JP4459880B2 - エネルギー線硬化性樹脂組成物とそれを用いた接着剤 - Google Patents

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Description

本発明は、エネルギー線硬化性樹脂組成物に関する。さらに詳しくは、硬化収縮性が低く接着歪みの少ないエネルギー線硬化性樹脂組成物とそれを用いた接着剤、硬化体に関する。
オプトエレクトロニクス分野では、機器の高性能化に伴い、ガラス同士、ガラスと金属、ガラスとセラミック、ガラスとプラスチック、プラスチック同士、プラスチックと金属、及びプラスチックとセラミック等、被着体として様々な異種材料間を接着するケースが増えている。そして、このような各種の異種材料間においても、高い接着強さを有し、且つ耐熱性や耐湿性が良好な接着剤が求められている。
特に、各種の異種材料間の接着においては、接着剤の硬化収縮等に起因する内部応力が各種被着体に及ぼす影響は無視できないので、低硬化収縮で接着歪みの少ない接着剤の開発が望まれている。
このような技術の潮流の中で、当該分野における接着剤は、量産化を考慮して、熱硬化型のエポキシ系接着剤から速硬化性を有した紫外線硬化型のアクリル系接着剤やエポキシ系接着剤へと移行してきた。
例えば、特許文献1及び特許文献2には液晶パネルをシールするために用いるウレタンアクリレート系の紫外線硬化性の液晶シール剤が、特許文献3にはエポキシアクリレート系の紫外線硬化性の液晶シール剤が、特許文献4にはエポキシ系の紫外線硬化型接着剤が記載されている。さらに、特許文献5には耐水性の良好な接着剤組成物として、2ヒドロキシエチルメタクリレートを一成分として有する防水用接着剤組成物が提案され、特許文献6には熱可塑性ノルボルネン系樹脂からなる成形品の接着に適した紫外線硬化性組成物が記載されている。
特開平7−13173号公報 特開平7−13174号公報 特開平7−13175号公報 特開平7−118369号公報 特開平1−207371号公報 特開平7−138332号公報
しかし、特許文献1〜4に開示されている紫外線硬化性接着剤は、例えば低複屈折率で透明性に優れかつ吸湿性の低いシクロオレフィン系プラスチック材料を被着体としたときには、不充分な剪断接着強さしか確保できないという欠点を有す。また、特許文献5に記載の防水用接着剤組成物は、耐湿試験後の引っ張り接着強さが低下し、接着剤硬化時に発生する内部応力が大きいという問題を有している。さらに特許文献6に記載の紫外線硬化性組成物は、熱可塑性ノルボルネン系樹脂とアルミニウム間の異種材料の接着強さの記載はあるが、これ以外の被着体に関する接着強さの記載はない。
このように、従来の接着剤組成物は、被着体の種類によっては接着強さが十分には発現しない場合があり、様々な被着体に対して一様に高い接着強さを示すものはなかった。さらに、高い接着強さと共に、良好な耐熱性、耐湿性を兼ね備え、且つ低硬化収縮性を同時に満たすものもなかった。
本発明は、この様な公知技術に事情に鑑みてなされたもので、ガラス、金属、ポリフェニレンスルフィドのような結晶性エンジニアリングプラスチック、ポリカーボネートのような透明性エンジニアリングプラスチック等の各種プラスチック材料等、様々な被着体に対して一様に高い接着強さを有し、耐熱性および耐湿性が良好で、剛性にも優れるエネルギー線硬化性樹脂組成物、特に、硬化収縮性が低く、接着歪みの少ないエネルギー線硬化性樹脂組成物を提供することを目的とするものである。
本発明者は、前記の課題を解決するべく鋭意研究を重ねた結果、分子量が500〜5000のジエン系或いは水素添加されたジエン系の(メタ)アクリレート、特定構造の飽和炭化水素をエステル結合を介して有する単官能(メタ)アクリレート、水酸基含有(メタ)アクリレート、多官能性(メタ)アクリレート、光重合開始剤、および酸化防止剤を含有する樹脂組成物が、前記の目的を達成し得ることを見いだし、本発明に至ったものである。
即ち、本発明は、(A)〜(F)成分を含有することを特徴とするエネルギー線硬化性樹脂組成物であり、更に(G)〜(J)成分を含有することを特徴とする前記のエネルギー線硬化性樹脂組成物である。
尚、本発明に於いて、(A)成分は、分子の末端又は側鎖に1個以上の(メタ)アクリロイル基を有し、ポリブタジエン、ポリイソプレン、前2者の水素添加物からなる群から選ばれる1種以上で、分子量が500〜5000である(メタ)アクリレート、(B)成分は、炭素数2〜7の飽和炭化水素をエステル結合を介して有する単官能(メタ)アクリレート、(C)成分は、水酸基含有(メタ)アクリレート、(D)成分は、多官能性(メタ)アクリレート、(E)成分は、光重合開始剤、(F)成分は、酸化防止剤、(G)成分は、炭素数9〜12の飽和脂環式炭化水素をエステル結合を介して有する単官能(メタ)アクリレート、(H)成分は、カルボキシル基またはリン酸基を有する(メタ)アクリレート、(I)成分は、シランカップリング剤、(J)成分は、無機充填材、である。
