JPH0998902A - 湯あがりターバン - Google Patents
湯あがりターバンInfo
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- JPH0998902A JPH0998902A JP7284568A JP28456895A JPH0998902A JP H0998902 A JPH0998902 A JP H0998902A JP 7284568 A JP7284568 A JP 7284568A JP 28456895 A JP28456895 A JP 28456895A JP H0998902 A JPH0998902 A JP H0998902A
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- Japan
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- turban
- hair
- pair
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- covering
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 長い髪でも容易に装着でき、髪を半包被状態
と完全に包被した状態のいずれででも包被できる、使い
勝手の良い湯あがりターバンを提供する。 【解決手段】 三角形状の生地でターバン本体1を形成
する。ターバン本体1の底辺2の中央と、一対の斜辺
6、6の中途部のそれぞれに、ゴム帯4、8を取り付け
てギャザー部5、7、7を形成する。斜辺6に設けた一
対のギャザー部7、7を接合固定して、髪の中途部を保
持するための包被部9を形成する。底辺2を首筋から額
に巻き付け、底辺2の両端の固定部3を固縛して、ター
バン本体1を頭に装着する。必要に応じて尾端10を反
転し、固定部3と額の間にたくし込んで髪全体を覆い包
む。
と完全に包被した状態のいずれででも包被できる、使い
勝手の良い湯あがりターバンを提供する。 【解決手段】 三角形状の生地でターバン本体1を形成
する。ターバン本体1の底辺2の中央と、一対の斜辺
6、6の中途部のそれぞれに、ゴム帯4、8を取り付け
てギャザー部5、7、7を形成する。斜辺6に設けた一
対のギャザー部7、7を接合固定して、髪の中途部を保
持するための包被部9を形成する。底辺2を首筋から額
に巻き付け、底辺2の両端の固定部3を固縛して、ター
バン本体1を頭に装着する。必要に応じて尾端10を反
転し、固定部3と額の間にたくし込んで髪全体を覆い包
む。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、入浴後や洗髪後
の濡れた髪の毛を、例えばヘアードライヤーで乾燥する
までの間、一時的に包被しておくための湯あがりターバ
ンに関する。
の濡れた髪の毛を、例えばヘアードライヤーで乾燥する
までの間、一時的に包被しておくための湯あがりターバ
ンに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の用具として、バスタオル
が用いられている。バスタオルをターバン状に折り込ん
で髪全体を包被するのである。タオル地等で形成した、
帽子状の包被用具も提案されている。例えば、実開平3
−34406号公報の包被用具はナイトキャップ状に形
成してある。さらに実開平3−107009号公報に
は、三角帽状の包被用具が開示してある。長い髪の毛に
対応するために、円筒状に形成した包被用具も提案され
ている(実開平6−52703号公報、実開平6−85
603号)。
が用いられている。バスタオルをターバン状に折り込ん
で髪全体を包被するのである。タオル地等で形成した、
帽子状の包被用具も提案されている。例えば、実開平3
−34406号公報の包被用具はナイトキャップ状に形
成してある。さらに実開平3−107009号公報に
は、三角帽状の包被用具が開示してある。長い髪の毛に
対応するために、円筒状に形成した包被用具も提案され
ている(実開平6−52703号公報、実開平6−85
603号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】バスタオルで髪を包被
