JP5264597B2 - 赤外線検出素子及び赤外線固体撮像装置 - Google Patents

赤外線検出素子及び赤外線固体撮像装置 Download PDF

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Description

本発明は、赤外線検出素子及び赤外線固体撮像装置に関する。
熱型赤外線撮像素子は、赤外線吸収構造体により吸収された赤外線を熱に変換し、この熱により生ずる温度変化を電気信号に変換する素子であり、冷却型と非冷却型に大別される。非冷却型赤外線固体撮像素子は、冷凍機が不要であることから小型化が可能であり、近年民生への応用を睨んだ低価格化が進んでいる。このような背景から汎用LSIと製造工程を共有化できるシリコンPNダイオードを温度センサに用いた非冷却型赤外線固体撮像装置の研究開発が活発に行われている。一方で、シリコンPN接合ダイオードの温度変化率は他の温度センサである例えば、バナジウムオキサイド等と比較すると非常に小さい。このため、シリコンPNダイオードを温度センサに用いた非冷却型赤外線固体撮像装置では、シリコンPNダイオードの雑音低減を進め、S/N比を向上させる必要がある。また、このような非冷却型赤外線撮像装置では、入射赤外線を熱に変換する赤外線吸収部とその熱を電気信号に変換する熱電変換部からなる赤外線温度センサ部を熱容量の大きな基板から分離し、熱に対する感度を向上することが必要である。このため、赤外線温度センサ部の下層にあるシリコン基板をエッチング除去し空洞化した中空構造を採用している。
従来の赤外線固体撮像装置において、温度センサ部のPN接合ダイオードは、シリコン基板上(以下、シリコン上)、若しくはシリコン基板上(以下、支持基板)に埋め込み絶縁薄膜層(以下、BOX(Burid Oxide))と単結晶シリコン層が順次形成されたSOI(silicon On Insulater)基板上に形成されており、個々のダイオードは、シリコン上或いはSOI層に形成され、縦方向にP型不純物領域とN型不純物領域がそれぞれ1層以上形成された構造となっている。また、個々のダイオードの温度変化率が小さいために、複数個直列接続することにより温度センサの感度を高めることが行われる(例えば、特許文献1の図2)。また、この特許文献1では、個々のダイオードが逆バイアスとなる箇所を結合する為のコンタクトホールを当該活性領域内部に形成し、コンタクトホールの底部に金属シリサイド膜により埋め込み電極として結合し画素の1/f雑音を抑えた、温度センサが提案されている。
特開2005−9998号公報
しかしながら、このような、赤外線温度センサにあっては、画素の小型化を行った場合、ダイオード間を接続している配線層が金属シリサイドであることから、金属シリサイド層とダイオードを形成しているシリコン基板との熱膨張係数が異なることに起因して、温度センサ部に大きな歪が生じる。金属シリサイド層に代えて金属層を用いても、金属とシリコン基板の熱膨張係数は異なるので、やはり温度センサ部に大きな歪が生じる。その結果、温度センサ部の機械的強度が低下する等、構造上の信頼性が低下する。更には、歪により発生したストレスにより、シリコン内部にストレス起因の結晶欠陥が生じ雑音源となる。従って、温度センサの1/f雑音が増大する。このように、特許文献1に示されたような従来の赤外線温度センサは、振動や衝撃に弱く、監視や車載用途の可搬型には向かない等の問題点がある。また、画素の雑音が増加しS/N比の改善も困難であるという問題がある。
そこで、本発明は、赤外線温度センサ部の機械的な歪を小さくでき、かつ低雑音の赤外線検出素子と赤外線固体撮像装置を提供することを目的とする。
以上の目的を達成するために、本発明に係る赤外線検出素子は、支持基板から分離して設けられたシリコン層に形成された第1PN接合ダイオードと第2PN接合ダイオードとを含む赤外線検出素子であって、該シリコン層は隣接するP型第1領域とN型第2領域とを有し、前記第1PN接合ダイオードは、前記P型第1領域と、該P型第1領域において前記N型第2領域から離れた位置に形成されたN型第1領域とによって構成され、前記第2PN接合ダイオードは、前記N型第2領域と、該N型第2領域において前記P型第1領域から離れた位置に形成されたP型第2領域とによって構成され、前記第1PN接合ダイオードと前記第2PN接合ダイオードは、前記シリコン層に前記P型第1領域と前記N型第2領域に跨って形成された凹部の表面に設けられた金属膜によって接続されていることを特徴とする。
