JP5747455B2 - 画像形成装置および画像形成装置の制御方法 - Google Patents

画像形成装置および画像形成装置の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、形成される画像の補正を画像印刷と並行して行う画像形成装置および画像形成装置の制御方法に関する。
従来から、光書き込みによって静電潜像を感光体上に形成し、これを現像して得たトナー画像を中間転写ベルトなどの中間転写体に一旦転写する動作を各色毎に行って、中間転写体上に各色のトナー画像を重ねた後、中間転写体から用紙に各色のトナー画像を転写して定着させることでカラー画像を得るようにした画像形成装置が知られている。
このような画像形成装置において、形成される画像に対する色ズレ補正や濃度補正などの画像調整は、中間転写ベルト上にテストパターンを形成し、このテストパターンをセンサで検出することにより行うのが一般的である。一方で、このような画像調整を行う際には、用紙に対する通常の画像形成が行えないため、頻繁にこの画像調整を実施すると、用紙に対する画像形成が中断されるダウンタイムが増加し、効率的な画像形成を行うことができなくなってしまう。
このダウンタイムを低減するために、特許文献1では、中間転写ベルト上の画像領域を挟んだ両側の画像領域外にテストパターンを形成し、このテストパターンのセンサによる検出結果に基づき画像調整を行う方法が開示されている。この方法によれば、テストパターンを用いた画像形成のためのプロセス制御による装置のダウンタイムを低減し、且つ、安定した画像品質を得ることができる。
上述の特許文献1では、テストパターンがセンサ位置に搬送され、センサによりテストパターンが検出されその結果に基づき調整値を算出するまでの経過時間が考慮されていなかった。そのため、テストパターンを検出して得られた調整値を、目的の画像に反映させるために、無駄な待ち時間が発生してしまうという問題点があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、画像形成と並行して形成されたテストパターンによる画質調整をより効率的に行うことを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、複数の第1の像担持体と、複数の第1の像担持体に対して露光を行って潜像を形成し、複数の第1の像担持体それぞれの潜像を異なる色のトナーで現像して各色の像を形成する像形成手段と、所定速度で駆動され、像形成手段で複数の第1の像担持体のそれぞれに対して形成された各色の像が位置を合わせて重ね合わせられて転写される第2の像担持体と、第2の像担持体に重ね合わされて転写された各色の像を転写材に転写して画像形成を行う画像形成手段と、複数の第1の像担持体により形成され第2の像担持体に対して転写される、1または複数のテストパターン像を含むテストパターン列を、第2の像担持体から転写体に転写するための画像の主走査方向における両側に発生させるテストパターン発生手段と、第2の像担持体に転写されたテストパターン列をセンサを用いて検知する検知手段と、検知手段による、ユーザの指定した補正精度に対応した指定時間に従った長さのテストパターン列の検知結果によって像形成手段による像形成条件を補正する補正値を算出し、算出した補正値を像形成手段による各色の像の形成に反映させる補正手段とを有し、テストパターン発生手段は、記テストパターン列を、印刷ジョブに含まれる各ページのうち印刷対象ページの先頭に対して副走査方向における先頭が一致するように発生させ、補正手段は、指定時間と、前記テストパターン列露光の位置で第1の像担持体に書き出されてから補正手段で算出された補正値が像形成手段による像形成に反映可能となるまでの予め定められた第1の時間とに従い、印刷対象ページの画像を第1の像担持体に対して書き出す第1のタイミングから、各ページを第1の像担持体に対して書き出す各タイミングのうち補正対象ページの像を第1の像担持体に対して書き出す第2のタイミングまでの時間であって、指定時間と第1の時間とを加算した時間以上で、且つ、各タイミングのうち加算した時間に最も近い時間である第2の時間を求め、第2の時間で補正値を像形成手段による各色の像の形成に反映させることを特徴とする。
また、本発明は、像形成手段が、複数の第1の像担持体に対して露光を行って潜像を形成し、複数の第1の像担持体それぞれの潜像を異なる色のトナーで現像して各色の像を形成する像形成ステップと、画像形成手段が、所定速度で駆動され、像形成ステップで複数の第1の像担持体のそれぞれに対して形成された各色の像が位置を合わせて重ね合わせられて転写される第2の像担持体に重ね合わされて転写された各色の像を転写材に転写して画像形成を行う画像形成ステップと、テストパターン発生手段が、複数の第1の像担持体により形成され第2の像担持体に対して転写される、1または複数のテストパターン像を含むテストパターン列を、第2の像担持体から転写体に転写するための画像の主走査方向における両側に発生させるテストパターン発生ステップと、検知手段が、第2の像担持体に転写されたテストパターン列をセンサを用いて検知する検知ステップと、補正値算出手段が、検知ステップによる、ユーザの指定した補正精度に対応した指定時間に従った長さのテストパターン列の検知結果によって像形成ステップによる像形成条件を補正する補正値を算出し、算出した補正値を像形成手段による各色の像の形成に反映させる補正ステップとを有し、テストパターン発生ステップは、記テストパターン列を、印刷ジョブに含まれる各ページのうち印刷対象ページの先頭に対して副走査方向における先頭が一致するように発生させ、補正ステップは、指定時間と、前記テストパターン列露光の位置で第1の像担持体に書き出されてから補正手段で算出された補正値が像形成ステップによる像形成に反映可能となるまでの予め定められた第1の時間とに従い、印刷ジョブに含まれる各ページのうち印刷対象ページの画像を第1の像担持体に対して書き出す第1のタイミングから、各ページを第1の像担持体に対して書き出す各タイミングのうち補正対象ページの像を第1の像担持体に対して書き出す第2のタイミングまでの時間であって、指定時間と第1の時間とを加算した時間以上で、且つ、各タイミングのうち加算した時間に最も近い時間である第2の時間を求め、第2の時間で補正値を像形成ステップによる各色の像の形成に反映させることを特徴とする。
