JP5306082B2 - 記録装置および記録方法 - Google Patents

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Description

本発明は、記録ヘッドよりインクを吐出して画像を記録する記録装置および前記記録装置におけるパターンの記録方法に関する。
インクジェット記録装置は、記録媒体を載置するプラテンとプラテンに対向して往復走査する記録ヘッドとを有し、記録ヘッドを走査させながら記録媒体に対しインクを吐出して記録媒体に記録を行う。特に、往方向と復方向の両方の走査でインクを吐出して記録を行う、いわゆる双方向記録により高速記録が実現できる。
しかし、記録ヘッドのインク吐出口を備える面と記録媒体との間(「紙間」ともいう)の距離が走査方向でばらつくと、往路方向で吐出したインク滴の着弾位置と復路方向で吐出したインク滴の着弾位置にずれが生じる。
特許文献1には、記録媒体上の記録領域における走査方向の全幅に亘って往方向と復方向のインク滴の着弾位置を調整するためのテストパターンを記録する技術を開示している。この特許文献1の方法では、各位置におけるずれ量を平均した値が最も小さくなるように、往方向と復方向の少なくとも一方の吐出タイミングを補正している。これにより、走査方向に対するインク滴の着弾位置のずれを低減させている。
特開2006−015678号公報 特開平07−081190号公報
ところで、インクジェット記録装置で発生する着弾位置のずれ(記録位置のずれ)には、上述の往方向と復方向の記録位置ずれ以外にも、ノズル列間の記録位置ずれ、ノズル列の傾きによる記録位置ずれ等、多数の記録位置ずれがある。これらの項目に関して、できるだけ短時間、少ない記録用紙にテストパターンを記録するために、走査方向に複数の項目のテストパターンを記録する必要が生じてきている。
また、一般的なインクジェット記録装置は、文書を記録する普通紙の主流であるA4、Letterのサイズ、写真画像を記録する写真専用紙のサイズの主流であるL判、4×6のサイズ等、走査方向のサイズが異なる複数種類の記録用紙に対応している。このような記録装置では、特に、高品位の写真記録が求められる、L判、4×6のサイズのような走査方向のサイズが相対的に小さい記録用紙において、記録位置のずれが最適に調整されていることが望まれている。
しかし、引用文献1には、走査方向の全幅に亘って往方向と復方向のインク滴の着弾位置を調整するためのテストパターンを記録する技術を開示しているが、複数項目のテストパターンを走査方向に記録することの記載はない。また、走査方向のサイズの異なる複数種類の記録用紙に記録する場合に、走査方向のサイズが相対的に小さい記録用紙に合せて、記録位置のずれを最適に調整することについての開示もない。
本発明は、往方向と復方向の記録位置ずれを含む複数の項目のテストパターンを走査方向に記録する際に、走査方向のサイズが相対的に小さい記録用紙において、記録位置のずれを最適に調整することを目的とする。
本発明の記録装置は、インクを吐出するための複数のノズルが所定の配列方向に配列されたノズル列を有する記録ヘッドを前記配列方向と交差する走査方向の往方向および復方向に往復走査させるとともに、前記走査方向と交差する搬送方向に記録媒体を搬送することにより、第1の記録媒体と、前記第1の記録媒体よりも前記走査方向のサイズが小さい第2の記録媒体と、に記録可能な記録装置であって、前記往方向と復方向の記録位置の調整を行うための補正に用いられる第1のテストパターンと、前記往方向と復方向の記録位置の調整とは異なる項目の記録位置の調整を行うための補正に用いられる第2のテストパターンと、を前記走査方向に並べ、かつ、前記第1の記録媒体上の、前記第2の記録媒体に記録を行う際に前記走査方向における前記第2の記録媒体が通過する位置に前記第1のテストパターンが記録されるように前記記録ヘッドを制御することを特徴とする。
本発明によれば、往方向と復方向の記録位置ずれを含む複数の項目のテストパターンを走査方向に記録する際に、走査方向のサイズが相対的に小さい記録用紙において記録位置のずれを最適に調整することが可能になる。
