JP4506233B2 - 誘電体セラミックおよび積層セラミックコンデンサ - Google Patents

誘電体セラミックおよび積層セラミックコンデンサ Download PDF

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Description

この発明は、誘電体セラミックおよびこの誘電体セラミックを用いて構成される積層セラミックコンデンサに関するもので、特に、積層セラミックコンデンサにおける誘電体セラミック層の薄層化を有利に図り得るようにするための改良に関するものである。
近年、積層セラミックコンデンサの製造コストをできるだけ低くするため、たとえばニッケルまたは銅のような比較的安価な卑金属を、内部電極のための導電材料として用いることが多くなってきている。しかしながら、卑金属をもって内部電極を形成した積層セラミックコンデンサを製造しようとする場合、焼成時における卑金属の酸化を防止するため、中性または還元性雰囲気中での焼成を適用しなければならず、そのため、積層セラミックコンデンサにおいて用いられる誘電体セラミックは、耐還元性を有していなければならない。
耐還元性を有する誘電体セラミックとして、種々の組成あるいはセラミック構造を有するものが提案されている。
たとえば、特開平10−330160号公報では、ABO3 を主成分とし、かつ強誘電体相部分とこの強誘電体相部分を囲む常誘電体相部分とを有する構造、すなわちコアシェル構造の誘電体セラミックであって、Mn、V、Cr、Co、Ni、Fe、Nb、Mo、TaおよびWから選択された1種以上の添加成分が、結晶粒の粒界から中心までの全域にほぼ均一に分布しているものが提案されている。
なお、上記ABO3 において、Aは、Ba、Ba+Ca、Ba+SrおよびBa+Ca+Srから選択された1種であり、Bは、Ti、Ti+Zr、Ti+RおよびTi+Zr+Rから選択された1種である。また、Ti+RおよびTi+Zr+RにおけるRは、Sc、Y、Gd、Dy、Ho、Er、Yb、Tb、Tm、Lu等の1種以上の希土類元素である。
特開平10−330160号公報
近年のエレクトロニクス技術の発展に伴い、積層セラミックコンデンサの小型化かつ大容量化が急速に進行している。たとえば、中電圧ないし高電圧回路用途に向けられる積層セラミックコンデンサについても、小型化かつ大容量化に対する要求が強く、これに対応するため、誘電体セラミック層の薄層化を図ることが有効な手段の1つとして採用されている。
よって、誘電体セラミック層を薄層化した場合、従来と同電圧の回路に用いられるとしても、誘電体セラミック層の1層あたりに印加される電界強度が高くなり、その分、従来よりも優れた絶縁性および信頼性を有していることが必要となってくる。また、特に中電圧ないし高電圧回路用途に向けられる積層セラミックコンデンサにあっては、高定格電圧化の要求も強いため、上記の絶縁性および信頼性がより強く要求されることになる。
他方、積層セラミックコンデンサの小型化かつ大容量化に対応するための手段として、誘電体セラミック層を構成する誘電体セラミックが有する比誘電率を高めることも考えられる。しかしながら、比誘電率の高い誘電体セラミックは、一般に、直流電圧印加時の容量変化が比較的大きいという問題や、容量の経時変化率である容量エージング率の絶対値が比較的大きいという問題を有している。
前述した特許文献1に記載される誘電体セラミックの場合、これを用いて構成した誘電体セラミック層が薄層化されると、絶縁性および信頼性が低下し、また、容量エージング率の絶対値が大きくなるという問題を有している。
以上のようなことから、比較的高い比誘電率を与えながらも、絶縁性および信頼性に優れ、かつ、容量エージング性に優れた、誘電体セラミックの開発が望まれる。
そこで、この発明の目的は、上述のような要望を満たし得る、誘電体セラミックおよびこの誘電体セラミックを用いて構成される積層セラミックコンデンサを提供しようとすることである。
この発明に係る誘電体セラミックは、上述した技術的課題を解決するため、次のような構成を備えることを特徴としている。
