JP5128806B2 - 自覚式検眼装置 - Google Patents

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Description

本発明は、被検眼の視機能を被検者の自覚的な判断に基づいて検査するための自覚式検眼装置に関する。
従来、眼鏡を作成する際に該眼鏡のレンズの屈折度数を定めるために、被検者の各眼の視機能を被検者の応答に基づいて検査するための自覚式検眼装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
このような自覚式検眼装置は、各種の視標を被検眼に呈示する視標呈示部と、被検眼の視機能を矯正するための光学素子である複数の矯正レンズを保持し、被検者からの応答に応じた屈折力を有する矯正レンズを被検眼と視標呈示部との間に選択的に配置する光学素子配置装置と、視標呈示部及び光学素子配置装置の作動を制御するコントローラとを備える。この自覚式検眼装置では、複数の種類の検査を行うことができ、各検査はそれぞれに設定された視標を用いて実行される。
コントローラは、被検眼に呈示する視標及び矯正レンズをそれぞれ選択するために操作される操作部と、該操作部の操作内容を表示する表示部と、各視標を示す複数の視標データ及び表示部に表示される操作画像を示す操作画像データが記憶されるメモリ部とを備える。更に、コントローラは、操作部の操作により選択された視標に対応する視標データ及び操作画像データをそれぞれメモリ部から抽出する演算制御部と、該演算制御部により抽出された操作画像データに対応する操作画像を示す画像信号を表示部に出力するための出力部とを備える。演算制御部は、抽出した視標データに対応する視標を表示する旨の駆動制御信号を視標呈示部に送信する。
視標呈示部は、コントローラのメモリ部の各視標データと同一の視標データが記憶されたメモリ部と、メモリ部に記憶された各視標データに対応する視標が記された複数の視標板と、コントローラの演算制御部からの駆動制御信号の視標データをメモリ部から抽出する制御部と、該制御部で抽出した視標データに対応する視標板を被検眼の前方に選択的に配置すべく駆動する配置装置とを備える。
被検眼の視機能を検査する際、検者は、先ず、検査の種類に対応した種類の視標をコントローラの操作により選択する。これにより、コントローラの演算制御部から受ける駆動制御信号により配置装置が駆動することによって駆動制御信号に示された視標に対応する視標板が被検眼の前方に配置される。次に、被検者が視標板の視標を矯正レンズを通して見たときの視標の見え方を被検者に質問し、被検者からの応答に基づいて矯正レンズを被検眼の見え方に応じた矯正レンズに切り替える。これにより、被検眼の視機能が矯正され、作成すべき眼鏡のレンズの屈折力の値を定めることができる。
特開2002−143092号公報
しかしながら、各視標を被検者に呈示するための視標呈示部が、コントローラのメモリ部の各視標データと同一の視標データが記憶されたメモリ部と、該メモリ部に記憶された各視標データに対応する視標が記された複数の視標板とを備えることから、コントローラのメモリ部に例えば新たな視標データを追加し、又は、既存の視標データを視標データに変更した場合、視標呈示部で呈示可能な視標の種類をコントローラで選択可能な視標の種類と整合させるために、コントローラのメモリ部に新たに追加された視標データと同一の視標データを視標呈示部のメモリ部に新たに追加し更に追加した視標データに対応する視標が記された視標板を視標呈示部に新たに追加し、又は、視標呈示部のメモリ部の視標データをコントローラのメモリ部と同様に変更し更に視標板を新たな視標板に変更する必要がある。このため、自覚式検眼装置に新たな視標を組み込むための作業が煩雑になる。
そこで、本発明の目的は、新たな視標を容易に組み込むことができる自覚式検眼装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、被検眼に呈示する各種の視標を表示するための視標呈示部と、各種の光学素子を保持し、被検者からの応答に対応した種類の前記光学素子を前記被検眼と前記視標呈示部との間に選択的に配置するための光学素子配置装置と、前記各視標及び前記光学素子をそれぞれ選択すべく操作される操作部と、該操作部の操作内容を示す操作画像を表示するための表示部と、前記各視標を示す複数の視標データ及び前記操作画像を示す操作画像データがそれぞれ記憶されたメモリ部と、前記操作部の操作に基づいて前記視標データ及び前記操作画像データをそれぞれ前記メモリ部から抽出する演算制御部と、
少なくとも二つの出力ポートを有する画像出力部とを備え、前記画像出力部の一方の出力ポートが前記表示部に接続され、前記画像出力部の他方の出力ポートが前記視標提示部に接続されていると共に、前記画像出力部は、前記演算制御部により抽出された前記操作画像データに対応する操作画像信号を一方の前記出力ポートを介して前記表示部に出力し、前記演算制御部により抽出された前記視標データに対応する視標画像信号を他方の前記出力ポートを介して前記視標呈示部に出力する自覚式検眼装置であって、前記画像出力部はさらに前記視標画像信号を前記他方の前記出力ポートを介して前記表示部に出力可能に設けられていると共に、