本発明は、その好ましい実施態様に於いて、(A)成分を30〜70質量%、(B)成分を10〜60質量%、(C)成分を2〜30質量%、(D)成分を2〜50質量%、(E)成分を0.01〜15質量%、(F)成分を0.01〜5質量%、(G)成分を0〜30質量%、(H)成分を0〜15質量%、(I)成分を0〜7質量%含有する組成物100質量部に対して(J)成分を50〜300質量部含有することを特徴とする。
本発明は、好ましい実施態様に於いて、(B)成分がエチルメタクリレート、n−ブチルメタクリレート又はイソブチルメタクリレートから選択される少なくとも1種以上であることを特徴とする前記のエネルギー線硬化性樹脂組成物であり、(D)成分がジメチロール-トリシクロデカンジアクリレート、ジメチロール-トリシクロデカンジメタクリレート、トリメチロールプロパントリメタクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレートから選択される少なくとも1種であることを特徴とする前記のエネルギー線硬化性樹脂組成物であり、(G)成分がイソボルニルメタクリレート、イソボルニルアクリレート、ジシクロペンタニルメタクリレート、ジシクロペンタニルアクリレート、2−メチル−2−アダマンチルメタクリレート、2−メチル−2−アダマンチルアクリレートから選択される少なくとも1種以上であることを特徴とする前記のエネルギー線硬化性樹脂組成物であり、(H)成分が2−アクリロイルオキシエチルコハク酸、2−メタクリロイルオキシエチルコハク酸、アクリル酸ダイマー、2−メタクリロイルオキシエチルアシッドホスフェート、2−アクリロイルオキシエチルアシッドホスフェート、ω−カルボキシ-ポリカプロラクトンモノアクリレートから選択される少なくとも1種以上であることを特徴とする前記のエネルギー線硬化性樹脂組成物である。
本発明は、前記のエネルギー線硬化性樹脂組成物からなることを特徴とする接着剤であり、硬化体であり、前記の接着剤を用いてなることを特徴とする接合体である。
本発明のエネルギー線硬化性樹脂組成物は、分子量が500〜5000のジエン系或いは水素添加されたジエン系の(メタ)アクリレート、特定構造の飽和炭化水素をエステル結合を介して有する単官能(メタ)アクリレート、水酸基含有(メタ)アクリレート、多官能性(メタ)アクリレート、光重合開始剤、および酸化防止剤を含有する特定組成の樹脂組成物からなるので、エネルギー線を照射することにより硬化することが可能であり、しかも当該硬化時の硬化収縮性が低く、また硬化体の接着歪みが少ないという特徴を有している。
また、本発明のエネルギー線硬化性樹脂組成物は、前記特定な組成を有するので、ガラス、金属、ポリフェニレンスルフィドのような結晶性エンジニアリングプラスチック、ポリカーボネートのような透明性エンジニアリングプラスチック等をはじめとする各種プラスチック材料等、様々な被着体に対して一様に高い接着強さを有し、耐熱性および耐湿性が良好で、剛性にも優れる特性をも有している。
本発明における(A)成分は、分子の末端又は側鎖に1個以上の(メタ)アクリロイル基を有し、ポリブタジエン、ポリイソプレン、前2者の水素添加物からなる群から選ばれる1種以上で、分子量が500〜5000である(メタ)アクリレートである。なお、ここで言う分子量としては、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)で測定されるポリスチレン換算の数平均分子量が好ましく用いられる。
(メタ)アクリレートの主鎖骨格は、ポリブタジエン、ポリイソプレン、ポリブタジエンの水素添加物、ポリイソプレンの水素添加物から選ばれる1種以上である。好ましくは、ポリブタジエン、またはポリブタジエンの水素添加物が選択され、特に好ましくはポリブタジエンが選択される。
ポリブタジエンのミクロ構造についても特に制限はなく、1,4−cis体ユニット割合の少ないlow−cisポリブタジエン骨格、1,4−cis体ユニット割合の多いhigh−cisポリブタジエン骨格、1,2−ポリブタジエン骨格等いずれでも構わないが、発明者の検討に拠れば、1,2−ポリブタジエン骨格が好ましく選択される。
ポリブタジエンの水素添加物またはポリイソプレンの水素添加物を用いる場合、耐熱性や耐候性の点から、これらの水素添加率は好ましくは80%以上、より好ましくは85%以上、特に好ましくは90%以上である。なお、ここで水素添加率は、ポリブタジエンの水素添加物またはポリイソプレンの水素添加物中の全ジエンモノマーユニット数に対する水素が付加したモノマーユニット数の割合をいう。
(メタ)アクリレートは、上記主鎖骨格の末端又は側鎖に1個以上の(メタ)アクリロイル基を有す。中でも主鎖骨格の両末端に(メタ)アクリロイル基を有すものが好ましい。