すなわち、この発明に係る誘電体セラミックは、その主成分が、(Ba,Ca)TiO3 で表される組成を有する第1の結晶粒子と、(Ba,Ca)(Ti,A)O3 で表される組成(Aは、V、Nb、Ta、Cr、MoおよびWのうちの少なくとも1種の元素)を有する第2の結晶粒子との混合物からなる。ここで、第1および第2の結晶粒子の合計数に対する第2の結晶粒子の数の割合は、20〜80%とされる。
さらに、誘電体セラミックは、第1の副成分として、希土類元素を含むR化合物(Rは、La、Ce、Pr、Nd、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、LuおよびYのうちの少なくとも1種の元素)、第2の副成分として、アクセプタ元素となるM化合物(Mは、Mn、Ni、Fe、Cu、MgおよびAlのうちの少なくとも1種の元素)、ならびに、第3の副成分として、焼結助剤となるSi化合物をそれぞれ含む。
また、主成分である(Ba,Ca)TiO3 および(Ba,Ca)(Ti,A)O3 の合計100モルに対して、それぞれ、(Ba,Ca)(Ti,A)O3 においてTiを置換するAの量が元素として0.02〜1モルであり、第1の副成分が元素として0.1〜4モル、第2の副成分が元素として0.1〜4モル、第3の副成分が元素として0.1〜4モル含む。
また、主成分である(Ba,Ca)TiO3 および(Ba,Ca)(Ti,A)O3 のそれぞれ100モルに対して、(Ba,Ca)TiO3 および(Ba,Ca)(Ti,A)O3 においてBaを置換するCaの量が元素として2.0〜20モルである。
この発明は、また、上述のような誘電体セラミックを用いて構成される積層セラミックコンデンサにも向けられる。
この発明に係る積層セラミックコンデンサは、複数の積層された誘電体セラミック層および誘電体セラミック層間の特定の界面に沿って形成された内部電極を含む、積層体と、内部電極の特定のものに電気的に接続されるように積層体の外表面上に形成される外部電極とを備えるもので、誘電体セラミック層が、上述したようなこの発明に係る誘電体セラミックからなることを特徴としている。
この発明に係る誘電体セラミックによれば、主成分が、(Ba,Ca)TiO3 で表される組成を有する第1の結晶粒子と(Ba,Ca)(Ti,A)O3 で表される組成を有する第2の結晶粒子とを特定比率で混在させた混合物からなり、さらに、第1の副成分としてR化合物、第2の副成分としてM化合物、および第3の副成分としてSi化合物をそれぞれ含んでいるので、これをもって積層セラミックコンデンサに備える誘電体セラミック層を構成した場合、誘電体セラミック層を薄層化しても、絶縁性、信頼性および容量エージング性に優れたものとすることができる。
より具体的には、たとえば、125℃および10kV/mmという高温かつ高電界強度下においても、この発明に係る誘電体セラミックは、高い絶縁抵抗を示し、高い絶縁破壊電圧を示し、優れた容量エージング性を示す。
したがって、この誘電体セラミックをもって積層セラミックコンデンサの誘電体セラミック層を構成すれば、誘電体セラミック層の薄層化によって、積層セラミックコンデンサの小型化かつ大容量化を図りながら、絶縁性および信頼性に優れ、容量エージング性に優れ、かつ高定格電圧用途に適した、積層セラミックコンデンサを得ることができる。
また、この発明に係る誘電体セラミックによれば、主成分である(Ba,Ca)TiO3 および(Ba,Ca)(Ti,A)O3 の合計100モルに対して、それぞれ、(Ba,Ca)(Ti,A)O3 においてTiを置換するAの量が元素として0.02〜1モルであり、第1の副成分が元素として0.1〜4モル、第2の副成分が元素として0.1〜4モル、第3の副成分が元素として0.1〜4モル含むように選ばれるので、上述した効果をより確実に達成することができる。
また、この発明に係る誘電体セラミックによれば、主成分である(Ba,Ca)TiO3 および(Ba,Ca)(Ti,A)O3 のそれぞれ100モルに対して、(Ba,Ca)TiO3 および(Ba,Ca)(Ti,A)O3 においてBaを置換するCaの量が元素として2.0〜20モルであるように選ばれるので、上述した効果をより確実に達成することができる。
