JP5289175B2 - 像加熱装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真方式や静電記録方式などによって画像形成を行う複写機・プリンタ・FAX等の画像形成装置に搭載される像加熱装置として用いられる電磁誘導加熱方式の像加熱装置に関する。
従来、電子写真方式を採用した画像形成装置において、未定着トナー画像を加熱溶融定着する像加熱装置である定着装置の構成は、種々の方式のものが提案されている。このような定着装置の一つに、定着部材として定着ベルトを用いた誘導加熱方式の定着装置が、例えば特許文献1、2に開示されている。この定着装置では、磁束を生ずるコイルを定着ベルトの外部に対向させると共に、定着ベルトの内部と外部に磁性体が配設されている。このような構成により、定着ベルトの長手方向の温度分布を均一にすることを目的としている。
特開2006−267742号公報 特開2005―203272号公報
しかしながら、上述の従来技術によると、次のような問題点がある。特許文献1、特許文献2に開示されている定着装置では、誘導加熱コイルの長手方向両端部での定着ベルト発熱密度は中央部と比べて低い。そのため、使用する紙幅にわたって定着ベルトの長手方向温度分布を均一にするには、使用可能な最大紙幅よりも誘導加熱コイルの幅を大きくする必要がある。一方で、電源の投入から定着部材が所定の温度に達するまでの立ち上げ時間を短縮化するために、定着ベルトといった定着部材の長さを短くすることで定着部材の低熱容量化を測ることが有効である。このように定着部材の長さを短くすると、誘導加熱コイルの端部が定着部材の端部よりも外側に配置されることになる。記録材を挟持搬送するニップ部を形成するためのステイ(押圧部材)は、ニップ部での圧力を定着するために高圧力化する必要があるため、合成が必要であり、金属部材が用いられる。この金属部材は、定着部材を介して加圧部材に十分な圧力を加えるために、定着部材の外側まで延出させ、この延出した部分に圧力を加える構成が好ましい。このような構成にすると、ステイの端部はコイルからの磁束により無駄に発熱してしまい、定着部材の長手方向における発熱分布の調整が困難になる。
そこで、本発明は、金属部材の端部の発熱を抑止することができる電磁誘導加熱方式の像加熱装置を提供することにある。本発明の更なる目的は以下の説明で明らかになるであろう。
上記の目的を達成するための本発明に係る像加熱装置の代表的な構成は、導電層を有し、熱により記録材を加熱する回転可能な像加熱部材と、前記像加熱部材の外部に配置され、導電層に熱を生じさせるための磁束を生じさせるコイルと、前記像加熱部材の外面と接触し、記録材を挟持搬送するニップ部を形成する加圧部材と、前記像加熱部材を介して前記加圧部材を加圧するための金属部材と、前記像加熱部材の内側であって前記コイルと前記金属部材の間に配置され、前記コイルからの磁束が前記金属部材に向かうことを抑制する磁束抑制手段と、を有する像加熱装置において、前記像加熱部材の回転軸線方向における前記コイルの端部は前記像加熱部材の端部よりも外側にあり、前記回転軸線方向における前記金属部材の端部は前記像加熱部材の端部よりも外側にあり、前記回転軸線方向における前記磁束抑制手段の端部は前記像加熱部材の端部よりも外側にあることを特徴とする。
本発明によれば、長手方向長さが短く小型化が可能な電磁誘導加熱方式の像加熱装置を提供することができる。また、押圧部材の発熱を抑止し発熱効率の高い電磁誘導加熱方式の像加熱装置を提供することができる。
画像形成装置の一例の構成模型図 定着装置の途中部分省略の正面図 同じく途中部分省略の縦断正面図 図2における(4)−(4)線に沿う拡大横断面図 (a)は定着ベルトの層構成模型図、(b)は制御系統のブロック図 (a)は加熱アセンブリとコイルユニットとの分解斜視図、(b)は定着ベルトと、コイルと、コイルの中心部の磁性体コアの斜視図 は実施例1における定着装置の長手配置図と定着ベルト長手温度分布を表すグラフ (a)はコイルユニット(誘導加熱コイル)との対向部(展開図)における定着ベルトの発熱量分布図、(b)は実施例2における定着装置のコア部材配置図
以下に、実施例を挙げて、本発明をより具体的に説明する。なお、これら実施例は、本発明における最良の実施形態の一例ではあるものの、本発明はこれら実施例により限定されるものではない。
[実施例1]
