JP2007175258A - 放射線断層撮影装置及び放射線断層撮影方法 - Google Patents

放射線断層撮影装置及び放射線断層撮影方法 Download PDF

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Abstract

【課題】心電情報を確認するとともにX線管に電流の値が確認しながら、画像の再構成に必要な投影データを得ることができるようにする放射線断層撮影方法を提供する。
【解決手段】 放射線源(102)からの放射線により被検体の断層像を形成する放射線断層撮影方法(200)は、被検体の心臓の心拍を計測し、心電波形信号(R)として出力する心電波形出力ステップ(S204)と、心電波形信号(R)に基づいて放射線の出力を可変する出力可変ステップ(S205)と、可変された放射線の出力で得られた投影データに基づいて画像再構成した断層像の良否を判断する判断ステップ(S209)と、画像が否である場合に、心電波形信号、放射線の出力および断層像を形成するための再構成用データの領域を表示する表示ステップ(S210)とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、本発明は、被検体、つまり患者の周囲から放射線を照射して得られたデータを処理することで被検体の断層撮像を行う放射線断層撮影方法に関する。特に心臓領域の画像の再構成に関する。
被検体における病変部の診断装置として、被検体の断層像を得る放射線断層撮影装置、例えばX線CT装置、が広く診断に利用されている。かかるX線CT装置は、心臓領域での撮像においても広く用いられるようになっている。
かかる心臓領域の撮像を行う場合、心臓が常に拍動していることから、患者に心電計を取り付け、心臓の収縮期および拡張期などの動作状態を把握しながら放射線が投影される。かかる心臓領域の画像の再構成法は、心電図 (ECG: electrocardiogram)再構成法と呼ばれ、プロスペクティブECG法(Prospective EGA)とレトロスペクティブECG法(Retrospective
EGA)とがある。特許文献1ではレトロスペクティブECG法を使用している。
プロスペクティブECG法は、放射線の投影前に設定した心拍の位相の画像を見るために、心電情報から一定の間隔で得られた投影データから画像再構成を行う方法である。この方法の場合には、拡張末期や収縮末期の位相に合わせてS/N比が向上するようにX線管に電流を変動させることで、全体として被検体への放射線被曝量を少なくしている。しかし、息を止めたりして緊張したりして心拍が早くなってしまう場合又は不整脈の場合には、期待した心拍の位相の画像がとれなかったり体動によるモーションアーチファクトが生じる。
レトロスペクティブECG法は、放射線を照射して投影データを得るとともに、同時に心電情報を収集する。放射線の投影後に心電情報から必要な心拍の位相の投影データを取り出して画像再構成を行う方法である。抽出する心拍の位相には最も心拍動の小さい位相を選択したり、診断に必要な位相で投影データの抽出を行ったりしている。これによって、体動によるモーションアーチファクトを最小限に押さえた心臓領域の撮像が可能となる。しかし、レトロスペクティブECG法は、X線の連続投影を行うため被検体に対して放射線被曝量が多くなる。
特開2004−173923号
このため、心臓の所定の位相に合わせて管電流を変動させて投影データを得た場合に、心電情報及び管電流の値も考慮して、画像の再構成を行うに必要な投影データを指定できる装置又は方法が望まれている。
そこで、本発明は、操作者が、煩雑な操作をすることなく、心電情報を確認するとともにX線管の電流の値を確認しながら、画像の再構成に必要な投影データを指定することができるようにする放射線断層撮影装置及び放射線断層撮影方法の提供を目的とする。
第1の観点の放射線断層撮影装置は、被検体の心臓の心拍を計測し心電波形信号として出力する心電計と、心臓の心拍間のうち所定の位相を入力する入力部と、心電波形信号及び所定の位相に基づいて放射線の出力を可変する出力可変部と、心電波形信号、放射線の出力および断層像を形成するための再構成用データの領域を表示する表示部とを備える。この構成により、操作者(医師又は放射線技師)は、心電波形信号と放射線の出力とを考慮して、断層像を形成するための再構成用データの領域を確認することができる。
第2の観点の放射線断層撮影装置は、表示部は、心電波形信号、放射線の出力状態および再構成用データの領域をグラフィカル表示する。この構成により、操作者は、心電波形信号、放射線の出力状態および再構成用データの領域を直感的に確認することができる。
