JP2007296819A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像形成の生産性の低下を必要最小限に抑えつつ、色ずれの補正精度を所望のレベルに維持することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】本発明の画像形成装置は、所定の画素ピッチp(μm)に応じて配列された複数のLED発光素子を熱膨張係数u(μm/℃)の支持体で支持したヘッド構造を有し、複数のLED発光素子を選択的に駆動して感光体ドラムの表面を露光するプリントヘッドと、感光体ドラムの表面をプリントヘッドで露光する際の露光位置を補正する位置補正部40と、プリントヘッドの温度を測定する温度センサ36を含み、この温度センサ36の測定結果から求めたプリントヘッドの温度変化量がp/uのk倍(kはゼロを除く整数)以上となった場合に、位置補正部40で露光位置の補正処理を実施するように制御する補正タイミング制御部41とを備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、複数の発光素子を有するプリントヘッドを備える画像形成装置に関する。
電子写真方式のプリンタ、複写機、ファクシミリ等の画像形成装置では、一様な電位に帯電された像担持体の表面を露光して静電潜像を形成した後、この静電潜像にトナーを供給してトナー像を形成し、このトナー像を直接又は中間転写体を介してシートに転写して定着することにより、画像形成を行なっている。
また、電子写真方式のカラー画像形成装置の中には、高生産性の要求に応えるために、複数の色に対応する複数の画像形成ユニットを備えたタンデム型のマシン構成を採用したものがある。この種のカラー画像形成装置では、各々の画像形成ユニットで像担持体上に形成したトナー像を順にシート又は中間転写体(中間転写ベルト等)に重ね転写することにより、フルカラーの画像を形成している。その際、各々の画像形成ユニットから被転写体(シート、中間転写体等)に転写される各色の画像に相対的な位置ずれ(カラーレジストレーションのずれ)が生じると、これがカラー画像の色ずれとなって現れる。
また近年では、画像形成装置の小型化を図るために、機械的な駆動機構を必要としないLEDプリントヘッド(以下、「LPH」とも記す)を搭載した画像形成装置が開発されている。LPHは、複数(多数)のLED(Light Emitting Diode)発光素子を含むLEDアレイとセルフォック(登録商標)レンズアレイとを用いて構成されるものである。このLPHを上記タンデム型のカラー画像形成装置に用いた場合は、画像形成の対象となる画像データに応じて複数のLED発光素子を選択的に駆動したときに、LPHの発熱による熱膨張で主走査方向の露光位置にずれが生じ、これが各色の画像を重ねて転写する際の相対的な位置ずれ、ひいては色ずれの原因となる。
そこで、第1の従来技術として、下記特許文献1には、LPHを加熱する加熱手段と、LHPから吸熱する吸熱手段と、LPHの温度を調整する制御手段とを有するカラー画像形成装置が提案されている。
また、第2の従来技術として、下記特許文献2には、電源投入からの経過時間や画像形成枚数、あるいは環境変化(温湿度の変化)などのパラメータを監視し、この監視パラメータに基づいて色ずれ補正処理の実施タイミングを制御する画像形成装置が提案されている。
特開平8−190241号公報 特開2004−117384号公報
しかしながら、上記第1の従来技術では、加熱手段として電気ヒータを用いる一方、吸熱手段としてヒートパイプを用いた構成となっているため、それらの温度調整機器の付加によって画像形成装置のコストが大幅にアップしてしまう。また、電気ヒータの付加によって消費電力も大幅に増大してしまう。
また、上記第2の従来技術では、色ずれ補正処理を実施している間は画像形成を行えないため、上記監視パラメータが所定の条件に達しても即座に色ずれ補正処理を実施せず、画像形成ジョブの終了後、又は次の画像形成ジョブの開始前に色ずれ補正処理を実施するとしている。このため、例えば、1回の画像形成ジョブで50枚あるいは100枚といった具合に、多数枚のシートに連続的に画像を形成する場合は、画像形成ジョブの途中で上記監視パラメータが所定の条件に達しても、そのまま画像形成ジョブを継続することになる。したがって、画像形成ジョブが終了するまでに色ずれが大きくなってしまう恐れがある。
また、色ずれの補正精度を高いレベルで維持するには色ずれ補正処理を頻繁に行なうことが有効であるが、色ずれ補正処理を頻繁に行なうと、その分だけ画像形成の生産性が低下してしまう。また、LPHを用いた画像形成装置では、LED発光素子の発光点が固定であるため、主走査方向の露光位置を1画素ピッチ単位でしか補正することができない。このため、上記監視パラメータに基づいて色ずれ補正処理の実施タイミングを制御しても、色ずれの補正精度と画像形成の生産性を適切に両立させることは非常に難しい。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、温度調整機器による温度管理が不要であるとともに、画像形成の生産性の低下を必要最小限に抑えつつ、色ずれの補正精度を所望のレベルに維持することができる画像形成装置を提供することにある。
本発明に係る画像形成装置は、所定の画素ピッチに応じて配列された複数の発光素子を支持体で支持したヘッド構造を有し、前記複数の発光素子を選択的に駆動して像担持体の表面を露光するプリントヘッドと、前記像担持体の表面を前記プリントヘッドで露光する際の露光位置を補正する補正手段と、前記プリントヘッドの温度変化があった場合に、前記補正手段で露光位置の補正処理を実施するように制御する制御手段とを備えるものである。
本発明に係る画像形成装置においては、プリントヘッドの温度変化があった場合に、露光位置の補正処理を実施するように制御することにより、所望の補正精度を維持するために必要最小限のタイミングで露光位置の補正処理を実施させることが可能となる。
本発明の画像形成装置によれば、生産性の低下を必要最小限に抑えつつ、色ずれの補正精度を所望のレベルに維持することができる。
以下、本発明の具体的な実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成例を示す概略図である。図示した画像形成装置1は、大きくは、画像読取部2と、画像処理部3と、画像形成部4とを備えた構成となっている。
画像読取部2は、原稿の画像を光学的に読み取って、その読み取り結果に基づく画像データを生成するもので、以下の構成を有する。原稿台5は、画像の読み取り対象となる原稿を載置するガラス製の台である。原稿台5に載せられた原稿には、光源6から発せられる光が照射される。集光板7は、光源6から発せられる光のうち、原稿以外に向かうものを反射させ、原稿に光を集光させる。このようにして原稿に照射された光は、原稿面で反射し、さらに反射ミラー8によって適宜その進行方向を変えられて、レンズ9に入射する。レンズ9は、反射ミラー8による原稿からの反射光を収束させ、CCD(Charge Coupled Diode)センサ10の受光面に結像させる。