前記表示部には、前記操作部の操作により選択された前記視標が前記操作画像と共に表示され、又は、前記操作部の操作により選択された前記視標と前記操作画像が切替可能に表示されることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記画像出力部は、前記表示部に前記視標画像信号を前記他方の出力ポートを介して出力し、前記表示部は、少なくとも二方向からそれぞれ互いに異なる画像が視認可能な液晶を有する液晶パネルであり、前記表示部には、前記操作部の操作により選択された前記視標が一方向から視認可能となるように表示され、更に、前記操作画像が他方向から視認可能となるように表示されることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記画像出力部は、前記画像表示手段に前記視標画像信号を前記他方の出力ポートを介して出力することを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、前記メモリ部には、前記操作部の操作により選択される各種の検査の内容を示す複数の検査データが記憶されており、前記演算制御部は、前記操作部の操作により選択された検査に対応する前記検査データを前記メモリ部から抽出し、抽出された前記検査データを示す信号を前記画像出力部に出力し、前記画像出力部は、前記演算制御部からの信号に基づいて前記検査の内容を示す画像を前記画像表示手段に表示する旨の検査画像信号を前記画像表示手段に出力することを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、少なくとも二つの出力ポートを有する画像出力部は、操作部の操作に基づいて演算制御部によりメモリ部から抽出された操作画像データに対応する操作画像を示す操作画像信号を一方の出力ポートから表示部に出力し、演算制御部により抽出された視標データに対応する視標を示す視標画像信号を他方の出力ポートから視標呈示部に出力することから、画像出力部から前記他方の出力ポートを経て視標呈示部に視標画像信号が出力されることにより、操作部の操作により選択された視標を視標呈示部に表示させることができる。
すなわち、視標呈示部は、演算制御部から受信した画像信号に基づいて該画像信号に示された画像が電気的に表示される例えば液晶パネルのような装置で構成されており、演算制御部から視標提示部に出力された駆動制御信号に基づいて各視標データと同一の視標データが記憶されたメモリ部から駆動制御信号が示す視標に対応する視標データを抽出し、抽出した視標データに対応する視標板を被検眼の前方に選択的に配置するために配置装置を機械的に駆動させる従来のような視標呈示部では構成されていない。
これにより、従来の視標呈示部に設けられたメモリ部及び各視標板は不要であることから、自覚式検眼装置に新たな視標を組み込む際、メモリ部に例えば新たな視標データを追加し、又は、メモリ部に記憶された既存の視標データを他の視標データに変更すれば足り、このメモリ部への追加及び変更に伴ってメモリ部以外の部材への追加作業及び変更作業を施す必要はない。
従って、従来のように視標呈示部で呈示可能な視標の種類を操作部で選択可能な視標の種類と整合させる必要がある場合に比べて、自覚式検眼装置に新たな視標を確実に容易に組み込むことができる。
また、前記画像出力部はさらに前記視標画像信号を前記他方の前記出力ポートを介して前記表示部に出力可能に設けられていると共に、前記表示部には、前記操作部の操作により選択された前記視標が前記操作画像と共に表示され、又は、前記操作部の操作により選択された前記視標と前記操作画像が切替可能に表示されることから、操作画像を視認しながら又は表示部の表示を切り換えることにより、操作部により選択された視標を容易に視認することができる。これにより、例えば画像出力部から前記他方の出力ポートを介して表示部及び視標呈示部にそれぞれ視標画像信号が出力される場合、検者は、表示部に表示された視標を視認することにより、視標呈示部に表示された視標すなわち被検者に呈示された視標が操作部の操作により選択された視標と一致しているか否かを容易に確認することができる。従って、被検者に呈示された視標が操作部の操作により選択された視標と一致しているか否かを確認するために例えば視標呈示部を覗き込む場合に比べて、被検眼の視機能検査を円滑に進行することができる。
請求項に記載の発明によれば、画像出力部は、表示部に視標画像信号を前記他方の出力ポートを介して出力し、表示部は、少なくとも二方向からそれぞれ互いに異なる画像が視認可能な液晶を有する液晶パネルであり、表示部には、操作部の操作により選択された視標が一方向から視認可能となるように表示され、更に、操作画像が他方向から視認可能となるように表示されることから、操作部によって選択された視標及び操作画像の両方が表示された表示部を被検眼に近づけ、被検者に視標が視認可能となる一方向から表示部を視認させることにより、近方を見た状態での被検眼の視機能を検査する際に視標を被検眼に呈示する呈示手段としての役割を表示部に担わせることができる。
また、表示部を他方向から見ることにより操作画像が視認可能となることから、近方を見た状態での被検眼の検査中に操作画像を視認する必要があるときに、検者は被検眼に視標を呈示した状態で操作画像を視認することができるので、操作画像を視認するために例えば表示部の表示を視標から操作画像に切り換える場合に比べて、検査時間の短縮を確実に図ることができる。
請求項に記載の発明によれば、画像出力部は、表示部及び視標呈示部とは別の画像表示手段に視標画像信号を前記他方の出力ポートを介して出力する。
従来、被検者が子供である場合のように被検者に例えば親が同伴している場合、親は、検査結果として子供の視力値やメガネをかけるべきか否か等を知ることはできるが、被検者である子供に同伴しているにも拘らず、子供に呈示された視標を見ることが困難であるため、子供がどの程度の大きさの文字及び記号等を見ることができないのかを実際に知ることができない。このため、例えばメガネをかけるべきであるとの検者による判断に対する不安を同伴者である親に与えてしまうことがある。