第3の観点の放射線断層撮影装置は、再構成用データの領域を変更する変更手段を備える。この構成により、心電波形信号と放射線の出力とを考慮して、断層像を形成するための再構成用データの領域を変更することができる。
第4の観点の放射線断層撮影装置は、変更手段が表示部に表示された再構成用データの領域を時間軸方向に操作する。この構成により、不整脈などにより生じた好ましくない再構成用データの領域を適切な再構成用データの領域に変更することができ、また、放射線の出力状態が不適な状態を避ける再構成用データの領域に変更することができる。
第5の観点の放射線断層撮影装置は、再構成用データの領域が複数あり、変更手段が時間軸方向に任意の数の領域を同時に変更できる。この構成により、必要としている心臓の位相の断層像を得ることができる。
第6の観点の放射線断層撮影装置は、再構成用データの領域が複数あり、変更手段は再構成用データの領域の少なくとも一つを削除又は追加することで、再構成用データの領域を変更することができる。断層像を再構成する際に障害となる領域を削除して鮮明な断層像を得ることが可能となる。
第7の観点の放射線断層撮影装置は、心臓の心拍間のうち所定の位相を入力する入力部を備え、出力可変部による放射線の出力が、心電波形信号から所定の位相において可変する。この構成により、例えば被検体への放射線被曝の量を下げるとともに、操作者が、必要としている心臓の状態の投影データを得ることができる。
第8の観点の放射線断層撮影装置において、放射線はX線を含む。信号対雑音比(S/N比)が極めて高いため、わずかなX線透過性の差を画像の上で検出できる。
第9の観点の放射線断層撮影方法は、被検体の心臓の心拍を計測し心電波形信号として出力する心電波形出力ステップと、心臓の心拍間のうち所定の位相を入力する位相入力ステップと、心電波形信号及び所定の位相に基づいて放射線の出力を可変する出力可変ステップと、可変された前記放射線の出力で得られた投影データに基づいて画像再構成した断層像の良否を判断する判断ステップと、画像が否である場合に、心電波形信号、放射線の出力および断層像を形成するための再構成用データの領域を同時に表示する表示ステップとを備える。この構成により、操作者は、心電波形信号と放射線の出力とを考慮して、断層像を形成するための再構成用データの領域を確認することができる。
第10の観点の放射線断層撮影方法は、表示ステップが、心電波形信号、放射線の出力状態および再構成用データの領域をグラフィカル表示する。この構成により、操作者は、心電波形信号、放射線の出力状態および再構成用データの領域を直感的に確認することができる。
第11の観点の放射線断層撮影方法は、再構成用データの領域を変更する変更ステップを備える。この構成により、心電波形信号と放射線の出力とを考慮して、断層像を形成するための再構成用データの領域を変更することができる。
第12の観点の放射線断層撮影方法は、変更ステップが表示部に表示された再構成用データの領域を時間軸方向に操作することで、再構成用データの領域を変更する。この構成により、不整脈などにより生じた好ましくない再構成用データの領域を適切な再構成用データの領域に変更することができ、また、放射線の出力状態が不適な状態を避ける再構成用データの領域に変更することができる。
第13の観点の放射線断層撮影方法は、再構成用データの領域が複数あり、前記変更手段は時間軸方向に任意の数の領域を同時に変更できる。この構成により、必要としている心臓の位相の断層像を簡単に得ることができる。
第14の観点の放射線断層撮影方法は、再構成用データの領域が複数あり、変更手段が前記再構成用データの領域の少なくとも一つを削除又は追加することで、再構成用データの領域を変更する。この構成により、必要としている心臓の位相の断層像を得ることができる。
第15の観点の放射線断層撮影方法は、可変された前記放射線の出力で得られた投影データのうち、変更ステップで変更された領域の再構成用データを使って断層像を再構成するステップを備える。この構成により、操作者は、変更した領域の再構成データで断面像を確認することができる。
第16の観点の放射線断層撮影方法は、心臓の心拍間のうち所定の位相を入力する位相入力ステップを備え、出力可変ステップによる前記放射線の出力が、前記心電波形信号から所定の位相において可変する。この構成により、例えば被検体への放射線被曝の量を下げるとともに、操作者が、必要としている心臓の状態の投影データを得ることができる。
第17の観点の放射線断層撮影方法は、心電波形信号に基づいて放射線源と被検体を載置する移動台とを同期して移動させる。いわゆるヘリカルスキャンにより心臓の断層像を得ることができる。