図1は、この発明の一実施形態による積層セラミックコンデンサ1を図解的に示す断面図である。
積層セラミックコンデンサ1は、積層体2を備えている。積層体2は、積層される複数の誘電体セラミック層3と、複数の誘電体セラミック層3の間の特定の複数の界面に沿ってそれぞれ形成される複数の内部電極4および5とをもって構成される。内部電極4および5は、積層体2の外表面にまで到達するように形成されるが、積層体2の一方の端面6にまで引き出される内部電極4と他方の端面7にまで引き出される内部電極5とが、積層体2の内部において交互に配置されている。
積層体2の外表面上であって、端面6および7上には、外部電極8および9がそれぞれ形成されている。外部電極8は、端面6上において、内部電極4と電気的に接続され、他方、外部電極9は、端面7上において、内部電極5と電気的に接続される。
このような積層セラミックコンデンサ1において、誘電体セラミック層3は、この発明に係る誘電体セラミックから構成されるが、その詳細については後述する。
内部電極4および5は、たとえば、ニッケル、ニッケル合金、銅または銅合金のような卑金属を導電成分として含んでいる。
また、外部電極8および9は、たとえば、導電性金属粉末およびガラスフリットを含む導電性ペーストの焼結体によって構成される。上述の導電性金属粉末を構成する金属としては、内部電極4および5において導電成分として用いられた金属と同じものを用いることもできるが、銀、パラジウム、銀−パラジウム合金なども使用可能である。
なお、図1に示すように、外部電極8および9上には、必要に応じて、ニッケル、銅などからなる第1のめっき層10および11がそれぞれ形成され、さらにその上には、半田、錫などからなる第2のめっき層12および13がそれぞれ形成される。
誘電体セラミック層3は、前述したように、この発明に係る誘電体セラミックから構成される。
この発明に係る誘電体セラミックは、主成分が、(Ba,Ca)TiO3 で表される組成を有する第1の結晶粒子と、(Ba,Ca)(Ti,A)O3 で表される組成を有する第2の結晶粒子との混合物から構成される。ここで、Aは、V、Nb、Ta、Cr、MoおよびWのうちの少なくとも1種の元素である。そして、第1および第2の結晶粒子の存在割合、より具体的には、第1および第2の結晶粒子の合計数に対する第2の結晶粒子の数の割合は、20〜80%とされる。
上述のように、誘電体セラミックの主成分が、(Ba,Ca)TiO3 で表される組成を有する第1の結晶粒子と、(Ba,Ca)(Ti,A)O3 で表される組成を有する第2の結晶粒子との混合物から構成されることは、たとえば、次のようにして確認することができる。
すなわち、焼結後の誘電体セラミックをXRD法で分析し、まず、このセラミックが(Ba,Ca)TiO3 系のペロブスカイト型の結晶構造を有していることを確認する。次に、セラミック中の複数の結晶粒子について、その断面のほぼ中央部をTEM−EDXで分析し、各結晶粒子において固溶している構成元素を求める。その結果、Ba、CaおよびTiの各元素が認められた結晶粒子を(Ba,Ca)TiO3 の組成を有すると同定し、Ba、Ca、TiおよびAの各元素が認められた結晶粒子については、固溶したA元素がイオン半径のより近いTiサイトに入った(Ba,Ca)(Ti,A)O3 の組成を有するものと同定する。
この発明に係る誘電体セラミックは、さらに、第1の副成分として、R化合物(Rは、希土類元素であり、より具体的には、La、Ce、Pr、Nd、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、LuおよびYのうちの少なくとも1種の元素)、第2の副成分として、アクセプタ元素となるM化合物(Mは、Mn、Ni、Fe、Cu、MgおよびAlのうちの少なくとも1種の元素)、ならびに、第3の副成分として、焼結助剤となるSi化合物をそれぞれ含んでいる。
上述した第1および第2の副成分は、(Ba,Ca)TiO3 の組成の第1の結晶粒子に対しては、結晶粒子内に固溶せず粒界に存在し、(Ba,Ca)(Ti,A)O3 の組成の第2の結晶粒子に対しては、この結晶粒子内に固溶せず粒界に存在しても、結晶粒子内に部分的に固溶しても、あるいは、結晶粒子内にほぼ均一に固溶してもよい。いずれにしても、主成分が、第1および第2の結晶粒子の混合物から構成されることが重要である。
