JP2004208715A - X線ctシステムおよびその操作コンソールおよびその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】心電同期機能のON/OFFを選択する欄44より、心電同期スキャンを行うか否かを設定する。心電同期機能をONにした場合には、事前に設定したスキャン区間内に、心電同期機能を適用したい区間を別途設定することが可能である。これにより、一人の患者に対し例えば肺野の診断と心臓部の診断の両方を行おうとする場合、肺野の診断のためのスキャンと、心臓部の診断のためのスキャンとをわざわざ別々に実施する必要がなくなる。
【選択図】 図5
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、X線照射によって被検体のX線断層像を得るX線CT(Computerized Tomography)システムおよびその操作コンソールおよびその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
X線CTシステムは、患者(被検体)に複数方向からX線を照射するスキャンを行い、患者を透過した各方向からのX線より得られる投影データに基づいて画像再構成処理を行うことによって、診断部位の断層像を提供するものである。患者の断層像は臨床的に非常に有用であり、近年では、X線CTシステムによる集団検診も行われるようになっている。
【0003】
集団検診を行う場合には、患者スループットの向上が望まれる。そのためには、各患者の所定範囲を息継ぎタイム等を入れずに一度に行ったスキャンだけで、各種のスクリーニングを行えることが好ましい。このような要請から、現在のX線CTシステムは一般に、患者のスキャン範囲を複数のグループに分割し、各グループ毎にそのグループの診断目的に適したスキャン計画を行うことができるようになっている。なお、スキャン計画技術に関する従来例としては、例えば後掲の特許文献1がある。
【0004】
ところで、近年のX線CTシステムは、心拍や呼吸といった周期的な生理運動の影響を受けて形状が変化する部位について、その形状の変化による画質の劣化を回避して断層像を提供する機能を備えたものが多い。その典型的なものとして、いわゆる心電同期スキャンがある。この心電同期スキャンとは、周期的に収縮−弛緩運動を繰り返す心臓について、心拍周期に同期したスキャンを行うことでその心拍周期における同位相の投影データを収集するものである。心電同期スキャンを行うと、心拍動の特定期(例えば心臓の収縮期)に係る投影データだけを1画像再構成に必要な分揃えることができ、心拍運動によるアーチファクトを排除することができる。これにより鮮明な断層像が得られることから、多くの臨床的メリットを有する。特に、通常のレントゲン検査では写らない程度の石灰化を明瞭に捉えることも可能である。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−212137号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
各患者の所定範囲を息継ぎタイム等を入れずに一度に行ったスキャンだけで、各種のスクリーニングを行えることが好ましいことは上記したとおりである。例えば、一度のスキャン結果に基づいて、肺野の診断と心臓部の診断の両方を行うことができるのが好都合である。
【0007】
しかしながら、従来のX線CTシステムでは、例えば心臓部の診断を行うために心電同期スキャンを選択する場合には、設定したスキャン範囲すべてを対象に心臓部の診断のためのスキャン計画しか行うことができなかった。結局、一人の患者に対し例えば肺野の診断と心臓部の診断の両方を行おうとする場合には、肺野の診断のためのスキャンと、心臓部の診断のためのスキャンとを別々に実施せざるをえず、検査効率が悪いという問題があった。
【0008】