第18の観点の放射線断層撮影方法において、放射線はX線を含む。信号対雑音比(S/N比)が極めて高いため、わずかなX線透過性の差を画像の上で検出できる。
本発明の放射線断層撮影装置又は方法は、操作者が心臓の断層像を確認する際に、操作性を向上させることができるため、被検体の診断などの効率を上げることができる。また、体動によるモーションアーチファクトを最小限に押さえた断層像を得ることができる。さらには、被検体の放射線被曝量を減らすこともできる。
(X線CT装置の全体構成)
図1は、実施形態におけるX線CT装置1の構成を示す図である。図示の如く、本装置は、被検体へのX線照射と被検体を透過したX線を検出するためのガントリ100と、ガントリ100から転送されてきたデータに基づいてX線断層像を再構成し、出力して表示する操作コンソール50により構成されている。
ガントリ100は、その全体の制御を行うCT制御部140を備えており、以下に説明する各種装置が接続されている。
ガントリ100の内部には、X線発生源であるX線管102、X線管102に接続されたX線管コントローラ103、X線の照射範囲を制限するための開口を有するコリメータ120、コリメータ120の開口幅を調整するための開口制御モータ121及び開口制御モータ121を駆動する開口制御モータドライバ122が制御するが設けられている。コリメータ120を通過したX線は、そのコリメータ120によるX線照射範囲の制限によって、ガントリ100の回転方向に沿うファン状のX線ビーム(ファンビーム)を形成する。被検体(患者)はテーブル111上に横たえられた状態で被検体(患者)の体軸方向に(Z軸方向、一般に被検体の体軸の方向に一致する)、テーブルモータ112によって移動される。このテーブルモータ112はテーブルモータドライバ113によって駆動される。
また、ガントリ100の内部には、ファン角(通常60°前後)に依存した長さにわたる複数の検出器がエレメント方向(Z軸方向と同じ)に多数列に並んだ検出チャンネルを有するX線検出部104が設けられている。X線検出部104は、例えばシンチレータとフォトダイオードの組み合わせによって構成される。なお、これに限るものではなく、例えばカドミウム・テルル(CdTe)等を利用した半導体X線検出素子、あるいは、キセノン(Xe)ガスを利用した電離箱型のX線検出素子であってよい。
ガントリ100は、検出チャンネルの出力を投影データとして収集する複数のデータ収集部(DAS:Data Acquisition System)105を備える。データ収集部105は、1個又は複数(例えば4個,8個,16個又は32個)から構成され、X線検出部104に接続されている。例えば、一般に4DASと呼ばれる4個のデータ収集部105を有しているものは、エレメント方向に並んだ4列の検出チャンネルからなり、X線管102が一回転する間にスライス画像を4枚取得することができる。X線管102とX線検出部104とは、互いに空洞部を挟んで、すなわち、被検体を挟んで対向する位置に設けられている。そして、X線管102とX線検出部104とは、対向する位置関係が維持された状態で被検体の周りを回転するように回転部130が設けられている。回転部130には回転モータ131及び回転モータドライバ132が接続されており、回転部130は、回転モータドライバ132により、例えば約0.3秒から1.0秒で一回転するように制御されている。なお、X線検出部104が円周上全面に配置され、X線管102のみを回転させるガントリ100もある。本発明はこのようなX線管102のみを回転させるものに対しても適用できる。
さらに、本実施形態では、被検体の心拍状態を確認するために、心拍運動を電気信号に変換する心電計150が被検体に装着されている。これは、後述する心電同期スキャンに使用される。
CT制御部140は、操作コンソール50と互いに通信を行うように接続されている。操作コンソール50の指令に基づいて、X線管コントローラ103、テーブルモータドライバ113、開口制御モータドライバ122、回転モータドライバ132、およびデータ収集部105に対し、各種制御信号を出力することになる。データ収集部105で収集されたデータは、操作コンソール50に送出され、画像の再構成が行われる。
なお、X線CT装置1は、360°分の投影データからの再構成を前提としたフルスキャンモードと、180°+ファン角分の投影データからの再構成を前提としたハーフスキャンモードとを用意し、ユーザが任意に選択できるようになっている。フルスキャンモードによれば高品質の断層像を再構成することが可能であり、ハーフスキャンモードによれば断層像の画質を若干犠牲にするかわりに、スキャンスピードを稼ぐことができ、その分被検体に対する被曝量を低減させることにもなるというメリットがある。
