JP5298735B2 - 画像形成装置及び画像形成プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置及び画像形成プログラムに関する。
特許文献1には、プリンタや複写機等の画像形成装置において、形成する像を感光体ドラム等に露光して表す露光部材として、LED(Light Emitting Diode)等の発光素子をライン状に配列したLEDアレイを用いたものが記載されている。また、この様な画像形成装置の有するLEDアレイが感光体ドラム等を露光するドット位置を安定化できるドット位置精度安定化装置が記載されている。
このドット位置精度安定化装置は、LEDアレイを加熱する加熱手段と、LEDアレイの温度を検出する温度検出手段と、温度検出手段で検出された温度と予め定めた基準温度との差に基づいて設定した基準電力と、LEDアレイに加えられた電力との差に応じて、加熱手段に加える電力を制御する電力制御手段とを備えたことが記載されている。
特開平03−268959号公報
本発明は、温度差により生じる第1の露光光源と第2の露光光源との露光位置のズレを減少させるとともに、第2の露光光源の発光により生じる画像欠陥を減少させることができる画像形成装置及び画像形成プログラムを提供することにある。
本発明に係る画像形成装置は、第1および第2の感光体と、複数の発光素子で構成され、前記第1の感光体を露光する第1の露光光源と、複数の発光素子で構成され、前記第2の感光体を露光する第2の露光光源と、前記露光光源の温度を検出する検出手段と、前記検出手段が検出した温度に基づいて、前記第1の露光光源と前記第2の露光光源との温度差を算出する算出手段と、前記算出手段が算出した温度差に基づいて、前記算出手段が算出した温度差を減少させるように前記第1または第2の露光光源の発光を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記第1の感光体および前記第1の露光光源を用いて画像を形成すると共に、前記第2の感光体および前記第2の露光光源を用いないで画像を形成するときに、前記算出手段が算出した温度差に基づいて前記第2の露光光源の発光を停止するよう制御する第1制御手段と、前記第1制御手段が前記第2の露光光源の発光を停止した後に、前記算出手段が温度差が広がったと算出した場合には、温度差を減少させるように前記第2の露光光源の発光を開始するように前記第2の露光光源を制御する第2制御手段とを備え、前記第1制御手段は、前記算出手段の算出した温度差が閾値を下回る場合に、発光を停止するよう前記第2の露光光源を制御し、前記第2制御手段は、前記第2の感光体と前記第2の露光光源とを用いないで画像を形成する場合でも、前記算出手段の算出した温度差が閾値を上回る場合には、発光を開始するよう前記第2の露光光源を制御し、更に、回転するように前記第2の感光体を制御することを特徴としている。
上記構成において、前記検出手段は、前記第1及び第2の露光光源が発光した光量を記憶する記憶手段を備え、前記算出手段は、前記記憶手段が記憶した光量に基づいて、前記第1の露光光源と前記第2の露光光源との温度差を算出し、前記制御手段は、前記算出手段が算出した温度差に基づいて、前記算出手段が算出した温度差を減少させるように前記第1または第2の露光光源の発光を制御する構成を採用できる。
上記構成において、前記検出手段は、前記第2露光光源が発光した発光時間を記憶する記憶手段を備え、前記第2制御手段は、前記第2の露光光源が発光した光を照射される前記第2の感光体の回転を、前記記憶手段が記憶する発光時間に基づいて制御する構成を採用できる。
上記構成において、前記第2制御手段は、前記第2の露光光源が露光していた位置とは異なる位置を露光するように、前記第2の感光体の回転を制御する構成を採用できる。
上記構成において、前記検出手段は、前記画像を形成した回数を記憶する記憶手段を備え、前記第2制御手段は、前記第2の露光光源が発光した光を照射される前記第2の感光体の回転を、前記記憶手段が記憶する回数に基づいて制御する構成を採用できる。
本発明に係る画像形成プログラムは、コンピュータを、複数の発光素子で構成され、第1の感光体を露光する第1の露光光源の温度と、複数の発光素子で構成され、第2の感光体を露光する第2の露光光源の温度とを検出する検出装置から、前記露光光源の温度を表す情報を取得する取得手段と、前記取得手段が取得した情報が表す温度に基づいて、前記第1の露光光源と前記第2の露光光源との温度差を算出する算出手段と、前記算出手段が算出した温度差を減少させるように前記第1または第2の露光光源の発光を制御する制御手段として機能させ、前記制御手段は、さらに、前記第1の感光体および前記第1の露光光源を用いて画像を形成すると共に、前記第2の感光体および前記第2の露光光源を用いないで画像を形成するときに、前記制御手段は、前記算出手段が算出した温度差に基づいて前記第2の露光光源の発光を停止するよう制御する第1制御手段と、前記第1制御手段が前記第2の露光光源の発光を停止した後に、前記算出手段が温度差が広がったと算出した場合には、温度差を減少させるように前記第2の露光光源の発光を開始するように前記第2の露光光源を制御する第2制御手段として機能させ、前記第1制御手段は、前記算出手段の算出した温度差が閾値を下回る場合に、発光を停止するよう前記第2の露光光源を制御し、前記第2制御手段は、前記第2の感光体と前記第2の露光光源とを用いないで画像を形成する場合でも、前記算出手段の算出した温度差が閾値を上回る場合には、発光を開始するよう前記第2の露光光源を制御し、更に、回転するように前記第2の感光体を制御することを特徴としている。
上記構成において、前記算出手段は、前記第1及び第2の露光光源が発光した光量を記憶する記憶手段の記憶する光量に基づいて、前記第1の露光光源と前記第2の露光光源との温度差を算出し、前記制御手段は、前記算出手段が算出した温度差に基づいて、前記算出手段が算出した温度差を減少させるように前記第1または第2の露光光源の発光を制御する構成を採用できる。
上記構成において、前記第2制御手段は、前記第2露光光源が発光した発光時間を記憶する記憶手段を参照して、前記第2の露光光源が発光した光を照射される前記第2の感光体の回転を、前記記憶手段が記憶する発光時間に基づいて制御する構成を採用できる。
上記構成において、前記第2制御手段は、前記第2の露光光源が露光していた位置とは異なる位置を露光するように、前記第2の感光体の回転を制御する構成を採用できる。
上記構成において、前記第2制御手段は、前記画像を形成した回数を記憶する記憶手段を参照して、前記第2の露光光源が発光した光を照射される前記第2の感光体の回転を、前記記憶手段が記憶する回数に基づいて制御する構成を採用できる。
本発明によれば、本発明の構成を有しない場合に比べて、温度差により生じる第1の露光光源と第2の露光光源との露光位置のズレを減少させるとともに、第2の露光光源の発光により生じる画像欠陥を減少させることができる。
また、第2の露光光源の発光を停止させない場合と比較して第2の露光光源の発光により生じる画像欠陥を減少させることができる。
また、感光体の回転を制御しない場合と比較して、第2の露光光源の発光により生じる画像欠陥を減少させることができる。
以下、本発明の最良の実施形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の画像形成装置を備える画像形成システムの一実施形態を示す構成図である。
図1に示す画像形成システム1は、通信網10、画像形成装置100、並びに端末装置191及び192で構成される。本実施例において、画像形成装置100は、2個の端末装置191及び192に通信網10を介して接続されるとして説明するが、これに限定される訳ではない。例えば、画像形成装置100は、単一の又は3個以上の端末装置に直接的に接続する実施例を採用できる。
通信網10は、例えば、LAN(Local Area Network )、WAN(Wide Area Network)、MAN(Metropolitan Area Network)、又は公衆回線網で構成され、画像形成装置100と端末装置191及び192とを通信可能に接続する。
画像形成装置100は、例えば、電子写真方式のプリンタ、ファクシミリ(facsimile)、又はプリント(印刷)機能及びファクシミリ機能を有する複合機で構成される。画像形成装置100は、通信網10を介して端末装置191及び192に接続する。画像形成装置100は、画像形成処理を実行することで、端末装置191又は192が送信した画像を表す画像情報を受信すると共に、受信した画像情報が表す画像を形成する。ここで、画像形成装置100は、例えば、タンデム方式等の2以上の露光光源を有する装置である。画像形成装置100が有する2以上の露光光源は、形成する画像を表す様にそれぞれ異なる色のトナーを吸着する感光体を露光する。つまり、画像形成装置100は、2以上の色を用いて画像を形成する装置である。
また、画像形成装置100は、予め定めた色のトナーを吸着する感光体(以下単に、第1の感光体という)を露光する露光光源(以下単に、第1の露光光源という)と、他の色のトナーを吸着する感光体(以下単に、第2の感光体という)を露光する露光光源(以下単に、第2の露光光源という)との画像形成処理の実行により生じる温度差を縮小させる温度差縮小処理を実行する。尚、本実施例において、予め定めた色は、黒色をいうとして説明するが、これに限定される訳ではない。予め定めた色のトナーは、例えば、赤色(Red)又はコーポレートカラーのトナー、又は不可視トナーである構成を採用できる。
ここで図2を参照して、画像形成装置100の構成について、機能に基づいて説明を行う。図2は、画像形成装置100の一構成例を表す機能ブロック図である。