CCDセンサ10は、原稿からの反射光をR(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の各色の輝度を表す画像データに変換する。本実施形態に係るCCDセンサ10は、読み取り素子である電荷結合素子が600dpiの解像度で原稿の画像を読み取るようになっている。なお、CCDセンサ10の態様は、例えば、R、G、Bの順に繰り返し配列してなるカラーフィルタに反射光を通過させ、1800dpiで配列したCCDに入力することによって600dpiの解像度を得る1ラインセンサ方式であっても、R、G、Bそれぞれのカラーフィルタを通過した反射光を600dpiの解像度で3列に配列したCCDにそれぞれ入力する3ラインセンサ方式であってもよい。また、解像度もこれに限定されない。ここで、光源6、集光板7及び反射ミラー8は、それぞれ図示しないフルレートキャリッジとハーフレートキャリッジに搭載される。各々のキャリッジは、図示せぬ駆動回路により、CCDセンサ10の電気的な走査方向である主走査方向に直交する副走査方向にそれぞれ所定の速度で移動する。これにより、原稿面全体の画像データがCCDセンサ10から出力される構成となっている。
画像処理部3は、画像処理回路11とLED制御回路12とを含んだ構成となっている。画像処理回路11は、画像読取部2から出力される画像データに所定の画像処理を施すものである。画像処理回路11は、画像データをアナログデータからデジタルデータに変換するA/D変換回路や、画像データのシェーディング補正を行なうシェーディング補正回路、画像データの階調を補正する階調補正回路、画像データの色変換を行なう色変換回路などを含むものである。このうち、色変換回路は、RGBの画像データを入力画像データとし、この入力画像データをY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)の画像データに変換して出力する。LED制御回路12は、画像処理回路11で画像処理されたYMCKの各色成分の画像データにしたがってLED駆動信号を生成するものである。
画像形成部4は、画像処理部3で画像処理された画像データに基づいてシートに画像を形成するものである。画像形成部4は、YMCKの各色に対応する4つの画像形成ユニット13Y,13M,13C,13Kを備えている。なお、各々の画像形成ユニット13Y,13M,13C,13Kの基本的な構成は共通であるため、ここでは、一例としてイエローの画像形成ユニット13Yの構成について詳しく説明する。
画像形成ユニット13Yは、光導電性を有する円筒状の像担持体である感光体ドラム14Yを有するとともに、この感光体ドラム14Yの周囲に、帯電器15Y、露光器16Y、現像器17Y等を配置して構成されるものである。帯電器15Yは、回転駆動される感光体ドラム14Yの表面を帯電させるものである。露光器16Yは、帯電器15Yで所定の電位に帯電した感光体ドラム14Yの表面を、Y(イエロー)色成分の画像データに基づいて露光するものである。感光体ドラム14Yの表面で露光器16Yにより露光された部分の電位は、感光体ドラム14Yの光導電性により所定のレベルまで減少する。したがって、露光器16Yで露光された感光体ドラム120の表面には、Y色成分の画像データに基づく静電潜像が形成される。
現像器17Yは、感光体ドラム14Yの表面に形成された静電潜像を現像するものである。現像器17Yは、図示しない現像スリーブで搬送した二成分現像剤に含まれるトナーを、感光体ドラム14Y表面の静電潜像に付着させることによって当該静電潜像を顕像化する。トナーは、所定の現像バイアスによって現像スリーブに生じる電位と、感光体ドラム14Yの表面電位との電位差によって、現像スリーブからドラム表面に移動して付着する。このとき、トナーは、露光によって表面電位が減少した部分に付着する。したがって、感光体ドラム14Y表面の静電潜像は現像器17Yによってトナー像に現像される。
以上が画像形成ユニット13Yの詳細である。その他の画像形成ユニット13M,13C,13Kは、現像に使用するトナーの色が異なる以外は、画像形成ユニット13Yと同様の構成となっている。また、画像形成部4は、4つの画像形成ユニット13Y,13M,13C,13Kに対応する4つの感光体ドラム14Y,14M,14C,14Kを直列に配置した4連タンデム方式のマシン構成となっている。
上記4つの画像形成ユニット13Y,13M,13C,13Kに対しては、上記4つの感光体ドラム14Y,14M,14C,14Kに一部が当接するように中間転写体18が配設されている。中間転写体18は、無端状のベルト部材(中間転写ベルト)からなるものである。中間転写体18は、一対の駆動用ロール19A,19Bと、これに従動するバックアップロール20により、一定の張力を加えて巻回されている。上記4つの感光体ドラム14Y,14M,14C,14Kは、各々のドラム表面を中間転写体18の表面に当接させた状態で、それぞれ同一方向に回転駆動される。中間転写体18は、一対の駆動用ロール19A,19Bを駆動する図示せぬ駆動手段により、各々の感光体ドラム14Y,14M,14C,14Kの表面の移動方向と同一方向に循環駆動される。すなわち、各々の感光体ドラム14Y,14M,14C,14Kは図の反時計回り方向に回転駆動し、中間転写体18は、一対の駆動用ロール19A,19Bの間で上側のベルト張架部分が図の右方向に移動し、下側のベルト張架部分が図の左方向に移動するように回転駆動する。
中間転写体18と各々の感光体ドラム14Y,14M,14C,14Kとの当接位置には、それぞれ中間転写体18を挟み込むようにして一次転写ロール21Y,21M,21C,21Kが配設されている。一次転写ロール21Yは、感光体ドラム14Yの表面に形成されたイエローのトナー像を中間転写体18の表面に転写し、一次転写ロール21Mは、感光体ドラム14Mの表面に形成されたマゼンタのトナー像を中間転写体18の表面に転写するものである。また、一次転写ロール21Cは、感光体ドラム14Cの表面に形成されたシアンのトナー像を中間転写体18の表面に転写し、一次転写ロール21Kは、感光体ドラム14Kの表面に形成されたブラックのトナー像を中間転写体18の表面に転写するものである。フルカラーの画像を形成する場合は、各々の一次転写ロール21Y,21M,21C,21Kによって中間転写体18上にY,M,C,Kの各色のトナー像が順に重ね転写(多重転写)される。
一方、中間転写体18とバックアップロール20との当接位置には、中間転写体18を挟み込むようにして二次転写ロール22が配設されている。二次転写ロール22は、中間転写体18に転写されたトナー像を、シート供給トレイ23から搬送ロール24によって送り出されたシートに転写するものである。定着器25は、二次転写ロール22によってトナー像が転写されたシートに定着処理を施すものである。シート排出トレイ26は、定着器25を経て排出されたシートを順に積載して収容するものである。
