであるがこれらに限定されない線状垂直端部に沿って延伸しやすくする。図５、６、７、及び８に示される、第一の縁部及び第二の縁部の凹状湾曲部は、くずをすくうための別の表面を提供しやすくする。また、これら表面は、砂、埃、及び食物のかすなどの大きな小片をすくいやすく及び捕捉しやすくする。

本発明の具体的な実施形態を本明細書中に示し及び説明してきたが、これら実施形態は多くの考えられる具体的な構成を単に例示しているにすぎず、構成は本発明の原理を適用して考案され得ることは理解されよう。多数の様々な他の改変が、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、当業者によってこれらの原理に従って考案されることができる。このように、本発明の範囲を本願出願に記載の構造に限定すべきではなく、特許請求の範囲の文言によって記載の構造物及びそれらの同等のものによってのみ限定されるものである。

図面は、本発明の実施形態を表しているが、説明において述べるように、他の実施形態も企図される。いかなる場合も、本開示は本発明を限定するのではなく、代表して提示するものである。発明の範囲及び精神の中で、多くの他の修正及び実施形態が、当業者によって考案され得ることを理解されたい。図は尺度通りに描かれていないことがある。

本発明による清掃用具の一実施形態の斜視図。 図１の清掃用具の平面図。 図１の清掃用具の側面図。 雑巾が取り付けられた、図１の清掃用具の斜視図。 本発明による別の清掃用具の底面図。 本発明による別の清掃用具の底面図。 本発明による別の清掃用具の底面図。 本発明による別の清掃用具の底面図。

Claims (21)

1. 床清掃用具であって、
   第一表面及び第二表面を含む裏材、
   前記裏材装置の前記第二表面に取り付けられる柄、を含み、
   前記裏材が、第一の縁部、第二の縁部、及び第三の縁部を有する一般に三角形の外辺部を有し、
   前記第一の縁部の部分が湾曲し及び前記第二の縁部の部分が湾曲しており、前記第一の縁部と第二の縁部が先端点で交わり、
   前記第三の縁部が凹状であり、
   前記床清掃用具が雑巾を担持可能である、床清掃用具。
2. 前記第一の縁部が凸状に湾曲し、前記第二の縁部が凸状に湾曲している、請求項１に記載の床清掃用具。
3. 前記第一の縁部の一部分が凹状に湾曲し、前記第二の縁部の一部分が凹状に湾曲している、請求項１に記載の床清掃用具。
4. 前記第一の縁部の一部分が線状であり、前記第二の縁部の一部分が線状である、請求項１に記載の床清掃用具。
5. 前記第三の縁部が、７インチ〜１１インチ（１８ｃｍ〜２８ｃｍ）の曲率半径を有する、請求項１に記載の床清掃用具。
6. 前記裏材の前記第一表面に取り付けられる支持体をさらに含む、請求項１に記載の床清掃用具。
7. 前記弾性支持体が、プラスチック、ゴム、発泡体、閉塞気泡発泡体、発泡ポリウレタン、及びその他の発泡合成材料及び天然材料から成る群から選択される、請求項６に記載の床清掃用具。
8. 前記先端点が９０度未満である、請求項１に記載の床清掃用具。
9. 前記雑巾が使い捨て不織布雑巾である、請求項１に記載の床清掃用具。
10. 前記雑巾を前記清掃用具に固定させるための手段を更に含む、請求項１に記載の床清掃用具。
11. 床清掃用具であって、
    第一表面及び第二表面を含む裏材、
    前記裏材装置の前記第二表面に取り付けられる柄、を含み、
    前記裏材が、凸状の第一の縁部、凸状の第二の縁部、及び凹状の第三の縁部を有する一般に三角形の外辺部を有し、
    前記凸状の第一の縁部が、雑巾に取り付けるためのフック延伸部を受け入れる凹状部分を有し、
    前記凸状の第二の縁部が、前記雑巾に取り付けるためのフック延伸部を受け入れる凹状部分を有し、
    前記床清掃用具が雑巾を担持可能である、床清掃用具。
12. 前記第三の縁部が、７インチ〜１１インチ（１８ｃｍ〜２８ｃｍ）の曲率半径を有する、請求項１１に記載の床清掃用具。
13. 前記裏材の前記第一表面に取り付けられる支持体をさらに含む、請求項１１に記載の床清掃用具。
14. 前記支持体が、プラスチック、ゴム、発泡体、閉塞気泡発泡体、発泡ポリウレタン、及びその他の発泡合成材料及び天然材料から成る群から選択される、請求項１３に記載の床清掃用具。
15. 前記先端点が９０度未満である、請求項１１に記載の床清掃用具。
16. 前記雑巾が使い捨て不織布雑巾である、請求項１１に記載の床清掃用具。
17. 床清掃用具であって、
    第一表面及び第二表面を含む裏材、
    前記裏材の前記第一表面を覆う支持体、
    前記裏材装置の前記第二表面に取り付けられる柄、を含み、
    前記裏材が、第一の縁部、第二の縁部、及び第三の縁部を有する一般に三角形の外辺部を有し、
    前記第一の縁部が凹状部分及び線状部分を有し、前記第二の縁部が凹状部分及び線状部分を有し、及び前記第三の縁部が凹状であり、
    前記床清掃用具が雑巾を担持可能である、床清掃用具。
18. 前記第三の縁部が、７インチ〜１１インチ（１８ｃｍ〜２８ｃｍ）の曲率半径を有する、請求項１７に記載の床清掃用具。
19. 前記先端点が９０度未満である、請求項１７に記載の床清掃用具。
20. 前記雑巾が使い捨て不織布雑巾である、請求項１７に記載の床清掃用具。
21. 前記雑巾を前記清掃用具に固定させるための手段を更に含む、請求項１７に記載の床清掃用具。

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