本発明に適用可能なインクジェット記録装置の要部平面図。 本発明に適用可能なインクジェット記録装置の側面図。 記録用紙Pの給紙位置を説明する図。 プラテン上のリブについて説明する図。 インクジェット記録装置の制御部の概略構成図。 第1の実施形態で用いる記録ヘッドの構成図。 記録用紙とプラテンの位置関係を示した図。 第1の実施形態の記録用紙上のテストパターンの配置を示す図。 往方向と復方向の記録位置調整のテストパターンの詳細図。 記録ヘッドの傾き調整のテストパターンの詳細図。 記録位置調整に関するフローチャート。 第2の実施形態で用いる記録ヘッドの構成図。 第2の実施形態の記録用紙上のテストパターンの配置を示す図。
[記録装置構成]
図1は、本実施形態における記録装置の要部平面図であり、図2はその側面図である。本実施形態における記録装置(インクジェット記録装置50)は、「記録媒体」である記録用紙Pを載置する「載置面」としてのプラテン52を備える。また、プラテン52に対向する記録ヘッド62を搭載し、プラテン52上を記録用紙Pの走査方向Xに沿って往復動作可能なキャリッジ61を有する。このインクジェット記録装置50は、記録ヘッド62で記録用紙Pの記録面を走査しながら記録ヘッド62から記録用紙Pにインクの吐出を行い、記録を実行する。
記録用紙Pの副走査方向Yの最上流側には、多数の記録用紙Pを積載可能な給紙トレイ57が設けられる。回転動作する給紙ローラ57bの外周面と、給紙ローラ57bに対向して設けられ記録用紙Pを裏面から弾性付勢する不図示の分離パッドによる摩擦抵抗によって給紙トレイ57に積載された複数の記録用紙Pは1枚ずつ分離される。そして記録用紙Pは、走査方向Xと交差する方向の副走査方向Y下流に向かって給送される。なお、以下文中で「左」、「右」は副走査方向Y下流方向へ向かった左右方向をそれぞれ意味する。
給紙トレイ57には記録用紙Pの幅方向、つまり走査方向Xに摺動可能な給紙ガイド57cが設けられる。給紙トレイ57に積載される記録用紙の幅に応じてユーザにより給紙ガイド57cの位置が設定され、この給紙ガイド57cにより多数の記録用紙が1枚ずつ給紙トレイ57からプラテン52へ至る搬送経路を経てプラテン52の所定の位置に給送される。
ここで給紙トレイ57、給紙ガイド57c、記録用紙P及びプラテン52の位置関係を、図3を用いて説明する。図3(A)には、給紙ガイド57cが給紙トレイ中央CTを基準に左右対称の位置に設けられた給紙トレイ57が示される。一対の一点鎖線で示される搬送経路Wの中央CTに沿って記録用紙Pが給送され、プラテン52の中央に載置される。以下文中ではかかる給紙方法を「センター給紙」という。
図1、図2に戻り、記録用紙Pの副走査方向Yにおける給紙ローラ57bの下流側には紙送りローラ53が設けられている。また、紙送りローラ53は記録用紙Pを副走査方向Y下流方向へ搬送すべく回転動作し、複数の従動ローラ54はそれぞれ個々に記録用紙Pに接しながら記録用紙Pの搬送に従動して回転する。これにより記録用紙Pは紙送りローラ53の外周面に押し付けられ紙送りローラ53の外周面に密着して副走査方向Yに搬送される。
紙送りローラ53の近傍にはロータリエンコーダ31(図2)が設けられる。ロータリエンコーダ31は、紙送りローラ53の回転に連動して回転するロータリスケール311の外周に沿って等間隔に形成されているスリットをロータリスケールセンサ312(図2)により検知する。そして、紙送りローラ53の回転に伴い変化する検知信号を制御部100(図2)に入力する。制御部100は、この検知信号に基づき紙送りローラ53の回転数を検出する。
給紙ローラ57bと紙送りローラ53の間には、紙検知器33が設けられる。紙検知器33は記録用紙Pの搬送方向へ回動するレバーを有しており、このレバーの先端が記録用紙Pの先端で押されレバーが回動することによって搬送される記録用紙Pの先端HDが検知される。紙検知器33は給紙ローラ57bにより給送された記録用紙Pの先端HDを検知して検知信号を制御部100に入力する。紙検知器33により検知される先端の位置から所定量搬送されて、記録用紙Pはキャリッジ61と対向するプラテン52上に載置される。
キャリッジ61は、キャリッジガイド軸51に沿って走査方向Xに往復動作可能に設けられる。キャリッジ61に搭載されたリニアエンコーダ32(図2)は、キャリッジガイド軸51の近傍に走査方向Xと略平行して設けられたリニアスケール321に等間隔に形成されるスリットをリニアスケールセンサ322により検知する。そして、キャリッジ61の走査方向Xの移動量に応じて変化する検知信号を制御部100に入力する。制御部100は、入力される信号に基づき、キャリッジ61の位置を検出する。キャリッジ61に搭載される記録ヘッド62には、複数のインク吐出口が設けられ、記録ヘッド62は制御部100からの駆動信号に応答して不図示のインクカートリッジから供給されるインクをそれぞれのインク吐出口から吐出する。