また、駆動用ロール19Aの近傍には、位置検出センサ27が配設されている。位置検出センサ27は、各々の画像形成ユニット13Y,13M,13C,13Kを用いて中間転写体18の表面に形成された基準パターン画像の位置を検出するものである。位置検出センサ27は、駆動用ロール19Aに巻き付けられた中間転写体18に近接状態で対向するように、センサ面を下向きして配置されている。
図2は各々の画像形成ユニットが備える露光用のプリントヘッド(LPH)の構造を示す模式図である。図示したプリントヘッド30は、上述した複数の画像形成ユニット13Y,13M,13C,13Kにそれぞれ露光器として1つずつ組み込まれるものである。プリントヘッド30は、LEDアレイ31と、このLEDアレイ31を実装する基板32と、この基板32を介してLEDアレイ31を支持する支持体33と、この支持体33にハウジング34を介して支持されたセルフォック(登録商標)レンズアレイ35とを備えた構成となっている。また、支持体33には温度センサ36が取り付けられている。
LEDアレイ31は、露光器の光源となる複数(多数)のLED発光素子を含む半導体チップによって構成されるものである。一つのチップには、所定数のLED発光素子が形成される。したがって、プリントヘッド30に設けられるLED発光素子の総数は、LEDアレイ31を構成するチップの個数に、チップ1個当たりのLED発光素子数を乗算したものとなる。LEDアレイ31は、LED発光素子が主走査方向と平行に配列される向きで基板32に実装されている。図2においては、感光体ドラム14の軸方向(図の奥行き方向)が主走査方向に該当する。
支持体33は、プリントヘッド30のベース部材となるもので、例えば、金属材料を用いて構成されている。また、支持体33には、例えば接着等の固着手段により基板32が密着状態で固定されている。ここで、主走査方向における支持体33の長さを、例えば定型のA3サイズの短手寸法(297mm)相当に設定し、かつ支持体33の構成材料に、例えばアルミニウムを用いるものとすると、297mmでの支持体33の熱膨張係数u(μm/℃)は、5.03(μm/℃)となる。
温度センサ36は、プリントヘッド30の温度を測定するために設けられたものである。温度センサ36は、例えば、熱電対を用いて構成されるもので、プリントヘッド30のベースとなる支持体33の温度に応じたセンサ信号を出力する。
図3はプリントヘッドにおける発光素子の配置例を示す模式図である。図示のように、基板32上には複数のLED発光素子37が配設されている。これら複数のLED発光素子37は、上記LED制御回路12から供給されるLED駆動信号にしたがって選択的に駆動されるものである。LED駆動信号にしたがって点灯した1個のLED発光素子37の光は、上記感光体ドラム14上で1画素分のドット領域を露光する光となる。また、基板32上では、実装密度を上げるために、複数のLEDアレイ31がチップ単位で千鳥状に配置されている。(コメント:結像される光も千鳥配置になります。画像データの書込みの際は、この副走査方向の千鳥配置の間隔分、チップ間で書き込みタイミングをずらして書込みを行い、潜像上では直線状に並ぶようにしています)
ここで、1つのLEDアレイ(チップ)31に256個のLED発光素子37が一定のピッチで一列に配列され、このLEDアレイ31が基板32上に千鳥状の配列で合計58個実装されるものとすると、プリントヘッド30が備えるLED発光素子37の総数は、14848個となる。また、プリントヘッド30による感光体ドラム表面の結像点の配列密度を1200dpi(dot per inch)とすると、上記画素ピッチp(μm)は、p=(25.4/1200)×1000=21.17(μm)となる。
図4は本発明の実施形態に係る画像形成装置が備える位置補正制御のための機能ブロック図である。図4において、位置補正部40は、主走査方向と副走査方向の双方で各色の画像の形成位置(位置ずれ)を補正するものである。位置補正部40による画像の位置補正処理には、像担持体となる感光体ドラム14の表面をプリントヘッド30で露光する際の、主走査方向の露光位置の補正も含まれる。したがって、位置補正部40は、本発明における「補正手段」を構成するものとなる。
補正タイミング制御部41は、位置補正部40で位置補正処理(露光位置の補正処理を含む)を実施するタイミングを制御するもので、本発明における「制御手段」に相当するものである。この補正タイミング制御部41では、プリントヘッド30の温度変化量が、p/u(pは画素ピッチ、uは支持体33の熱膨張係数)のk倍(kはゼロを除く整数)以上となった場合に、位置補正部40による位置補正処理を実施するように制御する構成となっている。先に例示したように、画素ピッチがp=21.17(μm)、プリントヘッド30の支持体33の熱膨張係数がu=5.03(μm/℃)であるとすると、p/u=4.2(℃)となる。このp/uは、プリントヘッド30の露光位置が主走査方向で1画素ピッチ分ずれると予測されるプリントヘッド30の温度変化量に相当する。
したがって、例えば、kの値をk=1とした場合は、プリントヘッド30の温度変化量が4.2℃以上となった場合に、位置補正部40で位置補正処理を実施するように、その実施タイミングを補正タイミング制御部41で制御することになる。また、kの値をk=2とした場合は、プリントヘッド30の温度変化量が8.4℃以上となった場合に、位置補正部40で位置補正処理を実施するように、その実施タイミングを補正タイミング制御部41で制御することになる。
ここで、プリントヘッド30の温度変化量とは、所定のタイミングで求めたプリントヘッド30の温度と所定のタイミングよりも後に求めたプリントヘッド30の温度との差分に相当するものである。また、所定のタイミングとは、今回よりも以前(前回)に位置補正部40で位置補正処理を実施したときのタイミングをいう。位置補正処理は、プリントヘッド30の温度変化量がp/uのk倍以上となった場合以外にも、予め設定されたタイミング、例えば、画像形成装置の電源が投入されたタイミングや、画像形成装置がスリープ状態(省電力状態)から復帰したタイミング、あるいは画像形成装置のフロントカバーの開閉状態を検知するインターロックスイッチがオフ状態(カバー開状態)からオン状態(カバー閉状態)に切り替わったタイミングで行なわれる。
位置補正部40は、基準パターン発生部42と、上記位置検出センサ27と、位置補正演算部43とを備えた構成となっている。基準パターン発生部42は、位置補正処理に際して、位置検出用の基準パターン信号を発生するものである。この基準パターン信号は、シートに画像を形成するために入力される通常の画像データ(入力画像信号)と同様に、画像処理部3を経由して画像形成部3に供給される。これにより、基準パターン画像は、上述した4つの画像形成ユニット13Y,13M,13C,13Kを用いて中間転写体18の表面に基準パターン画像(トナー像)として出力される。