画像形成装置100は、通信部110、入力部120、表示部130、形成部140、検出部150、記憶部160、及び制御部170で構成される。
通信部110は、例えば、LANカード等のネットワーク・アダプタで構成される。通信部110は、通信網10及び制御部170に接続する。通信部110は、通信処理を実行することで、通信網10を介して接続する端末装置191又は192との間で下記各種の情報を通信する。具体的には、通信部110は、端末装置191又は192が送信した画像情報を受信すると共に、受信した画像情報を制御部170へ出力する。
入力部120は、例えば、押しボタン等のメカニカルスイッチ、又はタッチパネルで構成される。入力部120は、画像形成装置100を使用する使用者(ユーザ)に操作されて、各種の命令等を制御部170へ入力する。具体例としては、入力部120は、電源のON又はOFFを命じる命令を制御部170へ入力する。尚、入力部120が入力する命令は、通信部110が端末装置191又は192から受信して制御部170へ入力する構成を採用できる。
表示部130は、例えば、LED(Light Emitting Diode)又は液晶パネルで構成される。表示部130は、制御部170に接続する。表示部130は、制御部170に制御されて、例えば、制御部170の制御により生じる異常の発生、又は制御部170が制御する形成部140の行う形成処理の終了を示す表示等を行う。
形成部140は、制御部170に接続する。形成部140は、制御部170に制御されて、画像を形成する形成処理を実行する。具体的には、形成部140は、通信部110が受信した画像情報を制御部170から取得すると共に、取得した画像情報が表す画像を形成する。具体例としては、形成部140は、印刷用紙又はプラスティックカード等の媒体に画像を印刷して画像を形成する。
ここで図3を参照して、形成部140の構成について説明する。図3は、形成部140の一構成例を表すブロック図である。
形成部140は、駆動部141及びエンジン145で構成される。
駆動部141は、ハードウェア回路で構成される。駆動部141は、制御部170及びエンジン145に接続する。駆動部141は、制御部170に制御されて、エンジン145を駆動させる。
エンジン145は、駆動部141及び制御部170に接続する。エンジン145は、制御部170の制御を受けると共に駆動部141に駆動させられて画像を生成する。エンジン145は、例えば、Kエンジン145K、Cエンジン145C、Mエンジン145M、及びYエンジン145Yで構成される。Kエンジン145K、Cエンジン145C、Mエンジン145M、及びYエンジン145Yは、ブラック(blacK)、シアン(Cyan)、マゼンダ(Magenta)、イエロー(Yellow)のトナーを用いて画像を形成する。本実施例において、エンジン145は、Kエンジン145K、Cエンジン145C、Mエンジン145M、及びYエンジン145Yで構成されるとして説明したが、これに限定される訳ではない。例えば、エンジン145は、CMYKOG(Cyan、Magenta、Yellow、blacK、Orange、Green)の6色のトナーを用いて画像を形成するCエンジン、Mエンジン、Yエンジン、Kエンジン、Oエンジン、及びGエンジンを備える構成や、KR(blacK、Red)の2色のトナーを用いて画像を形成するKエンジン、及びRエンジンを備える構成を採用できる。
ここで図4を参照して、エンジン145の構成について説明する。図4は、エンジン145の一構成例を表す概略図である。
図4に示すエンジン145は、転写ベルト142、Kエンジン145K、Cエンジン145C、Mエンジン145M、及びYエンジン145Yで構成される。転写ベルト142については後述する。Kエンジン145KからYエンジン145Yは、露光光源146Kから146Y、帯電器147Kから147Y、感光体148Kから148Y、及び現像器149Kから149Yで構成される。
露光光源146Kは、例えば、複数のLED(Light Emitting Diode)を感光体148Kの長手方向に列状に配列して構成される。露光光源146Kは、駆動部141及び制御部170に接続している。露光光源146Kは、制御部170に制御されると共に、駆動部141によって駆動させられる。具体的には、露光光源146Kは、形成する画像を表す画像情報に基づいて、レーザービーム等の露光を感光性ドラムに照射するよう駆動する。尚、露光光源146Kについては、後に詳細な説明を行う。
帯電器147Kは、図示を省略するが制御部170に接続している。帯電器147Kは、制御部170に制御されて、例えば、コロトロン方式又は帯電ロール方式を用いて、感光体148Kをほぼ一様に帯電させる。
感光体148Kは、図示を省略するが制御部170に接続している。感光体148Kは、制御部170によって回転又は停止するよう制御される。感光体148Kは、回転しながら又は停止した状態で、露光光源146Kから光を照射される。光を照射された感光体148Kは、一様に有していた帯電電荷の内で、光の照射された部分的の帯電電化を除去されると共に、除去されずに残存した帯電電荷によって形成する画像を潜像画像として表す。具体的には、感光体148Kが吸着するトナーの色が画像の形成に使用される色である場合には、感光体148Kは、回転を開始するよう制御部170により制御される。一方で、感光体148Kが吸着するトナーの色が画像の形成に使用されない色である場合には、感光体148Kは、回転を停止する、または回転速度を減速して感光体148Kの寿命を延命するよう制御部170により制御される。
現像器149Kは、感光体148Kに対してブラック(黒色)のトナーを吸着させる。具体的には、現像器149Kは、感光体148Kが有する帯電電荷によって電気的にトナーを吸着させる。
尚、露光光源146Cから146Y、帯電器147Cから147Y、感光体148Cから148Y、及び現像器149Cから149Yの構成は、露光光源146K、帯電器147K、感光体148K、及び現像器149Kの構成と同様であるので説明を省略する。但し、現像器149C、現像器149M、及び現像器149Yは、それぞれシアン、マゼンダ、及びイエローの色のトナーを感光体148C、148M、及び148Yに吸着させる。
転写ベルト142は、感光体148Kから148Yが吸着した各色のトナーを転写される。次に、転写ベルト142は、転写された各色のトナーを印刷媒体に転写する。尚、その後、エンジン145は、印刷媒体に対して熱と圧力を加えて転写したトナーを印刷媒体に定着する。
ここで図5を参照して、Yエンジン145Yを構成する露光光源146Yについて第2の露光光源の一例として詳しく説明する。図5(a)は、露光光源146Yの一構成例を表す図である。
図5に示す露光光源146Yは、展開部146aY、発光信号発生器146bY、駆動信号発生器146cY、及びLEDアレイ146dYで構成される。
展開部146aYは、ハードウェア回路で構成される。展開部146aYは、駆動部141及び発光信号発生器146bYに接続する。展開部146aYは、駆動部141が出力する画像情報(画像データ)を展開する。次に、駆動部141が送信する画像同期信号(Lsync)に従って、展開した画像情報が表す画像の1行分の画像情報を発光信号発生器146bYへ出力する。尚、画像同期信号は、各エンジン145Kから145Yが同期を取って画像を形成するために用いる信号をいう。
発光信号発生器146bYは、ハードウェア回路で構成される。発光信号発生器146bYは、制御部170、展開部146aY、及びLEDアレイ146dYに接続する。発光信号発生器146bYは、制御部170から露光光源146Yが発光する光量を指示する光量指示信号を受信し、展開部146aYから画像情報を取得する。次に、発光信号発生器146bYは、受信した画像情報が表す画像の画素に応じて、受信した光量指示信号が指示する光量でLEDアレイ146dYを点灯させる点灯信号φIをLEDアレイ146dYへ出力する。
駆動信号発生器146cYは、駆動部141とLEDアレイ146dYに接続する。駆動信号発生器146cYは、駆動部141が出力する信号及び情報に基づいて、LEDアレイ146dYを駆動させる信号を出力する。
ここで図6を参照して、駆動信号発生器146cYの構成について、機能に着目して説明を行う。図6は、駆動信号発生器146cYの一構成例を表す機能ブロック図である。
図6に示す駆動信号発生器146cYは、発生部146eY及び温度差制御部146hYで構成される。
発生部146eYは、駆動部141及びLEDアレイ146dYに接続する。発生部146eYは、駆動部141から画像同期信号(Lsync)を受信すると、LEDアレイ146dYを点灯可能な状態にする転送信号CK1及びCK2をLEDアレイ146dYへ送信する。
温度差制御部146hYは、第1制御部146fY及び第2制御部146gYで構成される。温度差制御部146hYは、駆動部141及びLEDアレイ146dYに接続する。温度差制御部146hYは、駆動部141から温度差情報を取得する。温度差情報とは、予め定めたエンジン(以下、基準エンジンともいう)を構成する露光光源と、他の露光光源との温度差を表す情報をいう。尚、予め定めたエンジンとは、予め定めた色で画像を形成するエンジンをいう。具体的には、予め定めたエンジンは、予め定めた色である黒色のトナーを用いて画像を形成するKエンジン145Kをいい、Kエンジン145Kを構成する露光光源146Kが本実施形態における第1の露光光源の一例であり、温度差を算出する他の露光光源が本実施形態における第2の露光光源の一例である。尚、本実施例において、温度差を算出する他の露光光源は、Cエンジン145C、Mエンジン145M、およびYエンジン145Y全てのエンジンを構成する露光光源であるとして説明を行うが、これに限定される訳ではない。例えば、他の露光光源は、予め最も温度差が高くなるエンジンを特定し、特定したエンジンを構成する露光光源のみであってもよい。ここで、温度差制御部146hYは、取得した温度差情報が表す温度差を減少させるようにLEDアレイ146dYを制御して第1または第2の露光光源の発光を制御する。
