JP5288823B2 - 光電変換装置、及び光電変換装置の製造方法 - Google Patents

光電変換装置、及び光電変換装置の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、光電変換装置、及び光電変換装置の製造方法に関する。
近年、光電変換装置としてMOSトランジスタを用いたMOS型光電変換装置が盛んに開発されている。そのような光電変換装置において多画素化にともなう画素寸法の縮小化が進んでいる。画素寸法の縮小化が進むと、各画素における光電変換部(例えば、フォトダイオード)の受光面の面積も小さくなるので、光電変換部の感度が低下する可能性がある。
それに対して、図13に示すように、特許文献1に示す技術では、有効領域のパッシベーション膜505の上に平坦化膜を介さずに層内レンズ502を配している。これにより、パッシベーション膜505の上に平坦化膜を介して層内レンズを配する場合(特許文献1の図16参照)に比べて、層内レンズと光電変換部との距離を近くできる。
特開2007-13061号公報
特許文献1に示す技術では、有効領域における層内レンズと光電変換部との距離が多層配線構造506の厚さに制約される。
ここで、多層配線構造506の厚さを変えずに、画素寸法を半導体基板の表面に沿った方向に縮小化した場合を考える。この場合、画素寸法を縮小化することに伴って層内レンズの直径も縮小化されると、図14に示すように、入射角度が大きな光を層内レンズへ取り込みにくくなる。これにより、マイクロレンズへ入射した光が層内レンズを経て光電変換部(例えば、フォトダイオード)へ集光される効率(光電変換部の集光効率)が低下する。この結果、有効領域の光電変換部の感度が低下する可能性がある。
例えば、図14に示すように、多層配線構造506の厚さを変えずに画素寸法(層内レンズの直径)を縮小化した場合を考える。画素寸法を縮小化する前の層内レンズの直径をa、層内レンズと光電変換部との距離をbとする。画素寸法を縮小化した後の層内レンズの直径をa’、層内レンズと光電変換部との距離をbとする。この場合、
a/b>a’/b・・・数式1
となり、画素寸法を縮小化した後における光電変換部504から層内レンズ502を見込む角度βは、画素寸法を縮小化する前における光電変換部504aから層内レンズ502aを見込む角度αより小さくなる。すなわち、画素寸法を縮小化することにより、入射角度が大きな光を層内レンズへ取り込みにくくなる。
一方、多層配線構造506を半導体基板の表面に垂直な方向に縮小化することによりその厚さを薄くしながら、画素寸法を半導体基板の表面に沿った方向に縮小化した場合を考える。
例えば、画素寸法を縮小化する前の層内レンズの直径をa、層内レンズと光電変換部との距離をbとする。画素寸法を縮小化した後の層内レンズの直径をa’、層内レンズと光電変換部との距離をb’とする。この場合、
a/b=a’/b’・・・数式2
となり、画素寸法を縮小化した後における光電変換部504から層内レンズ502を見込む角度を、画素寸法を縮小化する前における光電変換部504aから層内レンズ502aを見込む角度αに等しくできる。すなわち、画素寸法を縮小化しても、入射角度が大きな光を層内レンズへ取り込みやすく保てる。
しかし、多層配線構造506を半導体基板の表面に垂直な方向に縮小化することに伴って、その垂直な方向に隣接する配線層500と配線層503との距離が近くなるので、配線層500,503間のカップリング容量(配線間容量)が増大する。これにより、配線層500,503が信号を伝達する際の速度が低下する。
本発明の目的は、画素寸法を縮小化した場合に、配線間容量の増大を避けながら、有効領域における光電変換部の集光効率が低下することを抑制することにある。
本発明の第1側面に係る光電変換装置は、光電変換部が遮光されていない有効領域と、光電変換部が遮光された遮光領域とを有する光電変換装置であって、前記有効領域の光電変換部と前記遮光領域の光電変換部とが配された半導体基板と、前記半導体基板の上に配された多層配線構造と、を備え、前記多層配線構造は、前記有効領域における最上配線層であり、アルミニウムを主成分とする第1配線層と、前記第1配線層を覆うように、前記有効領域および前記遮光領域に配された絶縁膜と、前記遮光領域の前記絶縁膜の上に配された前記遮光領域における最上配線層であり、アルミニウムを主成分とする第2配線層と、を含み、前記絶縁膜は、前記有効領域の光電変換部の上方に位置する第1部分と、前記有効領域の前記第1配線層の上方に位置する第2部分と、前記遮光領域に位置する第3部分とを含み、前記第1部分は、前記半導体基板の表面から離れる方向へ凸形状であり、層内レンズの少なくとも一部として機能し、前記絶縁膜は、前記第2部分の上面が前記第1部分の上面より前記半導体基板の前記表面に近く、前記第1部分の上面が前記第3部分の上面より前記半導体基板の前記表面に近いことを特徴とする。