位置検出センサ27は、基準パターン発生部42が発生した基準パターン信号にしたがって中間転写体18に形成された基準パターン画像の位置を検出するものである。図5に位置検出センサ27の具体的な構成例を示す。位置検出センサ27は、大きくは、センサ光学系271、センサ増幅回路272及びピーク検出回路273によって構成されている。センサ光学系271は、拡散LED274からなる発光光学系と、レンズ275、フォトダイオード276、マスク277からなる受光光学系で構成されている。発光光学系を構成する拡散LED274の光軸は、基準パターン画像が形成される中間転写体18のベルト面に対して、当該ベルト面の法線と30°をなす角度で配置されている。したがって、中間転写ベルト18には拡散LED274からの光が30°の角度で照射される。
これに対して、受光光学系の光軸は、発光光学系によって光が照射される中間転写体18のベルト面の所定部位に対して、当該ベルト面の法線と10°の角度をなすように配置されている。これにより、フォトダイオード276では、拡散LED274から中間転写体18に照射された光のうち、中間転写体18のベルト面で正反射した光を受光せず、基準パターン画像(トナー像)からの拡散光のみを受光することができる。
また、一例として、受光光学系に用いるレンズ275は直径3mm、焦点距離6mmのものを用い、中間転写体18のベルト表面からレンズ275までの距離と、レンズ275からフォトダイオード276までの距離を、等しく12mmとし、光学系の倍率は1倍となっている。さらに、フォトダイオード276の直前には、センサの検出エリアを規制するマスク277を設けている。マスク277の検出用ウインドウは、直径1mmの円形となっている。マスクの検出用ウインドウ以外の部分は迷光防止のために黒色としている。このような受光光学系の配置により、拡散LED274を用いた拡散反射光に対しては、光学倍率1倍の共役光学系となるように構成される。これにより、位置検出センサ27の視野領域をマスク277の検出用ウインドウサイズとほぼ同等の直径1mmとすることができる。
また、基準パターンの光学像がフォトダイオード276の受光面上に投影されると、フォトダイオード276は光学像の濃淡に応じた電流を出力する。フォトダイオード276から出力された電流は、センサアンプ272で電圧に変換され、かつその値が増幅された後、センサ出力信号としてピーク検出回路273に入力される。ピーク検出回路273では、センサ出力信号のピーク位置(山形波形のピークとなる位置)を検出し、これをピーク検出信号として出力する。こうして位置検出センサ27から出力されるピーク検出信号は、上記位置補正演算部43に供給される。
図6は中間転写体に形成される位置検出用の基準パターン画像の一例を示す平面図である。この基準パターン画像は、シアンの画像位置を基準にして、イエロー、マゼンタ、ブラックの画像位置を補正する場合に適用されるものである。図示した基準パターン画像は、YMCKの各色ごとに、網点カバレッジ:Cin=100%の3.5mm×7mmの大きさからなるパターン画像を、シアン、イエロー、シアン、マゼンタ、シアン、ブラック、シアンの順に配置している。各色の基準パターン画像は、中間転写体18の移動方向に平行な副走査方向に対して、異なる方向に45度ずつ傾斜した2つの辺からなるV字状に形成されている。
このように中間転写体18に形成される基準パターン画像に対して、主走査方向における位置検出センサ27の位置は、図7に示すように、各色の基準パターン画像Mを構成する2つの辺M1,M2が中間転写体18の移動によってセンサ視野領域Rを順に横切るように設定されている。その際、2つの辺M1,M2の太さtをセンサ視野領域Rの直径d(1mm)よりも僅かに小さく設定することにより、各色の基準パターン画像の位置を主走査方向と副走査方向の双方で検出することが可能となる。以下に、その検出方法を詳しく説明する。
まず、上記図7において、基準パターン画像Mとセンサ視野領域Rの相対的な位置関係は、中間転写体18の回転駆動に伴う基準パターン画像Mの移動によって徐々に変化する。このとき、基準パターン画像Mに対してセンサ視野領域Rの相対位置がA地点からF地点へと順に遷移し、その過程でセンサ出力信号のレベルが変化する。その際、センサ出力信号のレベルは、センサ視野領域Rに含まれる基準パターン画像Mの重複面積に比例して変化する。したがって、センサ視野領域RがA地点を過ぎて、センサ視野領域R内に基準パターン画像Mの一辺M1が進入してくると、センサ出力信号のレベルが増加する。そして、センサ視野領域Rに一辺M1が最も広い面積で含まれるB地点にセンサ視野領域Rが達すると、センサ出力信号のレベルがピーク(最大)となり、これに同期してピーク検出回路273からピーク検出信号が出力される。
その後、センサ視野領域RがB地点からずれていくと、それにしたがってセンサ視野領域Rと一辺M1との重複面積が減少するため、センサ出力信号のレベルも低下する。そして、センサ視野領域Rが一辺M1から完全に外れると、その時点(C地点の直後)でセンサ出力信号が一旦最小となるが、センサ視野領域RがD地点を過ぎると、今度は基準パターン画像Mの他辺M2がセンサ視野領域Rが進入してくるため、センサ出力信号のレベルが再び増加する。そして、センサ視野領域Rに他辺M2が最も広い面積で含まれるE地点にセンサ視野領域Rが達すると、センサ出力信号のレベルが再びピーク(最大)となり、これに同期してピーク検出回路273からピーク検出信号が出力される。その後、センサ視野領域RがE地点からずれていくと、それにしたがってセンサ視野領域Rと他辺M2との重複面積が減少するため、センサ出力信号のレベルも低下する。そして、センサ視野領域Rが他辺M2から完全に外れると、その時点(F地点の直後)でセンサ出力信号が最小となる。
ここで、中間転写体18に形成される基準パターン画像Mの位置が主走査方向にずれると、各色(1つ)の基準パターン画像Mごとにピーク検出回路273から2回ずつ出力されるピーク検出信号の時間的な間隔Tpが変化する。すなわち、基準パターン画像Mの位置が主走査方向の一方(図7の上側)にずれると、その分だけ最初(1回目)のピーク検出信号が出力されてから次(2回目)のピーク検出信号が出力されるまでの時間的な間隔Tpが長くなり、基準パターン画像Mの位置が主走査方向の他方(図7の下側)にずれると、その分だけ2回のピーク検出信号の時間的な間隔Tpが短くなる。したがって、ピーク検出回路273から出力される2回のピーク検出信号の時間的な間隔Tpに基づいて、基準パターン画像Mの主走査方向の位置を検出することができる。
また、中間転写体18に形成される基準パターン画像Mの位置が副走査方向にずれると、各色(1つ)の基準パターン画像Mごとにピーク検出回路273から2回ずつ出力されるピーク検出信号の中間時点Thが時間軸上で変化する。すなわち、基準パターン画像Mの位置が副走査方向の一方(図7の左側)にずれると、その分だけ2回のピーク検出信号の中間時点Thが時間軸上で早い側にずれ、基準パターン画像Mの位置が副走査方向の他方(図7の右側)にずれると、その分だけ2回のピーク検出信号の中間時点Thが時間軸上で遅い側にずれる。したがって、ピーク検出回路273から出力される2回のピーク検出信号の中間時点Thが時間軸上でどの時点に存在するかに基づいて、基準パターン画像Mの副走査方向の位置を検出することができる。