以上のように構成された本発明に係る赤外線検出素子は、前記第1PN接合ダイオードと前記第2PN接合ダイオードが、前記シリコン層に前記P型第1領域と前記N型第2領域に跨って形成された凹部の表面に設けられた金属膜によって接続されているので、赤外線温度センサ部の機械的な歪を小さくでき、かつ低雑音の赤外線検出素子と赤外線固体撮像装置を提供することができる。
本発明に係る実施形態1の赤外線固体撮像装置の全体構成を示す斜視図である。 図1の赤外線検出素子100を拡大して示す斜視図である。 図2の赤外線検出素子100の一部を拡大して示す斜視図である。 図2のA−A’線についての断面を模式的に示す断面図である。 実施形態1の赤外線固体撮像装置を形成するために用いるSOI基板の断面図である。 実施形態1に係る赤外線固体撮像装置の製造過程における第1工程の断面図である。 実施形態1に係る赤外線固体撮像装置の製造過程における第2工程の断面図である。 実施形態1に係る赤外線固体撮像装置の製造過程における第3工程の断面図である。 実施形態1に係る赤外線固体撮像装置の製造過程における第4工程の断面図である。 本発明に係る実施形態2の赤外線固体撮像装置を形成するために用いるSOI基板の断面図である。 実施形態2に係る赤外線固体撮像装置の製造過程における第1工程の断面図である。 実施形態2に係る赤外線固体撮像装置の製造過程における第2工程の断面図である。 実施形態2に係る赤外線固体撮像装置の製造過程における第3工程の断面図である。 実施形態2に係る赤外線固体撮像装置の製造過程における第4工程の断面図である。 本発明に係る実施形態3の赤外線固体撮像装置の製造過程におけるある工程の断面図である。 実施形態3の赤外線固体撮像装置の製造過程における他の工程の断面図である。 本発明に係る実施形態4の赤外線検出素子100の一部を拡大して示す斜視図である。
以下、図面を参照しながら、本発明に係る実施形態について説明する。
実施形態1.
本発明に係る実施形態1の赤外線固体撮像装置303は、図1に示すように、赤外線検出素子100を複数個アレイ状に並べた赤外線検出素子アレイ301と、信号読み出し回路302を支持基板300上に形成することにより構成されている。尚、図1には、赤外線検出素子100を6個アレイ状に配列した例を示しているが、通常は、より多くの赤外線検出素子100が配列される。
また、図2は、1つの赤外線検出素子100を拡大して示す模式的な斜視図である。図2では、わかりやすく説明するために保護膜を省略して記載してある。
この図2に示すように、赤外線検出素子100は、赤外線検知部103と、赤外線検知部103を支持基板300から離して中空で保持する支持体102と、赤外線吸収傘101を有しており、支持体102の一端がアンカー部108により支持基板300に固定される。本実施形態1において、赤外線検知部103は、4つのPN接合ダイオード105が直列に接続された検出回路からなり、その検出回路は支持体102に形成された配線導体によって隣接する赤外線検知部103の検出回路又は信号読み出し回路に接続される。尚、赤外線検知部103には、赤外線吸収傘101が接続されており、赤外線が照射された赤外線吸収傘101の温度変化が赤外線検知部103に伝達される(図3Bには示しているが、他の図面では省略している。)。ここで、図3Bは、図2のA’−A線についての断面図である。
本実施形態1において、赤外線検知部103は、単結晶シリコン層402に複数のPN接合ダイオードを形成することにより構成されている。図2等には、4つのPN接合ダイオード105を用いて赤外線検知部103を構成した例で示している。さらに図3Aには、その一部(2つのPN接合ダイオード105の部分)を拡大して示している。
ここで特に、本実施形態1の赤外線固体撮像装置303では、図3Aに示す隣接する2つのPN接合ダイオード105間の接続部分に特徴がある。すなわち、一方の第1PN接合ダイオード105aのP型低濃度不純物層406(P型第1領域)と、他方の第2PN接合ダイオード105bのN型低濃度不純物層405(N型第2領域)とに跨って単結晶シリコン層402(シリコン層)に形成された共通コンタクトホール410(凹部)の表面に設けられたメタル配線層412aによって接続されている。これにより、赤外線検出素子100に生じる機械的な歪を小さくでき、かつ低雑音化を可能にしている。