(1)画像形成装置
図1は、本発明に従う像加熱装置を定着装置として搭載した画像形成装置の一例の構成模型図である。この画像形成装置は電子写真方式を用いたカラー画像形成装置である。Y・C・M・Kはそれぞれイエロー・シアン・マゼンタ・ブラックの色トナー画像を形成する4つの画像形成部であり、下から上に順に配列してある。各画像形成部Y・C・M・Kは、それぞれ、像担持体である感光体ドラム21、帯電装置22、現像装置23、クリーニング装置24等を有している。画像形成部Yの現像装置23には現像剤としてイエロートナーが、画像形成部Cの現像装置23には現像剤としてシアントナーが収容されている。また、画像形成部Mの現像装置23には現像剤としてマゼンタトナーが、画像形成部Kの現像装置23にはブラックトナーが収容されている。感光体ドラム21に露光を行うことにより静電潜像を形成する光学系25が上記4色の画像形成部Y・C・M・Kに対応して設けられている。光学系としては、レーザー走査露光光学系を用いている。各画像形成部Y・C・M・Kにおいて、帯電装置22により一様に帯電された感光体ドラム21に対して光学系25より画像データに基づいた走査露光がなされることにより、感光体ドラム表面に走査露光画像パターンに対応した静電潜像が形成される。それらの静電潜像が現像装置23によりトナー画像として現像される。すなわち、画像形成部Yの感光体ドラム21にはイエロートナー画像が、画像形成部Cの感光体ドラム21にはシアントナー画像が形成される。また、画像形成部Mの感光体ドラム21にはマゼンタトナー画像が、画像形成部Kの感光体ドラム21にはブラックトナー画像が形成される。各画像形成部Y・C・M・Kの感光体ドラム21上に形成された上記の色トナー画像は各感光体ドラム21の回転と同期して、略等速で回転する中間転写体26上へ所定の位置合わせ状態で順に重畳されて一次転写される。これにより中間転写体26上に未定着のフルカラートナー画像が合成形成される。
本実施例においては、中間転写体26として、エンドレスの中間転写ベルトを用いており、駆動ローラ27、二次転写ローラ対向ローラ28、テンションローラ29の3本のローラに巻きかけて張架してあり、駆動ローラ27によって駆動される。各画像形成部Y・C・M・Kの感光体ドラム21上から中間転写ベルト26上へのトナー画像の一次転写手段としては、一次転写ローラ30を用いている。一次転写ローラ30に対して不図示のバイアス電源よりトナーと逆極性の一次転写バイアスを印加する。これにより、各画像形成部Y・C・M・Kの感光体ドラム21上から中間転写ベルト26に対してトナー画像が一次転写される。各画像形成部Y・C・M・Kにおいて感光体ドラム21上から中間転写ベルト26への一次転写後、感光体ドラム21上に転写残として残留したトナーはクリーニング装置24により除去される。上記工程を中間転写ベルト26の回転に同調して、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの各色に対して行い、中間転写ベルト26上に、各色の一次転写トナー画像を順次重ねて形成していく。なお、単色のみの画像形成(単色モード)時には、上記工程は、目的の色についてのみ行われる。
一方、記録材カセット31内の記録材Pは、給送ローラ32により一枚分離給送される。そして、その給送された記録材Pが、レジストローラ33により所定のタイミングで、二次転写ローラ対向ローラ28に巻きかけられている中間転写ベルト26部分と二次転写ローラ34との圧接部である転写ニップ部に搬送される。中間転写ベルト26上に形成されたカラートナー画像は、二次転写ローラ34に不図示のバイアス電源より印加されるトナーと逆極性のバイアスにより、記録材P上に一括転写される。二次転写後に中間転写ベルト26上に残留した二次転写残トナーは中間転写ベルトクリーニング装置35により除去される。記録材P上に二次転写されたトナー画像は、像加熱装置である定着装置100により記録材P上に溶融混色定着され、フルカラープリントとして排紙パス36を通って排紙トレイ37に送り出される。
(2)定着装置100
