JP5263164B2 - ガラス成形体の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、各種の光学素子等として用いることのできるガラス成形体の製造方法に関する。
デジタルカメラ用レンズ、DVD等の光ピックアップレンズ、携帯電話用カメラレンズ、光通信用のカップリングレンズ、半導体レーザから出力される楕円形状の出力ビームを円形に整形するためのビーム整形素子等の光学素子として、ガラス素材を成形金型で加圧成形して製造したガラス成形体が多く用いられている。
このようなガラス成形体の製造方法として、予め所定温度に加熱した成形金型の上に溶融ガラス滴を滴下して、滴下した溶融ガラス滴が未だ変形可能な温度にある間に成形金型にて加圧成形する方法(以下、「液滴成形法」ともいう。)が知られている(例えば、特許文献1参照)。この方法は溶融ガラス滴から直接ガラス成形体を製造することができるので、1回の成形に要する時間が非常に短く、高い生産効率が期待できる方法である。
また、近年は、光学デバイスの高精度化や低コスト化の要求が高まり、ガラス成形体を光学系に組み込む際の位置決め基準面や、ガラス成形体に後加工(切断加工等)を行うための位置決め基準面として用いることのできる側面成形面を有するガラス成形体が求められるようになってきた。
側面成形面を有するガラス成形体を液滴成形法で製造する方法として、側面成形面を形成するための部材(側面型)の温度をガラスのガラス転移点温度(℃)から100℃を差し引いた温度より高くして、成形の際の割れ、欠け等を防止する方法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平1−308840号公報 特開2004−339039号公報
特許文献2に記載された方法によれば、側面型との接触部からの放熱による溶融ガラス滴の温度低下を抑制できるため、加圧成形時に発生する側面成形面のワレや欠け等を防止することができる。
しかしながら、側面型との接触面からの放熱による影響は、側面成形面の上下方向の幅等によって異なる。そのため、特許文献2に記載された方法の場合、製造するガラス成形体の形状や寸法によっては、成形金型による加圧を解除した後にガラス成形体の側面成形面と側面型とが密着したまま強固に張り付き、ガラス成形体の回収が困難となる場合があった。このような場合、製造装置の運転をその都度停止せざるを得ないために、生産効率が悪化してしまうという問題があった。
特に、ビーム整形素子のように、側面成形面の上下方向の幅が大きいガラス成形体の場合はこのような問題が顕著であり、解決が望まれていた。
本発明は上記のような技術的課題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、側面成形面の上下方向の幅が大きいガラス成形体を製造する場合において、ガラス成形体のワレや欠けを防止すると共に、側面成形面と側面型との張り付きを効果的に防止して効率良く製造することができるガラス成形体の製造方法を提供することである。
上記の課題を解決するために、本発明は以下の特徴を有するものである。
1. 上成形面、下成形面及び側面成形面を有するガラス成形体の、上成形面を形成するための上型と、下成形面を形成するための下型と、側面成形面を形成するための側面型とを有する成形金型を用いて溶融ガラス滴を加圧成形するガラス成形体の製造方法において、
前記下型、前記上型及び前記側面型をそれぞれ所定温度に加熱する加熱工程と、
前記側面型と前記下型とで構成される受け部に前記溶融ガラス滴を滴下する滴下工程と、
滴下した前記溶融ガラス滴を前記成形金型で加圧する加圧工程と、を有し、
前記側面成形面の上下方向の幅hは、前記側面成形面の上下方向中心部における前記ガラス成形体の水平断面の面積と同じ面積を有する円の直径をDとしたとき、
0.6D≦h≦1.5Dの範囲であり、
前記溶融ガラス滴が前記受け部に滴下する直前における前記側面型の温度Tsは、前記溶融ガラス滴のガラス転移点温度をTg(℃)としたとき、
Tg−250℃≦Ts≦Tg−105℃であることを特徴とするガラス成形体の製造方法。