そこで、本発明は、一度に行ったスキャン結果から心臓部の診断を含む複数種のスクリーニングを行うことができるようにし、これにより検査効率を高めることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の一側面は、被検体に複数方向からX線を照射して投影データを収集するスキャンを行い、被検体の断層像を提供するX線CTシステムに係り、入力された投影データに基づき断層像を再構成する再構成手段と、収集した投影データから1断層像の再構成に要する投影データを抽出して、その抽出した投影データに基づく第1の再構成処理、または、収集した投影データから被検体の周期的生理運動の特定期における1断層像の再構成に要する投影データを抽出して、その抽出した投影データに基づく第2の再構成処理、の少なくともいずれかを前記再構成手段に行わせるよう制御する制御手段と、事前にスキャンおよび断層像の再構成に関する条件を設定する設定手段とを有し、前記設定手段は、前記第1の再構成処理を行わせる第1の区間を指定する手段と、前記第1の区間に含まれる第2の区間を前記第2の再構成処理を行わせる区間として指定する手段とを含むことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して実施形態について詳細に説明する。
【0011】
図1は、実施形態におけるX線CTシステムの構成を示す図である。図示の如く、本システムは、被検体へのX線照射と被検体を透過したX線を検出するためのガントリ100と、ガントリ100に対して各種動作設定を行うとともに、ガントリ100から転送されてきたデータに基づいてX線断層像を再構成し、出力(表示)する操作コンソール200により構成されている。
【0012】
ガントリ100は、その全体の制御を司るメインコントローラ1をはじめ以下の構成を備える。
【0013】
2aおよび2bは操作コンソール200との通信を行うためのインタフェース、3はテーブル11上に横たえた被検体(患者)を図面に垂直な方向(以下、この方向をz軸といい、一般に患者の体軸の方向に一致する)に搬送するための空洞部を有するガントリ回転部であり、その内部には、X線発生源であるX線管4、X線の照射範囲を制限するための開口を有するコリメータ6、コリメータ6のz軸方向の開口幅を調整するための開口制御モータ7が設けられている。X線管4はX線管コントローラ5により駆動が制御され、開口制御モータ7は開口制御モータドライバ8により駆動が制御される。コリメータ6を通過したX線は、そのコリメータ6によるX線照射範囲の制限によって、ガントリ回転部3の回転方向に沿うファン状のX線ビームを形成する。このようなX線ビームはファンビームともよばれる。また、このファンの放射角度はファン角とよばれ、一般には60°程度である。
【0014】
また、ガントリ回転部3には、コリメータ6および空洞部を経由してきたX線管4からのX線を検出するための、ファン角に依存した長さにわたる複数の(例えば1,000個)の検出チャネルを有するX線検出部14、および、X線検出部14の各検出チャネルの出力を投影データとして収集するデータ収集部15も備える。X線管4およびコリメータ6とX線検出部14とは、互いに空洞部を挟んで、すなわち、被検体を挟んで、対向する位置に設けられ、その関係が維持された状態で空洞部の周りを回転するように構成されている。この回転は、回転モータドライバ10からの駆動信号により駆動される回転モータ9によって行われる。また、被検体を乗せるテーブル11は、z軸方向への搬送がなされるが、その駆動は、テーブルモータドライバ13からの駆動信号により駆動されるテーブルモータ12によって行われる。
【0015】
メインコントローラ1は、インタフェース2aを介して受信した各種コマンドの解析を行い、それに基づいて上記のX線管コントローラ5、開口制御モータドライバ8、回転モータドライバ10、テーブルモータドライバ13、およびデータ収集部15に対し、各種制御信号を出力することになる。
【0016】
データ収集部15で収集されたデータは、インタフェース2bを介して操作コンソール200に送出される。
【0017】
一方、操作コンソール200は、いわゆるワークステーションであり、図示するように、装置全体の制御を司るCPU51、ブートプログラム等を記憶しているROM52、主記憶装置として機能するRAM53をはじめ、以下の構成を備える。
【0018】
HDD54は、ハードディスク装置であって、ここにOSのほか、ガントリ100に各種指示を与えたり、ガントリ100より受信したデータに基づいてX線断層像を再構成し、表示するための画像処理プログラムが格納されている。また、VRAM55は表示しようとするイメージデータを展開するメモリであり、ここにイメージデータ等を展開することでCRT56に表示させることができる。57および58は、各種設定を行うためのキーボードおよびマウスである。また、59および60はガントリ100と通信を行うためのインタフェースであり、それぞれガントリ100のインタフェース2aおよび2bに接続される。
【0019】
また、操作コンソールには、被検体の心拍運動を電気信号に変換する心電計300が接続されている。これは、後述する心電同期スキャンに使用される。