本発明の第2側面に係る撮像システムは、上記の光電変換装置と、前記光電変換装置の撮像面へ像を形成する光学系と、前記光電変換装置から出力された信号を処理して画像データを生成する信号処理部とを備えたことを特徴とする。
本発明の第3側面に係る光電変換装置の製造方法は、有効領域と遮光領域とを有する光電変換装置の製造方法であって、半導体基板に、前記有効領域の光電変換部と前記遮光領域の光電変換部とを形成する第1の工程と、前記半導体基板の上に多層配線構造を形成する第2の工程と、を含み、前記第2の工程は、第1の金属層を形成する工程と、フォトリソグラフィー法を用いて前記第1の金属層をパターニングすることにより、前記有効領域における最上配線層とすべき第1配線層を形成する工程と、前記第1配線層を覆うように、前記有効領域および前記遮光領域に絶縁膜を形成する工程と、前記絶縁膜の上に第2の金属層を形成する工程と、フォトリソグラフィー法を用いて前記第2の金属層をパターニングすることにより、前記遮光領域における最上配線層とすべき第2配線層を形成する工程と、前記第2配線層を形成する工程の後に、前記有効領域における前記絶縁膜の上面をエッチングするエッチング工程と、を含み、前記エッチング工程では、前記絶縁膜が、前記有効領域の光電変換部の上方に位置し前記半導体基板の表面から離れる方向に凸形状を有することにより前記層内レンズの少なくとも一部として機能する第1部分と、前記有効領域の前記第1配線層の上方に位置する第2部分と、前記遮光領域に位置する第3部分とを含む構造となるように前記絶縁膜の上面をエッチングし、前記構造において、前記第2部分の上面が前記第1部分の上面より前記半導体基板の前記表面に近く、前記第1部分の上面が前記第3部分の上面より前記半導体基板の前記表面に近いことを特徴とする。
本発明によれば、画素寸法を縮小化した場合に、配線間容量の増大を避けながら、有効領域における光電変換部の集光効率が低下することを抑制することができる。
図面を参照して、本発明の望ましい実施形態を詳細に説明する。
本発明の第1実施形態に係る光電変換装置100を、図1を用いて説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る光電変換装置100の構造断面図である。なお、本実施形態の説明及び各図において、説明を簡単にするために半導体基板に形成された各半導体領域などの詳細な構成の説明は省略する。
光電変換装置100は、半導体基板101、多層配線構造120、カラーフィルター層141、及びマイクロレンズ144を備える。光電変換装置100は、有効領域ERと遮光領域SRとを有する。有効領域ERは、光電変換部が遮光されていない領域である。遮光領域SRは、光電変換部が遮光された領域や駆動回路等を含む領域である。
半導体基板101には、有効領域ERの光電変換部102Eと、遮光領域SRの光電変換部102Sとが配されている。光電変換部102E,102Sは、例えば、フォトダイオードである。
多層配線構造120は、半導体基板101の上に配されている。多層配線構造120は、層間絶縁膜103、層間絶縁膜(他の絶縁膜)105、層間絶縁膜(絶縁膜)107、配線層(第3配線層)104、配線層(第1配線層)106、配線層(第2配線層)108、及び保護膜109を含む。
層間絶縁膜103は、半導体基板101の上に配されている。層間絶縁膜103は、例えば、シリコン酸化物で形成されている。
配線層104は、配線層106の下方における層間絶縁膜103の上に配されている。配線層104は、アルミニウムを主成分としており、例えば、Al−Si系の金属間化合物、Al−Cu系の金属間化合物、又は、Al−Si−Cu系の金属間化合物で形成されている。
層間絶縁膜105は、配線層104を覆うように、有効領域ER及び遮光領域SRに配されている。層間絶縁膜105は、例えば、シリコン酸化物で形成されている。
配線層106は、層間絶縁膜105の上に配されている。配線層106は、有効領域ERの最上配線層である。配線層106は、アルミニウムを主成分としており、例えば、Al−Si系の金属間化合物、Al−Cu系の金属間化合物、又は、Al−Si−Cu系の金属間化合物で形成されている。
層間絶縁膜107は、配線層106を覆うように、有効領域ER及び遮光領域SRに配されている。層間絶縁膜107は、例えば、シリコン窒化物で形成されている。
ここで、層間絶縁膜107は、有効領域ERの光電変換部102Eの上方に位置する部分107bが半導体基板の表面から離れる方向へ凸形状である。これにより、層間絶縁膜107は、有効領域ERの光電変換部102Eの上方に位置する部分107bが層内レンズ110を構成する。また、層間絶縁膜107は、有効領域ERにおける上面107aが遮光領域SRにおける第2配線層108の下面108aより半導体基板101の表面101aに近い。これにより、特許文献1に示された技術に比較して、層内レンズ110と光電変換部102Eとの距離が近くなっている。