より詳細に説明すると、図3A及び図3Bに示すように、本実施形態1において、赤外線検知部103の第1PN接合ダイオード105aは、P型低濃度不純物層406(P型第1領域)と、該P型低濃度不純物層406において、N型低濃度不純物層405から離れた位置に形成されたN型高濃度不純物層408(N型第1領域)とによって構成されている。
また、第2PN接合ダイオード105bは、N型低濃度不純物層405と、該N型低濃度不純物層405においてP型低濃度不純物層406から離れた位置に形成されたP型高濃度不純物層407とによって構成されている。
そして、第1PN接合ダイオード105aのP型低濃度不純物層406と第2PN接合ダイオード105bのN型低濃度不純物層405とに跨って埋込酸化膜401に達しない深さで共通コンタクトホール410が単結晶シリコン層402に形成され、P型低濃度不純物層406とN型低濃度不純物層405の両方に接するように共通コンタクトホール410の表面に金属膜412aが設けられる。
本実施形態1では、さらにもう一組の第1PN接合ダイオード105aと第2PN接合ダイオード105bが形成されており、一方の組の第2PN接合ダイオード105bのP型高濃度不純物層407と他方の組の第1PN接合ダイオード105aのN型高濃度不純物層408とが金属膜412bによって接続される。
以上のようにして、本実施形態1では、それぞれ特徴的な接続構造を有する第1PN接合ダイオード105aと第2PN接合ダイオード105bとを含む組が2組形成され、合計4つのPN接合ダイオードを直列に接続することにより赤外線検出素子100を構成して感度を向上させている。尚、本実施形態1では、4つのPN接合ダイオードを直列に接続した赤外線検出素子100を例示しているが、本発明は、これに限定されるものではなく、少なくとも2つのPN接合ダイオードが接続された赤外線検出素子であればよい。
次に、図4A〜図4Eを用いて本実施形態1の赤外線固体撮像装置の製造方法を説明する。
まず、単結晶シリコンからなる支持基板300上に、埋め込みシリコン酸化膜層401、単結晶シリコン層402(SOI層)が順次積層された、いわゆるSOI基板を準備する(図4A)。
次に、図4Bに示すように、例えば、LOCOS分離法等によって、画素間分離領域403aを形成することにより、個々の赤外線検出素子100が形成される領域(検知部領域404)ごとに分離する。このとき、本実施形態1では、検知部領域404が素子内分離領域403bによって2つの領域に分割され、この2つの領域にそれぞれ、第1PN接合ダイオード105aと第2PN接合ダイオード105bの2つのPN接合ダイオードが以下のようにして形成される。
尚、図示はしていないが、信号処理回路部302となる領域も支持基板300上に形成される。
次に、各検知部領域404に、単結晶シリコン層の上方からN型またはP型の不純物原子を選択的にイオン注入装置等により所定の深さまで注入して、素子内分離領域403bによって分割された2つの領域にそれぞれN型低濃度不純物層405とP型低濃度不純物層406を形成する(図4B)。所定の深さとは、SOI層402全体の不純物濃度分布が均一となる深さを意味している。
ここで、本実施形態では、素子内分離領域403bによって2つの領域に分割され、その一方の領域に互いに接するN型低濃度不純物層405とP型低濃度不純物層406とが形成され、他方の領域にも互いに接するN型低濃度不純物層405とP型低濃度不純物層406とが形成される。
次に、図4Cに示すように、SOI層の上方よりP型の不純物原子を選択的にイオン注入して、N型低濃度不純物層405の一部にP型高濃度不純物層407を所定の深さに形成する。ここで言う所定の深さとは、無バイアス時の空乏層の広がりが埋込酸化膜401と単結晶シリコン層402の界面まで到達しないような深さを意味している。同様に、N型の不純物原子を選択的にイオン注入して、P型低濃度不純物層406の一部にN型高濃度不純物層408を所定の深さに形成する。P型高濃度不純物層407とN型高濃度不純物層408は、N型低濃度不純物層405とP型低濃度不純物層406の境界から離れた位置に形成される。N型低濃度不純物層405、P型低濃度不純物層406、P型高濃度不純物層407、N型高濃度不純物層408を所定の領域に順次形成するため、写真製版技術等を用い選択的に例えばイオン注入法により形成する。また、前記高濃度不純物層とは低濃度不純物層よりも単位体積当たり約2桁以上高濃度となるようにN型にはP型、若しくはP型にはN型の高濃度不純物層を設けることを意味している。