記録ヘッド62と対向して設けられ、搬送される記録用紙Pを載置するプラテン52には、記録用紙Pを摺接支持しながら記録用紙Pの記録面と記録ヘッド62のヘッド面との間隔を所定間隔に維持するリブ52bが設けられる。リブ52bは副走査方向に延在する形状を有し、走査方向に所定の間隔を置いて複数設けられる。
ここで、リブ52bの機能について説明する。記録ヘッド62から記録用紙Pにインク滴が吐出されると、インクを吸収することによって記録用紙Pが膨潤して走査方向Xに波打つ現象(コックリング現象)が発生する。この様なコックリング現象が例えば平坦面上に載置された記録用紙Pに発生すると、不規則な波打ちにより、記録用紙Pの記録面と記録ヘッド62との距離が不均一となり、記録品質が低下したりする。場合によっては、記録用紙Pが記録ヘッド62に擦れて、記録面を汚損したりする。
そこでこれを解決すべく、プラテン52の表面に副走査方向に延びるリブ52bを走査方向に所定間隔で配設する。ここで、図1の一点鎖線Zに沿ったプラテン52、リブ52b、記録用紙P、及び記録ヘッド62の断面を模式的に示す図4を用いて説明する。この図から明らかなように、リブ52bを配設することにより、記録用紙Pの隣接する2つのリブの中間位置に相当する部分が自重で落ち込み、コックリングの頂部がリブ52bによって形成される。その結果、一定周期の規則的なコックリング状態が記録用紙Pに強制的に形成され、記録面と記録ヘッド62との距離PGが略均一に保たれる。
図1、2に戻り、上記のように構成されるインクジェット記録装置50は、搬送動作と走査動作とを交互に繰り返すことによって、記録用紙Pに記録を行う。搬送動作は、キャリッジ61とプラテン52の間で記録用紙Pを副走査方向Yに所定の搬送量で搬送または停止する動作である。走査動作は、キャリッジ61を走査方向Xに移動させる間に記録ヘッド62から停止中の記録用紙Pにインクを吐出する動作である。
そして記録用紙Pの副走査方向Yの最下流に設けられた排紙ローラ55は、回転動作により記録が行われた記録用紙Pを副走査方向Yに排紙する。複数の排紙従動ローラ56は、記録用紙Pが排紙ローラ55の回転により排紙される際に、記録用紙Pに接して記録用紙Pの排紙に伴い従動回転することにより、記録用紙Pを排紙ローラ55に密着させて排紙させる。なお、キャリッジ61の走査方向Xへの往復動領域の一側端側、例えば左側の外側には、公知のキャッピング装置59が設けられる。キャリッジ61は記録を実行しない待機時にはキャッピング装置59上まで移動して停止し、記録ヘッド62がキャッピング装置59に設けられたキャップCPで封止される。このキャリッジ61の停止位置はホームポジションHPとして規定される。
図5は、インクジェット記録装置50の制御部100の概略構成図である。図5と、引き続き図1、図2とを参照しつつ、制御部100によるインクジェット記録装置50の動作の制御について説明する。
制御部100のシステムバスBUSにはROM101、RAM102、駆動制御部103、CPU104、EPROM105が接続される。CPU104は、ROM101に格納された記録制御プログラムに従い、RAM102を作業領域としてインクジェット記録装置50の記録制御を実行するための演算処理等を行う。記録制御プログラムの処理に必要な各種データ等はEPROM105に読み書きされる。そして演算生成された制御命令は駆動制御部103に入力される。また、CPU104は駆動制御部103に備えられたインターフェース112を介してホスト側のパーソナルコンピュータ301から受信した記録コマンド等に基づき、記録データを生成し、駆動制御部103に入力する。
CPU104には、各種の検出信号、出力信号が入力され、CPU104はこれらの入力に基づき駆動制御部103へ入力する制御命令の演算処理を行う。検出信号としては、駆動制御部103を介して紙送りローラ53の回転量を検出するロータリエンコーダ31、搬送される記録用紙Pの先端HDを検知する紙検知器33からの検知信号、キャリッジ61の移動量を検出するリニアエンコーダ32からの検知信号がある。また、インクジェット記録装置50の電源をON/OFFするための電源スイッチ34の出力信号などが入力される。
