JP5317002B2 - 合わせガラス及びこの合わせガラスを用いたディスプレイ装置 - Google Patents
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Description
本発明の合わせガラスは、ガラス、透明高分子中間膜、ガラスの順に積層され、層間が接着剤層で接着されたものである。
ガラスは、透明であり、可視光を通すものであれば、どのようなものであってもよい。具体的には、可視光領域における透過率が80%以上であることが好ましく、90%以上であることがより好ましい。ガラスの透過率は、JIS R3106に準じて測定することができる。
透明高分子中間膜としては、ポリ塩化ビニリデンフィルム、ポリビニルブチラールフィルム、ポリカーボネートフィルム、エチレン・酢酸ビニル共重合樹脂フィルム、ポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリメチルメタクリレートフィルム、熱可塑性フッ素樹脂フィルム等が挙げられる。その中でも、透明性が良好であること、また強靭性に優れる点でポリカーボネートフィルム(以下「PCフィルム」という。)が好ましい。
ガラスと透明高分子中間膜との間には、接着剤層が形成される。この接着剤層は、接着剤組成物からなる。
ウレタン系(メタ)アクリルオリゴマーは、主成分として用いられる。ウレタン系(メタ)アクリルオリゴマーは、合わせガラスの層間接着に供したときに、接着剤層の単位面積当たりの架橋密度がより低くなり、接着剤層の硬化収縮を低く抑えることができる。その結果、硬化収縮に起因するガラスの反りを低減できる点や、良好な接着性をもたらすことができる点で、主成分としてウレタン系(メタ)アクリルオリゴマーを用いることが好ましい。また、ウレタン系(メタ)アクリルオリゴマーを含有することにより、高湿下に晒した場合であっても合わせガラスの端部からの剥がれや白濁を抑えることができる。
XDI)、イソホロンジイソシアネート(IPDI)等の脂環式ポリイソシアネート;ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)等の脂肪族ポリイソシアネート等が挙げられる。その中でも、変色防止の観点から脂環式ポリイソシアネート及び脂肪族ポリイソシアネートが好ましく、基材に対する接着性の観点から脂環式ポリイソシアネートがより好ましく、イソホロンジイソシアネート(IPDI)が最も好ましい。
環状構造を有する(メタ)アクリル化合物は、透明高分子中間膜との接着性を高めるために用いられる。ここで、「化合物」とは、モノマーに限らず、オリゴマーであってもよいことをいい、以下同じである。(メタ)アクリル化合物は、環状構造を有することから、合わせガラスの層間接着に供したときに、透明高分子中間膜との化学的相互作用に優れ、その結果、接着性が高まると考えられる。
カルボキシル基を有する(メタ)アクリル化合物は、ガラスとの接着性を高めるために用いられる。カルボキシル基を有する(メタ)アクリル化合物は、カルボキシル基を有することから、合わせガラスの層間接着に供したときに、ガラスに対して良好な化学的相互作用をもたらし、その結果、接着強度が高まると考えられるためである。
カチオン重合性化合物は、ガラスと中間膜の接着性を高めるために用いられる。カチオン重合性を有することから、合わせガラスの層間接着に供したときに、ガラスと中間膜の両方に対して良好な化学的相互作用をもたらし、その結果、接着強度が高まると考えられるためである。
光ラジカル重合開始剤は、合わせガラスの層間接着に供したときに、接着剤層を適切な厚さに保つとともに、接着剤層の表面を適切な硬さに硬化させるために用いられる。光ラジカル重合開始剤を用いると、光ラジカル重合性化合物の感応性を増進できるので、エネルギー線による重合硬化時間やエネルギー線照射量の低減が可能となる。
光カチオン重合開始剤は、上記カチオン重合性化合物のエネルギー線硬化を開始するために用いられる。
また、必須の構成要素ではないが、ガラスとの密着性を高めるため、添加剤としてシランカップリング剤を用いることが好ましい。