本発明によれば、画像形成と並行して形成されたテストパターンによる画質調整をより効率的に行うことができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施形態に適用可能な画像形成装置の一例の構造を示す略線図である。 図2は、センサの一例の構造を示す略線図である。 図3は、本発明の実施形態に適用可能な色ズレ補正用テストパターンの一例を示す略線図である。 図4は、本発明の実施形態に適用可能な色ズレ補正用テストパターンの一例の配置を示す略線図である。 図5は、本発明の実施形態に適用可能な、画像形成装置における信号処理系の一例の構成を示すブロック図である。 図6は、画像形成とテストパターンの形成とを並列的に行う場合の一例のタイミングチャートである。 図7は、各色の露光位置とセンサ位置との一例の関係を説明するための略線図である。 図8は、露光からセンサに到達するまでの時間と、テストパターンが検出されてからテストパターンによる補正値が画像形成に反映されるまでの時間とを示す一例のタイミングチャートである。 図9は、本発明の実施形態による、色ズレ補正用テストパターンによる色ズレ補正処理の一例を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る画像形成装置の一実施形態を詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態に適用可能な画像形成装置100の一例の構造を示す。画像形成装置100は、半導体レーザ、ポリゴンミラーなどの光学要素を含む光学装置102と、感光体ドラム、帯電装置、現像装置などを含む像形成部112と、中間転写ベルトなどを含む転写部122を含んで構成される。
光学装置102は、図示されない半導体レーザなどのレーザ光源から出射された光ビームをポリゴンミラー102cにより偏向させ、fθレンズ102bに入射させる。光ビームは、図1の例ではイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)およびブラック(K)の各色に対応した数が出射される。各色の光ビームは、それぞれfθレンズ102bを通過した後、反射ミラー102aで反射され、WTLレンズ102dに入射される。
WTLレンズ102dは、光ビームを整形した後、反射ミラー102eへと光ビームを偏向させ、露光のために使用される光ビームLとして感光体ドラム104a、106a、108aおよび110aへと像状照射する。感光体ドラム104a、106a、108aおよび110aへの光ビームLの照射は、上述したように複数の光学要素を使用して行われるため、光ビームLの走査方向である主走査方向と、主走査方向に対して直交する副走査方向とに関して、タイミング同期が行われている。なお、副走査方向は、一般的には、感光体ドラム104a、106a、108aおよび110aの回転する方向として定義する。
感光体ドラム104a、106a、108aおよび110aは、それぞれアルミニウムなどの導電性ドラム上に、少なくとも電荷発生層と、電荷輸送層とを含む光導電層を備えている。光導電層は、それぞれ感光体ドラム104a、106a、108a、110aに対応して配設され、コロトロン、スコロトロンまたは帯電ローラなどを含んで構成される帯電器104b、106b、108bおよび110bにより表面電荷が付与される。
各帯電器104b、106b、108bおよび110bにより感光体ドラム104a、106a、108aおよび110a上に付与された静電荷は、それぞれ光ビームLにより像状露光され、静電潜像が形成される。感光体ドラム104a、106a、108aおよび110a上に形成された静電潜像は、それぞれ、現像スリーブ、現像剤供給ローラ、規制ブレードなどを含む現像器104c、106c、108cおよび110cにより現像され、現像剤像が形成される。
感光体ドラム104a、106a、108aおよび110a上に担持された現像剤は、搬送ローラ114a、114bおよび114cにより矢線Bの方向に駆動される中間転写ベルト114上に転写される。中間転写ベルト114は、C、M、YおよびK各色の現像剤を担持した状態で2次転写部へと駆動される。2次転写部は、2次転写ベルト118と、搬送ローラ118aおよび118bとを含んで構成される。2次転写ベルト118は、搬送ローラ118aおよび118bにより矢線Cの方向に駆動される。2次転写部には、給紙カセットなどの受像材収容部128から上質紙やプラスチックシートなどの受像材124が搬送ローラ126により供給される。
2次転写部は、2次転写バイアスを印加して、中間転写ベルト114上に担持された多色現像剤像を、2次転写ベルト118上に吸着保持された受像材124に転写する。受像材124は、2次転写ベルト118の搬送と共に定着装置120へと供給される。定着装置120は、シリコーンゴム、フッソゴムなどを含む定着ローラなどの定着部材130を含んで構成されていて、受像材124と多色現像剤像とを加圧加熱し、印刷物132として画像形成装置100の外部へと出力する。多色現像剤像を転写した後の中間転写ベルト114は、クリーニングブレードを含むクリーニング部116により転写残現像剤が除去された後、次の像形成プロセスへと供給されている。
なお、本実施形態による画像形成装置100は、形成される画像の画質調整のために、中間転写ベルト114に対して色ズレ補正用テストパターンを形成する。各感光体ドラム104a、106a、108aおよび110aの中間転写ベルト114の駆動方向に対して下流側には、中間転写ベルト114に形成された当該色ズレ補正用テストパターンを検知するため、センサ115a、115bおよび115cが設けられる。センサ115a、115bおよび115cは、色ズレ補正用テストパターンをより早く検知できるように、中間転写ベルト114の駆動方向に対して最も下流側の感光体ドラム104aに対してできるだけ近付けて配置される。
図2は、センサ115a、115bおよび115cの一例の構造を示す。なお、これらセンサ115a、115bおよび115cは、同一の構成が適用できるので、以下では、これらを特に区別する必要のない限り、センサ115a、115bおよび115cをセンサ115として記述する。
図2において、検知センサ115は、1の発光素子602と、2の受光素子603および604とを有する。発光素子602は、例えば赤外光LED(Light Emitting Diode)であり、発光した赤外光で中間転写ベルト114を照射する。レーザ発光素子を発光素子602として用いてもよい。受光素子603および604は、例えばそれぞれフォトトランジスタである。受光素子603および604としてフォトダイオードを適用し、出力を増幅して用いてもよい。
この例では、受光素子603は、発光素子602から出射された赤外光が中間転写ベルト114で鏡面反射した正反射光を受光する位置に設けられ、受光素子604は、正反射光を受光しない位置に設けられる。すなわち、受光素子604は、発光素子602から出射された赤外光が中間転写ベルト114で拡散反射された拡散反射光を受光する。また、発光素子602からの赤外光と、赤外光の中間転写ベルト114からの正反射光および拡散反射光との光路に、集光レンズ605が設けられる。
