JP2012063628A - 画像形成装置および色ずれ補正方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】像担持体に、色ずれ補正用パターンが正規の順序と異なる順序で形成されたり、色ずれ補正用パターンが重なって形成された場合においても、確実に色ずれ補正を行うこと。
【解決手段】画像形成装置は、搬送される像担持体と、像担持体に、各色ごとの色ずれ補正用のパターンであって、像担持体の搬送方向である副走査方向に予め定められた各色ごとに異なるパターン幅のパターンを、予め定められた順序で形成するパターン形成部501,書込部と、像担持体に形成されたパターンを検知する反射型センサと、検知された各色のパターン幅に基づいて、形成されたパターンの順序が正規の順序と一致するか否かを判断する判断部502と、判断結果に基づいて色ずれ補正を行う色ずれ補正部503と、を備えた。
【選択図】図5

Description

本発明は、画像形成装置および色ずれ補正方法に関する。
従来から、カラー画像形成装置において、転写ベルト上に各色のトナーで所定のトナーパターンを作像し、このトナーパターンを光学式のセンサを用いて検出することによって各所区間のずれ量を、主走査方向レジストずれおよび副走査方向レジストずれ、倍率ずれ、スキュー、曲がりというように要因別に算出し、それぞれが一致するようにフィードバック補正を行うことによって、色ずれを低減する技術が知られている。
また、この補正処理は電源ON時や温度等の環境変化時や一定枚数以上印刷された場合に実施することによって、色ずれ量が常に一定の範囲以下になるようにしている技術が既に知られている。
例えば、特許文献1には、色ずれ補正に使用されるトナー消費を抑える目的で、色ずれ補正が一定回数連続して成功しているか否かをチェックし、連続して成功していれば次回から補正用トナーマークパターンの幅を初期値より細くし、それを次回からの設定値として使用するために不揮発性記憶媒体に記憶する構成が開示されている。
しかしながら、このような従来技術の色ずれ補正技術でも、像担持体としての転写ベルトの多大な歪み等により、予期せぬ大きな色ずれが発生する可能性がある。この場合、大きな色ずれが発生した際に転写ベルト上に作像したトナーパターンが正規の順序でなくなったり、トナーパターン同士が重なったりした場合もあり、色ずれ補正を的確に実行することができないという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、像担持体に、色ずれ補正用パターンが正規の順序と異なる順序で形成されたり、色ずれ補正用パターンが重なって形成された場合においても、確実に色ずれ補正を行うことができる画像形成装置および色ずれ補正方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる画像形成装置は、搬送される像担持体と、前記像担持体に、各色ごとの色ずれ補正用のパターンであって、前記像担持体の搬送方向である副走査方向に予め定められた各色ごとに異なるパターン幅のパターンを、予め定められた順序で形成するパターン形成部と、前記像担持体に形成された前記パターンを検知する検知部と、検知された各色の前記パターン幅に基づいて、形成されたパターンの順序が正規の順序と一致するか否かを判断する判断部と、前記判断部による判断結果に基づいて色ずれ補正を行う補正部と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかる色ずれ補正方法は、搬送される像担持体を備えた画像形成装置で実行される色ずれ補正方法であって、前記像担持体に、各色ごとの色ずれ補正用のパターンであって、前記像担持体の搬送方向である副走査方向に予め定められた各色ごとに異なるパターン幅のパターンを、予め定められた順序で形成するステップと、前記像担持体に形成された前記パターンを検知するステップと、検知された各色の前記パターン幅の順序に基づいて色ずれ補正を行うステップと、前記判断部により色ずれが発生していると判断された場合に色ずれ補正を行うステップと、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、像担持体に、色ずれ補正用パターンが正規の順序と異なる順序で形成されたり、色ずれ補正用パターンが重なって形成された場合においても、確実に色ずれ補正を行うことができるという効果を奏する。