(メタ)アクリレートは分子量が500〜5000であり、好ましくは800〜2500である。分子量が500未満では、本発明の硬化性樹脂組成物にエネルギー線を照射して得られる硬化体の硬度が低すぎて、接着剤層が形成し難くなることがある。一方分子量が5000を越える場合には、得られる樹脂組成物の粘度が高くなりすぎて、製造過程での混合等における作業性、或いは実用用途において当該樹脂組成物を用いる際の作業性に問題が生じるようになり、やはり好ましくない。
(A)成分の(メタ)アクリレートとしては、日本曹達社製NISSO−PB TEAI−1000(両末端アクリレート変性水素添加ブタジエン系オリゴマー)、日本曹達社製NISSO−PB TE−2000(両末端メタクリレート変性ブタジエン系オリゴマー)等を例示することができる。
(B)成分は、炭素数2〜7の飽和炭化水素基をエステル結合を介して有する単官能(メタ)アクリレートである。炭素数2〜7の飽和炭化水素基としては、不飽和の炭素-炭素結合がない炭化水素基であれば特に制限はなく、脂環式骨格でも脂肪族骨格でもいずれでも構わない。例えば、炭素数2のエチル基、炭素数3のn−プロピル基、イソプロピル基、炭素数4のn−ブチル基、イソブチル基、tert−ブチル基、炭素数6のシクロヘキシル基等が挙げられるが、特に好ましくは、炭素数2のエチル基、炭素数4のn−ブチル基、イソブチル基等が挙げられる。またアクリレートでもメタクリレートでもどちらでも構わないが、好ましくはメタクリレートが選択される。
(B)成分の単官能(メタ)アクリレートを例示すると、エチルメタクリレート、n−ブチルメタクリレート、イソブチルメタクリレート、シクロヘキシルメタクリレート、n−ペンチルメタクリレート、n−ヘプチルメタクリレート等を挙げることができ、好ましくはエチルメタクリレート、n−ブチルメタクリレート、イソブチルメタクリレート等が挙げられる。
(C)成分は、水酸基含有(メタ)アクリレートである。水酸基含有(メタ)アクリレートは、分子内に水酸基を少なくとも一つ以上有する単官能性(メタ)アクリレートモノマーを言い、好ましくは単官能性メタクリレートモノマーが用いられる。
水酸基含有(メタ)アクリレートモノマーとしては、例えば、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピル(メタ)アクリレート、2−(メタ)アクリロイルオキシエチル−2−ヒドロキシプロピルフタレート、グリセロールモノ(メタ)アクリレート、1,6−へキサンジオールモノ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールモノ(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシシクロヘキシル(メタ)アクリレート、1,4−ブタンジオールモノ(メタ)アクリレート等が挙げられ、好ましくは2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート等が、特に好ましくは2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロキシプロピルメタクリレート、2−ヒドロキシブチルメタクリレート等が挙げられる。
本発明の(D)成分は、多官能性(メタ)アクリレートである。本発明の多官能性(メタ)アクリレートは、分子内に(メタ)アクリロイル基を2以上有する化合物をいい、好ましくは多官能性メタクリレートモノマーが用いられる。多官能性(メタ)アクリレートとしては、例えば、ジメチロール-トリシクロデカンジ(メタ)アクリレート、ジメチロール-シクロヘキサンジ(メタ)アクリレート等の脂環式構造を有する多官能性(メタ)アクリレートやエチレンオキシド付加ビスフェノールAジ(メタ)アクリレート、エチレンオキシド付加ビスフェノールFジ(メタ)アクリレート、プロピレンオキシド付加ビスフェノールAジ(メタ)アクリレート、プロピレンオキシド付加ビスフェノールFジ(メタ)アクリレート等の芳香族環構造を有する多官能性(メタ)アクリレート、またトリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート等の脂肪族分岐構造を有する多官能性(メタ)アクリレート等がある。このうちジメチロール-トリシクロデカンジ(メタ)アクリレート等のような脂環式構造を有する多官能性(メタ)アクリレート或いはトリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート等のような脂肪族分岐構造を有する多官能性(メタ)アクリレートを用いることが好ましく、ジメチロール-トリシクロデカンジ(メタ)アクリレート等の炭素数6〜12の脂環式構造を有する多官能性(メタ)アクリレートを用いることが特に好ましい。