第1制御部146fYは、駆動部141、LEDアレイ146dY、及び第2制御部146gYに接続する。第1制御部146fYは、駆動部141から温度差情報を取得する。第1制御部146fYは、第1の感光体148Kおよび第1の露光光源146Kを用いて画像を形成すると共に、第2の感光体148Cないし148Yおよび第2の露光光源146Cないし146Yを用いないで画像を形成するときに、取得した温度差情報が表す温度差に基づいて発光を停止するようLEDアレイ146dYを制御する。具体的には、第1制御部146fYは、温度差情報が表す温度差が予め定められた閾値Aを下回る場合に、発光を停止するようLEDアレイ146dYを制御する。具体例としては、第1制御部146fYは、第2制御部146gYへ予め定めた信号を出力することで、LEDアレイ146dYを発光させる制御を行う第2制御部146gYを制御する。本実施例において、予め定めた閾値Aは、3℃から5℃の範囲に属する閾値であるとして説明を行うが、これに限定される訳ではない。より好適な値は、当業者が実験により定めることができる。つまり、より好適な値は、設計された露光光源毎に異なるため、設計された露光光源と露光光源が備えられた画像形成装置とを用いた実験により好適な値を定めることが望ましい。
第2制御部146gYは、駆動部141、LEDアレイ146dY、及び第1制御部146fYに接続する。第2制御部146gYは、第1の感光体148Kおよび第1の露光光源146Kを用いて画像を形成すると共に、第2の感光体148Cないし148Yおよび第2の露光光源146Cないし146Yを用いないで画像を形成するときに、光源温度差情報が表す温度差を減少させる発光を開始するよう第1制御部146fYが発光を停止させたLEDアレイ146dYを制御する。具体的には、第2制御部146gYは、温度差が予め定められた閾値Bを上回る場合に、発光を開始するよう転送信号CK1及びCK2を出力してLEDアレイ146dYを制御する。尚、LEDアレイ146dYは、発光により自ら発熱を開始する。また、上記の様に、第2制御部146gYは、第1制御部146fYから予め定めた信号を取得すると、LEDアレイ146dYに対する転送信号CK1及びCK2の転送を終了する。ここで、本発明に係る画像形成装置100は、閾値A及びBを状況に応じて変更する構成を採用できる。また、本実施例において閾値Aと閾値Bとは同一の値であるとして説明するが、これに限定される訳ではなく、それぞれ異なる値であっても構わない。
ここで図5に戻り、露光光源146Yの構成について引き続き説明を行う。
LEDアレイ146dYは、発光信号発生器146bY及び駆動信号発生器146cYに接続する。LEDアレイ146dYは、例えば、図5(b)に示すように、感光体148Yの軸線と略並行となる線状にLEDチップCHIP1から60を配置して構成される。LEDチップCHIP1から60は、例えば、サイリスタ等のスイッチ素子及びLED等の発光素子で構成される。
サイリスタは、駆動信号発生器146cYが送信する転送信号CK1及びCK2に従って、発光素子の発光順序を制御する。
発光素子は、サイリスタに制御された順序で、発光信号発生器146bYが送信する点灯信号φIに従って点灯して感光体148Yを露光する光を発光する。
この発光素子は、形成する画像を表す様に感光体148Yの予め定められた位置を露光する光を発光すると共に、光の発光による発熱によって露光する位置が変化する。具体例としては、発光素子を搭載した回路基板又は発光素子自体の熱膨張等により、発光素子が露光する感光体148Yの位置が変化する。つまり、露光光源146Yを駆動させると、熱が発生し、この熱によって露光光源146Y全体、またはLEDアレイ146dYに伸びが生じる。これにより、感光体148Yに形成される画像の主走査方向の長さ(倍率)が変化する、または、主走査方向に歪みが発生することで、レジずれが発生する。
ここで例えば、黒色のトナーを用いて画像を形成すると、黒色のトナーを吸着する感光体148Kを露光する露光光源146Kが発熱する。一方で、他の露光光源146Cから146Yが感光体148Cから148Yへ光を発光しない場合には、露光光源146Kと他の露光光源146Cから146Yとの温度差が増加する。ここで、温度差が増加すると、露光光源146Kの発熱による感光体148Kの露光位置の変化量と、他の露光光源146Cから146Yの発熱による感光体148Cから148Yの露光位置の変化量との差が増加する。よって、この感光体148Kから148Yが露光される露光位置の差が、感光体148Kから148Yの吸着するトナーを転写して形成される画像に、例えば、レジズレ等の欠陥を生じさせる一因となる。
ここで図2に戻り、画像形成装置100の構成について引き続き説明を行う。
検出部150は、例えば、電気式温度計等の温度センサで構成される。検出部150は、露光光源146Kから146Yの発光により上昇する画像形成装置100内部の温度を露光光源の温度として検出する。また、検出部150は検出した検出値を制御部170へ出力する。
記憶部160は、EPROM(Erasable Programmable Read-Only Memory)又はEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)等のメモリである読出専用記憶装置、DRAM(Dynamic RAM)又はSRAM(Static RAM)等の揮発性メモリ及びNVRAM(Non Volatile RAM)等の不揮発性メモリである読書可能記憶装置103、若しくはハードディスク又はフラッシュメモリ等で構成される外部記憶装置で構成される。 記憶部160は、予め検出部150を用いて測定した検出値と、予め測定したKエンジン145KからYエンジン145Yを構成する露光光源146Kから146Yの温度とを関連付けた温度情報を記憶する。
ここで図7を参照して、記憶部160が記憶する温度情報について説明する。図7は、記憶部160が記憶する温度情報の一例を示す表である。
図7(a)に示す表は、SNRフィールド、Kフィールド、Cフィールド、Mフィールド、及びYフィールドを有する。SNRフィールドは、予め検出部150を用いて測定した検出値を保存する。Kフィールドは、計測した検出値が同一行のSNRフィールドの保存する値である場合に測定したKエンジン145Kを構成する露光光源146Kの温度を保存する。同様に、Cフィールド、Mフィールド、及びYフィールドは、計測したCエンジン145C、Mエンジン145M、及びYエンジン145Yを構成する露光光源146C、146M、及び146Yの温度を保存する。
尚、図7(b)に示すように、記憶部160は、予め計測した検出値と、基準エンジンを構成する露光光源との温度差を記憶する構成を採用できる。
図7(b)の表は、図7(a)に示す表の同一行に保存された検出値と関連付けた基準エンジン145Kを構成する露光光源146Kの温度と、他のエンジン145Cから145Yを構成する露光光源146Cから146Yの温度との差を保存する。具体的には、図7(b)の表が有するK−Cフィールド、K−Mフィールド、及びK−Yフィールドは、基準エンジンであるKエンジン145Kの露光光源146KとCエンジン145Cの露光光源146C、Mエンジン145Mの露光光源146M、及びYエンジン145Yの露光光源146Yとの温度差を表す温度差情報を保存する。
ここで図2に戻り、画像形成装置100の構成について引き続き説明を行う。
制御部170は、通信部110、入力部120、表示部130、形成部140、検出部150、及び記憶部160に接続する。制御部170は、画像形成装置100がソフトウェア処理である制御処理を実行することで実現される。制御部170は、通信部110及び入力部120が入力する上記命令に従って、制御部170に接続する各部を制御する。
ここで、図8を参照して、ソフトウェア処理を実行するために用いる画像形成装置100のハードウェア構成について説明する。図8は、画像形成装置100のハードウェア構成の一例を表す図である。
画像形成装置100は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等の実行部101、上記の読み出し専用メモリである読出専用記憶装置102、上記の不揮発性メモリで構成される読書可能記憶装置103、並びにハードディスク又はフラッシュメモリ等で構成される外部記憶装置104、及び入出力ポート等で構成される入出力回路105で構成される。尚、実行部101、読出専用記憶装置102、読書可能記憶装置103、外部記憶装置104、及び入出力回路105は互いにバスによって情報の授受が可能なように接続している。
ソフトウェア処理は、実行部101が、読出専用記憶装置102又は外部記憶装置104に格納したプログラムを読み込み、読み込んだプログラムが表すソフトウェア処理の実行手順に従って演算を行うことにより実現される。尚、読書可能記憶装置103には、実行部101が行った演算の結果を表す情報が書き込まれる。また、必要に応じて入出力回路105は、接続するLANカード又はキーボード等の各種装置及び機器との間で実行部101の演算結果を表す情報を入出力する。
ここで図9を参照して、制御部170の構成について説明する。図9は、制御部170の一構成例を表す機能ブロック図である。
制御部170は、駆動制御部171、取得部172、及び算出部173で構成される。駆動制御部171は、実行部101が駆動制御処理を実行することで実現される。駆動制御部171は、通信部110及び駆動部141に接続する。駆動制御部171は、通信部110から取得した画像情報が表す画像を形成するよう形成部140を構成する駆動部141の駆動を制御する。
