JP5318489B2 - 視標呈示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、視力検査視標等の検査視標を表示するディスプレイを持つ視標呈示装置に関する。
従来においては、視標ディスク板に描かれた視標を背後から照明し、投影レンズによりスクリーンに視標を投影する投影タイプの視標呈示装置が広く使用されていた。近年においては、装置本体に設けられたディスプレイに視力検査視標等の種々の検査視標が表示されるディスプレイタイプの視標呈示装置が実用化されている(例えば、特許文献1、2参照)。
このディスプレイタイプの装置においては、ディスプレイに表示される視標を画像処理して色等の変更が可能であり、また、多数の検査視標データを記憶手段に記憶させることができるため、投影タイプの視標呈示装置に比べて視標の表示の自由度が高い。例えば、視機能検査を行うために、白地の背景の中に黒字で表示される視力検査視標について、そのコントラストを複数段階に切換える画像変換処理、白色部分と黒色部分を反転する白黒反転の画像変処理が容易に行える。あるいは、眼の矯正状態が過矯正か否かを確認するレッド・グリーン視標の選択幅を広くするために、白地の背景の中に黒字で表示される視力検査視標について、白地の背景の左側半分を赤色に、白地の背景の右側半分を緑色に変更するR−Gフィルタの画像変換処理も行える。
また、装置が持つディスプレイを検査用にのみ使用するのではなく、風景等のイメージを壁紙として表示するツール、店舗の宣伝用あるいは被検者への情報伝達用の表示ツールとして使用を可能にするために、市販のパーソナルコンピュータ等で作製したイメージ画像を追加する機能が設けられている。この場合、記憶手段にイメージ画像を記憶させておき、コントローラに設けられた所定の画像呼び出しスイッチにより記憶手段に記憶されたイメージ画像を呼び出し、ディスプレイに表示させることができる。
特開2006‐42978号公報 特開2008−23129号公報
ところで、ディスプレイタイプの装置は検査視標の表示の自由度が高いため、使用者は予め装置メーカーが用意した標準の検査視標以外の検査視標を望む場合がある。この対応として、上記した画像追加機能を使用することにより、使用者が作成した検査視標をディスプレイに表示させることが考えられる。
しかし、上記の画像追加機能は、壁紙の表示ツール、宣伝用あるいは情報伝達用の表示ツールとして使用するために設けられたものであり、使用者が検査視標を追加するために使用することは想定されていなかった。このため、装置メーカーが予め用意した検査視標のように、そのコントラスト比変更等の画像変換処理は、記憶手段に追加したイメージ画像には対応していなかった。そのため、コントラスト比の変更、白黒反転を必要とする場合には、それぞれ専用の検査視標のイメージ画像を作成して記憶手段に記憶しなければならず、使用者にとっては手間である。また、コントローラのスイッチの数は限られており、作成したイメージ画像毎にスイッチを割り当てる場合には、多数のスイッチが使われることになり、追加できるイメージ画像の種類が少なくなる。また、追加した検査視標をディスプレイに表示させる際に、その視標の内容を検者が確認でき、検査距離に合致した検査視標であることが望まれる。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、使用者が作成した検査視標を容易に追加可能にし、使用者が作成した検査視標に対しても所定の画像変換処理を容易に行える視標呈示装置を提供することを技術課題とする。さらに、使用者が作成した検査視標をディスプレイに表示させた際に、その内容の確認を可能にでき、また、検査距離に合致した検査視標を使用することができる視標呈示装置を提供することを技術課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下のような構成を備えることを特徴とする。
(1) 検査視標を表示するディスプレイと、前記ディスプレイに表示する検査視標に対して所定の画像変換処理を施す制御手段と、を備える視標呈示装置において、