図1は、電子写真方式のカラー画像形成装置の画像形成部の一例を示す構成図である。 図2は、転写紙に直接転写する方式の画像形成装置の画像形成部の一例を示す構成図である。 図3は、反射型センサの構成の一例を示す模式図である。 図4は、実施の形態1にかかるカラー画像形成装置のハードウェア構成図である。 図5は、実施の形態1の色ずれ補正に関する機能的構成を示すブロック図である。 図6は、実施の形態1のカラー画像形成装置における中間転写ベルトに形成されるトナーパターンの形成例を示す模式図である。 図7は、フラッシュメモリに格納されているパターンテーブルの一例を示す説明図である。 図8は、全色のトナーパターンの形成の1周期におけるトナーパターンを反射型センサにより検出した時の正反射光による出力波形を示す説明図である。 図9は、トナーパターンの形成順序が正規の順序と異なって形成された場合の出力波形を示す説明図である。 図10は、実施の形態1の色ずれ補正処理の手順を示すフローチャートである。 図11は、実施の形態2のカラー画像形成装置の機能的構成を示すブロック図である。 図12は、実施の形態2における中間転写ベルトに形成されるトナーパターンの形成例を示す模式図である。 図13は、トナーパターン形成の1周期におけるトナーパターンを反射型センサにより検出した時の正反射光による出力波形を示す説明図である。 図14は、重なって形成されたトナーパターンを検出した場合における正反射光による出力波形を示す説明図である。 図15は、実施の形態2の色ずれ補正処理の手順を示すフローチャートである。 図16は、従来の画像形成装置において、中間転写ベルトに形成されるトナーパターンの形成例と反射型センサによる位置関係を示した説明図である。 図17は、従来の画像形成装置において、トナーパターンを反射型センサにより検出した時の正反射光による出力波形を示す説明図である。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる画像形成装置および色ずれ補正方法の実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態1)
本実施の形態にかかるカラー画像形成装置は、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能およびファクシミリ機能のうち少なくとも2つの機能を有する一般に複合機と称されるものであって、原稿を読み取り画像データに変換する画像読取部と、画像読取部で原稿を読み取って得られた画像データに対して画像処理を施す画像処理部と、画像処理された画像データに基づき紙面に画像を形成する画像形成部とを有する。
図1は、電子写真方式のカラー画像形成装置の画像形成部の一例を示す構成図である。図1は中間転写体を採用したタンデム方式のカラー画像形成装置の一例を示している。
まず、画像形成部は、4つの感光体ドラム10Y,10M,10C,10Kと、その各感光体ドラム上に形成した潜像を互いに異なる色のトナー像にそれぞれ現像する複数の現像装置11Y,11M,11C,11Kと、異なる色のトナー像がそれぞれ重ね合わせ状態に一次転写される矢印A方向に回転する像担持体としての中間転写ベルト16とを備えている。
中間転写ベルト16は、無端状のベルトであり、この本実施の形態では、その中間転写ベルト16の上部側に、その中間転写ベルト16の回動方向Aに沿って、ブラック,シアン,マゼンタ,イエローの各色用の4個の上述した感光体ドラム10を並列にそれぞれ配置している。感光体ドラム10の周回には、帯電装置12と、前述した現像装置11と、一次転写装置を構成する一次転写ローラ14と、クリーニング装置13がそれぞれ配設されている。
感光体ドラム10は、回転方向Bに回転駆動され、このとき帯電装置12によって感光体ドラム10の表面が所定の極性に帯電される。次いで、その帯電面に、露光装置15から出射されるレーザ光が照射され、これによって感光体ドラム10に静電潜像が形成され、その静電潜像が現像装置11によって各色のトナー像として可視像化される。
各感光体ドラム10には、一次転写ローラ14がそれぞれ対向配置されていて、その各一次転写ローラ14と感光体ドラム10との間には中間転写ベルト16が挟まれた状態で回動するようになっている。
中間転写ベルト16は、駆動ローラ17とテンションローラ19の2軸によって支持されている。複数のローラによって張架しても良いが、出来る限り小型化とするため、本実施の形態では2軸によって張架し本ユニットの高さを抑制している。
次に、その中間転写ベルト16の表面に、各感光体ドラム10に可視像化されたトナー像が、一次転写ローラ14の作用によって転写される。このようにして、ブラック,シアン,マゼンタ,イエローのトナー像が、中間転写ベルト16に正確に順次重ね合わせた状態で転写されていき、フルカラーの合成カラー画像が形成される。
一方、中間転写ベルト16を挟んで、駆動ローラ17(二次転写対向ローラ)に対向して二次転写ローラ18が配設され、給紙ユニット21から記録媒体である転写紙Pが給紙されると、それがレジストローラ対22の回転によって所定のタイミングで、駆動ローラ17と二次転写ローラ18の間に送り込まれる。すると、中間転写ベルト16に担持されている合成カラー画像が二次転写ローラ18の作用により転写紙Pに一括して転写される。
そして、その転写紙P上のトナー像が、定着装置23により熱と圧力によって定着され、図示しない排紙トレイ上に排出される。トナー像二次転写後の中間転写ベルト16の表面に付着する転写残トナーは、クリーニング装置20によって除去される。
なお、図1では、2次転写ローラを介して転写紙に転写する方式の例を示したが、図2に示すような、転写紙に直接転写する方式の画像形成装置を用いてもよい。