以下の説明において、定着装置に関し、正面とは装置を記録材の搬送方向において記録材入口側からみた面、背面とはその反対側の面(記録材出口側)、左右とは装置を正面から見て左又は右である。上流側と下流側とは記録材搬送方向に関して上流側と下流側である。また、定着装置又はこれを構成している部材の長手方向とは記録材搬送路面内において記録材搬送方向に直交する方向に並行な方向である。また短手方向とは記録材搬送方向に並行な方向である。また、記録材の通紙幅とは、記録材面において記録材搬送方向に直交する方向の記録材寸法である。図2は本実施例における定着装置100の途中部分省略の正面図、図3は同じく途中部分省略の縦断正面図、図4は図2における(4)−(4)線に沿う拡大横断面図である。この定着装置100は、定着装置の枠体(シャ−シー、フレーム)50の左右の側板50L・50R間に、加熱アセンブリ1と、加圧部材としての弾性を有する加圧ローラ2と、加熱源としてのコイルユニット3が配設されている。
a:加熱アセンブリ1
加熱アセンブリ1は、誘導加熱する導電層を有し、回転可能な像加熱部材(定着部材)としての円筒状(エンドレスベルト状)で可撓性を有する定着ベルト4(ベルト部材)を有する。また、この定着ベルト4に挿入した、押圧部材(ステイ、金属部材)5及びコイルユニット3により生じる誘導磁界が押圧部材5に作用しないようにする磁束抑制手段としての磁性コア6を有する。本実施例では、磁束抑制手段として磁性コアを用いるが、銅などの定着ベルト4の導電層よりも抵抗率の低い金属部材を用いる構成であっても、同様の効果を得ることができる。
図5の(a)は定着ベルト4の層構成模型図である。定着ベルト4は、導電層である金属層4aを基層として有している。本実施例においては、この金属層4aは、内径が30mm、厚みが40μmの、電気鋳造法によって製造した円筒状のニッケル層である。金属層4aの外周には弾性層4bとして耐熱性シリコーンゴム層が設けられている。このシリコーンゴム層の厚さは100〜1000μmの範囲内で設定するのが好ましい。本実施例では、定着ベルト4の熱容量を小さくしてウォーミングアップタイムを短縮し、かつカラー画像を定着するときに好適な定着画像を得ることを考慮して、このシリコーンゴム層4bの厚みは300μmとされている。このシリコーンゴムは、JIS−A20度の硬度を持ち、熱伝導率は0.8W/mKである。更に、このシリコーンゴム層4bの外周には、表面離型層4cとしてフッ素樹脂層(例えばPFAやPTFE)が30μmの厚みで設けられている。金属層4aの内面側には、定着ベルト4の内面と温度センサTH1(図4)との摺動摩擦を低下させるために、フッ素樹脂やポリイミドなどの樹脂層(滑性層)4dを10〜50μm設けても良い。本実施例では、この層4dとしてポリイミドを20μmの厚さで設けた。なお、定着ベルト4の金属層4aにはニッケルのほかに鉄合金などを適宜選択可能である。また、樹脂基層にそれら金属を積層させるなどの構成でも良い。金属層4aの厚みは、後で説明する誘導加熱コイルに流す高周波電流の周波数と金属層の透磁率・導電率に応じて調整して良く、5〜200μm程度の間で設定すると良い。
押圧部材5は定着ベルト4の内部にあって定着ベルト4の内面に接触する部材である。そして、押圧部材5は定着ベルト4を介して加圧部材である加圧ローラ2を押圧する部材である。即ち、押圧部材5は定着ベルト4の内側に挿入して配置されており、定着ベルト4のバックアップ部材である。押圧部材5は、加圧ローラ2との間に定着ベルト4を挟んで加圧された圧接部である定着ニップ部Nを形成するために剛性が必要であり、本実施例では、横断面矩形の鉄製の角棒材(金属部材)を用いている。また、この押圧部材5は定着ベルト4の内面と摺動する部材である。そこで、押圧部材5の定着ベルト内面に接する面は摺動性の良いシート部材5aで覆うことで、定着ベルト内面との摩擦抵抗を減少させて、加圧ローラ2を回転駆動したときの定着ベルト4のスリップを防止している。また、押圧部材5は特に両端部でコイルユニット3の後述する誘導加熱コイル7と接近しており、コイルユニット3により生じる誘導磁界の作用により発熱を生じやすい。磁束抑制手段としての磁性コア6は、この押圧部材5の発熱を防止するために、コイルユニット3により生じる誘導磁界が押圧部材5に作用しないようにする部材であり、押圧部材5の上面に長手方向にわたって配置されている。