取得部172は、実行部101が取得処理を実行することで実現される。取得部172は、検出部150から温度情報を取得すると共に、取得した温度情報を算出部173へ出力する。
算出部173は、実行部101が算出処理を実行することで実現される。算出部173は、取得部172から取得した温度情報が表す温度に基づいて、予め定めた色のトナーを吸着する感光体148Kへ光を発する露光光源146Kと、他の露光光源146Cから146Yとの温度差を算出する。具体的には、算出部173は、検出値を表す温度情報に関連付けて記憶部160が記憶したKエンジン145K、Cエンジン145C、Mエンジン145M、及びYエンジン145Yの温度を検索する。次に、算出部173は、検索したKエンジン145K(基準エンジン)を構成する露光光源146Kの温度と、検索したCエンジン145C、Mエンジン145M、及びYエンジン145Yを構成する露光光源146C、146M、及び146Yとの温度との差を算出する。その後、算出部173は、算出した温度差を表す温度差情報を駆動部141へ出力する。
ここで図10を参照して、画像形成装置100が実行する温度差縮小処理について概説する。図10は、画像形成装置100が実行する温度差縮小処理について概説するための図である。
図10(a)は、画像形成装置100が検索して取得したKエンジン145K、Cエンジン145C、Mエンジン145M、及びYエンジン145Yの温度の遷移を表す図である。
また、図10(b)は、画像形成装置100が取得した温度に基づいて算出した基準エンジンであるKエンジン145KとCエンジン145Cとの温度差(K−Cと図示する)、Kエンジン145KとMエンジン145Mとの温度差(K−Mと図示する)、及びKエンジン145KとYエンジン145Yとの温度差(K−Yと図示する)を表す図である。
ここで、図10(b)に示す時刻0からT1の時間区間において、画像形成装置100は、白黒画像を主に形成した。この区間において、画像形成装置100を構成するKエンジン145Kの露光光源146Kは発光により発熱する。一方で、Cエンジン145C、Mエンジン145M、及びYエンジン145Yの露光光源146C、146M、及び146Yは発光しないため発熱しない。よって、この区間において、Kエンジン145Kと、Cエンジン145C、Mエンジン145M、及びYエンジン145Yとの温度差が拡大する。
尚、図4に示すように、Yエンジン145Yは、Cエンジン145C及びMエンジン145Mに比べて、Kエンジン145Kから遠い位置に設置されている。よって、図10(b)に示す様に、Kエンジン145KとYエンジン145Yとの温度差は、Kエンジン145KとCエンジン145C及びMエンジン145Mとの温度差よりも大きい値となり易い。
ここで、画像形成装置100は、Kエンジン145KとYエンジン145Yとの温度差が予め定めた閾値Aを超えるT1からT2の時間区間において、第2制御処理を実行することで、Yエンジン145Yの露光光源146Yを発光により発熱するよう制御する。
その後、時刻T2以降の時間区間において、Kエンジン145Kと発熱したYエンジン145Yとの温度差は、予め定めた閾値を下回る。よって、画像形成装置100は、第1制御処理を実行することで、Yエンジン145Yの露光光源146Yの発光を停止するよう制御する。
ここで図11を参照して、画像形成装置100が実行する温度差修正処理について説明する。図11は、画像形成装置100が実行する温度差修正処理の一例を表すフローチャートである。尚、画像形成装置100は、例えば、起動時に温度差修正処理の実行を開始する。
画像形成装置100は、検出部150から露光光源の温度を取得する(ステップS01)。次に、画像形成装置100は、取得した温度に基づいて、Kエンジン145Kの露光光源146Kと、他のエンジン145Cから145Yの露光光源146Cから146Yとの温度差を算出する(ステップS02)。その後、画像形成装置100は、算出した温度差が閾値A以上であるか否かを判断する(ステップS03)。画像形成装置100は、温度差が閾値A以上であると判断する場合にはステップS04の処理を実行し、そうで無い場合にはステップS01に戻り上記処理を繰り返す。
ステップS03において、温度差が閾値A以上であると判断した場合には、画像形成装置100は、温度差が閾値Aを超えたエンジンの露光光源を微弱点灯する(ステップS04)。尚、微弱点灯とは、例えば、画像を形成するために感光体を露光する光よりも弱い光を点灯することをいう。しかしこれに限定されず、微弱点灯により発生する光は、例えば、画像を形成するために感光体を露光する最も弱い光よりも強い光であるが、感光体を露光する通常の光よりも弱い光であれば構わない。次に、画像形成装置100は、予め定められた時間を経過した後に、消灯するよう露光光源を制御する(ステップS05)。その後、画像形成装置100は、ステップS01に戻り上記処理を繰り返す。
尚、ステップS01の処理が取得部172を実現する取得処理に相当し、ステップS02の処理が算出部173を実現する算出処理に相当し、ステップS04の処理が第2制御部146gCから146gYの実行する処理に相当し、ステップS05の処理が第1制御部146fCから146fYの実行する処理に相当する。
本実施例において、画像形成装置100は、Kエンジン145Kとの温度差が閾値Aを超えるエンジンの露光光源が存在する場合に、温度差が閾値Aを超えるエンジンの露光光源を点灯するとして説明するが、これに限定される訳ではない。例えば、画像形成装置100は、温度差が閾値Aを超えたエンジンのみならずCエンジン145C、Mエンジン145M、及びYエンジン145Yの露光光源146Cから146Yを点灯する構成を採用できる。
本実施例において、画像形成装置200は、ハードウェア回路である第1制御部146fCから146fY及び第2制御部146gCから146gYで構成されるとして説明をしたが、これに限定される訳ではない。例えば、画像形成装置200は、第1制御部146fCから146fY及び第2制御部146gCから146gYを実現するソフトウェア処理である第1制御処理及び第2制御処理を実行する構成を採用できる
ここで図1に戻り、画像形成システム1の構成について引き続き説明を行う。
端末装置191及び192は、例えば、パーソナルコンピュータで構成される。端末装置191及び192は、通信網10に接続する。端末装置191及び192は、端末装置191及び192の使用者(ユーザ)に操作されて、上記各種の命令、指示、及び画像情報を含む情報を、通信網10を介して接続する画像形成装置100へ送信する。
本実施例において、検出部150が検出手段に相当し、算出部173が算出手段に相当し、露光光源146Kが第1の露光光源に相当し、露光光源146Cから146Yが第2の露光光源に相当し、感光体148Kが第1の感光体に相当し、感光体148Cから148Yが第2の感光体に相当し、他のエンジン145Kから145Yを構成する温度差制御部146hKから146hYが制御手段に相当し、第1制御部146fKから146fYが第1制御手段に相当し、第2制御部146gKから146gYが第2制御手段に相当する。
以下、本発明の第2の実施形態について説明する。
第2の実施例においては、Cエンジン、Mエンジン、Yエンジン、及びKエンジンのそれぞれの温度を検出する検出部を備える画像形成装置の実施形態について説明する。
本実施例に係る画像形成システム2は、実施例1で説明した画像形成システム1とほぼ同様の構成を有するため、以下主に相違点について説明する。
本実施例に係る画像形成システムは、実施例1と同様に、不図示の通信網20、画像形成装置200、端末装置291及び292で構成される。
画像形成装置200は、実施例1と異なり、不図示の通信部210、入力部220、表示部230、形成部240、記憶部260、及び制御部270で構成され、検出部150に相当する部は形成部240を構成する。また、記憶部260及び制御部270は、実施例1と同様に、実行部201から入出力回路205を用いたソフトウェア処理等により実現される。
形成部240は、実施例1と同様に、後述する図12の駆動部241及びエンジン245で構成される。
ここで図12を参照して、エンジン245の構成について説明する。図12は、実施例2におけるエンジン245の一構成例を表す図である。
図12に示すエンジン245は、実施例1と同様に、Kエンジン245K、Cエンジン245C、Mエンジン245M、及びYエンジン245Yで構成される。Kエンジン245K、Cエンジン245C、Mエンジン245M、及びYエンジン245Yは、実施例1と異なり、露光光源246Kから246Y、帯電器247Kから247K、感光体248Kから248Y、及び現像器249Kから249Yのみならず、検出部250Kから250Yで構成される。
露光光源246Kは、実施例1と同様に、不図示の展開部246aK、発光信号発生器246bK、駆動信号発生器246cK、及びLEDアレイ246dKで構成される。駆動信号発生器246cKも、実施例1と同様に、不図示の発生部246eK、第1制御部246fK、第2制御部246gK、及び温度差制御部246hKで構成される。
検出部250Kから250Yは、実施例1における検出部150と同様の構成を有する。検出部250Kから250Yは、それぞれ露光光源246Kから246Yに接し、かつ制御部270に接続する。検出部250Kから250Yは、それぞれが接する露光光源246Kから246Yの温度を検出すると共に、検出した温度を表す温度情報を制御部270へ出力する。