2. 前記側面型は前記下型からの熱伝導によって昇温するものであって、
前記加熱工程は、前記側面型が前記下型に対して相対移動し、前記下型との接触面積を変更することにより、前記側面型の温度を調整することを特徴とする前記1に記載のガラス成形体の製造方法。
3. 複数のガラス成形体を繰り返し製造する間、前記下型は、Tg−100℃からTg+100℃の間の一定の目標設定温度に保たれることを特徴とする前記2に記載のガラス成形体の製造方法。
4. 前記加熱工程は、前記側面型を前記下型に接触させて、前記下型からの熱伝導によって前記側面型を前記温度Tsよりも高い所定温度Ts1まで加熱する第1工程と、
前記側面型と前記下型とが接触しない状態、又は、前記第1工程よりも接触面積の少ない状態で所定時間待機して、前記側面型を前記温度Tsまで冷却する第2工程と、を有することを特徴とする前記2又は3に記載のガラス成形体の製造方法。
5. 前記ガラス成形体は、半導体レーザから出力される楕円形状の出力ビームを円形に整形するためのビーム整形素子であることを特徴とする前記1乃至4の何れか1項に記載のガラス成形体の製造方法。
6. 前記上成形面及び前記下成形面の少なくとも一方は、シリンドリカル面又はトロイダル面からなる光学面を有することを特徴とする前記5に記載のガラス成形体の製造方法。
本発明によれば、溶融ガラス滴を滴下させる直前における側面型を、ガラス成形体の形状に応じた適切な温度範囲に設定しているため、ガラス成形体のワレや欠けを防止すると共に、側面成形面と側面型との張り付きを効果的に防止することができる。そのため、側面成形面の上下方向の幅が大きいガラス成形体を効率良く製造することができる。
本発明の第1の実施形態を示すフローチャートである。 第1の実施形態で使用する成形金型10等の、滴下工程における状態を示す模式図である。 第1の実施形態で使用する成形金型10等の、加圧工程における状態を示す模式図である。 本発明の第2の実施形態を示すフローチャートである。 第2の実施形態で使用する成形金型10b等を示す模式図である。 本発明の製造方法により製造されるガラス成形体の1例を示した図である。 本発明の製造方法により製造されるガラス成形体の別の例を示した図である。
符号の説明
10、10b 成形金型
11 上型
12 下型
13、13b 側面型
14 受け部
20a、20b ガラス成形体
21 上成形面
22 下成形面
23 側面成形面
25 水平断面
26 円
27 溶融ガラス滴
以下、本発明の実施の形態について図1〜図7を参照しながら詳細に説明する。
(ガラス成形体)
先ず、本発明が対象とするガラス成形体について、図6、図7を参照しながら詳細に説明する。図6は、本発明の製造方法により製造されるガラス成形体の1例を示した図である。図6(a)は正面から見た図であり、図6(b)は図6(a)に示したA−Aの位置における断面図である。
図6に示すガラス成形体20aは、円形の外形を有し、中心軸24に対して対称な両凸形状の成形体であり、上成形面21、下成形面22及び側面成形面23を有している。また、A−Aの位置は、側面成形面23の上下方向中心部を示している。
上述のように、製造過程における側面型との接触面からの放熱による影響は、側面成形面23の上下方向の幅等によって異なる。本発明者は、鋭意検討の結果、側面成形面23の上下方向の幅(h)と、側面成形面23の上下方向中心部におけるガラス成形体20aの水平断面の円の直径(D)との比率が、製造過程における側面型との接触面からの放熱による影響を決定づけていることを見いだした。
本発明者は更に検討を進め、0.6D≦h≦1.5Dを満たすガラス成形体について、側面成形面のワレや欠け等を防止すると共に、側面成形面と側面型との張り付きを効果的に防止することができる製造方法を突き止めた。
ガラス成形体20aは、上成形面21と下成形面22がともに凸の球面を有しているが、本発明が対象とするガラス成形体はそれに限られるものではない。例えば、上成形面、下成形面の何れか一方、あるいは両方が凹の球面や非球面、平面等であってもよい。
図7は、本発明の製造方法により製造されるガラス成形体の別の例を示した図である。図7(a)は斜視図であり、図7(b)は図7(a)に示したB−Bの位置における断面図である。