する場合には、折り込んだタオルの摩擦力のみで包被状
態を維持しているので、タオルが解離しずれ動きやす
く、例えば顔や肌の手入れをしている間に、何回も髪を
包被し直さねばならないことがある。この点、帽子形の
包被用具や、円筒状の包被用具は、帽体部を紐や面ファ
スナーで確実に固定できるうえ、髪全体が帽体部に収め
られるので、濡れた髪を確実に包被しておくことができ
る。
する場合には、折り込んだタオルの摩擦力のみで包被状
態を維持しているので、タオルが解離しずれ動きやす
く、例えば顔や肌の手入れをしている間に、何回も髪を
包被し直さねばならないことがある。この点、帽子形の
包被用具や、円筒状の包被用具は、帽体部を紐や面ファ
スナーで確実に固定できるうえ、髪全体が帽体部に収め
られるので、濡れた髪を確実に包被しておくことができ
る。
【0004】しかし、帽子形の包被用具は、髪全体を帽
体部の中へ収めるのに手間を要し、とくに三角帽形や円
筒形の包被用具の場合には、長い髪を帽体部に収めにく
い。髪全体を帽体部に収めるので、風通しが悪く、季節
によっては蒸れることがある。ナイトキャップ形の包被
用具の場合には、長い髪が帽体内で絡まりやすく、髪を
乾燥し梳き整えるのに手間を要する。帽子形や円筒形の
包被用具は、抜け落ちた髪が帽体内に滞留しやすい不利
もある。
体部の中へ収めるのに手間を要し、とくに三角帽形や円
筒形の包被用具の場合には、長い髪を帽体部に収めにく
い。髪全体を帽体部に収めるので、風通しが悪く、季節
によっては蒸れることがある。ナイトキャップ形の包被
用具の場合には、長い髪が帽体内で絡まりやすく、髪を
乾燥し梳き整えるのに手間を要する。帽子形や円筒形の
包被用具は、抜け落ちた髪が帽体内に滞留しやすい不利
もある。
【0005】この発明の目的は、濡れた髪を束状にまと
めて包被でき、とくに長い髪を包被するのに好適な湯あ
がりターバンを提供することにある。この発明の他の目
的は、濡れた髪を風通しのよい状態と、完全に覆い隠し
た状態のいずれででも包被でき、季節や使用者の好みに
応じて包被状態を変更できる湯あがりターバンを提供す
ることにある。この発明の他の目的は、長い髪を絡まり
にくい状態でコンパクトにまとめて包被でき、髪を乾燥
し梳き整える際の手間を減らし、切れ毛の発生を抑止で
きる湯あがりターバンを提供することにある。この発明
の他の目的は、長い髪をターバンの髪保持部に容易にた
くし込むことができ、使用後にはターバンに付着した髪
の毛をごく簡単に取り除くことができる湯あがりターバ
ンを提供することにある。
めて包被でき、とくに長い髪を包被するのに好適な湯あ
がりターバンを提供することにある。この発明の他の目
的は、濡れた髪を風通しのよい状態と、完全に覆い隠し
た状態のいずれででも包被でき、季節や使用者の好みに
応じて包被状態を変更できる湯あがりターバンを提供す
ることにある。この発明の他の目的は、長い髪を絡まり
にくい状態でコンパクトにまとめて包被でき、髪を乾燥
し梳き整える際の手間を減らし、切れ毛の発生を抑止で
きる湯あがりターバンを提供することにある。この発明
の他の目的は、長い髪をターバンの髪保持部に容易にた
くし込むことができ、使用後にはターバンに付着した髪
の毛をごく簡単に取り除くことができる湯あがりターバ
ンを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の湯あがりター
バンは、展開形状が三角形状の生地で形成してあるター
バン本体1を有する。ターバン本体1の底辺2は、首筋
から額へ向かって頭部に巻き付け可能な長さに設定さ
れ、その両端に巻き付け状態を維持する固定部3が設け
てある。底辺2に隣接する一対の斜辺6、6の中途部ど
うしを接合して、底辺2と尾端10との間に髪を下面側
から包被する筒状の包被部9を形成する。
バンは、展開形状が三角形状の生地で形成してあるター
バン本体1を有する。ターバン本体1の底辺2は、首筋
から額へ向かって頭部に巻き付け可能な長さに設定さ
れ、その両端に巻き付け状態を維持する固定部3が設け
てある。底辺2に隣接する一対の斜辺6、6の中途部ど
うしを接合して、底辺2と尾端10との間に髪を下面側