制御部270は、実施例1と同様に、不図示の駆動制御部271、取得部272、及び算出部273で構成される。算出部273は、検出部250Kないし250Yから取得する温度情報が表す温度に基づいて、基準エンジンの露光光源246Kと他のエンジンの露光光源246Cから246Yとの温度差を算出する。具体的には、算出部273は、検出部250Kから取得した温度情報が表す基準エンジンであるKエンジン245Kの露光光源246Kと、検出部250Cないし250Yから取得した温度情報が表すCエンジン245C、Mエンジン245M、及びYエンジン245Yの露光光源246Cから246Yとの温度差をそれぞれ算出する。その後、算出部273は、算出した温度差を表す温度差情報を駆動部241へ出力する。
次に図13を参照して、画像形成装置200が実行する温度差修正処理について説明する。図13は、実施例2において、画像形成装置200が実行する温度差修正処理の一例を表すフローチャートである。
先ず、画像形成装置200は、検出部250Kから250Yから、Kエンジン245K、Cエンジン245C、Mエンジン245M、及びYエンジン245Yを構成する露光光源246Cから246Yの温度を取得する(ステップS11)。次に、画像形成装置200は、取得した温度に基づいてKエンジン245Kと他のエンジン245Cから245Yとの温度差を算出する(ステップS12)。その後、画像形成装置200は、ステップS13からS15の処理を実行する(ステップS13からS15)。ステップS13からS15の処理は、実施例1におけるステップS03からS05の処理と同様であるので説明を省略する。
ステップS15を実行した後に、画像形成装置200は、検出部250Kないし250Yから、点灯させた露光光源246Kから246Yの温度を取得する(ステップS16)。その後、画像形成装置200は、ステップS12に戻り上記処理を繰り返す。
尚、ステップS11及びS16の処理が取得部272を実現する取得処理に相当し、ステップS12の処理が算出部273を実現する算出処理に相当し、ステップS14の処理が第2制御部246gCから246gYの実行する処理に相当し、ステップS15の処理が第1制御部246fCから246fYの実行する処理に相当する。
本実施例において、検出部250Kないし250Yが検出手段に相当し、算出部273が算出手段に相当し、露光光源246Kが第1の露光光源に相当し、露光光源246Cから246Yが第2の露光光源に相当し、感光体248Kが第1の感光体に相当し、感光体248Cから248Yが第2の感光体に相当し、エンジン245Kから245Yを構成する温度差制御部246hKから246hYが制御手段に相当し、第1制御部246fKから246fYが第1制御手段に相当し、第2制御部246gKから246gYが第2制御手段に相当する。
以下、本発明の第3の実施形態について説明する。
第3の実施例においては、露光光源が発光した光量に基づいて、予め定めた色のトナーを吸着する感光体へ光を発する露光光源と、他の露光光源との温度差を算出する画像形成装置の実施形態について説明する。
本実施例に係る画像形成システム3は、実施例1で説明した画像形成システム1とほぼ同様の構成を有するため、以下主に相違点について説明する。本実施例に係る画像形成システム3は、実施例1と同様に、不図示の通信網30、画像形成装置300、端末装置391及び392で構成される。
画像形成装置300は、実施例1と異なり、通信部310、入力部320、表示部330、形成部340、記憶部360、及び制御部370で構成され、検出部150に相当する部を有しない。また、記憶部360及び制御部370は、実施例1と同様に、実行部301から入出力回路305を用いたソフトウェア処理等により実現される。
形成部340は、実施例1と同様に、不図示の駆動部341及びエンジン345で構成される。駆動部341については後に説明する。
エンジン345は、実施例1と同様に、不図示のKエンジン345KからYエンジン345Yで構成される。Kエンジン345KからYエンジン345Yは、実施例1と同様に、不図示の露光光源346Kから346Y及び感光体348Kから348Y等で構成される。
露光光源346Yは、実施例1と同様に、駆動部341によって駆動させられる。露光光源346Kから346Yは駆動により発光すると、一例として、発光したことを表す発光信号を駆動部341へ出力する。尚、露光光源346Kから346Yは、実施例1と同様に、不図示の展開部346aY、発光信号発生器346bY、駆動信号発生器346cY、及びLEDアレイ346dYで構成される。駆動信号発生器346cKから346cYも、実施例1と同様に、不図示の発生部346eKから346eY、第1制御部346fKから346fY、第2制御部346gKから346gY、温度差制御部346hKから346hYで構成される。
駆動部341は、実施例1と同様に、エンジン345の駆動を制御する。駆動部341は、一例として、制御したエンジン345を構成する露光光源346Kないし346Yから取得する発光信号を制御部370へ出力する。
記憶部360は、露光光源346Kから346Yが発光した光量を記憶する。具体的には、記憶部360は、発光するよう露光光源346Kから346Yを制御する制御部370によって保存された露光光源346Kから346Yの発光光量を記憶する。記憶部360が記憶する発光光量は、制御部370によって参照される。具体例としては、記憶部360は、露光光源346Kから346Yの発光光量を、発光した発光時間を表す発光時間を用いて表す。尚、記憶部360は、露光光源346Kから346Yが画像を形成するために感光体348Kから348Yを露光する発光をした発光時間と、微弱点灯した発光時間との累積値を記憶するとして説明するが、これに限定される訳ではない。また、発光時間の累積値は、予め定められた時間内において露光光源346Kから346Yが発光した時間の累積値を表す構成を採用できる。
更に、記憶部360は、発光光量と、露光光源346Kから346Yの発光光量に基づいて定まる露光光源346Kから346Yの温度とを関連付けて記憶する。具体例としては、記憶部360は、発光時間と、露光光源346Kから346Yがその発光時間に渡って発光した場合に検出された露光光源346Kから346Yの温度とを関連付けて保存する。
ここで図14を参照して、記憶部360が記憶する情報について説明する。図14は、記憶部360が記憶する情報の一例を示す表である。
図14(a)に示す表は、時間フィールド、Kフィールド、Cフィールド、Mフィールド、及びYフィールドを有する。時間フィールドは、露光光源346Kから346Yの発光時間を保存する。KフィールドからYフィールドは、露光光源346Kから346Yの発光時間が同一行の時間フィールドに保存する値である場合に測定したKエンジン145KからYフィールドを構成する露光光源346Yの予め計測した温度又は論理等により予測される温度を保存する。
尚、図14(b)に示すように、記憶部360は、発光時間と、基準エンジンを構成する露光光源346Kとの温度差を記憶する構成を採用できる。尚、図14(b)の表は、図7(b)に示す表と同様であるため詳細な説明を省略する。
制御部370は、不図示の駆動制御部371及び算出部373で構成され、取得部172に相当する部を有しない。
駆動制御部371は、実施例1と同様に、通信部310から取得した画像情報が表す画像を形成するよう形成部340を駆動する。また、駆動制御部371は、一例として、制御した駆動部341から発光信号を取得すると共に、取得した発光信号に基づいて駆動させた露光光源346Kから346Yの発光光量を算出する。その後、駆動制御部371は、算出した発光光量を記憶部360に保存する。
算出部373は、記憶部360が記憶した露光光源の発光光量に基づいて、予め定めた色のトナーを吸着する感光体348Kへ光を発する露光光源346Kと、他の露光光源346Cから346Yとの温度差を算出する。具体的には、算出部373は、記憶部360から露光光源346Kないし346Yの発光光量を取得する。次に、算出部373は、発光光量と関連付けて記憶部360が記憶する露光光源346Kから346Yの温度を取得する。具体的には、算出部373は、記憶部360から露光光源346Kないし346Yの発光時間を取得すると共に、取得した発光時間と関連付けて記憶部360が記憶する露光光源346Kから346Yの温度を取得する。その後、算出部373は、基準エンジンを構成する露光光源346Kと、他のエンジン345Cから345Yを構成する露光光源346Cから346Yとの温度差を算出して、算出した温度差を表す温度差情報を駆動部341へ出力する。
次に図15を参照して、画像形成装置300が実行する温度差修正処理について詳細に説明する。図15は、実施例3において、画像形成装置300が実行する温度差修正処理の一例を表すフローチャートである。
先ず、画像形成装置300は、記憶部360から、Kエンジン345K、Cエンジン345C、Mエンジン345M、及びYエンジン345Yを構成する露光光源346Cから346Yの発光光量を取得する(ステップS21)。次に、画像形成装置300は、取得した光量に基づいてKエンジン345KからYエンジン345Yの温度を算出する(ステップS22)。その後、画像形成装置300は、ステップS23からS26の処理を実行する(ステップS23からS26)。ステップS23からS26の処理は、実施例2におけるステップS12からS15の処理と同様であるので説明を省略する。
ステップS26を実行した後に、画像形成装置300は、点灯した露光光源346Kから346Yの発光光量を算出すると共に、記憶部360へ保存する(ステップS27)。次に、画像形成装置300は、発光光量に基づいて点灯させた露光光源346Kから346Yの温度を算出する(ステップS28)。その後、画像形成装置300は、ステップS23に戻り上記処理を繰り返す。