【0020】
本実施形態におけるX線CTシステムの構成は概ね上記のとおりである。かかる構成のX線CTシステムにおいて、投影データの収集は次のように行われる。
【0021】
まず、被検体をガントリ回転部3の空洞部に位置させた状態でz軸方向の位置を固定し、X線管4からのX線ビームを被検体に照射し(X線の投影)、その透過X線をX線検出部14で検出する。そして、この透過X線の検出を、X線管4とX線検出部14を被検体の周囲を回転させながら(すなわち、投影角度(ビュー角度)を変化させながら)複数N(例えば、N=1,000)のビュー方向で、360°分行う。検出された各透過X線は、データ収集部15でディジタル値に変換されて投影データとしてインタフェース2bを介して操作コンソール200に転送される。これら一連の工程を1つの単位として1スキャンとよぶ。そして、順次z軸方向にスキャン位置を所定量移動して、次のスキャンを行っていく。このようなスキャン方式はアキシャルスキャン方式とよばれるが、投影角度の変化に同期してテーブル11を所定速度で移動させることでスキャン位置を移動させながら(X線管4とX線検出部14とが被検体の周囲をらせん状に周回することになる)投影データを収集する、いわゆるヘリカルスキャンを行うこともできる。操作コンソール200は、転送された投影データに基づき所定の算術演算によって断層像を再構成し、CRT56に表示出力する。
【0022】
なお、断層像は一般に、収集した360°分の投影データから再構成されるが、最低180°+ファン角分の投影データが揃えば断層像を再構成可能であることが知られている。このことを利用して、360°分の投影データからの再構成を前提としたフルスキャンモードと、180°+ファン角分の投影データからの再構成を前提としたハーフスキャンモードとを用意し、ユーザが任意に選択できるようになっている。フルスキャンモードによれば高品質の断層像を再構成することが可能であり、ハーフスキャンモードによれば断層像の画質を若干犠牲にするかわりに、スキャンスピードを稼ぐことができ、その分被検体に対する被曝量を低減させることにもなるというメリットがある。
【0023】
また、実施形態におけるX線CTシステムは、いわゆる心電同期機能を有する。この心電同期機能によるスキャンおよび画像再構成の処理は、概ね次のようなものである。まず、心電計300を用いて被検体の心拍波形を入力し、その心拍周期を測定する。その後、ガントリ回転部3の回転速度を、この心拍1周期に例えば360°+αだけ回転する速度に設定してスキャンを実行する。このスキャンによれば、心拍1周期毎に、ガントリ回転部3の初期投影角度がαずつ進んでいくことになる。これにより、収集した投影データから、被検体の心拍運動の特定期(例えば心臓の収縮期)における1断層像の再構成に要する投影データ(フルスキャンモードであれば360°分の投影データ、ハーフスキャンモードであれば180°+ファン角分の投影データ)を抽出する。具体的には、そして、抽出した投影データに基づき画像再構成を行う。このような再構成処理を行うと、心拍運動によるアーチファクトを生じることなく鮮明な断層像を得ることができる。
【0024】
さて、上記したX線CTシステムを用いて集団検診を行う場合を想定する。この場合、各患者の所定範囲を息継ぎタイム等を入れずに一度に行ったスキャンだけで、各種のスクリーニングを行えることが好ましいことは上記したとおりである。例えば、一度のスキャン結果に基づいて、肺野の診断と心臓部の診断の両方を行うことができるのが好都合である。
【0025】
しかしながら、従来のX線CTシステムでは、心臓部の診断を行うために心電同期スキャンを選択する場合には、設定したスキャン範囲すべてを対象に、心臓部の診断のためのスキャン計画しか行うことができなかった。結局、一人の患者に対し例えば肺野の診断と心臓部の診断の両方を行おうとする場合には、肺野の診断のためのスキャンと、心臓部の診断のためのスキャンとを別々に実施せざるをえず、検査効率が悪いという問題があった。
【0026】
そこで、本実施形態では、スキャン計画工程において、通常の再構成処理(第1の再構成処理)を行わせる第1の区間を指定する工程と、その第1の区間に含まれる第2の区間を、心電同期機能による再構成処理(第2の再構成処理)を行わせる区間として指定する工程を含ませることで、初めに設定した第1の区間の一部である第2の区間だけを対象に、心臓部の診断のためのスキャン計画を行うことができるようにする。以下、この実現例を具体的に説明していく。
