JP2012013793A - 画像形成装置、色ずれ補正方法、及び色ずれ補正制御プログラム - Google Patents

画像形成装置、色ずれ補正方法、及び色ずれ補正制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】色ずれ補正に対するカラートナーの使用量を抑制し、低減する。
【解決手段】色ずれ補正用のトナーパターンを検知して色ずれ補正を行い、複数色の画像を重畳してカラー画像を形成する画像形成装置であって、フルカラーの複数パターンからなる色ずれ補正用パターンとフルカラーのうちの1色であるブラック色で前記フルカラーの色ずれ補正用パターンと制御的に同間隔でブラック色の色ずれ補正用パターン25Kを形成し、反射型センサ24で検出したフルカラーとブラック色の色ずれ補正用パターンのそれぞれの所定のパターンのパターン間隔を検出し、その検出結果から色ずれ補正用パターンの誤差を演算し、ブラック色の色ずれ補正用パターン25Kの検出結果と前記誤差とに基づいて色ずれ補正を行う。
【選択図】図11

Description

本発明は、コピー、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に係り、特に色毎に感光体を備え、当該感光体上に形成された各色の画像を重畳してカラー画像を形成するタンデム型の画像形成装置、この画像形成装置で実行される色ずれ補正方法、及びこの色ずれ補正方法をコンピュータで実行するための色ずれ補正制御プログラムに関する。
従来から複数の感光体を使用し、転写ベルトに一旦画像を転写してフルカラーの画像を形成する所謂タンデム型カラー画像形成装置が知られている。この種のカラー画像形成装置では、転写ベルト上に、各色のトナーで所定のカラートナーパターンを作像し、このカラートナーパターンを光学式のセンサを用いて検出し、トナーパターンの間隔を抽出することによって各所区間のずれ量を、主副のレジストずれ、倍率ずれ、スキュー、曲がりというように要因別に算出し、それぞれが一致するようにフィードバック補正を行うことによって色ずれを低減するようにしているものが多い。また、この補正処理は電源ON(電源投入)時や、温度等の環境変化時や、一定枚数以上印刷された場合に実施することによって、色ずれ量が常に一定の範囲以下になるようにしている。本明細書では、前記補正処理に伴う一連の動作を「色ずれ補正」と称する。
このような色ずれ補正を行う技術として、例えば特許文献1(特開2008−233410号公報)に記載された発明が公知である。この発明は、トナーの消費を防ぐ目的で、色ずれ補正用トナーパターンの副走査方向のパターン幅を色ずれ補正処理が可能な最小限の幅まで細くする手段を備え、色ずれ補正が一定回数連続して成功しているか否かをチェックし、成功している場合はトナーパターン幅を狭くというものである。
しかし、前記特許文献1記載の発明では、トナーパターンの間隔を検出する際に毎回転写ベルト上にカラートナーパターンを作像する必要があり、その分、画像形成に使用するものとは別に毎回一定量のカラートナーを消費する結果となっていた。このような消費は、直接画像形成に関係しないのでなるべく少ない方が好ましい。
このような消費は、ユーザ側から見れば、カラー印刷を実施していないのにもかかわらずカラートナーが消費しているというユーザクレームにも繋がる。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、色ずれ補正に対するカラートナーの使用量を抑制し、低減することにある。
前記課題を解決するため、第1の手段は、色ずれ補正用のトナーパターンを検知して色ずれ補正を行い、複数色の画像を重畳してカラー画像を形成する画像形成装置であって、フルカラーの複数パターンからなる第1の色ずれ補正用パターンとフルカラーのうちの1色で前記第1の色ずれ補正用パターンと制御的に同間隔で第2の色ずれ補正用パターンを形成する手段と、前記第1の色ずれ補正用パターンのパターン間隔を検出する第1の検出手段と、前記第2の色ずれ補正用パターンのパターン間隔を検出する第2の検出手段と、前記第1及び第2の検出手段の検出結果から前記第1の色ずれ補正用パターンに対する前記第2の色ずれ補正用パターンの誤差を演算する演算手段と、第2の色ずれ補正用パターンの検出結果と前記誤差とから補正値を求め、当該補正値に基づいて色ずれ補正を行う補正手段とを備えていることを特徴とする。
第2の手段は、第1の手段において、前記第1の色ずれ補正用パターンを形成する手段は、予め設定されたタイミングで前記第2の色ずれ補正用パターンを形成する手段よりも前に前記第1の色ずれ補正用パターンを形成することを特徴とする。