尚、ステップS22、S23、及びS28の処理が算出部273を実現する算出処理に相当し、ステップS25の処理が第2制御部346gCから346gYの実行する処理に相当し、ステップS26の処理が第1制御部346fCから346fYの実行する処理に相当する。
本実施例において、記憶部360が記憶手段に相当し、算出部373が算出手段に相当し、露光光源346Kが第1の露光光源に相当し、露光光源346Cから346Yが第2の露光光源に相当し、感光体348Kが第1の感光体に相当し、感光体348Cから348Yが第2の感光体に相当し、エンジン345Kから345Yを構成する温度差制御部346hKから346hYが制御手段に相当し、第1制御部346fKから346fYが第1制御手段に相当し、第2制御部346gKから346gYが第2制御手段に相当する。
以下、本発明の第4の実施形態について説明する。
第4の実施例においては、予め定めた色とは異なる色のトナーを吸着する感光体へ光を発する露光光源が微弱点灯して発光した時間に基づいて、微弱点灯する露光光源が露光する感光体を回転させる画像形成装置の実施形態について説明する。
本実施例に係る画像形成システム4は、実施例1で説明した画像形成システム1とほぼ同様の構成を有するため、以下主に相違点について説明する。
本実施例に係る画像形成システムは、実施例1と同様に、不図示の通信網40、画像形成装置400、端末装置491及び492で構成される。
画像形成装置400は、実施例1と異なり、通信部410、入力部420、表示部430、形成部440、記憶部460、及び制御部470で構成され、検出部150に相当する部を有しない。また、記憶部460及び制御部470は、実施例1と同様に、実行部401から入出力回路405を用いたソフトウェア処理等により実現される。
形成部440は、実施例1と同様に、不図示の駆動部441及びエンジン445で構成される。駆動部441については後に説明する。
エンジン445は、実施例1と同様に、不図示のKエンジン445KからYエンジン445Yで構成される。Kエンジン445KからYエンジン445Yは、実施例1と同様に、不図示の露光光源446Kから446Y及び感光体448Kから448Y等で構成される。
感光体448Kから448Yの回転は、制御部470によって制御される。
露光光源446Kから446Yは、実施例1と同様に、不図示の展開部446aKから446aY、発光信号発生器446bKから446bY、駆動信号発生器446cKから446cY、及びLEDアレイ446dKから446dYで構成される。ここで、駆動信号発生器446cKから446cYは、実施例1と異なり、不図示の発生部446eKから446eYで構成され、第1制御部146fKから146fY及び第2制御部146gKから146gYに相当する部を有しない。
駆動部441は、実施例1と同様に、制御部470に制御されてエンジン445の駆動を制御する。駆動部441は、エンジン445を構成するK,C、M、及びYエンジン445K、445C、445M、及び445Yを構成する感光体448K、448C、448M、及び448Yを駆動させて回転させる。
記憶部460は、予め定めた色と異なる色のトナーを吸着する感光体448Cから448Yへ発光する露光光源446Cから446Yが微弱点灯して発光した時間(以下単に、発光時間という)を記憶する。ここで、画像形成装置400が予め定めた色である黒色のトナーと、トナーを定着させる白色の印刷媒体とで画像を形成する状態を白黒モードという。つまり、白黒モードは、第1の感光体448Kおよび第1の露光光源446Kを用いて画像を形成すると共に、第2の感光体448Cから448Yおよび第2の露光光源446Cから446Yを用いないで画像を形成する状態をいう。本実施例において、白黒モードにおいては、ブラックのトナーを吸着する感光体448Kを露光光源446Kが露光する。また、白黒モードにおいては、シアン、マゼンダ、及びイエローのトナーを吸着する感光体448C、448M、及び448Yを露光する露光光源446C、446M、及び446Yが微弱点灯を行う。よって具体例として、記憶部460は、白黒モードに画像形成装置400があった時間を、発光時間として記憶する。
制御部470は、予め定めた色と異なる色のトナーを吸着する感光体448Cから448Yへ光を発する露光光源446Cから446Yが微弱点灯した時間に基づいて、感光体448Cから448Yの回転を制御する。
ここで図16を参照して、制御部470の構成について説明する。図16は、実施例4における制御部470の一構成例を表す図である。
図16に示す制御部470は、実施例1と異なり、駆動制御部471及び算出部473で構成され、取得部172に相当する部を有さず、更に第1制御部475及び第2制御部476を有する。
駆動制御部471は、実施例1と同様に、通信部410から取得した画像情報が表す画像を形成するよう形成部440を駆動する。また、駆動制御部471は、一例として、白黒モードで画像を形成するよう形成部440を制御すると共に、形成部440が白黒モードで画像を形成した時間を、露光光源446Kが発光した時間として記憶部460に保存する。
算出部473は、実施例1と異なり、記憶部460、及び第2制御部476に接続する。算出部473は、記憶部460が記憶した露光光源446Cから446Yの発光時間を取得すると共に、発光時間の累積値(以下単に、累積発光時間という)を算出する。次に、算出部473は、算出した露光光源446Cから446Yの累積発光時間を第2制御部476へ出力する。
第1制御部475は、実行部401が第1制御処理を実行することで実現される。第1制御部475は、駆動部441に接続する。第1制御部475は、感光体448Cから448Yを露光する光よりも弱い光を発光して(以下、微弱点灯とする)発熱するように、予め定めた色と異なる色のトナーを吸着する感光体448Cから448Yへ光を発光する他の露光光源446Cから446Yを制御する。具体的には、第1制御部475は、画像形成装置400が白黒モードにある場合において、C、M、及びYエンジン445C、445M、及び445Yを構成する露光光源446C、446M、及び446Yを微弱点灯させるよう駆動部441を制御する。
第2制御部476は、実行部401が第2制御処理を実行することで実現される。第2制御部476は、算出部473及び駆動部441に接続する。第2制御部476は、算出部473が算出した累積発光時間に基づいて回転するように、第1制御部475の制御する露光光源446Cから446Yが光を照射する感光体448Cから448Yを制御する。具体的には、第2制御部476は、C、M、及びYエンジン445C、445M、及び445Yの露光光源446C、446M、及び446Yの累積発光時間が、継続する微弱点灯により感光体448C、448M、及び448Yが露光される時間に近づいたか否かを判断する。第2制御部476は、露光される時間に近づいたと判断した場合に、感光体448C、448M、及び448Yを回転させるよう駆動部441を制御する。尚、露光される時間に近づいたとは、例えば、それよりも長い時間に渡って感光体448C、448M、及び448Yの同じ位置に光を発光すると、感光体448C、448M、及び448Yが形成する画像に欠陥が生じる時間をいう。尚、ここでいう欠陥は、例えば、発光素子を直線状に配列した露光光源446C、446M、及び446Yの微弱点灯により生じるスジ等の直線状の画像欠陥を含む。
より具体的には、第2制御部476は、累積発光時間が予め定める閾値C1を超えた場合に、露光される時間に近づいたと判断する。予め定める閾値C1の好適な値は、当業者が実験により定めることができる。
尚、第2制御部476は、他の露光光源446Cから446Yが露光していた位置とは異なる位置を露光するように、感光体448Cから448Yの回転を制御する。また、感光体448Cから448Yの回転の好適な回転量は、感光体448Cから448Yの回転による製品寿命の短縮を勘案した上で、実験により当業者が定めることができる。つまり、より好適な値は、設計された露光光源及び感光体毎に異なる。よって、設計された露光光源及び感光体と露光光源が備えられた画像形成装置とを用いた実験により好適な値を定めることが望ましい。
次に図17を参照して、画像形成装置400が実行する温度差修正処理について詳細に説明する。図17は、実施例4において、画像形成装置400が実行する温度差修正処理の一例を表すフローチャートである。
先ず、画像形成装置400は、C、M、及びYエンジン445C、445M、及び445Yを構成する露光光源446C、446M、及び446Yの累積発光時間を表す変数に値「0」を代入してリセットする(ステップS31)。次に、画像形成装置400は、白黒モードで、例えば、印刷等の画像形成を行うか否かを判断する(ステップS32)。具体的には、画像形成装置400は、通信網40を介して取得した端末装置491又は492の指示、又は入力部420が入力した命令に基づいて白黒モードであるか否かを判断する。画像形成装置400は、白黒モードであると判断する場合にはステップS33の処理を、そうでない場合にはステップS32に戻り上記処理を繰り返す。
ステップS32において、画像形成装置400は、白黒モードであると判断した場合には、C、M、及びYエンジン445C、445M、及び445Yを構成する露光光源446C、446M、及び446Yを微弱点灯する(ステップS33)。次に、画像形成装置400は、Yエンジン445Yを構成する露光光源446Yが微弱点灯して発光した発光時間を検出又は算出する(ステップS34)。その後、画像形成装置400は、検出又は算出した発光時間を記憶部460へ保存する(ステップS35)。