このような誘電体セラミックをもって誘電体セラミック層3を構成すれば、誘電体セラミック層3を薄層化しても、その絶縁性を優れたものとし、積層セラミックコンデンサ1の信頼性および容量エージング性を優れたものとすることができる。
また、この発明に係る誘電体セラミックにおいて、主成分である(Ba,Ca)TiO3 および(Ba,Ca)(Ti,A)O3 の合計100モルに対して、それぞれ、(Ba,Ca)(Ti,A)O3 においてTiを置換するAの量が元素として0.02〜1モルであり、第1の副成分が元素として0.1〜4モル、第2の副成分が元素として0.1〜4モル、第3の副成分が元素として0.1〜4モル含む。
上記Aの量が元素として0.02モル未満であると、絶縁抵抗が低下したり、絶縁破壊電圧が低下したり、高温寿命に関する信頼性が低下したりすることがあり、他方、1モルを超えると、容量エージング性が低下することがある。また、第1の副成分が元素として0.1モル未満であると、高温負荷寿命に関する信頼性が低下することがあり、他方、4モルを超えると、誘電率が低下したり、絶縁抵抗が低下したり、高温負荷寿命に関する信頼性が低下することがある。また、第2の副成分が元素として0.1モル未満であると、高温負荷寿命に関する信頼性が低下することがあり、他方、4モルを超えると、容量エージング性が低下することがある。また、第3の副成分が0.1モル未満であると、誘電率が低下したり、絶縁抵抗が低下したり、高温負荷寿命に関する信頼性が低下することがあり、他方、4モルを超えると、絶縁破壊電圧が低下したり、高温負荷寿命に関する信頼性が低下したり、容量エージング性が低下したりすることがある。
また、この発明に係る誘電体セラミックにおいて、主成分である(Ba,Ca)TiO3 および(Ba,Ca)(Ti,A)O3 のそれぞれ100モルに対して、(Ba,Ca)TiO3 および(Ba,Ca)(Ti,A)O3 においてBaを置換するCaの量が元素として2.0〜20モルである。
上記Caの量が元素として2.0モル未満であると、高温負荷寿命に関する信頼性が低下することがあり、他方、20モルを超えると、誘電率が低下したり、絶縁抵抗が低下したりすることがある。
なお、誘電体セラミックの原料粉末の作製や、その他の積層セラミックコンデンサ1の製造工程のいずれかの段階において、Sr、Zr、Fe、Hf、Na、Co等が不純物として混入し、これらが誘電体セラミック層3を構成する誘電体セラミックの結晶粒子内および結晶粒子間を占める結晶粒界に存在する可能性があるが、これら不純物の混入は、積層セラミックコンデンサ1の電気的特性上、問題となることはない。
また、積層セラミックコンデンサ1の製造のために実施される焼成工程等において、内部電極4および5の構成成分であるNiまたはCuが、誘電体セラミック層3を構成する誘電体セラミックの結晶粒子内および結晶粒子間を占める結晶粒界に拡散する可能性があるが、このような不純物の存在についても、電気的特性上、問題となることはない。
次に、この発明による効果を確認するため、およびこの発明の好ましい範囲を求めるために実施した実験例について説明する。
1.実験例1
実験例1は、特に、この発明に係る誘電体セラミックの主成分が、(Ba,Ca)TiO3 の組成の第1の結晶粒子と、(Ba,Ca)(Ti,A)O3 の組成の第2の結晶粒子との混合物からなることの意義を確認するために実施したものである。
(1)誘電体セラミック原料粉末の作製
表1に示すような組成の実施例ならびに比較例1〜5の各々に係る誘電体セラミックとなるべき誘電体セラミック原料粉末を以下のようにして作製した。
まず、主成分としての第1の結晶粒子となる(Ba0.95Ca0.05)TiO3 粉末およびBaTiO3 粉末をそれぞれ得るため、出発原料として、BaCO3 、CaCO3 およびTiO2 の各粉末を準備し、これらを、(Ba0.95Ca0.05)TiO3 およびBaTiO3 の各組成になるように秤量した後、ボールミルにより72時間混合し、次いで、1150℃の温度で熱処理する各工程を経て、平均粒径0.3μmの(Ba0.95Ca0.05)TiO3 粉末およびBaTiO3 粉末をそれぞれ得た。
