JP5298255B1 - 積層セラミックコンデンサ - Google Patents

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Abstract

【課題】絶縁抵抗値が劣化し難い積層セラミックコンデンサを提供する。
【解決手段】積層セラミックコンデンサ10は、積層方向で隣接する2つの内部電極層12と該2つの内部電極層12の間に介在する1つの誘電体層13によって構成される部分を単位コンデンサとして捕らえたとき、積層方向に並ぶ計19の単位コンデンサUC1〜UC19の静電容量が積層方向両側よりも積層方向中央の方が小さくなる略弓形状の分布を有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の内部電極層が誘電体層を介して積層された構造を有するコンデンサ本体を備えた積層セラミックコンデンサに関する。
この種の積層セラミックコンデンサに対する小型化及び大容量化のニーズは依然として高く、該ニーズを満足するには内部電極層と誘電体層の更なる薄層化は避けられない。しかしながら、誘電体層の薄層化が進むと、具体的には誘電体層の厚さが1.0μm以下になると、積層セラミックコンデンサの絶縁抵抗値の劣化が生じ易くなる。
前記絶縁抵抗値の劣化は、高電界下で誘電体結晶に生じる酸素欠陥(構造欠陥)が主原因として考えられているが、何れにせよ、該絶縁抵抗値の劣化は積層セラミックコンデンサの寿命に直接的に係わるものであるため、早期の改善が求められている。
本発明者は前記絶縁抵抗値の劣化の改善策をコストを考慮の上で種々模索した結果、下記特許文献1に記載されるようなアプローチとは異なるアプローチによって、該絶縁抵抗値の劣化を抑制できることを捻出して本発明に到達した。
特開2005−281066号公報
本発明の目的は、絶縁抵抗値が劣化し難い積層セラミックコンデンサを提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明は、複数の内部電極層が誘電体層を介して積層された構造を有するコンデンサ本体を備えた積層セラミックコンデンサであって、積層方向で隣接する2つの内部電極層と該2つの内部電極層の間に介在する1つの誘電体層によって構成される部分を単位コンデンサとして捕らえたとき、積層方向に並ぶ複数の単位コンデンサの静電容量が積層方向両側よりも積層方向中央の方が小さくなる略弓形状の分布を有している。
本発明によれば、絶縁抵抗値が劣化し難い積層セラミックコンデンサを提供することができる。
本発明の前記目的とそれ以外の目的と、構成特徴と、作用効果は、以下の説明と添付図面によって明らかとなる。
図1(A)は本発明を適用した積層セラミックコンデンサの縦断面図、図1(B)は同積層セラミックコンデンサの図1(A)のB−B線に沿う横断面図、図1(C)は同積層セラミックコンデンサの等価回路を示す図、図1(D)は同積層セラミックコンデンサが含む単位コンデンサの静電容量の分布を示す図である。 図2は図1に示した積層セラミックコンデンサに対応する各サンプルが含む単位コンデンサの静電容量の分布を示す図である。 図3は図1に示した積層セラミックコンデンサに対応する各サンプルの特性を示す図である。
《積層セラミックコンデンサ10の構造と積層セラミックコンデンサ10が含む単位コンデンサの静電容量の分布》
先ず、図1(A)〜(D)を引用して、本発明を適用した積層セラミックコンデンサ10の構造と該積層セラミックコンデンサ10が含む単位コンデンサの静電容量の分布について説明する。
図1(A)及び(B)に示した積層セラミックコンデンサ10は、長さ、幅及び高さの基準寸法が長さ>幅=高さの寸法関係を有する略直方体形状のコンデンサ本体11と、該コンデンサ本体11の長さ方向両端部に設けられた1対の外部電極14を備えている。因みに、前記長さは図1(A)における左右方向の寸法が該当し、前記幅は図1(B)における上下方向の寸法が該当し、前記高さは図1(A)における上下方向の寸法が該当する。また、前記寸法関係は長さ>幅=高さに限らず、例えば長さ>幅>高さの寸法関係であっても良い。