次に、画像形成装置400は、記憶部460が記憶する発光時間を用いて累積発光時間を算出する。また、画像形成装置400は、算出した累積発光時間が予め定めた閾値C1を超えているか否かを判断する(ステップS36)。画像形成装置400は、累積発光時間が予め定めた閾値C1を超えていると判断する場合にはステップS37の処理を、そうでない場合にはステップS32に戻り上記処理を繰り返す。
ステップS36において、累積発光時間が予め定めた閾値C1を超えていると判断した場合には、画像形成装置400は、C、M、及びYエンジン445C、445M、及び445Yを構成する感光体448C、448M、及び448Yを予め定めたサイクルD1だけ回転させる(ステップS37)。その後、画像形成装置400は、ステップS31に戻り上記処理を繰り返す。
尚、ステップS33の処理が第1制御部475を実現する第1制御処理に相当し、ステップS37の処理が第2制御部476を実現する第2制御処理に相当する。
本実施例において、記憶部460が記憶手段に相当し、露光光源446Kが第1の露光光源に相当し、露光光源446Cから446Yが第2の露光光源に相当し、感光体448Kが第1の感光体に相当し、感光体448Cから448Yが第2の感光体に相当し、制御部470が制御手段に相当し、第1制御部475が第1制御手段に相当し、第2制御部476が第2制御手段に相当する。
以下、本発明の第5の実施形態について説明する。
第5の実施例においては、予め定めた色を用いて画像を形成した回数に基づいて、微弱点灯する露光光源が露光する感光体を回転させる画像形成装置の実施形態について説明する。
本実施例に係る画像形成システム5は、実施例4で説明した画像形成システム4とほぼ同様の構成を有するため、以下主に相違点について説明する。
本実施例に係る画像形成システムは、実施例4と同様に、不図示の通信網50、画像形成装置500、端末装置591及び592で構成される。
画像形成装置500は、実施例4と同様に、不図示の通信部510、入力部520、表示部530、形成部540、記憶部560、及び制御部570で構成される。また、記憶部560及び制御部570は、実施例4と同様に、不図示の実行部501から入出力回路505を用いたソフトウェア処理等により実現される。
形成部540は、実施例4と同様に、不図示の駆動部541及びエンジン545で構成される。
エンジン545は、実施例4と同様に、不図示のKエンジン545KからYエンジン545Yで構成される。Kエンジン545KからYエンジン545Yは、実施例4と同様に、不図示の露光光源546Kから546Y及び感光体548Kから548Y等で構成される。
記憶部560は、予め定めた色を用いて画像を形成した回数PVを記憶する。具体例として、記憶部560は、白黒モードで画像を形成した回数を記憶する。
制御部570は、予め定めた色を用いて画像を形成した回数に基づいて、微弱点灯する露光光源546Cから546Yが露光する感光体548Cから548Yの回転を制御する。制御部570は、実施例4と同様に、不図示の駆動制御部571、算出部573、第1制御部575、及び第2制御部576で構成される。
駆動制御部571は、実施例4と同様に、通信部510から取得した画像情報が表す画像を形成するよう形成部540を駆動する。また、駆動制御部571は、一例として、白黒モードで画像を形成するよう形成部540を制御すると共に、形成部540が白黒モードで画像を形成した回数を記憶部560に保存する。
算出部573は、記憶部560が記憶した白黒モードで画像を形成した回数を取得すると共に、取得した回数の累積値(以下単に、累積回数という)を算出する。次に、算出部573は、算出した累積回数を第2制御部576へ出力する。
第2制御部576は、記憶部560が記憶する回数に基づいて回転するように、第2制御部576の制御する露光光源546Cから546Yが光を発光する感光体548Cから548Yを制御する。具体的には、第2制御部576は、算出部573が記憶部560の記憶する回数を用いて算出した累積回数に基づいて、微弱点灯する露光光源546Cから546Yの累積点灯時間が、継続する微弱点灯により感光体448Cから448Yの露光される時間に近づいたか否かを判断する。より具体的には、第2制御部576は、累積回数が予め定める閾値C2を超えた場合に、露光される時間に近づいたと判断する。予め定める閾値C2の好適な値は、当業者が実験により定めることができる。
尚、第2制御部576は、実施例4と同様に、他の露光光源546Cから546Yが露光していた位置とは異なる位置を露光するように、感光体548Cから548Yの回転を制御する。また、感光体448Cから448Yの回転の好適な回転量は、感光体448Cから448Yの回転による製品寿命の短縮を勘案した上で、実験により当業者が定めることができる。つまり、より好適な値は、設計された露光光源及び感光体毎に異なる。よって、設計された露光光源及び感光体と露光光源が備えられた画像形成装置とを用いた実験により好適な値を定めることが望ましい。
次に図18を参照して、画像形成装置500が実行する温度差修正処理について詳細に説明する。図18は、実施例5において、画像形成装置500が実行する温度差修正処理の一例を表すフローチャートである。
先ず、画像形成装置500は、白黒モードで画像を形成した回数を表す変数(以下、PVカウンタという)に値「0」を代入してリセットする(ステップS41)。次に、画像形成装置500は、ステップS42及びS43の処理を実行する(ステップS42及びS43)。ステップS42及びS43の処理は、実施例4のステップS32及びS33の処理と同様であるので説明を省略する。
ステップS43を実行した後に、画像形成装置500は、白黒モードで画像を形成した回数を、PVカウンタに加算する(ステップS44)。その後、画像形成装置500は、PVカウンタを記憶部560へ保存する(ステップS45)。
次に、画像形成装置500は、記憶部560が記憶するPVカウンタを用いて累積回数(以下、累積カウントとも図示する)を算出する。また、画像形成装置500は、算出した累積回数が予め定めた閾値C2を超えているか否かを判断する(ステップS46)。画像形成装置500は、累積回数が予め定めた閾値C2を超えていると判断する場合にはステップS47の処理を、そうでない場合にはステップS42に戻り上記処理を繰り返す。
ステップS45において、累積回数が予め定めた閾値C2を超えていると判断した場合には、画像形成装置500は、C、M、及びYエンジン545C、545M、及び545Yを構成する感光体548C、548M、及び548Yを予め定めたサイクルD2だけ回転させる(ステップS47)。その後、画像形成装置500は、ステップS41に戻り上記処理を繰り返す。
尚、ステップS43の処理が第1制御部575を実現する第1制御処理に相当し、ステップS47の処理が第2制御部576を実現する第2制御処理に相当する。また、本実施例において、記憶部560が記憶手段に相当し、露光光源546Kが第1の露光光源に相当し、露光光源546Cから546Yが第2の露光光源に相当し、感光体548Kが第1の感光体に相当し、感光体548Cから548Yが第2の感光体に相当し、制御部545が制御手段に相当し、第1制御部575が第1制御手段に相当し、第2制御部576が第2制御手段に相当する。
ここで、画像形成装置100、200、300、400、及び500を用いた画像形成方法を実施できる。
また、画像形成装置100から500が実行するプログラムは、磁気ディスクや光ディスク、半導体メモリ、その他の記録媒体に格納して配布したり、ネットワークを介して配信したりすることにより提供できる。
更に、画像形成装置100から500がソフトウェア処理を実行することで実現する機能の一部又は全部は、ハードウェア回路を用いて実現できる。逆に、画像形成装置100から500がハードウェア回路を用いて実現する機能の一部又は全部は、ソフトウェア処理を実行することで実現できる。
更にまた、例えば、パーソナルコンピュータで構成され、画像形成装置100から500に対して通信網10から50を介して接続する制御装置が画像形成装置100から500の実行するソフトウェア処理の一部又は全部を実行することで、画像形成装置100から500を構成する第1の露光光源の温度と第2の露光光源の温度との差に基づいて第2の露光光源の発光を制御する構成を採用できる。
本実施例において、ブラック(K)のトナーを用いて画像を形成する基準エンジンKを構成する露光光源の温度と、イエロー、マゼンダ、及びシアン(YMC)のトナーを用いて画像を形成する他のエンジンを構成する露光光源の温度とを比較する構成について説明した。しかし、これに限定される訳ではなく、例えば、画像形成装置100から500は、例えば、上記の色(YMCK)のトナーに併せて赤色(Red)のトナー、コーポレートカラー等の特色トナー、及び不可視トナーのいずれか1つ以上を用いる構成を採用できる。この構成の場合に、画像形成装置100から500は、黒色(K)トナーを用いるエンジン、赤色(R)トナーを用いるエンジン、特色トナーを用いるエンジン、及び不可視トナーを用いるエンジンのいずれか1つ以上が駆動するが、他色(YMC)トナーを用いるエンジンが駆動しないという状況が発生する。この状況において、画像形成装置100から500は、黒色(K)トナーを用いるエンジンの露光光源、赤色(R)トナーを用いるエンジンの露光光源、特色トナーを用いるエンジンの露光光源、及び不可視トナーを用いるエンジンの露光光源のいずれか1つ以上を第1の露光光源とし、他色(YMCのいずれか1つ以上)トナーを用いるエンジンの露光光源を第2の露光光源とする構成を採用できる。
以上本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。