から包被する筒状の包被部9を形成する。
【0007】使用時には、髪の毛の先端側を包被部9に
たくし込み、底辺2の中央を首筋に当てがって頭部に巻
き付け、額の側で固定部3を固定してターバン本体1を
装着する。この状態では、図3に示すように髪全体が下
面側からターバン本体1で包被され包被部9によって束
状にまとめて保持されている。従って、髪がばらばらに
なって乱れ絡み合うのを防止できる。このとき、髪の上
面側はターバン本体1から露出しているので風通しがよ
い。尾端10を反転して、図4に示すように固定部3と
額との間に差し込むと、髪全体をターバン本体1でコン
パクトにまとめた状態で覆い包むことができる。この状
態においても、髪の中途部が包被部9で束状に保持して
あるので、髪が乱れて絡み合うのを良く防止できる。包
被部9は底辺2および尾端10の双方へ向かって開口し
ているので、長い髪であってもそれを容易にたくし込む
ことができる。
たくし込み、底辺2の中央を首筋に当てがって頭部に巻
き付け、額の側で固定部3を固定してターバン本体1を
装着する。この状態では、図3に示すように髪全体が下
面側からターバン本体1で包被され包被部9によって束
状にまとめて保持されている。従って、髪がばらばらに
なって乱れ絡み合うのを防止できる。このとき、髪の上
面側はターバン本体1から露出しているので風通しがよ
い。尾端10を反転して、図4に示すように固定部3と
額との間に差し込むと、髪全体をターバン本体1でコン
パクトにまとめた状態で覆い包むことができる。この状
態においても、髪の中途部が包被部9で束状に保持して
あるので、髪が乱れて絡み合うのを良く防止できる。包
被部9は底辺2および尾端10の双方へ向かって開口し
ているので、長い髪であってもそれを容易にたくし込む
ことができる。
【0008】具体的には、底辺2の中央と、一対の斜辺
6、6の中途部のそれぞれにゴム帯4、8を縫着して、
伸長変形可能なギャザー部5、7、7を形成する。斜辺
6、6に設けた一対のギャザー部7、7どうしを接合し
て包被部9を形成する。
6、6の中途部のそれぞれにゴム帯4、8を縫着して、
伸長変形可能なギャザー部5、7、7を形成する。斜辺
6、6に設けた一対のギャザー部7、7どうしを接合し
て包被部9を形成する。
【0009】使用状態において、底辺2に設けたギャザ
ー部5は首筋に密接して、底辺2が上方へずり上がるの
を防ぐのに役立つ。さらに、底辺2の全体を頭部に密着
させて、ターバン本体1が遊動するのを防ぐのにも役立
つ。斜辺に設けた一対のギャザー部7、7は、髪をター
バン本体1で包被する際に伸長変形して、包被部9への
髪のたくし込みを容易化し、さらにたくし込んだ後の髪
を束状にまとめて保持するのに役立つ。
ー部5は首筋に密接して、底辺2が上方へずり上がるの
を防ぐのに役立つ。さらに、底辺2の全体を頭部に密着
させて、ターバン本体1が遊動するのを防ぐのにも役立
つ。斜辺に設けた一対のギャザー部7、7は、髪をター
バン本体1で包被する際に伸長変形して、包被部9への
髪のたくし込みを容易化し、さらにたくし込んだ後の髪
を束状にまとめて保持するのに役立つ。
【0010】底辺2の両端の隅部を端部へ向かって細幅
に形成し、一対の細幅な固定部3を固縛してターバン本
体1の巻き付け状態を維持する。こうした湯あがりター
バンは、ターバン本体1の巻き付け量の大小とは無関係
に、大人から子供まで誰もがターバン本体1を確実に巻
き付け固定できる。
に形成し、一対の細幅な固定部3を固縛してターバン本
体1の巻き付け状態を維持する。こうした湯あがりター
バンは、ターバン本体1の巻き付け量の大小とは無関係
に、大人から子供まで誰もがターバン本体1を確実に巻
き付け固定できる。
【0011】底辺2の両端に固定した雌雄一対の面ファ
スナー12、13で固定部3を形成する。さらに、斜辺
6に設けた一対のギャザー部7、7を、雌雄一対の面フ
ァスナー14、15で分離自在に接合する。一対の面フ
ァスナー12、13で固定部3を形成した湯あがりター
バンは、ターバン本体1を頭部に巻き付けた後、一対の
面ファスナー12、13を重ね合わせるだけの簡単な操
作で、速やかにターバン本体1を固定できる。一対のギ
ャザー部7、7を一対の面ファスナー14、15で分離