図7に示すガラス成形体20bは、半導体レーザから出力される楕円形状の出力ビームを円形に整形するためのビーム整形素子として用いられる成形体であり、上成形面21と下成形面22とを有している。上成形面21は、溶融ガラス滴を加圧成形する際に上型によって形成された面であり、光学面21cと、その外側の平面部21pとを有している。また、下成形面22は、下型によって形成された面であり、光学面22cと、その外側の平面部22pとを有している。
また、ガラス成形体20bは、4つの側面成形面23を有している。ガラス成形体20bの有する側面成形面23は、側面型によって形成された面であることから、多数のガラス成形体20bを製造する場合においても光学面からの距離のばらつきを非常に小さくすることができる。そのため、いずれかの側面成形面23を、ガラス成形体20bを光学系に組み込む際の位置決め基準面として用いることで、高精度な組み込みが可能となる。側面成形面23は、切断加工等の後加工を行うための位置決め基準面として用いることもできる。
ガラス成形体20bは、図6に示したガラス成形体20aと異なり、側面成形面23の上下方向中心部における水平断面が円ではなく、正方形となっている。本発明において、ガラス成形体の側面成形面の上下方向中心部における水平断面の形状に制限はなく、円、正方形、長方形、平行四辺形、六角形等であってもよい。このように水平断面が非円形の場合には、側面成形面23の上下方向の幅をh、側面成形面23の上下方向中心部におけるガラス成形体20bの水平断面25の面積と同じ面積を有する円26の直径をDとして、0.6D≦h≦1.5Dが成立すれば、本発明の効果を得ることができる。
ガラス成形体20bの光学面21cはシリンドリカル面であり、光軸(図7(a)のz方向)に垂直な面内における所定方向(y方向)には曲率を有さず、それに垂直な方向(x方向)のみに曲率を有している。光学面22cも同様のシリンドリカル面である。
ガラス成形体20bは、対向する2つの光学面21c、22cがいずれもシリンドリカル面であるが、これに限られるものではない。例えば、一方の光学面がシリンドリカル面で他方の光学面が平面又は球面のビーム整形素子や、一方の光学面がシリンドリカル面で他方の光学面がトロイダル面であるビーム整形素子等にも適用することができる。
このように、上成形面及び下成形面の少なくとも一方に、シリンドリカル面又はトロイダル面からなる光学面を有するビーム整形素子として用いるガラス成形体は、上式(0.6D≦h≦1.5D)を満足する場合が多い。そのため、このようなビーム整形素子として用いるガラス成形体の製造には、本発明の製造方法を特に好ましく用いることができる。
ここで、シリンドリカル面(円筒面)とは、光軸に垂直な面内における所定方向(以下、母線方向という。)には曲率を有さず、それに垂直な方向(以下、子線方向という。)のみに曲率を有する面をいう。母線方向に垂直な断面形状が円弧状の場合はもちろん、非円弧成分を有するものであってもよい。また、トロイダル面とは、シリンドリカル面を母線方向に湾曲させた面であり、母線方向と子線方向とで異なる曲率を有する面をいう。
(ガラス成形体の製造方法)
次に、本発明のガラス成形体の製造方法について、図1〜図5を参照しながら詳細に説明する。本発明のガラス成形体の製造方法は、下型、上型及び側面型をそれぞれ所定温度に加熱する加熱工程と、溶融ガラス滴を滴下する滴下工程と、溶融ガラス滴を成形金型で加圧する加圧工程とを有する。溶融ガラス滴からガラス成形体を直接製造する液滴成形法を用いた方法であり、非常に効率よくガラス成形体を製造することが可能である。
(実施形態1)
図1は、本発明のガラス成形体の製造方法の1例を示すフローチャートである。また、図2及び図3は、本実施形態で使用する成形金型等を示す図であり、図2は溶融ガラス滴を滴下する滴下工程における状態を、図3は溶融ガラス滴を加圧する加圧工程における状態を示している。以下、図7に示したガラス成形体20bを製造する場合を例に挙げて説明する。
