JP2008246005A - 同期撮影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】同期再構成画像の画質を向上すること。
【解決手段】データ抽出処理部351が、体動指標が所定の値となる各時点での肺の動く速度を算出し、各呼吸中に体動指標が所定の値となる二つの時点でそれぞれ収集した投影データのうち、肺の動きが遅い方の時点で収集した投影データだけを再構成に用いるデータとして抽出する。また、データ抽出処理部351は、体動指標が所定の値となる各時点での肺の動く速度の絶対値を算出してそれらのうちの最大値が所定の閾値より大きいか否かを判定し、所定の閾値より大きい場合には、再構成処理を継続して行うか否かを操作者に確認する。
【選択図】 図3

Description

この発明は、被検体が呼吸することによって動く肺など、動く部位を撮影する際に画像に生じるモーションアーチファクトを少なくする技術に関する。
X線CT装置で患者の肺を撮影する場合など医療画像装置で被検体の動く部位を撮影する場合には、撮影と同時に部位の動きを測定し、部位の動作位置が所定の位置となる時点で収集したデータを用いて画像の生成が行われる。
図8は、X線CT装置で肺を撮影する場合の画像の生成方法を説明するための説明図である。患者の肺の画像を生成する場合には、患者の肺を撮影するとともに肺の動きを測定し、撮影によって得られた投影データと肺の動きとの対応付けを行う。そして、X線CT装置は、例えば図8に示すように、肺が動いて所定の位置に位置した時点で収集した投影データa、a’、bなどを同期再構成することによって肺の断面画像Pa、Pa’、Pbなどを生成する。
このように、X線CT装置は、肺が動いて所定の位置に位置した時点で収集した投影データを同期再構成して画像を生成することによって、肺の動いた距離が同じ状態での複数の断面画像を表示することができる。
なお、肺の動きは、図9に示すような体動指標を用いて表される。図9に示すように、体動指標は、肺などの臓器の測定波形において最小の波高を0%〜100%で表したものである。X線CT装置は、体動指標が所定の値となる時点で収集した投影データを用いて同期再構成を行う。
また、特許文献1には、呼吸を測定し、予め定められた呼吸位相におけるデータを同期再構成するMRI装置が記載されている。
特開2006−158762号公報
しかしながら、体動指標が所定の値となる時点で収集した投影データを用いる同期再構成には、呼吸において呼気と吸気の速さが違う場合や呼吸の深さの再現性が良くない場合など、体動指標が所定の値であっても撮影部位の動く速度が異なる場合には、再構成画像にモーションアーチファクトが生じてしまう可能性があるという問題がある。
図10は、肺が動く速度と肺が動く距離の関係を示す図である。同図に示すように、再構成に必要なデータの収集時間tの間に肺が動く距離は、肺の動く速度が速い場合をxとし、肺の動く速度が遅い場合をyとするとx>yとなる。したがって、同期再構成においては、撮影部位が動く速度が速いときに収集したデータを用いると撮影部位の動きが大きくなり、モーションアーチファクトが生じ易いという問題がある。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、モーションアーチファクトの発生が少なくなるように同期再構成を行う同期撮影装置を提供することを目的とする。ここで、同期撮影装置とは、患者など被検体を撮影して得られる投影データから同期再構成によって画像を生成する装置である。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1記載の本発明は、撮影部位が繰り返す往復運動の動きを測定しつつ被検体を撮影して収集したデータを再構成して画像を生成する同期撮影装置であって、撮影部位が所定の位置に位置した時点における撮影部位の動く速度を前記往復運動の動きを測定した結果に基づいて算出する速度算出手段と、各往復運動中に収集したデータから前記時点で収集したデータを前記速度算出手段により算出された速度に基づいて抽出するデータ抽出手段と、前記データ抽出手段により抽出されたデータを再構成して画像を生成する再構成手段とを備えたことを特徴とする。
また、請求項6記載の本発明は、撮影部位が繰り返す往復運動の動きを測定しつつ被検体を撮影して収集したデータを再構成して画像を生成する同期撮影装置であって、各往復運動中に撮影部位が所定の位置に位置した二つの時点でそれぞれ収集したデータから同じ比率でデータを抽出するするデータ抽出手段と、前記データ抽出手段により抽出されたデータを再構成して画像を生成する再構成手段とを備えたことを特徴とする。