操作コンソール50は、いわゆるワークステーションであり、図示するように、ブートプログラム等を記憶しているROM52、主記憶装置として機能するRAM53をはじめ装置全体の制御を行うCPU54を備える。
ハードディスク装置51は、ここにオペレーティングシステムのほか、ガントリ100に各種指示を与えたり、ガントリ100より受信したデータに基づいてX線断層像を再構成したり、表示したりするための画像処理プログラムが格納されている。また、VRAM55は表示しようとするイメージデータを展開するメモリであり、ここにイメージデータ等を展開することでモニター56に表示させることができる。各種操作は、キーボード57およびマウス58で行う。
かかる構成のX線CT装置1において、投影データの収集は次のように行われる。
まず、テーブルモータ112は、被検体をガントリ回転部130の空洞部に位置させた状態で所定の速度でZ軸方向に移動する。そして、ガントリ回転部130が回転しながらX線管102からのX線ビームが被検体に照射する。その透過X線をX線検出部104で検出する。そして、この透過X線の検出を、X線管102とX線検出部104を被検体の周囲で(すなわち、照射角度(ビュー角度)を変化させながら)複数N(例えば、N=1,000)のビュー方向で、180°+ファン角度分行う。検出された各透過X線は、データ収集部105でディジタル値に変換されて投影データとして操作コンソール50に転送される。これら一連の工程を1つの単位として1スキャンとよぶ。このように、照射角度の変化に同期してテーブル111を所定速度で移動させることでスキャン位置を移動させながら(X線管102とX線検出部104とが被検体の周囲をらせん状に周回することになる)投影データを収集することを、いわゆるヘリカルスキャン方式という。なお、本実施形態ではヘリカルスキャン方式を説明するが、テーブルモータ112を順次Z軸方向にステップさせながら、ガントリ回転部130を回転して投影データを収集するアキシャルスキャン方式を採用してもよい。
操作コンソール50は、モニター56に、入力した情報を表示したり、画像の再構成に必要な手続きを表示したり、転送された投影データに基づきRadonの原理に基づいて所定の演算によって断層像を再構成して表示したりする。
(X線CT装置1による心電同期スキャン)
次に図2のフローチャートを使って、心臓部の心電同期スキャン方法200について説明する。
図2のフローチャートに対応するプログラムは、操作コンソール50のハードディスク51に格納されている画像処理プログラムに含まれ、RAM53にロードされてCPU54により実行されるものである。
なお、この処理例は、心臓の診断を目的として心臓の周辺部に対してヘリカルスキャンを行わせるときのスキャン計画を行うものである。もちろん、その他の部位の診断も同時に診断する目的としてスキャン計画を立てることも可能であるが、ここでは説明を簡単にするために心臓の診断を目的とするものに限って説明する。
まずステップS201において、操作者(医師又は放射線技師)は、キーボード57又はマウス58で所定の入力を行いながらモニター56で入力情報を確認し、スカウトスキャンを実行する。スカウトスキャンとは、X線管102を所定位置に固定したまま(すなわち、回転部130を回転させずに一定の照射角度に固定したまま)、被検体を載置したテーブル111を所定速度で体軸方向に移動させながらX線を連続的に照射して得た投影データ(透視像データ)より、1枚の被検体透視像を得るものである。これにより得られた被検体透視像をスカウト像という。
操作コンソール50からのスカウトスキャンの実行指令を受けて、ガントリ100は、実行命令に従いスカウトスキャンを実施する。操作コンソール50は、X線検出部104及びデータ収集部105より転送されてくる透視像データを受信し、RAM53に格納する。
ステップS202では、RAM53に格納されたスカウト像がモニター56に表示される。モニター56に表示されるスラウト像を確認しながら、操作者は、心臓部の心電同期スキャンを行う準備として、マウス58を操作することで心電同期スキャン開始位置と心電同期スキャン終了位置を設定する(ステップS203)。この心電同期スキャンの開始位置と終了位置とで挟まれる区間が心電同期スキャン区間となる。そして、キーボード57又はマウス58で心電同期スキャンの実行を指令する。