次に、全面に絶縁酸化膜411を堆積し、図4Dに示すように、P型高濃度不純物層407及びN型高濃度不純物層408の直上の前記絶縁酸化膜411にコンタクトホール409を形成して、P型高濃度不純物層407及びN型高濃度不純物層408の高濃度不純物層の直上を開口する。
引き続き、N型低濃度不純物層405及びP型低濃度不純物層406に跨る共通コンタクトホール410を、絶縁酸化膜411を貫通して、N型低濃度不純物層405及びP型低濃度不純物層406の低濃度不純物層の所定の深さまで、例えばDRYエッチング法を用いて形成する。ここで、所定の深さとは、一般的に雑音源とされている埋込酸化膜401と単結晶シリコン層402の界面(BOX界面)及びSOI層とその上部に堆積される絶縁酸化膜との界面からの影響が最も小さくなるような深さを意味している。尚、コンタクトホール409、410を所定の位置に順次形成するために、写真製版技術等を用い選択的に形成する。
次に、図4Eに示すように、PN接合ダイオード間、及びPN接合ダイオードと信号読出し回路間とを電気的に接続するための、メタル配線層412a、412b、412cを形成する。以下、単に、メタル配線層412と記載したときは、メタル配線層412a、412b、412cを意味する。ここで、共通コンタクトホール410の部分には、ホールを覆うようにメタル配線層412aを形成し、検知部領域404の総配線長が最も短くなるようにする。もちろん、メタル配線層412はランプアニール技術等を用いて、金属シリサイド膜として用いても構わない。そして、メタル配線層412を絶縁膜413で覆う。
次に、素子間分離領域403の所定の位置にある、単結晶シリコン層402と埋め込みシリコン酸化膜層401とを除去し、支持基板300に達する開口部414を形成して、検知部領域404をアンカー部108から分離する。尚、アンカー部108は、素子間分離領域403に設けられ、素子間を接続する配線108aが形成されている。
次いで、開口部(エッチング孔)414の底面に露出した支持基板300の表面に、保護膜102aに被覆された配線導体102bからなる支持部102を形成する。配線導体102bは、メタル配線層412cと配線108aの間を接続するように形成される。
そして、開口部414から、例えばTMAH(Tetra−Methyl−Ammonium−Hydroxide)などのエッチャントを導入して、単結晶シリコンからなる支持基板300の内部に中空部106を形成する。このようにして、保護膜102aとそれに被覆された配線導体102bとからなる支持体102によって支えられた、赤外線検知部103が中空に浮いた、赤外線検出素子100を搭載した赤外線固体撮像装置303が完成する。
以上のように構成された赤外線検出素子100を複数含む赤外線固体撮像装置303において、撮像対象となる被写体が発した赤外線が検出器アレイ301の赤外線検出素子100に入射すると、入射した赤外線の強弱に対応して赤外線検出素子100の温度が変化し、その温度変化に応じて赤外線検出素子100の電気特性が変化する。この電気特性の変化を、信号処理回路部302で、赤外線検出素子100ごとに読み取って外部に出力し、被写体の熱画像を得る。赤外線検出素子100の温度による電気特性変化が大きいほど、また赤外線検出素子100が発生する雑音が小さいほど、赤外線検出素子100の温度に対する感度は高くなる。
しかしながら、このPN接合ダイオードを複数個直列接続するためには、逆バイアス接合部を結合するメタル配線層が必要となり、従来技術の欄で説明したように、メタル配線層と単結晶シリコン層との熱膨張差によって歪が生じて雑音の発生の原因となる。