(E)成分は、光重合開始剤である。光重合開始剤には紫外線重合開始剤や可視光重合開始剤等があるが、どちらも制限無く用いられる。紫外線重合開始剤にはベンゾイン系、ベンゾフェノン系、アセトフェノン系等があり、可視光重合開始剤にはアシルホスフィンオキサイド系、チオキサントン系、メタロセン系、キノン系等がある。
光重合開始剤として具体的に例示すると、ベンゾフェノン、4−フェニルベンゾフェノン、ベンゾイル安息香酸、2,2−ジエトキシアセトフェノン、ビスジエチルアミノベンゾフェノン、ベンジル,ベンゾイン、ベンゾイルイソプロピルエーテル、ベンジルジメチルケタール、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、チオキサントン、1−(4−イソプロピルフェニル)2−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−1−オン、1−(4−(2−ヒドロキシエトキシ)−フェニル)−2−ヒドロキシ−2−メチル−1−プロパン−1−オン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン、カンファーキノン、2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキサイド、ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−フェニルホスフィンオキサイド、2−メチル−1−(4−(メチルチオ)フェニル)−2−モルフォリノプロパン−1−オン、2−ベンジル−2-ジメチルアミノ−1−(4−モルフォリノフェニル)−1−ブタノン−1、ビス(2,6−ジメトキシベンゾイル)−2,4,4−トリメチル−ペンチルホスフィンオキサイド等が挙げられる。
(F)成分は酸化防止剤である。酸化防止剤としてはフェノール系、ハイドロキノン系を使用でき、好ましくはフェノール系が用いられる。酸化防止剤としては、β―ナフトキノン、2−メトキシー1,4−ノフトキノン、メチルハイドロキノン、ハイドロキノン、2,2−メチレン−ビス(4−メチル−6−ターシャリーブチルフェノール)、カテコール、ハイドロキノンモノメチルエーテル、モノターシャリーブチルハイドロキノン、2,5−ジターシャリーブチルハイドロキノン、p−ベンゾキノン、2,5−ジフェニル−p−ベンゾキノン、2,5−ジターシャリーブチル−p−ベンゾキノン、ピクリン酸、クエン酸、フェノチアジン、ターシャリーブチルカテコール、2−ブチル−4−ヒドロキシアニソール及び2,6−ジターシャリーブチル−p−クレゾール等が例示できる。
本発明のエネルギー線硬化性樹脂組成物は、前記(A)〜(F)成分を必須成分として含有する。前記(A)〜(F)成分を含有する組成物は、これにエネルギー線を照射されることにより硬化し、その硬化物は、剛性が高く、耐熱性および耐湿性が良好で、様々な被着体に対して一様に高い接着強さを示すとともに、前記硬化に際して硬化収縮性が低い特徴を示す。
更に、本発明のエネルギー線硬化性樹脂組成物は、(G)成分として、炭素数9〜12の飽和脂環式炭化水素基をエステル結合を介して有する単官能(メタ)アクリレートを含有することができる。炭素数9〜12の飽和脂環式炭化水素基としては、例えば、ジシクロペンタニル基、イソボルニル基、アダマンチル基などが挙げられ、特に好ましくは、ジシクロペンタニル基やイソボルニル基等が挙げられる。またアクリレートとメタクリレートとに関してはメタクリレートが好ましく選択される。
炭素数9〜12の飽和脂環式炭化水素基をエステル結合を介して有する単官能(メタ)アクリレートとしては、例えば、2−メチル−2−アダマンチル(メタ)アクリレート、2−エチル−2−アダマンチル(メタ)アクリレート、イソボルニル(メタ)アクリレート、ジシクロペンタニルオキシエチル(メタ)アクリレート、ジシクロペンタニル(メタ)アクリレート等が挙げられ、好ましくはイソボルニル(メタ)アクリレート、ジシクロペンタニル(メタ)アクリレート、2−メチル−2−アダマンチル(メタ)アクリレート等が、さらに好ましくはイソボルニル(メタ)アクリレート等が挙げられる。
本発明のエネルギー線硬化性樹脂組成物は、金属面への密着性を一層向上させることを目的に、(H)成分として、カルボキシル基またはリン酸基を有する(メタ)アクリレートをさらに含有することが好ましい。
リン酸基を有する(メタ)アクリレートとしては、(メタ)アクリロイルオキシエチルアシッドフォスフェート、(メタ)アクリロイルオキシエチルポリエチレングリコールアシッドフォスフェート等が挙げられる。
カルボキシル基を有する(メタ)アクリレートとしては、マレイン酸、フマル酸、ω−カルボキシ−ポリカプロラクトンモノ(メタ)アクリレート、フタル酸モノヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、(メタ)アクリル酸ダイマー、β−(メタ)アクロイルオキシエチルハイドロジェンサクシネート、2−アクリロイルオキシエチルコハク酸、2−メタクリロイルオキシエチルコハク酸等が例示される。