駆動制御部103は、例えば特定用途向け集積回路で構成され、CPU104から入力される制御命令や記録データに基づいて、キャリッジモータ63の制御信号を演算生成する。生成した制御信号は、キャリッジモータドライバ107へ送出し、キャリッジモータドライバ107はこれに対応した駆動信号をキャリッジモータ63に送出し、キャリッジモータ63が回転動作する。そしてキャリッジモータ63の回転駆動力はベルト伝達機構によりキャリッジ61に伝えられることにより、キャリッジ61がキャリッジガイド軸51に沿って走査方向Xに往復動作を行う。
また駆動制御部103は、CPU104から入力される記録データと、リニアエンコーダ32からの入力信号に基づいて、キャリッジ61の動作に同期したタイミングのインク吐出制御信号を生成して記録ヘッドドライバ108へ送出する。そして、記録ヘッドドライバ108は記録ヘッド62へ駆動信号を送出する。これにより、キャリッジ61の移動に応じて記録ヘッド62が駆動され、記録データに対応したインク滴の吐出が実行される。
さらに駆動制御部103は、リニアエンコーダ32の出力信号に基づいて、キャリッジ61の往復動作に対応した紙送りのタイミングを提供する制御信号を演算生成し、紙送りモータドライバ106へ送出する。紙送りモータドライバ106はこの入力信号に応じた駆動信号を紙送りモータ58に送出し、紙送りモータ58の回転駆動力が紙送りローラ53、給紙ローラ57b、排紙ローラ55に伝えられる。これにより、これらローラが回転し、インクの吐出動作に適切なタイミングで記録用紙Pの給紙、搬送、排紙が実行される。
まずCPU104は、駆動制御部103を介して入力されるロータリエンコーダ31と紙検知器33からの検知信号に基づき、記録用紙Pがプラテン52に載置されたと判断される紙検知器33の位置からの記録用紙Pの搬送量を検出する。CPU104は、駆動制御部103を介してリニアエンコーダ32からの検知信号を受け取り、この信号に基づくデータをRAM102に保持する。以上の装置構成に基づく、本発明の実施形態について以下に説明する。
[第1の実施形態]
図6は、本実施形態に係る記録ヘッド62を示す図である。記録ヘッド62には、走査方向Xに沿ってシアン列C1、シアン列C2、マゼンタ列M2、マゼンタ列M1の順に4列のノズル列が配列している。各ノズル列は、副走査方向Yに1インチ当たりN=600個の密度(600dpi)でn=64個のインク吐出口(ノズル)を有しており、図に示すn1からn64はノズル番号である。シアン列C1およびマゼンタ列M1は相対的に大きな吐出量のインク滴を吐出するノズル列であり、そのインク滴の大きさは約5plである。シアン列C2およびマゼンタ列M2は相対的に小さな吐出量のインク滴を吐出するノズル列であり、そのインク滴の大きさは約2plである。4列とも駆動周波数は30KHz、吐出速度は約12mm/秒であり、インク吐出口それぞれに対応して発熱体が1個ずつ設けられている。
図7は、本実施形態における記録位置調整パターンの記録位置を示した図である。文書やグラフィック等が主流である普通紙A4サイズの記録媒体Pはその紙幅が210.0mmであり、写真画像が主流の写真専用紙の4×6インチ(KG)サイズの記録用紙Pはその紙幅が101.6mmである。いずれの記録用紙も搬送経路Wの中央CTを基準として奥から手前に給紙搬送される。記録ヘッド62が搭載されたキャリッジ61は、走査方向の往方向(+X方向)と復方向(−X方向)に往復走査しながら、プラテン52上のリブ52bによって支持された記録用紙Pの記録面にインクを吐出し記録を行う。
本実施形態では、記録可能な最大サイズであるA4サイズの記録用紙に対して、往方向と復方向の記録位置ずれを含む複数種類の項目のテストパターンを走査方向に沿って記録する。X1〜X7は、往方向と復方向の記録位置ずれを含む複数の項目のテストパターンを記録する位置を示している。X1、X2、X7の位置はA4サイズよりも走査方向の内側、4×6インチ(KG)サイズよりも走査方向の外側である。また、X3、X4、X5、X6の位置は4×6インチ(KG)サイズよりも走査方向の内側、搬送経路Wの中央CT付近である。
記録用紙を支持するプラテン52に製造バラツキによって変形が生じると、記録ヘッド62から記録用紙の記録面までの距離(紙間距離)は走査方向で変動する。特に、プラテン52は図7に示すように中央付近が凹状に変形しやすく、プラテンの中央部と端部では紙間距離が異なることが多い。具体的には、X1の位置における紙間距離PGX1が約1.0mm、中央CTにおける紙間距離PGCTが約1.2mmとなる程度の紙間距離の変動が発生する。