また、本実施の形態にかかるカラー画像形成装置では、検知部としての反射型センサ24が、中間転写ベルト16に向けて一定の決められた距離を置いて配設されている。タンデム方式のカラー画像形成装置においては、高画質のフルカラー画像を得るためには、各色の画像濃度がそれぞれ適正に安定していることが要求される。このため、中間転写ベルト16(あるいは搬送ベルト)等の像担持体上に濃度の基準となるトナーパターンを形成し、このトナーパッチの濃度を光学的な上記反射型センサ24により検出し、検出された濃度に基づいて、帯電電位,露光強度,現像バイアス電圧,転写電圧,およびトナー補給量等の画像濃度に影響を与える画像形成条件に対しフィードバックする。
また、タンデム方式のカラー画像形成装置においては、画像形成部の各々の取り付け誤差、露光装置の調整誤差/ひずみ/環境および経時変化、感光体ドラムの回転ムラ、像担持体の搬送ムラ/転写紙などの外乱による変動などにより、形成された画像において色ずれが発生する。このため、本実施の形態では、像担持体上に各色のマークとなるトナーパターンを形成し、このトナーパターンの各色の位置を光学的な上記反射型センサ24により検出し、その検出結果から各色の色ずれ量を算出して、露光タイミングの調整などをフィードバックする。
図3は、反射型センサ24の構成の一例を示す模式図である。反射型センサ24は、像担持体としての中間転写ベルト16に対向配置されており、中間転写ベルト16の表面上に形成されたトナーパターン25の濃度および各色の位置を検知する。
本実施の形態の反射型センサ24は、赤外発光ダイオードなどの発光素子241と、フォトトランジスタ/フォトダイオードの受光素子242,243と、これらを収容するホルダ244とを備え、出力電圧信号により各色のトナー濃度および位置を測る。
受光素子242は、トナーパターン25からの正反射光を検知し、受光素子243は、トナーパターン25からの拡散反射光を検知する。このように、正反射光と拡散反射光の双方を検知することにより、ブラック(K)とカラー(C,M,Y)の低濃度から高濃度を検知することが可能となる。一方、各色の位置検出においては、正反射光を検知する受光素子242のみで検知する。ここで、正反射光は、中間転写ベルト16等の像担持体の変形により検出値が極端に変動する。
図4は、実施の形態1にかかるカラー画像形成装置のハードウェア構成図である。図4に示すように、本実施の形態にかかるカラー画像形成装置は、CPU(Central Processor Unit)26と、I/O部32と、I/F部29と、RAM(Random Access Memory)28と、ROM(Read Only Memory)27と、カウンタ31と、記憶部としてのフラッシュメモリ35と、書込部30とを備えている。
ROM27は、各種制御プログラムが記憶された記憶媒体である。CPU26は、ROM27に記憶された各種制御プログラムに従って本実施形態のカラー画像形成装置の全体を制御する。
フラッシュメモリ35は、トナー濃度および色ずれパラメータやトナーパターンテーブル、さらに各種制御に必要なパラメータを保存する記憶媒体である。RAM28は、本実施の形態のカラー画像形成装置の全体制御のワークエリア領域が確保される記憶媒体である。
I/F部29は、有線LAN,無線LAN,USB等のインタフェースであり、I/F部29により外部装置と接続される。書込部30は、I/F部29が外部装置から画像データを受信すると、受信した画像データをY(イエロー),M(マゼンタ),C(シアン),K(ブラック)の各色の画像信号の分離を行い、分離された画像デジタル信号をフラッシュメモリ35に格納されたトナー濃度および色ずれパラメータに従い露光装置15に送出する。
カウンタ31は、中間転写ベルト16上に形成されたトナー濃度および色ずれ検出用のトナーパターンの数及び色ずれ検出用のトナーパターン間時間をカウントするためのカウンタである。
トナー濃度制御および色ずれ制御においては、まず、書込部30,露光装置15を介してトナー濃度および色ずれ検出用のトナーパターン25を、中間転写ベルト16を一定速度で動かしながらフラッシュメモリ35に格納されたタイミングで中間転写ベルト16上に形成し、反射型センサ24より検出されたトナー濃度および色ずれ情報がI/O部32に入力され、その情報に基づきCPU26により演算し、その補正パラメータがフラッシュメモリ35に格納され、次の画像形成動作に受け継がれる。
次に、本実施の形態のカラー画像形成装置において色ずれ補正に関する機能的構成について説明する。図5は、実施の形態1の色ずれ補正に関する機能的構成を示すブロック図である。
本実施の形態のカラー画像形成装置は、図5に示すように、パターン形成部501と、判断部502と、色ずれ補正部503とを主に備えている。
パターン形成部501は、中間転写ベルト16に、Y,M,C,Kの各色ごとの色ずれ補正用のトナーパターンを予め定められた順序で形成する。この補正用のトナーパターンは、中間転写ベルト16の搬送方向である副走査方向に、Y,M,C,Kの各色ごとに予め定められた異なるパターン幅を有する。なお、パターン形成部501は、Y,M,C,Kの各色ごとに予め定められた異なるパターン幅でトナーパターンを形成する指令を書込部30に送出し、書込部30が当該指令を受けて中間転写ベルト16にトナーパターンを書き込む。