図2及び図3に示す成形金型10は、ガラス成形体20bの上成形面21を形成するための上型11と、ガラス成形体20bの下成形面22を形成するための下型12と、ガラス成形体20bの側面成形面23を形成するための側面型13とを備えている。
下型12は、図示しない駆動手段により、滴下した溶融ガラス滴27を受けるための位置(滴下位置P1)と、上型11と対向して溶融ガラス滴27を加圧するための位置(加圧位置P2)との間で移動可能に構成されている。また上型11は、図示しない駆動手段により、下型12との間で溶融ガラス滴を加圧する方向(図の上下方向)に移動可能に構成されている。
上型11、下型12及び側面型13の材料は、耐熱合金(ステンレス等)、炭化タングステンを主成分とする超硬材料、各種セラミックス(炭化珪素、窒化珪素、窒化アルミニウム等)、カーボンを含む複合材料など、ガラス成形体を加圧成形するための成形金型として公知の材料の中から適宜選択して用いることができる。また、これらの材料の表面に各種金属やセラミックス、カーボンなどの保護膜を形成したものを用いることもできる。
上型11、下型12、及び側面型13を全て同一の材料で構成してもよいし、それぞれ別の材料で構成してもよい。
また、上型11、下型12及び側面型13は、加熱装置31、32、33によって、それぞれ独立して温度制御することができる構成となっている。加熱装置31、32、33の種類に制限はなく、公知の加熱手段を適宜選択して用いることができる。例えば、被加熱部材の内部に埋め込んで使用するカートリッジヒーターや、被加熱部材の外側に接触させて使用するシート状のヒーター、赤外線加熱装置、高周波誘導加熱装置等を用いることができる。
以下、図1に示すフローチャートに従い、順を追って各工程について説明する。
先ず、上型11、下型12及び側面型13をそれぞれ所定温度に加熱する(加熱工程:S11)。本発明の製造方法においては、後述の滴下工程において溶融ガラス滴27が滴下する直前における側面型13の温度Tsが、Tg−250℃≦Ts≦Tg−105℃の範囲となるように側面型13の加熱を行う。ここで、Tgとは溶融ガラス滴27のガラス転移点温度(℃)をいう。
0.6D≦h≦1.5Dを満たすガラス成形体を製造する場合、側面型13の温度TsをTg−105℃以下とすることにより、側面型13とガラス成形体の側面成形面23との張り付きを効果的に防止することができる。そのため、ガラス成形体の回収を容易に行うことができ、製造装置の連続運転が可能となるために高い生産効率を確保することができる。
しかし、側面型13の温度TsがTg−250℃よりも低い場合には、溶融ガラス滴27の周辺部の冷却が早く進みすぎることから、ガラス成形体の側面成形面23や上成形面21、あるいはその境界部等にワレや欠けといった欠陥が発生しやすくなってしまう。
従って、本発明が対象とする0.6D≦h≦1.5Dを満たすガラス成形体を製造する場合には、後述の滴下工程において溶融ガラス滴27が滴下する直前における側面型13の温度Tsが、Tg−250℃≦Ts≦Tg−105℃の範囲となるように側面型13の加熱を行うことにより、側面成形面23のワレや欠け等を防止すると共に、側面成形面23と側面型13との張り付きを効果的に防止することができるのである。
上型11及び下型12の加熱温度は、ガラス成形体20bに上成形面21及び下成形面22を良好に形成できる範囲の温度を選択すればよい。一般的には、上型11や下型12の温度が低すぎると成形面を良好に形成することが困難になってくる。逆に、必要以上に温度を高くしすぎることは、ガラスと成形金型10との融着を防止する観点や、成形金型10の寿命の観点から好ましくない。通常は、ガラスのTg−100℃からTg+100℃程度の温度に設定するが、実際には、ガラスの種類、ガラス成形体の形状や大きさ、成形金型の材料、保護膜の種類、加熱するためのヒーターや温度センサーの位置等種々の条件によって適正な温度が異なるため、実験的に適正な温度を求めておくことが好ましい。上型11と下型12の加熱温度は同じ温度であってもよいし、異なる温度であってもよい。