本発明の画像形成装置を備える画像形成システムの一実施形態を示す構成図である。 画像形成装置の一構成例を表す機能ブロック図である。 形成部の一構成例を表すブロック図である。 エンジンの一構成例を表す概略図である。 露光光源の一構成例を表す図である。 駆動信号発生器の一構成例を表す機能ブロック図である。 記憶部が記憶する温度情報の一例を示す表である。 画像形成装置のハードウェア構成の一例を表す図である。 制御部の一構成例を表す機能ブロック図である。 画像形成装置が実行する温度差縮小処理について概説するための図である。 画像形成装置が実行する温度差修正の一例を表すフローチャートである。 実施例2におけるエンジンの一構成例を表す図である。 実施例2において画像形成装置が実行する温度差修正処理の一例を表すフローチャートである。 実施例2において記憶部が記憶する情報の一例を示す表である。 実施例3において画像形成装置が実行する温度差修正処理の一例を表すフローチャートである。 実施例4における制御部の一構成例を表す図である。 実施例4において画像形成装置が実行する温度差修正処理の一例を表すフローチャートである。 実施例5において画像形成装置が実行する温度差修正処理の一例を表すフローチャートである。
符号の説明
1…画像形成システム 10…通信網
100…画像形成装置 101…実行部(PCU)
102…読出専用記憶装置 103…読書可能記憶装置
104…外部記憶装置 105…入出力回路
110…通信部 120…入力部
130…表示部 140…形成部
141…駆動部 142…転写ベルト
145…エンジン 145K…Kエンジン
146K…露光光源(第1の露光光源)(LPH)
146C,146M,146Y…露光光源(第2の露光光源)(LPH)
147K,147C,147M,147Y…帯電器
148K…感光体(第1の感光体)
148C,148M,148Y…感光体(第2の感光体)
149K,149C,149M,149Y…現像器
145C…Cエンジン 145M…Mエンジン
145Y…Yエンジン 146aY…展開部
146bY…発光信号発生器 146cY…駆動信号発生器
146dY…LEDアレイ 146eY…発生部
146fY…第1制御部(第1制御手段)
146gY…第2制御部(第2制御手段)
146hY…温度差制御部(制御手段)
150…検出部 160…記憶部(記憶手段)
170…制御部 171…駆動制御部
172…取得部 173…算出部(算出手段)
191…端末装置 192…端末装置
200…画像形成装置 241…駆動部
242a…転写ベルト 245…エンジン
245K…Kエンジン
246K…露光光源(第1の露光光源)(LPH)
246C,246M,246Y…露光光源(第2の露光光源)(LPH)
247K,247C,247M,247K…帯電器
248K…感光体(第1の感光体)
248C,248M,248Y…感光体(第2の感光体)
249K,249C,249M,249Y…現像器
245C…Cエンジン 245M…Mエンジン
245Y…Yエンジン
246fK…第1制御部(第1制御手段)
246gK…第2制御部(第2制御手段)
250K,250C,250M,250Y…検出部
270…制御部
272…取得部 273…算出部(算出手段)
300…画像形成装置
346fY…第1制御部(第1制御手段)
346gY…第2制御部(第2制御手段)
373…算出部(算出手段)
400…画像形成装置 410…通信部
441…駆動部 460…記憶部
470…制御部(制御手段) 471…駆動制御部
473…算出部
475…第1制御部(第1制御手段)
476…第2制御部(第2制御手段)
500…画像形成装置
575…第1制御部(第1制御手段)
576…第2制御部(第2制御手段)
CHIP1〜60…発光素子等

Claims (10)

  1. 第1および第2の感光体と、
    複数の発光素子で構成され、前記第1の感光体を露光する第1の露光光源と、
    複数の発光素子で構成され、前記第2の感光体を露光する第2の露光光源と、
    前記露光光源の温度を検出する検出手段と、
    前記検出手段が検出した温度に基づいて、前記第1の露光光源と前記第2の露光光源との温度差を算出する算出手段と、
    前記算出手段が算出した温度差に基づいて、前記算出手段が算出した温度差を減少させるように前記第1または第2の露光光源の発光を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記第1の感光体および前記第1の露光光源を用いて画像を形成すると共に、前記第2の感光体および前記第2の露光光源を用いないで画像を形成するときに、前記算出手段が算出した温度差に基づいて前記第2の露光光源の発光を停止するよう制御する第1制御手段と、前記第1制御手段が前記第2の露光光源の発光を停止した後に、前記算出手段が温度差が広がったと算出した場合には、温度差を減少させるように前記第2の露光光源の発光を開始するように前記第2の露光光源を制御する第2制御手段とを備え、
    前記第1制御手段は、前記算出手段の算出した温度差が閾値を下回る場合に、発光を停止するよう前記第2の露光光源を制御し、
    前記第2制御手段は、前記第2の感光体と前記第2の露光光源とを用いないで画像を形成する場合でも、前記算出手段の算出した温度差が閾値を上回る場合には、発光を開始するよう前記第2の露光光源を制御し、更に、回転するように前記第2の感光体を制御すること特徴とする画像形成装置。
  2. 前記検出手段は、前記第1及び第2の露光光源が発光した光量を記憶する記憶手段を備え、
    前記算出手段は、前記記憶手段が記憶した光量に基づいて、前記第1の露光光源と前記第2の露光光源との温度差を算出し、
    前記制御手段は、前記算出手段が算出した温度差に基づいて、前記算出手段が算出した温度差を減少させるように前記第1または第2の露光光源の発光を制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記検出手段は、前記第2露光光源が発光した発光時間を記憶する記憶手段を備え、
    前記第2制御手段は、前記第2の露光光源が発光した光を照射される前記第2の感光体の回転を、前記記憶手段が記憶する発光時間に基づいて制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記第2制御手段は、前記第2の露光光源が露光していた位置とは異なる位置を露光するように、前記第2の感光体の回転を制御することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記検出手段は、前記画像を形成した回数を記憶する記憶手段を備え、
    前記第2制御手段は、前記第2の露光光源が発光した光を照射される前記第2の感光体の回転を、前記記憶手段が記憶する回数に基づいて制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. コンピュータを、
    複数の発光素子で構成され、第1の感光体を露光する第1の露光光源の温度と、複数の発光素子で構成され、第2の感光体を露光する第2の露光光源の温度とを検出する検出装置から、前記露光光源の温度を表す情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段が取得した情報が表す温度に基づいて、前記第1の露光光源と前記第2の露光光源との温度差を算出する算出手段と、
    前記算出手段が算出した温度差を減少させるように前記第1または第2の露光光源の発光を制御する制御手段として機能させ
    前記制御手段は、さらに、前記第1の感光体および前記第1の露光光源を用いて画像を形成すると共に、前記第2の感光体および前記第2の露光光源を用いないで画像を形成するときに、前記算出手段が算出した温度差に基づいて前記第2の露光光源の発光を停止するよう制御する第1制御手段と、前記第1制御手段が前記第2の露光光源の発光を停止した後に、前記算出手段が温度差が広がったと算出した場合には、温度差を減少させるように前記第2の露光光源の発光を開始するように前記第2の露光光源を制御する第2制御手段として機能し、
    前記第1制御手段は、前記算出手段の算出した温度差が閾値を下回る場合に、発光を停止するよう前記第2の露光光源を制御し、
    前記第2制御手段は、前記第2の感光体と前記第2の露光光源とを用いないで画像を形成する場合でも、前記算出手段の算出した温度差が閾値を上回る場合には、発光を開始するよう前記第2の露光光源を制御し、更に、回転するように前記第2の感光体を制御することを特徴とする画像形成プログラム。
  7. 前記算出手段は、前記第1及び第2の露光光源が発光した光量を記憶する記憶手段の記憶する光量に基づいて、前記第1の露光光源と前記第2の露光光源との温度差を算出し、
    前記第2制御手段は、前記算出手段が算出した温度差に基づいて、前記算出手段が算出した温度差を減少させるように、前記第1または第2の露光光源の発光を制御することを特徴とする請求項6に記載の画像形成プログラム。
  8. 前記第2制御手段は、前記第2露光光源が発光した発光時間を記憶する記憶手段を参照して、前記第2の露光光源が発光した光を照射される前記第2の感光体の回転を、前記記憶手段が記憶する発光時間に基づいて制御することを特徴とする請求項6に記載の画像形成プログラム。
  9. 前記第2制御手段は、前記第2の露光光源が露光していた位置とは異なる位置を露光するように、前記第2の感光体の回転を制御することを特徴とする請求項8に記載の画像形成プログラム。
  10. 前記第2制御手段は、前記画像を形成した回数を記憶する記憶手段を参照して、前記第2の露光光源が発光した光を照射される前記第2の感光体の回転を、前記記憶手段が記憶する回数に基づいて制御することを特徴とする請求項6に記載の画像形成プログラム。
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