配線層108は、層間絶縁膜107の上に配されている。配線層108は、遮光領域SRの最上配線層である。配線層108は、アルミニウムを主成分としており、例えば、Al−Si系の金属間化合物、Al−Cu系の金属間化合物、又は、Al−Si−Cu系の金属間化合物で形成されている。配線層108は、遮光領域SRの光電変換部102Sを遮光している。配線層108は、その上面の一部108bが露出しており電極パッド111として機能している。
保護膜109は、配線層108を覆うように、遮光領域SRに配されている。保護膜109は、有効領域ERに配されていない。有効領域ERでは、層間絶縁膜107が配線層106を保護する役目を担っている。保護膜109は、例えば、シリコン窒化物で形成されている。保護膜109は、電極パッド111の上になっていた部分が開口されている。
カラーフィルター層141は、多層配線構造120の上に配されている。カラーフィルター層141は、下部平坦化層142、着色層(カラーフィルター)140、及び上部平坦化層143を含む。
下部平坦化層142は、有効領域ERにおける層間絶縁膜107の上に配されている。下部平坦化層142は、着色層140が配される面142aが平坦化された層である。下部平坦化層142は、例えば、アクリル樹脂やエポキシ樹脂などで形成されている。
着色層140は、層内レンズ110の上方であって、下部平坦化層142の上に配されている。着色層140は、顔料や染料を含み、所定の波長に分光透過率のピークを有するように形成されている。
上部平坦化層143は、保護膜109、下部平坦化層142、及び着色層140を覆うように、遮光領域SR及び有効領域ERに配されている。上部平坦化層143は、マイクロレンズ144が配される面143aが平坦化された層である。上部平坦化層143は、電極パッド111の上になっていた部分が開口されている。
マイクロレンズ144は、光電変換部102E、層内レンズ110、及び着色層140の上方に配されている。
このように、本実施形態によれば、有効領域ERの最上配線層106上に配された層間絶縁膜107における光電変換部102Eの上方に位置する部分107bが層内レンズ110として機能するように構成されている。これにより、層内レンズの直径をaからa’へ縮小した場合(図14参照)に、配線層間の距離を近くすることなく、上記の数式2を満たすように画素寸法を縮小化することができる。
例えば、図2に示したように、配線層500,503間の距離を変えずに、上記の数式2を満たすように画素寸法を縮小化することができる。すなわち、本実施形態(図2のa参照)における光電変換部504から層内レンズ502を見込む角度をαとする。数式1を満たすように従来の構成のまま画素寸法を縮小化した場合(図2のb参照)における光電変換部504から層内レンズ502を見込む角度をβとする。このとき、角度αは角度βより大きくなる。層内レンズ110と光電変換部102Eとを相対的に低い位置すなわち光電変換部102Eに接近した位置に配することが可能となったので、より広い範囲の入射角で入射する光を光電変換部102Eに取り込める。これにより、マイクロレンズ144へ入射した光が光電変換部102Eへ集光される効率が低下することを抑制できる。すなわち、画素寸法を縮小化した場合に、配線間容量の増大を避けながら、有効領域ERにおける光電変換部102Eの集光効率が低下することを抑制することができる。この結果、光電変換部102Eの感度が低下することを抑制できる。
次に、本発明の第1実施形態に係る光電変換装置100の製造方法を、図3〜図8を用いて説明する。図3〜図7は、本発明の第1実施形態に係る光電変換装置100の製造方法を示す工程断面図である。図3及び図4は配線のパターニングについて、図7はレンズ形状を形成する工程について詳細に説明した工程断面図である。
図3のaに示す工程(第1の工程)では、半導体基板101に、有効領域ERの光電変換部102Eと遮光領域SRの光電変換部102Sとをそれぞれ形成する。また、半導体基板101に、素子分離部(図示せず)や他の半導体領域(図示せず)を形成する。
そして、半導体基板11の上にトランジスタ(図示せず)のゲート電極となるポリシリコンを形成する。
その後(第2の工程)、半導体基板101の上に多層配線構造120を形成する。具体的には、次のような工程が行われる。