なお、図2では、正反射光を受光する受光素子603と、拡散反射光を受光する受光素子604とをそれぞれ設けているが、これはこの例に限定されず、検知する対象や必要な情報によっては何れか一方のみを設けてもよい。
図3は、本実施形態に適用可能な色ズレ補正用テストパターン201の一例を示す。色ズレ補正用テストパターン201は、横線パターン203と斜め線パターン204とから構成される。横線パターン203は、各色の線が主走査方向と平行に等間隔で配置される。斜め線パターン204は、各色の線が主走査方向に対して45°の角度を以て等間隔に配置される。また、図3の例では、横線パターン203および斜め線パターン204のそれぞれにおいて、各色の線が色Y、K、M、Cの順に配置されている。なお、以下では、特に記載のない限り、色ズレ補正用テストパターン201を単にテストパターン201と記載する。
このテストパターン201が、図4に例示されるように、中間転写ベルト114上の、用紙に転写するための多色現像剤像による画像202の両側に対してそれぞれ繰り返し形成され、当該画像202の両側のそれぞれにテストパターン列210が構成される。また、テストパターン201の先頭の線(横線パターン203の色Yの線)から、当該テストパターン201の次に配置されるテストパターン201の先頭の線までの長さが、テストパターン201の長さとする。この画像202の両側に配置されたテストパターン列210に含まれるテストパターン201を、センサ115aおよびセンサ115cによりそれぞれ検知し、色ズレ補正処理を行う。
テストパターン201では、例えば、横線パターン203および斜め線パターン204を構成する各線のセンサ115aおよびセンサ115cによる検知結果を一定のサンプリング間隔でサンプリングし、横線パターン203および斜め線パターン204の各線が検知された時間間隔を計測する。計測された時間間隔に対して、既知の中間転写ベルト114の速度を乗じることで、横線パターン203および斜め線パターン204を構成する各線間の距離を取得できる。また、横線パターン203および斜め線パターン204のうち同じ色の線間の距離を計測し、各色の距離を比較することで、ズレ量を求めることが可能となる。
図3を用いて、色ズレ検出についてより具体的に説明する。副走査方向の色ズレを算出するには、横線パターン203を使用し、基準色である色Kと他の色Y、MおよびCとのパターン間隔(y1,m1,c1)をそれぞれ計測する。そして、計測結果を基準色に対する各色それぞれの理想距離と比較することで、副走査方向の色ズレを算出することができる。
主走査方向の色ズレを算出するには、各色について、横線パターン203の各線と斜め線パターン204の各線との間隔(y2,k2,m2,c2)をそれぞれ計測する。斜め線パターン204の各線は、主走査方向に対して45°の角度を持っているため、計測された間隔の、基準色(色K)と他の色Y、MおよびCとの差分が各色Y、MおよびCそれぞれの主走査方向の色ズレ量となる。例えば、色Yの主走査方向における色ずれ量は、k2−y2で求められる。このようにして、テストパターン201を用いて副走査方向および主走査方向の色ズレ(レジストズレ)量を取得することができる。
このような色ズレ量の検出処理は、例えば、少なくとも1つのテストパターン201を用いて実行することが可能である。複数のテストパターン201を用いて各色について色ズレ量の検出を行うことで、色ズレ補正処理をより精度よく行うことができる。例えば、複数のテストパターン201を用いて算出された色ズレ量に対して、平均値処理などの統計的処理を施して、各色の色ズレ量を算出することが考えられる。
また、上述した色ズレ量の検出処理を、主走査方向に位置の異なるセンサ115a、115bおよび115cを用いてそれぞれ行うことで、各ズレ量について、主走査方向および副走査方向それぞれの成分を検出することができる。例えば、スキュー成分であれば、センサ115aおよびセンサ115cでそれぞれ検知される副走査方向の色ズレ量の差分を算出することで取得可能である。また、センサ115bに対応するパターンをさらに形成することで、センサ115aおよび115b、ならびに、センサ115bおよび115cそれぞれで主走査方向のズレの差分を算出することで、倍率誤差偏差を取得可能である。
なお、印刷時の画質などの調整を行うためのテストパターンは、色ズレ補正用テストパターン201以外にも様々な種類のものが存在する。この場合、色ズレ補正を行う際には、色ズレ補正用テストパターン201のみを形成するようにすることで、他の画質調整に用いるテストパターンの形成を行うことで消費されるトナーを節約することができる。
図5は、本実施形態に適用可能な、画像形成装置100における信号処理系の一例の構成を示す。なお、ここでは、画像形成装置100の信号処理系のうち、本実施形態に関わりの深い、色ズレ量検出のための構成を中心に示している。また、センサ115に含まれる2つの受光素子603および604のうち、正反射光を受光する受光素子603を用いて、テストパターン201の検出を行うものとする。
CPU(Central Processing Unit)10は、ROM(Read Only Memory)12に予め記憶されたプログラムに従い、RAM(Random Access Memory)11をワークメモリとして用いて所定の演算処理を行うと共に、本実施形態によるパターン検知処理を制御する。また、CPU10は、データバスを介してI/Oポート13に接続される。I/Oポート13は、後述するFIFOメモリ18からのデータの読み出しや、データバスを介したデータ転送を制御する。
センサ115において、発光素子602から出射された赤外光の反射光が受光素子603で受光されると、受光素子603は、受光した赤外光の強度に応じたアナログ検知信号を出力する。このアナログ検知信号は、増幅部15で増幅され、フィルタ16によってライン検知の信号成分が選択的に通過され、A/D変換部17に供給されディジタル検知データに変換される。A/D変換部17で変換された検知データのサンプリングは、サンプリング制御部19により制御される。A/D変換部17でサンプリングされた検知データは、FIFO(First In First Out)メモリ18に格納される。
サンプリング制御部19は、1つのテストパターン201の検知が終了すると、FIFOメモリ18に格納された当該テストパターン201の検知データは、FIFOメモリ18から出力される。FIFOメモリ18から出力された検知データは、I/Oポート13を介してCPU10およびRAM11に供給される。CPU10は、ROM12に記憶されたプログラムに従い、上述の色ズレ量など各種ズレ量を算出する。