これに対して、本発明の実施形態1においては、逆バイアス接合部の結合となるPN接合ダイオード105a,105b間に、凹形状の共通コンタクトホール410を形成して、その共通コンタクトホール410の内周を覆うようにそのメタル配線層412aを形成している。これによって、メタル配線層412aと単結晶シリコン層402との熱膨張差によって生じる歪、及び歪によりかかる力の方向が分散され、赤外線検出素子100全体を湾曲させるような大きな力とはならない。その結果、赤外線検知素子100全体として見た場合、熱膨張による歪みに対する剛性が高くなり、メタル配線層412と単結晶シリコン層402との熱膨張差によって生じる歪を小さくでき、雑音の発生を抑制できる。また、本実施形態では、単結晶シリコン層402に凹部が形成されていることで、熱膨張による歪みに対してだけではなく、振動や衝撃に対する剛性が高くなり、振動や衝撃に強い赤外線固体撮像装置303を提供することが可能になる。
また、本実施形態1では、凹形状の共通コンタクトホール410を形成しているので、メタル配線層412aとPN接合ダイオードのコンタクト領域の接触面積を大きくすることが可能になる。したがって、画素を微細化した場合にも比較的広い接触面積を確保できるので、微細化に伴うコンタクト抵抗の増加を抑えることができる。
したがって、本実施形態1の赤外線固体撮像装置303では、S/Nの増加を抑えて小型化が図れる。
更には、隣接するPN接合ダイオード105a,105b間に共通コンタクトを設けており、PN接合ダイオード105a,105b間を接続するための配線の引き回しが不要となる。従って、赤外線検知素子のコンタクト接触抵抗、及びダイオード間を結合する配線抵抗を小さくできる。これにより、赤外線検知素子の負荷抵抗を小さくでき、より低雑音にできる。
また、共通コンタクトホールの底面が、埋込酸化膜層401と単結晶シリコン層402の界面及び、単結晶シリコン層402とその上に形成された酸化膜との界面の間に形成されているので、両界面から離間した位置に形成されることになる。これにより、導電キャリアが界面の影響を受けることなく単結晶シリコン層402を伝播され、その結果としてよりいっそう低雑音にできる。
実施形態2.
本発明に係る実施形態2の赤外線固体撮像装置は、N型低濃度不純物層405及びP型低濃度不純物層406の埋込酸化膜との界面近傍にそれぞれ、N型ボトム高濃度不純物層501及びP型ボトム高濃度不純物層502を形成し、共通コンタクトホール410を、N型ボトム高濃度不純物層501及びP型ボトム高濃度不純物層502に達する深さに形成している点が、実施形態1とは異なり、他の部分については、実施形態1の赤外線固体撮像装置300と同様に構成される。
具体的には、本実施形態2では、実施形態1と同様の工程を経て(図5A,図5B)、N型低濃度不純物層405とP型低濃度不純物層406を形成した後、N型低濃度不純物層405及びP型低濃度不純物層406における埋込酸化膜との界面近傍に、同導電型の不純物を注入して不純物濃度を増加させて、N型ボトム高濃度不純物層501及びP型ボトム高濃度不純物層502を形成する。
そして、実施形態1と同様にして、N型低濃度不純物層405においてP型高濃度不純物層407を所定の深さに形成し、P型低濃度不純物層406においてN型高濃度不純物層408を所定の深さに形成する(図5C)。次に、全面に絶縁酸化膜411を形成した後、実施形態1と同様にして、コンタクトホール409をP型高濃度不純物層407及びN型高濃度不純物層408の直上に形成する(図5D)。
引き続き、DRYエッチング技術等を用いて、共通コンタクトホール410を、N型ボトム高濃度不純物層501及びP型ボトム高濃度不純物層502に達する深さに形成する(図5D)。
その後は、実施形態1と同様にして、実施形態2の赤外線固体撮像装置は製造される(図5E)。
以上のように構成された実施形態2の赤外線固体撮像装置では、共通コンタクトホール410をP型ボトム高濃度不純物層501、N型ボトム高濃度不純物層502に達する深さに形成しているので、比較的高い低濃度不純物層の拡散抵抗を補って小さくすることができる。従って、実施形態1により得られた効果に加えて、更に赤外線検知部の負荷抵抗を小さくできさらなる低雑音化が可能となる。また副次的な効果として、埋込酸化膜401との界面の拡散抵抗を小さくでき、その結果、実効的な接合面積が拡大し、電流密度が小さい高感度な赤外線検知部とできる。
以上より、本実施形態2によれば、熱による歪が小さく小型化が容易で検知部の雑音が小さく高感度で製造が容易な赤外線固体撮像装置を提供することが可能である。
実施形態3.