また、請求項7記載の本発明は、撮影部位が繰り返す往復運動の動きを測定しつつ被検体を撮影して収集したデータを再構成して画像を生成する同期撮影装置であって、画像を生成する位置に撮影部位が位置した時点における撮影部位の動く速度を前記往復運動の動きを測定した結果に基づいて算出する速度算出手段と、画像を生成するか否かを前記速度算出手段により算出された速度に基づいて判定する画像生成可否判定手段とを備えたことを特徴とする。
請求項1記載の本発明によれば、収集したデータから撮影部位の動く速度に基づいてデータを抽出して再構成するので、モーションアーチファクトを少なくすることができる。
請求項6記載の本発明によれば、往復運動の二つの時点で収集したデータを用いて再構成するので、動きが速い時に収集したデータだけを用いることがなくなり、モーションアーチファクトを少なくすることができる。
請求項7記載の本発明によれば、画像を生成するか否かを撮影部位の動く速度に基づいて判定するので、モーションアーチファクトが生じる画像を生成する無駄な処理をなくすことができる。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る同期撮影装置の好適な実施例を詳細に説明する。なお、本実施例では、本発明をX線CT装置に適用した場合を中心に説明する。また、撮影部位については肺を例として説明する。
まず、本実施例に係るX線CT装置が同期再構成で用いる投影データについて説明する。図1は、本実施例に係るX線CT装置が同期再構成で用いる投影データを説明するための説明図である。本実施例に係るX線CT装置は、同期再構成を行う際に、一呼吸中に体動指標が所定の値となる二つの時点でそれぞれ収集した投影データのうち、肺の動きが遅い方の投影データのみを用いて再構成を行う。
具体的には、図1に示すように、一呼吸中に体動指標が所定の値となる二つの時点、すなわち吸気時と呼気時の肺の動く速度をそれぞれVxおよびVx’(x=a、b、・・・)とすると、本実施例に係るX線CT装置は、Vxの絶対値とVx’の絶対値のうち小さい方の時点で収集した投影データを用いて再構成を行う。図1の最初の呼吸では、吸気時の速度Vaの絶対値が呼気時の速度Va’の絶対値より小さいとして速度がVaの方の投影データを再構成に用いる。また、次の呼吸でも、吸気時の速度Vbの絶対値が呼気時の速度Vb’の絶対値より小さいとして速度がVbの方の投影データを再構成に用いる。
なお、図1において、投影データの円はX線CT装置が1回転する間に収集するデータ(view)を示し、黒で示される部分は1枚の画像作成に必要なデータ(view)を示す。また、HalfViewは1枚の画像作成に必要なview数を示す。
このように、本実施例に係るX線CT装置は、一呼吸中に体動指標が所定の値となる時点でそれぞれ収集した投影データのうち、肺の動きが遅い方の投影データのみを用いて再構成を行うことによって、モーションアーチファクトの少ない画像を生成することができる。
次に、本実施例に係るX線CT装置の構成について説明する。図2は、本実施例に係るX線CT装置の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、本実施例に係るX線CT装置は、架台装置10と、寝台装置20と、操作コンソール30とを有する。
架台装置10は、患者PにX線を照射して投影データを収集する装置であり、高圧発生部11と、X線管12と、X線絞り13と、2次元検出器14と、データ収集部15と、絞り駆動装置16と、回転駆動装置17と、架台制御部18とを有する。
高圧発生部11は、X線管12に供給する高電圧を発生する装置であり、X線管12は、高圧発生部11から供給された高電圧によりX線を発生する装置である。X線絞り13はX線を照射する範囲を絞る装置である。2次元検出器14は、患者Pを透過したX線を2次元領域で検出する検出器であり、X線を検出する複数の検出素子を列状に並べてなる検出器素子列を複数列並べたものである。なお、X線管12、X線絞り13および2次元検出器14は、高速で且つ連続的に回転する図示しない回転リング上の患者Pを挟んで互いに対向する位置に搭載される。
データ収集部15は、2次元検出器14によって検出されたX線を用いて投影データを生成する装置であり、絞り駆動装置16は、X線絞り13を駆動する装置である。回転駆動装置17は、X線管12、X線絞り13および2次元検出器14を搭載した回転リングを回転させる装置である。架台制御部18は、架台装置10を制御する装置であり、高圧発生部11、データ収集部15、絞り駆動装置16、回転駆動装置17、寝台装置20などを制御して患者Pの投影データを生成する。寝台装置20は、患者Pを載せる寝台および寝台を駆動する機構を備えた装置である。