フラッシュメモリ35には、各色のパターン幅と各色のパターンの形成順序が登録されたパターンテーブル504が記憶されている。
判断部502は、反射型センサ24によって検知されたY,M,C,Kの各色のトナーパターンのパターン幅の順序に基づいて色ずれを判断する。より具体的には、判断部502は、反射型センサ24によって検知された各色のトナーパターンのパターン幅から色を特定し、パターン幅の検知順序が、パターンテーブル504に登録された形成順序と一致するかを判断する。
色ずれ補正部503は、色ずれ補正を行うが、中間転写ベルト16に形成されたトナーパターンの順序が正規の順序と一致しないと判断された場合には、判断部502で特定された色に基づき色ずれ補正を行う。
本実施の形態にかかる色ずれ補正を説明する前に、一般的な従来の色ずれ補正について説明する。図16は、従来の画像形成装置において、中間転写ベルト16に形成されるトナーパターン25の形成例と反射型センサ24による位置関係を示した説明図である。
中間転写ベルト16に形成されたY(イエロー),K(ブラック),C(シアン),M(マゼンタ)のそれぞれの単色の階調を表す濃度制御用のトナーパターンが並列して形成されており(図16では、Y20,Y21,K20,K21,C20,C21,M20,21を記している)、その階調度は、Y色を例にY1=濃度10%・・・Y10=濃度100%とあらかじめ定められた条件のものを用いる。
反射型センサ24によりトナーパターンが検出されると、CPU26はその検出値を画像濃度との関係に基づいて画像濃度に変換し、その結果に基づいてプロセス条件を制御する。一方、色ずれ制御用のトナーパターンは、中間転写ベルト16の中央および両端付近に形成され、反射型センサ24a,24b,24cの正反射光により検出する。Y色,K色,C色,M色の直線および斜線に並んでおり、K色を基準色として、Y,C,Mの各色の位置関係を直線間で搬送方向、直線と斜め線間で主走査方向の双方の色ずれ量を検出する。位置関係は、それらのパターンの通過タイミングをカウンタ31でカウントすることで分かる。
CPU26は、カウンタ31のカウント値からの色ずれ量に基づき、書込部30における書き込みタイミングを制御することで、色ずれ補正制御を行う。
中間転写ベルト16に形成された各トナーパターン25は、中間転写ベルト16の搬送方向に搬送され、各トナーパターンが反射型センサ24の真下を通過するときに、3個の反射型センサ24a,24b,24cによって図16に示すように、各階調および色ずれのトナーパターン25が順次並行検知される。
図17は、従来の画像形成装置において、トナーパターン25を反射型センサ24により検出した時の正反射光による出力波形を示す説明図である。トナーパターン25は、その階調に従って出力電圧が順々に下がる。そして、トナー濃度を検出する場合は、この波形の振幅値を検出する。K(ブラック)のトナーパターンは多少反射率が悪くなるので多少出力電圧が下がり、カラー(Y,M,C)のトナーパターンはほぼ一定の出力電圧値を示す。そして、色ずれを検出した場合は、予め決められた閾値を基準として、立ち下がりの交点と立ち上がりの交点を加算して2で除算し中心値を求める。
このような従来の画像形成装置では、図16に示すように、トナーパターンが各色とも同一のパターン幅で形成されている。
これに対して本実施の形態では、色ずれ補正用のトナーパターンを各色ごとに異なる副走査方向の幅とし、反射型センサ24により検出されたトナーパターンのパターン幅に基づいて色ずれ補正を行っている。以下、本実施の形態における色ずれ補正の詳細について説明する。図6は、実施の形態1のカラー画像形成装置における中間転写ベルト16に形成されるトナーパターンの形成例を示す模式図である。
図6に示すように、パターン形成部501は、Y色のトナーパターンのパターン幅をty、K色のトナーパターンのパターン幅をtk、C色のトナーパターンのパターン幅をtc、M色のトナーパターンのパターン幅をtmとして中間転写ベルト16に形成する。パターン幅は各色固有とし、どの色とも異なっている。これらの各色のパターン幅は、予めフラッシュメモリ35に設定されており、パターン形成部501は、このフラッシュメモリ35に設定された各色のパターン幅を読み込んで、書込部30を制御して、トナーパターンの形成を行っている。
図7は、フラッシュメモリ35に格納されているパターンテーブル504の一例を示す説明図である。このパターンテーブル504は、トナーの色に、トナーパターンのパターン幅の認識範囲が対応づけられて登録されている。ここで、認識範囲は、トナーパターンの色をパターン幅で認識するための範囲である。すなわち、図7のY(イエロー)色において、t1、t2はY色のパターン幅tyと認識するためのtyからマージンを取った値となっており、このマージンを取った範囲t1≦ty≦t2が認識範囲となり、判断部502は、検出された幅がこの認識範囲内である場合に、検出したトナーパターンをY色と特定する。他の色におけるt3〜t8に関しても、同様である。また、各パターン幅の値は、例えば、t2≠t3とすることで、異なった色のトナー間で重ならないように設定されている。