これに対し、本発明によれば、画像出力部は、前記画像表示手段に視標画像信号を前記他方の出力ポートを介して出力することから、前記画像表示手段を例えば被検者の同伴者に視標を呈示するために用いることにより、前記画像表示手段に表示された視標すなわち被検者に呈示された視標を同伴者が視認することができる。これにより、被検者が子供であり親が同伴している場合、親は、前記画像表示手段に表示された視標を視認することにより、子供に呈示された視標を容易に見ることができるので、子供がどの程度の大きさの文字及び記号等を見ることができないのかを実際に知ることができる。従って、例えばメガネをかけるべきであるとの検者による判断に対する安心感を同伴者である親に与えることができる。
請求項に記載の発明によれば、演算制御部は、操作部の操作に基づいてメモリ部から抽出した検査データを示す信号を画像出力部に出力し、画像出力部は、演算制御部からの信号に基づいて検査の内容を示す画像を前記画像表示手段に表示する旨の検査画像信号を前記画像表示手段に出力することから、被検者が子供であり該被検者に親が同伴している場合、前記画像表示手段を親に視標及び検査内容を呈示するために用いることにより、親は、前記画像表示手段の表示を視認することにより、子供に呈示された視標を容易に見ることができることに加えて、実行されている検査の内容を見ることができるので、子供がどのような検査を行った結果例えばメガネをかけるべきであるとの判断に至ったのかを確認することができる。これにより、被検者である子供の視機能検査に対する安心感を親により確実に与えることができる。
本発明を図示の実施例に沿って説明する。
本発明に係る自覚式検眼装置10は、図1に示すように、被検者12の被検眼に呈示する各種の視標11を表示するための視標呈示部13と、被検眼の視機能を矯正するための矯正装置14とを備える。自覚式検眼装置10は、従来よく知られているように、図示しない眼鏡を作成する際に該眼鏡のレンズの屈折度数を定めるために用いられる。
視標呈示部13は、視標11が表示される表示画面16を有する。表示画面16は、図示の例では、液晶パネルで構成されており、表示画面16に表示される視標11は、後述するコントローラ15の操作により選択される。
視標呈示部13の被検者12側には、検眼テーブル18が配置されており、該検眼テーブルには、該検眼テーブルからその上方へ伸びる支柱19が設けられている。支柱19の上部には横方向に伸びるアーム20が設けられており、該アームに矯正装置14が取り付けられている。
矯正装置14は、左右方向に並べて配置された一対のフォロプタ21を備える。各フォロプタ21は、それぞれ検眼窓22が形成されたハウジング21aを備える。各ハウジング21a内には、図示しないが従来と同様に、互いに屈折力の異なる複数の矯正レンズが周方向に沿って設けられた環状のレンズディスクが回転可能に収納されている。すなわち、矯正装置14は、光学素子である前記矯正レンズを被検眼と視標呈示部13との間に選択的に配置する光学素子配置装置を構成している。前記各矯正レンズは、前記コントローラ15の制御下で前記レンズディスクの回転により各検眼窓22内に選択的に配置される。
更に、本発明に係る自覚式検眼装置10は、矯正装置14及び視標呈示部13の作動を制御する前記したコントローラ15を備える。
コントローラ15は、検眼テーブル18上に載置されており、図2及び図3に示すように、検者23(図1参照。)により操作される操作部24、該操作部の後述する操作画像を表示するための表示部25、演算制御回路26及び画像出力部27を有する。
演算制御回路26は、図2に示すように、CPU28及びメモリ部29を有する。CPU28は、操作部24及び画像出力部27に接続されており、更に、矯正装置14に設けられた図示しない駆動制御部に接続されている。メモリ部29には、各種の検査に用いられる各種の視標11を示す視標データ30と、前記した操作画像を示す操作画像データ31と、各種の検査の名前及びその内容を示す検査データ32と、CPU28による算出のための各種の計算プログラム33と、前記各矯正レンズの球面度数、乱視度数及び軸角度等の屈折力を示す屈折力データ34とがそれぞれ記憶されている。
操作部24には、図3に示すように、各フォロプタ21の検眼窓22内に配置する前記矯正レンズを選択するためのダイヤル35や、後述するように操作画像が表示部25に表示される操作画像モードと視標11が表示部25に表示される視標モードとを切り換えるための表示切替スイッチ36等の、検査の設定のための各種スイッチが設けられている。
CPU28は、ダイヤル35が操作されると、該ダイヤルの操作位置に対応する屈折力をメモリ部29の屈折力データ34から抽出し、抽出した該屈折力データが示す屈折力を有する前記矯正レンズを各フォロプタ21の検眼窓22内に配置する旨の制御信号を矯正装置14の前記駆動制御部に制御信号を送る。これにより、ダイヤル35の操作により選択された屈折力を有する前記矯正レンズが各フォロプタ21の検眼窓22内に配置される。
また、CPU28は、ダイヤル35が操作されると、メモリ部29から抽出した屈折力データ34を示す信号を画像出力部27に送る。
更に、CPU28は、例えば自覚式検眼装置10の電源がOFF状態からON状態に切り替わったとき、メモリ部29から操作画像データ31を読み込み、該操作画像データを示す信号を画像出力部27に送る。