自在に接合するのは、包被部9を分離した状態でターバ
ン本体1を頭部に装着した後、斜辺6、6どうしを面フ
ァスナー14、15で接合して、髪を束状に保持するた
めであり、こうした湯あがりターバンによれば、長い髪
をごく簡単に包被部9で保持できる。
スナー12、13で固定部3を形成する。さらに、斜辺
6に設けた一対のギャザー部7、7を、雌雄一対の面フ
ァスナー14、15で分離自在に接合する。一対の面フ
ァスナー12、13で固定部3を形成した湯あがりター
バンは、ターバン本体1を頭部に巻き付けた後、一対の
面ファスナー12、13を重ね合わせるだけの簡単な操
作で、速やかにターバン本体1を固定できる。一対のギ
ャザー部7、7を一対の面ファスナー14、15で分離
自在に接合するのは、包被部9を分離した状態でターバ
ン本体1を頭部に装着した後、斜辺6、6どうしを面フ
ァスナー14、15で接合して、髪を束状に保持するた
めであり、こうした湯あがりターバンによれば、長い髪
をごく簡単に包被部9で保持できる。
【0012】ターバン本体1を片面にパイルを有し、底
辺2と平行な方向と、底辺と直交する向きとにそれぞれ
伸縮変形可能な吸水性の生地で形成した湯あがりによれ
ば、髪全体を覆った状態において、ターバン本体1が前
後および左右方向に伸びて髪全体を押さえ込むので、髪
の量が多い場合にも、まとめた髪の重みでターバン本体
1が一側方へ傾いて解離するのを良く防止できる。
辺2と平行な方向と、底辺と直交する向きとにそれぞれ
伸縮変形可能な吸水性の生地で形成した湯あがりによれ
ば、髪全体を覆った状態において、ターバン本体1が前
後および左右方向に伸びて髪全体を押さえ込むので、髪
の量が多い場合にも、まとめた髪の重みでターバン本体
1が一側方へ傾いて解離するのを良く防止できる。
【0013】
【発明の実施の態様】図1ないし図4にこの発明に係る
湯あがりターバンの実施の態様を示す。図2において、
展開形状が三角形状の生地で形成してあるターバン本体
1を、想像線で示している。このターバン本体1の底辺
2の長さを、首筋から耳を経て額に巻き付け得る長さに
設定し、両端の隅部を端部へ向かって細幅に形成して固
定部3とする。底辺の中央部を上面側へ折り返して縫着
することにより輪を形成し、この輪の内部に紐状あるい
はベルト状のゴム帯4を配置した後、ゴム帯4の両端を
ターバン本体1に縫着してギャザー部5を形成する。ギ
ャザー部5は使用時に伸長変形して首筋に密着し、密着
部分での摩擦抵抗を大きくして、底辺2が後頭部の上方
へずり上がるのを防ぐ。ギャザー部5を設けることによ
って底辺2は中央へ引き寄せられて、図2に実線で示す
ように緩やかに湾曲する。
湯あがりターバンの実施の態様を示す。図2において、
展開形状が三角形状の生地で形成してあるターバン本体
1を、想像線で示している。このターバン本体1の底辺
2の長さを、首筋から耳を経て額に巻き付け得る長さに
設定し、両端の隅部を端部へ向かって細幅に形成して固
定部3とする。底辺の中央部を上面側へ折り返して縫着
することにより輪を形成し、この輪の内部に紐状あるい
はベルト状のゴム帯4を配置した後、ゴム帯4の両端を
ターバン本体1に縫着してギャザー部5を形成する。ギ
ャザー部5は使用時に伸長変形して首筋に密着し、密着
部分での摩擦抵抗を大きくして、底辺2が後頭部の上方
へずり上がるのを防ぐ。ギャザー部5を設けることによ
って底辺2は中央へ引き寄せられて、図2に実線で示す
ように緩やかに湾曲する。
【0014】底辺2に隣接する一対の斜辺6、6の中途
部にもギャザー部7、7を形成する。上記のゴム帯4と
同様のゴム帯8、8を、斜辺6、6に沿って縫着するの
である。これら一対のギャザー部7、7を、矢印で示す
ように生地の上面側へ折り起こした後、両ギャザー部
7、7を対向状に重ねて中央部一個所を縫着固定し、筒
状の包被部9を形成する。包被部9は底辺2、および両
斜辺6、6に挟まれる尾端10の双方へ向かって開口し
ており、図1に示すように、前記縫着においてのみ完全
な筒壁を形成する。
部にもギャザー部7、7を形成する。上記のゴム帯4と
同様のゴム帯8、8を、斜辺6、6に沿って縫着するの
である。これら一対のギャザー部7、7を、矢印で示す
ように生地の上面側へ折り起こした後、両ギャザー部