【0027】
図2は、実施形態におけるスキャン計画処理の内容を示すフローチャートである。このフローチャートに対応するプログラムは、操作コンソール200のハードディスク54に格納されている画像処理プログラムに含まれ、RAM53にロードされてCPU51により実行されるものである。
【0028】
なお、この処理例は、肺野の診断および心臓の診断を目的として肺野領域に対してヘリカルスキャンを行わせるときのスキャン計画を行うものである。もちろん、その他の部位の診断をも目的としてスキャン計画を立てることも可能であるが、ここでは説明を簡単にするために肺野の診断および心臓の診断を目的とするものに限って説明する。
【0029】
まず、スカウトスキャンを実行する(ステップS1)。スカウトスキャンとは、X線管4を所定位置に固定したまま(すなわち、ガントリ3を回転させずに一定の投影角度に固定したまま)、被検体を載置したテーブル11を徐々に搬送しながらX線を連続的に照射して得た投影データ(透視像データ)より、1枚の被検体透視像を得るものである。これにより得られた被検体透視像をスカウト像とよぶ。
【0030】
電源投入後、CRT56には、図3に示すような初期画面が現れる。スカウトスキャンの計画および実行は、「スカウトスキャン」ボタン21をマウス58でクリックすることでイメージエリア23に表示される、図4に示すようなスカウトスキャンの設定画面を用いて行うことができる。図4のスカウトスキャン設定画面では、所定の基準位置に対するスカウトスキャンの開始位置、終了位置、X線管4に与える管電圧および管電流を設定できるようになっている。その後、スカウトスキャン実行のスタートボタン32をクリックすることでスカウトスキャンの実行指令をガントリ100に送出する。
【0031】
ガントリ100は、スカウトスキャンの実行指令を受けて、上記した計画内容に従いスカウトスキャンを実施する。操作コンソール200は、ガントリ100より転送されてくる透視像データを受信し、RAM53に格納する(ステップS2)。
【0032】
次のステップS3以降では、実際にスキャン計画として、スキャンおよび画像再構成の条件を設定していく。ここで、図3の「スキャン」ボタン22をクリックすると、イメージエリア23に図5のようなスキャン計画画面が表示される。図5のスキャン計画画面において、40の領域にスカウト像が表示される。41はスキャン開始位置設定欄、42はスキャン終了位置設定欄で、このスキャン開始位置とスキャン終了位置とで挟まれる区間がスキャン区間となる。肺野の診断および心臓の診断を目的とする場合には、肺野をカバーするスキャン区間を設定することになる(ステップS3)。スキャン区間の設定は、スカウト像表示領域40上でマウス58を操作することで設定することができる。61はその操作によって設定されたスキャン開始位置を示す線で、62はスキャン終了位置を示す線である。スキャン開始位置設定欄41およびスキャン終了位置設定欄42にはそれぞれ、61,62に対応する位置が数値で表示される。もちろん、各欄の数値を修正することも可能である。43はスライス厚設定欄である。
【0033】
44は心電同期機能のON/OFFを選択する欄であり、ステップS4はこの欄のON/OFFのいずれかを選択する。従来は、上記のように設定したスキャン区間全体に対して心電同期機能のON/OFFを選択することしかできなかったが、ここでは、心電同期機能をONにした場合には、上記のスキャン区間内に、心電同期機能を適用したい区間を別途設定することが可能である(ステップS5)。その区間の設定は、スカウト像表示領域40上でマウス58を操作することで設定することができる。63はその操作によって設定された心電同期機能による再構成処理を適用する開始位置を示す線で、63はその終了位置を示す線である。これらの開始位置および終了位置は、それぞれの設定欄45,46において数値によって設定、修正することもできる。
【0034】
また、選択欄44で心電同期機能ONが選択されると、心電計300を用いて測定された被検体の心拍周期に同期したガントリ回転部3の回転速度が、ガントリ回転速度設定欄47に表示される。もっとも、表示された回転速度の値を修正することも可能である。また、心電計300の出力を直接ガントリ回転部3の回転速度の計算に用いるのではなく、心拍周期をユーザがキーボード等から入力し、その情報をもとにガントリ回転部3の回転速度を計算するようにしてもよい。さらに、心臓の診断に適した断層像を提供するのに適したヘリカルピッチがヘリカルピッチ設定欄48に表示される。なお、ヘリカルピッチとは、1断層像の再構成に要する投影データの収集角度分だけ回転するときのテーブル11の搬送量をいう。