カルボキシル基またはリン酸基を有する(メタ)アクリレートの中でも、特に好ましくは、2−アクリロイルオキシエチルコハク酸、2−メタクリロイルオキシエチルコハク酸、アクリル酸ダイマー、2−メタクリロイルオキシエチルアシッドホスフェート、2−アクリロイルオキシエチルアシッドホスフェート、ω−カルボキシ-ポリカプロラクトンモノアクリレート等が挙げられ、更に好ましくは、2−メタクリロイルオキシエチルコハク酸、2−メタクリロイルオキシエチルアシッドホスフェート等が挙げられる。
本発明のエネルギー線硬化性樹脂組成物は、ガラス面への密着性を一層向上させることを目的に、(I)成分として、シランカップリング剤をさらに含有することができる。
シランカップリング剤としては、γ−クロロプロピルトリメトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリクロルシラン、ビニルトリエトキシシラン、ビニル−トリス(β−メトキシエトキシ)シラン、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、γ−アクリロキシプロピルトリメトキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−β−(アミノエチル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−β−(アミノエチル)−γ−アミノプロピルメチルジメトキシシラン及びγ−ユレイドプロピルトリエトキシシラン等が挙げられ、好ましくはγ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、γ−アクリロキシプロピルトリメトキシシラン等を例示できる。
本発明のエネルギー線硬化性樹脂組成物は、剛性および低硬化収縮性をさらに付与することを目的に、(J)成分として、無機充填剤をさらに含有することができる。
無機充填剤としては、石英、石英ガラス、溶融シリカ、球状シリカ等のシリカ粉等や、球状アルミナ、破砕アルミナ、酸化マグネシウム、酸化ベリリウム、酸化チタン等の酸化物類、窒化ホウ素、窒化ケイ素、窒化アルミニウム等の窒化物類、炭化ケイ素等の炭化物類、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム等の水酸化物類、銅、銀、鉄、アルミニウム、ニッケル、チタン等の金属類や合金類、ダイヤモンド、カーボン等の炭素系充填材などが挙げられる。これら無機充填剤は、1種または2種以上を使用することができる。無機充填剤については、容易に入手可能であり、アクリル樹脂への充填性を考慮すると、石英、石英ガラス、溶融シリカ、球状シリカ等のシリカ粉が好ましく、より好ましくは球状シリカ等が挙げられる。
本発明のエネルギー線硬化性樹脂組成物に於いて、好ましくは、(A)成分〜(I)成分について、(A)成分を30〜70質量%、(B)成分を10〜60質量%、(C)成分を2〜30質量%、(D)成分を2〜50質量%、(E)成分を0.01〜15質量%、(F)成分を0.01〜5質量%、(G)成分を0〜30質量%、(H)成分を0〜15質量%、(I)成分を0〜7質量%含有する組成物とし、この組成物100質量部に対して(J)成分を50〜300質量部含有するとき、エネルギー線を照射して得られる硬化物の剛性が特に高く、耐熱性および耐湿性が一層良好で、しかも硬化収縮性が特段に低くなり、かつ様々な被着体に対して一様に格段に高い接着強さを有するようになるので、特に好ましい。
なお、本発明のエネルギー線硬化性樹脂組成物は、本発明の目的を損なわない範囲で、一般に使用されているアクリルゴム、ウレタンゴムなどの各種エラストマー、メタクリル酸メチル−ブタジエン−スチレン系グラフト共重合体やアクリロニトリル−ブタジエン−スチレン系グラフト共重合体などのグラフト共重合体、溶剤、増量材、補強材、可塑剤、増粘剤、染料、顔料、難燃剤及び界面活性剤等の添加剤を使用することができる。
以下に、実施例、比較例をあげて、本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。尚、実施例および比較例に記載の配合組成物中の各成分には以下の化合物を選択した。
(A)成分の、分子の末端又は側鎖に1個以上の(メタ)アクリロイル基を有し、ポリブタジエン、ポリイソプレン、前2者の水素添加物からなる群から選ばれる1種以上で、分子量が500〜5000である(メタ)アクリレートとして、
(A−1)末端アクリル変性ポリブタジエン(日本曹達(株)社製商品名TE−2000)(GPCによるポリスチレン換算の数平均分子量2100)
(A−2)末端アクリル変性ポリブタジエン水素添加物(日本曹達(株)社製商品名TEAI−1000)(GPCによるポリスチレン換算の数平均分子量1200)