半導体基板101の上に、CVD法(Chemical Vapor Deposition化学蒸着堆積法)により、シリコン酸化膜を堆積する。堆積したシリコン酸化膜の上面をCMP法(Chemical Mechanical Polishing化学的機械的研磨法)で平坦化することにより、層間絶縁膜103を形成する。
次に、層間絶縁膜103の上に、アルミニウムを主成分とする金属層104iを形成する。金属層104iは、例えば、Al−Si系の金属間化合物、Al−Cu系の金属間化合物、又は、Al−Si−Cu系の金属間化合物で形成する。
図3のbに示す工程では、金属層104iの上に、配線層104のパターンに対応したレジストR1のパターンを形成する。
図3のcに示す工程では、レジストR1のパターンをマスクとして金属層104iをエッチングすることにより、配線層104を形成する。すなわち、フォトリソグラフィー法を用いて金属層104iをパターニングすることにより、配線層104を形成する。なお、配線層104が形成された後、レジストR1は除去される。
図3のdに示す工程では、配線層104を覆うように、シリコン酸化膜をCVD法により堆積する。堆積したシリコン酸化膜の上面をCMP法で平坦化することにより、有効領域ER及び遮光領域SRに層間絶縁膜105を形成する。
なお、層間絶縁膜105を形成する際に用いるCVD法として、配線層104のパターン密度に応じて、適宜、HDP(高密度プラズマ)−CVD法を選択すれば、埋め込み特性が向上し、配線間のボイド(空隙)発生を防止することが可能である。
図4のeに示す工程では、層間絶縁膜105の上に、アルミニウムを主成分とする金属層(第1の金属層)106iを形成する。金属層106iは、例えば、Al−Si系の金属間化合物、Al−Cu系の金属間化合物、又は、Al−Si−Cu系の金属間化合物で形成する。
図4のfに示す工程では、金属層104iの上に、配線層106のパターンに対応したレジストR2のパターンを形成する。
図4のgに示す工程では、レジストR2のパターンをマスクとして金属層106iをエッチングすることにより、配線層106を形成する。すなわち、フォトリソグラフィー法を用いて金属層106iをパターニングすることにより、有効領域ERの最上配線層とすべき配線層106を形成する。なお、配線層106が形成された後、レジストR2は除去される。
図4のhに示す工程では、配線層106を覆うように、シリコン窒化膜をCVD法により堆積する。堆積したシリコン窒化膜の上面をCMP法で平坦化することにより、有効領域ER及び遮光領域SRに層間絶縁膜107を形成する。
なお、層間絶縁膜107を形成する際に用いるCVD法として、配線層106のパターン密度に応じて、適宜、HDP(高密度プラズマ)−CVD法を選択すれば、埋め込み特性が向上し、配線間のボイド(空隙)発生を防止することが可能である。
図5に示す工程では、層間絶縁膜107の上に、アルミニウムを主成分とする金属層(第2の金属層、図示せず)を形成する。金属層は、例えば、Al−Si系の金属間化合物、Al−Cu系の金属間化合物、又は、Al−Si−Cu系の金属間化合物で形成する。
そして、金属層の上に、配線層108のパターンに対応したレジスト(図示せず)のパターンを形成する。
次に、レジストのパターンをマスクとして金属層をドライエッチング法でエッチングすることにより、配線層108を形成する。すなわち、フォトリソグラフィー法を用いて金属層をパターニングすることにより、遮光領域SRの最上配線層とすべき配線層108を形成する。なお、配線層108が形成された後、レジストは除去される。
図6に示す工程では、配線層108及び層間絶縁膜107を覆うように、有効領域ER及び遮光領域SRに保護膜109を形成する。保護膜109は、シリコン窒化膜で形成する。
図7のaに示す工程では、保護膜109の上に、電極パッド111及び層内レンズ110に対応したレジストR3のパターンを形成する。すなわち、遮光領域SRに開口パターンR32を有し、有効領域ERに円形状に孤立したパターンR31を有するレジストR3のパターンを形成する。このとき、開口パターンR32と孤立したパターンR31とを同一のマスクで形成すると、工程簡略化を実現することができる。
図7のbに示す工程では、レジストR3をその融点付近まで加熱するリフロー技術を行うことにより、孤立したパターンR31の上面を、凸型のレンズ形状に対応した曲面に変化させる。このとき、パッド開口パターン等、パターン専有面積が画素サイズよりも十分大きいパターンがある場合、そのパターンはパターンエッジが鈍る程度に変形する。
図7のcに示す工程(エッチング工程)では、レジストR3が完全になくなるまで、かつ、有効領域ERにおける保護膜109がなくなるまで、全面的にドライエッチング法で保護膜109及び層間絶縁膜107をエッチングする。これにより、レジストR3のパターン(R32、R31)を保護膜109及び層間絶縁膜107へ転写する。ここで、配線層108の側面に保護膜109が一部残っていても良い。