本発明においては、所定温度に加熱された成形金型10に溶融ガラス滴27を滴下して加圧成形することから、成形金型10の加熱温度を一定に保ったまま一連の工程を行うことができる。更に、成形金型10の加熱温度を一定に保ったまま、複数のガラス成形体20bを繰り返し製造することもできる。1つのガラス成形体20bを製造する毎に成形金型10の昇温と冷却を繰り返す必要がないことから、極めて短時間で効率よく光学素子を製造することができる。
ここで、成形金型10の加熱温度を一定に保つというのは、成形金型10を加熱するための温度制御における目標設定温度を一定に保つという意味である。従って、各工程実施中における溶融ガラス滴27との接触等による成形金型10の温度変動を防止しようとするものではなく、かかる温度変動については許容される。
次に、下型12を滴下位置P1に移動し(S12)、側面型13と下型12とで構成される受け部14に溶融ガラス滴27を滴下させる(滴下工程:S13)(図2参照)。溶融槽34は図示しないヒーターによって加熱され、内部に溶融状態のガラス35が貯留されている。溶融槽34の下部にはノズル36が設けられており、溶融状態のガラス35が自重によってノズル36の内部に設けられた流路を通過し、表面張力によって先端部に溜まる。ノズル36の先端部に一定質量の溶融ガラスが溜まると、ノズル36の先端部から自然に分離して、一定質量の溶融ガラス滴27が下方に滴下する。
滴下する溶融ガラス滴27の質量はノズル36の先端部の外径によって調整可能であり、ガラスの種類等によるが、0.1gから2g程度の溶融ガラス滴を滴下させることができる。また、ノズル36の内径、長さ、加熱温度などによってガラス滴の滴下間隔を調整することができる。従って、これらの条件を適切に設定することで、所定の質量の溶融ガラス滴を所定の間隔で滴下させることが可能である。
更に、溶融ガラス滴27をノズル36から受け部14に直接滴下させるのではなく、ノズル36から滴下させた溶融ガラス滴27を貫通細孔を設けた部材に衝突させ、衝突した溶融ガラス滴27の一部を微小滴として貫通細孔を通過させて受け部14に滴下させてもよい。それにより、例えば1mm〜100mmといった微小なガラス成形体の製造が可能となる。また、貫通細孔の直径を変更することによって、ノズル36を交換することなく溶融ガラス滴の体積を調整することができ、多種のガラス成形体を効率よく製造することができるため好ましい。この方法は、特開2002−154834号公報に詳細に記載されている。
使用できるガラスの種類に特に制限はなく、公知のガラスを用途に応じて選択して用いることができる。例えば、ホウケイ酸塩ガラス、ケイ酸塩ガラス、リン酸ガラス、ランタン系ガラス等の光学ガラスが挙げられる。
次に、下型12を加圧位置P2に移動し(S14)、上型11を下方に移動して、成形金型10で溶融ガラス滴27を加圧する(加圧工程:S15)(図3参照)。
溶融ガラス滴27は、加圧されている間に成形金型10との接触面からの放熱によって冷却、固化してガラス成形体20bとなる。加圧を解除してもガラス成形体20bに形成された転写面の形状が崩れない温度にまで冷却された後、加圧を解除する。ガラスの種類や、ガラス成形体の大きさや形状、必要な精度等によるが、通常はガラスのTg近傍の温度まで冷却されていればよい。
溶融ガラス滴27を加圧するために負荷する荷重は、常に一定であってもよいし、時間的に変化させてもよい。転写精度を高めるためには、溶融ガラス滴27が、上述の加圧を解除できる温度に冷却されるまでの間は、溶融ガラス滴27と、上型11及び下型12とが密着した状態を保つことができるよう所定値以上の荷重を負荷していることが好ましい。負荷する荷重の大きさは、製造するガラス成形体のサイズ等に応じて適宜設定すればよい。また、加圧のための駆動手段に特に制限はなく、エアシリンダ、油圧シリンダ、サーボモータを用いた電動シリンダ等の公知の駆動手段を適宜選択して用いることができる。
最後に、上型11を上方に移動して退避させ、固化したガラス成形体20bを回収し(S16)、ガラス成形体の製造が完成する。本実施形態においては、側面型13の加熱温度を所定の範囲としているため、側面型13と側面成形面23とが強固に張り付くことはなく、ガラス成形体20bの回収をスムーズに行うことができる。その後、引き続いてガラス成形体の製造を行う場合は、下型12を再度滴下位置P1に移動し(S12)、以降の工程を繰り返せばよい。