第3の手段は、第2の手段において、前記予め設定されたタイミングが、電源投入、中間転写ベルトの脱着、感光体ドラムの脱着、中間転写ベルト駆動モータの脱着、若しくは感光体ドラム駆動モータの脱着のいずれかの後であることを特徴とする。
第4の手段は、第1ないし第3のいずれかの手段において、前記パターンを検出するための光学的検出手段を備え、前記パターン間隔は前記光学的検出手段の検出出力に基づくカウント値によって検出されることを特徴とする。
第5の手段は、第1ないし第4のいずれかの手段において、前記補正値は第1の色ずれ補正用パターンの各色のパターンと前記1色のパターンの対応するパターンの基準パターンからの間隔の差により得られた値であることを特徴とする。
第6の手段は、第1ないし第5のいずれかの手段において、前記第1及び第2の色ずれ補正用パターンが中間転写ベルト又は搬送ベルトのいずれかに形成されることを特徴とする。
第7の手段は、第1ないし第6のいずれかの手段において、前記フルカラーのうちの1色がブラック色であることを特徴とする。
第8の手段は、複数色のトナー画像を重畳してカラー画像を形成する際に実行される色ずれ補正方法であって、フルカラーの複数パターンからなる第1の色ずれ補正用パターンとフルカラーのうちの1色で前記第1の色ずれ補正用パターンと制御的に同間隔で第2の色ずれ補正用パターンを形成する第1の工程と、前記第1の色ずれ補正用パターンのパターン間隔を検出する第2の工程と、前記第2の色ずれ補正用パターンのパターン間隔を検出する第3の工程と、前記第2及び第3の工程における検出結果から前記第1の色ずれ補正用パターンに対する前記第2の色ずれ補正用パターンの誤差を演算する第4の工程と、第2の色ずれ補正用パターンの検出結果と前記誤差とから補正値を求め、当該補正値に基づいて色ずれ補正を行う色ずれ補正を行う第5の工程と、を備えていることを特徴とする。
第9の手段は、複数色のトナー画像を重畳してカラー画像を形成する際にコンピュータの資源を使用して実行される色ずれ補正制御プログラムであって、フルカラーの複数パターンからなる第1の色ずれ補正用パターンとフルカラーのうちの1色で前記第1の色ずれ補正用パターンと制御的に同間隔で第2の色ずれ補正用パターンを形成する第1の処理手順と、前記第1の色ずれ補正用パターンのパターン間隔を検出する第2の処理手順と、前記第2の色ずれ補正用パターンのパターン間隔を検出する第3の処理手順と、前記第2及び第3の工程における検出結果から前記第1の色ずれ補正用パターンに対する前記第2の色ずれ補正用パターンの誤差を演算する第4の処理手順と、第2の色ずれ補正用パターンの検出結果と前記誤差とから補正値を求め、当該補正値に基づいて色ずれ補正を行う第5の処理手順と、を備えていることを特徴とする。
なお、後述の実施形態では、色ずれ補正用のトナーパターンは色ずれ補正用パターン25FC,25Kに、画像形成装置は画像形成部100,101を含む装置に、第1の色ずれ補正用パターンはフルカラーの色ずれ補正用パターン(フルカラーのトナーパターン)25FCに、第2の色ずれ補正用パターンはブラックの色ずれ補正用パターン(ブラック色のみのトナーパターン)25Kに、第1及び第2の検出手段は反射型センサ24に、演算手段及び補正手段はCPU26に、誤差は補正値は式(1)ないし(4)で示される値に、補正値は式(5)ないし(8)で示される値に、第1の工程及び処理手順はステップS104及びS107に、第2の工程及び処理手順はステップS105に、第3の工程及び処理手順はステップS108に、第4の工程及び処理手順はステップS110〜S115に、第5の工程及び処理手順はステップS116及びS117にそれぞれ対応する。
本発明によれば、第1及び第2の検出手段の検出結果から第1の色ずれ補正用パターンに対する第2の色ずれ補正用パターンの補正値を演算し、補正値に基づいて色ずれ補正を行うので、第2の色ずれ補正用パターンにカラートナーを使用しなくとも同等の補正を行うことが可能になり、結果として、色ずれ補正に対するカラートナーの使用量を抑制し、低減することができる。
本発明の実施形態に係る電子写真方式のカラー画像形成装置の画像形成部の一例を示す概略構成図である。 直接転写方式のタンデム型カラー画像形成装置の画像形成部を示す概略構成図である。 反射型センサの構成の一例を概略的に示す図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の画像形成部とその制御部を示すブロック図である。 中間転写ベルトに形成されるトナーパターンと反射型センサの位置関係の一例を示す説明図である。 図5に示したフルカラーの色ずれ補正用パターンを反射型センサにより検出したときの正反射光による出力波形を示す図である。 フルカラーのトナーパターン1サイクルにおける色ずれ補正用パターンを反射型センサによって検出したときの正反射光の出力波形図である。 ブラック色のトナーパターン1サイクルにおける色ずれ補正用パターンを反射型センサによって検出したときの正反射光の出力波形図である。 ブラック色の色ずれ補正用パターンを反射型センサによって検出したときの正反射光の出力波形及び基準パターンから各トナーパターンまでのカウント値を示す説明図である。 トナーパターン誤差パラメータの算出方法を示す説明図である。 本発明の実施形態における色ずれ補正の具体例を示す図である。 本発明の実施形態において実行される色ずれ補正処理の処理手順を示すフローチャートである。