γ−クロロプロピルトリメトキシシラン等の塩素原子含有シラン類;γ−イソシアネートプロピルトリエトキシシラン、γ−イソシアネートプロピルメチルジメトキシシラン等のイソシアネート含有シラン類;ジフェニルジメトキシシラン、ジフェニルジエトキシシラン、ジフェニルジイソプロポキシシラン、ジフェニルジn−ブトキシシラン、ジフェニルシランジオール、ビス(4−メチルフェニル)ジメトキシシラン、ビス(4−メチルフェニル)ジエトキシシラン、ビス(4−メチルフェニル)ジイソプロポキシシラン、ビス(4−メチルフェニル)シランジオール、ビス(4−ビフェニル)ジメトキシシラン、ビス(4−ビフェニル)ジエトキシシラン、トリフェニルメトキシシラン、トリフェニルエトキシシラン、トリフェニルシラノール等のフェニル基含有シラン;メチルジメトキシシラン、トリメトキシシラン、メチルジエトキシシラン等のハイドロシラン類;オクチルトリメトキシシラン、ノニルトリメトキシシラン、デシルトリメトキシシラン、ドデシルトリメトキシシラン、ヘキサデシルトリメトキシシラン、オクチルトリエトキシシラン、ノニルトリエトキシシラン、デシルトリエトキシシラン、ドデシルトリエトキシシラン、ヘキサデシルトリエトキシシラン等のアルキルシラン類等が具体的に例示されうる。その中でもガラスに対する接着性、特に耐水試験、耐湿試験後の接着性良好であることからエポキシ基含有シラン類、アクリルシラン類が好ましい。
また、本発明では、粘度、接着性及び外観性に影響を与えない範囲で他の(メタ)アクリル化合物が含有されていてもよい。他の(メタ)アクリル化合物とは、ウレタン系(メタ)アクリルオリゴマー、環状構造を有する(メタ)アクリル化合物及びカルボキシル基を有する(メタ)アクリル化合物とは異なる様々な(メタ)アクリル化合物をいう。他の(メタ)アクリル化合物の例として、アルキル(メタ)アクリル化合物、ヒドロキシアルキル(メタ)アクリル化合物、フェノキシアルキル(メタ)アクリル化合物、アルコキシアルキル(メタ)アクリル化合物等が挙げられる。他の(メタ)アクリル化合物は1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
また、本発明では、粘度、接着性及び外観性に影響を与えない範囲で他の化合物が含有されていてもよい。他の化合物の例として、スチレン、α−メチルスチレン、ビニル安息香酸、ビニルフタル酸、ビニルトルエンなどの芳香族ビニル化合物類;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニルなどのカルボン酸ビニルエステル類;イタコン酸、マレイン酸、フマル酸などの不飽和ジカルボン酸などが挙げられる。他の化合物は1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
その他の添加剤は、接着剤層に対して、耐候性、耐光性、耐熱性、耐湿性、難燃性等を付与するために必要に応じて添加される。また、添加剤は、コーティング液の安定性、塗工性、乾燥性、アンチブロッキング性等を向上させるためにも必要に応じて添加される。その他の添加剤として、可塑剤、分散剤、消泡剤、光安定化剤、紫外線吸収剤、熱安定剤、酸化防止剤等を添加してもよい。これらは、公知のものを特に制限なく使用することができ、接着剤層に求められる性能に応じて、適宜選択される。
接着剤組成物の粘度は、23℃において0.1〜80Pa・sであることが好ましく、0.1〜20Pa・sであることがより好ましく、0.1〜8.0Pa・sであることがさらに好ましい。0.1Pa・s未満であると、粘度が低すぎて、接着剤塗布膜厚の制御が困難となるため、好ましくない。80Pa・sを超えると、粘度が高すぎて、貼り合わせ作業に支障をきたすため、好ましくない。
接着剤層の厚さは、50μm以上1000μm以下であることが好ましい。厚さが50μm未満であると、十分な接着力が得られない場合がある点で好ましくない。1000μmを超えると、接着剤層の内部までエネルギー線が十分に透過しない可能性がある点で好ましくない。また、過剰性能でコスト高になり得る点でも好ましくない。
本発明の合わせガラスの製造方法は、特に限定されるものではなく、従来公知の方法を用いることができる。第1に、ガラス上に上記接着剤組成物をアプリケータ等により全面塗工し、接着剤層を形成する。第2に、透明高分子中間膜を積層する。第3に、透明高分子中間膜の表面に上記接着剤組成物をアプリケータ等により全面塗工し、新たな接着剤層を形成する。第4に、新たなガラスを積層する。第5に、当初のガラス側及び/又は新たなガラス側から電磁波を照射して2つの接着剤層を硬化させる。これら第1から第5の工程を経ることで、本発明の合わせガラスを得ることができる。
本発明のディスプレイ装置は、上記合わせガラスが画像表示パネルの表面に配置されたものである。合わせガラスの画像表示パネルへの取り付けは、保護ガラスを表示素子に取り付けるための従来公知の手法を用いればよく、例えば、特開2008−145984号公報等が知られている。
下記の原材料を均一に混合することにより、接着剤組成物を調製した。
[原材料]
(A)ウレタン系(メタ)アクリルオリゴマー(商品名:アートレジンUN−9000PEP,ε−カプロラクトンジオール及び1,6−ヘキサンジオールと、イソホロンジイソシアネートから合成されるウレタンプレポリマーをさらに、2−ヒドロキシプロピルアクリレートでアクリロイル化したウレタンアクリレート,重量平均分子量:5,000,根上工業社製)56.0重量部、
