JPH1043085A - 洗浄具 - Google Patents

洗浄具

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Publication number
JPH1043085A
JPH1043085A JP21792896A JP21792896A JPH1043085A JP H1043085 A JPH1043085 A JP H1043085A JP 21792896 A JP21792896 A JP 21792896A JP 21792896 A JP21792896 A JP 21792896A JP H1043085 A JPH1043085 A JP H1043085A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pulp sponge
holes
sponge
pulp
brushing
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP21792896A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Tsunoda
博 角田
Takemi Yamamoto
武美 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYOWA SEIKAN KK
Original Assignee
KYOWA SEIKAN KK
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Filing date
Publication date
Application filed by KYOWA SEIKAN KK filed Critical KYOWA SEIKAN KK
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Publication of JPH1043085A publication Critical patent/JPH1043085A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パルプスポンジを使用した身体用洗浄具を泡
立ち良く且つ多機能に改良する。 【解決手段】 タオル地5と絹地6との周縁部5a、6
aを縫い合わせて形成したブラッシング袋4に複数の貫
通孔2が貫設されたパルプスポンジ1を出し入れ可能に
収納してなることを特徴とする洗浄具。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入浴したとき身体
を洗うために使用する洗浄具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、入浴したとき使用する身体の洗浄
具として、洗剤(石鹸やボディソープ)の泡立ちのよい
連続発泡のポリウレタンフォームや、このポリウレタン
ホームをポリアミド繊維など耐摩耗性の高い織布を使用
したブラッシング袋に収納した洗浄具が知られている。
【0003】これら合成樹脂フォームや合成樹脂繊維を
使用した洗浄具は、発泡性の良さや強靭性を有している
ものの、摩擦などにより肌を痛めやすいうえに、廃棄し
たとき分解することなく、焼却にも問題が多く、環境汚
染の一端となっている。
【0004】そこで、天然素材が注目され、パルプを原
材料としたパルプスポンジが提供されている。このパル
プスポンジは、吸水性が大きく、耐熱性(140℃)、
耐薬品性、耐摩耗性に優れ、合成樹脂フォームに比較し
て乾燥速度が速いので雑菌の繁殖も押さえられて衛生的
であるうえに、焼却しても有毒ガスを発生せず、廃棄し
た場合でも腐敗分解する。また、洗浄用フォームを収納
して使用するブラッシング袋も綿などの天然繊維が見直
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記パルプ
スポンジは、環境に優しく洗浄具として優れた特性を有
しているが、従来の合成樹脂フォームと比較すると不連
続発泡のフォームのために石鹸の泡立ちや絞り易さの点
で入浴用の洗浄具としては劣っていた。
【0006】また、スポンジを収納するブラッシング袋
も綿を使用したものは、肌を傷めることなく汚れをおと
すには適しているが、マッサージや垢擦り、除毛など、
入浴時に行える肌の健康や美容の促進にはその効果が期
待できなかった。
【0007】本発明は、上記の問題に鑑みてなされたも
ので、パルプスポンジによる身体用洗浄具の泡立ちと絞
り易さを改良するとともに、パルプスポンジを収納する
ブラッシング袋の機能を多彩にすることを課題としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は、身体の洗浄用に形成されたパルプスポン
ジに複数の貫通孔を貫設したことにより、パルプスポン
ジの表面積が大きくなって、パルプスポンジの洗剤の泡
立ちがよくなるとともに、パルプスポンジの含水分の絞
り出しをよくすることができる。
【0009】また、タオル地と絹地との周縁部を縫い合
わせて形成したブラッシング袋に複数の貫通孔が貫設さ
れたパルプスポンジを出し入れ可能に収納した構成とし
たことにより、タオル地面で泡立ちよく身体の汚れをお
とすことができるとともに、絹地面で肌のマッサージや
垢擦り、除毛ができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面を参照しながら詳細に説明する。
【0011】図1乃至図3は、本発明の洗浄具の実施の
形態を示すもので、図1に示す符合Aは、身体の洗浄に