本発明は、色ずれ補正に際してカラートナーパターンを使用せず、ブラックトナーパターンで色ずれ補正を実施し、カラートナーの無駄な消費を抑制することを特徴とする。以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る電子写真方式のカラー画像形成装置の画像形成部の一例を示す概略構成図である。図1に示したカラー画像形成装置は、中間転写体(ここでは、中間転写ベルト)に対して1色ごとに画像を転写し、最終的に4色重畳した画像を記録紙、転写紙、OHPシートなどのシート状記録媒体(以下、「転写紙」と称する。)に転写してフルカラーの画像を形成する所謂間接転写方式のタンデム型画像形成装置である。
図1において、間接転写方式の画像形成部100は、YMCK各色に対応して設けられた4つの感光体ドラム10Y,10M,10C,10Kと、その各感光体ドラム10Y,M,C,K上に形成した潜像を互いに異なる色のトナー像にそれぞれ現像する4つの現像装置11Y,11M,11C,11Kと、異なる色のトナー像がそれぞれ重ね合わせ状態に1次転写される矢印A方向に回転する像担持体としての中間転写ベルト16とを備えている。中間転写ベルト16は無端状のベルトであり、この実施形態では、中間転写ベルト12の上部側に、中間転写ベルト12の回動方向Aに沿って、ブラックK,シアンC,マゼンタM,イエローYの各色用の4個の上述した感光体ドラム10K,C,M,Y(なお、各色をまとめて総括的に述べる場合には、YMCKの色を示す添え字は省略する。以下、各構成要素について同様。)が並列に配置されている。また、本明細書において、特に断らないで使用しているKCMYについては前述の色を表す。
感光体ドラム10の周回には、帯電装置12、前述した現像装置11、1次転写装置を構成する1次転写ローラ14、及びクリーニング装置13がそれぞれ配設され、色毎に1つの作像ステーションを構成している。感光体ドラム10は、回転方向Bに回転駆動され、このとき帯電装置12によって感光体ドラム10の表面が所定の極性に帯電される。次いで、その帯電面に、露光装置15から出射されるレーザ光が照射され、これによって感光体ドラム10に静電潜像が形成され、その静電潜像が現像装置11によって各色のトナー像として可視像化される。
各感光体ドラム10には、1次転写ローラ14がそれぞれ対向配置され、対向する各1次転写ローラ14と感光体ドラム10との間には中間転写ベルト16が挟まれた状態で回動するようになっている。中間転写ベルト12は駆動ローラ17とテンションローラ19の2軸によって支持されている。中間転写ベルト12は、複数のローラによって張架しても良いが、出来る限り小型にするため、ここでは2軸によって中間転写ベルト12を張架し、画像形成部100全体の高さを抑制している。次いで、各感光体ドラム10上でトナー現像により可視像化されたトナー像は、中間転写ベルト16の表面に1次転写ローラ14の電荷制御によって転写される。このようにして、ブラックB,シアンC,マゼンタM,イエローY各色のトナー像が、中間転写ベルト16上に正確に順次重ね合わせた状態で転写されていき、フルカラーの合成カラー画像が形成される。
一方、中間転写ベルト16を挟んで、駆動ローラ17に対向して2次転写ローラ18が配設され、給紙ユニット21から転写紙Pが給紙されると、それがレジストローラ対22の回転によって所定のタイミングで、駆動ローラ17と2次転写ローラ18の間に送り込まれる。すると、中間転写ベルト16に担持されている合成カラー画像が2次転写ローラ18の作用により転写紙Pに一括して転写される。このため、本実施形態では、駆動ローラ17は2次転写対向ローラとしても機能する。
一括転写された転写紙P上のトナー像は、定着装置23により熱と圧力によって定着され、図示しない排紙トレイ上に排出される。トナー像2次転写後の中間転写ベルト16の表面に付着する転写残トナーは、クリーニング装置20によって除去される。また、反射型センサ24が、中間転写ベルト16に向けて一定の決められた距離を置いて配設されている。