【0035】
ステップS6では、その他のスキャン条件を設定する。その他のスキャン条件としては、フルスキャンモード/ハーフスキャンモードの選択、スキャンタイプ(アキシャル/ヘリカル)の選択をはじめ、管電流、管電圧等のさまざまな項目があるが、ここではそれらについては図示を省略した。
【0036】
また、図示を省略した設定項目には、心電同期機能OFFを選択した場合のガントリ回転速度やヘリカルピッチ等も含まれる。ただし、この画面で心電同期機能ONを選択した場合には、その機能を実現するのに必要なガントリ回転速度やヘリカルピッチが優先的に適用される。
【0037】
49は各設定欄に表示された内容をスキャン条件として登録するための登録ボタン、50は登録することなくこのスキャン計画画面を終了するためのキャンセルボタンである。この登録ボタン49を押すことでこのスキャン計画処理が終了する。
【0038】
上記のスキャン計画を終えてスキャンを実行すると、スキャンを行った肺野の診断および心臓の診断を行うことができる。例えば、図3の「診断」ボタン24を押すと、スキャン計画画面でスキャン区間として指定した肺野の断層像をイメージエリア23に表示していくことができる。これにより肺野の診断を行うことができる。
【0039】
また、図3の「心臓部診断」ボタン25を押すと、スキャン計画画面で心電同期機能を適用した画像再構成を行わせたい区間として指定した心臓部の区間の断層像をイメージエリア23に表示していくことができることに加え、心臓の診断に有用な石灰化スコアリングが実行され、その結果を表示することが可能である。ここで再構成された断層像は心電同期機能によるものであるから、石灰化スコアリングの結果も信頼性が高いものである。ここで表示される心臓部の断層像における石灰化部分を強調表示するようにしてもよいであろう。
【0040】
以上説明した実施形態によれば、スキャン区間を設定した同じスキャン計画画面上で、そのスキャン区間のうちの一部の区間を、心電同期機能を適用した画像再構成を行わせたい区間として設定することができる。これにより、一人の患者に対し例えば肺野の診断と心臓部の診断の両方を行おうとする場合、肺野の診断のためのスキャンと、心臓部の診断のためのスキャンとをわざわざ別々に実施する必要がなくなる。
【0041】
上記実施形態では、肺野の診断および心臓の診断を目的として、肺野領域をスキャン区間として設定し、そのうちの一部の区間を心電同期機能を適用した画像再構成を行わせる区間として設定する例について説明したが、この実施形態によって本発明が限定されるものではない。
【0042】
例えば、被検体が動いてしまうことによるアーチファクトを排除する手法として、心電同期スキャンの他に、いわゆる呼吸同期スキャンが知られている。この呼吸同期スキャンは、例えば、呼吸運動によってその形状が周期的に変化する腹部等について、呼吸周期に同期したスキャンを行うことでその呼吸周期における同位相の投影データを収集するものである。この呼吸同期スキャンを行うと、呼吸運動の特定期に係る投影データだけを1画像再構成に必要な分揃えることができ、呼吸運動によるアーチファクトを排除することができる。つまり、呼吸同期スキャンと心電同期スキャンとは技術的な思想としては同一のものである。
【0043】
したがって、例えば、腰椎部の診断および腹部の診断を目的として、腰椎領域をスキャン区間として設定し、その一部区間である腹部領域を呼吸同期機能を適用した画像再構成を行わせる区間として設定する場合にも上記実施形態と同様に実現することができる。
【0044】
要するに、本発明は、周期的な生理運動の影響を受けて形状が変化する部位について、その形状の変化(体動)による画質の劣化を回避して断層像を提供する体動同期機能を備え、同じスキャン計画画面上で、スキャン区間の設定を行う他、そのスキャン区間のうちの一部の区間を、体動同期機能を適用した画像再構成を行わせたい区間として設定することができる。ここで、スキャン区間として設定する部位と体動同期機能を適用する部位とはそれぞれ、上記したような肺野領域と心臓、腰椎領域と腹部に限らず、あらゆる組み合わせをとることが可能である。
【0045】
さらに言えば、心電同期機能と呼吸同期機能の両方を備え、第1のスキャン区間として心臓領域を、第2のスキャン区間として腹部領域をそれぞれ設定し、心臓領域には心電同期機能が、腹部領域には呼吸同期機能が適用されるように、両機能の設定が同じスキャン計画画面上で行える構成とすることも本発明の範疇に含まれる。