また、トナーパターンは、パターンテーブル504に登録されている色の順に、中間転写ベルト16に形成される。すなわち、パターン形成部501は、図7に示すパターンテーブル504の上から下までの色の形成順序で、トナーパターンを形成する。
図8は、全色のトナーパターンの形成の1周期におけるトナーパターン25を反射型センサ24により検出した時の正反射光による出力波形を示す説明図である。ここで、Y,K,C,M全色のトナーパターンの形成の1周期とは、基準の出力波形値から使用色の最後の色(M20)までの期間を意味する。
図9は、トナーパターンの形成順序が正規の順序と異なって形成された場合の出力波形を示す説明図である。図8に示すように、本来、C(シアン)のトナーパタンC20は、K(ブラックの)トナーパターンK20とM(マゼンタ)のトナーパターンM20との間に位置するが、C(シアン)のトナーパタンC20になんらかの原因により大きな色ずれが発生し、M(マゼンタ)のトナーパターンM20の後に形成されてしまった場合を示している。
このようにトナーパターンの色順が逆転し、正規順序と異なった場合、従来は、反射型センサ24がカラー検出可能なセンサでない限り、CPUは色順の逆転を検出することは不可能であった。このため、正しい色ずれ補正が実施できないばかりか制御によってはCのトナーパターンC20をKのトナーパターンK20の正規位置に誤って補正し、KのトナーパターンK20をCのトナーパターンC20の正規位置に補正してしまうことにより出力画像に悪影響を与えてしまっていた。
しかし、本実施の形態では、図6に示すように、トナーパターンのパターン幅が各色固有であり、かつ異なるので、判断部502は、パターンテーブル504に登録された各色の形成順序とパターン幅の認識範囲を参照して、反射型センサ24で検出されたトナーパターンのパターン幅と順次比較することにより、形成されたトナーパターンの色、およびトナーパターンの形成順序が正しいか否かを判断することができる。
そして、色ずれ補正部503は、トナーパターンの形成順序が正規の順序と一致しない場合には、形成位置が異なるトナーパターンを、パターン幅に基づいて判断した色として特定して、色ずれ補正を行う。これにより、正確な正しい色ずれ補正を行うことが可能となる。
次に、以上のように構成された本実施の形態のカラー画像形成装置による色ずれ補正処理について説明する。図10は、実施の形態1の色ずれ補正処理の手順を示すフローチャートである。
まず、パターン形成部501は、図6に示すように、Y,K,C,Mの各色で異なるパターン幅のトナーパターンを中間転写ベルト16に形成する(ステップS11)。そして、反射型センサ24で中間転写ベルト16に形成されたトナーパターンを検知し、判断部502は、反射型センサ24からの検知信号により、形成されたトナーパターンのパターン幅を検知する(ステップS12)。
次に、判断部502は、フラッシュメモリ35のパターンテーブルを参照して、検知したパターン幅と比較し(ステップS13)、中間転写ベルト16に形成されたトナーパターンの色およびその形成順序を認識する(ステップS14)。具体的には、判断部502は、中間転写ベルト16に形成されたトナーパターンの色の形成順序が、パターンテーブル504に登録された正規の順序と一致するか否かを判断する。
そして、色ずれ補正部503は、この判断結果に基づいて色ずれ補正を行う(ステップS15)。具体的には、色ずれ補正部503は、中間転写ベルト16に形成されたトナーパターンの色の形成順序が、パターンテーブル504に登録された正規の順序と一致しない場合には、形成位置が異なるトナーパターンを、パターン幅に基づいて判断した色として特定して、色ずれ補正を行う。
このように本実施の形態では、パターン形成部501により、トナーパターンの副走査方向のパターン幅を、Y,K,C,Mの各色ごとに異なるパターン幅で中間転写ベルト16に形成し、判断部502により、反射型センサ24で形成されたトナーパターンを検知した結果得られたパターン幅から、トナーパターンの各色の形成順序が正規の順序か否かを判断し、色ずれ補正部503がこの判断結果に基づいて色ずれ補正を行っているので、トナーパターンが正規の順序と異なる順序で形成された場合でも、正確に色ずれ補正を行うことができる。
(実施の形態2)
実施の形態1では、色ずれ補正用のトナーパターンを各色ごとに異なるパターン幅で像担持体に形成し、検出されたトナーパターンのパターン幅により形成されたトナーパタンの色、形成順序を判断して色ずれ補正を行っていたが、この実施の形態2では、さらに、一部のトナーパターンを枠状に形成して、トナーパターンの重なりも検知可能として色ずれ補正を行っている。