使用者が作成した検査視標画像を記憶する書き込み可能な記憶手段であって、前記所定の画像変換処理を適用させるための所定の視標判別の情報が付与された検査視標画像を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された前記検査視標画像を選択する視標画像選択手段と、
前記所定の画像変換処置が施された検査視標を前記ディスプレイに表示させるための信号を入力する画像変換処理信号入力手段と、を備え、
前記制御手段は、前記視標画像選択手段の選択信号に基づいて前記記憶手段に記憶された検査視標画像を呼び出して前記ディスプレイに表示させる手段であり、前記視標画像選択手段によって前記所定の視標判別の情報が付与された検査視標画像が選択され、且つ前記画像変換処理信号入力手段からの信号が入力されたときには前記所定の画像変換処理を行った検査視標画像を前記ディスプレイに表示させることを特徴とする。
(2) (1)の視標呈示装置において、前記所定の画像変換処理を適用させるための前記所定の視標判別の情報は、前記記憶手段に記憶される検査視標画像毎に付与されるファイル名の中に含まれていることを特徴とする。
(3) ()の視標呈示装置において、前記記憶手段に記憶された前記検査視標画像にはさらに視標情報が付与されており、前記制御手段は、前記視標情報が付与された査視標画像を前記ディスプレイに表示させる際に、前記視標情報を同時に前記ディスプレイに表示させることを特徴とする。

本発明によれば、使用者が作成した検査視標を容易に追加可能にでき、使用者が作成した検査視標についても、そのコントラスト比の変更又は白黒反転等の所定の画像変化処理が可能になる。さらに、使用者が作成した検査視標をディスプレイに表示させた際に、その内容の確認を可能にでき、また、検査距離に合致した検査視標を使用することができる
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。図1は視標呈示装置の概略構成図である。図2は視標呈示装置の制御ブロック図である。図3はリモートコントローラの構成図である。図1において、視標呈示装置の装置本体10には、カラーの液晶ディスプレイ(以下、LCD)12と、リモートコントローラ(以下、リモコン)20からの光信号を受信する受信部14が設けられている。また、装置本体10の下方には書き込み記憶可能な可搬性の記憶媒体CFを接続するためのスロット(記憶媒体接続ユニット)13が設けられている。LCD12の表示は制御部15により制御される。制御部15には、受信部14、装置メーカーにより準備された多数の検査視標を記憶するフォルダ16aを持つメモリ16が接続されている。記憶媒体CFには、使用者(検者)が作成したイメージ画像が書き込み記憶される。記憶媒体CFに記憶されたイメージ画像は、リモコン20の所定の選択スイッチにより呼び出され(装置本体12に取り込まれ)、LCD12に表示される。
なお、検査視標はLCD12の検査距離毎にサイズが異なり、変更可能な設置距離に対応する全ての検査視標の数は非常に多い。そのため、メモリ16が持つフォルダ16aの記憶容量が少ない場合には、記憶媒体CFに使用者(検者)が作成したイメージ画像を記憶させる領域となる登録用フォルダと、装置メーカーが用意した検査視標を記憶させる領域となるメーカー用フォルダとを設け、LCD12の検査距離の設定により、メーカー用フォルダに記憶された検査視標の中から必要な検査視標がメモリ16のフォルダ16aにコピーされて取り込まれる構成としても良い。この場合、記憶媒体CFがスロット13に接続され、装置本体1の電源が投入されると、制御部15により自動的にデータの読み込み信号が発せられる。そして、制御部15により記憶媒体CFのメーカー用フォルダに記憶された検査視標が読み出され、フォルダ16aにコピーされる。
さらに、記憶媒体CFの登録用フォルダに記憶されたイメージ画像についても、メモリ16が持つ登録用フォルダ16bにコピーして取り込まれる構成でも良い。こうすると、制御部15がリモコン20の選択信号に基づいて記憶媒体CFにイメージ画像を直接読み出しにいく場合に比べて、その読み出し速度が速く、LCD12にスピーディに選択されたイメージ画像を表示できる。
