JPH0417118Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0417118Y2
JPH0417118Y2 JP10094589U JP10094589U JPH0417118Y2 JP H0417118 Y2 JPH0417118 Y2 JP H0417118Y2 JP 10094589 U JP10094589 U JP 10094589U JP 10094589 U JP10094589 U JP 10094589U JP H0417118 Y2 JPH0417118 Y2 JP H0417118Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
towel
folds
fabric
fold
fold assembly
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10094589U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0339486U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP10094589U priority Critical patent/JPH0417118Y2/ja
Publication of JPH0339486U publication Critical patent/JPH0339486U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0417118Y2 publication Critical patent/JPH0417118Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、入浴や身体のマツサージなどに用い
られる多目的タオルに関する。
〔従来の技術と考案が解決しようとする課題〕
周知のように一般的なタオルは木綿や化繊など
の種々の材質の帯状の布によつて作られている。
そのようなタオルで入浴時に身体を洗うとき、身
体の前の部分はそれほど不都合なく洗うことがで
きるが、身体の後の部分、特に背中の凹んだ部分
はタオルがうまく当たらないために洗いにくい。
身体をタオルで擦つてマツサージするときなどに
も同様に背中の凹んだ部分にはタオルがうまく当
たらないために十分なマツサージ効果の得られな
い場合が多い。
本考案は以上の事情に鑑みてなされたもので、
従来の一般的なタオルと同じ使い方をしても背中
の凹んだ部分にうまく擦り付けられ、しかも高い
洗浄効果や高いマツサージ効果の得られる多目的
タオルを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の多目的タオルは、タオル生地の片面の
中央部に弾力性を有する多数の襞を配列してなる
布製の襞集合体が設けられ、タオル生地の他面の
中央部に、上記襞集合体をバツクアツプするため
の弾力性を有する偏平な合成樹脂発泡体を収容す
る袋部が設けられていると共に、上記襞集合体は
その中央部の襞の腰が周囲の襞の腰よりも強くな
つているものである。
〔作用〕
本考案の多目的タオルを背中に斜交いに回し、
タオル生地の両端部を手で持つて背中を擦ると、
布製の襞集合体が個々の襞の形状やその弾力性に
よつて背中の凹んだ部分にうまく入り込み、しか
も袋部に収容された偏平な合成樹脂発泡体のバツ
クアツプ作用と個々の襞の弾力性とが相乗的に作
用して上記襞集合体が背中の凹んだ部分に十分に
強く擦り付けられる。しかも、襞集合体を形成し
ている多数の弾力性を有する襞は中央部に配列さ
れたものが周囲に配列されたものよりも腰が強く
なつているので、背中の凹入形状に襞集合体がう
まく沿うばかりでなく、擦付力が弱くなりがちな
襞集合体の中央部がその周囲と同等あるいはそれ
よりも強い力で肌に擦り付けられ、一層効果的な
擦り付け作用がなされる。
〔実施例〕
第1図は本考案の多目的タオルの概略斜視図で
ある。同図において、1はタオル生地、2は襞集
合体を示している。
タオル生地1は縦横の長さが(20〜30)×(80〜
90)cm程度の長方形に作られており、従来より入
浴や全身マツサージに汎用されているタオルと同
じサイズである。タオル生地1は多少の伸縮性を
有するものが望ましく、また、その材質は木綿で
作られた布であつてもナイロンなどの化繊で作ら
れた布であつてもよい。
襞集合体2は多数の弾力性を有する襞21……
を密に配列した布で作られており、上記タオル生
地1の片面の中央部に縫合されている。このよう
な襞集合体2は、たとえば2〜3重に巻いた布を
3〜5cm程度の幅を有する偏平な帯状体とし、か
つそのように偏平に保形した帯状布を1〜2cmの
間隔(ピツチ)で交互に反対側に折り曲げて蛇行
状とし、それを第3図のようにタオル生地1の片
面に重ねてその帯状布の中央部分をタオル生地1
に縫合することにより容易に形成することができ
る。こうして形成された襞集合体2の襞21は、
第3図に示した縫合箇所イの両側部分が布自体の
弾力性によつて膨んだ形状になり、かつ個々の襞
21には柔軟な弾力性が具備される。この場合、
襞集合体2を形成させるための上記帯状体が上述
のようにあらかじめ2〜3重に巻かれていると、
個々の襞21が布の重なりによつて比較的腰の強
い弾力性を示すようになり、このことが身体への
擦付力を増大させることに役立つ。また、襞集合
体2の幅寸法はタオル生地1の幅寸法の1/3程度
にしておくことが望ましい。襞集合体2の幅寸法
がこの範囲であると、背中をタオルを背中に斜交
いに回して背中を擦るときに襞集合体2が背中の
凹んだ部分にうまく入り込み、その部分が襞集合
体2によつて均一に擦り付けられるようになる。
ただし、本考案において襞集合体2の幅寸法は上
記範囲に限定されるものではなく、タオル生地1