(B)成分の炭素数2〜7の飽和炭化水素をエステル結合を介して有する単官能(メタ)アクリレートとして、
(B−1)エチルメタクリレート(共栄社化学(株)社製ライトエステルE)
(B−2)n−ブチルメタクリレート(共栄社化学(株)社製ライトエステルNB)
(B−3)イソブチルメタクリレート(共栄社化学(株)社製ライトエステルIB)
(C)成分の水酸基含有(メタ)アクリレートとして、
(C−1)2−ヒドロキシエチルメタクリレート(共栄社化学(株)社製ライトエステルHO)
(D)成分の多官能性(メタ)アクリレートとして、
(D−1)ジメチロールトリシクロデカンジアクリレート(共栄社化学(株)社製ライトアクリレートDCP−A)
(D−2)ジメチロールトリシクロデカンジメタクリレート(共栄社化学(株)社製ライトエステルDCP−M)
(D−3)トリメチロールプロパントリメタクリレート(共栄社化学(株)社製ライトエステルTMP)
(D−4)トリメチロールプロパントリアクリレート(共栄社化学(株)社製ライトアクリレートTMP−A)
(E)成分の光重合開始剤として、
(E−1)ベンジルジメチルケタール(チバ・スペシャルティー・ケミカルズ(株)社製IRGACURE651)
(E−2)1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン(チバ・スペシャルティー・ケミカルズ(株)社製IRGACURE184)
(F)成分の酸化防止剤として、
(F−1)2,2−メチレン−ビス(4−メチル−6−ターシャリーブチルフェノール)(住友化学(株)社製スミライザーMDP−S)
(G)成分の炭素数9〜12の飽和脂環式炭化水素をエステル結合を介して有する単官能(メタ)アクリレートとして、
(G−1)イソボルニルメタクリレート(共栄社化学(株)社製ライトエステルIB−X)
(G−2)ジシクロペンタニルメタクリレート(日立化成工業(株)社製FA−513M)
(G−3)2−メチル−2−アダマンチルメタクリレート(出光興産(株)社製アダマンテートMM)
(H)成分のカルボキシル基またはリン酸基を有する(メタ)アクリレートとして、
(H−1)2−メタクリロイルオキシエチルコハク酸(共栄社化学(株)社製ライトエステルHO−MS)
(H−2)2−メタクリロイルオキシエチルアシッドホスフェート(共栄社化学(株)社製ライトエステルP−1M)
(H−3)2−アクリロイルオキシエチルコハク酸(共栄社化学(株)社製ライトエステルHOA−MS)
(H−4)2−アクリロイルオキシエチルアシッドホスフェート(共栄社化学(株)社製ライトアクリレートP−1A)
(H−5)アクリル酸ダイマー(東亜合成(株)社製アロニックスM−5600)
(H−6) ω−カルボキシ-ポリカプロラクトン-モノアクリレート(東亜合成(株)社製アロニックスM−5300)
(I)成分のシランカップリング剤として、
(I−1)γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン(信越化学工業(株)社製KBM−503)
(J)成分の無機充填材として、
(J−1)球状シリカ(電気化学工業(株)社FB−5D)
また、比較の例に用いるものとして、
分子の末端又は側鎖に1個以上の(メタ)アクリロイル基を有する(メタ)アクリレートとして、(A‘−3)末端アクリル変性ポリカーボネート系ウレタンオリゴマー(日本合成化学製UV9000PEP)を、
炭素数1の飽和炭化水素をエステル結合を介して有する単官能(メタ)アクリレートとして、(B‘−1)メチルメタクリレート(共栄社化学(株)社製ライトエステルM)を、
炭素数8の飽和炭化水素をエステル結合を介して有する単官能(メタ)アクリレートとして、(B‘−2)2−エチルヘキシルメタクリレート(共栄社化学(株)社製ライトエステルEH)を用いた。
各種物性は、次のように測定した。
〔光硬化条件〕光硬化に際しては、無電極放電ランプを使用したフュージョン社製硬化装置により、365nmの波長の積算光量2000mJ/cmの条件にて硬化させた。
〔引張接着強さ(1)〕ガラス繊維強化ポリフェニレンスルフィド(PPS)試験片(100×25×2.0mm、東ソー製GS40、ガラス繊維40%含有)を2枚、片端同士を、厚み0.6mm×幅2mm×長さ7mmのテフロン(登録商標)スペーサーを2枚挟みながら押し当て、PPS試験片2枚とテフロン(登録商標)スペーサー2枚で囲まれる長さ11mm×幅0.6mm×厚み2mmの空間に接着剤を流し込み、上記条件にて接着剤を硬化させた(接着面積22mm2)。硬化後、接着剤で接合した該試験片を用いて引張接着強さ(1)を測定した。
引っ張り剪断接着強さ(単位:MPa)は、温度23℃、湿度50%の環境下で引張速度10mm/分で測定した。