図11は、実施の形態2のカラー画像形成装置の機能的構成を示すブロック図である。図11に示すように、本実施の形態のカラー画像形成装置は、パターン形成部1101と、判断部1102と、色ずれ補正部503とを主に備えている。
本実施の形態のパターン形成部1101は、実施の形態1と同様に、中間転写ベルト16に、Y,K,C,Mの各色ごとの色ずれ補正用のトナーパターンを予め定められた順序で形成する。
図12は、実施の形態2における中間転写ベルト16に形成されるトナーパターンの形成例を示す模式図である。図12に示すように、パターン形成部1101は、Y色のトナーパターンのパターン幅をty、K色のトナーパターンのパターン幅をtk、C色のトナーパターンのパターン幅をtc、M色のトナーパターンのパターン幅をtmとして中間転写ベルト16に形成する。
また、本実施の形態のパターン形成部1101は、図12に示すように、パターン形成の1周期内の全色Y,B,C、Mのうち、第1色目として形成するY色のトナーパターンと、最後に形成するM色のトナーパターンを、副走査方向に配列され、副走査方向の幅が所定幅で主走査方向に延在する2本の線分を含む中抜きの枠状のパターンで形成する。
なお、本実施の形態では、パターン形成部1101は、Y色とM色の各トナーパターンを、副走査方向に配列された2本の線分を含む中抜きの枠状のパターンとして形成されているが、この中抜きの枠状のパターンから副走査方向に延在する線分を除いた部分、すなわち副走査方向に配列された主走査方向に延在する2本の線分のパターンとして形成してもよい。また、線分の数は2本に限定されるものではなく、トナーパターンを、主走査方向に延在する3本以上の線分を副走査方向に配列した構成としてもよい。
このパターン線分の副走査方向の幅をtαし、パターン形成部1101は、トナーパターンを以下のトナーパターン条件を満たすように形成する。なお、以下のトナーパターン条件を満たせば、線分の所定幅tαは、線分ごとに異なった値としてもよい。
(1)ある閾値αを超えない幅tαは二つ連続で検知した場合に一色として認識するものとする。(tα<α)
(2)第2色目のトナーパターンのパターン幅tkは第1色目のトナーパターンのパターン幅tyよりも狭いものとする。(tk<ty)
(3)第2色目のトナーパターンのパターン幅tkと第3色目のトナーパターンのパターン幅tcは等しくないものとする。(tk≠tc)
(4)第3色目のトナーパターンのパターン幅tcは第4色目のトナーパターンのパターン幅tmよりも狭いものとする。(tc<tm)
(5)tkおよびtcと認識するための、パターン幅にマージンをとった認識範囲は、tαよりも大きいものとする。
(t1≦tk≦tk+tα≦t2,t3≦tc≦tc+tα≦t4)
図11に戻り、判断部1102は、中間転写ベルト16に形成されたトナーパターンの重なりや色順を、後述する判定条件を満たしているか否かを判定することにより判断する。ここで、判断部1102によるトナーパターンの色順の判断手法については、実施の形態1と同様である。
色ずれ補正部1103は、中間転写ベルト16に形成されたトナーパターンに重なりがあると判断された場合に、トナーパターンの順序に基づいて色を特定して色ずれ補正を行う。
以下、判断部1102によるトナーパターンの判断と色ずれ補正部1103による色ずれ補正につき詳細に説明する。
図13は、トナーパターン形成の1周期におけるトナーパターンを反射型センサ24により検出した時の正反射光による出力波形を示す説明図である。ここで、トナーパターン形成の1周期とは基準の出力波形値から使用色の最後の色(M20)までの期間を示す。
図14は、重なって形成されたトナーパターンを検出した場合における正反射光による出力波形を示す説明図である。図14では、図13で示したように、本来Y色のトナーパターンY20の後にK色のトナーパターンK20が位置するはずが、Y色のトナーパターンY20に何らかの原因により大きな位置ずれが発生し、Y色のトナーパターンY20とK色のトナーパターンK20が重なった場合を表した図である。このようにトナーパターンの色が重なった場合、従来はトナーのパターン幅がすべて同一だったため、反射型センサ24がカラー検出可能なセンサでない限り、CPUは、どの二色が重なったかを検出することは困難であった。
しかし、本実施の形態では、図12に示すように、パターン形成部1101により、Y,K,C,Mの各色のトナーパターンを各色で固有かつ異なり、さらに、パターン形成の1周期内の全色Y,K,C、Mのうち、第1色目として形成するY色のトナーパターンと、最後に形成するM色のトナーパターンを、副走査方向に配列され、副走査方向の幅が所定幅で主走査方向に延在する2本の線分を含む中抜きの枠状のパターンで形成している。これにより、判断部1102は、Y色、M色のトナーパターンの検出の場合、2本の線分のすべての線分が検出されているか否かという判定条件を判定し、2本の線分のすべての線分が検出されていない場合に、中間転写ベルト16に形成されたトナーパターンに重なりがあると判断する。
