JP5317580B2 - X線ct装置 - Google Patents
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Description
マルチスライスX線CTは、円錐状のX線ビームを放射するX線源と、複数個Mのファンビーム用検出列をZ軸方向(被検体の体軸方向)にN列積み重ねたように円筒面上に複数の検出素子を配列した2次元検出器とを備える。なお、2次元検出器は、チャンネル数がM、セグメント数がNで、焦点−回転中心間距離をFCD、有効視野直径をFOVとする。
このコーンビームX線CTスキャナは、2次元検出器としてイメージインテンシファイア(以下、I.I.と称する)を用いたシステムをメインとして1980年代の後半から研究開発が進められている。例えば非特許文献1には、ターンテーブルとI.I.とを組み合わせた実験システムによる胸部ファントムのスキャン結果についての論議が記載されている。I.I.を用いたコーンビームX線CTスキャナは、例えば骨や造影された血管等の高コントラストの物体の形状を捉えるものとして一部実用化されつつある。
コーンビームX線CTスキャナは、マルチスライスCTと同様なシンチレータ、フォトダイオードを検出素子とする2次元検出器を備え、連続回転可能なスリップリング架台とを組み合わせたものについても提案されている。かかるコーンビームX線CTスキャナは、例えば非特許文献2等に開示されている。
被検体の体軸方向の広い範囲に対して同じ呼吸位相の画像を取得するには、被検体を移動させない状態でX線管球及び検出器を1回転させるスキャンと、被検体の移動とを繰り返す。すなわち、被検体で必要とするスライス位置の画像を取得するために被検体を移動する。この状態で予め設定された呼吸位相のタイミングでスキャンを行う。次に、被検体で必要とする次のスライス位置の画像を取得するために被検体を移動する。そして、予め設定された呼吸位相のタイミングでスキャンを行うのを待つ。このようなスキャンで互いに異なる呼吸位相でボリュームデータを取得する場合には、上記一連の動作を互いに異なる呼吸位相で繰り返す。
呼吸同期再構成を行うには、モニタ装置から出力される呼吸モニタ信号を投影データと共に記憶する。この呼吸同期再構成では、呼吸モニタ信号に基づいて指定した呼吸位相の再構成に必要なデータを投影データから抽出し、指定された範囲の画像を再構成する。任意の位置で任意の呼吸位相の画像を再構成するためには、1周期の呼吸間隔の時間だけ同じスライス位置のデータを収集する必要がある。このため、呼吸周期、検出器の列数等からヘリカルピッチの範囲が限定される。
呼吸同期再構成は、同じ呼吸を繰り返すことを前提に、被検体の動きを観察することが可能である。しかしながら、この呼吸同期再構成は、同じ呼吸を繰り返すことを前提にしているために安静時の呼吸に限られる。このため、呼吸同期再構成では、意識的に深い呼吸を行った時の動き、例えば最大呼気から最大吸気との間の動きによる診断機能解析などが不可能である。被検体が例えば最大呼気又は最大吸気をしたときには、例えば安静時の呼吸レベルでは観察できなかった部位、例えば腫瘍部位等の画像が観察可能になることがある。しかしながら、呼吸同期再構成は、安静時の呼吸に限られるため、被検体が例えば最大呼気又は最大吸気をしたときの画像を取得するのは困難である。
なお、かかるコーンビームX線CTスキャナは、例えば特願平11−366189号や特願平11−368273号に記載されている。
Volume CT of anthropomorphic phantoms using a radiation therapy simulator Mihael D.Silver,Yasuo Saito他;SPIE 1651 197−211 1992 Large are 2−dimensional detector for real-time 3-dimensional CT(4D−CT)"Yasuo Saito 他;SPIE 4320 775−782 2001