7、7を対向状に重ねて中央部一個所を縫着固定し、筒
状の包被部9を形成する。包被部9は底辺2、および両
斜辺6、6に挟まれる尾端10の双方へ向かって開口し
ており、図1に示すように、前記縫着においてのみ完全
な筒壁を形成する。
【0015】ターバン本体1は、タオル地などの吸水性
の生地で形成する。この実施例では下面側にパイルを有
し、縦横に伸縮できるタオル地でターバン本体1を形成
した。詳しくは、図1に交差する矢印で示すように、底
辺2と平行な方向と、底辺2と直交する向きのそれぞれ
に伸縮できるよう生地取りを行った。
の生地で形成する。この実施例では下面側にパイルを有
し、縦横に伸縮できるタオル地でターバン本体1を形成
した。詳しくは、図1に交差する矢印で示すように、底
辺2と平行な方向と、底辺2と直交する向きのそれぞれ
に伸縮できるよう生地取りを行った。
【0016】図3および図4に湯あがりターバンの使用
態様を示している。使用時には、髪の先端側を包被部9
内にたくし込んで、濡れた髪を下面側からターバン本体
1で包む。次に底辺2の中央のギャザー部5を首筋に当
てがい、髪の生え際に沿って底辺2を頭部に巻き付けて
引き寄せた後、額のほぼ中央部で一対の固定部3、3を
結んで、ターバン本体1を確りと固定する。この状態で
は、髪の下面および側面がターバン本体1に包まれてい
るので、髪から水滴が滴るような状態であっても、水滴
をターバン本体1で吸い取ることができる。また、髪の
上面側が露出しているので風の通りが良く、湯あがりタ
ーバンを装着することによって蒸れるのを避けることが
できる。
態様を示している。使用時には、髪の先端側を包被部9
内にたくし込んで、濡れた髪を下面側からターバン本体
1で包む。次に底辺2の中央のギャザー部5を首筋に当
てがい、髪の生え際に沿って底辺2を頭部に巻き付けて
引き寄せた後、額のほぼ中央部で一対の固定部3、3を
結んで、ターバン本体1を確りと固定する。この状態で
は、髪の下面および側面がターバン本体1に包まれてい
るので、髪から水滴が滴るような状態であっても、水滴
をターバン本体1で吸い取ることができる。また、髪の
上面側が露出しているので風の通りが良く、湯あがりタ
ーバンを装着することによって蒸れるのを避けることが
できる。
【0017】この後、尾端10を頭部に沿って反転し、
図4に示すように尾端10を固定部3、3と額の間にた
くし込むと、髪全体をコンパクトにまとめた状態で覆い
包むことができる。この状態においても、髪の中途部が
包被部9で束状に保持されているので、髪が乱れて絡み
合うのを防止できる。従って、髪を乾燥し梳き整える際
には、ヘアブラシや櫛の通りが良く、切れ毛を防ぐのに
役立つうえ、より少ない手間で乾燥できる。使用後に
は、ターバン本体1を拡げて、内面に付着した髪を容易
に取り除くことができる。
図4に示すように尾端10を固定部3、3と額の間にた
くし込むと、髪全体をコンパクトにまとめた状態で覆い
包むことができる。この状態においても、髪の中途部が
包被部9で束状に保持されているので、髪が乱れて絡み
合うのを防止できる。従って、髪を乾燥し梳き整える際
には、ヘアブラシや櫛の通りが良く、切れ毛を防ぐのに
役立つうえ、より少ない手間で乾燥できる。使用後に
は、ターバン本体1を拡げて、内面に付着した髪を容易
に取り除くことができる。
【0018】固定部3は面ファスナーで形成できる。図
5に示すように、底辺2の一端上面に雌雄いずれか一方
の面ファスナー12を縫着し、底辺2の他端下面に対応
する面ファスナー13を縫着し、これらで固定部3を形
成するのである。
5に示すように、底辺2の一端上面に雌雄いずれか一方
の面ファスナー12を縫着し、底辺2の他端下面に対応
する面ファスナー13を縫着し、これらで固定部3を形
成するのである。
【0019】図6に示す湯あがりターバンは、雌雄一対
の面ファスナー14、15を一対のギャザー部7、7に
固定して、包被部9を分離自在に接合した点が上記の実
施例と異なる。この湯あがりターバンでは、底辺2を頭
部に巻き付けて固定した後、髪全体を尾端10側へ伸ば
してターバン本体1に沿わせ、包被部9を面ファスナー
14、15で接合固定して髪を保持できる。つまり、事
前に髪を包被部9へたくし込む必要がなく、ターバン本