フォルダ16aに記憶される装置メーカーが準備した視標としては、屈折力検査のための視力値視標、乱視検査のための放射線視標および点群視標、球面調整用のクロスグリッド視標の他、両眼視機能検査のための精密立体視視標等、各種検査視標を構成する視標データが所定の検査距離毎に記憶されている。検査距離は、例えば2.5〜6mまで、0.5mステップで設定可能にされている。なお、検査距離は装置本体10に設けられているファンクションスイッチ11の操作によって設定される。また、視力値視標としては、ランドルト環視標、ひらがな視標、英字視標、数字視標、鳥や花などのイラストからなる絵視標等の様々な種類が記憶されている。
記憶媒体CFに装置メーカーが準備した視標データが記憶されている構成においては、記憶媒体CFがスロット13に接続されることによって制御部15によりそのデータが呼び出され、メモリ16のメーカー用フォルダ16aにコピーされ、装置本体10に取り込まれる。なお、記憶媒体CF及びメモリ16の記憶領域については、必ずしもメーカー用フォルダ、使用者の登録用フォルダが区分けされる必要は無いが、これらの記憶領域が分けられていると都合が良い。メーカー用フォルダと登録用フォルダとの記憶領域が分けられていることによって、メーカー側が準備した視標データと検者によって登録されたイメージ画像とが混同されることを避け、検者が誤ってメーカー側で準備したイメージ画像を消去または変更してしまうというトラブルを避けることができる。
図3のリモコン20の構成図において、リモコン20には、視標選択信号を光信号により送信するための通信窓20aと、呈示視標及び操作情報等を表示する液晶ディスプレイ21と、LCD12に表示される視標を選択するスイッチを含む各種のスイッチと、が配置されている。
スイッチパネル22に配置された18個のスイッチは、フォルダ16aに記憶されている視力値検査視標及び記憶媒体CFに記憶された使用者の作成画像(検査視標)を選択するときに使用される。スイッチ24は、スイッチパネル22の18個のスイッチにより選択される視標の種類のモードを切換えるときに使用される。スイッチパネル22のスイッチにより選択可能な視標の種類のモードは、スイッチ24が押される毎に、ランドルト環視標モード、ひらがな視標モード、英字視標モード、数字視標モード、絵視標モード及び登録画像モード(使用者により任意に設定されたイメージ画像を選択可能にするモード)の順に切換えられる。
なお、スイッチパネル22の18個のスイッチがフォルダ16aに設定されている場合には、右列の6個のスイッチは、上から順に、視力値0.03、0.04、0.05、0.06、0.08、0.1に対応している。中央列の6個のスイッチは、上から順に、視力値0.2、0.3、0.4、0.5、0.6、0.7に対応している。左列の6個のスイッチは、上かから順に、視力値0.8、0.9、1.0、1.2、1.5、2.0に対応している。
一方、スイッチパネル22により選択される視標が登録画像モードに設定されている場合には、スイッチパネル22の18個のスイッチによって、記憶媒体CF(又は登録用フォルダ16b)に保存されているイメージ画像のうち、各スイッチと対応したファイル名のイメージ画像が呼び出される。ここでは、各スイッチの右横に記載された番号(1、2、…、18)とイメージ画像に付与されたファイル名「k001」、「k002」、…、「k018」とが予め対応付けられている事とする。なお、ファイル名の設定方法については後述する。
スイッチパネル25に配置された9個のスイッチは、放射線視標、両眼視機能検査視標等の特殊視標を選択するときに使用される。スイッチ26は、視力値を1ステップずつ増減させるときに使用される。スイッチパネル27に4方向に配置されたスイッチは、イメージ画像の方向(例えば、ランドルト環視標の切れ目の方向)を選択するときに使用される。