【0046】
なお、以上説明した実施形態における制御処理の多くは、X線CTシステムにおける操作コンソール200による処理によって実現されたが、この操作コンソール200とは独立してスクリーニング検査等のための画像観察用端末(Dr's console)を上記システムに接続し、スキャン計画以降の処理をこの端末に行わせることももちろん可能である。操作コンソール200および上記画像観察用端末の構成自体は汎用の画像処理装置(ワークステーションやパーソナルコンピュータ等)で実現できるものであるので、上述のとおり、ソフトウェアを同装置にインストールし、それでもって実現することが可能である。
【0047】
したがって、本発明の機能処理をコンピュータで実現するための、コンピュータにインストールされるプログラム自体および、そのプログラムを格納した記録媒体そのものも本発明を実現するものである。つまり、本発明の特許請求の範囲には、本発明の機能処理を実現するためのプログラム自体および、そのプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も含まれる。
【0048】
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、光ディスク(CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD等)、光磁気ディスク、磁気テープ、メモリカード等がある。
【0049】
その他、プログラムの供給方法としては、インターネットを介して本発明のプログラムをファイル転送によって取得する態様も含まれる。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、一度に行ったスキャン結果から心臓部の診断を含む複数種のスクリーニングを行うことができるようにし、これにより検査効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態におけるX線CTシステムの構成を示す図である。
【図2】実施形態におけるスキャン計画処理の内容を示すフローチャートである。
【図3】実施形態の画像処理プログラムによって表示される初期画面の一例を示す図である。
【図4】実施形態におけるスカウトスキャン設定画面の一例を示す図である。
【図5】実施形態におけるスキャン計画画面の一例を示す図である。
Claims (15)
- 被検体に複数方向からX線を照射して投影データを収集するスキャンを行い、被検体の断層像を提供するX線CTシステムであって、
入力された投影データに基づき断層像を再構成する再構成手段と、
収集した投影データから1断層像の再構成に要する投影データを抽出して、その抽出した投影データに基づく第1の再構成処理、または、収集した投影データから被検体の周期的生理運動の特定期における1断層像の再構成に要する投影データを抽出して、その抽出した投影データに基づく第2の再構成処理、の少なくともいずれかを前記再構成手段に行わせるよう制御する制御手段と、
事前にスキャンおよび断層像の再構成に関する条件を設定する設定手段と、
を有し、
前記設定手段は、
前記第1の再構成処理を行わせる第1の区間を指定する手段と、
前記第1の区間に含まれる第2の区間を、前記第2の再構成処理を行わせる区間として指定する手段と、
を含むことを特徴とするX線CTシステム。 - 前記第1の区間の指定と、前記第2の区間の指定とは、同一のスキャン計画画面上で行うことを特徴とする請求項1に記載のX線CTシステム。
- 前記周期的生理運動は、心拍運動であることを特徴とする請求項1に記載のX線CTシステム。
- 前記第1の区間は肺野領域として指定され、前記第2の区間は心臓部領域として指定されることを特徴とする請求項3に記載のX線CTシステム。
- 前記周期的生理運動は、呼吸運動であることを特徴とする請求項1に記載のX線CTシステム。
- 前記第1の区間は腰椎領域として指定され、前記第2の区間は腹部領域として指定されることを特徴とする請求項5に記載のX線CTシステム。
- 被検体に複数方向からX線を照射して投影データを収集するスキャンを行い、被検体の断層像を提供するX線CTシステムであって、
入力された投影データに基づき断層像を再構成する再構成手段と、