CPU10は、テストパターン201の検知結果から算出された色ズレ量を補正するための色ズレ補正値を求める。CPU10は、求められたこの色ズレ補正値分の補正を行うために、書き込み開始タイミングや画素クロック周波数の変更などを、書込制御部21に対して設定する。
書込制御部21は、例えばVCO(Voltage Controlled Oscillator)を利用したクロックジェネレータといった、出力周波数を詳細に設定できる構成を備えており、この出力を画素クロックとして用いている。書込制御部21は、この画素クロックを基準に、コントローラ20から転送される画像データに応じて図示されないレーザ光源の点灯を制御して、感光体ドラム104a、106a、108aおよび110aに対する画像の書き込みを行う。
書込制御部21が、CPU10により色ズレ補正値に基づき設定された書き込みタイミングや画素クロック周波数で感光体ドラム104a、106a、108aおよび110aに対する画像の書き込みを行うことで、色ズレ補正値分の補正が施された画像形成を行うことができる。
なお、CPU10は、受光素子603からの検知データを適当なタイミングでモニタし、モニタ結果に基づき、発光素子602から出射される赤外光のレベルを制御するための制御信号を生成し、この制御信号をI/Oポート13を介して発光量制御部14に供給する。発光量制御部14は、この制御信号に応じて発光素子602の発光量を制御する。これにより、発光素子602から出射される赤外光のレベルを略一定とすることができ、中間転送ベルト114や図示されないレーザ光源の劣化などが起こっても、テストパターン201の検知を確実に行うことが可能となる。
次に、本実施形態による色ズレ補正処理について、より詳細に説明する。図6は、図1に例示した構成において、画像形成とテストパターン201の形成とを並列的に行う場合の一例のタイミングチャートを示す。図6では、印刷ジョブの1ページ目の画像形成と並列的にテストパターン列210を形成し、テストパターン列210に基づく補正値を4ページ目の画像に対して反映させる例が示されている。
図6において、信号sttrig_nは、印刷ジョブの各ページ毎のスタートタイミングを示す。信号fgate_n(Color)は、Ye、Ma、CyおよびBk各色の画像領域すなわち画像データの書き込み期間を示し、信号がLowレベルの期間に画像データの書き込みが行われる。LowレベルとLowレベルとの間のHighレベルの期間は、画像データが書き込まれない非画像領域であって、紙間と呼ばれる。
なお、各色の感光体ドラム104a、106a、108aおよび110aの位置が異なっているため、1のページの各色の画像を中間転写ベルト114の同一位置に重ねて形成するためには、各感光体ドラム104a、106a、108aおよび110aの位置に応じて書き出しのタイミングをずらす必要がある。そのため、図6に例示されるように、各色の信号fgate_nのLow期間を、各色の感光体ドラム104a、106a、108aおよび110aの位置に応じて時間的にずらす。
図1の例では、各感光体ドラム104a、106a、108aおよび110aは、中間転写ベルト114の駆動方向に沿って、色Yeの感光体ドラム110a、色Maの感光体ドラム108a、色Cyの感光体ドラム106a、色Bkの感光体ドラム104aの順序で配置され、中間転写ベルト114に対して、色Yeの感光体ドラム110aの静電潜像が最初に転写される。したがって、信号fgate_nも、色Yeの信号fgate_n(Ye)が最初にLowレベルとされ、以下、各色の信号fgate_nが、中間転写ベルト114の駆動速度と各感光体ドラム104a、106aおよび108a間の距離とに基づく時間差を以て順次タイミングを遅らされてLowレベルとされる。
図6において、時間TLは、補正対象のページの画像を補正するために用いるテストパターン列210を形成する時間を示す。テストパターン列210は、先頭を、例えばページ画像の副走査方向における先頭に位置を合わせて形成される。この時間TLに中間転写ベルト114の駆動速度を乗じることで、テストパターン列210の副走査方向の長さLを求めることができる。時間Pは、当該テストパターン列210を形成するページの画像を書き出すタイミングから、当該テストパターン列210による補正値を反映した画像を書き出すタイミングまでの時間を示す。
また、時間Qは、テストパターン列210の露光位置からセンサ115までのテストパターン列210の搬送時間Q1と、センサ115でテストパターン列210が検知されてから、検知結果に基づき算出される色ズレ補正値がシステム(書込制御部21)に対して設定され画像形成に反映されるまでの時間Q2の合計時間を示す。なお、搬送時間Q1は、テストパターン列210の形成が終了したタイミングを基点とした時間である。また、色ズレ補正値は、紙間のタイミングで画像形成に対して反映される。これは、画像領域の途中で色ズレ補正値の反映が行われると、当該画像領域の画像の途中から画質が変わってしまい、その部分に境界が発生して画質の劣化となってしまうからである。
本実施形態では、テストパターン列210の長さLと、上述した時間P、時間Q1およびQ2との関係を、次式(1)の条件を満たすように定める。なお、式(1)において、速度Vは、中間転写ベルト114の駆動速度を表す。
L≦{P−(Q1+Q2)}×V …(1)
なお、式(1)において、長さLに、テストパターン201の長さに対する端数が生じた場合、すなわち、長さLがテストパターン201の長さの整数倍でない場合、端数を切り上げテストパターン列210の長さLをテストパターン201の長さの整数倍とする。また、実際に形成するテストパターン列210の長さは、色ズレ補正値を算出するために用いるテストパターン列210の長さよりも長ければよく、これらが一致している必要はない。
時間Q1および時間Q2は、画像形成装置100の構造や仕様から決まる固定値である。したがって、速度Vが既知である場合、式(1)は、テストパターン列210の長さLの最大値が、当該テストパターン列210の形成が開始されるページから、当該テストパターン列210による補正値を反映させるページまでのページ数で決まることを示している。
すなわち、補正値を反映させるべきページが予め決められているような場合に、上述の式(1)を満たすようなテストパターン列210の長さLを形成して補正値を算出することで、当該ページに対して、当該テストパターン列210による補正値を確実に反映させることができる。したがって、補正値を反映させるべきページに対して当該テストパターン列210による補正値を反映できずに、当該ページの例えば次のページに対して当該補正値を反映させてしまうといった不具合の発生を防止することができる。またそれにより、補正値反映までの無駄な待ち時間が発生することが防がれる。