また、主成分としての第2の結晶粒子となるものであって、この第2の結晶粒子の組成においてA成分としてVを用いた、(Ba0.95Ca0.05)(Ti0.999 0.001 )O3 粉末およびBa(Ti0.999 0.001 )O3 粉末をそれぞれ得るため、出発原料として、BaCO3 、CaCO3 、TiO2 およびV2 5 の各粉末を準備し、これらを、(Ba0.95Ca0.05)(Ti0.999 0.001 )O3 およびBa(Ti0.999 0.001 )O3 の各組成になるように秤量した後、ボールミルにより72時間混合し、次いで、1150℃の温度で熱処理する各工程を経て、平均粒径0.3μmの(Ba0.95Ca0.05)(Ti0.999 0.001 )O3 粉末およびBa(Ti0.999 0.001 )O3 粉末をそれぞれ得た。
他方、第1の副成分となるDy2 3 粉末、第2の副成分となるMgO粉末および第3の副成分となるSiO2 粉末をそれぞれ用意した。
次に、表1に示すようなモル比となるように、上述の(Ba0.95Ca0.05)TiO3 粉末またはBaTiO3 粉末と(Ba0.95Ca0.05)(Ti0.999 0.001 )O3 粉末またはBa(Ti0.999 0.001 )O3 粉末とを混合し、さらに、この混合粉末にDy2 3 、MgOおよびSiO2 の各粉末を添加し、ボールミルにより24時間混合することによって、実施例ならびに比較例1〜3の各々に係る誘電体セラミック原料粉末を得た。
また、比較例4および5については、上述の(Ba0.95Ca0.05)TiO3 粉末および(Ba0.95Ca0.05)(Ti0.999 0.001 )O3 粉末のいずれか一方のみに、表1に示すようなモル比となるように、Dy2 3 、MgOおよびSiO2 の各粉末を添加し、ボールミルにより24時間混合することによって、誘電体セラミック原料粉末を得た。
Figure 0004506233
(2)積層セラミックコンデンサの作製
次に、実施例ならびに比較例1〜5の各々に係る誘電体セラミック原料粉末に、ポリビニルブチラール系バインダおよびエタノール等の有機溶剤を加え、ボールミルを用いた湿式混合を実施することによって、セラミックスラリーを作製した。
次に、セラミックスラリーを、ドクターブレード法によって、焼成後の誘電体セラミック層の厚みが3μmになるような厚みをもってシート状に成形し、矩形のセラミックグリーンシートを得た。
次に、セラミックグリーンシート上に、ニッケルを導電成分として含む導電性ペーストをスクリーン印刷し、内部電極となるべき導電性ペースト膜を形成した。
次に、導電性ペースト膜が引き出されている側が互い違いとなるように、導電性ペースト膜が形成されたセラミックグリーンシートを含む複数のセラミックグリーンシートを積層し、生の積層体を得た。
次に、生の積層体を、窒素雰囲気中において300℃の温度に加熱し、バインダを燃焼させた後、酸素分圧10-10 MPaのH2 −N2 −H2 Oガスからなる還元性雰囲気中において、1200℃の温度で2時間焼成し、焼結した積層体を得た。
次に、積層体の両端面上に、B2 3 −Li2 O−SiO2 −BaO系ガラスフリットを含有するとともに銅を導電成分とする導電性ペーストを塗布し、窒素雰囲気中において800℃の温度で焼き付け、内部電極と電気的に接続された外部電極を形成した。
このようにして得られた積層セラミックコンデンサの外形寸法は、幅1.2mm、長さ2.0mmおよび厚さ1.0mmであり、内部電極間に介在する誘電体セラミック層の厚みは3μmであった。また、有効誘電体セラミック層の数は100であり、1層あたりの対向電極面積は1.4mm2 であった。
(3)評価
以上のようにして得られた実施例ならびに比較例1〜5の各々に係る積層セラミックコンデンサについて、次のような評価を行なった。