押圧部材5と磁性コア6の長手方向(像加熱部材の回転軸方向)の寸法は定着ベルト4の長手方向の寸法よりも長くしてあり、それぞれ左右両端部を定着ベルト4の左右両端部から外方に突出させてある。そして、押圧部材5と磁性コア6の左側の突出端部は装置枠体50の左側板50Lに形成されている支持穴51Lに挿入されて、抑え金具52Lにより左側板50Lに対して固定されている。また、押圧部材5と磁性コア6の右側の突出端部は装置枠体50の右側板50Rに形成されている支持穴51Rに挿入されて、抑え金具52Rにより右側板50Lに対して固定されている。これにより、加熱アセンブリ1の押圧部材5と磁性コア6は、装置枠体50の左右の側板50L・50R間にほぼ水平に固定されて配設されている。定着ベルト4は上記の押圧部材5と磁性コア6に対して遊嵌していて、押圧部材5と磁性コア6をガイド部として、押圧部材5と磁性コア6の外回りを回転可能である。
b:加圧ローラ2
加圧ローラ2は、定着ベルト4の外面と接触し、定着ベルト4との間で記録材を挟持搬送する圧接部である定着ニップ部Nを形成するための加圧部材(加圧回転体)である。加圧ローラ2は、加熱アセンブリ1の下側において、回転軸線方向を加熱アセンブリ1の長手方向にほぼ並行にして、装置枠体50の左右の側板50L・50R間に左右の軸受け部材53L・53Rを介して回転可能に配設されている。本実施例において、この加圧ローラ2は、長手方向中央部の径が20mmで両端部の径が19mmである鉄合金製の芯金2aに、弾性層2bとしてシリコーンゴム層が設けた、外径が30mmの弾性ローラである。表面は、離型層2cとしてフッ素樹脂層(例えばPFAやPTFE)が30μmの厚みで設けられる。この加圧ローラ2の長手方向中央部における硬度は、ASK−C70℃である。芯金2aにテーパー形状をつけているのは、加圧ローラ2を定着ベルト4を挟ませて押圧部材5に対して加圧した時に押圧部材5が撓んでも定着ベルト4と加圧ローラ2で挟まれるニップ内の圧力を長手方向にわたって均一にするためである。芯金2aの右側の端部にはドライブギアGが固定されて配設されている。このドライブギアGに対して駆動装置(モータ、駆動手段)Mの駆動力が伝導手段(不図示)を介して伝達されて、加圧ローラ2が所定の方向に所定の速度で回転駆動される。加圧ローラ2の回転により,定着ベルト4は回転する。即ち、定着ベルト4が回転するための駆動力が加圧ローラ2から伝達される。
左右の軸受け部材53L・53Rは、それぞれ、装置枠体50の左右の側板50L・50Rに設けられている上下方向ガイド穴54L・54Rに係合していて、上下方向にスライド移動可能である。即ち、加圧ローラ2は、左右の側板50L・50R間において上下方向に移動可能である。そして、加圧ローラ2の左右の両端部が、それぞれ、左右の上下シフト機構55L・55Rによって支持されている。上下シフト機構55L・55Rは、例えば、モータに連結されたカム機構、電磁ソレノイド機構等である。上下シフト機構55L・55Rが制御回路部101(図5の(b))によって上昇動されることで、加圧ローラ2が上方に押上げ付勢される。そして、ローラ上面部が加熱アセンブリ1の押圧部材5の下面部に対して定着ベルト4を挟んで弾性層2bの弾性に抗して所定の圧力状態で圧接した着状態になり、その着状態が保持される。本実施例においては、加圧ローラ2は押圧部材5の下面部に対して定着ベルト4を挟んで総圧490N(50kgf)で加圧される。この加圧により、定着ベルト4と加圧ローラ2との間に短手方向(記録材搬送方向)において所定幅の圧接部である定着ニップ部Nが形成される。本実施例においては、定着ベルト4と加圧ローラ2との定着ニップ部Nの短手方向の幅は、定着ニップ部Nの長手方向両端部で約8mmであり、長手方向中央部では約7.5mmである。これは記録材Pの紙幅方向両端部での搬送速度が中央部と比べて速くなるので紙しわが発生しにくくなるという利点がある。また、上下シフト機構55L・55Rが制御回路部101によって下降動されることで、加圧ローラ2が下方に持ち下げられて、押圧部材5に対する加圧が解除或いは圧接力が低減された脱状態に保持される。制御回路部101は上下シフト機構55L・55Rを制御して、定着動作時以外は加圧ローラ2を脱状態に保持する。こうすることで、加圧ローラ2の弾性層2bや定着ベルト4が永久変形してしまうのを防止することが出来る。
c:コイルユニット3