表示部25は、図2に示すように、画像出力部27に接続されており、操作部24の前記各スイッチの操作により設定された内容を示す前記した操作画像が表示される表示画面37を有する。また、表示部25は、図3に示す例では、その下縁部25aで、操作部24の縁部24aに該縁部に沿って設けられた図示しない軸部材を介して該軸部材の周りに回動可能に支持されている。
表示画面37は、図示の例では、液晶パネルで構成されている。表示画面37には、図4に示すように、操作部24のダイヤル35の操作により設定された前記矯正レンズの屈折力が表示される屈折力表示欄38と、視標呈示部13の表示画面16に表示される視標11の一覧が表示される一覧表示欄39と、検査に用いるべく一覧表示欄39から選択された視標11が表示される視標表示欄40とが設けられている。更に、表示画面37には、視標表示欄40に表示された視標11を用いて実行されている検査の種類が表示される検査名表示欄41と、実行されている検査の内容が表示される検査内容表示欄42とが設けられている。
屈折力表示欄38、一覧表示欄39、視標表示欄40、検査名表示欄41及び検査内容表示欄42は、それぞれメモリ部29に記憶された操作画像データ31に含まれている。
また、本実施例では、表示画面37上に図示しないタッチパネルが設けられている。前記タッチパネルは、一覧表示欄39上に配置されており、図示しないが従来よく知られているように、複数の導電膜ストライプが互いに平行に形成され且つ両端部に抵抗膜が設けられた透明のフィルムやガラス等の一対のパネル部材を各導電膜ストライプが互いに直交するように貼り合わせることにより形成されている。前記タッチパネルの表面が押下されたとき、前記各パネル部材に形成された前記各導電膜ストライプが互いに接触することにより電気的に導通したとき、前記各抵抗膜に現れる電圧に基づいて、一方の前記パネル部材の複数の前記導電膜ストライプのうちのいずれの前記導電膜ストライプが他方の前記パネル部材の複数の前記導電膜ストライプのうちのいずれの前記導電膜ストライプに接触したことがタッチセンサにより検出され、これにより、前記タッチパネルの押下された位置が特定される。従って、表示画面37に表示された例えば一覧表示欄39の各視標11のうち検査に用いる視標11を示す画像を表示画面37上から押下することにより、一覧表示欄39から視標11を選択することができる。前記タッチセンサは、押下された位置を検出すると、該位置を示す検出信号をCPU28に送る。
CPU28は、前記タッチセンサから検出信号を受けると、該検出信号に示された押下位置の視標11に対応する視標データ30をメモリ部29から抽出し、抽出した視標データ30を示す信号を画像出力部27に送る。
また、CPU28は、前記タッチセンサから検出信号を受けると、該検出信号に示された押下位置の視標11を用いて実行される検査を示す検査データ32をメモリ部29から抽出し、抽出した検査データ32を示す信号を画像出力部27に送る。
画像出力部27は、図2に示す例では、CPU28から受ける操作画像データ31を示す操作画像信号を出力するための第一の出力ポート43と、CPU28から受ける視標データ30を示す視標画像信号を出力するための第二の出力ポート44とを有する。更に、画像出力部27は、CPU28から受ける屈折力データ34を示す屈折力画像信号を出力するための第三の出力ポート45と、CPU28から受ける検査データ32を示す検査画像信号を出力するための第四の出力ポート46とを有する。
図示の例では、第一の出力ポート43、第三の出力ポート45及び第四の出力ポート46はそれぞれ表示部25に接続されており、第二の出力ポート44は表示部25及び視標呈示部16に接続されている。
画像出力部27は、CPU28から操作画像データ31を示す信号を受けると、操作画像を表示画面37に表示させることを示す操作画像信号を第一の出力ポート43を介して表示部25に出力する。これにより、表示部25の表示画面37には、操作画像データ31に含まれる屈折力表示欄38、一覧表示欄39、視標表示欄40、検査名表示欄41及び検査内容表示欄42がそれぞれ図4に示すように表示される。
また、画像出力部27は、CPU28から屈折力データ34を示す信号を受けると、操作画像データ31に含まれる屈折力表示欄38に屈折力データ34が示す屈折力を表示する旨の屈折力画像信号を第三の出力ポート45を介して表示部25に出力する。これにより、表示部25の表示画面37の屈折力表示欄38には、図4に示すように、ダイヤル28の操作により選択された前記矯正レンズの屈折力の値が表示される。
更に、画像出力部27は、CPU28から検査データ32を示す信号を受けると、操作画像データ31に含まれる検査名表示欄41及び検査内容表示欄42にそれぞれ検査データ32が示す検査名及び検査内容を表示する旨の検査画像信号を第四の出力ポート46を介して表示部25に出力する。これにより、表示部25の表示画面37の検査名表示欄41及び検査内容表示欄42には、図4に示すように、それぞれ検査名及び検査内容が表示される。
また、画像出力部27は、CPU28から視標データ30を示す信号を受けると、該視標データが示す視標11を操作画像の視標表示欄40に表示させる旨の視標画像信号を第二の出力ポート44を介して表示部25に出力する。これにより、表示部25の視標表示欄40には、図4に示すように、表示部25で選択された視標11が表示される。
更に、画像出力部27は、CPU28から視標データ30を示す信号を受けると、該視標データが示す視標11を表示画面16に表示させる旨の視標画像信号を第二の出力ポート44を介して視標呈示部13に出力する。これにより、視標呈示部13の表示画面16には、図4に示すように、表示部25で選択された視標11が表示される。
