JP6079249B2 - ガラス板−樹脂板積層体 - Google Patents
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Description
図1は、第1の実施形態に係るガラス板−樹脂板積層体の略図的断面図である。ガラス板−樹脂板積層体1は、樹脂板30を備えている。
図2は、第2の実施形態に係るガラス板−樹脂板積層体の略図的断面図である。
厚さ500μmのポリカーボネート樹脂(タキロン株式会社製のPCSM PS610)からなる樹脂板の上側に、厚さ50μmのアクリル系基材レス粘着シートAを粘着させ、その上に厚さ100μmの第1のガラス板(日本電気硝子株式会社製無アルカリガラス OA−10G)を粘着させた。一方、このポリカーボネート樹脂の下側には、厚さ50μmのアクリル系基材レス粘着シートAを3枚重ねて粘着させ、その上に厚さ100μmの第2のガラス板(日本電気硝子株式会社製無アルカリガラス OA−10G)を粘着させた。以上により、ガラス板−樹脂板積層体を作製した。
第1の粘着剤層として厚さ25μmのアクリル系基材レス粘着シートBを4枚重ねて粘着させ、第2の粘着剤層として、厚さ50μmのアクリル系基材レス粘着シートAを2枚重ねて粘着させたこと以外は、実施例1と同様にして三点曲げ試験を行い、実施例2で得られたガラス板−樹脂板積層体の最大たわみ量を測定した。結果を表1に示す。アクリル系基材レス粘着シートBの貯蔵弾性率は、25℃で9.5×106Paであり、アクリル系基材レス粘着シートAの貯蔵弾性率は、25℃で16×104Paであった。
第1の粘着剤層として厚さ25μmのアクリル系基材レス粘着シートBを2枚重ねて粘着させ、第2の粘着剤層として、厚さ50μmのアクリル系基材レス粘着シートAを3枚重ねて粘着させたこと以外は、実施例1と同様にして三点曲げ試験を行い、実施例3で得られたガラス板−樹脂板積層体の最大たわみ量を測定した。結果を表1に示す。
第1の粘着剤層として厚さ50μmのアクリル系基材レス粘着シートAを2枚重ねて粘着させ、第2の粘着剤層として、厚さ50μmのアクリル系基材レス粘着シートAを2枚重ねて粘着させたこと以外は、実施例1と同様にして三点曲げ試験を行い、比較例1で得られたガラス板−樹脂板積層体の最大たわみ量を測定した。結果を表1に示す。なお、比較例1では、第2のガラス板が割れる前に、第1のガラス板が割れた。
第1の粘着剤層として厚さ50μmのアクリル系基材レス粘着シートAを3枚重ねて粘着させ、第2の粘着剤層として、厚さ50μmのアクリル系基材レス粘着シートAを粘着させたこと以外は、実施例1と同様にして三点曲げ試験を行い、比較例2で得られたガラス板−樹脂板積層体の最大たわみ量を測定した。結果を表1に示す。なお、比較例2では、第2のガラス板が割れる前に、第1のガラス板が割れた。
第1の粘着剤層として厚さ50μmの粘着剤層アクリル系基材レス粘着シートAを2枚重ねて粘着させ、第2の粘着剤層として、厚さ25μmのアクリル系基材レス粘着シートBを4枚重ねて粘着させたこと以外は、実施例1と同様にして三点曲げ試験を行い、比較例3で得られたガラス板−樹脂板積層体の最大たわみ量を測定した。結果を表1に示す。なお、比較例3では、第2のガラス板が割れる前に、第1のガラス板が割れた。
20…第1のガラス板
21…第2のガラス板
30…樹脂板
30a…第1の主面
30b…第2の主面
40…第1の粘着剤層
41…第2の粘着剤層
Claims (4)
- 第1及び第2の主面を有する樹脂板と、
前記第1の主面の上に配された、厚みが300μm以下である第1のガラス板と、
前記第2の主面の上に配された、厚みが300μm以下である第2のガラス板と、
前記第1のガラス板と前記樹脂板とを粘着している第1の粘着剤層と、
前記第2のガラス板と前記樹脂板とを粘着している第2の粘着剤層と、
を備え、
前記第1の粘着剤層の貯蔵弾性率と前記第2の粘着剤層の貯蔵弾性率が同じであり、
前記第1の粘着剤層の厚みが相対的に薄く、前記第2の粘着剤層の厚みが相対的に厚く、前記第1の粘着剤層の厚みが300μm以下である、ガラス板−樹脂板積層体。 - 第1及び第2の主面を有する樹脂板と、
前記第1の主面の上に配された、厚みが300μm以下である第1のガラス板と、
前記第2の主面の上に配された、厚みが300μm以下である第2のガラス板と、
前記第1のガラス板と前記樹脂板とを粘着している第1の粘着剤層と、
前記第2のガラス板と前記樹脂板とを粘着している第2の粘着剤層と、
を備え、
前記第1の粘着剤層の厚みと前記第2の粘着剤層の厚みが同じであり、
前記第1の粘着剤層の貯蔵弾性率が相対的に高く、前記第2の粘着剤層の貯蔵弾性率が相対的に低く、前記第1の粘着剤層の厚みが300μm以下である、ガラス板−樹脂板積層体。 - 第1及び第2の主面を有する樹脂板と、
前記第1の主面の上に配された、厚みが300μm以下である第1のガラス板と、
前記第2の主面の上に配された、厚みが300μm以下である第2のガラス板と、
前記第1のガラス板と前記樹脂板とを粘着している第1の粘着剤層と、
前記第2のガラス板と前記樹脂板とを粘着している第2の粘着剤層と、
を備え、
前記第1の粘着剤層の厚みが相対的に薄く、前記第2の粘着剤層の厚みが相対的に厚く、かつ前記第1の粘着剤層の貯蔵弾性率が相対的に高く、前記第2の粘着剤層の貯蔵弾性率が相対的に低く、前記第1の粘着剤層の厚みが300μm以下である、ガラス板−樹脂板積層体。 - 前記第1の粘着剤層の厚みは、前記第1のガラス板の厚みよりも薄い、請求項1〜3のいずれか一項に記載のガラス板−樹脂板積層体。
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Family Applications (1)
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JP2013005038A Active JP6079249B2 (ja) | 2013-01-16 | 2013-01-16 | ガラス板−樹脂板積層体 |
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