また、上記図6に例示したように、シアンを基準色として、他の色の画像位置を検出する場合は、副走査方向で隣り合うシアンの基準パターン画像の位置と他の色(イエロー、マゼンタ、ブラック)の基準パターン画像の位置を、それぞれ上記の検出方法で検出するとともに、当該検出したシアンの基準パターン画像の位置と他の色の基準パターン画像の位置を比較することにより、シアンの画像位置を基準に他の色(イエロー、マゼンタ、ブラック)の画像位置が主走査方向でどの程度ずれているかを把握することができる。また、副走査方向の画像位置に関しては、シアンの基準パターン画像の位置とこれに隣り合う他の色の基準パターン画像の位置との間隔を予め設定あれた基準値と比較することにより、シアンの画像位置を基準に他の色(イエロー、マゼンタ、ブラック)の画像位置が副走査方向でどの程度ずれているかを把握することができる。
再び図4に戻って、位置補正演算部43は、位置検出センサ27で検出した基準パターン画像の位置に基づいて、各色の画像が正確に位置合わせされるように、各色の画像形成位置を補正するための座標変換パラメータを演算するものである。この座標変換パラメータは、位置補正データとして画像処理部3に送られる。そして、画像処理部3の内部では、位置補正演算部43で演算された座標変換パラメータに基づいて画像データの座標変換を行なうことにより、各色の画像形成位置を調整する。
補正タイミング制御部41は、位置補正タイミング判定部44と、演算部45と、タイマ46と、メモリ47と、上記温度センサ36とを備えた構成となっている。位置補正タイミング判定部44は、予め設定された所定の条件に基づいて、位置補正部40で位置補正処理を実施するタイミングになったかどうかを判定するものである。また、位置補正タイミング判定部44は、位置補正部40で位置補正処理を実施するタイミングになったと判定した場合に、位置補正部40で位置補正処理を開始させるために基準パターン発生部42に基準パターン信号の発生を指示するものである。
演算部45は、例えば、画像処理部3の画像処理回路11が備えるピクセルカウンタのカウント値(ピクセルカウント値)を用いて所定の演算処理を行ない、この演算結果を位置補正タイミング判定部44に通知するものである。
タイマ46は、時間を計測するものである。タイマ46による時間の計測値(タイマ値)は、演算部45での演算処理に用いられる。
メモリ47は、位置補正タイミング判定部44での判定処理に適用されるデータを記憶するために用いられるものである。
図8は本発明の実施形態に係る画像形成装置で行なわれる位置補正制御処理の手順を示すフローチャートである。まず、位置補正タイミング判定部44において、初期の位置補正処理を実施するかどうかを判定する(ステップS1)。初期の位置補正処理を実施するかどうかは、先に例示したように、電源投入時であるかどうか、スリープ状態からの復帰時であるかどうか、あるいはインターロックスイッチのオフ/オンの切り替わり時であるかどうか、などに基づいて判定する。そして、初期の位置補正処理を実施すると判定した場合は、位置補正タイミング判定部44から基準パターン発生部42に基準パターン信号の発生を指示することにより、位置補正部40で位置補正処理を実施する(ステップS7)。
この位置補正処理では、主走査方向と副走査方向の双方で各色の画像の形成位置が補正される。このうち、主走査方向の画像の形成位置は、各々の画像形成ユニット13Y,13M,13C,13Kにおいて、感光体ドラム14の表面を露光用のプリントヘッド30で露光する際の露光位置を補正することにより行なわれる。また、主走査方向の露光位置の補正は、プリントヘッド30に設けられた複数のLED発光素子37のうち、静電潜像の形成(露光)時にLED制御回路12で駆動制御の対象とするLED発光素子37の個数を増減したり、主走査方向で最端と認識するLED発光素子37の位置をずらしたりして行なう。このため、露光位置の補正は、主走査方向で隣り合うLED発光素子37間の配列ピッチに対応する画素ピッチpを1つの単位として行なわれることになる。
図9は位置補正処理の具体的な手順を示すフローチャートである。先ず、上記図6に示した位置検出用の基準パターン画像を中間転写体18上に形成する(ステップS71)。次に、中間転写体18上の基準パターン画像を位置検出センサ27で読み取る(ステップS72)。次いで、位置検出センサ27から出力されるピーク検出信号に基づいて画像の位置ずれ量を位置補正演算部43で演算する(ステップS73)。その後、位置ずれ量の演算結果を基に主走査方向及び副走査方向の画像形成位置を補正する(ステップS74)。
図10は基準パターン画像の読み取り(測定)時のタイミングチャートである。図の上段から順に、位置検出センサ27の拡散LED274の点灯信号、センサ出力信号、ピーク検出信号の波形を示す。まず、拡散LED274が消灯(OFF)した状態から開始する。先頭のシアンの基準パターン画像がセンサの測定位置を通過する以前に拡散LED274を点灯(ON)する。点灯直後のセンサ出力信号は0Vとなる。この理由は、中間転写体18として、表面が黒色で鏡面又は光沢を持ったベルト部材を使用し、これによって中間転写体18のベルト表面の非画像部は拡散LED274からの照射光をほとんど拡散しないためである。
その後、シアンの基準パターン画像の通過により、センサ出力信号はシアンのトナー量に対応した山形の波形となる。その際、ピーク検出回路273は、センサ出力信号のピークを検出し、パルス状のピーク検出信号を出力する。このときのピーク検出信号の基準からの時刻をtA1とする。引き続きシアンのパターン画像の通過により、同様にして、ピーク検出信号の基準からの時刻tA2を測定する。以後、イエロー、シアン、マゼンタ、シアン、ブラック、シアンの各基準パターン画像の通過により、同様にして、ピーク検出信号の基準からの時刻tT1、tT2、tB1、tB2、…を測定する。そして、中間転写体18上に形成されたすべての基準パターン画像がセンサの測定位置を通過した後、拡散LED274を消灯する。これにより、1回の基準パターン画像の読み取り(測定)動作を終了する。なお、図10では、シアン、イエロー、シアンの基準パターン画像の通過までの状態を示している。