まず、積層セラミックコンデンサの誘電体セラミック層を構成するセラミックの構造について、XRD法により結晶構造分析を行ない、また、TEM−EDXにより50nmのプローブ径を用いて組成分析を行なった。このTEM−EDXによる結晶粒子の分析個数は20個とし、それぞれの粒子に関して、断面のほぼ中央部の任意の点をそれぞれ3点分析した。
その結果、実施例に係る誘電体セラミックについては、Ba、CaおよびTiの各元素が認められることによって(Ba,Ca)TiO3 の組成であると同定される第1の結晶粒子と、Ba、Ca、TiおよびVの各元素が認められることによって(Ba,Ca)(Ti,V)O3 の組成であると同定される第2の結晶粒子との混合物からなる主成分を有し、第2の結晶粒子の数が、第1および第2の結晶粒子の合計数の50%であることがわかった。
これに対して、比較例1〜5の各々に係る誘電体セラミックの主成分については、いずれも、(Ba,Ca)TiO3 と同定される第1の結晶粒子と、(Ba,Ca)(Ti,V)O3 と同定される第2の結晶粒子との少なくとも一方が認められなかった。
また、実施例1ならびに比較例1〜5の各々に係る積層セラミックコンデンサについて、表2に示すように、誘電率ε、CR積(絶縁抵抗)、BDV(絶縁破壊電圧)、高温負荷寿命および容量エージング率を評価した。
なお、誘電率については、温度25℃、1kHzおよび1.0Vrms の条件下で測定した静電容量から求めた。
また、CR積については、30V(10kV/mm)の直流電圧を1分間印加して25℃および125℃の各温度下での絶縁抵抗を測定し、静電容量値(C)と絶縁抵抗値(R)との積を求めたものである。
高温負荷寿命については、温度125℃にて、60V(20kV/mm)の電圧を印加しながら、絶縁抵抗の経時変化を求めた。そして、100個の試料について、1000時間および2000時間の各々が経過するまでに、絶縁抵抗値が200kΩ以下になった試料を故障と判定し、故障となった試料数を求めた。
容量エージング率については、試料に係る積層セラミックコンデンサを、温度150℃で1時間熱処理して消極処理を行なった後、室温で24時間放置した後の静電容量(CA )および240時間放置した後の静電容量(CB )をそれぞれ測定し、[(CB −CA )/CA ]×100の式に基づいて求めたものである。
Figure 0004506233
表2からわかるように、実施例によれば、CR積が25℃および125℃の双方において優れ、BDVが高く、高温負荷寿命に関して高い信頼性を示し、容量エージング率についても比較的小さい絶対値を示している。
これに対して、比較例1では、第2の結晶粒子に関して、(Ba,Ca)(Ti,A)O3 で表される組成を有していないため、高温負荷寿命に関して信頼性が低い。
また、比較例2では、第1の結晶粒子に関して、(Ba,Ca)TiO3 で表される組成を有していないので、CR積が低く、高温負荷寿命に関して信頼性が低い。
比較例3では、第1の結晶粒子に関して、(Ba,Ca)TiO3 で表される組成を有しないとともに、第2の結晶粒子に関して、(Ba,Ca)(Ti,A)O3 で表される組成を有していないので、CR積が低く、高温負荷寿命に関して信頼性が低い。
さらに、比較例4では、第2の結晶粒子が存在しないため、CR積が低く、BDVが低く、また、高温負荷寿命に関して信頼性が低い。
また、比較例5では、第1の結晶粒子が存在しないため、容量エージング率の絶対値が大きくなっている。
以上のような実験例1の結果から、誘電体セラミックの主成分が、(Ba,Ca)TiO3 の組成の第1の結晶粒子と、(Ba,Ca)(Ti,A)O3 の組成の第2の結晶粒子との混合物からなることが、CR積、BDV、高温負荷寿命および容量エージング性のすべてに対して、好ましい効果を与えることがわかる。
2.実験例2
実験例2は、特に、この発明に係る誘電体セラミックの主成分において、第1および第2の結晶粒子の合計数に対する第2の結晶粒子の数の割合が、20〜80%でなければならないことを求めるために実施したものである。
(1)誘電体セラミック原料粉末の作製
表3に示すような組成の試料1〜7の各々に係る誘電体セラミックとなるべき誘電体セラミック原料粉末を、(Ba0.95Ca0.05)TiO3 粉末と(Ba0.95Ca0.05)(Ti0.999 0.001 )O3 粉末との混合比率を異ならせたことを除いて、実験例1における実施例の場合と同様にして作製した。