遠方を見た状態での被検眼の視機能を検査する際、検者23は、先ず、表示部25が前記した視標モードにおかれている場合には、操作部24に設けられた表示切替スイッチ36を操作することにより表示部25を前記した操作画像モードに切り替える。このとき、CPU28は、表示部25を操作画像モードに切り替えるべく表示切替スイッチ36が操作されたことを検知すると、表示部25の表示画面37に操作画像を表示させる旨の制御信号を画像出力部27に送る。これにより、画像出力部27は、前記したように、表示部25に第一の出力ポート43を介して操作画像信号を出力し、表示部25には、操作画像が表示される。
次に、検者23は、検査に用いる視標11を表示部25の一覧表示欄39の操作により選択する。このとき、前記したように、表示部25の視標表示欄40には、選択された視標11が表示され、表示部25の検査名表示欄41及び検査内容表示欄42には、それぞれ選択された視標11に対応する検査名及びその内容が表示され、更に、視標呈示部13の表示画面16に選択された視標11が表示される。検者23は、視標表示欄40に表示された視標11、検査名表示欄41及び検査内容表示欄42に表示された検査名及びその内容を視認することにより、表示された視標11が選択した視標11に一致しているか否か及び検査が適正な視標11を用いて行われているか否かを確認することができる。
続いて、検者23は、視標呈示部13の表示画面16に表示された視標11を各検眼窓22内に配置された前記各矯正レンズを通して被検者12に見させ、その見え具合を聞く。検者23は、被検者12の応答に基づいて、各検眼窓22内に配置する前記矯正レンズを操作部24のダイヤル35の操作により切り替える。このとき、ダイヤル35の操作により設定された前記矯正レンズの屈折力が、前記したように、表示部25の屈折力表示欄38に表示される。前記矯正レンズを切り替えることにより、被検眼の視機能が矯正され、作成すべき眼鏡のレンズの屈折度数を定めることができる。
他方、近方を見た状態での被検眼の視機能を検査する際、検者23は、先ず、コントローラ15を検眼テーブル18上で被検者12の前方に配置し、表示部25を前記軸部材の周りに回動させることにより表示画面37を各フォロプタ21に対向させる。
次に、検者23は、表示切替スイッチ36の操作により表示部25を操作画像モードから視標モードに切り替え、更に、近用検査に用いる視標11を表示部25の一覧表示欄39の操作により選択する。このとき、CPU28は、表示部25を視標モードに切り替えるべく表示切替スイッチ36が操作され、且つ、一覧表示欄39から視標11が選択されたことを検知すると、選択された視標11に対応する視標データ30をメモリ部29から抽出し、抽出した視標データ30が示す視標11を操作画像の視標表示欄40に表示させる前記した処理を行うことなく視標11の大きさが表示画面37の大きさとほぼ等しくなるように調節する画像処理を行う旨の制御信号を画像出力部27に送る。これにより、画像出力部27は、CPU28からの制御信号に基づいて視標11の大きさを調節する処理を行い、大きさを調節した視標11を示す視標画像信号を第二の出力ポート44を介して表示部25に出力する。これにより、表示部25の表示画面37には、選択された視標11が表示画面37の全域に亘って表示される。
このとき、視標11を表示画面37に検査対象となる視力値と表示画面37及び各フォロプタ21間の距離とに応じた大きさで表示させるために、例えば本願出願人が先の出願(特願2006−219492号)で提案したように、各フォロプタ21及び表示画面37間の距離をメモリ部29の計算プログラム33を用いて算出し、算出した距離に基づいて視標11の大きさを検査対象となる視力値に応じた大きさに調節した後、大きさを調節した視標11を表示画面37に表示させることができる。
続いて、検者23は、表示部25の表示画面37に表示された視標11を各検眼窓22内に配置された前記各矯正レンズを通して被検者12に見させ、その見え具合を聞く。その後、検者23は、遠用検査時と同様に、被検者12の応答に基づいて、各検眼窓22内に配置する前記矯正レンズを操作部24のダイヤル35の操作により切り替える。
検者23は、近用検査中に操作画像を確認するときは、表示切替スイッチ36を操作することによって表示部25を操作画像モードに切り替えることにより、表示部25の表示画面37に操作画像を表示させることができる。
また、本発明に係る自覚式検眼装置10を用いて被検眼の斜位度を測定する斜位検査を実行する際、視標呈示部13の表示画面16又は表示部25の表示画面37上に図示しない偏光板を貼り付け、視標呈示部13又は表示部25のバックライトを利用することにより、従来と同様に、斜位検査を行うことができる。又は、この方法に代えて、視標呈示部13の表示画面16又は表示部25の表示画面37に図示しないが従来よく知られたレッド・グリーン視標を表示させ、各フォロプタ21の検眼窓22にそれぞれ図示しないレッド・グリーンフィルタを設けることにより、左右の被検眼にそれぞれ個別の画像を呈示させて斜位検査を行うことができる。更に、これらの方法に代えて、例えば各フォロプタ21内の前記レンズディスクに設けられた前記矯正レンズに図示しない液晶フィルタを設け、視標呈示部13の表示画面16又は表示部25の表示画面37に左眼用の視標11と右眼用の視標11とを交互に高速で入れ替えて表示させ、各視標11の入れ替えに応じて前記各レンズディスクを回転させることによって前記液晶フィルタが設けられた前記矯正レンズと前記液晶フィルタが設けられていない前記矯正レンズとを交互に各フォロプタ21の検眼窓22内に配置することにより、左右の被検眼にそれぞれ個別の画像を呈示させて斜位検査を行うことができる。