また、LCD12に表示される検査視標に対して、そのコントラスト比を変更する画像処理を選択するスイッチ30、白黒反転の画像変換処理を選択するスイッチ31、R−Gフィルタの画像変換処理を選択するスイッチ32がリモコン20に配置されている。スイッチ30が選択されると、フォルダ16aの視標及び登録画像の内で対応するものに対して、白色と黒色とのコントラスト比が変更される。例えば、スイッチ30が押される毎に、コントラスト比は25%、12.6%、6%、OFF(通常点灯)、25%、・・・と順次切換えられる。なお、ここでのコントラスト比は、白色を0%(基準)としたときの黒色の色合いの割合で示されている。
スイッチ31が選択されると、LCD12に表示されている視標の白色部分と黒色部分の色が反転する。なお、スイッチ31が押される度に白色と黒色部分が交互に反転する。スイッチ32が選択されると、白地を持つ視標に対して、白地の背景の左側半分に赤色のフィルタが、右側半分に緑色のフィルタがかけられる。再びスイッチ32が押されると、呈示視標にかけられたフィルタが解除される。
なお、各スイッチからの切換え信号は、一旦、制御ユニット29に入力され、通信窓20aからスイッチに対応した所定コードの光信号に変換されて送信される。装置本体10側の受信部14で受信された信号は、制御部15へ入力される。制御部15は受信信号に基づいて、メモリ16(メーカー用フォルダ16a、登録用フォルダ16b)又は直接記憶媒体CFから視標等のイメージ画像を呼び出し、LCD12の表示を制御して視標を呈示させる。
次に、使用者がイメージ画像を作成し、そのイメージ画像を記憶媒体CFに記憶させる場合について説明する。使用者が視力値視標、特殊視標その他の情報伝達用のイメージ画像を作成する場合、市販のパーソナルコンピュータが持つ一般的な画像編集ソフトを使用して作成することができる。視力値視標の作成においては、検査距離毎に視標サイズに規格が定められているので、その規格に合わせたサイズで作成する。すなわち、LCD12の設置距離である検査距離と視力値とにより視標サイズが決定される。その視標サイズを満たすべく、LCD12が持つ画素サイズに基づいて視標を構成する画素数とその配置を決定する。なお、使用者が検査視標の規格の知識に乏しい場合は、専門化又は装置メーカーの助けを借りて作成するか、製造メーカーに依頼することが好ましい。使用者が作成した視標のイメージ画像データは、パーソナルコンピュータが持つライター機能により記憶媒体CFに記憶さることができる。検者が記憶媒体CFに記憶させるときは、所定の圧縮形式(例えば、JPEG、ビットマップ等)を使用可能である。
使用者が作成したイメージ画像について、前述のスイッチパネル22の18個の各スイッチに対応させて選択可能にし、且つスイッチ30,31及び32が選択され、その画像変換処理が施されたイメージ画像を表示可能にする場合、各イメージ画像データには装置メーカーが予め設定した所定のファイル名を付与する。例えば、ファイル名の末尾の文字列によってスイッチパネル22のスイッチとの対応関係が決定し、ファイル名の先頭が特定の文字列から始まる場合に画像変換処理を有効にできる。ここでは、ファイル名の末尾4桁の文字列が「k001」〜「k018」である場合に各スイッチとの対応関係が認識され、ファイル名の先頭が「VA」の文字列から始まる場合に画像変換処理が有効になるとする。なお、ファイル名の設定のルールは視標呈示装置の取扱説明書などに記載しておくことによって、使用者は装置メーカーが予め設定した所定のファイル名を付与することができる。
例えば、「VA_・・・_k001」というファイル名がイメージ画像に付与されて記憶媒体CFに記憶されると、制御部15はファイル名の先頭の文字列「VA」により画像変換処理を適用するものと判断し、ファイル名の末尾の文字列「k001」によりイメージ画像が割り当てられるスイッチを決定する。ここではスイッチ22aに割り当てられる。なお、イメージ画像のファイル名が「IMAGE_k002」のように、先頭が「VA」以外の文字列から始まる場合には、制御部15は画像変換処理が無効であると判断する。また、ファイル名の末尾4桁の文字列が「k001」〜「k018」以外の場合には、スイッチパネル22との対応が認識されないため、作成画像はスイッチパネル22の18個には割り当てられず、スイッチ23によるスライドショー表示に適用される。スライドショーでは、作成画像が一定時間毎に切換えてLCD12に表示される。