Figure 0004506233
表3において、試料番号に*を付したものは、この発明の範囲外の比較例となるものである。なお、表3に示した試料4は、実験例1における実施例と同じものである。
(2)積層セラミックコンデンサの作製
表3に示した試料1〜7の各々に係る誘電体セラミック原料粉末を用いて、実験例1の場合と同様の方法によって、各試料に係る積層セラミックコンデンサを得た。
(3)評価
このようにして得られた試料1〜7の各々に係る積層セラミックコンデンサについて、表4に示すように、実験例1の場合と同様の評価を行なった。なお、表4には、実験例1の場合と同様の方法によって、TEM−EDXによる結晶粒子の分析結果から求められた、第1および第2の結晶粒子の合計数に対する第2の結晶粒子の数の割合も示されている。
Figure 0004506233
まず、表3と表4とを対比すれば、表3における主成分としての第1の結晶粒子となる(Ba0.95Ca0.05)TiO3 粉末と、第2の結晶粒子となる(Ba0.95Ca0.05)(Ti0.999 0.001 )O3 粉末との混合モル比が、表4に示した第2の結晶粒子の割合に相関していることがわかる。
次に、表4に示すように、第2の結晶粒子の割合が20〜80%の範囲内にある試料2〜6によれば、CR積が高く、BDVが高く、高温負荷寿命に関して高い信頼性を示し、また、容量エージング性も優れていることがわかる。
これに対して、第2の結晶粒子の割合が20%未満である試料1では、CR積が低く、BDVが小さく、高温負荷寿命に関して信頼性が低い。
他方、第2の結晶粒子の割合が80%を超える試料7では、容量エージング率の絶対値が大きくなっている。
このような実験例2の結果から、第1および第2の結晶粒子の合計数に対する第2の結晶粒子の数の割合は、20〜80%でなければならないことがわかる。
3.実験例3
実験例3は、特に、この発明に係る誘電体セラミックにおいて、主成分としての第1および第2の結晶粒子の組成中のBaについてのCa置換量を種々に変えたり、主成分としての第2の結晶粒子の組成中のTiを置換するA元素の種類およびその置換量を種々に変えたり、第1、第2および第3の副成分の種類および添加量を種々に変えたりしても、この発明による効果が得られることを確認するため、ならびに、上述したCaの置換量、A元素の置換量、第1の副成分の添加量、第2の副成分の添加量および第3の副成分の添加量についての好ましい範囲を求めるために実施したものである。
(1)誘電体セラミック原料粉末の作製
実験例1における実施例、あるいは実験例2における試料1〜7の場合と同様の方法によって、表5に示すような組成の試料11〜35の各々に係る誘電体セラミックとなるべき誘電体セラミック原料粉末を作製した。
Figure 0004506233
なお、第3の副成分については、表5に示すように、Si単独のもののほか、Si−Li系、Si−B系またはSi−Li−B系のものも用いた。
(2)積層セラミックコンデンサの作製
上述のようにして得られた試料11〜35の各々に係る誘電体セラミック原料粉末を用いて、実験例1および2の場合と同様の方法によって、積層セラミックコンデンサを作製した。
(3)評価
このようにして得られた試料11〜35の各々に係る積層セラミックコンデンサについて、実験例1および2の場合と同様の評価を行なった。その結果が表6に示されている。
Figure 0004506233
試料11〜35の中で、試料11〜25がこの発明の範囲内のものであり、これらの試料11〜25については、いずれも、表5に示すように、主成分である(Ba,Ca)TiO3 および(Ba,Ca)(Ti,A)O3 の合計100モルに対して、それぞれ、(Ba,Ca)(Ti,A)O3 においてTiを置換するAの量が元素として0.02〜1モルであり、第1の副成分が元素として0.1〜4モル、第2の副成分が元素として0.1〜4モル、第3の副成分が元素として0.1〜4モル含み、また、主成分である(Ba,Ca)TiO3 および(Ba,Ca)(Ti,A)O3 のそれぞれ100モルに対して、(Ba,Ca)TiO3 および(Ba,Ca)(Ti,A)O3 においてBaを置換するCaの量が元素として2.0〜20モルであるという条件を満たしている。