図8は、A4サイズの記録用紙Pに対して記録位置調整を行うための各テストパターンを記録したときのパターンの配置を示している。X1の位置には、記録ヘッドの傾きによる記録位置のずれを調整するためのテストパターン801が記録される。このパターンは、シアンおよびマゼンタの4列のノズル列を代表して、5plのインク滴を吐出するシアン列C1が用いられる。X2の位置には、吐出量5plのシアン列C1と吐出量2plのシアン列C2のノズル列間の記録位置のずれを調整するためのテストパターン802が記録される。またX7の位置には、吐出量5plのマゼンタ列M1と吐出量2plのマゼンタ列M2のノズル列間の記録位置のずれを調整するためのテストパターン807が記録される。この様に、4×6インチ(KG)サイズよりも走査方向の外側のX1,X2,X7の位置には、ノズル列の傾きによる記録位置ずれ、ノズル列間の記録位置ずれを調整するパターンが記録される。
X3の位置には、吐出量5plのシアン列C1における往方向と復方向の記録位置ずれを調整するためのテストパターン803が記録される。同様にしてX4の位置には、吐出量2plのシアン列C2における往方向と復方向の記録位置ずれを調整するためのテストパターン804が記録される。また、X5の位置には吐出量2plのマゼンタ列M2の往方向と復方向の記録位置ずれを調整するためのテストパターン805、X6の位置には吐出量5plのマゼンタ列M1の往方向と復方向の記録位置ずれを調整するためのテストパターン806が記録される。この様に、4×6インチ(KG)サイズよりも走査方向の内側のX3〜X6の位置には、往方向と復方向の記録位置ずれを調整するパターンが記録される。
図9は、往方向と復方向の記録位置ずれを調整するためのテストパターンの詳細を示す。縦罫線901は往方向の走査で各ノズル列の64個のノズルにより記録される罫線パターンであり、縦罫線902は復方向の走査で各ノズル列の64個のノズルにより記録される罫線パターンである。これらパターン記録にあたっては、その記録条件がキャリッジ速度25インチ/秒、駆動周波数30KHzである。往方向と復方向の記録位置ずれを調整するためのテストパターンでは、縦罫線901を基準として、縦罫線902の記録タイミングを1200dpi単位で「−2」から「+2」まで5段階に変化させた5個のパターンを完成させる。なお、−方向は記録タイミングを早め、+方向は記録タイミングを遅らせていることを示す。このようなテストパターンがテストパターン803〜806それぞれで記録される。
また、ノズル列間の記録位置を調整するテストパターン802および807も、テストパターンの構成は図9のテストパターンと同じである。ただし、テストパターンの記録方法が、図9のテストパターンとは異なる。すなわち、ノズル列間の記録位置を調整するテストパターンでは、相対的に吐出量の大きいノズル列(C1,M1)で縦罫線901を記録し、相対的に吐出量の小さいノズル列(C2,M2)で縦罫線902を記録する。
記録位置の調整は、図9のテストパターンの中から2本の罫線のずれが最も少ないパターンを選択し、そのパターンの非基準側の縦罫線を記録したときの記録タイミング(調整値)に基づいて行われる。なお、キャリッジ上に光学センサを設けた記録装置であれば、2本の縦罫線のずれが最も少ないパターンの検出を自動で行っても良い。また、ユーザがテストパターンの記録された記録用紙を見て、2本の縦罫線のずれが最も少ないパターンの値を操作部から入力するようにしてもよい。
図10は、記録ヘッドの傾きによる記録位置のずれを調整するためのテストパターンの詳細を示す。縦罫線1001は、往方向の走査においてシアン列C1の上流側のノズルn49からn64までの16個のノズルを用いて記録される罫線パターンである。縦罫線1002は、縦罫線1001を記録して記録用紙Pを搬送した後、同じく往方向の走査においてシアン列C1の下流側のノズルn1からn16までの16個を用いて記録される罫線パターンである。図10に示す「−2」〜「+2」は、縦罫線パターン1001を基準に、縦罫線パターン1002の記録タイミングを1200dpi単位で−方向には早く、+方向には遅らせて記録していることを示している。
記録ヘッドの傾きによる記録位置の調整では、まず、図10のテストパターンの中から2本の罫線のずれが最も少ないパターンを選択する。そして、そのパターンの非基準側の縦罫線を記録したときの記録タイミング(走査方向のずれ)に基づいて、傾きの程度(調整値)が検出される。実際の画像記録の際には、ノズル列内の複数のノズルを複数の群に分割し、傾きに応じて群毎に1ドット単位で駆動タイミングをずらすことにより、記録位置のずれが補正される。