タンデム方式のカラー画像形成装置においては、高画質のフルカラー画像を得るために、各色の画像濃度がそれぞれ適正に安定していることが要求される。このため、像担持体(ここでは中間転写ベルト16であるが、搬送ベルトなども含む)上に濃度の基準となるトナーパターンを形成し、このトナーパッチの濃度を光学的な上記反射型センサ24により検出し、検出された濃度に基づいて、帯電電位、露光強度、現像バイアス電圧、転写電圧、及びトナー補給量等の画像濃度に影響を与える画像形成条件に対しフィードバックする。また、タンデム方式のカラー画像形成装置においては、画像形成部100の各々の取り付け誤差、露光装置の調整誤差、ひずみ、環境及び経時変化、感光体ドラムの回転ムラ、像担持体の搬送ムラ、転写紙などの外乱による変動などにより、形成された画像に色ずれが発生する。このため、像担持体上に各色のマークとなるトナーパターンを形成し、このトナーパターンの各色の位置を光学的な上記反射型センサ24により検出し、その検出結果から各色の色ずれ量を算出して、露光タイミングの調整などをフィードバックするという制御を行っている。
図2は、直接転写方式のタンデム型カラー画像形成装置の画像形成部を示す概略構成図である。直接転写方式とは、搬送体、ここでは、転写紙Pの搬送ベルト16’使用し、搬送ベルト16’に吸着されて搬送される転写紙P上に直接、K,C,M,Y各色のトナー像を転写する方式であり、図1に示した間接転写方式とは、感光体ドラム10に形成した画像を転写する対象が前者は転写紙であり、後者は中間転写ベルト16であること、前者は4色の画像がそのまま転写紙上に重畳され、後者は中間転写ベルト16上で重畳された後、転写紙上に2次転写される点が異なるが、その他の基本的な構成は図1に示した各部を同一なので、重複する説明は省略する。すなわち、図2の例では、搬送ベルト16’上に吸着された転写紙PがK,C,M,Yの各作像ステーションを通過する間に、転写ローラ14によってそれぞれの色の画像が転写され、Yステーションを通過したときにフルカラーの画像が転写紙P上に形成される。画像が形成された転写紙Pは定着装置23によって定着され、装置外に排出される。
図3は反射型センサ24の構成の一例を概略的に示す図である。同図において、反射型センサ24は像担持体16に向けて配置され、像担持体16の表面上に形成されたトナーパターン25からの反射光を検出する。反射型センサ24は、赤外発光ダイオードなどの発光素子241と、フォトトランジスタ/フォトダイオードの受光素子242,243と、これらを収容するホルダ244からなり、ホルダ244が搭載された制御基板上の処理回路によって前記各素子の出力電圧信号に基づいて各色のトナー濃度及び位置を検出する。
受光素子242,243は、トナーパターン25からの正反射光を検知する受光素子242と、拡散反射光を検知する受光素子243からなり、両者を検知することにより、ブラックKとカラーCMYの濃度を低濃度から高濃度にわたって検知することが可能となる。一方、各色の位置検出においては、正反射光を検知する242のみで検知する。ここで、正反射光は、像担持体の変形によって後述するように検出値が極端に変動する。正反射光を検知する受光素子242は発光素子241の光軸に対して光軸が反射面に対して対称(対称軸に対して反射角と出射角が同一)に配置され、拡散反射光を検知する受光素子244は光軸が対称な位置からずれて(対称軸に対して反射角と出射角をずらして)配置されている。
図4は、本実施形態に係る画像形成装置の画像形成部100とその制御部150を示すブロック図である。制御部150は、CPU(Central Processing Unit)26と、このCPU26に対してバス33を介して接続されたROM(Read Only Memory)27、RAM(Random Access Memory)28、I/F(Interface)部29、書込部30、カウンタ部31及びI/O部32とを備えている。これら各部はコンピュータの資源として機能する。
CPU26は、各種制御プログラムが記憶されたROM27のプログラムをRAM28に展開し、当該RAM28をワークエリア及びデータバッファとして使用しながら本画像形成装置の全体を制御する。RAM28は、制御に使用される各種のパラメータ及び本画像形成装置の全体制御のワークエリア等を含む。I/F部29は、有線LAN、無線LAN、USB等の外部装置34と接続され、外部装置34から画像データが送られる。画像データが送られてくると、書込部30はY,M,C,Kの各色の画像信号の分離を行った画像デジタル信号をRAM28に格納されたトナー濃度及び色ずれパラメータに従い、書き込み信号として露光装置15に送る。
トナー濃度制御及び色ずれ制御においては、まず、書込部30及び露光装置15を介してトナー濃度及び色ずれ検出用のトナーパターン25を、中間ベルト16を一定速度で動かしながらRAM28に格納されたタイミングでベルト16上に形成し、反射型センサ24より検出されたトナー濃度及び色ずれ情報がI/O部32に入力され、その情報に基づきCPU26により演算し、その補正パラメータがRAM28に格納され、次の画像形成動作に受け継がれる。カウンタ31は、ベルト16上に形成されたトナー濃度及び色ずれ検出用のトナーパターンの数及び色ずれ検出用のトナーパターン間の時間をカウントする。