図1はコーンビームX線CT装置の構成図を示す。このコーンビームX線CT装置は、ガントリ1を備える。このガントリ1には、被検体2を載置する寝台が設けられている。このガントリ1は、回転中心軸RAを中心として回転自在に保持されたリング状の回転フレーム3を備える。この回転フレーム3には、X線管球4が回転中心軸RAに正対する向きで取り付けられている。このX線管球4には、スリップリング5を介して高電圧発生装置6が接続されている。この高電圧発生装置6は、スリップリング5を介してX線管球4に高電圧を印加する。X線管球4は、高電圧の印加により角錐状のX線ビーム(コーンビーム)を放射する。
架台駆動部8は、ガントリ1内に回転フレーム3を回転させることによりX線管球4と2次元検出器システム7とを対向させて状態で被検体2の周りに回転させる。
入力装置16は、マウス等のポインティングデバイスやキーボード等であって、オペレータの手動による操作を受ける。
記憶装置12には、例えば前処理装置11により前処理を受けた投影データや、コンベンショナルスキャン時に取得された3D画像データ、MPRによる例えばアキシャル、コロナル、サジタル等の3方位断面の各断面画像データ、MIP像の画像データ、プリスキャンや本スキャン時に取得された4Dの造影CT画像データ等が記憶される。
データ処理装置19は、例えば3D画像データからMPRによる例えばアキシャル、コロナル、サジタル等の3方位断面の各断面画像データの生成、3D画像データからMIP像の生成などの画像処理を行う。
すなわち、被検体2に対する呼吸指示のパターンの一例を示すと、呼吸促進機21は、先ず、「楽にしてください」の音声を発する。これにより、被検体2は、通常の呼吸(安静時の呼吸)を続ける。
次に、呼吸促進機21は、「思い切り息を吸ってください」の音声を発する。これにより、被検体2は、深呼吸を行うようになり、最大吸気状態になる。
次に、呼吸促進機21は、「思い切り息を吐いてください」の音声を発する。これにより、被検体2は、息を思いっきり吐くようになり、最大呼気状態になる。
次に、呼吸促進機21は、「もう一度思い切り息を吸ってください」の音声を発する。これにより、被検体2は、再度、深呼吸を行うようになり、再び最大吸気状態になる。
次に、呼吸促進機21は、「楽にしてください」の音声を発する。これにより、被検体2は、通常の呼吸(安静時の呼吸)に戻る。
呼吸促進機21は、被検体2に対する呼吸指示パターンを予め複数登録しておき、これら呼吸指示パターンの中から例えば1つの呼吸指示パターンをオペレータの選択によって選択してもよい。
なお、呼吸の深さを基準としてスキャンの開始タイミングを設定する場合、被検体2の呼吸波形が同一吸気レベルを複数回通過するので、スキャンの開始タイミングは、被検体2の呼吸位相と呼吸の深さとを組み合わせて設定するようにしてもよい。例えばスキャンの開始タイミングは、深い呼吸を指示した後、呼気のピークを過ぎた後で最初に90%を過ぎた時点に設定してもよい。
図5及び図6は呼吸サイクルによりスキャンの終了タイミングを指定する方法の一例を示し、このうち図5は被検体2の呼吸位相の1周期後の同一呼吸位相でスキャンを終了することを示し、図6は被検体2の最大呼気から最大吸気までの呼吸位相の半周期(0.5周期)だけ投影データの収集を行うことを示す。しかるに、スキャン制御部22は、スキャンを開始してから例えば呼吸位相の1周期後又は半周期後にスキャンを終了する。
患者等の被検体2の登録や本装置のセッティングがステップ#1において行われる。ここで、被検体2がガントリ1内の寝台上に載置される。