コンデンサ本体11は、計20の内部電極層12が誘電体層13(計19)を介して積層され、且つ、最上位の内部電極層12の上側と最下位の内部電極層12の下側に複数の誘電体層13のみを積層して構成された上側マージン及び下側マージン(符号無し)が設けられた構造を有している。各内部電極層12の幅が誘電体層13の幅よりも小さいことから、コンデンサ本体11の幅方向一側と幅方向他側には、複数の誘電体層13のみから成るマージン(符号無し)がそれぞれ存在する。因みに、図1(A)及び(B)には、図示の便宜上、内部電極層12の数を20とした積層セラミックコンデンサ10を示してあるが、小型化及び大容量化のニーズを満足する実際の積層セラミックコンデンサ10の内部電極層12の数は100以上に及ぶ。
各内部電極層12は、ニッケル、銅、パラジウム、白金、銀、金、又はこれらの合金等から成り、各々の厚さと上面視形状(略矩形)は略同じである。各誘電体層13(上側マージン及び下側マージンを構成する誘電体層13を含む)は、チタン酸バリウム、チタン酸ストロンチウム、チタン酸カルシウム、チタン酸マグネシウム、ジルコン酸カルシウム、チタン酸ジルコン酸カルシウム、ジルコン酸バリウム、又は酸化チタン等から成り、各誘電体層13の厚さと上面視形状(略矩形)は略同じであり、該上面視形状は各内部電極層12の上面視形状よりも長さ及び幅が大きい。
計20の内部電極層12のうち、図1(A)における上から奇数番目の内部電極層12(計10)と上から偶数番目の内部電極層12(計10)は長さ方向にずれていて、上から奇数番目の内部電極層12の端は左側の外部電極14に電気的に接続され、且つ、上から偶数番目の内部電極層12の端は右側の外部電極14に電気的に接続されている。
各外部電極14は、コンデンサ本体11の長さ方向両端部に密着した下地層(符号無し)と該下地層の表面に形成された表面層との2層構造、或いは、下地層と表面層との間に少なくとも1つの中間層を有する多層構造を有している。下地層は好ましくは内部電極層12と同じ材料から成り、表面層はスズ、パラジウム、金、又は亜鉛等から成り、中間層は白金、パラジウム、金、銅、又はニッケル等から成る。
前記積層セラミックコンデンサ10は、コンデンサ本体11の上下方向、即ち、積層方向で隣接する2つの内部電極層12と該2つの内部電極層12の間に介在する1つの誘電体層13によって構成される部分を単位コンデンサとして捕らえたとき、図1(C)に示したように、積層方向に並ぶ計19の単位コンデンサUC1〜UC19を含み、且つ、該単位コンデンサUC1〜UC19が1対の外部電極14に並列接続されたものとなっている。また、前記単位コンデンサUC1〜UC19の静電容量は、図1(D)に示したように、積層方向両側よりも積層方向中央の方が小さくなる略弓形状の分布を有している。
《積層セラミックコンデンサ10の第1の製造方法》
次に、前記内部電極層12がニッケルから成り前記誘電体層13がチタン酸バリウムから成る場合を例として、前記積層セラミックコンデンサ10を得るのに好適な第1の製造方法について説明する。
製造に際しては、チタン酸バリウム粉末と、エタノール(溶剤)と、ポリビニルブチラール(バインダ)と、焼結助剤と分散剤等の添加剤を含む誘電体層用スラリーを準備する。前記誘電体層スラリーに含まれる焼結助剤にはシリカや希土類酸化物が利用でき、該誘電体層スラリーに含まれる焼結助剤の量は概ね0.2〜0.7wt%である。また、ニッケル粉末と、ターピネオール(溶剤)と、エチルセルロース(バインダ)と、分散剤等の添加剤を含む内部電極層用ペーストを準備する。