図11は、本発明の記録位置調整に関するフローチャートを示す。このような処理は、記録装置の最初の電源ON時、記録ヘッド交換時などのタイミングで自動的に行われる。また、記録装置の操作部を介したユーザの指示によって自由なタイミングで行われるようにすることもできる。
まずステップS1001において、記録位置調整用のテストパターンを記録するための記録用紙を給紙する。本実施形態では、A4の記録用紙にテストパターンを記録する構成をとっている。次にステップS1002において、給紙された記録用紙に対して、図8のようにテストパターン801〜807を記録用紙の走査方向に沿って記録する。テストパターン801〜807の全てについて、「+2」〜「−2」までの全パターンを記録すると、ステップS1003において、記録された記録用紙を排紙する。ステップS1004において、記録用紙に記録された各テストパターンから調整値を選択し、本体の記憶部であるEPROMに値を記憶する。
記録位置のずれのうち、往方向と復方向の記録位置のずれは紙間距離の変動の影響が大きく、紙間距離が異なると往方向と復方向の記録位置のずれの量も異なる。例えば、図7に示すようにプラテン52に凹状の変形が生じると、プラテン端部(X1)で往方向と復方向の記録位置ずれを調整しても、プラテン中央(CT)では最適な記録位置調整が出来ない。しかし、本実施形態では、往方向と復方向の記録位置ずれを調整するためのテストパターンは、A4サイズの記録用紙、4×6インチ(KG)サイズの記録用紙の両方が通過する走査方向の位置に記録する。したがって、4×6インチ(KG)サイズの記録用紙が通過する領域で最適な往方向と復方向の記録位置調整が行われ、写真専用紙が主である4×6インチ(KG)サイズの記録用紙に画像を記録する際にも、往方向と復方向の記録位置のずれの影響を軽減できる。なお、A4サイズの記録媒体に画像を記録する場合、走査方向の端部で往方向と復方向の記録位置がずれが調整されない場合もあるが、A4サイズの記録媒体は主に普通紙であり、その影響は然程問題となるようなものでもない。
以上のように、本実施形態は、例えばA4サイズの第1の記録媒体と、それとはサイズが異なる例えば4×6インチ(KG)サイズの第2の記録媒体とに画像記録を行う記録装置に広く適用出来るものである。つまり、本実施形態は、第1の記録媒体に対して、記録位置ずれを調整するための複数のテストパターンを走査方向に沿って記録するときに、往方向と復方向の記録位置のずれを調整するテストパターンを、所定の位置に記録するものである。ここで、所定の位置とは、第1の記録媒体と第2の記録媒体の両方が通過する走査方向の位置である。以上の構成によって、サイズの小さい第2の記録媒体の画像記録において、往方向と復方向の記録位置のずれの影響を軽減して、高品位の画像記録が実現できる。特に、サイズの小さい記録媒体は写真専用紙が主であること、画像記録されたものを手元で鑑賞する目的が主であることから、サイズの小さな第2の記録媒体において往方向と復方向の記録位置調整が最適になされることが総合的に効果が高い。
また、上記の説明では、A4サイズの記録用紙、4×6インチ(KG)サイズの記録用紙の両方が通過する位置に、往方向と復方向の記録位置のずれを調整するテストパターンを記録している。しかし、本実施形態は、往方向と復方向の記録位置のずれを調整するテストパターンの全てを、4×6インチ(KG)サイズの記録用紙の両方が通過する位置に記録しなければならないものではない。例えば、記録ヘッドに多数のノズル列が備えられた構成では、全ノズル列の往方向と復方向の記録位置調整のテストパターンを、サイズの異なる記録媒体の両方が通過する位置に記録できない場合もある。したがって、本実施形態は記録ヘッドに備えられた少なくとも一のノズル列の往方向と復方向の記録位置調整のテストパターンを、両記録媒体が通過する走査方向の位置に記録するようにすればよい。