ステップS204において、心電計150からの心電情報Rを検出する。心電情報Rから心臓の動作状態(収縮期、拡張期)が把握できる。心電情報Rの心拍(QRS波のピークR)と心拍(QRS波のピークR)との間隔は一般にRR間隔と呼ばれている。操作者は、RR間隔の相対位置(パーセント設定)で位相を設定し、その位相を中心に投影データの抽出を行っている。例えば、心臓の拡張末期の断層像を確認したいときには、キーボード57等を使って70−80パーセントに設定する。心臓の収縮末期の断層像を確認したいときには、キーボード57等を使って35−45パーセントに設定する。この設定値は、CT制御部140を介してX線管コントローラ103に送られる。
また、操作者がRR間隔の相対位置の位相を設定するとともに、管電流mAを設定する。例えば、X線管102出力が40kWと仮定すると、操作者は、X線の出力をMin設定(例えばほぼ0kW−10kW)とMax設定(例えば20kW−30kW)する。これらMin設定及びMax設定もCT制御部140を介してX線管コントローラ103に送られる。なお、Min設定において、少なくとも若干の管電流mAを設定しておくことが好ましい。不整脈などがある場合に備えて投影データを収集して画像の再構成ができる可能性を残しておくためである。
次にステップS205において、心電情報Rに基づいてX線管コントローラ103が制御される。具体的には、X線管コントローラ103は高周波インバータ装置を含み、心電計150で検出された被検体の心拍周期に同期して高周波インバータ装置に流れる管電流mAを制御させることでX線管102からのX線の照射強度を変化させる。心臓が拡張又は収縮している最中では、データ収集部105で得られる投影データ自体ではモーションアーチファクトが大きくなるため画像再構成に使えない場合が多い。ステップS204で、例えばRR間隔の相対位置の位相が75パーセントに設定されると、位相が60パーセントから90パーセントの範囲でX線の出力がMax設定になるように、X線管コントローラ103がX線管102を制御する。そして、それ以外の範囲では、X線の出力がMin設定になるように、X線管コントローラ103がX線管102を制御する。なお、Min設定からMax設定までの立ち上がり区間及びMax設定からMin設定までの立下り区間は、できるだけ短い時間である方が好ましい。
ステップS205と並行して、ステップS206では、心電計150で検出された被検体の心拍周期に同期してガントリ回転部130の回転速度が設定される。もっとも、操作者は、表示された回転速度の値を修正することも可能である。また、心電計150の検出出力を直接ガントリ回転部130の回転速度の計算に用いるのではなく、心拍周期を操作者がキーボード57等から入力し、その情報をもとにガントリ回転部130の回転速度を計算するようにしてもよい。
ステップS207では、ステップS205で定まったガントリ回転部130の回転速度に応じて、テーブル111の移動速度を、テーブルモータ112及びテーブルモータドライバ113によって制御される。テーブル111の移動速度は、ガントリ回転部130の回転速度だけでなく、データ収集部105の数(4DAS、8DAS等)、さらに心臓の診断に適した断層像を得るためのヘリカルピッチに基づいて決められる。なお、ヘリカルピッチとは、1つのデータ収集部105で得られる1断層像の再構成に要する投影データの収集角度分だけ回転するときのテーブル111の搬送量をいう。ヘリカルピッチの設定については図3で説明する。
ステップS208では、心臓部の投影データをデータ収集部105が取得する。このステップS205ないしステップS208に基づく工程は、プロスペクティブECG法の工程である。
以上の工法を例示して説明すると次のようになる。まず、心電計150を用いて被検体の心拍波形を入力し、その心拍周期を測定する。その後、ガントリ回転部130の回転速度を、この心拍1周期に例えば180°+ファン角だけ回転する速度に設定してスキャンを実行する。このスキャンによれば、心拍半周期毎に、ガントリ回転部130の初期照射角度がファン角ずつ進んでいくことになる。そして、必要な期間だけ、X線管102からのX線量の強度が大きくなる。これにより、収集した投影データから、被検体の心拍運動の特定期(例えば心臓の収縮期)における1断層像の再構成に要する投影データ(ハーフスキャンモードであれば180°+ファン角分の投影データ、フルスキャンモードであれば360°分の投影データ)を抽出する。そして、抽出した投影データに基づき画像再構成を行う。このような再構成処理を行うと、理論的には、心拍運動によるアーチファクトを生じることなく鮮明な断層像を得ることができる。
ところが、被検体の心拍運動が一定でない場合がある。CT検査において息を止めていたため心拍が徐々に早くなる場合とか不整脈の病気をもっている場合などである。ステップS209では、操作者が、アーチファクトを生じることなく鮮明な断層像を得ることができているか確認する。鮮明な断層像であれば終了し、鮮明な断層像でなければステップS210に移行し、レトロスペクティブECG法で画像を再構成する。