の全幅部分に襞集合体2が設けられていてもよ
い。
襞集合体2は、上述したような蛇行状の帯状布
をたとえば第4図の形態でタオル生地1に重ね合
わせて縫合することにより形成される。すなわ
ち、同図の形態は、上記帯状布の一端部分2aを
タオル生地1の中央部にほぼまつすぐに延ばし、
帯状布の残りの部分2bでその一端部分2aの周
囲を取り巻いた形態でタオル生地1に縫合したも
のである。この場合、一端部分2aの外縁と残り
の部分2bの外縁とが突き合つた状態にしておく
ことが望ましい。
さらに襞集合体2は中央部の襞21aの腰が周
囲の襞21bの腰よりも強くなつている。中央部
の襞21aの腰の強さを周囲の襞21bの腰の強
さよりも強くするには、たとえば第3図で説明し
た帯状布の一端部分2aの蛇行ピツチを残りの部
分2bの蛇行ピツチよりも短くした状態でタオル
生地1に縫合させておくとよい。襞21の腰の強
さは、中央部の襞21aを形成している布と周囲
の襞21bを形成している布の種類を変えたり、
あるいは襞21の重なり合つている布の枚数に差
異を持たせたりすることによつても変えることが
可能である。
次に、第1図および第2図のように、タオル生
地1の他面の中央部にはタオル生地1と共に袋部
4を形成する布片3が縫合されている。布片3と
タオル生地1とによつて形成された上記袋部4は
一部が開口しており、その開口を利用してスポン
ジなどの弾力性を有する偏平な合成樹脂発泡体5
がその袋部4に出し入れされるようになつてい
る。上記合成樹脂発泡体5は柔軟で、第2図のよ
うに上記袋部4に収容された状態では、襞集合体
2をバツクアツプする作用を果たすものである。
また、合成樹脂発泡体5に吸水性に富むスポンジ
を用いると、石鹸などの洗剤の泡立ちをよくする
ことにも役立つ。また、第5図のように偏平な合
成樹脂発泡体5を布製の袋状ネツト6で包み込ん
でおけば、袋状ネツト6によつて合成樹脂発泡体
5とタオル生地1や布片3との滑り性が改善され
るため、上記袋部4への合成樹脂発泡体5の出し
入れがしやすくなり、合成樹脂発泡体5が濡れて
いても容易に出し入れできるようになる。なお、
第5図のように袋状ネツト5にループ状の紐51
を付けておけば、合成樹脂発泡体5を乾かすとき
やタオル生地1の袋部4から引き出すときに便利
である。
以上説明した多目的タオルで身体を洗う場合を
説明する。
上記多目的タオルを背中に斜交いに回し、タオ
ル生地1の両端部を手で持つて背中を擦ると、襞
集合体2が個々の襞21の形状やその弾力性によ
つて背中の凹んだ部分にうまく入り込み、しかも
袋部4に収容された偏平な合成樹脂発泡体5のバ
ツクアツプ作用と個々の襞21の弾力性とが相乗
的に作用して上記襞集合体2が背中の凹んだ部分
に十分に強く擦り付けられる。しかも、襞集合体
2を形成している多数の弾力性を有する個々の襞
21は中央部に配列された襞21aが周囲に配列
された襞21bよりも腰が強くなつている(堅く
なつている)ので、背中の凹入形状に襞集合体2
の全体がうまく沿うばかりでなく、擦付力が弱く
なりがちな中央部の襞21aがその周囲の襞21
bと同等あるいはそれよりも強い力で肌に擦り付
けられ、一層効果的な擦り付け作用がなされる。
この説明のように身体を洗う目的で多目的タオ
ルを用いる場合、そのタオル生地1や襞集合体2
や布片4がナイロン繊維を編んだ布でできている
と、それらが木綿でできているものに比べて使用
中における洗剤の泡立ちや、使用後における泡切
れや水切れが格段によくなることを確認してい
る。また、ナイロン繊維を編んだ布が用いられて
いる場合には、襞集合体2を形成している個々の
襞21による掻き落とし作用が顕著に発揮されて
垢落ちもよくなるという利点がある。
上記多目的タオルで全身をマツサージするとき
にも、背中の凹んだ部分が上述した襞集合体2の
作用によつて強く擦られ、全身の血行が促進され
て好適なマツサージ効果が得られる。
なお、以上の説明中、多目的という語は、入浴
用として以外に、たとえば全身マツサージ用、さ
らには他の用途にも必要に応じて用いることがで
きるという意味である。
〔考案の効果〕
以上のように本考案の多目的タオルによれば、
入浴時に従来の一般的なタオルではうまく洗えな
かつた背中の凹んだ部分がきれいに洗えるように
なり、また、マツサージを行うときには背中の凹
んだ部分を含めて身体の全体を万遍なく効果的に
マツサージして全身の血行を促進させることが可
能にある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例による多目的タオルの
概略斜視図、第2図は要部を断面で示した説明
図、第3図は襞集合体の形態を説明するための斜
視図、第4図は襞集合体の形態を平面的に示した
概略図、第5図は袋状ネツトで包み込まれた合成
樹脂発泡体の斜視図である。 1……タオル生地、2……襞集合体、4……袋
部、5……合成樹脂発泡体、21……襞、21a
……中央部の襞、21b……周囲の襞。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. タオル生地の片面の中央部に弾力性を有する多
    数の襞を配列してなる布製の襞集合体が設けら
    れ、タオル生地の他面の中央部に、上記襞集合体
    をバツクアツプするための弾力性を有する偏平な
    合成樹脂発泡体を収容する袋部が設けられている
    と共に、上記襞集合体はその中央部の襞の腰が周
    囲の襞の腰よりも強くなつていることを特徴とす
    る多目的タオル。
JP10094589U 1989-08-29 1989-08-29 Expired JPH0417118Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10094589U JPH0417118Y2 (ja) 1989-08-29 1989-08-29