体1をより簡単に装着できる。包被部9を髪の量に応じ
て絞り込むこともできる。
の面ファスナー14、15を一対のギャザー部7、7に
固定して、包被部9を分離自在に接合した点が上記の実
施例と異なる。この湯あがりターバンでは、底辺2を頭
部に巻き付けて固定した後、髪全体を尾端10側へ伸ば
してターバン本体1に沿わせ、包被部9を面ファスナー
14、15で接合固定して髪を保持できる。つまり、事
前に髪を包被部9へたくし込む必要がなく、ターバン本
体1をより簡単に装着できる。包被部9を髪の量に応じ
て絞り込むこともできる。
【0020】上記以外に、面ファスナー12〜15はス
ナップファスナーで代用できる。ターバン本体1は、展
開状態において概ね三角形状であればよく、例えば花弁
状や銀杏葉状の形状も含むこととする。この発明のター
バンは、バスタオル等で髪の水分を粗方除去した後に使
用することが多い。その限りにおいては、ターバン本体
1を薄手の生地や、風通しの良いレース地や網生地で形
成し、あるいはタオル地を併用して形成することができ
る。
ナップファスナーで代用できる。ターバン本体1は、展
開状態において概ね三角形状であればよく、例えば花弁
状や銀杏葉状の形状も含むこととする。この発明のター
バンは、バスタオル等で髪の水分を粗方除去した後に使
用することが多い。その限りにおいては、ターバン本体
1を薄手の生地や、風通しの良いレース地や網生地で形
成し、あるいはタオル地を併用して形成することができ
る。
【0021】
【発明の効果】この発明では、三角形状のターバン本体
1で髪を下面側から包むように覆い、一対の斜辺部6、
6を接合して形成した包被部9で髪の中途部を束状にま
とめて保持できるようにした。従って、帽子形や円筒形
の従来の包被用具に比べて、濡れた髪を容易にまとめて
保持でき、保持状態において髪が絡まり合うことを防止
できる。ターバン本体1を風通しのよい状態と、髪の全
体を覆い隠した状態のいずれででも使用できるので、季
節や使用者の好みに応じて髪を保持できる点でも有利で
ある。髪の中途部を包被部9で束状にまとめて保持する
ので湯あがりターバンを使用している間に髪が乱れて絡
まり合うことがなく、髪を乾燥し梳き整える際の手間を
減少できる。切れ毛の発生も良く防止できる。
1で髪を下面側から包むように覆い、一対の斜辺部6、
6を接合して形成した包被部9で髪の中途部を束状にま
とめて保持できるようにした。従って、帽子形や円筒形
の従来の包被用具に比べて、濡れた髪を容易にまとめて
保持でき、保持状態において髪が絡まり合うことを防止
できる。ターバン本体1を風通しのよい状態と、髪の全
体を覆い隠した状態のいずれででも使用できるので、季
節や使用者の好みに応じて髪を保持できる点でも有利で
ある。髪の中途部を包被部9で束状にまとめて保持する
ので湯あがりターバンを使用している間に髪が乱れて絡
まり合うことがなく、髪を乾燥し梳き整える際の手間を
減少できる。切れ毛の発生も良く防止できる。
【図1】 湯あがりターバンの斜視図である。
【図2】 ターバン本体の展開図である。
【図3】 湯あがりターバンの装着途中状態を示す斜視
図である。
図である。
【図4】 湯あがりターバンの装着状態を示す斜視図で
ある。
ある。
【図5】 固定部の別実施例を示すターバン本体の平面
図である。
図である。
【図6】 包被部の別実施例を示すターバン本体の平面
図である。
図である。
1………タ−バン本体,2………底辺,3………固定
部,4………ゴム帯,5………ギャザ−部,6………斜
辺,7………ギャザ−部,8………ゴム帯,9………包
被部,10………尾端。
部,4………ゴム帯,5………ギャザ−部,6………斜
辺,7………ギャザ−部,8………ゴム帯,9………包
被部,10………尾端。
Claims (5)
- 【請求項1】 展開形状が三角形状の生地で形成してあ
るターバン本体1を有し、 ターバン本体1の底辺2が、首筋から額へ向かって頭部
に巻き付け可能な長さに設定され、その両端に巻き付け
状態を維持する固定部3が設けられており、 底辺2に隣接する一対の斜辺6、6の中途部どうしを接
合して、底辺2と尾端10との間に髪を下面側から包被
する筒状の包被部9が形成してあることを特徴とする湯