操作コンソール30は、操作者によるX線CT装置の操作を受け付けるとともに、画像を生成する装置であり、架台装置10および寝台装置20を制御して投影データを収集し、投影データから画像を生成して表示する。この操作コンソール30は、入力装置31と、コンソール制御部32と、前処理部33と、投影データ記憶部34と、再構成処理部35と、画像記憶部36と、画像処理部37と、表示装置38と、呼吸情報取得部39とを有する。
入力装置31は、同期再構成を行う体動指標の指定など操作者がX線CT装置に対する指示の入力に用いる装置であり、コンソール制御部32は、架台装置10や操作コンソール30の各機能部を制御する制御部である。前処理部33は、データ収集部15が生成した投影データに対して感度補正等の前処理を行う処理部であり、投影データ記憶部34は、前処理部33によって前処理された投影データを記憶する記憶部である。
再構成処理部35は、投影データ記憶部34が記憶する投影データを再構成して画像を生成する処理部であり、画像記憶部36は、再構成処理部35によって生成された画像を記憶する記憶部である。画像処理部37は、画像記憶部36に記憶された画像を処理して表示装置38に表示する処理部であり、表示装置38は、画像などを表示する装置である。
呼吸情報取得部39は、患者Pから投影データを収集した際に呼吸検出器40によって検出された患者Pの呼吸情報を取得する処理部であり、取得した呼吸情報を投影データと同期させて投影データ記憶部34に記録する。
次に、再構成処理部35の構成について説明する。図3は、再構成処理部35の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、再構成処理部35は、データ抽出処理部351と、フィルタリング処理部352と、逆投影処理部353とを有する。
データ抽出処理部351は、投影データ記憶部34が記憶する投影データから同期再構成に用いる投影データを抽出する処理部である。ここで、このデータ抽出処理部351は、体動指標が所定の値となる時点で収集した投影データを投影データ記憶部34から抽出する際に、一呼吸中に体動指標が所定の値となる二つの時点でそれぞれ収集した投影データのうち、肺の動きが遅い方の投影データのみを抽出する。
このデータ抽出処理部351が、一呼吸中に体動指標が所定の値となる時点でそれぞれ収集した投影データのうち、肺の動きが遅い方の投影データのみを抽出することによって、モーションアーチファクトを少なくすることができる。なお、一呼吸中に体動指標が所定の値となる時点が一つの場合、すなわち肺の動きを表す波形が山または谷となる時点で投影データを収集した場合は、その投影データを抽出する。
また、このデータ抽出処理部351は、体動指標が所定の値となる各時点での肺の動く速度の絶対値を算出してそれらのうちの最大値が所定の閾値より大きいか否かを判定し、所定の閾値より大きい場合には、再構成画像に強いモーションアーチファクトが発生する可能性が高いため、再構成処理を継続して行うか否かを操作者に確認する。その結果、操作者が再構成処理の継続を指示した場合にだけ、再構成処理を継続する。
図4は、データ抽出処理部351が表示装置38に出力する確認メッセージの一例を示す図である。データ抽出処理部351は、同図に示す確認メッセージに対して、操作者が「OK」を選択すると再構成処理を継続し、操作者が「キャンセル」を選択すると再構成処理を中止する。このように、データ抽出処理部351が、体動指標が所定の値となる各時点での肺の動く速度の絶対値を算出してそれらのうちの最大値が所定の閾値より大きい場合に、確認メセージを表示して操作者に再構成処理継続の確認を促すことによって、不要な再構成処理を実行する無駄をなくすことができる。
フィルタリング処理部352は、データ抽出処理部351によって抽出された投影データにフィルタをかける処理を施す処理部である。逆投影処理部353は、フィルタリング処理部352によってフィルタリング処理が行われた投影データを逆投影して画像を生成する処理部である。
次に、再構成処理部35による再構成処理の処理手順について説明する。図5は、再構成処理部35による再構成処理の処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、この再構成処理では、データ抽出処理部351が、体動指標が所定の値となる各時点での肺の動く速度を算出し(ステップS1)、算出した速度の絶対値の最大値が所定の閾値より大きいか否かを判定する(ステップS2)。