なお、本発明のガラス成形体の製造方法は、ここで説明した以外の別の工程を含んでいてもよい。例えば、ガラス成形体20bを回収する前にガラス成形体20bの形状を検査する工程や、ガラス成形体20bを回収した後に下型12や上型11をクリーニングする工程等を設けてもよい。
(実施形態2)
次に、本発明の第2の実施形態について図4及び図5を参照しながら説明する。図4は、本発明の第2の実施形態を示すフローチャートである。また、図5は本実施形態で使用する成形金型10b等を示す模式図であり、(a)は第1工程(S111)、(b)は第2工程(S112)、(c)は滴下工程(S13)、(d)は加圧工程(S15)における状態をそれぞれ示している。
本実施形態で使用する成形金型10bは、ガラス成形体20bの上成形面21を形成するための上型11と、ガラス成形体20bの下成形面22を形成するための下型12と、ガラス成形体20bの側面成形面23を形成するための側面型13bとを備えている。
上型11及び下型12は、加熱装置31、32によって、それぞれ独立して温度制御することができる構成となっているが、側面型13bは独立した加熱装置を有していない。また、側面型13bは図示しない駆動手段によって上下移動が可能であり、側面型13bの底面13sが下型12の当たり面12sに接触する位置(図5(a)参照)と、底面13sと当たり面12sとが離間して側面型13bと下型12とで受け部14を構成する位置(図5(b)参照)との間を移動することができる。その他の構成、材質等については図2及び図3に示した成形金型10と同様である。
本実施形態においては、加熱工程(S11)は、第1工程(S111)と第2工程(S112)の2つの工程を有している。第1工程(S111)は、側面型13bを下型12に接触させて、下型12からの熱伝導によって側面型13bを温度Tsよりも高い所定温度Ts1まで加熱する工程である(図5(a)参照)。また、第2工程(S112)は、側面型13bと下型12とが接触しない状態、又は、第1工程(S111)よりも接触面積の少ない状態で所定時間待機して、側面型13bを温度Tsまで冷却する工程である(図5(b)参照)。
側面型13bは独立した加熱装置を有していないが、側面型13bの底面13sと下型12の当たり面12sとを接触させることによって、下型12からの熱伝導によって加熱することができる。この第1工程(S111)での加熱温度は、後の滴下工程で溶融ガラス滴27が受け部14に滴下する直前における側面型13bの温度Tsよりも高い温度Ts1としておく。
その後、側面型13bを上方に移動させ、側面型13bの底面13sと下型12の当たり面12sとが離間して側面型13bと下型12とで受け部14を構成する位置で所定時間待機する。この位置では、第1工程における位置と比べて側面型13bと下型12との接触面積が小さい(あるいは接触していない)ために下型12からの熱伝導が小さく、側面型13bの温度はTs1から次第に下がっていく。
この間に下型12を滴下位置P1に移動しておき(S12)、側面型13bの温度が所定温度Tsになるタイミングで溶融ガラス滴27を受け部14に滴下させる(滴下工程:S13)(図5(c)参照)。
このように、側面型13bと下型12とを接触させて下型12からの熱伝導によって加熱した後に側面型13bを上方に移動し、所定時間冷却することによって、側面型13bを所定の温度Tsに加熱することができる。この方法によれば、側面型13bを加熱するための独立した加熱装置が不要となるため、成形金型10bの構成を簡易なものにすることができる。特に、製造するガラス成形体20bのサイズが小さい場合には、側面型13bのサイズも微小なものとなり、従来の方法では精密で複雑な加熱装置が必要となる場合があった。そのため、製造するガラス成形体20bのサイズが小さい場合には、このような方法が特に有効である。
溶融ガラス滴27が受け部14に滴下する直前における側面型13bの温度を、所定の温度Tsに調整するための方法として、例えば、下記(1)〜(3)の方法が挙げられる。