使い易い大きさに形成された長方形のパルプスポンジ1
からなる洗浄具である。このパルプスポンジ1は、天然
セルロースを素材にした吸水性に優れた不連続発泡のフ
ォームであり、乾燥状態ではやや収縮し硬化している
が、吸水し含水状態に膨張すると、洗浄に好適な適度の
嫋りを伴う海綿に似た硬さと弾性を有し、その表面は不
連続にして不揃いの発泡孔3による適度のざらつきを有
している。
【0012】また、このパルプスポンジ1には、上下面
に貫通する複数の貫通孔2が適宜間隔をおいて貫設され
ており、この貫通孔2は、ポンチなどにより打ち抜き形
成されたものである。そして、貫通孔2の中の壁面は表
面と同様に不連続にして不揃いの発泡孔3によるざらさ
き面となっている。
【0013】図2乃至図3は、上記貫通孔を有するパル
プスポンジ1を出し入れ可能にブラッシング袋4に収納
してなる洗浄具Bである。この洗浄具Bに使用されるブ
ラッシング袋4の上半分は綿のタオル地5が使用され、
下半分は絹糸を織った絹地6が使用されており、これら
布地5、6のそれぞれの周縁部5a、6aが上下に縫合
されて袋体となっている。
【0014】図3において、ブラッシング袋4の出入り
口は、紐7で縛って封止してあるが、封止方法はこれに
限定されるものではなく、例えば、ブラッシング袋4を
巾着状に形成して紐7を装着したり、フォックや釦やフ
ァスナーを用いて封止するようにしてもよいことは言う
までもない(図示省略)。また、ブラッシング袋4の両
側に帯や紐を設け、背中を洗う洗浄具としてもよい。
【0015】本実施の形態の洗浄具A,Bは以上のよう
に構成されており、パルプスポンジ1で直接身体を洗浄
する洗浄具Aとして用いる場合、パルプスポンジ1が乾
燥して硬化収縮しているときは湯水に浸漬する。する
と、パルプスポンジ1は瞬時に吸水してたっぷり含水
し、海綿状に軟化膨張する。そして、これを絞って適度
の含水状態にして石鹸やボディソープなどの洗剤を塗り
含ませて使用する。
【0016】パルプスポンジ1には適宜数の貫通孔2を
設けて表面積を大きくしてあるので、絞ったときの除水
効率がよく、絞り易くなっている。
【0017】また、パルプスポンジ1に洗剤を塗布して
肌を洗うと、パルプスポンジ1は洗浄運動によって圧縮
と復元が反復され、洗剤はパルプスポンジ1の圧縮と復
元に伴う吸排気によってパルプスポンジ1の含水分に溶
け込むとともに、圧縮による排気に伴い発泡孔3で空気
を巻き込んで発泡する。このパルプスポンジ1は貫通孔
2を設けたことにより洗剤が発泡する面積が拡大しいる
ので、洗剤の泡立ちが極めてよい。
【0018】尚、貫通孔2の大きさや数、形状は、パル
プスポンジ1の大きさと、絞り易さや泡立ちぐわいを勘
案して普通の人の握力で容易に絞れるように適宜決めれ
ばよい。
【0019】また、図2乃至図3に示すブラッシング袋
4を使用した洗浄具Bにあっては、乾燥状態にあるパル
プスポンジ1を収納したブラッシング袋4を湯水に浸漬
し、パルプスポンジ1が吸水して膨張したとき、ブラッ
シング袋4内は膨張したパルプスポンジ1でほぼいっぱ
いにように設定されている。
【0020】ブラッシング袋4の綿糸からなるタオル地
5面は、洗剤をつけて肌の汚れを洗浄するものであり、
内側にある発泡機能の優れたパルプスポンジ1で洗剤を
適度に発泡させながらタオル地5固有の肌合いにより心
地のよい洗浄が楽しめる。
【0021】また、ブラッシング袋4の絹地6面は、主
に肌の汚れを落とした後、マッサージを目的として使用
するものである。絹の原糸は、自然な保湿性を有し細く
強靭で断面が角形に近い。従って、マッサージに使用す
ると絹地6は肌に密着して肌の新陳代謝を活発にするマ
ッサージ効果が高いうえに、肌の角質を落とす垢擦り効
果もあり、更に、糸目に産毛を巻き込んで除毛する除毛
効果もある。
【0022】洗浄具Bを使用し終えた後は、よく絞って
そのまま乾燥するか、ブラッシング袋4からパルプスポ
ンジ1を取り出し、それぞれ別個に乾燥する。パルプス
ポンジ1は元来乾燥性のよい材質であるが、貫通孔を設
けてあるので更に水切れがよくなり、乾燥速度が早めら
れている。
【0023】
【発明の効果】以上説明したような形態で実施される本
発明の洗浄具は、以下に記載されるような効果を奏す
る。
【0024】請求項1に記載の洗浄具によれば、身体の
洗浄用に形成されたパルプスポンジに複数の貫通孔を貫
設し、パルプスポンジの表面積を大きくしたことによ
り、洗剤の泡立ちがよくなるとともに絞り易くなり、入
浴の用洗浄具としての性能が向上する。また、乾燥も速
くなって雑菌の繁殖時間が短くなり衛生的である。
【0025】請求項2に記載の洗浄具では、複数の貫通
孔を有するパルプスポンジをタオル地と絹地とを縫い合
わせて形成したブラッシング袋に出し入れ可能に収納し
た構成としたので、泡立ちのよい洗浄と、肌のマッサー
ジや垢擦り、除毛が一つの用具で可能となり、入浴した
とき、心地良い身体の洗浄と肌の健康と美容の促進を安
価に手軽に行うことができる。
【0026】また、洗浄具を構成するパルプスポンジと
ブラッシング袋は共に天然素材であるので、廃棄しても
自然分解し、焼却しても毒ガスの発生がなく、環境に優
しい洗浄具である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパルプスポンジからなる洗浄具の実施
の形態を示す斜視図。
【図2】本発明のブラッシング袋を使用した洗浄具の実
施の形態を示す断面図。
【図3】図2の実施の形態の斜視図。
【符号の説明】
1 パルプスポンジ,2 貫通孔,4 ブラッシング
袋,5 タオル地,5a周縁部,6 絹地,6a 周縁
部,