(ヘリカルスキャンにおけるヘリカルピッチ)
図3は、複数のデータ収集部105を有する際に、ヘリカルスキャンを行う際の投影データ範囲を示したものである。180°再構成に必要な投影データ範囲(180°+ファン角= 約240°)を抽出して画像再構成を行う場合を示している。
縦軸はスキャン時の体軸方向を示しており、横軸方向はスキャン開始からのスキャン時間を回転角(π)で示している。ヘリカルピッチは、Bで示される角度で表されており、この角度が急であればあるほど、ヘリカルピッチが大きくなる。図3に示すデータ収集部105の数は4つであり、それぞれDAS1、DAS2、DAS3及びDAS4で示してある。これらに併せて心電情報Rを図示している。一点鎖線で囲まれた平行四辺形Gは心電情報Rに同期して抽出する投影データ範囲を示しており、平行四辺形GはDAS1ないしDAS4のデータ収集部105から収集される4つの投影データを含む。
矩形枠は再構成可能範囲を示しており、心拍から抽出される投影データからこのスライス範囲でレトロスペクティブECGが可能となる。RECON1は、第1心拍による再構成可能範囲を示し、RECON2は、第2心拍による再構成可能範囲を示し、RECONは、第3心拍による再構成可能範囲を示す。ヘリカルピッチが大きくなると、体軸方向にRECON1とRECON2が重ならなくなり、再構成領域にギャップが発生し、この区間での心電同期再構成が不可能になる。このため、図2のステップS207でのヘリカルピッチの設定は重要である。また投影データの抽出位置を変更つまりシフトすることによって、任意の心拍の位相における再構成画像が作成可能である。
(レトロスペクティブECG法の画像再構成)
図2のステップS210における本発明のレトロスペクティブECG法を図4で説明する。
図4は、モニター56に表示された、レトロスペクティブECG設定用のグラフィカル表示画面である。グラフィカル表示において、横軸が時間軸となっており、モニター56の一番上には心電計150からの心電情報Rが表示され、その下にはX線管102からのX線の照射強度を変化させる管電流mAが表示されている。管電流mAは図2のステップS204で説明したMin設定とMax設定との間で変化している。そして、心電情報R及び管電流mAに重ねてスキャンファイルSF(図中では個々のスキャンファイルにSF1ないしSF5の符号を付している)が描かれている。
スキャンファイルSFは、被検体の断層像を形成するための再構成用データの領域を示したものであり、データ収集部105の数が1つの場合である。図2においてプロスペクティブECG法の工程で説明したように、ガントリ100が所定の回転速度で回転し、180゜+ファン角分の投影データから画像再構成するハーフスキャン再構成を組み合わせることで例えば約0.2秒から0.5秒の時間分解能が実現される。図4の個々のスキャンファイルSF1ないしスキャンファイルSF5は、例えば約0.3秒の時間幅を有している。
個々のスキャンファイルSF1ないしスキャンファイルSF5の下端には、それぞれボタンマークM(図中では個々のボタンマークM1ないしボタンマークM5の符号を付している)が設けられている。さらに、モニター56の右下には、レトロスペクティブECG設定用画面から、設定されたスキャンファイルSFに基づいた断層像の画面に切り替える再構成ボタン24が設けられている。
次に、モニター56に表示された、レトロスペクティブECG設定用のグラフィカル表示画面の操作について説明する。以下は実施形態であり他の形態であってもよい。
マウス58でモニター56中のポインター20をボタンマークM1ないしボタンマークM5のいずれかの位置にもっていく。マウス58をクリックして、そのボタンマークMを矢印22(モニター56に表示する必要はなく、説明のため矢印22を図4に描かれている)に示す横方向に動かすことで、個々のスキャンファイルSF1ないしSF5の時間軸方向(RR間隔内の位相)を操作できるようになっている。例えば、操作者は、スキャンファイルSF4がX線管102の管電流mAがMinからMaxへ変化している時間帯と重なっていることに注目する。このスキャンファイルSF4では、管電流mAが変化しているのでX線の照射強度が異なっており、断層像としては不明瞭な画像となる可能性が高い。そこで、操作者は、ポインター20でボタンマークM4を指定しマスク58をクリックして、ボタンマークM4を画面左方向に移動させる。そうすると、スキャンファイルSF4を管電流mAがMax設定の状態のところへ移動させることができる。