(B)環状構造を有する(メタ)アクリル化合物(商品名:ライトアクリレートTHF−A,テトラヒドロフルフリルアクリレート,共栄社化学社製)14.0重量部、
(C)カルボキシル基を有する(メタ)アクリル化合物(商品名:NKエステル A−SA,2−アクリロイルオキシエチルサクシネート,新中村化学工業社製)20.0重量部、
(D)カチオン重合性化合物(商品名:アラルダイトCY179CI,3,4−エポキシシクロヘキセニルメチル−3’,4’−エポキシシクロヘキセンカルボキシレート,ハンツマン・アドバンスト・マテリアルズ社製)10.0重量部、
(E)光ラジカル重合開始剤A(商品名:Irgacure819,ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−フェニルフォスフィンオキサイド,BASFジャパン社製)0.1重量部、
(F)光ラジカル重合開始剤B(商品名:Darocur1173,2−ヒドロキシ−2−エチル−1−フェニル−プロパン−1−オン,BASFジャパン社製)0.2重量部、
(G)光カチオン重合開始剤(商品名:CPI−100P,ジフェニル−4−(フェニルチオ)フェニルスルホニウム ヘキサフルオロホスフェート,サンアプロ社製)1.0重量部、
(H)(メタ)アクリルシラン(商品名:KBM−503,3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン,信越化学工業社製)5.0重量部、及び
(I)エポキシシラン(商品名:KBM−403,3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン,信越化学工業社製)5.0重量部
上記(A)成分がウレタン系(メタ)アクリルオリゴマー(商品名:アートレジンUN−9100,ε−カプロラクトンジオール及び1,6−ヘキサンジオールと、イソホロンジイソシアネートから合成されるウレタンプレポリマーをさらに、2−ヒドロキシプロピルアクリレートでアクリロイル化したウレタンアクリレート,重量平均分子量:10,000,根上工業社製)56.0重量部であること以外は、実施例1と同様の方法により、実施例2の合わせガラスを得た。
上記(A)成分がウレタン系(メタ)アクリルオリゴマー(商品名:アートレジンUN−9200A,ε−カプロラクトンジオール及び1,6−ヘキサンジオールと、イソホロンジイソシアネートから合成されるウレタンプレポリマーをさらに、2−ヒドロキシプロピルアクリレートでアクリロイル化したウレタンアクリレート,重量平均分子量:15,000,根上工業社製)56.0重量部であること以外は、実施例1と同様の方法により、実施例3の合わせガラスを得た。
各種成分の割合が表1及び2に記載のとおりであること以外は、実施例1と同様の方法により、実施例4〜14及び比較例1の合わせガラスを得た。
上記ガラス上に、市販の高透明性接着剤転写テープ(Optical Clear Adhesive(OCA)テープ,商品名:8146−4,住友スリーエム社製)を積層した。続いて、新たなガラスを上側から貼り合わせた。上記工程を経ることで、ガラス/高透明性接着剤転写テープ/ガラスからなる比較例2の合わせガラスが形成された。
実施例及び比較例の中間生成物である接着剤組成物について粘度を測定した。粘度の測定は、粘度測定装置B型回転粘度計(東機産業社製)を用いて行った。結果を表3及び4に示す。
実施例及び比較例1については中間生成物であるガラス/接着剤層/PCフィルムからなる積層体について、比較例2についてはガラス/高透明性接着剤転写テープからなる積層体について、耐湿後の接着性を評価した。接着性の評価は、手剥離による簡易接着試験によって行った。実施例1〜14及び比較例1については、中間生成物である積層体を幅25mm、長さ100mmの寸法にし、85℃、85%RHの条件で2日間静置した後、23℃、50%RHの雰囲気下でPCフィルムを180°の剥離モードで、手で引っ張ることによって行った。比較例2については、合わせガラスを幅25mm、長さ100mmの寸法にし、85℃、85%RHの条件で2日間静置した後、23℃、50%RHの雰囲気下で高透明性接着剤転写テープを180°の剥離モードで、手で引っ張ることによって行った。結果を表3及び4に示す。評価は、はがす時に抵抗感があるものを“○”とし、少し抵抗感があるものを“△”、抵抗感なくはがれたものを“×”とした。