(1)下型12の温度を変化させて、第1工程における側面型13bの加熱温度Ts1を調整する方法。
(2)第2工程における待機時間を変化させて、温度Ts1からの低下温度を調整する方法。
(3)側面型13bの材質や体積によって熱容量を変化させて、第2工程における待機時間中の単位時間あたりの低下温度を調整する方法。
滴下工程(S13)の後、下型12を加圧位置P2に移動し(S14)、上型11を下方に移動して、成形金型10で溶融ガラス滴27を加圧する(加圧工程:S15)(図5(d)参照)。最後に、上型11を上方に移動して退避させ、固化したガラス成形体20bを回収し(S16)、ガラス成形体の製造が完成する。
なお、滴下工程S13、加圧工程S15等の詳細については、上述の実施形態1の場合と同様である。
(実施例1〜3)
図1に示した実施形態1におけるフローチャートに従って、図7に示したガラス成形体20bを製造した。成形金型は、図2及び図3に示した成形金型10を用いた。成形金型10の上型11、下型12、及び側面型13の材料には、いずれも炭化タングステンを主成分とする超硬材料を用いた。
ガラス成形体20bの光学面21cは、母線に垂直な断面が半径3mmの円弧からなるシリンドリカル面であり、光学面22cは、母線に垂直な断面が半径2mmの円弧からなるシリンドリカル面である。側面成形面23の上下方向中心部における水平断面25は、一辺が4mmの正方形であり、同じ面積を有する円26の直径Dは約4.5mmである。また、側面成形面の上下方向の幅hは2.7mmとした。従って、h=0.6Dとなる。
加熱工程(S11)における加熱温度は、上型11が450℃、下型12が470℃とした。側面型13の加熱温度Tsは、230℃(実施例1)、300℃(実施例2)、375℃(実施例3)の3種類の条件でガラス成形体20bの製造を行った。
溶融ガラス滴27は、図2のようにノズル36から受け部14に直接滴下する方法とした。ガラス材料はTgが480℃のリン酸系ガラスを用いた。従って、側面型13の加熱温度Tsは、それぞれ、Tg−250℃(実施例1)、Tg−180℃(実施例2)、Tg−105℃(実施例3)となる。ノズル36の加熱温度は1000℃とした。
受け部14に滴下した溶融ガラス滴を成形金型10で加圧成形してガラス成形体20bを得た。加圧工程(S15)における荷重は200N、加圧時間は10秒とした。
加圧工程の終了後、上型11を上方に退避させ、真空吸着によりガラス成形体20bの回収を行った(S16)。その後、S12からS16までの工程を繰り返すことにより、各条件ごとに100個のガラス成形体20bを製造した。
実施例1〜3の何れの条件においても、加圧工程の後にガラス成形体20bの側面成形面23と側面型13とが強固に張り付くことはなく、ガラス成形体20bの回収をスムーズに行うことができた。また、得られたガラス成形体20bを光学顕微鏡で観察し、100個のガラス成形体20bのうち、0.1mm以上のワレ、欠けが発生したガラス成形体20bの個数を調べた。その結果、何れの条件においても0.1mm以上のワレ、欠け等の欠陥は見られず、本発明の方法によってガラス成形体20bのワレや欠けを良好に防止できることが確認できた。製造条件と結果を、表1にまとめて示す。
(比較例1、2)
側面型13の加熱温度Tsを、210℃(比較例1)、400℃(比較例2)とした以外は実施例1と同じ条件でそれぞれ100個のガラス成形体20bを作製した。このとき、側面型13の加熱温度Tsは、それぞれ、Tg−270℃(比較例1)、Tg−80℃(比較例2)となる。
比較例1の条件では、ガラス成形体20bの回収はスムーズに行うことができたが、比較例2の条件では、側面成形面23と側面型13とが強固に張り付いてガラス成形体20bの回収に失敗するトラブルが100回の成形中7回発生し、その都度製造装置を停止せざるを得なかった。また、比較例1の条件で得られた100個のガラス成形体20bのうち、22個に0.1mm以上のワレ、欠けが確認された。これらの製造条件と結果を、表1に併せて示す。
(実施例4〜6)