コイルユニット3は、定着ベルト4を誘導加熱する加熱源(誘導加熱手段)である。このコイルユニット3は、加熱アセンブリ1の上側において、長手方向を加熱アセンブリ1の長手方向にほぼ並行にして、装置枠体50の左右の側板50L・50R間に左右の支持金具56L・56Rを介して固定して配設されている。図6の(a)は加熱アセンブリ1とコイルユニット3との分解斜視図である。コイルユニット3は、電線として例えばリッツ線を用い、これを図6の(b)のように横長・船底状にして定着ベルト4の周面と側面の一部に対向するように巻回してなる、加熱手段としての誘導加熱コイル7(以下、コイルと記す)を有する。また、このコイル7によって発生した磁束が定着ベルト4の金属層4a二集中するようにコイル7を覆わせた磁性体コア8・8aを有する。そして、コイルユニット3は、上記のコイル7と、磁性体コア8・8aと、を電気絶縁性の樹脂9によって一体にモールドした横長状の部材である。このコイルユニット3は定着ベルト4の外周面の上面側において、定着ベルト4に所定のギャップ(隙間)を存して対面させて配設してある。定着ベルト4とコイル7は0.5mmのモールドにより電気絶縁の状態を保ち、定着ベルト4とコイル7との間隔は1.5mm(モールド表面と定着ベルト表面の距離は1.0mm)で一定である。コイル7はリード部7a・7bを介して制御回路部101で制御される電源装置(誘導加熱電源部、励磁回路)102に接続されており、電源装置102からの高周波電流が印加される。
図7は各構成部材の長さ関係図である。以下において、各構成部材の長さは定着ベルト4の回転軸線方向に関する寸法である。本実施例の画像形成装置における記録材Pの通紙はいわゆる中央基準搬送でなされる。Oはその中央基準線(仮想線)である。Aは装置に通紙使用される最大用紙幅の記録材Pの通紙幅(最大通紙紙幅)である。Bは定着ベルト4の長さ(記録材通紙幅方向の長さ)、Cは押圧部材5の長さ、Dは磁性コア6の長さである。Eは加圧ローラ2の長さ(加圧ローラ2の弾性層2b部分の長さ)であり、定着ベルト4と加圧ローラ2との定着ニップ部Nの長さでもある。Fはコイル7の長さ、Gはコイル7の中心部の磁性体コア8aの長さである。定着ベルト4の長さB、コイル7の長さF、加圧ローラ2の長さEは、最大通紙幅Aよりも大きく設定されている。コイル7は記録材通紙幅方向に沿っての長さが、画像形成に供される最大通紙幅の記録材Pの通紙幅Aよりも長くなるように形成されている。定着ベルト4の温度は長手方向において最大通紙幅Aだけは定着に必要な温度で均一でなければならない。コイル7の中心部の磁性体コア8aは定着ベルト4の発熱に関して特に重要であり、定着ベルト4の温度を最大通紙幅Aにわたり均一にするためには磁性体コア8aの長さGも最大通紙幅Aだけは必要である。本実施例においては、A<G<E<B<F<C<Dの関係構成にしている。
d:定着動作
制御回路部101(図5の(b))は、外部ホスト装置103や画像形成装置の操作部104との間で各種の電気的情報の授受をすると共に、画像形成装置の画像形成動作を所定の制御プログラムや参照テーブルに従って統括的に制御する。以下、定着装置100の定着動作を説明する。制御回路部101は、画像形成開始信号に基づいて、少なくとも画像形成実行時には、上下シフト機構55L・55Rを下降動状態から上昇動状態に転換する。これにより、加圧ローラ2が加熱アセンブリ1の押圧部材5の下面部に対して定着ベルト4を挟んで弾性層2bの弾性に抗して所定の圧力状態で圧接した着状態になり、所定の定着ニップ部Nが形成された状態になる。また、制御回路部101は、駆動装置Mをオンにすると共に、電源装置102をオンにする。駆動装置Mのオンにより加圧ローラ2が図4において矢印の反時計方向に所定の速度で回転駆動される。この加圧ローラ2の回転により、定着ニップ部Nにおける加圧ローラ2の表面と定着ベルト4の表面との摩擦力で定着ベルト4に回転力が作用する。定着ベルト4はその内面が定着ニップ部Nにおいて押圧部材5の下面に密着して摺動しながら押圧部材5と磁性コア6の外回りを矢印の時計方向に加圧ローラ2の回転速度とほぼ同じ速度で従動回転する。押圧部材5と磁性コア6はこの回転する定着ベルト4のガイド部材の役目もしている。回転する定着ベルト4は、基層4aが金属で構成されているので、回転状態にあっても長さ方向への寄り移動を規制するための手段としては、定着ベルト4の端部を単純に受け止めるだけのフランジ部材を設ければ十分である。本実施例においては、コイルユニット3の左側端部の内側面3L(図3)を定着ベルト4の左側端部を受け止めて定着ベルト4の左方への寄り移動を規制するフランジ部材にしている。また、コイルユニット3の右側端部の内側面3Rを定着ベルト4の右側端部を受け止めて定着ベルト4の右方への寄り移動を規制するフランジ部材にしている。これにより、定着装置100の構成を簡略化できるという利点がある。