〔引張接着強さ(2)〕ポリカーボネート(PC)試験片(100×25×2.0mm、帝人化成製パンライトL1225Y)を用いるほかは、前記記載の方法により、接着剤で接合した試験片を調製し、引張接着強さを測定した。
〔引張接着強さ(3)〕亜鉛ダイカスト試験片(100×25×2.0mm、ZDC2)を用いるほかは、前記記載の方法により、接着剤で接合した試験片を調製し、引張接着強さを測定した。
〔耐湿性評価〕亜鉛ダイカスト試験片(100×25×2.0mm、ZDC2)を用いて上記引張剪断接着強さ評価と同様な試験片を作製後、温度80℃、湿度90%の雰囲気中にて504時間放置し、取り出し後、23℃×50%RH雰囲気の室内にて30分以上放置後、引張接着強さを測定した。
〔硬化収縮率評価〕樹脂組成物を上記光硬化条件にて硬化させて、硬化物試料を調製した。この硬化物の23℃における密度(値をKとする)をJIS K7112のA法に従い測定した。一方、硬化前の樹脂組成物の液体の23℃における密度(値をLとする)をJIS K 6833に従い比重瓶を用いて測定した。
得られた硬化物および樹脂組成物液の密度値から、次の式により硬化収縮率(%)を算出した。
硬化収縮率(%)=(K―L)/K×100
〔貯蔵弾性率評価〕樹脂組成物を上記光硬化条件にて硬化させて、20mm×5mm×1mmの硬化物試料を調製した。この硬化物試料を用いて、セイコー電子工業(株)社製テンションモジュールDMS210を使用し、周波数1Hz、歪み0.05%の条件で温度をスウィープして、引っ張りモードで動的粘弾性スペクトルを測定し、23℃における貯蔵弾性率E‘の値を求めた。
〔GPC評価〕A成分の分子量は次の条件で測定し、GPCによりポリスチレン換算の数平均分子量として得た。
[測定条件]
溶媒(移動相):THF
流速:1.0ml/min
設定温度:40℃
カラム構成:東ソー(株)社製TSK guardcolumn MP(×L)6.0mmID×4.0cm1本、および東ソー(株)社製TSK−GELMULTIPOREHXL−M 7.8mmID×30.0cm(理論段数16000段)2本、計3本(全体として理論段数32000段)、
サンプル注入量:100μl(試料液濃度1mg/ml)
送液圧力:39kg/cm
検出器:RI検出器
(実施例1〜15および比較例1〜7)表1、表2、表3に示す種類の原材料を表1、表2、表3に示す組成で混合して樹脂組成物を調製した。得られた組成物について、引張接着強さの測定及び耐湿性評価試験を行った。また硬化収縮率および貯蔵弾性率の測定を実施した。それらの結果を表1、表2、表3に示す。
Figure 0004459880
Figure 0004459880
Figure 0004459880
本発明のエネルギー線硬化性樹脂組成物は、ガラス、金属、ポリフェニレンスルフィドのような結晶性エンジニアリングプラスチック、ポリカーボネートのような透明性エンジニアリングプラスチック等の各種プラスチック材料等、様々な被着体に対して一様に高い接着強さを有し、耐熱性および耐湿性が良好で、剛性にも優れる特性をも有しているので、ガラス同士、ガラスと金属、ガラスとセラミック、ガラスとプラスチック、プラスチック同士、プラスチックと金属、及びプラスチックとセラミック等の接着或いは固定用途に適用できるし、特に硬化収縮性が低く、接着歪みの少ない特徴を有していることから機器の高性能化の進んでいるオプトエレクトロニクス分野での部品同士の接着や固定の用途に好適に使用できるので、産業上非常に有用である。

Claims (15)

  1. (A)〜(I)成分を含有することを特徴とするエネルギー線硬化性樹脂組成物。
    (ここで、
    (A)成分は、主鎖骨格の両末端に1個以上の(メタ)アクリロイル基を有し、ポリブタジエン又はポリブタジエン水素添加物からなる群から選ばれる1種以上で、分子量が500〜5000である(メタ)アクリレート30〜70質量%
    (B)成分は、エチルメタクリレート、n−ブチルメタクリレート又はイソブチルメタクリレートから選択される少なくとも1種以上である飽和炭化水素をエステル結合を介して有する単官能(メタ)アクリレート10〜60質量%
    (C)成分は、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート又は2−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレートから選択される少なくとも1種以上である水酸基含有(メタ)アクリレート2〜30質量%
    (D)成分は、ジメチロール-トリシクロデカンジアクリレート、ジメチロール-トリシクロデカンジメタクリレート、トリメチロールプロパントリメタクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレートから選択される少なくとも1種以上である多官能性(メタ)アクリレート2〜50質量%