ここで、各色の感光体ドラム104a、106a、108aおよび110aは、位置が異なっている一方で、センサ115の位置は各色で同一なので、上述した時間Q1は、各色で異なる値となる。また、一般に、各感光体ドラム104a、106a、108aおよび110aに対する露光位置は、各感光体ドラム104a、106a、108aおよび110a上の静電潜像を中間転写ベルト114に転写する位置とは異なる。したがって、時間Q1は、感光体ドラムの露光位置が転写位置に移動するまでの時間を含む。
すなわち、図7に例示されるように、色Yeでは、感光体ドラム110aが中間転写ベルト114の駆動方向について最も手前側に配置され、露光位置からセンサ115までの距離は、距離EYとなる。色Maでは、対応する感光体ドラム108aが感光体ドラム110aよりもセンサ115側に配置され、露光位置からセンサ115までの距離は、距離EYよりも短い距離EMとなる。色Cyでは、対応する感光体ドラム106aが感光体ドラム108aよりもセンサ115側に配置され、露光位置からセンサ115までの距離は、距離EMよりも短い距離ECとなる。同様に、色Bkでは、対応する感光体ドラム104aが感光体ドラム106aよりもさらにセンサ115側に配置され、露光位置からセンサ115までの距離は、距離ECよりもさらに短い距離EKとなる。
図8は、テストパターン列210の露光から当該テストパターン列210がセンサ115に到達するまでの時間と、テストパターン列210が検出されてから当該テストパターン列210による補正値が画像形成に反映されるまでの時間とを示す一例のタイミングチャートである。なお、図8において、図6における時間Q2が時間Q2およびQ3に分解されて表現されている。
既に説明したように、色Ye、Ma、CyおよびBk各色において、各色の感光体ドラム104a、106a、108aおよび110aの位置に従い、色Ye、Ma、CyおよびBkの順にテストパターン201の各色の線が形成される。センサ115の位置は、各色について同一なので、各色における時間Q1は、色Ye、Ma、CyおよびBkの順に短くなる。一方、テストパターン列210の検知結果に基づく色ズレ補正値の算出処理は、色Ye、Ma、CyおよびBkの各色で共通なので、テストパターン列210がセンサ115に検知されてから、検知結果に基づき色ズレ補正値が算出されるまでの時間Q2は、各色で略等しくなる。
したがって、テストパターン列210による補正値が各色で同一のページに反映されるためには、各色について算出されたテストパターン列210による補正値をRAM11などに保持し、図8に時間Q3として例示されるように、補正対象ページの直前のページに対する画像形成が終了した直後の紙間の期間に、保持された各色の補正値を書込制御部21に対して設定し、当該色ズレ補正値を補正対象ページにおける画像形成に対して反映させる。
図9は、本実施形態による、色ズレ補正用テストパターン列210による色ズレ補正処理の一例を示すフローチャートである。このフローチャートの各処理は、ROM12に記憶されたプログラムに従い、CPU10により制御および実行される。
図9のフローチャートによる処理に先立って、テストパターン列210の長さLすなわちテストパターン列210を形成する時間TLが決められる。時間TLは、例えば画像形成装置100に対するユーザ操作により設定される。一例として、位置ズレ補正の精度と時間TLとの関係を示すテーブルまたは関係式をROM12などに予め用意し、CPU10は、ユーザ操作により位置ズレ補正の精度が設定されると、設定された精度に対応する時間TLをこのテーブルまたは関係式から求める。CPU10は、求められた時間TLに基づき、上述の式(1)を参照して、最小の時間Pを算出する。
これに限らず、図9のフローチャートによる処理に先立って、テストパターン列210を形成するページの画像を書き出すタイミングから、当該テストパターン列210による補正値を反映する画像を書き出すタイミングまでの時間Pを決めることもできる。時間Pは、例えば印刷ジョブに含まれる印刷枚数および印刷画像サイズ(A4、B4など)に基づき設定することが考えられる。すなわち、印刷枚数が少ない場合には当該印刷枚数のうち所定割合以上のページに対して色ズレ補正値が反映されるように、時間Pを設定する。時間Pをユーザ操作により指定することもできる。CPU10は、設定された時間Pに基づき、上述の式(1)を参照して、最大の時間TLを算出する。
図9のフローチャートにおいて、先ず、例えば上位のシステムから画像形成装置100に対して、印刷実行を命令する印刷ジョブが供給され、コントローラ20およびCPU10に渡される。コントローラ20は、この印刷ジョブに含まれる、印刷枚数や印刷画像のサイズなどの情報を、書込制御部21に対して設定する。これにより、この印刷ジョブに従った各ページの印刷動作が行われる。また、この印刷動作に伴い、このフローチャートによる処理が実行される。
印刷ジョブが供給されると、CPU10は、ステップS10で、現在印刷対象となっているページがテストパターン列210を形成する対象ページであるか否かを判定する。若し、印刷対象ページがテストパターン列210の形成対象ページではないと判定したら、このフローチャートによる一連の処理を終了させ、当該印刷ジョブによる印刷を実行する。
ステップS10の判定処理について、より詳細に説明する。CPU10は、例えば信号sttrig_nのタイミングで、色ズレ補正の実行判定に関わる状態を取得する。そして、CPU10は、取得された状態が色ズレ補正の実行条件を満たしているか否かを判定し、満たしていると判定した場合に、印刷対象ページがテストパターン列210の形成対象ページであると判定する。取得された状態が色ズレ補正の実行条件を満たしていないと判定した場合には、印刷対象ページがテストパターン列210の形成対象ページではないと判定する。この場合、CPU10は、図9のフローチャートによる一連の処理を終了させ、当該印刷対象ページに対する印刷を実行して次の信号sttrig_nを待機する。
ここで、色ズレ補正の実行条件について、より具体的に説明する。本実施形態では、テストパターン列210を用いた色ズレ補正を、例えば画像形成装置100における印刷環境の変化に応じて実行させる。変化することで印刷時に色ズレを発生させる可能性のある印刷環境としては、(1)温度、(2)印刷枚数などが考えられる。CPU10は、この印刷環境の変化の量が予め設定された条件を満たしている場合に、テストパターン列210を形成して色ズレ補正処理を行う。