また、電源装置102がオンにされることで、コイルユニット3のコイル7には20〜50kHzの高周波電流が印加されて、コイル7によって発生した磁界により定着ベルト4の金属層4aが誘導発熱する。この金属層4aの発熱により、回転する定着ベルト4が昇温する。制御回路部101は、定着ベルト4の所定の目標温度(定着温度)でほぼ一定になるように、定着ベルト4の温度を検出する温度センサTH1の検出値に基づいて高周波電流の周波数を変化させてコイル7に入力する電力を制御して温度調節する。本実施例においては定着ベルト4の温度が180℃でほぼ一定になるように温度調節する。温度センサTH1は通紙域になる定着ベルト部分の温度を検知し、その検知温度情報が制御回路部101にフィードバックされる。制御回路部101はこの温度センサTH1から入力する検知温度が所定の目標温度に維持されるように電源装置102からコイル7に入力する電力を制御している。すなわち、定着ベルト4の検出温度が所定温度に昇温した場合、コイル7への通電が遮断される。定着装置100のウォーミングアップタイムは、例えばコイル7に1200W入力すると約15秒で目標温度である180℃に到達できる。
温度センサTH1は例えばサーミスタ等の温度検出素子であり、図4のように、定着ベルト4の内側において、押圧部材5或いは磁性コア6に対して基部を固定した弾性支持部材10の先端部に取り付けて支持させてある。この温度センサTH1を、定着ベルト4の長手方向のほぼ中央部の位置において、弾性支持部材10の弾性により定着ベルト4の内側に弾性的に当接させて配設してある。そして、温度センサTH1は、定着ベルト4の内面のコイル7による発熱量が最も高い領域に接触配置され、その部分の温度を検出している。温度センサTH1は弾性支持部材10により定着ベルト4の当接面が波打つなどの位置変動が生じたとしてもこれに追従して良好な接触状態が維持されるように構成されている。
図8の(a)にコイルユニット3(コイル7)との対向部(展開図)における定着ベルト4の発熱量分布を示した。2箇所に発熱量の多い部分H・Hが存在する。すなわち、定着ベルト4の発熱量が最も高い位置は、図4、図8の(a)で2つに分割して図示してあるコイル7の定着ベルト回転方向それぞれの中央部である(一方は温度センサTH1が図示してある位置)。温度センサTH1は定着ベルト4の内面のコイル7による発熱量が最も高い位置に接触配置されている。本実施例のように温度センサTH1を配置すれば、定着ベルト4が最も発熱する領域の温度を検出することができるので、何らかの原因により定着ベルト4の温度が異常温度に昇温したことを、極めて正確に、かつ応答速度早く検出可能である。従って、制御回路部101において、温度センサTH1の検出温度情報により定着ベルト4の温度異常であることを可及的に素早く判定することが可能となり、コイル7への電力供給を素早く遮断させることができる。画像形成ジョブ実行中であれば、ジョブの中断も連動して行われる。その結果、定着装置(定着ベルト)が破損に至ってしまうのを防止することができる。その際、画像形成装置、特に定着装置が異常状態である旨を、画像形成装置に設けられた液晶表示部からなる操作部104に表示させて操作者に対し修復を促すため制御回路部101が信号を出力する。なお、画像形成装置がパーソナルコンピュータなどのホストコンピュータと通信ケーブルにてLAN接続されてプリンタとして機能を果たしている構成の場合には、画像形成装置(定着装置)が異常状態である旨をパーソナルコンピュータに対し報知する。即ち、制御回路部101がパーソナルコンピュータに向けて画像形成装置(定着装置)が異常状態である旨の信号を出力する。