このように、作成画像に付けられたファイル名によって、スイッチ30,31及び32が選択された場合の画像変換処理の有効と無効とが設定されることによって、記憶媒体CF又は登録用フォルダ16bに記憶されたイメージ画像に対して誤って画像変換処理が設定されて使用されることが防止される。眼のコントラスト感度を検査するために視標のコントラスト比を変更する画像変換処理、及び弱視検査のために視標の白黒を反転する画像変換処理について対象となる検査視標は、視力値視標である。一方、視力値視標以外の立体視視標等の特殊視標は、コントラスト比の変更及び白黒反転の画像変換処理は、基本的に適用されない視標である。例えば、イメージ画像として立体視視標(特殊視標)が追加されたとする。立体視視標により立体視検査を行う場合の視標と背景とのコントラスト比は決まっている。仮に、登録された全てのイメージ画像に対して画像変換処理が設定できるとすると、誤って立体視視標のコントラスト比を変えてしまう可能性がある。誤った表示状態の視標を用いて検査が行われると、正確な検査結果が得られない。また、記憶媒体CF等に記憶されるイメージ画像の中には、壁紙用、店舗の宣伝用あるいは被検者への情報伝達用として用意されたものがある。これらにコントラスト比変更、白黒反転等の画像変換処理が誤って適用されてしまうと、本来の意図した正しい色の表示が行われなくなってしまう。これらを防止するために、記憶媒体CF等に書き込み記憶させるメージ画像について、前述のようにファイル名によって画像変換処理が有効であるものと無効であるもの区別することによって、知識の乏しい検者でも、登録したイメージ画像を正しく使用できるようになり、間違った設定で検査が行われることが防止される。
また、イメージ画像が選択されてLCD12に表示される場合に、ファイル名「VA」と「k001」〜「k018」以外の文字列がLCD12に表示されるようにすると、検者がその視標の内容を把握しやすくなる。メーカー用のフォルダ16aの視標が選択されると、リモコンの液晶ディスプレイ21上には視力値等の視標情報が表示される。一方、使用者が追加したイメージ画像については、そのイメージ画像が選択されても液晶ディスプレイ21上にはイメージ画像の情報は表示されない。そこで、登録用フォルダ16b又は記憶媒体CFに追加されたイメージ画像が選択された場合に、LCD12上に表示される視標のイメージ画像に加えて、ファイル名の中に含ませた視標情報もLCD12に表示されるようにすると、使用者(検者)は選択されたイメージ画像の内容を簡単に確認できるようになる。
例えば、イメージ画像が視力値視標の場合のファイル名が「VA_6m_C‘s_0.015_k001」の場合には、図4に示すように、LCD12上に表示される視標のイメージ画像40に加えて、「VA」と「k001」との間の検査距離(6m)、視標の種類(C‘s)、視力値(0.015)を表す文字列「6m_C’s_0.015」の表示41が表示される。また、イメージ画像が特殊視標(例えば、十字視標)の場合にも、ファイル名が「Phoria.k003」の場合には、LCD12に「Phoria」と上書きされることによって、検者が容易に選択されたイメージ画像の内容を確認できるようになる。
また、以上のようにファイル名として記載される情報が決められている場合には、選択されたイメージ画像の検査距離を装置本体1に認識させるようにしても良い。例えば、ファイル名が「視標の判別_検査距離_視標情報_スイッチとの対応関係」で構成されると決められていると、制御部15は検査距離を表す文字列を認識できるようになる。例えば、装置本体1(LCD12)の検査距離が6mにファンクションスイッチ11により入力されて設定されている場合に、制御部15はその検査距離とイメージ画像のファイル名に付された距離に基づき、スイッチパネル22のスイッチにより選択されたイメージ画像について、ファイル名に「6m」文字列が含まれているイメージ画像のみをLCD12に表示させ、それ以外のものは表示させない。これにより、検者が誤った検査距離のイメージ画像を選択することが防止できる。