次に、本装置は、ステップ#2において、被検体2のCT画像を取得する前に、本スキャンの開始位置及びCT画像を取得するときの撮影条件等を決定するための被検体2の2次元のスキャノ画像を取得する。すなわち、被検体2のスキャノ画像は、X線管球4の位置を所定の回転角度に固定し、寝台をZ方向に移動させる。このとき、X線管球4は、X線ビームを被検体2に曝射する。2次元検出器システム7は、被検体2を透過したX線ビームを受光し、このX線ビームの受光量に応じたX線ビーム検出信号を各受光素子毎に出力する。
次に、呼吸促進機21は、「思い切り息を吸ってください」の音声を発する。これにより、被検体2は、深呼吸を行うようになり、最大吸気状態になる。
次に、呼吸促進機21は、「思い切り息を吐いてください」の音声を発する。これにより、被検体2は、息を思いっきり吐くようになり、最大呼気状態になる。
次に、呼吸促進機21は、「もう一度思い切り息を吸ってください」の音声を発する。これにより、被検体2は、再度、深呼吸を行うようになり、再び最大吸気状態になる。
次に、呼吸促進機21は、「楽にしてください」の音声を発する。これにより、被検体2は、通常の呼吸(安静時の呼吸)に戻る。
なお、これら本スキャンの開始と終了との設定は、スキャン条件設定部23により自動的に行うようにしてもよいし、又は表示装置15に表示された被検体2の呼吸波形を観察するオペレータのマニュアル操作によって設定してもよい。又、本スキャンの開始と終了との各タイミングの設定は、それぞれ互いに異なるタイミングで複数設定してもよい。
次に、呼吸促進機21は、「思い切り息を吸ってください」の音声を発する。これにより、被検体2は、深呼吸を行うようになり、最大吸気状態になる。
次に、呼吸促進機21は、「思い切り息を吐いてください」の音声を発する。これにより、被検体2は、息を思いっきり吐くようになり、最大呼気状態になる。
次に、呼吸促進機21は、「もう一度思い切り息を吸ってください」の音声を発する。これにより、被検体2は、再度、深呼吸を行うようになり、再び最大吸気状態になる。
次に、呼吸促進機21は、「楽にしてください」の音声を発する。これにより、被検体2は、通常の呼吸(安静時の呼吸)に戻る。
次に、ホストコンピュータ13は、ステップ#10において、再構成のリトライの選択があるか否かを判断し、再構成のリトライの選択があれば、ステップ#11に移って画像再構成のタイミングを追加し、ステップ#8に戻って再度再構成装置17により画像再構成を実行する。再構成のリトライの選択がなければ、ホストコンピュータ13は、検査を終了する。
従って、被検体2が意識的に深い呼吸を行った時の動き、例えば最大呼気から最大吸気との間の動きによる診断機能解析などが可能になる。これにより、再現性の無い呼吸に対しても任意の呼吸位相で投影データを収集することができ、この投影データを再構成することによってCT画像を取得できる。
本実施の形態は、コーンビームX線CT装置によりシングルスキャンを繰り返す場合について説明する。上記第1の実施の形態の連続ダイナミックスキャンでは、被検体2の呼吸レートが低く、かつ多くの呼吸位相でCT画像の必要が無い場合、必要以上に本スキャンを行い、被検体2に対するX線ビームの被爆量を多くしてしまう。
従って、本実施の形態は、呼吸位相を変えてコーンビームX線CT装置によりシングルスキャンを繰り返す場合について説明する。
スキャン条件設定部23は、表示装置15に表示された被検体2の呼吸波形に基づいて被検体2の呼吸位相又は呼吸レベルに応じてスキャン時間とスキャン開始時刻とを設定する。このスキャン条件設定部23は、スキャン時間とスキャン開始時刻とを被検体2の呼吸波形に基づいて自動的に設定するようにしてもよいし、又は表示装置15に表示された被検体2の呼吸波形を観察するオペレータのマニュアル操作によって設定してもよい。このうちスキャン時間は、ハーフスキャンとフルスキャンとから選択可能である。