そして、キャリアフィルム上に前記誘電体層用スラリーをダイコータ等を用いて所定厚さ及び幅で塗工し乾燥処理を施して第1シートを作製する。また、この第1シート上に前記内部電極層用ペーストをスクリーン印刷機等を用いて所定厚さ及び形状でマトリクス状或いは千鳥状に印刷し乾燥処理を施して、多数の未焼成内部電極層の群が形成された第2シートを作製する。
そして、打ち抜き刃及びヒータを有する吸着ヘッド等を用いて、第1シートから打ち抜いた所定形状の第3シートを所定数に至るまで積み重ねて熱圧着し、その上に第2シートから打ち抜いた所定形状の第4シート(多数の未焼成内部電極層の群を含む)を所定数に至るまで積み重ねて熱圧着し、その上に第1シートから打ち抜いた所定形状の第3シートを所定数に至るまで積み重ねて熱圧着し、これを熱間静水圧プレス機等を用いて最終的に熱圧着して未焼成積層シートを作製する。
そして、未焼成積層シートをダイシング機等を用いて格子状に切断して、コンデンサ本体11に対応した未焼成チップを作製する。
そして、多数の未焼成チップを焼成炉に投入し、還元性雰囲気下、或いは、低酸素分圧雰囲気下で、前記ニッケル粉末及び前記チタン酸バリウム粉末に応じた温度プロファイルで焼成(脱バインダ処理と焼成処理を含む)を行う。この焼成工程で肝要なところは、焼成処理における昇温に急速昇温、例えば5000〜10000℃/hを採用して、未焼成チップの表面から中心に向かって焼結進行度の低下が積極的に現れるようにすることにある。
そして、焼成済みチップの長さ方向両端部にローラ塗布機等を用いて外部電極用ペースト(前記内部電極層用ペーストを流用)を塗布し前記同様の雰囲気下で焼付け処理を施して下地層を形成し、続いて該下地層の表面に表面層、又は中間層及び表面層を電解メッキ等で形成して、1対の外部電極を作製する。
《積層セラミックコンデンサ10の第2の製造方法》
次に、前記内部電極層12がニッケルから成り前記誘電体層13がチタン酸バリウムから成る場合を例として、前記積層セラミックコンデンサ10を得るのに好適な第2の製造方法について説明する。
この第2の製造方法が、前記第1の製造方法と異なるところは、
・前記準備工程で、前記誘電体層用スラリーと前記内部電極層用ペーストの他に、前記誘 電体層用スラリーよりも焼結助剤の含有量を増加した得た第2の誘電体層用スラリーを 準備する点
・前記シート作製工程で、前記第2シートの他に、キャリアフィルム上に前記第2の誘電 体層用スラリーをダイコータ等を用いて所定厚さ及び幅で塗工し乾燥処理を施して第5 シートを作製する点
・前記未焼成積層シート作製工程で、第5シートから打ち抜いた所定形状の第6シートを 所定数に至るまで積み重ねて熱圧着し、その上に第2シートから打ち抜いた所定形状の 第4シート(多数の未焼成内部電極層の群を含む)を所定数に至るまで積み重ねて熱圧 着し、その上に第5シートから打ち抜いた所定形状の第6シートを所定数に至るまで積 み重ねて熱圧着し、これを熱間静水圧プレス機等で最終的に熱圧着して未焼成積層シー トを作製する点
にある。他のプロセスは前記第1の製造方法と同じであるためのその説明を省略する。
準備工程で焼結助剤の含有量が多い前記第2の誘電体層用スラリーを準備し、シート作製工程で該第2の誘電体層用スラリーによる第5シートを作製し、未焼成積層シート作製工程で該第5シートから得た第6シートを上下部分に積層した理由は、焼成工程の焼成処理において未焼成チップの上側マージン及び下側マージンに相当する部分に焼結進行がより顕著に現れるようにすることにある。前記第2の誘電体層用スラリーの焼結助剤にはシリカや希土類酸化物が利用でき、前記誘電体層スラリーに含まれる焼結助剤の量が0.2〜0.7wt%の場合、該第2の誘電体層用スラリーに含まれる焼結助剤の量は概ね3.0〜5.0wt%である。
《積層セラミックコンデンサ10の他の製造方法》