本実施例によれば、前記したように、画像出力部27は、CPU28によりメモリ部29から抽出された操作画像データ31に対応する操作画像を示す操作画像信号を第一の出力ポート43から表示部25に出力し、CPU28により抽出された視標データ30に対応する視標11を示す視標画像信号を第二の出力ポート44から表示部25及び視標呈示部13に出力することから、画像出力部27から第二の出力ポート44を経て視標呈示部13に視標画像信号が出力されることにより、表示部25に設けられた前記タッチパネルの操作により選択された視標11を視標呈示部13に表示させることができる。
すなわち、視標呈示部13は、前記したように、CPU28から受信した画像信号に基づいて該画像信号に示された画像が電気的に表示される液晶パネルで構成することができ、演算制御部から視標提示部に出力された駆動制御信号に基づいて各視標データと同一の視標データが記憶されたメモリ部から駆動制御信号が示す視標に対応する視標データを抽出し、抽出した視標データに対応する視標板を被検眼の前方に選択的に配置するために配置装置を機械的に駆動させる従来のような視標呈示部では構成されていない。
これにより、従来の視標呈示部に設けられたメモリ部及び各視標板は不要であることから、自覚式検眼装置10に新たな視標11を組み込む際、メモリ部29に例えば新たな視標データ30を追加し、又は、メモリ部29に記憶された既存の視標データ30を他の視標データ30に変更すれば足り、このメモリ部29への追加及び変更に伴ってメモリ部29以外の部材への追加作業及び変更作業を施す必要はない。
従って、従来のように視標呈示部13で呈示可能な視標11の種類を表示部25に設けられた前記タッチパネルの操作で選択可能な視標11の種類と整合させる必要がある場合に比べて、自覚式検眼装置10に新たな視標11を確実に容易に組み込むことができる。
また、前記したように、画像出力部27は、表示部25に視標画像信号を第二の出力ポート44を介して出力し、表示部25には、選択された視標11が操作画像と共に表示され、更に、操作画像と切替可能に表示されることから、操作画像を視認しながら又は表示部25の表示を切り換えることにより、選択された視標11を容易に視認することができる。これにより、例えば画像出力部27から第二の出力ポート44を介して表示部25及び視標呈示部13にそれぞれ視標画像信号が出力される場合、検者23は、表示部25に表示された視標11を視認することにより、視標呈示部13に表示された視標11すなわち被検者12に呈示された視標11が選択した視標11と一致しているか否かを容易に確認することができる。従って、被検者12に呈示された視標12が選択した視標11と一致しているか否かを確認するために例えば視標呈示部13を覗き込む場合に比べて、被検眼の視機能検査を円滑に進行することができる。
本実施例では、近方を見た状態での被検眼の視機能を検査する際、表示切替スイッチ36の操作により表示部25を操作画像モードから視標モードに切り替えることにより、選択した視標11を表示部25の表示画面37に表示させる例を示したが、これに代えて、図5に示すように、表示部25の表示画面37を、少なくとも二方向からそれぞれ互いに異なる画像が視認可能な液晶を有するいわゆるデュアルビュー(登録商標)液晶及びトリプルビュー液晶等で構成し、選択された視標11を表示部25の表示画面37にその一方向から視認可能となるように表示し、更に、操作画像を表示部25の表示画面37にその他方向から視認可能となるように表示することができる。
この場合、画像出力部27は、CPU28から操作画像データ31を示す信号を受けると、前記したと同様に、操作画像を表示画面37に表示させることを示す操作画像信号を第一の出力ポート43を介して表示部25に送る。これにより、表示部25の表示画面37には操作画像が表示される。
更に、画像出力部27は、CPU28から視標データ30を示す信号を受けると、該視標データが示す視標11を操作画像の視標表示欄40に表示させる旨の視標画像信号を第二の出力ポート44を介して表示部25に出力し、更に、視標11の大きさが表示画面37の大きさとほぼ等しくなるように調節する画像処理を行った後、大きさを調節した視標11を示す視標画像信号を第二の出力ポート44を介して表示部25に出力する。これにより、表示部25の表示画面37には、選択された視標11が表示された視標表示欄40を含む操作画像と表示画面37の全域に亘る大きさを有する視標11を示す視標画像とが同時に表示される。
図5に示す例によれば、表示画面37は、該表示画面を正面から見たときに前記視標画像が視認可能となり、表示画面37を該表示画面に向かって右側から見たときに前記操作画像が視認可能となるように設定されている。これにより、左眼及び右眼のそれぞれから表示画面37までの距離が互いに等しくなるので、表示画面37に表示された画像を被検者12が表示画面37をその斜め方向から見る場合に比べて、被検眼の視機能をより適切に検査することができる。
従って、表示部25の表示画面37には、その正面から前記視標画像が視認可能となるように表示され、更に、その右側から前記操作画像が視認可能となるように表示されることから、近方を見た状態での被検眼の検査中に操作画像を視認する必要があるときに、検者23は被検眼に視標11を呈示した状態で操作画像を視認することができる。これにより、操作画像を視認するために例えば表示部25の表示を視標11が表示された視標モードから操作画像が表示される操作画像モードに切り換える場合に比べて、検査時間の短縮を確実に図ることができる。