外観性の評価は、実施例及び比較例に係る合わせガラスを幅150mm、長さ150mmの寸法にし、85℃、85%RHの条件で2日間静置した後の白濁の程度を目視で観察することにより行った。結果を表3及び4に示す。外観性の評価のうち、端部からの異常については、合わせガラスの端部からの剥がれや白濁が5mm以下の場合を“○”とし、5mmを超え、14mm以下の場合を“△”とし、14mmを超える場合を“×”とした。外観性の評価のうち、内部異常については、合わせガラスの内部に白濁がなく、表示装置の表面に取り付けた場合であっても表示部を明りょうに視認できると認められる場合を“○”とし、合わせガラスの内部の一部に白濁があり、表示装置の表面に取り付けた場合に表示部の一部が明りょうに視認できると認められない場合を“△”とし、合わせガラスの内部に白濁があり、表示装置の表面に取り付けた場合に表示部を明りょうに視認できると認められない場合を“×”とした。
ショア硬さを評価するにあたり、試験片を作成した。ガラス瓶等に使われている直径が30mm、厚さ7mmのポリエチレン製の中ぶたに、実施例及び比較例で調製した接着剤組成物を、硬化後の接着剤組成物の厚さが7mmになるように流しこみ、メタルハライドランプ照射機を用いて、波長が200〜450nmの紫外線を積算光量が1500mJ/cm2になるまで接着剤層の上から照射することで、直径30mm、厚さ7mmの試験片を作成した。硬化後の試験片を23℃50%RHで24時間放置した後、JIS K6253法にしたがったタイプAデュロメータHD−1110(製品名,上島製作所社製)を用いて、試験片のショア硬さを測定した。結果を表3及び表4に示す。
Claims (15)
- ガラス、透明高分子中間膜、ガラスの順に積層され、層間が接着剤層で接着された合わせガラスであって、
前記接着剤層が、ウレタン系(メタ)アクリルオリゴマーと、環状構造を有する(メタ)アクリル化合物と、カルボキシル基を有する(メタ)アクリル化合物と、グリシジルエーテル型エポキシ化合物、脂環式エポキシ化合物又はオキセタン化合物から選択されるカチオン重合性化合物と、光ラジカル重合開始剤と、光カチオン重合開始剤とを含有する接着剤組成物からなる、合わせガラス。 - 前記透明高分子中間膜がポリカーボネートフィルムである、請求項1に記載の合わせガラス。
- 前記環状構造を有する(メタ)アクリル化合物は、複素環式(メタ)アクリル化合物である、請求項1又は2に記載の合わせガラス。
- 前記環状構造を有する(メタ)アクリル化合物は、テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレートである、請求項1から3のいずれかに記載の合わせガラス。
- 前記接着剤組成物がエポキシシラン及び/又は(メタ)アクリルシランをさらに含有する、請求項1から4のいずれかに記載の合わせガラス。
- 前記ウレタン系(メタ)アクリルオリゴマーは前記接着剤組成物を構成するオリゴマー/化合物のトータル100重量部中、10重量部以上である、請求項1から5のいずれかに記載の合わせガラス。
- 前記環状構造を有する(メタ)アクリル化合物は環状構造を有する(メタ)アクリルモノマー及び/又はオリゴマーである、請求項1から6のいずれかに記載の合わせガラス。
- 前記カチオン重合性化合物は前記接着剤組成物を構成するオリゴマー/化合物のトータル100重量部中、5重量部〜30重量部である、請求項1から7のいずれかに記載の合わせガラス。
- 請求項1から8に記載の合わせガラスが画像表示パネルの表面に配置されたディスプレイ装置。
- ウレタン系(メタ)アクリルオリゴマーと、環状構造を有する(メタ)アクリル化合物と、カルボキシル基を有する(メタ)アクリル化合物と、グリシジルエーテル型エポキシ化合物、脂環式エポキシ化合物又はオキセタン化合物から選択されるカチオン重合性化合物と、光ラジカル重合開始剤と、光カチオン重合開始剤とを含有する合わせガラスの層間接着用接着剤組成物。
- 前記ウレタン系(メタ)アクリルオリゴマーの重量平均分子量が16,000以下である、請求項10に記載の合わせガラスの層間接着用接着剤組成物。
- 前記ウレタン系(メタ)アクリルオリゴマーは、ポリイソシアネートと、ラクトン系ポリエステルポリオールと、1個以上の水酸基を有するヒドロキシ(メタ)アクリレートとの反応生成物である、請求項10又は11に記載の合わせガラスの層間接着用接着剤組成物。
- 前記ウレタン系(メタ)アクリルオリゴマーは前記接着剤組成物を構成するオリゴマー/化合物のトータル100重量部中、10重量部以上である、請求項10から12のいずれかに記載の合わせガラスの層間接着用接着剤組成物。
- 前記環状構造を有する(メタ)アクリル化合物は環状構造を有する(メタ)アクリルモノマー及び/又はオリゴマーである、請求項10から13のいずれかに記載の合わせガラスの層間接着用接着剤組成物。
- 前記カチオン重合性化合物は前記接着剤組成物を構成するオリゴマー/化合物のトータル100重量部中、5重量部〜30重量部である、請求項10から14のいずれかに記載の合わせガラスの層間接着用接着剤組成物。
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