その結果、表6に示すように、試料11〜25によれば、いずれも、CR積が高く、BDVが高く、高温負荷寿命に関する信頼性が高く、優れた容量エージング性を示している。
これに対して、試料26では、Ca置換量が2.0モル未満であるので、高温負荷寿命に関する信頼性が低下し、他方、試料27では、Ca置換量が20モルを超えているので、誘電率が低下し、また、CR積が低下している。
また、試料28では、A成分の置換量が0.02モル未満であるので、CR積が低下し、BDVが低下し、また、高温寿命に関する信頼性が低下し、他方、試料29では、A成分の置換量が1モルを超えているので、容量エージング性が低下している。
また、試料30では、第1の副成分の添加量が0.1モル未満であるので、高温負荷寿命に関する信頼性が低下し、他方、試料31では、第1の副成分の添加量が4モルを超えているので、誘電率が低下し、CR積が低下し、また、高温負荷寿命に関する信頼性が低下している。
また、試料32では、第2の副成分の添加量が0.1モル未満であるので、高温負荷寿命に関する信頼性が低下し、他方、試料33では、第2の副成分の添加量が4モルを超えているので、容量エージング性が低下している。
また、試料34では、第3の副成分の添加量が0.1モル未満であるので、誘電率が低下し、CR積が低下し、また、高温負荷寿命に関する信頼性が低下し、他方、試料35では、第3の副成分の添加量が4モルを超えているので、BDVが低下し、高温負荷寿命に関する信頼性が低下し、また、容量エージング性が低下している。
この発明の一実施形態による積層セラミックコンデンサ1を図解的に示す断面図である。
符号の説明
1 積層セラミックコンデンサ
2 積層体
3 誘電体セラミック層
4,5 内部電極
8,9 外部電極

Claims (2)

  1. 主成分が、(Ba,Ca)TiO3 で表される組成を有する第1の結晶粒子と、(Ba,Ca)(Ti,A)O3 で表される組成(Aは、V、Nb、Ta、Cr、MoおよびWのうちの少なくとも1種の元素)を有する第2の結晶粒子との混合物からなり、前記第1および第2の結晶粒子の合計数に対する前記第2の結晶粒子の数の割合は、20〜80%であり、さらに、
    第1の副成分として、R化合物(Rは、La、Ce、Pr、Nd、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、LuおよびYのうちの少なくとも1種の元素)、第2の副成分として、M化合物(Mは、Mn、Ni、Fe、Cu、MgおよびAlのうちの少なくとも1種の元素)、ならびに、第3の副成分として、Si化合物をそれぞれ含み、
    前記主成分である前記(Ba,Ca)TiO 3 および前記(Ba,Ca)(Ti,A)O 3 の合計100モルに対して、それぞれ、前記(Ba,Ca)(Ti,A)O 3 においてTiを置換するAの量が元素として0.02〜1モルであり、前記第1の副成分が元素として0.1〜4モル、前記第2の副成分が元素として0.1〜4モル、前記第3の副成分が元素として0.1〜4モル含み、
    前記主成分である前記(Ba,Ca)TiO 3 および前記(Ba,Ca)(Ti,A)O 3 のそれぞれ100モルに対して、前記(Ba,Ca)TiO 3 および前記(Ba,Ca)(Ti,A)O 3 においてBaを置換するCaの量が元素として2.0〜20モルである、
    誘電体セラミック。
  2. 複数の積層された誘電体セラミック層および前記誘電体セラミック層間の特定の界面に沿って形成された内部電極を含む、積層体と、
    前記内部電極の特定のものに電気的に接続されるように前記積層体の外表面上に形成される外部電極と
    を備え、
    前記誘電体セラミック層は、請求項1に記載の誘電体セラミックからなることを特徴とする、積層セラミックコンデンサ。
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