前記第1及び第2の製造方法とは異なる他の製造方法を利用しても前記分布を有する積層セラミックコンデンサ10を得ることも可能である。例えば、各単位コンデンサUC1〜UC19を構成する誘電体層13の厚さが積層方向外側よりも積層方向中央の方が厚くなるように誘電体層用シートの厚さを変化させたり、或いは、各単位コンデンサUC1〜UC19を構成する誘電体層の誘電率が積層方向外側よりも積層方向中央の方が低くなるように誘電体層用シートの組成を変化させても、前記分布を有する積層セラミックコンデンサ10を得ることができる。
《サンプル1a〜1i、2a〜2i及び3a〜3iの構造及び製法》
次に、前記積層セラミックコンデンサ10の有効性を確認するために用意したサンプル1a〜1i、2a〜2i及び3a〜3i(図3を参照)の構造及び製法について説明する。
サンプル1a〜1i、2a〜2i及び3a〜3iは長さと幅の基準寸法がそれぞれ1.0mmと0.5mmの積層セラミックコンデンサであり、何れも、内部電極層12の数は100、内部電極層12の平均厚さは1.2μmである。加えて、サンプル1a〜1iの誘電体層13の平均厚さは1.0μm、サンプル2a〜2iの誘電体層13の平均厚さは0.8μm、サンプル3a〜3iの誘電体層13の平均厚さは3.0μmである(図3の[誘電体層厚さ(μm)]を参照)。因みに、各サンプル1a〜1i、2a〜2i及び3a〜3iの上側マージン及び下側マージンは、前記未焼成積層シート作製工程で積層されるシート数を調整することにより、各々のマージン厚さが略30μmになるようにしてある。
サンプル1a〜1i、2a〜2i及び3a〜3iのうち、サンプル1a〜1d、2a〜2d及び3a〜3dは前記第1の製造方法に準じて製造されたものであって、前記誘電体層スラリーに含まれる焼結助剤の量(図3の[焼結助剤(wt%)]を参照)は0.5wt%である。また、焼成工程における焼成処理の昇温速度(図3の[昇温速度(℃/h)]を参照)はサンプル1a、2a及び3aが10000℃/h、サンプル1b、2b及び3bが7000℃/h、サンプル1c、2c及び3cが5000℃/hであるのに対して、サンプル1d、2d及び3dについては5000℃/hよりも低い4500℃/h、サンプル1e、2e及び3eについては5000℃/hよりも低い600℃/h(通常昇温)となっている。
また、サンプル1a〜1i、2a〜2i及び3a〜3iのうち、サンプル1f〜1i、2f〜2i及び3f〜3iは前記第2の製造方法に準じて製造されたものであって、前記誘電体層スラリーに含まれる焼結助剤の量は0.5wt%であり、前記第2の誘電体スラリーに含まれる焼結助剤の量(図3の[焼結助剤(wt%)]を参照)はサンプル1f、2f及び3fが5.0wt%、サンプル1g、2g及び3gが4.0wt%、サンプル1h、2h及び3hが3.0wt%であるのに対して、サンプル1i、2i及び3iについては3.0wt%よりも低い2.0wt%となっている。
つまり、前記サンプル1a〜1i、2a〜2i及び3a〜3iのそれぞれは、積層方向で隣接する2つの内部電極層12と該2つの内部電極層12の間に介在する1つの誘電体層13によって構成される部分を単位コンデンサとして捕らえたとき、積層方向に並ぶ計99の単位コンデンサUC1〜UC99を含み、且つ、該単位コンデンサUC1〜UC99が1対の外部電極12に並列接続されたものとなっている。
《サンプル1a〜1i、2a〜2i及び3a〜3iそれぞれが含む単位コンデンサの静電容量の分布》
次に、前記サンプル1a〜1i、2a〜2i及び3a〜3iそれぞれが含む単位コンデンサの静電容量の分布について図2を引用して説明する。