(1)の温度は、例えば画像形成装置100の内部温度である。これに限らず、画像形成装置100の周囲の温度でもよい。一例として、画像形成装置100の内部に温度計測手段を設け、CPU10は、テストパターン列210による色ズレ補正を行った際に、この温度計測手段を用いて画像形成装置100の内部温度を計測する。計測結果は、例えばデータバスに接続された書き換え可能な不揮発性メモリ(図示しない)に保持する。CPU10は、例えば信号sttrig_nのタイミングで温度計測手段により内部温度を計測し、計測された温度と、メモリなどに保持されている前回の色ズレ補正時の温度計測結果とを比較し、両者の差分が予め設定された閾値(例えば5℃)を超えた場合に、色ズレ補正の実行条件を満たしていると判定する。
(2)の印刷枚数について説明する。一例として、画像形成装置100に対し、印刷枚数をカウントするカウンタを設け、テストパターン列210による色ズレ補正が実行されたら、CPU10は、このカウンタのカウント値をリセットした後、当該カウンタによる印刷枚数のカウントを開始する。印刷枚数のカウント値は、例えばデータバスに接続された書き換え可能な不揮発性メモリ(図示しない)に保持する。CPU10は、印刷枚数のカウント値が予め設定された閾値(例えば10枚)を超えた場合に、色ズレ補正の実行条件を満たしていると判定する。
色ズレ補正の実行条件は、上述の(1)温度、(2)印刷枚数に限られない。例えば、前回色ズレ補正を実行してからの経過時間を条件としてもよいし、各色のトナーの消費量を条件としてもよい。さらに、色ズレ補正を指示するユーザ操作を条件とすることも考えられる。
図9の説明に戻り、ステップS10で、現在印刷対象となっているページがテストパターン列210を形成する対象ページであると判定したら、処理が次のステップS11に移行される。ステップS11で、CPU10は、現在印刷対象となっているページにテストパターン列210を形成して色ズレ補正値を算出した場合に、算出された色ズレ補正値を現在の印刷ジョブによる連続印刷中に反映可能か否かを判定する。このステップS11による判定は、印刷ジョブにより印刷対象とされているページの副走査方向の長さや、テストパターン列210を形成してから当該テストパターン列210を検知することにより算出された補正値を印刷対象のページに反映するまでの時間などの情報に基づき行われる。
より具体的には、上述した式(1)および図6を参照して、テストパターン列210の形成を開始するタイミングから、当該テストパターン列210に基づき算出された色ズレ補正値を反映させる画像を書き出すタイミングまでの時間(図6の時間P)より、テストパターン列210の露光位置からセンサ115までのテストパターン列210の搬送時間Q1と、センサ115でテストパターン列210が検知されてから、検知結果に基づく補正結果が書込制御部21に対して設定され画像形成に反映されるまでの時間Q2との合計時間(図6の時間Q)が短い場合には、テストパターン列210を形成しないようにする。すなわち、この場合は、形成したテストパターン列210に基づき算出した色ズレ補正値を、目的のページに反映させることができないからである。
これは、上述した式(1)を参照すると、P−Q≧0を満たさない場合となり、この場合には、テストパターン列210を形成しない。したがって、ステップS11で色ズレ補正値を連続印刷中に反映可能であると判定されるためには、少なくともP−Q≧0の条件を満たしている必要がある。なお、実際には、P−Q=0すなわちP=Qの状態は、テストパターン列210が形成されていない状態を意味する。そのため、長さL1、形成時間がTL1のテストパターン列210を1個のみ形成する場合を考え、少なくともP−Q≧TL1を満たしていることを最低条件とすることが考えられる。実際には、画像形成装置100の仕様上、色ズレ補正値を所定の精度以上で算出可能なテストパターン列210の長さLの下限値が決められている。
さらに、より精度よく色ズレ補正を行うためには、より多くのテストパターン201を用いて色ズレ補正値を算出する必要がある。例えば、必要な精度を確保可能なテストパターン201の数を設定しておき、設定された複数のテストパターン201からなるテストパターン列210の長さLおよび形成時間TLを求める。ステップS11では、上述の式(1)を参照して、P−Q≧TLを満たす場合に、色ズレ補正値を連続印刷中に反映可能であると判定する。これにより、必要な精度を確保した状態で色ズレ補正を実行することが可能となる。
なお、ステップS11において色ズレ補正値を現在の印刷ジョブによる連続印刷中に反映できないと判定される例としては、時間Pや時間TLの設定が適当でなかった場合がある。他の例としては、連続印刷を行うページ数が少なすぎて、例えば時間Pの終端において印刷対象のページが存在しないような場合にも、色ズレ補正値を現在の印刷ジョブによる連続印刷中に反映できないと判定される。また、上述の式(1)を満足しているような場合でも、色ズレ補正値を反映させたページに続けて印刷されるページ数が所定以下の場合にも、色ズレ補正値を現在の印刷ジョブによる連続印刷中に反映できないと判定することが考えられる。
図9の説明に戻り、ステップS11で連続印刷中に補正値を反映できないと判定されたら、CPU10は、図9のフローチャートによる一連の処理を終了させ、当該印刷対象ページに対する印刷を実行して次の信号sttrig_nを待機する。
一方、ステップS11で連続印刷中に補正値を反映できると判定したら、処理がステップS12に移行される。ステップS12で、CPU10は、中間転写ベルト114に対して印刷対象ページの画像書き込みを行うと共に、当該画像書き込みと並行して、中間転写ベルト114に対してテストパターン列210を形成する。このステップS12の処理は、色Ye、Ma、CyおよびBkの各色に対して行われる。
中間転写ベルト114に形成されたテストパターン列210がセンサ115aおよび115cに検知されたら(ステップS13)、処理がステップS14に移行される。ステップS14で、CPU10は、センサ115aおよび115cによるテストパターン列210の検知結果に基づき、図3および図4を用いて説明したようにして色ズレ補正値を算出する。色ズレ補正値が算出されたら、処理がステップS15に移行される。
ステップS15では、現在の印刷対象ページがステップS14で算出された色ズレ補正値を反映させるページであるか否かが、色Ye、Ma、CyおよびBkの各色毎に判定される。すなわち、図7および図8を用いて説明したように、感光体ドラム104a、106a、108aおよび110aの位置に応じて色Ye、Ma、CyおよびBkの各色の露光位置が異なる。そのため、露光位置がセンサ115に最も近い(すなわち中間転写ベルト114の駆動方向に向けて最も遠い)色Bkでは、色ズレ補正値の算出から反映までの待機時間が最も長くなる。一方、露光位置がセンサ115に最も遠い(すなわち中間転写ベルト114の駆動方向に向けて最も近い)色Yeでは、当該待機時間が略0とされる。