図5は、中間転写ベルト16に形成されるトナーパターン25と反射型センサ24の位置関係の一例を示したものである。ベルト16には図示しないイエロー,ブラック,シアン,マゼンタのそれぞれの単色の階調を表す濃度制御用のトナーパターンY1〜Y10,K1〜K10,C1〜C10,M1〜M10が位置ずれ制御用パターンの前にパッチとして並んで形成されており、その階調度は、イエローを例にY1=濃度10%・・・Y10=濃度100%と予め決められた条件のものを用いる。反射型センサ24により検出されると、CPU26はその検出値を画像濃度との関係に基づいて画像濃度に変換し、その結果に基づいてプロセス条件を制御する。
一方、色ずれ補正用パターンは、図5から分かるように中間転写ベルト16の中央及び両端付近に形成され、反射型センサ24a,24b,24cの正反射光により検出する。色ずれ補正用パターンはイエローY,ブラックK,シアンC,マゼンタMの直線状の並列したフルカラーの色ずれ補正用パターン25FCであり、YMCKの主走査方向に平行な直線パターン群と、YMCK所定の角度(例えば45度)で斜めに配置された斜線パターン群を1つのユニットとして複数ユニット形成される。各群は、それぞれブラックKを基準色として、イエローY,シアンC,マゼンタMの各色の位置関係を直線パターン間で搬送方向、直線パターンと斜めパターン間で主走査方向の双方の色ずれ量を検出する。位置関係は、それらのパターンの通過タイミングをカウンタ31でカウントすることで検出される。
CPU26は、前記カウンタ31のカウント値から色ずれ量を検知し、検知した色ずれ量に基づき、書込部30における書き込みタイミングを制御する(色ずれ補正制御)。中間転写ベルト16に形成された各トナーパターン25は、ベルト16の搬送方向に搬送され、各トナーパターン25が反射型センサ24の真下を通過するときに、3個の反射型センサ24a,24b,24cによって図のように各階調及び色ずれのトナーパターン25が順次並行検知される。3個の反射側センサは中間転写ベルト16の搬送方向に直交する方向に並設され、装置正面側からみて中間転写ベルト16上の前側、中央部、及び後側の3個所に形成されたトナーパターン25を検知する。
図6は図5に示したフルカラーの色ずれ補正用パターン25FCを反射型センサ24により検出したときの正反射光による出力波形を示す図である。トナー濃度パターンは、その階調に従って出力電圧が順々に下がる。そして、トナー濃度を検出する場合は、この波形の振幅値を検出する。色ずれ補正用パターン25FCは、ブラックKは多少反射率が悪くなるので多少出力電圧が下がり、YMCのカラーはほぼ一定の出力電圧値を示す。そして、色ずれを検出した場合は、予め決められたしきい値を基準として、立ち下がりの交点と立ち上がりの交点を足して2で割り中心値を求める。図6では、中心地はしきい値の線に対して直交する線が示す値(カウント値)がこれにあたる。
図7は、フルカラーのトナーパターン1サイクルにおける色ずれ補正用パターン25FCを反射型センサ24によって検出したときの正反射光の出力波形図である。トナーパターン1サイクルとは基準の出力波形値から使用色の最後の色(マゼンタM20)までを表す。同図では、トナーパターン1サイクルにおける色ずれ補正用パターン25FCを反射型センサ24により検出したときの正反射光による出力波形を元に基準パターンから各トナーパターンまでのカウント値を示す。基準の出力波形値としきい値との立ち下がりの交点と立ち上がりの交点を足して2で割った中心からカウンタ31がカウントを始め、各トナーパターンの出力波形値としきい値との立ち下がりの交点と立ち上がりの交点を足して2で割った中心までのカウント値をRAM28に記憶する。
図7の場合、基準パターン200からイエローYのパターンY20までのカウント値は100であり、ブラックK、シアンC及びマゼンタMの各パターンK20、C20、M20までのカウント値はそれぞれ150、140、220となっている。本実施形態では、このフルカラートナーパターンは電源ON時1回のみ形成され、カウント値が計測される。
図8は、トナーパターン1サイクルにおけるトナーパターン25をK色のみで作成した色ずれ補正用パターン25Kを使用して位置ずれ検知を行った場合の反射型センサ24の正反射光の出力波形図である。本実施形態では、図7に示したフルカラートナーパターン25FCに代えて図8に示したブラックK色のみで作像したトナーパターン25Kによって色ずれ補正制御を実行する。これにより、色ずれ補正におけるカラートナー消費量を削減することができる。すなわち、図8では、図7のイエローパターンY20に代えてブラックのKY20と、ブラックパターンK20に代えてKY20と、シアンパターンC20に代えてKC20と、マゼンタパターンM20に代えてKM20としたものである。