次に、画像の位置ずれ量の計算について説明する。本実施形態では、基準色シアンの主走査方向の目標値に対する絶対値位置ずれ量、基準色シアンに対する、イエロー、マゼンタ、ブラックの相対位置ずれ量を求める。先ず、基準色シアンの主走査方向絶対値位置ずれ量は、主走査方向絶対値位置ずれ量={(tA2-tA1)-目標値}/2で計算する。また、基準色シアンに対するイエローの相対位置ずれ量は、副走査方向に関しては、副走査方向位置ずれ量={(tT2+tT1)/2-((tA2+tA1)/2+(tB2+tB1)/2)/2}×PS={(tT2+tT1)/2-(tA2+tA1)/4-(tB2+tB1)/4}×PSで計算し、主走査方向に関しては、主走査方向位置ずれ量={((tB1+tA1)/2-tT1+副走査方向誤差+tT2-(tB2+tA2)/2-副走査方向誤差)/2}×PS= {((tB1+tA1)/2-tT1+tT2-(tB2+tA2)/2)/2}×PSで計算する。ただし、tA1,tA2,tT1,tT2,tB1,tB2:基準からの時刻(μs)とし、PS:プロセス速度(mm/s)とする。また、基準色シアンに対するマゼンタの相対位置ずれ量、及び基準色シアンに対するブラックの相対位置ずれ量も同様に計算する。
上記位置補正処理を終えると、位置補正タイミング判定部44では、今回実施した位置補正処理が初期の位置補正処理であるかどうかを判断する(ステップS8)。そして、初期の位置補正処理であれば、そのときに温度センサ36で測定したプリントヘッド30の測定温度を基準温度Tn0としてメモリ47に記憶し(ステップS9)、初期の位置補正処理でなければ、温度センサ36で測定したプリントヘッド30の最新の測定温度Tniを基準温度Tn0としてメモリ47に記憶する(ステップS10)。
ちなみに、基準温度Tn0の参照符号であるnは、画像の色を示すY,M,C,Kに対応するものである。そして、基準温度Tn0は、各々の画像形成ユニット13Y,13M,13C,13Kに設けられたプリントヘッド30の温度を、それぞれに対応する温度センサ36で測定することにより、画像形成ユニットごとに個別に記憶されるものである。すなわち、画像形成ユニット13Yのプリントヘッド30の基準温度はTy0としてメモリ47に記憶され、画像形成ユニット13Mのプリントヘッド30の基準温度はTm0としてメモリ47に記憶される。また、画像形成ユニット13Cのプリントヘッド30の基準温度はTc0としてメモリ47に記憶され、画像形成ユニット13Kのプリントヘッド30の基準温度はTk0としてメモリ47に記憶される。
その後、位置補正タイミング判定部44で変数iの値を初期化(i=1)した後(ステップS11)、画像形成部4で1枚のシートに画像形成を行なう(ステップS12)。次に、画像形成部4で所定枚数(例えば、操作パネル等を用いてユーザから指示された枚数)の画像形成ジョブを終えたかどうかを確認する(ステップS13)。そして、所定枚数の画像形成ジョブを終えていない場合は、ステップS2に戻り、所定枚数の画像形成ジョブを終えた場合は、その時点で一連の制御処理を終える。
ステップS2においては、温度センサ36でプリントヘッド30の温度を測定し、これによって得られるプリントヘッド30の測定温度をTniとしてメモリ47に記憶する。この場合も、各色の画像形成ユニット13Y,13M,13C,13Kごとにプリントヘッド30の測定温度Tniがメモリ47に記憶される。すなわち、画像形成ユニット13Yのプリントヘッド30の測定温度はTyiとしてメモリ47に記憶され、画像形成ユニット13Mのプリントヘッド30の測定温度はTmiとしてメモリ47に記憶される。また、画像形成ユニット13Cのプリントヘッド30の測定温度はTciとしてメモリ47に記憶され、画像形成ユニット13Kのプリントヘッド30の測定温度はTkiとしてメモリ47に記憶される。
次いで、位置補正タイミング判定部44は、各色の画像形成ユニット13Y,13M,13C,13Kごとにメモリ47に記憶してあるプリントヘッド30の最新の測定温度Tniと基準温度Tn0との差分ΔTn(=Tni−Tn0)を、「プリントヘッドの温度変化量」として求める(ステップS3)。ここでは、各色ごとに差分(温度変化量)ΔTy、ΔTm、ΔTc、ΔTkが正の値又は負の値あるいはゼロで求められる。
続いて、位置補正タイミング判定部44は、上記差分ΔTy、ΔTm、ΔTc、ΔTkの中で、その絶対値が最も大きい差分max(|ΔTn|)を抽出し、この最大絶対値の差分max(|ΔTn|)が予め設定された規定値ΔTref以上であるかどうかを判断する(ステップS4)。規定値ΔTrefは、上述したp/uのk倍に設定されるものである。そして、最大絶対値の差分max(|ΔTn|)が規定値ΔTref以上であれば、位置補正部40で位置補正処理を実施するタイミングになったと判定して上記ステップS7に移行し、そこで露光位置の補正を含む位置補正処理を実施する。
また、最大絶対値の差分max(|ΔTn|)が規定値ΔTref未満であれば、上記差分ΔTy、ΔTm、ΔTc、ΔTkの中で、最大値max(ΔTn)と最小値min(ΔTn)の差分を、「プリントヘッドの温度変化量の各色間の最大差」として求め、この差分が予め設定された規定値Tdiff以上であるかどうかを判断する(ステップS5)。規定値Tdiffは、上述したp/uのk倍に設定されるものである。そして、各色間の最大差が規定値Tdiff以上であれば、位置補正部40で位置補正処理を実施するタイミングになったと判定して上記ステップS7に移行し、そこで露光位置の補正を含む位置補正処理を実施する。また、各色間の最大差が規定値Tdiff未満であれば、iの値を1インクリメントした後(ステップS6)、ステップS12に進む。
このような位置補正制御処理を行なうことにより、色ずれの補正精度と画像形成の生産性を適切に両立させることができる。すなわち、プリントヘッド30の露光位置が主走査方向で1画素ピッチ分ずれると予測されるプリントヘッドの温度変化量ΔT(℃)は、ΔT=p/uで求まる。このため、例えば、主走査方向の露光位置のずれを2画素ピッチ相当のレベルに抑えたい場合は、kの値をk=2として規定値ΔTrefを設定することにより、プリントヘッドの温度変化量ΔTがp/uの2倍未満となった状況では、位置補正処理を実施せずに通常の画像形成を継続させ、LED発光素子37の発光に伴う発熱等によってプリントヘッドの温度変化量ΔTがp/uの2倍以上となった状況で、位置補正部40に位置補正処理を実施させることができる。このため、生産性の低下を必要最小限に抑えつつ、色ずれの補正精度を所望のレベルに維持することが可能となる。また、主走査方向の露光位置は1画素ピッチ単位で補正可能であり、その画素ピッチpをパラメータとして規定値(ΔTref、Tdiff)をp/uのk倍に設定しているため、主走査方向の露光位置がk画素ピッチ分ずれた状況を精度良く予測し、この予測に基づいて位置補正処理の実施タイミングを適切に制御することができる。
また、複数の画像形成ユニット13Y,13M,13C,13Kごとに求めたプリントヘッドの温度変化量の各色間の最大差が規定値Tdiff(=p/uのk倍)以上となった場合に、位置補正部40で位置補正処理を実施するように制御するため、各々の画像形成ユニット13Y,13M,13C,13Kが備えるプリントヘッドの温度変化量の差によって生じる画像の位置ずれや色ずれについても所望の精度で適切に補正することができる。