有効領域ERの光電変換部102Eの上方に位置する部分107bが半導体基板の表面から離れる方向へ凸形状になるように、有効領域ERにおける層間絶縁膜107の上面をエッチングする。すなわち、有効領域ERの光電変換部102Eの上方に位置する部分107bが層内レンズ110として機能するように、有効領域ERにおける層間絶縁膜107の上面をエッチングする。また、有効領域ERにおける上面が遮光領域SRにおける上面より半導体基板101の表面101aに近くなるように、有効領域ERにおける層間絶縁膜107の上面をエッチングする。
それとともに、配線層108の一部108bを露出させるための開口111aを形成するように、遮光領域SRにおける保護膜109の一部をエッチングする。
これにより、電極パッド111と層内レンズ110とが同一工程で形成される(図7のd参照)。
図8の示す工程では、多層配線構造120の上にカラーフィルター層141を形成する。具体的には、次のような工程が行われる。
有効領域ERにおける層間絶縁膜107の上に下部平坦化層142を形成する。下部平坦化層142は、例えば、アクリル樹脂やエポキシ樹脂などで形成する。ここで、下部平坦化層142は、着色層140が均一に形成できるよう多層配線構造120上の段差や、層内レンズ110を形成した際に生ずる段差を緩和するために必要に応じて適宜形成することが可能である。
有効領域ERにおける下部平坦化層142の上であって層内レンズ110の上方に着色層140を形成する。着色層140は、顔料や染料を含むように形成する。
保護膜109、下部平坦化層142、及び着色層140を覆うように、遮光領域SR及び有効領域ERに上部平坦化層143を形成する。ここで、上部平坦化層143は、マイクロレンズ144が均一に形成できるよう、着色層140を形成した際に生じる段差を緩和するために必要に応じて適宜形成することが可能である。そして、上部平坦化層143における電極パッド111に対応した部分に開口143bを形成する。
次に、カラーフィルター層141の上にマイクロレンズ144を形成する。マイクロレンズ144は、例えば、レジストで形成する。
以上のように、本実施形態によれば、有効領域ERの最上配線層106上に配された層間絶縁膜107における光電変換部102Eの上方に位置する部分107bが層内レンズ110として機能するように光電変換装置を構成する。これにより、配線層間の距離を小さくすることなく、広い範囲の入射角で入射する光を光電変換部102Eに取り込めるので、マイクロレンズ144へ入射した光が光電変換部102Eへ集光される効率が低下することを抑制できる。すなわち、画素寸法を縮小化した場合に、配線間容量の増大を避けながら、有効領域の光電変換部の集光効率の低下を抑制することができる。
なお、本実施形態では、有効領域ERの配線層数を2、遮光領域SRの配線層数を3としたが、この限りではない。本実施形態は、有効領域ERの配線層数が遮光領域SRの配線層数より1層少ないすべての光電変換装置において有効な構成である。
また、図7のcに示す工程では、有効領域ERにおける保護膜109が一部残るように、保護膜109をエッチングしても良い。すなわち、フォトリソグラフィー法を用いて、有効領域ERの光電変換部102Eの上方に位置する部分が層内レンズ110として機能するように、有効領域ERにおける保護膜109及び層間絶縁膜107の上面をエッチングする。これにより、保護膜109は、層間絶縁膜107における有効領域ERの光電変換部102Eの上方に位置する部分107bを覆うように、有効領域ERに配されるとともに、配線層108を覆うように遮光領域SRに配される。この場合、層間絶縁膜107は、有効領域ERの光電変換部102Eの上方に位置する部分が層内レンズの一部として機能する。保護膜109は、有効領域ERの光電変換部102Eの上方に位置する部分が、半導体基板の表面から離れる方向へ凸形状であり、層内レンズ110の他の一部として機能する。
また、図8に示す工程では、下部平坦化層142が遮光領域SRを覆っていてもよい。このような構成によっても、本実施形態の効果を得ることは可能である。
次に、本発明の光電変換装置を適用した撮像システムの一例を図9に示す。
撮像システム90は、図9に示すように、主として、光学系、撮像装置86及び信号処理部を備える。光学系は、主として、シャッター91、撮影レンズ92及び絞り93を備える。撮像装置86は、光電変換装置100を含む。信号処理部は、主として、撮像信号処理回路95、A/D変換器96、画像信号処理部97、メモリ部87、外部I/F部89、タイミング発生部98、全体制御・演算部99、記録媒体88及び記録媒体制御I/F部94を備える。なお、信号処理部は、記録媒体88を備えなくても良い。