上記のようにして、加圧ローラ2が駆動され、また、定着ベルト4が所定の定着温度に立ち上がって温調される。そして、この状態において、定着ニップ部Nに、未定着トナー画像Tを有する記録材Pがそのトナー画像担持面側を定着ベルト4側に向けてガイド部材11で案内されて導入される。記録材Pは定着ニップ部Nにおいて定着ベルト4の外周面に密着し、定着ベルト4と一緒に定着ニップ部Nを挟持搬送されていく。これにより、記録材Pに定着ベルト4の熱が付与され、また定着ニップ部Nの加圧力を受けて未定着トナー画像Tが記録材Pの表面に熱圧定着される。定着ニップ部Nを通った記録材Pは定着ベルト4の外周面から定着ベルト4の表面が定着ニップ部Nの出口部分の変形によって自己分離されて定着装置外へ搬送される。定着ベルト4は、駆動装置Mによって加圧ローラ2が回転駆動されることで、画像転写部側から搬送されてくる、未定着トナー画像Tを担持した記録材Pの搬送速度とほぼ同一の周速度でシワなく従動回転する。本実施例の場合、定着ベルト4の表面回転速度が、210mm/secで回転し、フルカラーの画像を1分間にA4サイズで50枚定着することが可能である。本実施例においては、コイル7を含むコイルユニット3が、高温になる定着ベルト4の内部ではなく外部に配置されているので、コイル7の温度が高温になりにくく、安価な耐熱グレードのコイル材を使用できるといったメリットがある。また、コイル7が高温にならないので、電気抵抗も上昇せず高周波電流を流してもジュール発熱による損失を軽減するメリットもある。もちろん、コイル7を定着ベルト4の外部に配置したことで定着ベルト4の小径化(低熱容量化)にも寄与している。
e:定着装置の小型化と発熱効率の向上
定着装置100の小型化と発熱効率向上のための構成を図7により説明する。定着ベルト4の温度は長手方向において最大通紙幅Aだけは定着に必要な温度で均一でなければならない。コイル7の中心部の磁性体コア8aは定着ベルト4の発熱に関して特に重要であり、定着ベルト4の温度を最大通紙幅Aにわたり均一にするためには磁性体コア6aの長さGも最大通紙幅Aだけは必要である。本実施例では、船底状に巻回した形状のコイル7を用いているので、最大通紙幅Aの磁性体コア8aをコイル中心に配置してもコイル7の長さFは最大通紙幅Aの磁性体コア6aの長さに僅かに長いだけですむ。しかしながら、船底状のコイル7の両端部においてそのコイル形状のために、コイル7と鉄製の押圧部材5との距離が接近してしまう。そこで、鉄製の押圧部材5がコイル7によって発熱してしまわないように、本実施例では、コイル7の長さFよりも10mm(片側5mm)長い長さDを持つ磁性コア6を押圧部材5の上面に配置した。本実施例の場合、定着ベルト4の最大通紙幅Aに相当する領域は目標温度である180℃でほぼ一定にすることができる。また、磁性体コア8aの長さGは最大通紙幅Aよりも10mm(片側5mm)長く、コイル7の長さFは磁性体コア8aの長さGよりも10mm(片側5mm)長く設定している。各部材の中で最も長さが必要な磁性コア6の長さDは磁気遮蔽のためにコイル7の長さFよりも10mm(片側5mm)長くする必要があるので、D=A+30mmになる。実施例での電源装置102の効率は93%であるが、このコイル70を用いた装置の場合は90%に低下してしまった。ここでいう電源装置102の効率とは、電源装置102に入力した電力に対するコイル7に入力された電力の割合である。
図7のように、磁性コア6の長さDがコイル7の長さFよりも長く、コイル7の長さFが定着ベルト4の長さBよりも長く、磁性コア6の長さが押圧部材5の長さCよりも長く、コイル7が定着ベルト4の表面と両端部側面を巻回している構成にする。即ち、定着ベルト4の回転軸線方向におけるコイル7の端部は定着ベルト4の端部よりも外側にある。また、前記回転軸線方向における押圧部材5の端部は定着ベルト4の端部よりも外側にある。また、前記回転軸線方向における磁性コア6の端部は定着ベルト4の端部よりも外側にある。この構成よって、長手方向長さが短くて小型で、押圧部材5の発熱を抑止した、発熱効率の高い定着装置(像加熱装置)を提供することも可能になった。また、図7において、前記回転軸線方向における磁性コア6の端部はコイル7の端部よりも外側に位置する。また、前記回転軸線方向における磁性コア6の端部は押圧部材5の端部よりも外側に位置する。なお、本実施例では、コイルの端部を圧縮する構成であったが、本実施例の長さ関係を満たす構成であれば、コイルの端部を圧縮しなくとも同様の効果を得ることができる。
[実施例2]