図9は、色ずれ補正用パターン25Kを作像した場合の反射型センサ24の正反射光の出力波形及び基準パターンから各トナーパターンまでのカウント値を示す図である。このK色のみで作像したトナーパターン24Kの生成及び検出は、例えば電源投入後にフルカラーのトナーパターン25FCを形成した後に実施される。また、K色のみで作像したトナーパターン25KはCPU26によって図7と等しいトナーパターン間隔となるように制御され、実施される。すなわち、各パターンについて、図7における基準パターン200からイエローパターンY20までの間隔と等しくなるように基準パターン200からパターンKY20の間隔を空けるように、ブラックパターンK20に対して図9のパターンKK20が基準パターン200から同間隔で作像されるように、シアンパターンC20に対して図9のパターンKC20が基準から同間隔で作像されるように、マゼンタパターンM20に対して図9のパターンKM20が基準から同間隔で作像されるように、それぞれCPU26が制御する。すなわち、制御的に基準パターン200から同間隔で各パターンが形成される。
このとき、図9の例では、反射型センサ24が検出しているカウント値は基準パターン200からパターンKY20が98、基準パターン200からパターンKK20が147、基準パターン200からパターンKC20が188、基準パターン200からパターンKM20となっている。前述したようにCPU26は図7と図9とで各トナーパターン間隔が等しくなるように制御してトナーパターンを作像している。しかし、図9で検出された各トナーパターンまでのカウント値は同図に示すように異なるものとなっている。この図7と図9における各パターンの差分値はCPU26が管理若しくは演算できないカラートナーパターン25FCとK色のみのトナーパターン25Kの間隔値の差分を意味している。この差分は、カラー感光体ドラム10Y,M,CとK色感光体ドラム10Kの偏心、回転ムラなどが要因となって発生する。CPU26はこのカラートナーパターン25FCとK色のみのトナーパターン25Kの間隔の差分値を演算し、その演算結果をRAM28に格納する。以下この演算結果を「トナーパターン誤差パラメータFC−K」と称するが、このパラメータは色毎に求められるので、各色に対応してFC(Y)−K、FC(C)−K、FC(M)−Kで示す。
図10は、トナーパターン誤差パラメータFC−Kの算出方法を示す説明図である。
同図では、図7に示したフルカラー(Full Color)のトナーパターン25FCにおける各トナーパターン間隔の検出値(100、150、180、220)と、図9に示したブラックK色のみのトナーパターン25Kにおける各トナーパターン間隔の検出値(98、147、188、220)の差分を演算する。すなわち、図10の(1)式
FC(Y)−K差分値=100− 98=2 ・・・(1)
は、基準パターン200からフルカラーのトナーパターンにおけるY色までの間隔のカウント値100からK色のみのトナーパターンにおけるKY(従来トナーパターンでY色を作像する位置に作像したK色)までのカウント値98を減算した値である。
同様に図10の(2)式、(3)式、及び(4)式
FC(K)−K差分値=150−147=3 ・・・(2)
FC(C)−K差分値=180−188=−8 ・・・(3)
FC(M)−K差分値=220−220=0 ・・・(4)
も基準パターン200からフルカラーのトナーパターン25FCにおけるK,C,M色までの間隔のカウント値からK色のみのトナーパターン25KにおけるKKパターン、KCパターン、KMパターンまでのカウント値を減算した値である。
図11は本実施形態における色ずれ補正の具体例を示す図である。すなわち、本実施形態では、トナーパターン誤差パラメータFC−Kを用いてK色のみのトナーパターンで従来と同等の色ずれ補正を実現する。図11では、図9のトナーパターン1サイクルから印刷を繰り返した後に実施される色ずれ補正のNサイクル目のパターンが示されている。印刷を繰り返すと中間転写ベルト16の歪み等の物理変形を主要因として反射型センサ24が検出しているトナーパターン間隔カウント値が変化する。従来のフルカラーのトナーパターンを用いた色ずれ補正ではカウント値をそのままパラメータとして色ずれ補正を実施していたが、本実施形態で示す色ずれ補正方法は、図9及び図10に示したトナーパターン誤差パラメータFC−Kをブラックで作成した各色に対応するパターンのカウント値に加算し、
カウント値101+(1)式の値=101+2=103(=α)・・・(5)