シャッター91は、光路上において撮影レンズ92の手前に設けられ、露出を制御する。
撮影レンズ92は、入射した光を屈折させて、撮像装置86の光電変換装置100の撮像面に被写体の像を形成する。
絞り93は、光路上において撮影レンズ92と光電変換装置100との間に設けられ、撮影レンズ92を通過後に光電変換装置100へ導かれる光の量を調節する。
撮像装置86の光電変換装置100は、光電変換装置100の撮像面に形成された被写体の像を画像信号に変換する。撮像装置86は、その画像信号を光電変換装置100から読み出して出力する。
撮像信号処理回路95は、撮像装置86に接続されており、撮像装置86から出力された画像信号を処理する。
A/D変換器96は、撮像信号処理回路95に接続されており、撮像信号処理回路95から出力された処理後の画像信号(アナログ信号)をデジタル信号へ変換する。
画像信号処理部97は、A/D変換器96に接続されており、A/D変換器96から出力された画像信号(デジタル信号)に各種の補正等の演算処理を行い、画像データを生成する。この画像データは、メモリ部87、外部I/F部89、全体制御・演算部99及び記録媒体制御I/F部94などへ供給される。
メモリ部87は、画像信号処理部97に接続されており、画像信号処理部97から出力された画像データを記憶する。
外部I/F部89は、画像信号処理部97に接続されている。これにより、画像信号処理部97から出力された画像データを、外部I/F部89を介して外部の機器(パソコン等)へ転送する。
タイミング発生部98は、撮像装置86、撮像信号処理回路95、A/D変換器96及び画像信号処理部97に接続されている。これにより、撮像装置86、撮像信号処理回路95、A/D変換器96及び画像信号処理部97へタイミング信号を供給する。そして、撮像装置86、撮像信号処理回路95、A/D変換器96及び画像信号処理部97がタイミング信号に同期して動作する。
全体制御・演算部99は、タイミング発生部98、画像信号処理部97及び記録媒体制御I/F部94に接続されており、タイミング発生部98、画像信号処理部97及び記録媒体制御I/F部94を全体的に制御する。
記録媒体88は、記録媒体制御I/F部94に取り外し可能に接続されている。これにより、画像信号処理部97から出力された画像データを、記録媒体制御I/F部94を介して記録媒体88へ記録する。
以上の構成により、光電変換装置100において良好な画像信号が得られれば、良好な画像(画像データ)を得ることができる。
次に、第2実施形態に係る光電変換装置200を、図10を用いて説明する。図10は本発明の第2実施形態に係る光電変換装置の構造断面図である。以下では、第1実施形態と異なる部分を中心に説明し、同様の部分については説明を省略する。
光電変換装置200は、多層配線構造220を備える。多層配線構造220は、反射防止膜231及び反射防止膜(他の反射防止膜)230を含む。
反射防止膜231は、下部平坦化層142と層内レンズ110(層間絶縁膜107)との界面における光の反射を防止するように配されている。ここで、下部平坦化層142は、例えば、アクリル樹脂やエポキシ樹脂などで形成されている。層内レンズ110(層間絶縁膜107)は、例えば、シリコン窒化物で形成されている。反射防止膜231は、下部平坦化層142の屈折率と層内レンズ110の屈折率との間の屈折率を有する物質、例えば、シリコン酸窒化物で形成されている。反射防止膜231は、着色層140を透過した光の波長をλ、層間絶縁膜107の屈折率をn2、下部平坦化層142の屈折率をn3とする場合、膜厚がλ/4√(n2×n3)、かつ、屈折率が√(n2×n3)になるように形成されている。この場合、反射防止膜231は、下部平坦化層142と層内レンズ110(層間絶縁膜107)との界面における光の反射を効果的に防止することができる。なお、λは、光電変換部の設計やカラーフィルターによって規定され、例えば、450〜650nmの範囲内の値である。
反射防止膜230は、層間絶縁膜107と層間絶縁膜105との界面における光の反射を防止するように配されている。ここで、層間絶縁膜107は、例えば、シリコン窒化物で形成されている。層間絶縁膜105は、例えば、シリコン酸化物で形成されている。反射防止膜230は、層間絶縁膜107の屈折率と層間絶縁膜105の屈折率との間の屈折率を有する物質、例えば、シリコン酸窒化物で形成されている。反射防止膜230は、着色層140を透過した光の波長をλ、層間絶縁膜107の屈折率をn2、層間絶縁膜105の屈折率をn1とする場合、膜厚がλ/4√(n1×n2)、かつ、屈折率が√(n1×n2)になるように形成されている。この場合、反射防止膜230は、層間絶縁膜107と層間絶縁膜105との界面における光の反射を効果的に防止することができる。なお、λは、例えば、450〜650nmの範囲内の値である。