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10094589U JPH0417118Y2 (ja) 1989-08-29 1989-08-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0339486U JPH0339486U (ja) 1991-04-16
JPH0417118Y2 true JPH0417118Y2 (ja) 1992-04-16

Family

ID=31649922

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10094589U Expired JPH0417118Y2 (ja) 1989-08-29 1989-08-29

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0417118Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6889430B2 (ja) * 2015-10-20 2021-06-18 上原 京正 三重重ねタオル

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0339486U (ja) 1991-04-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0751733B1 (en) Dual textured implement for personal cleansing and method of construction
US5315734A (en) Mop head comprising a holder insertion aid
US3812849A (en) Skin conditioning article
US6644881B1 (en) Soap dispensing washcloth system and method
JPH10513075A (ja) 編み物のチューブを用いた身体洗浄用具とその製造方法
WO1998004770A1 (fr) Methode de lavage et ustensile auxiliaire de lavage
JPH0417118Y2 (ja)
JP7488975B1 (ja) 体洗い具
JP4168226B2 (ja) 泡立て具、同泡立て具により生成した泡を用いた洗浄方法、及び手袋型洗浄具
JPH1066671A (ja) ぞうきん及びその製造方法
JP3041302U (ja) タオル
JP2007160021A (ja) 浴用タオル
JP3562996B2 (ja) タオル
JP4362846B2 (ja) 身体洗浄具
JPH029754Y2 (ja)
JP2003175073A (ja) おむつ及びおむつセット
JP3006084U (ja) 垢すり具
JP2005211624A (ja) あかすり兼用洗浄具
KR100433376B1 (ko) 주름목욕타월
JP3076064U (ja) 泡立てネット
JP3191822U (ja) 洗顔具
JPS6337917Y2 (ja)
JPH06133893A (ja) ボデー洗い具
JP3073831U (ja) 湯あみ用手袋
JPH0648495U (ja) 浴用タオル