若し、現在の印刷対象ページが色ズレ補正値の反映ページではないと判定されたら、処理をステップS15に戻し、色ズレ補正値の反映ページを待機する。一方、現在の印刷対象ページが色ズレ補正値の反映ページであると判定されたら、処理はステップS16に移行され、CPU10は、ステップS14で算出した各色毎の色ズレ補正値を、当該反映ページにおける画像書き込みに対して反映させる。そして、図9のフローチャートによる一連の処理が終了され、次の信号sttrig_nが待機される。
なお、上述したステップS11において、時間Qの終端すなわち色ズレ補正値を反映させる画像を書き出すタイミングが、ページ画像の書き出し期間中であった場合、そのまま色ズレ補正値を画像書き出しに反映させてしまうと、ページの途中で印刷状態が変化してしまう可能性がある。そのため、このような場合には、色ズレ補正値を反映させる画像を書き出すタイミングを後にずらし、当該タイミングが当該ページ画像の直後の紙間に来るようにする。このとき、テストパターン列210を形成する時間TLを長くすることで、色ズレ補正値を反映させる画像を書き出すタイミングを後にずらすようにすると、色ズレ補正値による補正の精度が向上され、好ましい。
CPU10は、色ズレ補正値を反映させる画像を書き出すタイミングがページ画像の書き出し期間中になるか否かを、印刷ジョブに含まれる、印刷画像のサイズを指定する情報に基づき判定することができる。
また、上述では、ステップS11において、色ズレ補正値を連続印刷中に反映可能ではないと判定された場合に、図9のフローチャートによる一連の処理を終了させて印刷対象ページに対する印刷を実行するようにしているが、これはこの例に限定されない。例えば、色ズレ補正値を反映可能なように時間TLまたは時間Pを変更して、処理をステップS12に移行させることができる。
一例として、時間Pが決められている場合には、CPU10は、時間TLを、上述の式(1)を満たす最大の値に変更する。別の例として、時間TLが決められている場合には、CPU10は、上述の式(1)を変形させた下記の式(2)に基づき、時間Pを式(2)を満たす最小の値に変更する。
P≧TL+Q …(2)
さらに、形成したテストパターン列210をセンサ115で検知した検知結果に基づき色ズレ補正を行う場合に、補正の基準を、最初に中間転写ベルト114に対する転写が行われる第1作像色(図1の例では色Ye)とすることができる。これにより、色ズレ補正値の反映を第2〜第4作像色(図1の例では色Ma、CyおよびBk)のみに対して行えばよいことになり、色ズレ補正値の反映に要する時間(図8の時間Q3)を短縮することができる。したがって、この時間短縮分だけテストパターン列210の形成時間TLを長く取ることが可能となり、色ズレ補正の精度を向上させることができる。
さらにまた、色ズレ補正を行う場合に、画像を書き込むレーザ光源と、テストパターン列210を形成するためのレーザ光源とをそれぞれ設けることができる。こうすることで、画像書き込み用のレーザ光源で画像書き込みの他に、さらにテストパターン列210を形成することが無くなり、画像書き込み用のレーザ光源の寿命を延ばすことができる。
このように、本実施形態によれば、テストパターン列210の検知結果により算出される色ズレ補正値を対象ページに対して適用可能か否かの判定を、テストパターン列210の形成を開始するタイミングから、当該テストパターン列210に基づき算出された補正値を反映させる画像を書き出すタイミングまでの時間Pと、テストパターン列210の露光位置からセンサ115までのテストパターン列210の搬送時間Q1と、センサ115でテストパターン列210が検知されてから、検知結果に基づく補正結果が書込制御部21に対して設定され画像形成に反映されるまでの時間Q2との合計時間(図6の時間Q)とに基づき行っている。
そのため、対象ページに対して、テストパターン列210による色ズレ補正値を確実に反映させることができ、当該対象ページに対して当該テストパターン列210による補正値を反映できずに、当該対象ページの例えば次のページに対して当該色ズレ補正値を反映させてしまうといった不具合の発生を抑制することができる。またそれにより、色ズレ補正値反映までの無駄な待ち時間が発生することが防がれる。
10 CPU
11 RAM
12 ROM
21 書込制御部
100 画像形成装置
104a,106a,108a,110a 感光体ドラム
114 中間転送ベルト
115,115a,115b,115c センサ
201 色ズレ補正用テストパターン
特開2009−169031号公報

Claims (12)

  1. 複数の第1の像担持体と、
    前記複数の第1の像担持体に対して露光を行って潜像を形成し、該複数の第1の像担持体それぞれの潜像を異なる色のトナーで現像して各色の像を形成する像形成手段と、
    所定速度で駆動され、前記像形成手段で前記複数の第1の像担持体のそれぞれに対して形成された前記各色の像が位置を合わせて重ね合わせられて転写される第2の像担持体と、
    前記第2の像担持体に重ね合わされて転写された前記各色の像を転写材に転写して画像形成を行う画像形成手段と、
    前記複数の第1の像担持体により形成され前記第2の像担持体に対して転写される、1または複数のテストパターン像を含むテストパターン列を、該第2の像担持体から前記転写体に転写するための画像の主走査方向における両側に発生させるテストパターン発生手段と、
    前記第2の像担持体に転写された前記テストパターン列をセンサを用いて検知する検知手段と、
    前記検知手段による、ユーザの指定した補正精度に対応した指定時間に従った長さの前記テストパターン列の検知結果によって前記像形成手段による像形成条件を補正する補正値を算出し、算出した該補正値を前記像形成手段による前記各色の像の形成に反映させる補正手段と
    を有し、
    前記テストパターン発生手段は、
    記テストパターン列を、印刷ジョブに含まれる各ページのうち印刷対象ページの先頭に対して副走査方向における先頭が一致するように発生させ、
    前記補正手段は、
    前記指定時間と、
    記テストパターン列前記露光の位置で前記第1の像担持体に書き出されてから前記補正手段で算出された前記補正値が前記像形成手段による像形成に反映可能となるまでの予め定められた第1の時間
    に従い、