図5に示す例では、表示部25の表示画面37が二方向からそれぞれ互いに異なる画像が視認可能となるように設定された例を示したが、これに代えて、互いに異なる画像が三方向から視認することができるように表示画面37を設定することができる。
図1乃至図5に示す例において、視標呈示部13の表示画面16を、図5に示した例で述べたデュアルビュー液晶で構成することができる。
この場合、例えば、メモリ部29に宣伝画像を示す図示しない宣伝データを記憶させ、図6に示すように、画像出力部27に宣伝画像を示す宣伝画像信号を出力するための第五の出力ポート47を設け、視標呈示部13への視標11の表示時にCPU28がメモリ部29から前記宣伝データを抽出して画像出力部27に送り、該画像出力部から第五の出力ポート47を介して宣伝画像を示す宣伝画像信号を視標呈示部13に出力することができる。
図6に示す例では、表示画面16を正面から見たときに視標11が視認可能となり、表示画面16をその例えば左側から見たときに宣伝画像が視認可能となるように、表示画面16が設定されている。これにより、被検眼の視機能検査中に例えば被検者12の同伴者のように被検者12以外の者に宣伝画像を見せることができる。
図1乃至図6に示す例では、CPU28から受ける視標データ30を示す視標画像信号は、画像出力部27から第二の出力ポート44を経て表示部25及び視標呈示部13に出力される例を示したが、これに代えて、又は、これに加えて、例えば図7に示すように、視標画像信号を画像処理部27から第二の出力ポート44を介して表示部25及び視標呈示部13以外の画像表示手段48に出力することができる。
図7に示す例では、画像表示手段48は液晶パネルで構成されている。画像出力部27は、CPU28から視標データ30を示す信号を受けると、前記したと同様に、視標画像信号を第二の出力ポート44を介して表示部25及び視標呈示部13に出力すると同時に、視標画像信号を画像表示手段48に出力する。これにより、表示部25の表示画面37に表示された操作画像の視標表示欄40と、視標呈示部13の表示画面16と、画像表示手段48とに、それぞれ同一の視標11が表示される。
従来、被検者12が子供である場合のように被検者12に例えば親が同伴している場合、親は、検査結果として子供の視力値やメガネをかけるべきか否か等を知ることはできるが、被検者12である子供に同伴しているにも拘らず、子供に呈示された視標11を見ることが困難であるため、子供がどの程度の大きさの文字及び記号等を見ることができないのかを実際に知ることができない。このため、例えばメガネをかけるべきであるとの検者23による判断に対する不安を同伴者である親に与えてしまうことがある。
これに対し、図7に示す例によれば、画像出力部27は、画像表示手段48に視標画像信号を第二の出力ポート44を介して出力することから、画像表示手段48を例えば被検者12の同伴者に視標11を呈示するために用いることにより、画像表示手段48に表示された視標11すなわち被検者12に呈示された視標11を同伴者が視認することができる。これにより、被検者12が子供であり親が同伴している場合、親は、画像表示手段48に表示された視標11を視認することにより、子供に呈示された視標11を容易に見ることができるので、子供がどの程度の大きさの文字及び記号等を見ることができないのかを実際に知ることができる。従って、例えばメガネをかけるべきであるとの検者23による判断に対する安心感を同伴者である親に与えることができる。
図7に示す例において、画像表示手段48に、実行されている検査の名前及び検査の内容をそれぞれ表示することができる。
この場合、画像出力部27は、CPU28から検査データ32を示す信号を受けたとき、前記したと同様に、操作画像データ31に含まれる検査名表示欄41及び検査内容表示欄42にそれぞれ検査データ32が示す検査名及び検査内容を表示する旨の検査画像信号を第四の出力ポート46を介して表示部25に送ると同時に、図7に点線で示したように、検査データ32が示す検査名及び検査内容を画像表示手段48に表示する旨の検査画像信号を第四の出力ポート46を介して画像表示手段48に出力することができる。このとき、画像表示手段48に例えば視標11と重ならない位置で検査名及び検査内容を示す画像を表示するための表示領域を形成し、該表示領域に検査名及び検査内容を示す画像を表示することにより、検査名及び検査内容を示す画像によって視標11の視認が妨げられることを防止することができる。
これにより、実行されている検査の名前及びその内容を示す画像が、表示部25の表示画面37の検査名表示欄41及び検査内容表示欄42に加えて、画像表示手段48に視標11と同時に表示される。
これによれば、画像出力部27は、CPU28からの信号に基づいて検査の名前及びその内容を示す画像を画像表示手段48に表示する旨の検査画像信号を画像表示手段48に出力することから、例えば被検者12が子供であり該被検者に親が同伴している場合、画像表示手段48を親に視標11、検査名及び検査内容を呈示するために用いることにより、親は、画像表示手段48の表示を視認することにより、子供に呈示された視標11を容易に見ることができることに加えて、実行されている検査の名前及びその内容を見ることができるので、子供がどのような検査を行った結果例えばメガネをかけるべきであるとの判断に至ったのかを確認することができる。これにより、被検者12である子供の視機能検査に対する安心感を親により確実に与えることができる。