次に、使用者によって追加されるイメージ画像の例について説明する。メーカー用フォルダ16aに視力値0.03〜2.0のランドルト環視標が予め用意されていることとする。一般の被検者に対してはこれらの視標を用いて視力検査が行われるが、低視力の被検者の場合には、これらの視標の視力値では十分な検査結果が得られない場合がある。その場合には、従来では、検者は被検者を所定の検査距離からLCD12に近づく方向(前方)に次第に移動させて、視標が確認できた位置でのLCD12から被検者までの距離と呈示視標の視力値とから、被検者の視力値を算出していた。しかし、被検者を前方に移動させながら視力検査を行うため、検査に時間がかかってしまい、被検者の負担となっていた。また、検者にとっても検査距離に応じて視力値を算出することは手間である。
そこで、イメージ画像の追加登録機能によって、メーカーに用意された最も低い視力値よりも、更に低い視力値の視標が追加されると都合が良い。装置本体1の検査距離が比較的短く(例えば、3m)設定されている場合には、メーカー用フォルダ16aに用意された最もサイズの大きい(低い視力値)視標よりも、更にサイズの大きい(低視力値の)視標を表示できる。ここでは、装置本体1の検査距離が3mに設定されているときに、視力値0.015のランドルト環視標を登録する場合について説明する(図4参照)。
視力値0.015のランドルト環視標のイメージ画像は、前述のように一般的な画像編集ソフト等を用いて作成される。作成されたイメージ画像にはメーカーにより予め決められた規則に基づいたファイル名が付けられて保存される。ここでは、イメージ画像に「VA_3m_C‘s_0.015_k001」とファイル名を付けて、記憶媒体CFに記憶させる。なお、ファイル名の末尾の文字列はパーソナルコンピュータ等によって編集することができ、検者はイメージ画像をスイッチパネル22の所期するスイッチに割り当てることができる。ここでは、ファイル名に文字列「k001」を付けて、スイッチパネル22のスイッチ22aに割り当てている。
次に、装置本体1に追加された低視力値のイメージ画像を用いて、視力検査を行う場合について説明する。まず、検者は、スイッチ24の操作によって、スイッチパネル22で選択されるフォルダをメーカー用フォルダ16aに設定する。そして、スイッチパネル22の操作によって、所期の視力値の視標をLCD12に表示して視力検査を開始する。被検者に視標の方向が判断できるかを確認しながら、リモコン20の操作により次第に視力値を変えていく。メーカー用フォルダ16aに用意されている最も低い視力値(ここでは、視力値0.03)の視標を呈示した場合に、被検者が視標の方向が判読できなかった場合には、次のようにして、記憶媒体CF又は登録フォルダ16bに保存した低視力の視標(ここでは、視力値0.015)を用いて視力を検査する。
検者はスイッチ24の操作によって、スイッチパネル22のスイッチを登録画像モードに設定する。そして、登録したイメージ画像を呼び出すためにスイッチ22aを選択する。制御部15がリモコン20からの信号を受信すると、登録用フォルダ16bに保存されているファイル名の末尾の文字列(k001)から、スイッチ22aに対応するデータが呼び出され、LCD12上にランドルト環視標40を表示させる(図4(a)参照)。
なお、前述で述べたように、スイッチパネル22のスイッチが登録画像モードに設定されている時には、液晶ディスプレイ21にイメージ画像の情報は表示されないので、ここでは、文字列「3m_C’s_0.015」が情報41としてLCD12の画面右下に上書きされることとする。検者はLCD12に表示された視標情報41から視標が正しく表示されていることを確認して、被検者に回答を促す。
以上のように、メーカー用フォルダ16aに用意されていない、低視力値の視標を登録すると、被検者を所定の検査距離に位置させたまま視力検査を進めることができるようになる。
また、記憶媒体CF又は登録用フォルダ16bに追加された低視力値のイメージ画像は弱視検査にも使用される。一般的に弱視者の視力値は低いが、弱視の原因には様々な分類がある。例えば、眩しさが影響する眼疾患である中間透光体混濁、全色盲、虹彩欠損による弱視では、白色背景に黒字で書かれた視標よりも、黒色背景に白地で書かれた視標の方が良い結果が得られることがある。そこで、弱視の原因について、眩しさが影響する眼疾患による視力低下であるのか、その他の眼疾患が影響しているのか、被検者の弱視の原因を予測するために、画像変換処理の白黒反転を利用して見え方が変わるかを比較する検査が行われる。