ただし、両記録媒体が通過する位置に記録できないテストパターンもできるだけ近い位置に記録することが好適である。したがって別の観点から本実施形態を捉えれば、「センター給紙」の場合、走査方向に沿って記録される複数のテストパターンのうち、往方向と復方向の記録位置のずれを調整するテストパターンを中央に記録するということである。これによって、4×6インチ(KG)サイズの第2の記録媒体が通過する領域で往方向と復方向の記録位置のずれを調整できる可能性が高くなり、本発明の目的を達成できるようになる。この「センター給紙」において、記録ヘッドが大インク滴のノズル列(第1のノズル列)と小インク滴のノズル列(第2のノズル列)を有する場合、小インク滴のテストパターンを、大インク滴のテストパターンよりも内側に配置することが好適である。これにより、写真画像において、粒状性に大きく影響を与える小インク滴の記録位置のずれを軽減することができる。なお、搬送経路の端部を基準として記録媒体を搬送する構成では、走査方向に沿って記録される複数のテストパターンのうち、往方向と復方向の記録位置のずれを調整するテストパターンを搬送基準側の最も外側に記録すればよい。
[第2の実施形態]
本実施形態では、写真専用紙が主である4×6インチ(KG)サイズの記録用紙の画像記録に使用しないノズル列と、使用するノズル列を備えている記録装置について説明を行う。
図12は、本実施形態に係る記録ヘッドを示す図である。図12に示す記録ヘッドは、副走査方向に1インチ当たりN=600個の密度で(600dpi)n=64個のインク吐出口(64ノズル)を有しているカラー列Clとブラック列Bkの2列備えている。カラー列Clは染料によるカラーインクを、ブラック列Bkは顔料によるブラックインクを吐出する。図12のn1からn64はノズル番号であり、カラー列Clのノズルから吐出されるインク滴の大きさは約5plであり、ブラック列Bkのノズルから吐出されるインク滴の大きさは約15plである。カラー列Cl、ブラック列Bkとも駆動周波数は30KHz、吐出速度は約12mm/秒である。各ノズルには、それぞれに対応した発熱体が1個ずつ設けられている。
図13は、A4サイズの記録用紙Pに対して、記録位置調整を行うための各テストパターンを記録するときのパターンの配置を示している。搬送経路WTの中央CTの位置には、カラー列Clにおける往方向と復方向の記録位置ずれを調整するためのテストパターン1301が記録される。ここで、カラー列Clは普通紙が主であるA4サイズの記録用紙と写真専用紙が主である4×6インチ(KG)サイズの記録用紙の両方の画像記録で使用されるノズル列である。同様にしてX3(図8に示すX3に等しい)の位置には、ブラック列Bkにおける往方向と復方向の記録位置ずれを調整するためのテストパターン1302が記録される。ここで、ブラック列Bkは普通紙が主であるA4サイズの記録用紙では使用されるが、写真専用紙が主である4×6インチ(KG)サイズの記録用紙では使用されないノズル列である。なお、本実施形態でも、第1の実施形態で使用した図11のフローチャートに従って、図13に示す様に記録したテストパターンに基づいて記録位置調整が実行される。
この様に、本実施形態では染料カラーインクを吐出するCl列(第2のノズル列)の往方向と復方向の記録位置調整のテストパターンを、顔料ブラックインクを吐出するBk列(第1のノズル列)のテストパターンよりも内側に配置した。したがって、4×6インチ(KG)サイズの記録用紙の画像記録に使用されるCl列で最適な往方向と復方向の記録位置調整が行われ、写真専用紙が主である4×6インチ(KG)サイズの記録用紙に画像を記録する際に高品位の画像記録が実現される。
[その他]
上述の説明では、記録位置調整のテストパターンとして、2本の縦罫線により構成される「ライン状パターン」を採用した。しかし、テストパターンの構成としては、特許文献2などで知られているように2つの「ドットパターン」を複数段階にずらしたテストパターンの形態であってもよい。このテストパターンでは、2つの「ドットパターン」のずらし量に応じて光学特性(反射光学濃度、輝度)が変化するようになっており、この光学特性を測定することによって記録位置のずれ量を容易に取得することが可能である。
52 プラテン
62 記録ヘッド
100 制御部
101 ROM
102 RAM
104 CPU
105 EPROM
P 記録用紙

Claims (10)

  1. インクを吐出するための複数のノズルが所定の配列方向に配列されたノズル列を有する記録ヘッドを前記配列方向と交差する走査方向の往方向および復方向に往復走査させるとともに、前記走査方向と交差する搬送方向に記録媒体を搬送することにより、第1の記録媒体と、前記第1の記録媒体よりも前記走査方向のサイズが小さい第2の記録媒体と、に記録可能な記録装置であって、