    (E)成分は、光重合開始剤0.01〜15質量%
    (F)成分は、酸化防止剤0.01〜5質量%
    (G)成分は、イソボルニルメタクリレート、イソボルニルアクリレート、ジシクロペンタニルメタクリレート、ジシクロペンタニルアクリレート、2−メチル−2−アダマンチルメタクリレート、2−メチル−2−アダマンチルアクリレートから選択される少なくとも1種以上である飽和脂環式炭化水素をエステル結合を介して有する単官能(メタ)アクリレート0〜30質量%
    (H)成分は、2−アクリロイルオキシエチルコハク酸、2−メタクリロイルオキシエチルコハク酸、アクリル酸ダイマー、2−メタクリロイルオキシエチルアシッドホスフェート、2−アクリロイルオキシエチルアシッドホスフェート、ω−カルボキシ-ポリカプロラクトンモノアクリレートから選択される少なくとも1種以上であるカルボキシル基またはリン酸基を有する(メタ)アクリレート0〜15質量%
    (I)成分は、シランカップリング剤0〜7質量%
    である。)
  2. 更に、(J)成分として無機充填材を、(A)成分、(B)成分、(C)成分、(D)成分、(E)成分、(F)成分、(G)成分、(H)成分、(I)成分を含有する組成物100質量部に対して(J)成分を50〜300質量部含有することを特徴とする請求項記載のエネルギー線硬化性樹脂組成物。
  3. (A)成分を30〜70質量%、(B)成分を10〜60質量%、(C)成分を2〜30質量%、(D)成分を2〜50質量%、(E)成分を0.01〜15質量%、(F)成分を0.01〜5質量%、(G)成分を9.2〜30質量%、(H)成分を2.8〜15質量%、(I)成分を2.3〜7質量%含有することを特徴とする請求項1乃至2のいずれか1項に記載のエネルギー線硬化性樹脂組成物。
  4. (A)成分は、両末端アクリレート変性水素添加ブタジエン系オリゴマー又は両末端メタクリレート変性ブタジエン系オリゴマーから選択される少なくとも1種以上であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のエネルギー線硬化性樹脂組成物。
  5. (C)成分は、2−ヒドロキシエチルメタクリレートであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のエネルギー線硬化性樹脂組成物。
  6. (E)成分は、ベンジルジメチルケタール又は1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトンから選択される少なくとも1種以上であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のエネルギー線硬化性樹脂組成物。
  7. (F)成分は、2,2−メチレン−ビス(4−メチル−6−ターシャリーブチルフェノール)であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のエネルギー線硬化性樹脂組成物。
  8. (I)成分は、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン又はγ−アクリロキシプロピルトリメトキシシランから選択される少なくとも1種以上であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のエネルギー線硬化性樹脂組成物。
  9. (J)成分は、石英、石英ガラス、溶融シリカ又は球状シリカから選択される少なくとも1種以上であることを特徴とする請求項2乃至8のいずれか1項に記載のエネルギー線硬化性樹脂組成物。
  10. (J)成分は、球状シリカであることを特徴とする請求項2乃至9のいずれか1項に記載のエネルギー線硬化性樹脂組成物。
  11. 請求項1乃至10のいずれか1項に記載のエネルギー線硬化性樹脂組成物からなることを特徴とする接着剤。
  12. 請求項1乃至10のいずれか1項に記載のエネルギー線硬化性樹脂組成物からなる接着剤を用いてなることを特徴とする接合体。
  13. 請求項1乃至10のいずれか1項に記載のエネルギー線硬化性樹脂組成物からなることを特徴とする硬化体。
  14. ガラス繊維強化ポリフェニレンスルフィド試験片間の引張接着強さが9.1MPa以上であり、ポリカーボネート試験片間の引張接着強さが9.9MPa以上であり、亜鉛ダイカスト試験片間の引張接着強さが24.1MPa以上である請求項1乃至13のいずれか1項に記載のエネルギー線硬化性樹脂組成物からなることを特徴とする硬化体。
  15. 耐熱耐湿処理後の亜鉛ダイカスト試験片間の引張接着強さが22.8MPa以上である請求項1乃至13のいずれか1項に記載のエネルギー線硬化性樹脂組成物からなることを特徴とする硬化体。
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