カウント値144+(2)式の値=144+3=147(=α)・・・(6)
カウント値180+(3)式の値=180−8=172(=α)・・・(7)
カウント値225+(4)式の値=225+0=225(=α)・・・(8)
のように算出し、加算後の値をパラメータ(α)として色ずれ補正を実施する。この場合、パラメータ(α)は、前記(5)式から(8)式、及び図11に示すように103、147、172、225となり、CPU26は、このαの値をY,K,C,M各色の色ずれ補正パラメータとして取り扱う。
このようにトナーパターン誤差パラメータFC−Kは、フルカラーのトナーパターン25FCとK色のみのトナーパターン25Kの差分値であることから、前記(5)式ないし(8)式で示したような値αは、仮にNサイクル目においてフルカラーのトナーパターン25FCを作像し、センサ検出したとしても、K色でトナーパターン25Kを作像した場合のパターン間の間隔のカウント値と同等の値となる。従って、前記αをパラメータとして色ずれ補正を実施すれば、K色のみのトナーパターン25Kでフルカラーのトナーパターン25FCと同等の色ずれ補正を行うことができる。
なお、本実施形態では、フルカラートナーパターン25FCの作像は電源ON時1回のみとしているが、この外に中間転写ベルトの脱着、感光体ドラムの脱着、中間転写ベルト駆動モータの脱着、感光体ドラム駆動モータの脱着等、色ずれに大きく影響する事象がある場合には、フルカラートナーパターン25FCの作像を行い、トナーパターン誤差パラメータFC−Kを再設定する。これにより、前記事象の発生による色ずれ補正精度の低下を防ぐことができる。なお、中間転写ベルト駆動モータの脱着、感光体ドラム駆動モータは図示していないが、前記色ずれに大きく影響する事象を起こさせる各部は画像形成装置の内部構成であり、いずれも公知の構成であるので、詳細についての説明は、ここでは割愛する。
図12は本実施形態において実行される色ずれ補正処理の処理手順を示すフローチャートであり、CPU26により実行される。
この処理手順では、まず、画像形成部100の各部の立ち上げ動作を開始し、カウンタ31のカウントを開始する(ステップS101)。次いで、反射型センサ24a,24b,24cのそれぞれの発光素子241の発光量を調整し(ステップS102)、色ずれパターンの検知動作を開始する(ステップS103)。色ずれパターンの検知動作が開始されると、最初にフルカラーのトナーパターン25FCを中間転写ベルト16上に作像する(ステップS104:図6参照)。なお、直接転写方式の場合には、作像は搬送ベルト16’上になる。フルカラーのトナーパターン25FCが作像されると、各トナーパターン間の間隔のカウント値を検出し(ステップS105:図7参照)、検出したカウント値をRAM28に格納する(ステップS106)。
次いで、K色のみのトナーパターン25Kを中間転写ベルト16上に作像し(ステップS107:図8)、各トナーパターン間の間隔のカウント値を検出し(ステップS108:図9)、検出したカウント値をRAMに格納する(ステップS109)。その後、トナーパターン誤差パラメータFC−Kを演算し(ステップS110:図10)、演算結果はRAM28に格納される(ステップS111)。この演算は、RAM28に格納したステップS105のカウント値とステップS108のカウント値の減算である。これ以降、ブラックK色のみのトナーパターン25Kを使用した色ずれ補正が実行される。
すなわち、ブラックK色のみのトナーパターン25Kを作像し(ステップS112,S113)、各トナーパターン間の間隔のカウント値を検出して(ステップS114)RAM28に格納し(ステップS115)、格納されたカウント値にステップS110で演算したパラメータFC−Kを加算し(ステップS116)、この加算した値に基づいて色ずれ補正を実施する(ステップS117)。
このような手順で処理することにより、フルカラーのトナーパターン25FCは電源投入(ON)時1回作像するのみで、後はブラックK色のトナーパターン25Kの作像によって、従来の色ずれ補正と同等の色ずれ補正効果を得ることができる。その際、カラートナーは、電源投入時のみ使用されるので、従来に比べてカラートナー消費量を大幅に削減することができる。
なお、本発明は本実施形態に限定されるものではなく種々の変形が可能であり、特許請求の範囲に記載された発明の技術思想に含まれる技術的事項の全てが本発明の対象となる。
24 反射型センサ
25 トナーパターン
25FC フルカラーの色ずれ補正用パターン(フルカラーのトナーパターン)
25K ブラック色の色ずれ補正用パターン(ブラック色のみのトナーパターン)
26 CPU
100,101 画像形成部
特開2008−233410号公報

Claims (9)