例えば、図14の例の場合、反射型センサ24は、パターン幅tαのトナーパターンを一回検知した後に、パターン幅tkのトナーパターンを検知するので、一色目のY色と検知されるパルスtαが一回しか検知されず、二回目のパルスtαが検知される前に二色目のK色を検知することになる。この場合、判断部1102は、一色目のY色のトナーパターンと二色目のK色のトナーパターンとが重なって中間転写ベルト16に形成されていると判断する。
さらに、判断部1102は、反射型センサ24によって検知された各色のトナーパターンのパターン幅とパターンテーブル504に登録された各色ごとのパターン幅の認識範囲とを比較して、検知されたパターン幅が認識範囲内であるか否かという判定条件を判定し、認識範囲外である場合に、中間転写ベルト16に形成されたパターンに重なりがあると判断する。
すなわち、図14の例では、K色のトナーパターンK20とC色のトナーパターンC20が重なった場合には、反射型センサ24によって、一色目のY色のトナーパターンが検知された後に、パターン幅tkともパターン幅tcとも異なった幅のトナーパターンが検知されるか、若しくは、パターン幅tkかパターン幅tcのどちらか一方のトナーパターンしか検知されずに、次のM色のトナーパターンが検知される。この場合には、判断部1102は、二色目のK色のトナーパターンと三色目のC色のトナーパターンが重なったと判断する。判断部1102は、三色目のC色のトナーパターンと四色目のM色のトナーパターンが重なった場合にも同様に判断する。
そして、色ずれ補正部1103は、判断部1102によってトナーパターンが中間転写ベルト16に重なって形成されていると判断された場合には、上記で判断された色順に基づき色を特定して、色ずれ補正を行う。これにより、正確な色ずれ補正を行うことが可能となる。
次に、以上のように構成された本実施の形態のカラー画像形成装置による色ずれ補正処理について説明する。図15は、実施の形態2の色ずれ補正処理の手順を示すフローチャートである。
まず、パターン形成部1101は、図12に示すように、Y,K,C,Mの各色のトナーパターンを各色で固有かつ異なり、Y色のトナーパターンとM色のトナーパターンを、副走査方向に配列され、副走査方向の幅が所定幅で主走査方向に延在する2本の線分を含む中抜きの枠状のパターンで中間転写ベルト16に形成する(ステップS21)。
そして、反射型センサ24で中間転写ベルト16に形成されたトナーパターンを検知し、判断部1102は、反射型センサ24からの検知信号により、形成されたトナーパターンのパターン幅を検知する(ステップS22)。
次に、判断部1102は、フラッシュメモリ35のパターンテーブル504を参照して、検知したパターン幅から上述した判定条件を満たすか否かを判定する(ステップS23)。そして、判断部1102は、その判定結果から、中間転写ベルト16に形成されたトナーパターンの重なりや逆転の有無を判断する(ステップS24)。
そして、色ずれ補正部1103は、この判断結果に基づいて色ずれ補正を行う(ステップS25)。具体的には、色ずれ補正部1103は、トナーパターンが中間転写ベルト16に重なって形成されていると判断された場合には、上記で判断された色順に基づき色を特定して、色ずれ補正を行う。
このように本実施の形態では、パターン形成部1101により、トナーパターンの副走査方向のパターン幅を、Y,K,C,Mの各色ごとに異なるパターン幅で中間転写ベルト16に形成し、かつ一部のトナーパターンを枠状に形成して、トナーパターンの重なりも検知して色ずれ補正を行っているので、トナーパターンに重なりがある場合でも、正確に色ずれ補正を行うことができる。
なお、本実施の形態の画像形成装置で実行される色ずれ補正処理プログラムは、ROM27等に予め組み込まれて提供される。
本実施の形態の画像形成装置で実行される色ずれ補正処理プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、本実施の形態の画像形成装置で実行される色ずれ補正処理プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施の形態の画像形成装置で実行される色ずれ補正処理プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
本実施の形態の画像形成装置で実行される色ずれ補正処理プログラムは、上述した各部(パターン形成部、判断部、色ずれ補正部)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU26が上記ROM27から色ずれ補正処理プログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、パターン形成部、判断部、色ずれ補正部が主記憶装置上に生成されるようになっている。
なお、上記実施の形態では、本発明の画像形成装置を、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能およびファクシミリ機能のうち少なくとも2つの機能を有する複合機に適用した例を挙げて説明するが、複写機、プリンタ、スキャナ装置、ファクシミリ装置等の画像形成装置であればいずれにも適用することができる。