前記サンプル1a〜1i、2a〜2i及び3a〜3iのうち、サンプル1a〜1c、サンプル1f〜1h、サンプル2a〜2c、サンプル2f〜2h、サンプル3a〜3c、サンプル3f〜3hそれぞれの積層方向に並ぶ計99の単位コンデンサUC1〜UC99の静電容量は、図2に太実線で示したように、積層方向両側よりも積層方向中央の方が小さくなるような略弓形状の分布を有している。因みに、図2のCoは積層方向両側の単位コンデンサUC1及びU99の静電容量(平均値)を示し、Csは積層方向中央の単位コンデンサUC50の静電容量を示す。
これに対し、前記サンプル1a〜1i、2a〜2i及び3a〜3iのうち、サンプル1d,1e及び1i、サンプル2d、2e及び2i、サンプル3d、3e及び3iそれぞれの積層方向に並ぶ計99の単位コンデンサUC1〜UC99の静電容量は、図2に太破線で示したように、積層方向両側と積層方向中央が略同じになるような略直線状の分布を有している。
因みに、図2に示した分布は、前記サンプル1a〜1i、2a〜2i及び3a〜3iのそれぞれから1対の外部電極を取り除いた状態で計99の単位コンデンサUC1〜UC99の静電容量をマニュアルプローバーとLCRメータ(Agilent製 4284A)によって個別に測定した結果に基づいている。
前記測定により判明したことではあるが、先に述べた「積層方向両側よりも積層方向中央の方が小さくなるような略弓形状の分布」には、(1)単位コンデンサUC1〜UC99の静電容量が積層方向両側から積層方向中央に向かって徐々に減少して略弓形状となる場合、即ち、分布を表す線が略滑らかな曲線となる場合、(2)単位コンデンサUC1〜UC99の静電容量が積層方向両側から積層方向中央に向かって増減を伴いつつ全体として減少して略弓形状となる場合、即ち、分布を現す線が湾曲したギザギザ線となる場合、(3)前記(1)と前記(2)のコンビネーションとなる場合の3種類が存在する。因みに、前記測定時に認識できた前記(2)の「増減」の最大値は、(隣接する2つの単位コンデンサの静電容量の差)/(隣接する2つの単位コンデンサの静電容量の和の1/2)で表すと2.2%であった。
また、先に述べた「積層方向両側と積層方向中央が略同じになるような略直線の分布」には、(1)単位コンデンサUC1〜UC99の静電容量が略同じで略直線状となる場合、即ち、分布を表す線が略滑らかな直線となる場合、(2)単位コンデンサUC1〜UC99の静電容量が積層方向両側から積層方向中央に向かって増減を伴いつつ全体として略直線状となる場合、即ち、分布を現す線が真っ直ぐなギザギザ線となる場合、(3)前記(1)と前記(2)のコンビネーションとなる場合の3種類が存在する。因みに、前記測定時に認識できた前記(2)の「増減」の最大値は、(隣接する2つの単位コンデンサの静電容量の差)/(隣接する2つの単位コンデンサの静電容量の和の1/2)で表すと2.2%であった。
《サンプル1a〜1i、2a〜2i及び3a〜3iの特性》
次に、前記サンプル1a〜1i、2a〜2i及び3a〜3iの特性について図3を引用して説明する。
図3の[(Co−Cs)/Cs(%)]のCoは積層方向両側の単位コンデンサUC1及びU99の静電容量(平均値)であり、Csは積層方向中央の単位コンデンサUC50の静電容量であり、(Co−Cs)/Csは各サンプル1a〜1i、2a〜2i及び3a〜3iのCoとCsの差をCsを基準とした百分率で表したものである。各サンプル1a〜1i、2a〜2i及び3a〜3iは10個ずつ用意したため、図3の[(Co−Cs)/Cs(%)]の値は10個の平均値である。
図3の[静電容量(nF)]は、各サンプル1a〜1i、2a〜2i及び3a〜3iの静電容量を後記HALTを実施する前にLCRメータ(Agilent製 4284A)によって測定した結果を示すものである。各サンプル1a〜1i、2a〜2i及び3a〜3iは10個ずつ用意したため、図3の[静電容量(nF)]の値は10個の平均値である。