スイッチパネル22のスイッチが登録画像モードに設定されている状態で、スイッチ22aを選択して、LCD12に視力値0.015のランドルト環視標40を表示させる。ここで白色背景での被検者の応答を確認して、次に、白黒反転スイッチ31を選択する。白黒反転スイッチ31からの切換え信号が制御部15に入力されると、制御部15はファイル名の先頭の文字列「VA」によって、イメージ画像であると判定し、LCD12の表示を制御して、背景の白色部分と視標の黒色部分とを反転させて、図4(b)に示すように、黒色の背景に白色の視標を表示させる。そして、検者は被検者に対して視標の色を反転させる前後での見え方を比較させる。このときの、視標の見え方の変化により、眩しさが影響する眼疾患による弱視の可能性を検査できる。
以上のように、記憶媒体CF又は登録用フォルダ16bに追加されたイメージ画像に対して、装置本体1に用意された画像変換処理を使用することによって、1つのイメージ画像を複数の検査に使用できるようになる。
なお、LCD12の画面右下に視標情報41が上書きされている場合には、白黒反転設定スイッチ31が選択されたときに、視標情報41の色も白色に反転させると、背景が黒色の状態でも視標情報41を確認できるようになる。
また、この他にも、装置本体1に用意されていない様々な視標を登録することによって、より検者のニーズに応じた視力検査が行えるようになる。
例えば、ETDRS(糖尿病性網膜疾患早期治療研究)チャートは、従来の視力表に比べて低視力者における僅かな視力変化を検出できるので、一部の糖尿病性網膜症例の視力評価、各種眼科手術後の術前・術後の評価、低視力者の定量評価などに使用されている。ETDRSチャートは複数の視標から構成されており、同じ視力値の視標が1行に5視標呈示され、同じ視力値の視標の左右間隔は視標の外形寸法と同じく、視標の上下間隔は下側の視標の外形寸法と同じに配置されている(図5参照)。
以上のようなETDRSチャートは、例えば、日本国向けの視標呈示装置には、ランドルト環視標で構成されたETDRSチャートが用意されており、欧米向けの視標呈示装置には、英字視標から構成されたETDRSチャートが用意されている。しかし、被検者の中には用意されたETDRSチャートの視標の種類に慣れていない人もいる。そこで、他の種類の視標で構成されたETDRSチャートを追加すると、このような被検者に対してETDRSチャートを用いた検査が行えるようになる。
ここでは、Eチャートで構成されたETDRSチャートを登録する場合について説明する。前述の方法で作成されたETDRSチャートに「VA_ETDRS_k002」というファイル名を付けて、記憶媒体CF又は登録用フォルダ16bに保存する。ここではETDRSチャートはファイル名の「k002」の文字列によってスイッチ22bと対応させられる。スイッチ24によってスイッチパネル22を登録画像モードに設定し、ここで、スイッチ22bによりETDRSチャートが選択されると、制御部15は記憶媒体CF又は登録用フォルダ16bから該当するファイル名を検索して、LCD12上にETDRSチャート50を表示させる(図5参照)。
ETDRSチャート50を用いて白内障の進行または術後の経過を確認するための視力検査を行う場合には、スイッチ30を選択してコントラスト比の変更を行う。制御部15は、スイッチ30からの切換え信号を受信すると、ファイル名の先頭の文字列「VA」によって画像変換処理が有効であると判断し、LCD12の表示を制御し、ETDRSチャートの白色と黒色とのコントラストの比率を25%に設定する。以降、スイッチ30を押す毎に、白色と黒色とのコントラスト比が、12.5%、6%、通常点灯、・・・となるようにLCD12の表示が制御されるので、検者はコントラストの比率を変えることによって経過の観察を行う。