本実施例2は上述した実施例1の定着装置100において、図8の(b)に示したように、コイル7の中心に配置した磁性体コア8aと磁性コア6を長手方向に複数個に分割した形態のものにしてある。即ち、磁束抑制手段は複数の磁性コアであり、前記複数の磁性コアは定着ベルト4の内部の領域において所定の間隔を有して配置される。その他の装置構成は、実施例1と同様である。磁性体コアは通常粉体を焼き固めて製造するためにソリ等が発生しやすく寸法精度が低い部品である。そこで、長手方向に一部品でコア部材を配置するのではなく、分割して配置すれば、ソリ等の部品精度が緩和できる低コストなコアを採用可能となる。ただし、コアを分割した時に、電源装置102の効率低下や、押圧部材5の発熱は好ましくない。それらを防止するために、本実施例では、分割した磁性体コア8aの隙間部αと、分割した磁性コア6の隙間部βとが、長手方向位置で一致しないように配置した。また、各コア間の隙間部はコアの厚み以下にするのが好ましい。本実施例では各コアの厚みは3mmであるので各隙間は2.5mmに設定した。このように各コアを配置すれば電源装置102の効率は92%を達成でき、各コアを分割しない実施例1の93%とほぼ同等となり、低コストなコア部材を採用できる。
本発明の像加熱装置は実施例の画像加熱定着装置としてばかりではなく、その他、例えば、画像を担持した記録材を加熱して光沢等の表面性を改質する像加熱装置、仮定着する像加熱装置等としても使用できる。また、インクジェット方式の画像形成装置において、インクジェット方式で画像形成された記録材を乾燥させる像加熱装置としても使用できる。
以上本発明の実施例について説明したが、本発明は上記実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の技術思想内であらゆる変形が可能である。
100・・像加熱装置(定着装置)、2・・加圧部材(加圧ローラ)、3・・励磁ユニット、4・・加熱部材(定着ベルト)、4a・・導電層、5・・押圧部材、6・・磁気遮蔽手段(磁気遮蔽コア)、7・・加熱手段(誘導加熱コイル)、8・・磁性体コア、N・・圧接部(定着ニップ部)、P・・記録材、T・・画像(未定着トナー画像)

Claims (8)

  1. 導電層を有し、熱により記録材を加熱する回転可能な像加熱部材と、前記像加熱部材の外部に配置され、導電層に熱を生じさせるための磁束を生じさせるコイルと、前記像加熱部材の外面と接触し、記録材を挟持搬送するニップ部を形成する加圧部材と、前記像加熱部材を介して前記加圧部材を加圧するための金属部材と、前記像加熱部材の内側であって前記コイルと前記金属部材の間に配置され、前記コイルからの磁束が前記金属部材に向かうことを抑制する磁束抑制手段と、を有する像加熱装置において、前記像加熱部材の回転軸線方向における前記コイルの端部は前記像加熱部材の端部よりも外側にあり、前記回転軸線方向における前記金属部材の端部は前記像加熱部材の端部よりも外側にあり、前記回転軸線方向における前記磁束抑制手段の端部は前記像加熱部材の端部よりも外側にあることを特徴とする像加熱装置。
  2. 前記回転軸線方向における前記金属部材の端部は前記コイルの端部よりも外側に位置することを特徴とする請求項1に記載の像加熱装置。
  3. 前記回転軸線方向における前記磁束抑制手段の端部は前記金属部材の端部よりも外側に位置することを特徴とする請求項1又は2に記載の像加熱装置。
  4. 前記像加熱部材はベルト部材であるであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の像加熱装置。
  5. 前記像加熱部材はベルト部材であって、前記ベルト部材は前記加圧部材から回転するための駆動力が伝達されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の像加熱装置。
  6. 前記磁束抑制手段は磁性コアであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の像加熱装置。
  7. 前記記録材が搬送される搬送方向における前記磁束抑制手段の幅は、前記搬送方向における金属部材の幅よりも大きいことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の像加熱装置。
  8. 前記磁束抑制手段は複数の磁性コアであり、前記複数の磁性コアは前記像加熱部材の内部の領域において所定の間隔を有して配置されることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の像加熱装置。
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