図3の[HALT結果(sec)]は、各サンプル1a〜1i、2a〜2i及び3a〜3iに対してHALT(高加速寿命試験:Highly Accelerated Life Test)を実施したときの結果を示したものである。各サンプル1a〜1iのHALT条件は温度125℃及び印加電圧20V、各サンプル2a〜2iのHALT条件は温度125℃及び印加電圧10V、各サンプル3a〜3iのHALT条件は温度125℃及び印加電圧50Vであり、各々のHALT結果はHALTを開始してから絶縁抵抗値が1×105Ω以下になるまでの時間である。各サンプル1a〜1i、2a〜2i及び3a〜3iは10個ずつ用意したため、図3の[HALT結果(sec)]の値は10個の平均値である。
図3から分かるように、サンプル1a〜1iの静電容量に顕著な差異は認められないものの、サンプル1a〜1eの中では昇温速度が5000℃/h以上であるサンプル1a〜1cにサンプル1d及び1eよりも優れたHALT結果が得られる。しかも、サンプル1f〜1iの中では第2の誘電体層用スラリーに含まれる焼結助剤の量が3.0wt%以上であるサンプル1f〜1hにサンプル1iよりも優れたHALT結果が得られる。
また、サンプル2a〜2iの静電容量に顕著な差異は認められないものの、サンプル2a〜2eの中では昇温速度が5000℃/h以上であるサンプル2a〜2cにサンプル2d及び2eよりも優れたHALT結果が得られる。しかも、サンプル2f〜2iの中では第2の誘電体層用スラリーに含まれる焼結助剤の量が3.0wt%以上であるサンプル2f〜2hにサンプル2iよりも優れたHALT結果が得られる。。
さらに、サンプル3a〜3iの静電容量に顕著な差異は認められないものの、サンプル3a〜3eの中では昇温速度が5000℃/h以上であるサンプル3a〜3cにサンプル3d及び3eよりも優れたHALT結果が得られる。しかも、サンプル3f〜3iの中では第2の誘電体層用スラリーに含まれる焼結助剤の量が3.0wt%以上であるサンプル3f〜3hにサンプル3iよりも優れたHALT結果が得られる。
優れたHALT結果が得られたサンプル1a〜1c、サンプル1f〜1h、サンプル2a〜2c、サンプル2f〜2h、サンプル3a〜3c、サンプル3f〜3hそれぞれの積層方向に並ぶ計99の単位コンデンサUC1〜UC99の静電容量の分布は図2の太実線を引用して先に述べた通りであり、一方、これらよりもHALT結果が劣るサンプル1d,1e及び1i、サンプル2d、2e及び2i、サンプル3d、3e及び3iそれぞれの積層方向に並ぶ計99の単位コンデンサUC1〜UC99の静電容量の分布は図2の太破線を引用して先に説明した通りである。
また、図3の[HALT結果(sec)]と[(Co−Cs)/Cs(%)]を対比すると、(Co−Cs)/Csが3.0%以上のサンプル1a〜1c、サンプル1f〜1h、サンプル2a〜2c、サンプル2f〜2h、サンプル3a〜3c、サンプル3f〜3hにおいて優れたHALT結果が得られ、(Co−Cs)/Csが5.0%以上のサンプル1a及び1b、サンプル1f及び1g、サンプル2a及び2b、サンプル2f及び2g、サンプル3a及び3b、サンプル3f及び3gにおいてより一層優れたHALT結果が得られる。
さらに、図3の[HALT結果(sec)]と[誘電体層厚さ(μm)]を対比すると、誘電体層13の厚さが1.0μmのサンプル1a〜1c及び1f〜1hのHALT結果とサンプル1d、1e及び1iのHALT結果の差異(比率)、並びに、誘電体層13の厚さが0.8μmのサンプル2a〜2c及び2f〜2hのHALT結果とサンプル2d、2e及び2iのHALT結果の差異(比率)は、誘電体層13の厚さが3.0μmのサンプル3a〜3c及び3f〜3hのHALT結果とサンプル3d、3e及び3iのHALT結果の差異(比率)よりも顕著である。つまり、誘電体層13の厚さが1.0μm以下である方が、誘電体層13の厚さが1.0μmよりも厚い場合に比べて優れたHALT結果が得られる。