ガラス成形体20bの側面成形面の上下方向の幅hを6.8mmとして、実施例1〜3と同様の条件でガラス成形体20bを作製した。側面成形面23の上下方向中心部における水平断面25は、一辺が4mmの正方形であり、同じ面積を有する円26の直径Dは約4.5mmであるため、h=1.5Dとなる。側面型13の加熱温度Tsについても実施例1〜3と同じ条件とした。
製造条件と結果を、表1に併せて示す。実施例4〜6の何れの条件においても、加圧工程の後にガラス成形体20bの側面成形面23と側面型13とが強固に張り付くことはなく、ガラス成形体20bの回収をスムーズに行うことができた。また、得られたガラス成形体20bを光学顕微鏡で観察した結果、何れの条件においても0.1mm以上のワレ、欠け等の欠陥は見られなかった。
(比較例3、4)
側面型13の加熱温度Tsを、210℃(比較例3)、400℃(比較例4)とした以外は実施例4と同じ条件でそれぞれ100個のガラス成形体20bを作製した。このとき、側面型13の加熱温度Tsは、それぞれ、Tg−270℃(比較例3)、Tg−80℃(比較例4)となる。
製造条件と結果を、表1に併せて示す。比較例3の条件では、ガラス成形体20bの回収はスムーズに行うことができたが、比較例4の条件では、側面成形面23と側面型13とが強固に張り付いてガラス成形体20bの回収に失敗するトラブルが100回の成形中16回発生し、その都度製造装置を停止せざるを得なかった。また、比較例3の条件で得られた100個のガラス成形体20bのうち、14個に0.1mm以上のワレ、欠けが確認された。

Claims (6)

  1. 上成形面、下成形面及び側面成形面を有するガラス成形体の、上成形面を形成するための上型と、下成形面を形成するための下型と、側面成形面を形成するための側面型とを有する成形金型を用いて溶融ガラス滴を加圧成形するガラス成形体の製造方法において、
    前記下型、前記上型及び前記側面型をそれぞれ所定温度に加熱する加熱工程と、
    前記側面型と前記下型とで構成される受け部に前記溶融ガラス滴を滴下する滴下工程と、
    滴下した前記溶融ガラス滴を前記成形金型で加圧する加圧工程と、を有し、
    前記側面成形面の上下方向の幅hは、前記側面成形面の上下方向中心部における前記ガラス成形体の水平断面の面積と同じ面積を有する円の直径をDとしたとき、
    0.6D≦h≦1.5Dの範囲であり、
    前記溶融ガラス滴が前記受け部に滴下する直前における前記側面型の温度Tsは、前記溶融ガラス滴のガラス転移点温度をTg(℃)としたとき、
    Tg−250℃≦Ts≦Tg−105℃であることを特徴とするガラス成形体の製造方法。
  2. 前記側面型は前記下型からの熱伝導によって昇温するものであって、
    前記加熱工程は、前記側面型が前記下型に対して相対移動し、前記下型との接触面積を変更することにより、前記側面型の温度を調整することを特徴とする請求の範囲第1項に記載のガラス成形体の製造方法。
  3. 複数のガラス成形体を繰り返し製造する間、前記下型は、Tg−100℃からTg+100℃の間の一定の目標設定温度に保たれることを特徴とする請求の範囲第2項に記載のガラス成形体の製造方法。
  4. 前記加熱工程は、前記側面型を前記下型に接触させて、前記下型からの熱伝導によって前記側面型を前記温度Tsよりも高い所定温度Ts1まで加熱する第1工程と、
    前記側面型と前記下型とが接触しない状態、又は、前記第1工程よりも接触面積の少ない状態で所定時間待機して、前記側面型を前記温度Tsまで冷却する第2工程と、を有することを特徴とする請求の範囲第2項又は第3項に記載のガラス成形体の製造方法。
  5. 前記ガラス成形体は、半導体レーザから出力される楕円形状の出力ビームを円形に整形するためのビーム整形素子であることを特徴とする請求の範囲第1項乃至第4項の何れか1項に記載のガラス成形体の製造方法。
  6. 前記上成形面及び前記下成形面の少なくとも一方は、シリンドリカル面又はトロイダル面からなる光学面を有することを特徴とする請求の範囲第5項に記載のガラス成形体の製造方法。
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