呼吸の深さを指標とするものとして被検体2の呼吸レベルを指定する方法は、上記図4に示すように呼吸モニタ20による捉えられた被検体2の呼吸位相に基づいて最大吸気を示す吸気レベルrmから所定の割合、例えば10%だけ低下した吸気レベルr1を示す時刻t10に設定する。
患者等の被検体2の登録や本装置のセッティングがステップ#1において行われ、ここで、被検体2がガントリ1内の寝台上に載置される。
次に、本装置は、ステップ#12において、上記同様に、被検体2のCT画像を取得する前に、本スキャンの開始位置及びCT画像を取得するときの撮影条件等を決定するための被検体2の2次元のスキャノ画像を取得する。この被検体4の2次元のスキャノ画像は、ホストコントローラ13によって表示装置15に表示される。オペレータは、表示装置15に表示された被検体4の2次元のスキャノ画像を観察し、例えば入力装置16をマニュアル操作して撮影範囲を入力し、これと共に例えば入力装置16をマニュアル操作して被検体2に対する呼吸指示のパターンを選択するので、ホストコントローラ13は、ステップ#13において、被検体4に対する撮影範囲を設定し、次のステップ#14において、被検体2に対する呼吸指示のパターンを設定する。
次に、呼吸促進機21は、「思い切り息を吸ってください」の音声を発する。これにより、被検体2は、深呼吸を行うようになり、最大吸気状態になる。
次に、呼吸促進機21は、「思い切り息を吐いてください」の音声を発する。これにより、被検体2は、息を思いっきり吐くようになり、最大呼気状態になる。
次に、呼吸促進機21は、「もう一度思い切り息を吸ってください」の音声を発する。これにより、被検体2は、再度、深呼吸を行うようになり、再び最大吸気状態になる。
次に、呼吸促進機21は、「楽にしてください」の音声を発する。これにより、被検体2は、通常の呼吸(安静時の呼吸)に戻る。
又、再構成装置17は、スキャン条件設定部23により設定された本スキャンのスキャン時間とスキャン開始時刻とに従ってスキャン制御部22により被検体2の呼吸による動きに応じて本スキャンのタイミングが制御されたときに取得された被検体2のボリュームデータを再構成して所望の呼吸位相の3次元画像を取得するように設定される。
次に、呼吸促進機21は、「思い切り息を吸ってください」の音声を発する。これにより、被検体2は、深呼吸を行うようになり、最大吸気状態になる。
次に、呼吸促進機21は、「思い切り息を吐いてください」の音声を発する。これにより、被検体2は、息を思いっきり吐くようになり、最大呼気状態になる。
次に、呼吸促進機21は、「もう一度思い切り息を吸ってください」の音声を発する。これにより、被検体2は、再度、深呼吸を行うようになり、再び最大吸気状態になる。
次に、呼吸促進機21は、「楽にしてください」の音声を発する。これにより、被検体2は、通常の呼吸(安静時の呼吸)に戻る。
DAS9は、上記同様に、2次元検出器システム7の各チャンネルの出力を電圧信号に変換して増幅し、デジタル信号に変換する。前処理装置11は、DAS9の出力のチャンネル間非均一性等を補正する。この前処理装置11により前処理された投影データは、記憶装置12に記憶される。これにより、例えば図8に示すようにスキャン時間に対して呼吸周期が長い場合、呼吸波形の1周期中に例えば4つの呼吸位相の投影データが収集されて記憶装置12に記憶される。又、図9に示すようにスキャン時間に対して呼吸周期が短い場合、複数周期の呼吸に亘って目的とする位相の投影データを収集されて記憶装置12に記憶される。
次に、ホストコンピュータ13は、ステップ#19において、再構成装置17により取得された被検体2の所望の呼吸位相における3次元画像を表示装置15に表示する。
Claims (10)
- X線源から放射されたX線ビームを被検体に対してスキャンし、前記被検体を透過した前記X線ビームを2次元検出器により検出し、前記2次元検出器からデータ収集して前記被検体のCT画像データを取得するX線CT装置において、