24 反射型センサ
26 CPU
32 I/O部
29 I/F部
27 ROM
28 RAM
30 書込部
31 カウンタ
35 フラッシュメモリ
501,1101 パターン形成部
502,1102 判断部
503,1103 色ずれ補正部
504 パターンテーブル
特開2008−233410号公報

Claims (10)

  1. 搬送される像担持体と、
    前記像担持体に、各色ごとの色ずれ補正用のパターンであって、前記像担持体の搬送方向である副走査方向に予め定められた各色ごとに異なるパターン幅のパターンを、予め定められた順序で形成するパターン形成部と、
    前記像担持体に形成された前記パターンを検知する検知部と、
    検知された各色の前記パターン幅に基づいて、形成されたパターンの順序が正規の順序と一致するか否かを判断する判断部と、
    前記判断部による判断結果に基づいて色ずれ補正を行う補正部と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 各色で形成するパターンのパターン幅の認識範囲と、前記パターンの形成順序を予め記憶する記憶部をさらに備え、
    前記判断部は、検知された各色のパターンの前記パターン幅と前記記憶部に記憶された前記認識範囲とを比較して、検出されたパターンの色を特定し、特定された色の前記パターンを検知した順序が前記記憶部に記憶された形成順序と一致しない場合に、形成された前記パターンの順序が正規の順序でないと判断し、
    前記補正部は、形成された前記パターンの順序が正規の順序でないと判断された場合に、前記判断部により特定された色に基づいて色ずれ補正を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記記憶部は、前記認識範囲として、前記像担持体に形成するパターン幅から所定長のマージンを加算した値で記憶することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記パターン形成部は、前記パターンを、各色で重ならない間隔で前記像担持体に形成することを特徴とする請求項2または3に記載の画像形成装置。
  5. 前記パターン形成部は、一部の色の前記パターンを、前記副走査方向に配列された所定幅の複数の線分のパターンで形成し、
    前記判断部は、前記複数の線分のパターンのすべての線分が検出されていない場合に、形成されたパターンに重なりがあると判断し、
    前記補正部は、形成されたパターンに重なりがあると判断された場合に、前記パターンの順序に基づいて色を特定して色ずれ補正を行うことを特徴とする請求項2〜4のいずれか一つに記載の画像形成装置。
  6. 前記判断部は、さらに、検知された各色のパターンの前記パターン幅と前記記憶部に記憶された各色ごとの前記パターン幅の認識範囲とを比較して、検知された前記パターン幅が、前記記憶部に記憶されたパターン幅を含む認識範囲外である場合に、形成されたパターンに重なりがあると判断することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記パターン形成部は、全色の前記パターンの形成の周期内で、最初と最後に形成する色の前記パターンを、前記複数の線分のパターンで形成することを特徴とする請求項5または6に記載の画像形成装置。
  8. 前記パターン形成部は、前記周期内の第1色目の前記複数の線分のパターンを、前記複数の線分の間隔が、前記周期内の第2色目に形成するパターンのパターン幅より大きくなるように形成することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記パターン形成部は、前記周期内の最後の色の前記複数の線分のパターンを、前記複数の線分の間隔が、前記周期内の最後から一つ前の色のパターンのパターン幅より大きくなるように形成することを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 搬送される像担持体を備えた画像形成装置で実行される色ずれ補正方法であって、
    前記像担持体に、各色ごとの色ずれ補正用のパターンであって、前記像担持体の搬送方向である副走査方向に予め定められた各色ごとに異なるパターン幅のパターンを、予め定められた順序で形成するステップと、
    前記像担持体に形成された前記パターンを検知するステップと、
    検知された各色の前記パターン幅の順序に基づいて色ずれをステップと、
    前記判断部により色ずれが発生していると判断された場合に色ずれ補正を行うステップと、
    を含むことを特徴とする色ずれ補正方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014054733A (ja) * 2012-09-11 2014-03-27 Casio Comput Co Ltd 印刷装置及び被印刷部材

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