本発明に係る実施形態3の赤外線固体撮像装置は、PN接合ダイオード105aのN型高濃度不純物層408及びPN接合ダイオード105bのP型高濃度不純物層407とコンタクトを取るためのコンタクトホール409を、N型高濃度不純物層408及びP型高濃度不純物層407の所定の深さまで、彫り込んで形成している点が実施形態1とは異なり、それ以外の部分は実施形態1と同様に構成されている。図6A,図6Bは、実施形態3にかかる赤外線固体撮像装置の製造過程において、実施形態1とは異なる点を示している。尚、ここでいう所定の深さとは、コンタクトホール409を形成する際に、エッチング時のプロセス変動によりN型高濃度不純物層408及びP型高濃度不純物層407を突き抜けることのない、十分なマージンが確保されている深さである。
以上のように構成された実施形態3の赤外線固体撮像装置では、実施形態1の赤外線固体撮像装置において、凹形状の共通コンタクトホール410に加えさらにコンタクトホール409による凹形状が単結晶シリコン層402に形成されているので、単結晶シリコン層402の剛性をより高くすることができる。したがって、温度変化又は外力による単結晶シリコン層402の変形をより効果的に抑えることができ、より低雑音化が図れ、高感度でかつ製造が容易な赤外線固体撮像装置を提供することが可能となる。
また、単結晶シリコン層402を所定の深さに彫り込んだ凹形状のコンタクトホール409により、N型高濃度不純物層408及びP型高濃度不純物層407とメタル配線層412cとの接触面積を大きくすることができ、赤外線検知部の負荷抵抗を小さくでき、よりいっそう低雑音にできる。
実施形態4.
本発明に係る実施形態4の赤外線固体撮像装置は、凹部410が形成されていない点で実施形態1〜3の赤外線固体撮像装置とは異なっている。すなわち、この実施形態4では、図7に示すように、第1PN接合ダイオード105aと第2PN接合ダイオード105bを接続するメタル配線層412aが凹部410の無い平坦な表面においてN型低濃度不純物層405とP型低濃度不純物層406に跨って形成されている。
具体的には、本実施形態4の赤外線固体撮像装置では、実施形態1〜3と同様、PN接合ダイオード105aとPN接合ダイオード105bとが分離されずに、第1PN接合ダイオード105aのP型低濃度不純物層406と第2PN接合ダイオード105bのN型低濃度不純物層405が接している。
そして、メタル配線層412aがN型低濃度不純物層405とP型低濃度不純物層406に跨って形成されている。
ここで、赤外線検出素子全体としては、実施形態1〜3と同様に領域毎に分離されている。
以上の様に構成された実施形態4の赤外線検出素子では、PN接合ダイオード105aとPN接合ダイオード105bとを順方向バイアスで動作させたときに、逆バイアスとなる低濃度不純物領域間(N型低濃度不純物層405とP型低濃度不純物層406の間)がメタル配線層412aにより接続されていることになる。
以上のような構成により、隣接するPN接合ダイオード105a,105b間に共通コンタクトを設けることが可能になり、PN接合ダイオード105a,105b間を接続するための配線の引き回しが不要となる。従って、赤外線検知素子のコンタクト接触抵抗、及びダイオード間を結合する配線抵抗を小さくできる。これにより、赤外線検知素子の負荷抵抗を小さくでき、低雑音にできる。
以下、2つの第1PN接合ダイオード105aと第2PN接合ダイオード105bとを分離することなく隣接するように製造する方法について以下に詳しく述べる。
まず、PN接合ダイオード105を製造するために、単結晶シリコン層の上方からN型またはP型の不純物原子を選択的にイオン注入装置等により所定の深さまで注入して、N型低濃度不純物層405とP型低濃度不純物層406を形成する。所定の深さとは、SOI層402全体の不純物濃度分布が均一となる深さを意味している。
更に、写真製版回数を少なくするために、検知部領域に、単結晶シリコン層の上方から全面にN型或いは、P型の不純物原子をイオン注入装置等により所定の深さまで注入する。引き続き、写真製版技術を用いて選択的に、P型不純物原子を全面注入した場合は、N型を、N型不純物原子を全面注入した場合は、P型をそれぞれ所定の深さまでイオン注入装置等により注入する。
ここで、本実施形態4では、第1PN接合ダイオード105aと第2PN接合ダイオード105bの領域が互いに接するようにN型低濃度不純物層405とP型低濃度不純物層406とが隣接するように形成する。すなわち、LOCOS分離などの分離領域を設けることなく、N型低濃度不純物層405とP型低濃度不純物層406とを隣接して接触させる。そして、N型低濃度不純物層405とP型低濃度不純物層406が逆バイアス接続となる箇所をメタル配線層412aにて電気的に結合する。