あがりターバン。 - 【請求項2】 底辺1の中央と、一対の斜辺6、6の中
途部のそれぞれにゴム帯4、8を縫着して、伸長変形可
能なギャザー部5、7、7が形成されており、斜辺6、
6に設けた一対のギャザー部7、7どうしを接合して包
被部9が形成してある請求項1記載の湯あがりターバ
ン。 - 【請求項3】 底辺2の両端の隅部が端部へ向かって細
幅に形成されており、一対の細幅な固定部3を固縛して
ターバン本体1の巻き付け状態を維持する請求項1また
は2記載の湯あがりターバン。 - 【請求項4】 底辺2の両端に固定した雌雄一対の面フ
ァスナー12、13で固定部3が形成してあり、斜辺6
に設けた一対のギャザー部7、7が、雌雄一対の面ファ
スナー14、15で分離自在に接合してある請求項1、
または2記載の湯あがりターバン。 - 【請求項5】 ターバン本体1が片面にパイルを有し、
底辺2と平行な方向と、底辺と直交する向きとにそれぞ
れ伸縮変形可能な吸水性の生地で形成してある請求項
1、2、3、または4記載の湯あがりターバン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7284568A JPH0998902A (ja) | 1995-10-04 | 1995-10-04 | 湯あがりターバン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7284568A JPH0998902A (ja) | 1995-10-04 | 1995-10-04 | 湯あがりターバン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0998902A true JPH0998902A (ja) | 1997-04-15 |
Family
ID=17680156
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7284568A Pending JPH0998902A (ja) | 1995-10-04 | 1995-10-04 | 湯あがりターバン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0998902A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2434096A (en) * | 2006-01-12 | 2007-07-18 | Lousie Michelle Rawlins | A hood for holding the hair during sleep |
FR2941354A1 (fr) * | 2009-01-28 | 2010-07-30 | Beatrice Josephine Drazenovic | Vetement hybride et fonctionnel utilise comme protection capillaire |
JP2012036514A (ja) * | 2010-08-04 | 2012-02-23 | Yukiyo Yano | 頭部覆い具 |
-
1995
- 1995-10-04 JP JP7284568A patent/JPH0998902A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2434096A (en) * | 2006-01-12 | 2007-07-18 | Lousie Michelle Rawlins | A hood for holding the hair during sleep |
FR2941354A1 (fr) * | 2009-01-28 | 2010-07-30 | Beatrice Josephine Drazenovic | Vetement hybride et fonctionnel utilise comme protection capillaire |
JP2012036514A (ja) * | 2010-08-04 | 2012-02-23 | Yukiyo Yano | 頭部覆い具 |
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