前記被検体に対して通常の呼吸よりも深い呼吸を行うように促す呼吸促進機と、
前記被検体の呼吸による動きを捉える呼吸モニタと、
前記呼吸モニタにより捉えられた前記通常の呼吸よりも前記深い呼吸が促されたときに前記被検体に対する前記スキャンのタイミングを制御し、前記被検体の複数の呼吸位相において、前記X線源と前記2次元検出器とを連続的に回転させて前記被検体に対する連続ダイナミックスキャンが行われるよう制御するスキャン制御部と、
前記連続ダイナミックスキャンが行われているときに前記2次元検出器から収集されたデータを再構成して、前記複数位相のそれぞれに対応する複数のCT画像データを取得する再構成手段と、
前記複数のCT画像データを表示する表示手段と、
を具備することを特徴とするX線CT装置。 - 前記呼吸促進機は、少なくとも前記深い呼吸を音声により促すことを特徴とする請求項1記載のX線CT装置。
- 前記呼吸促進機は、少なくとも楽にすること、思い切り息を吸うこと、思い切り息を吐くことを音声により促すことを特徴とする請求項2記載のX線CT装置。
- 前記スキャン制御部は、前記呼吸モニタにより捉えられた前記被検体の呼吸位相又は呼吸レベルに応じて前記連続ダイナミックスキャンの開始と終了との各タイミングを制御することを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか1項記載のX線CT装置。
- 前記スキャン制御部は、前記呼吸モニタにより捉えられた前記被検体の前記呼吸位相により少なくとも最大吸気を示す時点から所定時間後に前記連続ダイナミックスキャンを開始することを特徴とする請求項4記載のX線CT装置。
- 前記スキャン制御部は、前記呼吸モニタにより捉えられた前記被検体の前記呼吸位相により少なくとも最大吸気を示す吸気レベルから所定の割合だけ低下した前記吸気レベルを示す時点から前記連続ダイナミックスキャンを開始することを特徴とする請求項4又は5記載のX線CT装置。
- 前記スキャン制御部は、前記連続ダイナミックスキャンを開始してから少なくとも前記呼吸位相の半周期、1周期後に前記連続ダイナミックスキャンを終了することを特徴とする請求項4乃至6のうちいずれか1項記載のX線CT装置。
- 前記呼吸モニタにより捉えられた前記被検体の呼吸による動きを呼吸波形として表示する表示部と、
前記表示部に表示された前記被検体の呼吸波形に基づいて前記被検体の呼吸位相又は呼吸レベルに応じて前記連続ダイナミックスキャンの開始と終了とを設定するスキャン条件設定部と、
を有し、
前記スキャン制御部は、前記スキャン条件設定部に設定された前記被検体の呼吸位相又は呼吸レベルに応じて前記連続ダイナミックスキャンの開始と終了との各タイミングを制御する、
ことを特徴とする請求項1乃至7のうちいずれか1項記載のX線CT装置。 - 前記被検体に対する前記X線ビームの前記連続ダイナミックスキャンがシングルスキャンを繰り返す場合、
前記スキャン制御部は、前記呼吸モニタによる捉えられた前記被検体の呼吸位相又は呼吸レベルに応じて前記シングルスキャンを行い、
前記2次元検出器からデータ収集して前記被検体における所望の呼吸位相の前記ボリュームデータを取得する、
ことを特徴とする請求項1乃至8のうちいずれか1項記載のX線CT装置。 - 前記2次元検出器からデータ収集して取得された前記被検体のボリュームデータを再構成して前記被検体の3次元画像を取得する再構成部を有し、
前記再構成部は、前記スキャン制御部により前記被検体の呼吸による動きに応じて前記連続ダイナミックスキャンのタイミングが制御されたときに取得された前記被検体のボリュームデータを再構成して所望の呼吸位相の3次元画像を取得する、
ことを特徴とする請求項1乃至9のうちいずれか1項記載のX線CT装置。
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