以上、PN接合ダイオード105を製造する工程について述べたが、それ以外の製造工程は、実施の形態1、2或いは3と同様である。尚、図7は、実施形態4に掛かる赤外線固体撮像装置のPN接合ダイオード部にのみ着目して図示したものであり、図を解り易くするために、保護膜を省きPN接合ダイオード部及びメタル配線層に限定して示している。
以上のように構成された実施の形態4の赤外線固体撮像装置では、第1PN接合ダイオード105aと第2PN接合ダイオード105bとを電気的に分離する分離領域が不要であり、従来よりも単位面積当たりのダイオードの集積度が向上する。従って、従来に比べて小型化が容易となる。更に、第1PN接合ダイオード105aと第2PN接合ダイオード105bとが隣接して接触した構造であるが故に、分離領域403との総接触面積を小さくする事が可能である。
よって、従来雑音源とされている分離エッジの影響が小さくなり、従来よりも、より低雑音化が図れる。以上の効果によって、従来よりも、更に高感度で、低雑音で且つ製造が容易な赤外線固体撮像装置を提供することが可能となる。また、従来に比べ写真製版処理時のマスク枚数を少なくする事が容易となり、従来よりも一層の製造コスト低減化が図れることは言うまでもない。
更には、隣接する第1及び第2PN接合ダイオード105a,105b間の共通のコンタクトを設けるのに必要な一部分のみにメタル配線層を配している。これにより、第1PN接合ダイオード105aと第2PN接合ダイオード105bの間を接続するための配線の引き回しが不要となる。従って、金属とシリコンの熱膨張係数の差に起因する機械的な歪を小さくでき、また、ダイオード間を結合する配線抵抗を小さくできる。これにより、赤外線検知素子の負荷抵抗を小さくでき、より低雑音にできる。
100 赤外線検出素子、101 赤外線吸収傘、102 支持体、103 赤外線検知部、105、105a、105b PN接合ダイオード、106 中空部、300 支持基板、301 検出器アレイ、302 信号処理回路、303 赤外線固体撮像装置、401 埋め込み酸化膜、402 単結晶シリコン層、403a 素子間分離領域、403b 素子内分離領域、404 検知部領域、405 N型低濃度不純物層、406 P型低濃度不純物層、407 P型高濃度不純物層、408 N型高濃度不純物層、409 コンタクトホール、410 共通コンタクトホール、411 絶縁膜、412、412a、412b、412c メタル配線層、413 絶縁膜、414 エッチング孔、501 N型ボトム高濃度不純物層、502 P型ボトム高濃度不純物層。

Claims (5)

  1. 支持基板から分離して設けられたシリコン層に形成された第1PN接合ダイオードと第2PN接合ダイオードとを含む赤外線検出素子であって、
    該シリコン層は隣接するP型第1領域とN型第2領域とを有し、
    前記第1PN接合ダイオードは、前記P型第1領域と、該P型第1領域において前記N型第2領域から離れた位置に形成されたN型第1領域とによって構成され、
    前記第2PN接合ダイオードは、前記N型第2領域と、該N型第2領域において前記P型第1領域から離れた位置に形成されたP型第2領域とによって構成され、
    前記第1PN接合ダイオードと前記第2PN接合ダイオードは、前記P型第1領域と前記N型第2領域に跨って前記シリコン層に形成された凹部の表面に設けられた金属膜によって接続されていることを特徴とする赤外線検出素子。
  2. 前記シリコン層において、前記P型第1領域の下に該P型第1領域より高い不純物濃度のP型第1高濃度層が形成されかつ、前記N型第2領域の下に該N型第2領域より高い不純物濃度のN型第2高濃度層が形成されており、前記凹部の底面において前記P型第1高濃度層と前記N型第2高濃度層と前記金属膜とが接続されていることを特徴とする請求項1に記載の赤外線検出素子。
  3. 前記N型第1領域は、前記P型第1領域より不純物濃度が高く、前記P型第2領域は、前記N型第2領域より不純物濃度が高いことを特徴とする請求項1又は2に記載の赤外線検出素子。
  4. 前記N型第1領域及び前記P型第2領域はそれぞれ前記凹部とは別の第2凹部を有し、該第2凹部の表面にそれぞれ第2金属膜が形成されている請求項1〜3のうちのいずれか1つに記載の赤外線検出素子。
  5. 請求項1〜4のうちのいずれか1つに記載の赤外線検出素子を複数配列した赤外線検出部を有することを特徴とする赤外線固体撮像装置。
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