    前記印刷対象ページの画像を前記第1の像担持体に対して書き出す第1のタイミングから、前記各ページを前記第1の像担持体に対して書き出す各タイミングのうち補正対象ページの像を前記第1の像担持体に対して書き出す第2のタイミングまでの時間であって、前記指定時間と前記第1の時間とを加算した時間以上で、且つ、前記各タイミングのうち該加算した時間に最も近い時間である第2の時間を求め、
    該第2の時間で前記補正値を前記像形成手段による前記各色の像の形成に反映させる
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 環境の変化を検出する検出手段をさらに有し、
    前記テストパターン発生手段は、
    前記検出手段により前記環境の変化の量が予め設定された条件を満たしている場合に、前記テストパターン列を発生させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記環境は周囲温度であって、前記検出手段は該周囲温度の検出を行う周囲温度検出手段であり、
    前記テストパターン発生手段は、
    前記周囲温度検出手段で検出された前記周囲温度と、前回のテストパターン列の発生時の前記周囲温度との差分が所定値以上である場合に、前記テストパターン列を発生させる
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記環境は、前記転写材に対して前記画像形成を行った回数であって、前記検出手段は該回数のカウントを行うカウンタであり、
    前記テストパターン発生手段は、
    前回のテストパターン列の発生時から前記カウンタでカウントされた前記回数が所定値以上になった場合に、前記テストパターン列を発生させる
    ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記テストパターン発生手段は、
    前記補正手段が前記補正値の算出に用いる種類のテストパターン列のみを発生させる
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記センサは、
    前記複数の第1の像担持体に対する、前記第2の像担持体の駆動方向に沿った下流側の近傍に配置される
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記補正手段は、
    前記テストパターン像における前記複数の第1の像担持体それぞれにより形成される各色の像のうち、前記第2の像担持体に対して最初に像が転写される色の像を基準として他の色の像に対する補正値を算出する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記テストパターン発生手段は、
    前記第1の長さを、1の前記テストパターン像の長さの倍数とする
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記テストパターン発生手段は、
    前記第1の長さの最小値を、1の前記テストパターン像の長さとする
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項8の何れか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記テストパターン発生手段は、
    連続して前記画像形成を行う前記転写材の枚数が所定枚数以下の場合には、前記テストパターン列を発生しない
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項9の何れか1項に記載の画像形成装置。
  11. 前記第1の像担持体に対する前記露光は、
    前記画像形成を行う画像のための前記露光と、前記テストパターン列を形成するための前記露光とでそれぞれ異なる光源を用いて行う
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項10の何れか1項に記載の画像形成装置。
  12. 像形成手段が、複数の第1の像担持体に対して露光を行って潜像を形成し、該複数の第1の像担持体それぞれの潜像を異なる色のトナーで現像して各色の像を形成する像形成ステップと、
    画像形成手段が、所定速度で駆動され、前記像形成ステップで前記複数の第1の像担持体のそれぞれに対して形成された前記各色の像が位置を合わせて重ね合わせられて転写される第2の像担持体に重ね合わされて転写された前記各色の像を転写材に転写して画像形成を行う画像形成ステップと、
    テストパターン発生手段が、前記複数の第1の像担持体により形成され前記第2の像担持体に対して転写される、1または複数のテストパターン像を含むテストパターン列を、該第2の像担持体から前記転写体に転写するための画像の主走査方向における両側に発生させるテストパターン発生ステップと、
    検知手段が、前記第2の像担持体に転写された前記テストパターン列をセンサを用いて検知する検知ステップと、
    補正値算出手段が、前記検知ステップによる、ユーザの指定した補正精度に対応した指定時間に従った長さの前記テストパターン列の検知結果によって前記像形成ステップによる像形成条件を補正する補正値を算出し、算出した該補正値を前記像形成手段による前記各色の像の形成に反映させる補正ステップと
    を有し、
    前記テストパターン発生ステップは、
    記テストパターン列を、印刷ジョブに含まれる各ページのうち印刷対象ページの先頭に対して副走査方向における先頭が一致するように発生させ、
    前記補正ステップは、
    前記指定時間と、
    記テストパターン列前記露光の位置で前記第1の像担持体に書き出されてから前記補正手段で算出された前記補正値が前記像形成ステップによる像形成に反映可能となるまでの予め定められた第1の時間
    に従い、
    印刷ジョブに含まれる各ページのうち印刷対象ページの画像を前記第1の像担持体に対して書き出す第1のタイミングから、前記各ページを前記第1の像担持体に対して書き出す各タイミングのうち補正対象ページの像を前記第1の像担持体に対して書き出す第2のタイミングまでの時間であって、前記指定時間と前記第1の時間とを加算した時間以上で、且つ、前記各タイミングのうち該加算した時間に最も近い時間である第2の時間を求め、
    該第2の時間で前記補正値を前記像形成ステップによる前記各色の像の形成に反映させる
    ことを特徴とする画像形成装置の制御方法。
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