その結果、速度の絶対値の最大値が所定の閾値より大きい場合には、データ抽出処理部351は、再構成処理を継続して行うか否かを操作者に確認するメッセージをコンソール制御部32を介して表示装置38に表示する(ステップS3)。そして、操作者が再構成処理の中止を指示する(ステップS4、No)と、再構成処理を終了する。
一方、操作者が再構成処理の継続を指示した場合(ステップS4、Yes)、あるいは、速度の絶対値の最大値が所定の閾値より大きくない場合(ステップS2、No)には、データ抽出処理部351は、各呼吸中に体動指標が所定の値となる二つの時点でそれぞれ収集した投影データのうち、肺の動きが遅い方の投影データを抽出する(ステップS5)。
そして、フィルタリング処理部352がフィルタリング処理を行い(ステップS6)、逆投影処理部353が逆投影処理を行って画像を生成する(ステップS7)。
上述してきたように、本実施例では、同期再構成を行う場合に、データ抽出処理部351が、体動指標が所定の値となる各時点での肺の動く速度を算出し、各呼吸中に体動指標が所定の値となる二つの時点でそれぞれ収集した投影データのうち、肺の動きが遅い方の投影データだけを再構成に用いるデータとして抽出することとしたので、モーションアーチファクトの少ない画像を生成することができる。すなわち、同期再生画像の画質を向上することができる。
また、本実施例では、データ抽出処理部351が、体動指標が所定の値となる各時点での肺の動く速度の絶対値を算出してそれらのうちの最大値が所定の閾値より大きいか否かを判定し、所定の閾値より大きい場合には、再構成処理を継続して行うか否かを操作者に確認することとしたので、不要な再構成処理を行う無駄をなくすことができる。
なお、上記実施例では、各呼吸中に体動指標が所定の値となる二つの時点でそれぞれ収集した投影データのうち、肺の動きが遅い方の投影データだけを用いて再構成を行う場合について説明した。しかしながら、モーションアーチファクトを少なくするためには、肺の動きが速い時点で収集した投影データをできるだけ再構成で用いないことが重要であり、そのような投影データの抽出方法は他にもある。そこで、以下では、肺の動きが速い時点で収集した投影データをできるだけ再構成で用いないようにする他の方法について図6および図7を用いて説明する。
図6は、各呼吸中に体動指標が所定の値となる二つの時点でそれぞれ収集した投影データを同じ割合で用いる方法を示している。すなわち、データ抽出処理部351は、最初の呼吸では、吸気時に収集した投影データ(a)および呼気時に収集した投影データ(a’)から同じ割合で再構成用のデータを抽出する。また、次の呼吸では、吸気時に収集した投影データ(b)および呼気時に収集した投影データ(b’)から同じ割合で再構成用のデータを抽出する。
このように、各呼吸中に体動指標が所定の値となる二つの時点でそれぞれ収集した二つの投影データを同じ割合で用いて再構成を行うことによって、肺の動きが速い時点で収集した投影データだけを用いることがなくなり、モーションアーチファクトを少なくすることができる。
図7は、各呼吸中に体動指標が所定の値となる二つの時点でそれぞれ収集した投影データを肺が動く速度の絶対値の割合で用いる方法を示している。すなわち、データ抽出処理部351は、最初の呼吸では、吸気時に収集した投影データ(a)および呼気時に収集した投影データ(a’)から、それぞれVaの絶対値とVa’の絶対値の割合で時間方向におけるデータ区間の幅を変えて再構成用のデータを抽出する。また、次の呼吸では、吸気時に収集した投影データ(b)および呼気時に収集した投影データ(b’)から、それぞれVbの絶対値とVb’の絶対値の割合で時間方向におけるデータ区間の幅を変えて再構成用のデータを抽出する。
このように、各呼吸中に体動指標が所定の値となる二つの時点でそれぞれ収集した投影データを肺が動く速度の絶対値の割合で用いて再構成を行うことによっても、肺の動きが速い時点で収集した投影データだけを用いることがなくなり、モーションアーチファクトを少なくすることができる。
なお、本実施例では、肺の画像を生成する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、心臓など往復運動を繰り返す他の臓器の画像を生成する場合にも同様に適用することができる。
また、本実施例では、X線CT装置について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、MRI装置など同期再構成を行う他の同期撮影装置にも同様に適用することができる。
以上のように、本発明は、医用画像診断装置などに有用であり、特に、動きの速い部位を撮影する場合に適している。