また、第2実施形態に係る光電変換装置200の製造方法が、図11及び図12に示すように、次の点で第1実施形態と異なる。図11及び図12は、本発明の第2実施形態に係る光電変換装置200の製造方法を示す工程断面図である。
図4のhに示す工程の代わりに、図11に示す工程が行われる。図11に示す工程では、配線層106及び層間絶縁膜105を覆うように、反射防止膜230を形成する。反射防止膜230は、例えば、シリコン酸窒化物で形成する。
そして、反射防止膜230を覆うように、シリコン窒化膜をCVD法により堆積する。堆積したシリコン窒化膜の上面をCMP法で平坦化することにより、有効領域ER及び遮光領域SRに層間絶縁膜107を形成する。
図7のc及び図7のdに示す工程の後、図8に示す工程が行われる前に、図12に示す工程が行われる。図12に示す工程では、保護膜109及び層間絶縁膜107を覆うように、反射防止膜231を形成する。反射防止膜231は、例えば、シリコン酸窒化物で形成する。
以上のように、本実施形態によれば、下部平坦化層142と層内レンズ110との界面における光の反射を防止するとともに、層間絶縁膜107と層間絶縁膜105との界面における光の反射を防止するように光電変換装置を構成する。これにより、マイクロレンズ144へ入射した光がそれらの界面で反射されずに光電変換部102Eへ集光される効率を向上できる。
なお、反射防止膜は、光電変換部102Eからの出力信号に応じた画像で色ムラや輝度ムラを低減するために効果があるが、製品に求められる要求仕様を満たしているのであれば、適宜、反射防止膜231,230のいずれかを省略することが可能である。例えば、反射防止膜230のみが必要であれば、層間絶縁膜107を形成した後、図12に示す工程を省略することが可能である。
第1実施形態に係る光電変換装置100の構造断面図。 第1実施形態による光電変換装置100の特徴を示す図。 第1実施形態に係る光電変換装置100の製造方法を示す工程断面図。 第1実施形態に係る光電変換装置100の製造方法を示す工程断面図。 第1実施形態に係る光電変換装置100の製造方法を示す工程断面図。 第1実施形態に係る光電変換装置100の製造方法を示す工程断面図。 第1実施形態に係る光電変換装置100の製造方法を示す工程断面図。 第1実施形態に係る光電変換装置100の製造方法を示す工程断面図。 第1実施形態に係る光電変換装置を適用した撮像システムの構成図。 第2実施形態に係る光電変換装置200の構造断面図。 第2実施形態に係る光電変換装置200の製造方法を示す工程断面図。 第2実施形態に係る光電変換装置200の製造方法を示す工程断面図。 従来のMOS型光電変換装置の模式的断面図。 本発明の課題を説明するための図。
符号の説明
90 撮像システム
100,200 光電変換装置

Claims (12)

  1. 光電変換部が遮光されていない有効領域と、光電変換部が遮光された遮光領域とを有する光電変換装置であって、
    前記有効領域の光電変換部と前記遮光領域の光電変換部とが配された半導体基板と、
    前記半導体基板の上に配された多層配線構造と、を備え、
    前記多層配線構造は、
    前記有効領域における最上配線層であり、アルミニウムを主成分とする第1配線層と、
    前記第1配線層を覆うように、前記有効領域および前記遮光領域に配された絶縁膜と、
    前記遮光領域の前記絶縁膜の上に配された前記遮光領域における最上配線層であり、アルミニウムを主成分とする第2配線層と、を含み、
    前記絶縁膜は、前記有効領域の光電変換部の上方に位置する第1部分と、前記有効領域の前記第1配線層の上方に位置する第2部分と、前記遮光領域に位置する第3部分とを含み、
    前記第1部分は、前記半導体基板の表面から離れる方向へ凸形状であり、層内レンズの少なくとも一部として機能し、
    前記絶縁膜は、前記第2部分の上面が前記第1部分の上面より前記半導体基板の前記表面に近く、前記第1部分の上面が前記第3部分の上面より前記半導体基板の前記表面に近いことを特徴とする光電変換装置。
  2. 前記多層配線構造は、
    前記第1部分を覆うように前記有効領域の一部に配されているとともに、前記第1配線層を覆うように前記遮光領域に配された保護膜をさらに含み、
    前記保護膜は、前記有効領域の光電変換部の上方に位置する部分が前記層内レンズの他の一部として機能する
    ことを特徴とする請求項1に記載の光電変換装置。
  3. 前記保護膜は、前記有効領域の光電変換部の上方に位置する部分が前記半導体基板の前記表面から離れる方向へ凸形状であることにより前記層内レンズの他の一部として機能する
    ことを特徴とする請求項に記載の光電変換装置。