また、操作者は、キーボード57のシフトキーを押しながらポインター20で、ボタンマークM1ないしボタンマークM5から任意の複数のボタンマークMを複数選択し、それらのスキャンファイルSFを同時に時間軸方向に移動させることも可能である。例えば、図2のステップS204において、操作者がRR間隔の相対位置を75パーセントに設定して、プロスペクティブECG法で再構成した断層像が、予想した心臓の位相でない場合に、別の位相、例えば相対位置73パーセントの断層像を得たいときには有効である。
さらに、特定のスキャンファイルSFを削除することも可能である。例えば、操作者は、心電情報Rを観察し不整脈FRがあることを発見し、そしてスキャンファイルSF3がこの不整脈のQRS波と重なっていること(RR間隔の相対位置が約0パーセント)を認識する。そこで、操作者は、ポインター20でボタンマークM3を指定し、キーボード57の削除ボタンを押すことで、不整脈FR付近の断層像は不要としてスキャンファイルSF3を削除することが可能となる。この場合にはスキャンファイルSF3はモニター56から消えている。一方、ボタンマークM3はそのまま表示されているので、操作者はスキャンファイルSF3が削除されていることを認識できる。また、スキャンファイルSF3がモニター56から消えている状態で、操作者がボタンマークM3をダブルクリックするとスキャンファイルSF3が再度モニター56に表示され、再構成用データの領域として断層像の再構成に使用される。
さらに、特定のスキャンファイルSFを追加することも可能である。例えば、操作者は、ステップS204において、操作者がRR間隔の相対位置を75パーセントに設定する。この再構成した断層像以外にも、別の位相(例えば相対位置71パーセントなど)の断層像を得たいときには有効である。そこで、操作者は、ポインター20で追加ボタン26をダブルクリックすると新たなスキャンファイルSFがモニター56に表示され、新たなスキャンファイルSFのボタンマークを相対位置71パーセントなどの位相にポインター20で移動させる。これが再構成用データの領域として断層像の再構成に使用される。
操作者は、レトロスペクティブECG設定用の画面でスキャンファイルSFを操作した後、再構成ボタン24をポインター20で押すと、スキャンファイルSFを操作した後の断層像が表示される。この断層像が期待したものと異なるようであれば、断層像が表示される際に現れるレトロスペクティブECG設定用のボタンをポインター20で押すことで図4の画面に切り替えることができる。
上記説明では、ボタンマークMをモニター56に表示させていたが、ボタンマークMを表示させることなく、直接スキャンファイルSFをクリックできるようにして、個々のスキャンファイルSFを移動、削除又は追加することができるにしてもよい。また、図4ではモニター56の一番上には心電情報Rのグラフが表示され、その下に管電流mAのグラフが表示されていたが、その順番に限ることはない。また、心電情報R及び管電流mAに重ねてスキャンファイルSFが表示されていたが、重ねて表示することなくスキャンファイルSFを心電情報Rのグラフに並べて表示してもよい。
さらに、図4は、レトロスペクティブECG設定用のみの画面であったが、モニター56にレトロスペクティブECG設定用の画面に加えて、断層像を同時に表示されてもよい。レトロスペクティブECG設定用の画面が小さくなるが、スキャンファイルSFを操作するごとに、画面を切り替えることなく操作した後の断層像を確認できる。
なお、以上説明した実施形態は、X線CT装置1における操作コンソール50による処理によって実現されたが、この操作コンソール50とは独立した端末(ワークステーションやパーソナルコンピュータ等)に行わせることももちろん可能である。本発明の技術思想及び技術的範囲から逸脱することなく、本発明に対して様々な変更を加えることができることは、当業者には明らかであろう。
本実施形態におけるX線CT装置1の全体構成を示す図。 実施形態における心電同期スキャン処理の内容を示すフローチャート。 ヘリカルスキャンを行う際の投影データ範囲を示した図。 モニター56に表示されるグラフィック表示画面を示した図。
符号の説明
1 … X線CT装置
20 … ポインター
50 … 操作コンソール
56 … モニター
100 … ガントリ
102 … X線菅
103 … X線菅コントローラ
104 … X線検出部
150 … 心電計
mA … 菅電流
R … 心電情報
SF1〜SF5 … スキャンファイル
M1〜M5 … ボタンマーク

Claims (18)

  1. 放射線源からの放射線により被検体の断層像を形成する放射線断層撮影装置において、