また、図5のETDRSチャート50を呈示させた状態で、R−Gフィルタスイッチ32が選択されると、ETDRSチャート50の左半分の背景が赤色に表示され、右半分の背景が緑色に表示され、使用者が追加したETDRSチャート50を用いて、球面調整又は過矯正の検査を簡単に行う事ができる。
また、装置本体において、LCD12に呈示される視標の順番が予め決められているプログラム測定の機能がある場合には、記憶媒体CF又は登録用フォルダ16bに追加されたイメージ画像をプログラム測定の検査手順に組み込むこともできる。プログラム測定を行う際には画像変換処理を設定することができるが、このとき、ファイル名に「VA」の文字列を含むイメージ画像が追加されている場合には同様の設定が適用される。一方、ファイル名に「VA」の文字列を含まないイメージ画像に対しては、画像変換処理機能は設定されない。
以上のように、追加されたイメージ画像のファイル名によって、装置本体に設けられている白黒反転、コントラスト比の変更、R−Gフィルタ等の画像変換処理機能が有効であるか無効であるかが決まるので、記憶媒体CF又は登録用フォルダ16bに登録したイメージ画像のうち、特殊視標等の画像変換処理を適用できないものに対して、誤って画像変換処理が設定されることが防止される。また、記憶媒体CF又は登録用フォルダ16bに登録したイメージ画像のうち、画像変換処理が有効となるイメージ画像については、1つのスイッチにイメージ画像を割り当てることで異なる検査にも利用できるようになる。そのため、検査条件毎にイメージ画像を用意する場合に比べて、リモコンのスイッチが効率よく使われるので、より多種類の検査視標が登録されるようになる。なお、コントラスト比の変更、白黒反転、R−Gフィルタの画像変換処理は、必ずしも全てが必要でなく、少なくとも一つが可能にされていても良い。
視標呈示装置の概略構成図である。 視標呈示装置の制御ブロック図である。 リモートコントローラの構成図である。 登録用フォルダに低視力値のランドルト環視標を登録する例である。 登録用フォルダにETDRSチャートを登録する例である。
符号の説明
10 装置本体
11 ファンクションスイッチ
12 液晶ディスプレイ
15 制御部
16 メモリ
16b 登録用フォルダ

Claims (3)

  1. 検査視標を表示するディスプレイと、前記ディスプレイに表示する検査視標に対して所定の画像変換処理を施す制御手段と、を備える視標呈示装置において、
    使用者が作成した検査視標画像を記憶する書き込み可能な記憶手段であって、前記所定の画像変換処理を適用させるための所定の視標判別の情報が付与された検査視標画像を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された前記検査視標画像を選択する視標画像選択手段と、
    前記所定の画像変換処置が施された検査視標を前記ディスプレイに表示させるための信号を入力する画像変換処理信号入力手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記視標画像選択手段の選択信号に基づいて前記記憶手段に記憶された検査視標画像を呼び出して前記ディスプレイに表示させる手段であり、前記視標画像選択手段によって前記所定の視標判別の情報が付与された検査視標画像が選択され、且つ前記画像変換処理信号入力手段からの信号が入力されたときには前記所定の画像変換処理を行った検査視標画像を前記ディスプレイに表示させることを特徴とする視標呈示装置。
  2. 請求項1の視標呈示装置において、
    前記所定の画像変換処理を適用させるための前記所定の視標判別の情報は、前記記憶手段に記憶される検査視標画像毎に付与されるファイル名の中に含まれていることを特徴とする視標呈示装置。
  3. 請求項の視標呈示装置において、
    前記記憶手段に記憶された前記検査視標画像にはさらに視標情報が付与されており、
    前記制御手段は、前記視標情報が付与された査視標画像を前記ディスプレイに表示させる際に、前記視標情報を同時に前記ディスプレイに表示させることを特徴とする視標呈示装置。
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