収集した投影データから1断層像の再構成に要する投影データを抽出して、その抽出した投影データに基づく第1の再構成処理、または、収集した投影データから被検体の周期的生理運動の特定期における1断層像の再構成に要する投影データを抽出して、その抽出した投影データに基づく第2の再構成処理、の少なくともいずれかを前記再構成手段に行わせるよう制御する制御手段と、
事前にスキャンおよび断層像の再構成に関する条件を設定する設定手段と、
を有し、
前記設定手段は、
前記第1の再構成処理を行わせる第1の区間を指定する手段と、
前記第2の再構成処理を行わせる第2の区間を指定する手段と、
を含むことを特徴とするX線CTシステム。 - 被検体に複数方向からX線を照射して投影データを収集するスキャンを行い、被検体の断層像を提供するX線CTシステムにおける操作コンソールであって、
入力された投影データに基づき断層像を再構成する再構成手段と、
収集した投影データから1断層像の再構成に要する投影データを抽出して、その抽出した投影データに基づく第1の再構成処理、または、収集した投影データから被検体の周期的生理運動の特定期における1断層像の再構成に要する投影データを抽出して、その抽出した投影データに基づく第2の再構成処理、の少なくともいずれかを前記再構成手段に行わせるよう制御する制御手段と、
事前にスキャンおよび断層像の再構成に関する条件を設定する設定手段と、
を有し、
前記設定手段は、
前記第1の再構成処理を行わせる第1の区間を指定する手段と、
前記第1の区間に含まれる第2の区間を、前記第2の再構成処理を行わせる区間として指定する手段と、
を含むことを特徴とするX線CTシステムにおける操作コンソール。 - 前記第1の区間の指定と、前記第2の区間の指定とは、同一のスキャン計画画面上で行うことを特徴とする請求項8に記載のX線CTシステムにおける操作コンソール。
- 前記周期的生理運動は、心拍運動であることを特徴とする請求項8に記載のX線CTシステムにおける操作コンソール。
- 前記第1の区間は肺野領域として指定され、前記第2の区間は心臓部領域として指定されることを特徴とする請求項10に記載のX線CTシステムにおける操作コンソール。
- 前記周期的生理運動は、呼吸運動であることを特徴とする請求項8に記載のX線CTシステムにおける操作コンソール。
- 前記第1の区間は腰椎領域として指定され、前記第2の区間は腹部領域として指定されることを特徴とする請求項12に記載のX線CTシステムにおける操作コンソール。
- 被検体に複数方向からX線を照射して投影データを収集するスキャンを行い、被検体の断層像を提供するX線CTシステムにおける操作コンソールの制御方法であって、
入力された投影データに基づき断層像を再構成する再構成ステップと、
収集した投影データから1断層像の再構成に要する投影データを抽出して、その抽出した投影データに基づく第1の再構成処理、または、収集した投影データから被検体の周期的生理運動の特定期における1断層像の再構成に要する投影データを抽出して、その抽出した投影データに基づく第2の再構成処理、の少なくともいずれかを前記再構成ステップで行わせるよう制御する制御ステップと、
事前にスキャンおよび断層像の再構成に関する条件を設定する設定ステップと、
を有し、
前記設定ステップは、
前記第1の再構成処理を行わせる第1の区間を指定するステップと、
前記第1の区間に含まれる第2の区間を、前記第2の再構成処理を行わせる区間として指定するステップと、
を含むことを特徴とするX線CTシステムにおける操作コンソールの制御方法。 - 被検体に複数方向からX線を照射して投影データを収集するスキャンを行い、被検体の断層像を提供するX線CTシステムにおける操作コンソールを制御するためのプログラムであって、
入力された投影データに基づき断層像を再構成する再構成ステップと、
収集した投影データから1断層像の再構成に要する投影データを抽出して、その抽出した投影データに基づく第1の再構成処理、または、収集した投影データから被検体の周期的生理運動の特定期における1断層像の再構成に要する投影データを抽出して、その抽出した投影データに基づく第2の再構成処理、の少なくともいずれかを前記再構成ステップに行わせるよう制御する制御ステップと、
事前にスキャンおよび断層像の再構成に関する条件を設定する設定ステップと、
を有し、
前記設定ステップは、
前記第1の再構成処理を行わせる第1の区間を指定するステップと、
前記第1の区間に含まれる第2の区間を、前記第2の再構成処理を行わせる区間として指定するステップと、
を含むことを特徴とするプログラム。
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