なお、上述した位置補正制御処理においては、プリントヘッド30の温度を温度センサ36で測定し、この測定結果に基づいてプリントヘッド30の温度変化量ΔTnを求めるようにしているが、これ以外にも、例えば、単位時間当たりのピクセルカウント積算値に基づいてプリントヘッドの温度変化量を推測したり、単位時間当たりのトナー補給量に基づいてプリントヘッドの温度変化量を推定したり、あるいは単位時間当たりのLED消費電力に基づいてプリントヘッドの温度変化量を推定したりすることも可能である。この理由は、単位時間当たりのピクセルカウント積算値、トナー補給量及びLED消費電力とプリントヘッドの温度変化量との間には、それぞれ比例関係が成り立つためである。
また、単位時間当たりのピクセルカウント積算値は、画像処理部3から通知されるピクセルカウント値を演算部45で順に積算するとともに、これによって得られるピクセルカウント積算値を、ピクセルカウント値の積算開始から積算終了までタイマ46で計測した時間で除算することにより求めることができる。また、単位時間当たりのトナー補給量は、トナー補給用のパルスモータに供給した駆動パルスの数をパルスカウンタでカウントして得られるパルスカウント値を演算部45で順に積算するとともに、これによって得られるパルスカウント積算値を、パルスカウント値の積算開始から積算終了までタイマ46で計測した時間で除算することにより求めることができる。また、単位時間当たりのLED消費電力は、LED発光素子37の駆動(発光)時に消費される電流を所定の時間刻みで電流計測手段で計測して採取される電流値を演算部45で順に積算するとともに、これによって得られる消費電流積算値を、電流値の積算開始から積算終了までタイマ46で計測した時間で除算することにより求めることができる。
上述のようにプリントヘッド30の温度を温度センサ36で測定し、この測定結果に基づいてプリントヘッド30の温度変化量を求める場合は、補正タイミング制御部41の必須構成として、位置補正タイミング判定部44とメモリ47と温度センサ36を備えた構成とすればよい。また、単位時間当たりのピクセルカウント積算値、トナー補給量又はLED消費電力に基づいてプリントヘッドの温度変化量を推定する場合は、補正タイミング制御部41の必須構成として、位置補正タイミング判定部44と演算部45とタイマ46とメモリ47とを備えた構成とすればよい。
ここでは、一例として、単位時間当たりのピクセルカウント積算値に基づいてプリントヘッドの温度変化量を推測する場合の位置補正制御処理の手順について、図11のフローチャートを用いて説明する。まず、位置補正タイミング判定部44において、初期の位置補正処理を実施するかどうかを判定する(ステップS21)。初期の位置補正処理を実施するかどうかは、先に例示したように、電源投入時であるかどうか、スリープ状態からの復帰時であるかどうか、あるいはインターロックスイッチのオフ/オンの切り替わり時であるかどうか、などに基づいて判定する。そして、初期の位置補正処理を実施すると判定した場合は、位置補正タイミング判定部44から基準パターン発生部42に基準パターン信号の発生を指示することにより、位置補正部40で位置補正処理を実施する(ステップS30)。位置補正処理の詳細は、前述したとおりである。
次に、位置補正タイミング判定部44では、今回実施した位置補正処理が初期の位置補正処理であるかどうかを判断する(ステップS31)。そして、初期の位置補正処理であれば、Dn0の値をゼロにリセットしてメモリ47に記憶し(ステップS32)、初期の位置補正処理でなければ、その時点でメモリ47に記憶されている最新のDniの値をDn0に代入してメモリ47に記憶する(ステップS33)。Dniは単位時間当たりのピクセルカウント積算値を示すものである。Dn0は位置補正処理を実施した時点での単位時間当たりのピクセルカウント積算値を示すものである。また、Dn0及びDniの参照符号であるnは、画像の色を示すY,M,C,Kに対応するものである。したがって、Dn0及びDniは、それぞれ4つ(4色分)ずつメモリ47に記憶される。
次いで、Pniの値をゼロにリセットするとともに、変数iの値を初期化(i=1)し、かつタイマ46の計測値をゼロにリセットする(ステップS34)。これにより、タイマ46の計測値は、前回の位置補正処理を実施した後の経過時間を示すものとなる。Pniは、前回の位置補正処理を実施した後に積算されたピクセルカウント積算値を示すものである。したがって、Pniの値は、ステップS30で位置補正処理を実施した直後にゼロにリセットしておく必要がある。ステップS34の後は、ステップS35に移行して、画像形成部4で所定枚数(例えば、操作パネル等を用いてユーザから指示された枚数)の画像形成ジョブを終えたかどうかを確認する。そして、所定枚数の画像形成ジョブを終えていない場合は、ステップS22に戻り、所定枚数の画像形成ジョブを終えた場合は、その時点で一連の制御処理を終える。
ステップS22においては、画像形成部4で1枚のシートに画像形成を行なう。この画像形成に際しては、画像処理部3のピクセルカウンタでカウントされたピクセルカウント値が演算部45に与えられる。このため、演算部45では、その時点でメモリ47に記憶されているPniに、新たに画像処理部3から与えられたピクセルカウント値を加算することにより、最新のピクセルカウント積算値Pniを求め、これをメモリ47に記憶する(ステップS23)。Pniは、各色(Y,M,C,K)ごとにPyi、Pmi、Pci、Pkiとして求められる。
次いで、演算部45は、タイマ46の計測値TMを取得した後(ステップS24)、上記ステップS23でメモリ47に記憶した最新のピクセルカウント積算値Pniをタイマ計測値TMで除算することにより、単位時間当たりのピクセルカウント積算値Dniを求め、これをメモリ47に記憶する(ステップS25)。次に、演算部45は、ΔPni=(Dni−Dn0)×TMの数式にしたがってΔPniを求める(ステップS26)。このステップS26の処理は、例えば、前回の位置補正処理前に高濃度で連続的に画像を出力していたものが、位置補正処理後に低濃度又は間欠的な画像出力になるなどして、LED発光素子の点灯時間が減った場合などのプリントヘッドの冷却による温度変化を考慮して行なうものである。ΔPniは、前回の位置補正処理実施時前後でのピクセルカウント値の差分を示すものである。また、ΔPniは、各色(Y,M,C,K)ごとにΔPyi、ΔPmi、ΔPci、ΔPkiとして求められる。
続いて、ステップS27において、位置補正タイミング判定部44は、上記ステップS23で各色ごとに求めたPyi、Pmi、Pci、Pkiの中で、その値が最も大きいmax(Pni)を抽出し、このmax(Pni)が予め設定された規定値Pth以上であるかどうかを判断する。また、ステップS27において、位置補正タイミング判定部44は、上記ステップS26で各色ごとに求めたΔPni(ΔPyi、ΔPmi、ΔPci、ΔPki)の中で、その絶対値が最も大きいmax(|ΔPni|)を抽出し、このmax(|ΔPni|)が予め設定された規定値ΔPth以上であるかどうかを判断する。