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 身体の洗浄用に形成されたパルプスポン
    ジに複数の貫通孔を貫設したことを特徴とする洗浄具。
  2. 【請求項2】 タオル地と絹地との周縁部を縫い合わせ
    て形成したブラッシング袋に複数の貫通孔が貫設された
    パルプスポンジを出し入れ可能に収納してなることを特
    徴とする洗浄具。
JP21792896A 1996-07-31 1996-07-31 洗浄具 Withdrawn JPH1043085A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21792896A JPH1043085A (ja) 1996-07-31 1996-07-31 洗浄具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21792896A JPH1043085A (ja) 1996-07-31 1996-07-31 洗浄具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1043085A true JPH1043085A (ja) 1998-02-17

Family

ID=16711926

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21792896A Withdrawn JPH1043085A (ja) 1996-07-31 1996-07-31 洗浄具

Country Status (1)

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JP (1) JPH1043085A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012090781A (ja) * 2010-10-27 2012-05-17 Vainqueur:Kk 洗顔用パフ
JP2014240284A (ja) * 2013-06-11 2014-12-25 花王株式会社 起泡具
JP2015008887A (ja) * 2013-06-28 2015-01-19 花王株式会社 起泡具

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012090781A (ja) * 2010-10-27 2012-05-17 Vainqueur:Kk 洗顔用パフ
JP2014240284A (ja) * 2013-06-11 2014-12-25 花王株式会社 起泡具
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Effective date: 20031007