図1乃至図7に示す例では、表示部25に表示される操作画像に視標表示欄40が設けられた例を示したが、視標表示欄40を不要とすることができる。
この場合、画像出力部27は、表示切替スイッチ36の操作により表示部25が操作画像モードから視標モードに切り替えられたときに、前記したように、CPU28から受ける視標データ30が示す視標11の視標画像信号を第二の出力ポート44を介して表示部25に出力する。これにより、表示部25の表示画面37に視標11を表示することができる。
また、図1乃至図7に示す例では、表示部25の表示画面37に表示された一覧表示欄39上に前記タッチパネルが設けられており、該タッチパネルの操作により一覧表示欄39から視標11が選択される例を示したが、これに代えて、又は、これに加えて、例えば操作部25に各種の視標11を選択するための選択スイッチを設け、該選択スイッチの操作により視標11を選択することができる。
更に、図1乃至図7に示す例では、表示部25が操作部24に前記軸部材を介して回動可能に連結された例を示したが、これに代えて、表示部25を操作部24とは別に設けることができる。
また、図1乃至図7に示す例において、画像出力部27と、視標呈示部13、表示部25及び前記画像表示手段48とを、それぞれ互いに電線により接続することによって該電線を介して画像出力部27から視標呈示部13、表示部25及び前記画像表示手段48にそれぞれ各種の信号を出力することができ、又は、無線機器を設けることによって電線を用いることなく画像出力部27から視標呈示部13、表示部25及び前記画像表示手段48にそれぞれ例えば電磁波を送ることにより各種の信号を出力することができる。
本発明に係る自覚式検眼装置を概略的に示す斜視図である。 本発明に係る自覚式検眼装置を概略的に示すブロック図である。 本発明に係るコントローラを概略的に示す平面図である。 本発明に係る表示部の表示画面を概略的に示す正面図である。 本発明に係る表示部の表示画面をデュアルビュー液晶で構成した例を概略的に示す説明図である。 本発明に係る画像出力部に第五の出力ポートが設けられた例を概略的に示すブロック図である。 本発明に係る表示部及び視標呈示部以外の画像表示手段に画像出力部から画像信号を出力する例を概略的に示すブロック図である。
符号の説明
10 自覚式検眼装置
11 視標
13 視標呈示部
14 光学素子配置装置(矯正装置)
24 操作部
25 表示部
27 画像出力部
28 演算制御部(CPU)
29 メモリ部
30 視標データ
31 操作画像データ
32 検査データ
43,44,45,46,47 出力ポート
48 画像表示手段

Claims (4)

  1. 被検眼に呈示する各種の視標を表示するための視標呈示部と、
    各種の光学素子を保持し、被検者からの応答に対応した種類の前記光学素子を前記被検眼と前記視標呈示部との間に選択的に配置するための光学素子配置装置と、
    前記各視標及び前記光学素子をそれぞれ選択すべく操作される操作部と、
    該操作部の操作内容を示す操作画像を表示するための表示部と、
    前記各視標を示す複数の視標データ及び前記操作画像を示す操作画像データがそれぞれ記憶されたメモリ部と、
    前記操作部の操作に基づいて前記視標データ及び前記操作画像データをそれぞれ前記メモリ部から抽出する演算制御部と、
    少なくとも二つの出力ポートを有する画像出力部とを備え、
    前記画像出力部の一方の出力ポートが前記表示部に接続され、前記画像出力部の他方の出力ポートが前記視標提示部に接続されていると共に、
    前記画像出力部は、前記演算制御部により抽出された前記操作画像データに対応する操作画像信号を一方の前記出力ポートを介して前記表示部に出力し、前記演算制御部により抽出された前記視標データに対応する視標画像信号を他方の前記出力ポートを介して前記視標呈示部に出力する自覚式検眼装置であって、
    前記画像出力部はさらに前記視標画像信号を前記他方の前記出力ポートを介して前記表示部に出力可能に設けられていると共に、
    前記表示部には、前記操作部の操作により選択された前記視標が前記操作画像と共に表示され、又は、前記操作部の操作により選択された前記視標と前記操作画像が切替可能に表示されることを特徴とする自覚式検眼装置。
  2. 前記画像出力部は、前記表示部に前記視標画像信号を前記他方の出力ポートを介して出力し、前記表示部は、少なくとも二方向からそれぞれ互いに異なる画像が視認可能な液晶を有する液晶パネルであり、前記表示部には、前記操作部の操作により選択された前記視標が一方向から視認可能となるように表示され、更に、前記操作画像が他方向から視認可能となるように表示されることを特徴とする請求項1に記載の自覚式検眼装置。
  3. 前記画像出力部は、前記画像表示手段に前記視標画像信号を前記他方の出力ポートを介して出力することを特徴とする請求項1又は2に記載の自覚式検眼装置。
  4. 前記メモリ部には、前記操作部の操作により選択される各種の検査の内容を示す複数の検査データが記憶されており、前記演算制御部は、前記操作部の操作により選択された検査に対応する前記検査データを前記メモリ部から抽出し、抽出された前記検査データを示す信号を前記画像出力部に出力し、前記画像出力部は、前記演算制御部からの信号に基づいて前記検査の内容を示す画像を前記画像表示手段に表示する旨の検査画像信号を前記画像表示手段に出力することを特徴とする請求項3に記載の自覚式検眼装置。
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