尚、図3の[(Co−Cs)/Cs(%)]では(Co−Cs)/Csの最大値が、サンプル1a〜1iにおいて10.1%、サンプル2a〜2iにおいて10.1%、サンプル3a〜3iにおいて10.2%となっているが、図3の[HALT結果(sec)]の傾向からして(Co−Cs)/Csがこれら最大値を越える場合、例えば20.0%となる場合でも同等或いは同等以上の優れたHALT結果が得られると考えられる。
《積層セラミックコンデンサ10により得られる効果》
次に、前記特性に基づいて前記《積層セラミックコンデンサ10の構造と積層セラミックコンデンサ10が含む単位コンデンサの静電容量の分布》で説明した積層セラミックコンデンサ10により得られる効果について説明する。
前記《サンプル1a〜1i、2a〜2i及び3a〜3iの特性》の説明から理解できるように、積層方向に並ぶ計19の単位コンデンサUC1〜UC19の静電容量が積層方向両側よりも積層方向中央の方が小さくなる略弓形状の分布を有していれば、絶縁抵抗値の劣化抑制を効果的に為し得ることができる。この「略弓形状の分布」には、単位コンデンサUC1〜UC19の静電容量が、積層方向両側から積層方向中央に向かって徐々に減少して略弓形状となる場合と、積層方向両側から積層方向中央に向かって増減を伴いつつ全体として減少して略弓形状となる場合と、両者のコンビネーションとなる場合が含まれる。また、図3に示した(Co−Cs)/Csが3.0%以上、好ましくは5.0%以上であれば、絶縁抵抗値の劣化抑制をより一層効果的に為し得ることができる。さらに、図3に示した誘電体層厚さ(誘電体層13の厚さ)が1.0mm以下であれば、誘電体層13の厚さが1.0μmよりも厚い場合に比べて、絶縁抵抗値の劣化抑制をより一層効果的に為し得ることができる。
10…積層セラミックコンデンサ、11…コンデンサ本体、12…内部電極層、13…誘電体層、14…外部電極、UC…単位コンデンサ、Co…積層方向両側の単位コンデンサの静電容量、Cs…積層方向中央の単位コンデンサの静電容量。

Claims (5)

  1. 複数の内部電極層が誘電体層を介して積層された構造を有するコンデンサ本体を備えた積層セラミックコンデンサであって、
    積層方向で隣接する2つの内部電極層と該2つの内部電極層の間に介在する1つの誘電体層によって構成される部分を単位コンデンサとして捕らえたとき、積層方向に並ぶ複数の単位コンデンサの静電容量が積層方向両側よりも積層方向中央の方が小さくなる略弓形状の分布を有しており
    積層方向両側の単位コンデンサの静電容量の平均値をCoとし、積層方向中央の単位コンデンサの静電容量をCsとしたとき、(Co−Cs)/Csが3.0%以上である、
    ことを特徴とする積層セラミックコンデンサ。
  2. 前記略弓形状の分布は、積層方向に並ぶ複数の単位コンデンサの静電容量が積層方向両側から積層方向中央に向かって増減を伴いつつ全体として減少して略弓形状となる分布である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の積層セラミックコンデンサ。
  3. 前記略弓形状の分布は、積層方向に並ぶ複数の単位コンデンサの静電容量が積層方向両側から積層方向中央に向かって徐々に減少して略弓形状となる分布である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の積層セラミックコンデンサ。
  4. 前記誘電体層の厚さが1.0μm以下である、
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の積層セラミックコンデンサ
  5. 前記内部電極層の数が100以上である、
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の積層セラミックコンデンサ。
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