  4. 前記層内レンズの上方に配されたカラーフィルターと、
    前記カラーフィルターと前記層内レンズとの間に配された平坦化層と、
    をさらに備え、
    前記多層配線構造は、前記平坦化層と前記層内レンズとの界面における光の反射を防止するように配された反射防止膜をさらに含む
    ことを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の光電変換装置。
  5. 前記層内レンズは、シリコン窒化物で形成され、
    前記反射防止膜は、シリコン酸窒化物で形成された
    ことを特徴とする請求項に記載の光電変換装置。
  6. 前記反射防止膜は、前記カラーフィルターを透過した光の波長をλ、前記絶縁膜の屈折率をn2、前記平坦化層の屈折率をn3とする場合、膜厚がλ/4√(n2×n3)、かつ、屈折率が√(n2×n3)になるように形成されている
    ことを特徴とする請求項又はに記載の光電変換装置。
  7. 前記多層配線構造は、
    前記第1配線層の下方に配され、アルミニウムを主成分とする第3配線層と、
    前記第3配線層を覆うとともに、前記第1配線層と前記第3配線層とを絶縁するように、前記有効領域および前記遮光領域に配された他の絶縁膜と、
    前記絶縁膜と前記他の絶縁膜との界面における光の反射を防止するように配された他の反射防止膜と、
    をさらに含む
    ことを特徴とする請求項からのいずれか1項に記載の光電変換装置。
  8. 前記絶縁膜は、シリコン窒化物で形成され、
    前記他の反射防止膜は、シリコン酸窒化物で形成され、
    前記他の絶縁膜は、シリコン酸化物で形成された
    ことを特徴とする請求項に記載の光電変換装置。
  9. 前記他の反射防止膜は、前記カラーフィルターを透過した光の波長をλ、前記他の絶縁膜の屈折率をn1、前記絶縁膜の屈折率をn2とする場合、膜厚がλ/4√(n1×n2)、かつ、屈折率が√(n1×n2)になるように形成されている
    ことを特徴とする請求項又はに記載の光電変換装置。
  10. 請求項1からのいずれか1項に記載の光電変換装置と、
    前記光電変換装置の撮像面へ像を形成する光学系と、
    前記光電変換装置から出力された信号を処理して画像データを生成する信号処理部と、
    を備えたことを特徴とする撮像システム。
  11. 有効領域と遮光領域とを有する光電変換装置の製造方法であって、
    半導体基板に、前記有効領域の光電変換部と前記遮光領域の光電変換部とを形成する第1の工程と、
    前記半導体基板の上に多層配線構造を形成する第2の工程と、を含み
    前記第2の工程は、
    第1の金属層を形成する工程と、
    フォトリソグラフィー法を用いて前記第1の金属層をパターニングすることにより、前記有効領域における最上配線層とすべき第1配線層を形成する工程と、
    前記第1配線層を覆うように、前記有効領域および前記遮光領域に絶縁膜を形成する工程と、
    前記絶縁膜の上に第2の金属層を形成する工程と、
    フォトリソグラフィー法を用いて前記第2の金属層をパターニングすることにより、前記遮光領域における最上配線層とすべき第2配線層を形成する工程と、
    前記第2配線層を形成する工程の後に、前記有効領域における前記絶縁膜の上面をエッチングするエッチング工程と、を含み、
    前記エッチング工程では、前記絶縁膜が、前記有効領域の光電変換部の上方に位置し前記半導体基板の表面から離れる方向に凸形状を有することにより前記層内レンズの少なくとも一部として機能する第1部分と、前記有効領域の前記第1配線層の上方に位置する第2部分と、前記遮光領域に位置する第3部分とを含む構造となるように前記絶縁膜の上面をエッチングし、
    前記構造において、前記第2部分の上面が前記第1部分の上面より前記半導体基板の前記表面に近く、前記第1部分の上面が前記第3部分の上面より前記半導体基板の前記表面に近い
    ことを特徴とする光電変換装置の製造方法。
  12. 前記第2の工程は、
    前記エッチング工程の前に、前記第1配線層及び前記絶縁膜を覆うように、前記有効領域および前記遮光領域に保護膜を形成する工程をさらに含み、
    前記エッチング工程では、
    フォトリソグラフィー法を用いて、前記第2配線層の一部を露出させるための開口を形成するように、前記遮光領域における前記保護膜をエッチングするとともに、前記第1部分が前記層内レンズとして機能するように、前記有効領域における前記保護膜および前記絶縁膜の上面をエッチングする
    ことを特徴とする請求項11に記載の光電変換装置の製造方法。
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