ここで、規定値Pthは、単位時間当たりのピクセルカウント積算値Dniの関数である。したがって、規定値Pthは、そのときにメモリ47に記憶されている最新のピクセルカウント積算値Dniに応じて設定される。規定値Pthと単位時間当たりのピクセルカウント積算値Dniとは、図12のような関係になっている。すなわち、単位時間当たりのピクセルカウント積算値Dniが大きくなると、それにしたがって規定値Pthの値は小さく設定され、単位時間当たりのピクセルカウント積算値Dniが小さくなると、それにしたがって規定値Pthの値は大きく設定される。これは、高密度連続出力時ほどプリントヘッドの温度上昇が急になるため、その分だけプリントヘッドが規定温度に達したと判定するためのPthの値(閾値)を小さく設定する必要があり、また低密度あるいは間欠出力の場合はプリントヘッドの温度上方が緩やかになるため、その分だけプリントヘッドが規定温度に達したと判定するためのPthの値(閾値)を大きく設定する必要があるためである。
上記ステップS27において、max(Pni)が規定値Pth以上であるか、max(|ΔPni|)が規定値ΔPth以上であれば、ステップS30に移行して位置補正処理を実施する。また、ステップS27において、max(Pni)が規定値Pth未満で、かつmax(|ΔPni|)が規定値ΔPth未満であれば、ステップS28に進む。
ステップS28では、プリントヘッドの温度変化に伴う各色の画像相互の位置ずれを考慮して、上記ステップS23で各色ごとに求めたPni(Pyi、Pmi、Pci、Pki)の中で、最大値max(Pni)と最小値min(Pni)の差分を求め、この差分が予め設定された規定値Pdiff以上であるかどうかを判断する。また、ステップS28では、上記ステップS26で各色ごとに求めたΔPni(ΔPyi、ΔPmi、ΔPci、ΔPki)の中で、最大値max(ΔPni)と最小値min(ΔPni)の差分を求め、この差分が予め設定された規定値Pdiff以上であるかどうかを判断する。そして、最大値max(Pni)と最小値min(Pni)の差分、及び最大値max(ΔPni)と最小値min(ΔPni)の差分のうち、少なくとも一方が規定値Pdiff以上であれば、ステップS30に移行して位置補正処理を実施する。
また、最大値max(Pni)と最小値min(Pni)の差分、及び最大値max(ΔPni)と最小値min(ΔPni)の差分のうち、両方が規定値Pdiff未満であれば、ステップS29に進み、そこで変数iの値を1インクリメントした後、ステップS35へと進む。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成例を示す概略図である。 プリントヘッド(LPH)の構造を示す模式図である。 プリントヘッドにおける発光素子の配置例を示す模式図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置が備える位置補正制御のための機能ブロック図である。 位置検出センサの具体的な構成例を示す図である。 位置検出用の基準パターン画像の一例を示す平面図である。 位置検出センサによる画像位置の検出方法を説明する図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置で行なわれる位置補正制御処理の手順を示すフローチャートである。 位置補正処理の具体的な手順を示すフローチャートである。 基準パターン画像の読み取り(測定)時のタイミングチャートである。 位置補正制御処理の他の手順を示すフローチャートである。 規定値と単位時間当たりのピクセルカウント積算値との関係を示す図である。
符号の説明
13Y,13M,13C,13K…画像形成ユニット、14,14Y…感光体ドラム、27…位置検出センサ、30…プリントヘッド、33…支持体、36…温度センサ、37…LED発光素子、40…位置補正部、41…補正タイミング制御部

Claims (8)

  1. 所定の画素ピッチに応じて配列された複数の発光素子を支持体で支持したヘッド構造を有し、前記複数の発光素子を選択的に駆動して像担持体の表面を露光するプリントヘッドと、
    前記像担持体の表面を前記プリントヘッドで露光する際の露光位置を補正する補正手段と、
    前記プリントヘッドの温度変化があった場合に、前記補正手段で露光位置の補正処理を実施するように制御する制御手段と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 複数の発光素子は所定の画素ピッチp(μm)に応じて配列され、前記支持体の熱膨張係数u(μm/℃)であって、
    前記補正手段は、前記プリントヘッドの温度変化量がp/uのk倍(kはゼロを除く整数)以上となった場合に、前記補正手段で露光位置の補正処理を実施するように制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、前記プリントヘッドの温度を測定する温度測定手段を含み、当該温度測定手段の測定結果に基づいて前記プリントヘッドの温度変化量を求める
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、単位時間当たりのピクセルカウント積算値に基づいて前記プリントヘッドの温度変化量を推測する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段は、単位時間当たりのトナー補給量に基づいて前記プリントヘッドの温度変化量を推測する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  6. 前記発光素子は、LED発光素子からなり、
    前記制御手段は、単位時間当たりのLED消費電力に基づいて前記プリントヘッドの温度変化量を推測する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  7. 前記プリントヘッドは、複数の色に対応する複数の画像形成ユニットごとに設けられ、
    前記制御手段は、前記複数の画像形成ユニットごとに前記プリントヘッドの温度変化量を求めるとともに、当該求めたプリントヘッドの温度変化量の最大値がp/uのk倍以上となった場合に、前記補正手段で露光位置の補正処理を実施するように制御する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  8. 前記制御手段は、前記複数の画像形成ユニットごとに求めた前記プリントヘッドの温度変化量の各色間の最大差がp/uのk倍以上となった場合に、前記補正手段で露光位置の補正処理を実施するように制御する
    ことを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
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