  1. 色ずれ補正用のトナーパターンを検知して色ずれ補正を行い、複数色の画像を重畳してカラー画像を形成する画像形成装置であって、
    フルカラーの複数パターンからなる第1の色ずれ補正用パターンとフルカラーのうちの1色で前記第1の色ずれ補正用パターンと制御的に同間隔で第2の色ずれ補正用パターンを形成する手段と、
    前記第1の色ずれ補正用パターンのパターン間隔を検出する第1の検出手段と、
    前記第2の色ずれ補正用パターンのパターン間隔を検出する第2の検出手段と、
    前記第1及び第2の検出手段の検出結果から前記第1の色ずれ補正用パターンに対する前記第2の色ずれ補正用パターンの誤差を演算する演算手段と、
    第2の色ずれ補正用パターンの検出結果と前記誤差とから補正値を求め、当該補正値に基づいて色ずれ補正を行う補正手段と、
    を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置であって、
    前記第1の色ずれ補正用パターンを形成する手段は、予め設定されたタイミングで前記第2の色ずれ補正用パターンを形成する手段よりも前に前記第1の色ずれ補正用パターンを形成すること
    を特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項2記載の画像形成装置であって、
    前記予め設定されたタイミングが、電源投入、中間転写ベルトの脱着、感光体ドラムの脱着、中間転写ベルト駆動モータの脱着、若しくは感光体ドラム駆動モータの脱着のいずれかの後であること
    を特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の画像形成装置であって、
    前記パターンを検出するための光学的検出手段を備え、
    前記パターン間隔は前記光学的検出手段の検出出力に基づくカウント値によって検出されること
    を特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の画像形成装置であって、
    前記誤差は第1の色ずれ補正用パターンの各色のパターンと前記1色のパターンの対応するパターンの基準パターンからの間隔の差により得られた値であること
    を特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載の画像形成装置であって、
    前記第1及び第2の色ずれ補正用パターンが中間転写ベルト又は搬送ベルトのいずれかに形成されること
    を特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれか1項に記載の画像形成装置であって、
    前記フルカラーのうちの1色がブラック色であること
    を特徴とする画像形成装置。
  8. 複数色のトナー画像を重畳してカラー画像を形成する際に実行される色ずれ補正方法であって、
    フルカラーの複数パターンからなる第1の色ずれ補正用パターンとフルカラーのうちの1色で前記第1の色ずれ補正用パターンと制御的に同間隔で第2の色ずれ補正用パターンを形成する第1の工程と、
    前記第1の色ずれ補正用パターンのパターン間隔を検出する第2の工程と、
    前記第2の色ずれ補正用パターンのパターン間隔を検出する第3の工程と、
    前記第2及び第3の工程における検出結果から前記第1の色ずれ補正用パターンに対する前記第2の色ずれ補正用パターンの誤差を演算する第4の工程と、
    第2の色ずれ補正用パターンの検出結果と前記誤差とから補正値を求め、当該補正値に基づいて色ずれ補正を行う色ずれ補正を行う第5の工程と、
    を備えていることを特徴とする色ずれ補正方法。
  9. 複数色のトナー画像を重畳してカラー画像を形成する際にコンピュータの資源を使用して実行される色ずれ補正制御プログラムであって、
    フルカラーの複数パターンからなる第1の色ずれ補正用パターンとフルカラーのうちの1色で前記フルカラーの色ずれ補正用パターンと制御的に同間隔で第2の色ずれ補正用パターンを形成する第1の処理手順と、
    前記第1の色ずれ補正用パターンのパターン間隔を検出する第2の処理手順と、
    前記第2の色ずれ補正用パターンのパターン間隔を検出する第3の処理手順と、
    前記第2及び第3の工程における検出結果から前記第1の色ずれ補正用パターンに対する前記第2の色ずれ補正用パターンの誤差を演算する第4の処理手順と、
    第2の色ずれ補正用パターンの検出結果と前記誤差とから補正値を求め、当該補正値に基づいて色ずれ補正を行う第5の処理手順と、
    を備えていることを特徴とする色ずれ補正制御プログラム。
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