    前記被検体の心臓の心拍を計測し、心電波形信号として出力する心電計と、
    前記心電波形信号に基づいて、前記放射線の出力を可変する出力可変部と、
    前記心電波形信号、前記放射線の出力および前記断層像を形成するための再構成用データの領域を同時に表示する表示部と
    を備えたことを特徴とする放射線断層撮影装置。
  2. 前記表示部は、前記心電波形信号、前記放射線の出力状態および再構成用データの領域をグラフィカル表示することを特徴とする請求項1に記載の放射線断層撮影装置。
  3. 前記再構成用データの領域を変更する変更手段を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の放射線断層撮影装置。
  4. 前記変更手段は、前記表示部に表示された再構成用データの領域を時間軸方向に操作することで、前記再構成用データの領域を変更することを特徴とする請求項3に記載の放射線断層撮影装置。
  5. 前記再構成用データの領域が複数あり、前記変更手段は時間軸方向に任意の数の領域を同時に変更できることを特徴とする請求項4に記載の放射線断層撮影装置。
  6. 前記再構成用データの領域が複数あり、前記変更手段は前記再構成用データの領域の少なくとも一つを削除又は追加することで、前記再構成用データの領域を変更することを特徴とする請求項3に記載の放射線断層撮影装置。
  7. 前記心臓の心拍間のうち所定の位相を入力する入力部を備え、前記出力可変部による前記放射線の出力が、前記心電波形信号から所定の位相において可変することを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の放射線断層撮影装置。
  8. 前記放射線が、X線を含むことを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか一項に記載の放射線断層撮影装置。
  9. 放射線源からの放射線により被検体の断層像を形成する放射線断層撮影方法において、
    被検体の心臓の心拍を計測し、心電波形信号として出力する心電波形出力ステップと、
    前記心電波形信号に基づいて、前記放射線の出力を可変する出力可変ステップと、
    可変された前記放射線の出力で得られた投影データに基づいて画像再構成した断層像の良否を判断する判断ステップと、
    前記画像が否である場合に、前記心電波形信号、前記放射線の出力および前記断層像を形成するための再構成用データの領域を同時に表示する表示ステップと
    を備えたことを特徴とする放射線断層撮影方法。
  10. 前記表示ステップは、前記心電波形信号、前記放射線の出力状態および再構成用データの領域をグラフィカル表示されることを特徴とする請求項9に記載の放射線断層撮影方法。
  11. 前記再構成用データの領域を変更する変更ステップをさらに備えることを特徴とする請求項9又は請求項10に記載の放射線断層撮影方法。
  12. 前記変更ステップは、前記表示部に表示された再構成用データの領域を時間軸方向に操作することで、前記再構成用データの領域を変更することを特徴とする請求項11に記載の放射線断層撮影装置。
  13. 前記再構成用データの領域が複数あり、前記変更手段は時間軸方向に任意の数の領域を同時に変更できることを特徴とする請求項12に記載の放射線断層撮影方法。
  14. 前記再構成用データの領域が複数あり、前記変更手段は前記再構成用データの領域の少なくとも一つを削除又は追加することで、前記再構成用データの領域を変更することを特徴とする請求項11に記載の放射線断層撮影方法。
  15. 可変された前記放射線の出力で得られた投影データのうち、前記変更ステップで変更された領域の前記再構成用データを使って、断層像を再構成するステップを備えることを特徴とする請求項11ないし請求項14のいずれか一項に記載の放射線断層撮影方法。
  16. 前記心臓の心拍間のうち所定の位相を入力する位相入力ステップを備え、出力可変ステップによる前記放射線の出力が、前記心電波形信号から所定の位相において可変することを特徴とする請求項9ないし請求項15のいずれか一項に記載の放射線断層撮影方法。
  17. 前記心電波形信号に基づいて前記放射線源と前記被検体を載置する移動台とを同期して移動させることを特徴とする請求項9ないし請求項16のいずれか一項に記載の放射線断層撮影方法。
  18. 前記放射線が、X線を含むことを特徴とする請求項9ないし請求項17のいずれか一項に記載の放射線断層撮影方法。
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