    前記往方向と復方向の記録位置の調整を行うための補正に用いられる第1のテストパターンと、前記往方向と復方向の記録位置の調整とは異なる項目の記録位置の調整を行うための補正に用いられる第2のテストパターンと、を前記走査方向に並べ、かつ、前記第1の記録媒体上の、前記第2の記録媒体に記録を行う際に前記走査方向における前記第2の記録媒体が通過する位置に前記第1のテストパターンを記録するように前記記録ヘッドを制御することを特徴とする記録装置。
  2. 前記第2の記録媒体に記録を行う際の前記往方向と復方向の前記記録位置の調整が、前記第1のテストパターンに基づいて行われることを特徴とする請求項1に記録装置。
  3. 前記第1の記録媒体上の、前記第2の記録媒体に記録を行う際に前記走査方向における前記第2の記録媒体が通過しない位置に前記第2のテストパターンが記録されるように前記記録ヘッドを制御することを特徴とする請求項1または2に記載の記録装置。
  4. 前記第2のテストパターンは、前記記録ヘッドの傾きによる記録位置のずれを補正するために用いられるテストパターンを含むことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の記録装置。
  5. 前記第2のテストパターンは、前記第1のノズル列と、前記第1のノズル列と異なる第2のノズル列と、の間の記録位置を調整するために用いられるテストパターンを含むことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の記録装置。
  6. 前記第1および第2の記録媒体を、それぞれの搬送時の前記走査方向における中心の位置が一致するように搬送し、
    前記第2のテストパターンを前記第1のテストパターンよりも前記走査方向の端側に記録することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の記録装置。
  7. 前記記録ヘッドは、インクを吐出する第1のノズル列と、前記第1のノズル列に対して相対的に吐出量の小さいインクを吐出する第2のノズル列とを有し、
    前記第1のノズル列によって記録する前記第1のテストパターンを前記第2のノズル列によって記録する前記第1のテストパターンよりも前記走査方向における前記第1の記録媒体の端側に記録するように制御することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の記録装置。
  8. 前記記録ヘッドは、前記第2の記録媒体の画像の記録に使用されない第1のノズル列と前記第2の記録媒体の画像の記録に使用される第2のノズル列とを有し、
    前記第1のノズル列によって記録する前記第1のテストパターンを前記第2のノズル列によって記録する前記第1のテストパターンよりも前記走査方向における前記第1の記録媒体の端側に記録するように制御することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の記録装置。
  9. 前記第1および第2の記録媒体を、それぞれの搬送時の前記走査方向における一方の端の位置が一致するように搬送し、
    前記第1のテストパターンを前記第2のテストパターンよりも前記走査方向における前記第1の記録媒体の前記走査方向の端側に記録することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の記録装置。
  10. インクを吐出するための複数のノズルが所定の配列方向に配列されたノズル列を有する記録ヘッドを前記配列方向と交差する走査方向の往方向および復方向に往復走査させるとともに、前記走査方向と交差する搬送方向に記録媒体を搬送することにより、第1の記録媒体と、前記第1の記録媒体よりも前記走査方向のサイズが小さい第2の記録媒体と、に記録を行う記録方法であって、
    前記往方向と復方向の記録位置を調整するために用いられる第1のテストパターンと、前記往方向と復方向の記録位置の調整とは異なる項目の記録位置を調整するために用いられる第2のテストパターンと、を前記走査方向に並べ、かつ、前記第1の記録媒体上の、前記第2の記録媒体に記録を行う際に前記走査方向における第2の記録媒体が通過する位置に前記第1のテストパターンを前記記録ヘッドに記録させることを特徴とする記録方法。
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