本実施例に係るX線CT装置が同期再構成で用いる投影データを説明するための説明図である。 本実施例に係るX線CT装置の構成を示す機能ブロック図である。 再構成処理部の構成を示す機能ブロック図である。 データ抽出処理部が表示装置に出力する確認メッセージの一例を示す図である。 再構成処理部による再構成処理の処理手順を示すフローチャートである。 各呼吸中に体動指標が所定の値となる二つの時点でそれぞれ収集した投影データを同じ割合で用いる方法を説明するための説明図である。 各呼吸中に体動指標が所定の値となる二つの時点でそれぞれ収集した投影データを肺が動く速度の絶対値の割合で用いる方法を説明するための説明図である。 X線CT装置で肺を撮影する場合の画像の生成方法を説明するための説明図である。 体動指標の定義を説明するための説明図である。 肺が動く速度と肺が動く距離の関係を示す図である。
符号の説明
10 架台装置
11 高圧発生部
12 X線管
13 X線絞り
14 2次元検出器
15 データ収集部
16 絞り駆動装置
17 回転駆動装置
18 架台制御部
20 寝台装置
30 操作コンソール
31 入力装置
32 コンソール制御部
33 前処理部
34 投影データ記憶部
35 再構成処理部
36 画像記憶部
37 画像処理部
38 表示装置
39 呼吸情報取得部
40 呼吸検出器
351 データ抽出処理部
352 フィルタリング処理部
353 逆投影処理部

Claims (7)

  1. 撮影部位が繰り返す往復運動の動きを測定しつつ被検体を撮影して収集したデータを再構成して画像を生成する同期撮影装置であって、
    撮影部位が所定の位置に位置した時点における撮影部位の動く速度を前記往復運動の動きを測定した結果に基づいて算出する速度算出手段と、
    各往復運動中に収集したデータから前記時点で収集したデータを前記速度算出手段により算出された速度に基づいて抽出するデータ抽出手段と、
    前記データ抽出手段により抽出されたデータを再構成して画像を生成する再構成手段と
    を備えたことを特徴とする同期撮影装置。
  2. 前記データ抽出手段は、各往復運動で撮影部位が前記所定の位置に位置した二つの時点でそれぞれ収集したデータのうち、前記速度算出手段により該二つの時点の速度としてそれぞれ算出された速度が遅い方のデータを抽出することを特徴とする請求項1に記載の同期撮影装置。
  3. 前記データ抽出手段は、各往復運動で撮影部位が前記所定の位置に位置した二つの時点でそれぞれ収集したデータから、前記速度算出手段により該二つの時点の速度としてそれぞれ算出された速度の絶対値の比率に基づいて時間方向におけるデータ区間の幅を変えてデータを抽出することを特徴とする請求項1に記載の同期撮影装置。
  4. 画像を生成するか否かを前記速度算出手段により算出された速度に基づいて判定する画像生成可否判定手段をさらに備え、
    前記データ抽出手段は、前記画像生成可否判定手段により画像を生成すると判定された場合に、各往復運動中に収集したデータから前記時点で収集したデータを前記速度算出手段により算出された速度に基づいて抽出することを特徴とする請求項1、2または3に記載の同期撮影装置。
  5. 前記往復運動は、被検体の呼吸による運動であり、前記撮影部位は肺であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の同期撮影装置。
  6. 撮影部位が繰り返す往復運動の動きを測定しつつ被検体を撮影して収集したデータを再構成して画像を生成する同期撮影装置であって、
    各往復運動中に撮影部位が所定の位置に位置した二つの時点でそれぞれ収集したデータから同じ比率でデータを抽出するするデータ抽出手段と、
    前記データ抽出手段により抽出されたデータを再構成して画像を生成する再構成手段と
    を備えたことを特徴とする同期撮影装置。
  7. 撮影部位が繰り返す往復運動の動きを測定しつつ被検体を撮影して収集したデータを再構成して画像を生成する同期撮影装置であって、
    画像を生成する位置に撮影部位が位置した時点における撮影部位の動く速度を前記往復運動の動きを測定した結果に基づいて算出する速度算出手段と、
    画像を生成するか否かを前記速度算出手段により算出された速度に基づいて判定する画像生成可否判定手段と
    を備えたことを特徴とする同期撮影装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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